出発4時間前。
勤務後。あまりに髪が伸び放題だったので、自転車を漕ぎながら美容院へ電話(2ヶ月も放置してた)。
「夜行で青森に行くんです!」と言いながら切ってもらう。
21:45上野。
けっこう混みこみの「あけぼの レディースゴロンとシート」
寝台車でありながら、布団・枕・寝巻きがついていない指定席。寝台料金なしで寝台に寝られます。お得です。
大宮を出た後は、秋田まで車内アナウンスなし。でも停車駅がけっこうあるので、そのたびに目は覚めました。
そして北上するにつれ寒かった・・・ カーテンの中の私はお見せできない格好で寝てました。首にマフラー、腰にジャケット、足元はスカートを巻きつけ。
熟睡してないせいで、嫌ぁな夢を見る。知ってる人が死ぬ夢(でもまぁこれは吉夢だという説もあるらしいので、そう信じます)。
10/13(金)
9:17 弘前駅着。先に着いていたじえじえちゃんと合流。ホテルに荷物を預けていざ、
■「AtoZ展」へ!
ホテルから会場までは徒歩5分内。
ところが、雨!雨! ざざざーーっ!
天気予報を信じていた私たちは傘がない~♪ で、さっそく会場に駆け込みました。
撮影不可なのが、とても残念。倉庫のハコのなかにまた小さな(といっても2階建てだったりします)家がいくつもいくつも。
箱庭に入り込んだみたいな気になります。暗いので、昼夜逆転な感じもあり。
覗き穴、隙間、たくさんのドア、裏道、わくわくする仕掛けがいっぱいです。ちょっとした遊園地ですね。
閉めちゃいけないドアもあって、時々注意されました・・・私たち。
奈良さんのペイントをじっくりと見たのはこれが初めて。間近でみると、女の子たちのやわらかそうな頬が活き活きとしてて、浮き上がってくるようにも。
※AtoZ会場のブログで、少し内部がご覧になれるかもデス。
地図を入り口でもらえますが、地図なんか見ないで迷って歩くほうが楽しい!
倉庫2階にも展示があり、遊歩道を伝っていくと巨大な「グミガール」が浮かんでました・・・コワイっす。うすぼんやりしたところに、大きな顔がふわーっと。
同じところには、金の船。見るからに「黄泉の国行き」って雰囲気です。船室にも入れました。ここに横になったら、本当に死体になった気分を味わえそう~
準備中の様子を再現してる場所も。会場をつくった人たちがなによりも楽しそうで羨ましい。私も参加したかったよぅ。
ここは「培養室」と書いてあって、酒造会社が実際につかっていたころの雰囲気も残ってます。
私とじえじえちゃんは同じ大学に通ってまして、今はなき古い校舎を思い出してました。木の床の音、ゆがんでる窓枠、素敵な鍵穴。
さて、2時間かけてみて周ったらえらく冷えました。寒い! ダウンジャケット着てる人も見かけた位の寒さ。
ちょうどカフェが待たずに入れたので、コーヒーとオープンサンドを。ここも撮影不可・・・ケチなり。狭いので、混んでいる週末などはあてにしないほうが良さそう。
腹ごしらえしたら、ショップへ。しかし今ここで酒を買うと動けないわね、と品物チェックだけ。
■お城周辺
まずは弘前公園へ向かっててくてく。途中「田中屋(♪鳴ります注意)」へ。
ちょうどお昼休みの時間だったのですが、津軽塗りの工房をガラス越しに見学できるお店でした。塗って、塗って、塗ってから研ぎだしていくというあまりに贅沢な作り方にくらくらしながら工程の説明などを見る。
茶筒なら買えるか?と言い合う私たち。こういうのは何かおめでたい記念にでも買いたいものねぇ ほほほ。
私はここで「鳩笛」を買いました。土鈴とか旅先で買うのが好きで~
の、裏手には。弘前市内にある古い洋館のミニチュアがいっぱい。
これは必見~(ただし暇な方限定) それぞれのミニチュア人形がいるんですけど。
りんご持ってます!!
■石場屋酒店
古い商家。いまは酒屋さんです。
「雛亀」の純米原酒を買いました。この大人しいコは看板犬。じいっとしててかわいいのー。
「AtoZ cup house」「手ぬぐい」「ポストカード」「梱包テープ」。
写ってないのもありますけど、こんな感じ。
県外から来ているひとも多そうでした。カフェで使われてたかわいいマグカップも、Tシャツもほとんど売り切れ・・・グスン。
■津軽三味線♪
「杏」
青森県弘前市親方町44-1 二幸ビル1階
0172-32-6684
念のため予約して行きました。私たちが行った19:30~の回は満席。
居酒屋さんですが、囲炉裏のそばに演奏者の方が座るのでマイクなし、同じ床で演奏します。この日は小山内薫さんの演奏でした。
ウチにも上妻宏光さんなどの津軽三味線のCDがあるんですけど、CDで聞くのとは熱さが違いますね。弦をぎゅーんと走る時のしごくような音も良く聞こえます。
もちろん演奏前に飲み始めてまして、ほろ酔いで聞いてました、うはは。
一番浮かれてしまったのは、天然ほやがどんぶりにこんもり入って(この日は)600円。
信じられん。安い、そして美味しい・・・
ほやを食べながら地酒を飲む、もーっ 大人って最高!
で、演奏ですが。俺のテクニックを聞け、という早弾きではなく。とても丁寧で誠実な印象の音でした。力強いけど荒々しくはなくて、一生懸命な演奏というのかしら。
なんでも今年6月の「にんげんドキュメント」でも取り上げられたそう。弘前の期待の星とのことでした。また聞けたらいいなぁと思いマス。
■そして1日目終了。
シメに焼きおにぎりをほおばり、この日は終わり。あぁそういえば、ブナコ食器とかこぎん刺しとかは見なかった。などと言いながらホテルに戻りました。
旅の予定はあくまでも予定ですから~
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