2015/03/31

TdV キャスト出ました。確認しましょう。

クロロック伯爵/山口祐一郎
アブロンシウス教授/石川禅
サラ/神田沙也加・舞羽美海
アルフレート/平方元基・良知真次
マグダ/ソニン
シャガール/コング桑田
レベッカ/阿知波悟美出雲綾
ヘルベルト/上口耕平
クコール/駒田一
ヴァンパイア・ダンサー/新上裕也・森山開次
指揮/西野淳

とりあえずは、メインのキャストを眺めてみましょう。
初演から変わらないのは、祐一郎と駒田さん、新上さん。指揮の西野さん。
伯爵さまー、待ってました!

駒田さん、サイゴンから大急ぎでクコールになるんですよね。駒田さんがいなくちゃ伯爵さまのお世話する人がいなくなちゃうところだった。

初参加はサラ、アルフの両キャスト、マグダのソニンちゃん、ヘルベルトの上口さん。

サラは千弘ちゃん越えする人がまだいません。高橋愛さんは可愛かったし歌も良かったけど、お風呂場面もあるので、肉体美も必要。その点、ちーちゃんのふんわりボディはまぶしかった

アルフレートの平方くんは予想通りな・・・(かもしだす可愛さが浦井くんに似てるから。同じ役は・・・ルドルフ、ベンヴォーリオ、フレディ、アルフレート 合ってる?)
きっとでかくて可愛いだろうと思います。
良知さんは「アルジャーノン」でパン屋の先輩とかドクターの役をしてた方か。硬め、という印象だったけど、この役では弾けたところが見れるのかしら?

ウヒウヒヒーと煩くて可愛い浦井アルフには、やっぱりもう会えないのねー。残念だけど、思い出はたくさんあるから大丈夫。

ソニンがマグダ役って! ゴングさんと・・・もったいなさすぎの愛人だぁ 物語自体に深く関わらない役なのに、いい歌がある役なのよねー。

ヘルベルトの上口耕平さんは、どんなヘルベルトになるのか楽しみ! 伯爵さまと仲良くしてね。
MJ好きなら、そんな雰囲気を混ぜても面白い・・・かな? 衣装は攻めてください! 馬場くんは衣装は若干抑え目の美形息子だったので、ぜひ美ダンスで魅せてほしい。

森山開次さんが今回も参加されるとのことで、嬉しい! 初演からの新上さんは野獣野生ワイルドなオス!で、開次さんはエレガントで妖しくセクシーな化身。違った魅力ですが、私は開次さんのほうが好みなので。
ちなみに、新上さんは見た目のワイルドさとの落差が超激しいお声でふにゃららーん話します。ずっと踊ってるだけだった彼が、ご挨拶したときのズッコケは凄かったわー。前回、新上さんご挨拶なさったのだっけ?

働くわ・・・
チケ代のぉーーー、たぁーめー♪(レミのとある歌の感じで)

2015/03/29

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 7 感謝だけでいいでしょうか・・・

思い出し劇場も残すところあと僅か、寂しくなってしまう。

27 ♪goodbye『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(涼風真世、保坂知寿、大塚千弘、今拓哉、吉野圭吾、中川晃教、田代万里生)
Aaron Tveitの「Catch Me If You Can (Original Broadway Cast Recording)」のを良く聴いてて、この歌、好きなのです。好きだし、豪華面々で歌っているのですが、この胸に沸き起こる寂しさがそれを上回ってしまい、曲をただ楽しむことは最後まで出来なかった・・・

そんな中でも、 Aaron Tveitよりもいい声だなの万里生とアッキーが可愛かったことは覚えています。あ、今さんがなにやらカッコいい雰囲気を撒き散らしてたっけな。きりっと爽やか。圭吾さんは、さらっとしつつやはり笑顔が見えた気が・・・(気のせい?)
知寿さんの青いドレスはキレイだし、ちーちゃんは笑顔がまぶしい、涼風さんはまた可愛い妖精にもどってる。

ただ次の「彼を帰して」への布石(泣けといわんばかりの)選曲、歌詞がGoodbye Goodbyeで、いやだぁぁぁ サヨナラ言われたくないよう。私のMy楽日となった3/9は、この時点から、今日で聞き納めなんだぁぁ という寂しさが止まらず、喉の奥がキューンとしてました。

28 ♪彼を帰して『レ・ミゼラブル』 (山口祐一郎)
大勢の人と劇場にいたけど、それぞれが<私>と<祐一郎バルジャン>だけの時間だったんじゃないかと思います。

初見のレミが祐一郎バルで、舞台の祐一郎を見たのもそれが初めて。そこでこのシュミ世界の穴に堕ちていったので、特別すぎて言葉が選べない・・・それが、私にとっての祐一郎バルジャンでした。他の方もバルジャンも素敵だし、胸打たれてしまうけれど。全く別なのです。

最後なのだという寂しさで嗚咽寸前で泣いていたのかというと、それだけではなくて、祐一郎さんを知ってから当たり前のように帝劇で主演助演され、毎公演素晴らしいパフォーマンスを見せてくれている、真摯な姿への感謝も。そして、今この時、今この時に集まった人たちと一緒に体験している一期一会の嬉しさ。毎公演が、奇跡だなぁと。

演劇は肉体表現だから、アスリートにも似て、ピークがあれば下降していく姿もあり。ただ、演劇人には下降も美しい芸に昇華させるミラクルがあるのが幸いです。
バズーカぶちかましてた祐一郎も見れたのは良かった。それから、ささやきに磨きをかけて温かさが無限大の声も聞けるようになったのも、良かった。

↑以上は冷静に思い返すとっていう話で、当日はいろんな感情が一気に襲ってきて、子どもみたいにウエェェン・・・ 左右のお席の方、ごめんなさい。

私欲がないってこういうことなんだと納得するような透明な祈りの歌でした。コゼットのためにバリケードに来たけれど、全ての若者たちが暖かな家に戻れますように、と。
まさに聖者ですよ・・・!

集中して聞いていたから、世界には祐一郎と自分だけって感じだったわ。

歌い終わって、現実にもどって、ふっと詰めていた息をはいて。嬉しいな、ありがとう祐一郎! 最初は静かに、それから大きくなった拍手。お互いに言葉を伝えあってたわけじゃないけど、客席の気持ちが祐一郎に届いてたって信じたい一体感がありました
ここで元気に素敵に歌ってくれて、ありがとう、ってそれしか言えないよ。

感謝だけでいいでしょうか・・・ ううう。

しばらく拍手をじっと聞いててくれる祐一郎。受け止めてから、ゆっくりお辞儀して、そして舞台袖に下がりました。

29 ♪愛を広めよ『シスター・アクト』 (全員)
まだ余韻に浸りまくりの客席に、山田演出は容赦なくフィナーレの曲を突っ込んできます。軽快すぎる・・・!
涙でぐしゃぐしゃですが、半泣きで手拍子に参加。気持ちの整理が・・・あの・・・まだつかないのですけれども。

そうか、愛なんだ、愛だよね!と納得しつつ、客席降りする笑顔のみなさんを見てました。祐一郎、走り方がちょっと乙女だよね。

以前のクンツェリーヴァイコンとか、前回のクリコレでは「役」と「山口祐一郎」との距離感をどうするのか決めかねているようなところが見えたものですが、今回は最初からそこは振り切って、楽しく歌いますっていう明快な態度でした。それが客席にも素直に伝わって来て、楽しくさせてくれたのだと思います。
歌うことを楽しんでいるのを見せてる、新しい祐一郎だったよなー。

クロロック伯爵さまもまだ元気だと分かったし、クコールは駒田さんで(ぜったいに!)、馬鹿息子も初代の圭吾さまをお呼びください(ぜったいに!)

ともかく、元気でいてくれたらそれでいいわ!

泣き笑いでフィナーレも終わり。別の席で見ていた友人と放心した顔で合流し、雨が降っていたけれど、遠くてもお見送りしたいと列の後ろに入れてもらって祐一郎を待ってました。
そしたらね、私たちの前にいた方が、ここまで祐一郎さんくるわよ、だから(その方の)横からご挨拶できるから、遠慮しないでねって。
じいいいーん。
はい、優しいお方に甘えて、横から祐一郎さんとご挨拶できました。

愛ね・・・

そうそう、雨も祐一郎が出てくる頃にほぼ振り止んで、さすが神は祐一郎の味方。

2015/03/27

休憩3 マイル足りない

昨日、11月までは大人しくしてるって書いた気がするんだけど、
いまスケジュール見てたら、6月以降は毎月遠征だったわ。ものすごく嘘だったね・・・おとなしいの5月までだったらしい。

あれー?
いつのかにかチケットが増えてるぞー。おかしいねー。ふしぎふしぎ。

「四谷怪談」行くことにしました。悪い男のウッチー楽しみ。お色気だろうなぁ
「エリザベート」は井上、城田を1回ずつ。
オペラ「マクベス」(サイモン・キーンリーサイド様、元気にいらしてください! ROHの引越公演に行ける事に。S席3枚分出して4階席という・・・クラクラする!)

2015/03/26

休憩2 容赦なく来年度の予定を決めねばならず

送別されまくっています。まもなく今の職場での勤務は終わり、1日からは別のとこへ。
というわけで、来年度の観劇予定がイマイチ立て難い状態で、ちゅうぶらりん。
・デスノート。無理・・・
・でも、ウッチーの「四谷怪談」は見たいと思ってる。
・「サンセット大通り」は日程的に厳しい予感。
・「CHESS」はみたい。
・11月は通う。(ので、それまでは大人しくしてるつもり ほんとか(笑))

時期的に慌しいですよね。実際の忙しさに加え、気ぜわしくもあり、体もハートもくったりぐったり気味です。かわいい祐一郎のアレコレを思い出して頑張ってるー。

そうそう、やっと『老貴婦人の訪問』読みました(友よ、ありがとう!)

これはこれは・・・あからさまな悪意よりも恐ろしい。貴婦人の行為は愛ゆえなのかしら?それとも、単なる復讐なのか。まぁ、そもそも原因はお前だよだし、クレールもアルフレートもどっちもどっちで、同情しきれないあたりがなんともいえない味わい。
あああ、涼風さんはぴったりすぎだ。そして、祐一郎もこの役は悪くないと思うわ。若い頃はいい男で通ってて、次期市長と目されている男。それが崩壊していくわけね・・・ぐふふ、楽しみ!
レベッカとはまた違って、初老感を出すのかも気になります(出さなくていいけど)
演出山田さんだものね。深刻なカチカチじゃなくて曇天なのに明るい表情で進行って感じになるのかどうか。
上演期間が短いので、たぶん遠征は1回しかないな。目に焼き付けなくちゃ。




2015/03/23

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 6 怒涛の後半、カロリー高い詰め合わせ

20 ♪young and healthy『42nd street』 (涼風真世、吉野圭吾、指揮ー西野淳)
冒頭の、圭吾さんによる指揮者・西野さんイジリ。上からぐいぐい助けて助けてと押し込み、西野さん座り込んじゃう。で、勝手に指揮してる圭吾さんでした。
でもって涼風さんの可愛さに磨きがかかってました。戦前の香りのする歌詞をこんなに可愛く歌うなんて、素晴らしい。
2人とも歌ってる間、ぴょんぴょん跳ねてて、やだもう可愛いんだけど。
歌い終わったら終ったで、涼風さんはテヘっと小さな頭を圭吾さんに寄せて。

7日、とてもすきですこころから。とってもすきですこころから。ありがとうございます、かえりましょ。と基礎英語翻訳みたいな会話。
9日、すきです♪ すきすきすきすき♪ すきすきすき・・・(いいながら軽やかに1人で下手にはけていく涼風さん→ 取り残された圭吾さん→ステージのライト消える→
まっくらだ、どうしようかね・・・(笑)暗闇のなかで下手にはける圭吾さん。
でした。

21 ♪すべて『三銃士』 (保坂知寿、中川晃教)
7日に聞いたとき、いい曲だし二人の雰囲気もいいし、でも! こんな曲あったっけ・・・? ハテナハテナ。
帰宅してプログラム見たら、あったよね。うん。でも覚えてない。
私が覚えてるのはね、三銃士のテーマソング「ひとりはみんなのために」と「クリスタルの天使」だ。くりすたるのーてんし!面白い曲だった。

アッキーの衣装がぷちぴちなのが気になった。白シャツにベストみたいの着てるんだけど、それがぴったりすぎないのかなぁ

ステージの台にあがった知寿さんに、台の下から見上げてるアッキーの図。なのだが、知寿さんがかなり前かがみで手を伸ばしてるのを、ぎりぎりのあたりから手を伸ばすアッキー。もちょっと近づいたらお互いに楽なんじゃ・・・? 一生懸命、かわいこちゃん(アッキー)を助けようとしてるお姉さまの図にしか見えませぬ。

知寿さんはこういう曲ぴったり。いたずらっ子みたいな顔して歌うアッキーをニコニコ見つめながら、お姉さんって感じでお相手してあげてる風です。恋の歌のはずだが、なにやら楽しそうだったのが印象的。
アッキーの声は天の調べかという煌き。この子の喉はどうなってるんでしょ。

22 ♪港の見える広場『シェルブールの雨傘』 (大塚千弘、田代万里生)
ぶおーぶおー(何の音なのか未だに分かってない。霧笛?)
きりりとした表情の万里生と、今にも泣きそうなのを我慢してるの顔の千弘ちゃん。並んだ雰囲気もいい、声の相性もほんといいわー。
アルジェリア、の国名をこんなに美しい声で聞くなんて思っても見なかったね・・・ 激戦地なのか、アルジェリアは。

名曲すぎて何もいえねぇ です。完璧な曲、そして2人のデュエットも完璧。
バレエを披露する逢沢優&佐伯理沙さん(やっとお名前分かった) 踊れる出演者の特性を生かしての歌の世界をより強めるいい演出でした。

23 ♪影を逃れて『モーツァルト!』 (中川晃教)
さっきもキラキラのアッキーを見たばかりだが、後半は豪華アッキー続きだ。2014のクリコレ、私は聞く機会がなかったこの曲。

背後に映る大きなアッキーの影が、不安定に動いています。本公演にはしばらく立っていないアッキーなのに、初演からの時の流れを感じさせる大人のヴォルフガングでした。
いろんな経験したねっていうヴォルフ。普通の息子でいたいより前に、あまりにアーティストである自分をコントロールできなさそうなヴォルフだろう。けれど、そのなかで親や妻や世間、お金とに翻弄されてそうな現実の姿もちゃんと見えたわ。

アンサンブルが加わってからの瀬戸際感も凄まじかった。クリエにいることとを忘れそうだったな。心捨てれば、忘れられるのか、影から自由になりたい! ひりひりした。

東宝版じゃないアッキー版M!作ってみたらいいのにー。

24 ♪持ちつ持たれつ『レベッカ』 (吉野圭吾)
ショウストッパーだったアッキーの余韻が濃く残るが、山田演出は間を置かぬ。暗転、次!

おなじ男性ソロで、この後に出るのはやりにくいんじゃないかと思ったら、さすが圭吾さん。上手の階段のとこに座って、面白い顔しつつ、お客さまの視線を自分に引き寄せる。
まだ何もしてないのに、ここからは圭吾さんタイムに切り替わったよー。

きゃーびあー ぷちぷちぷち・・・

圭吾さんは圭吾さんで凄かった。エンターテイナーであった。ヤングアンドヘルシーで堪能した肩幅やら腕の筋肉が、スーツだとすっきりしちゃうのね~

25 ♪レベッカ I『レベッカ』 (涼風真世)
レベッカ様に全てを捧げてるダンヴァースさんが、静かに登場。これ初見の人で涼風さんを知らない人なら、好き好き♪歌ってた人と同じって気づかないかもしれない。
何も言うことはありません。のみこまれましたー。

26 ♪こんな夜こそ『レベッカ』 (山口祐一郎、大塚千弘)
祐一郎は対象外、というちーちゃんを思い出す私だった。が、ちーちゃんはプロなので、マキシムへの想いで心が震えちゃってる子にしかみえないから問題なし。
ここまでの楽しそうに歌う祐一郎のまま、ここもゆったりとして、楽しもうという態度で安心して2人の声に身をゆだねていた。
そして、またも。ちーちゃんを迎え入れたかのように出した祐一郎の手は、実は何も作用せず、おそらくただちーちゃんの腰の後ろで浮かんでいただけだろう、たぶん。紳士にもどった(伯爵さまのときのあの手のエロさは何だ!というお話)。

レベッカも再演しないかな。祐一郎で!

2015/03/22

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 5 私はティアナン@クリコレを愛す

本日は名古屋公演の千秋楽、指揮の西野さんがドラゴンズファンということで、♪young and healthy のお遊びでは、ドラゴンズマスコット人形が圭吾さんにいたずらされてたとか。ますます楽しく盛り上がっている模様・・・
みなさま楽しんで来てください~

私のクリコレ思い出コレクションは、後半に入りまーす。

14 ♪吹け、ガブリエル『エニシング・ゴーズ』 (保坂知寿)
そうそう、やっぱり表情に余裕ができて2月より楽しそうな知寿さんでした。客席の反応も一緒に楽しんでますって表現してる人が増えてます。
多少不満があるけれど、劇団四季が叩き込んだ基礎は確かなものだな、凄いなと感心する。四季時代の知寿さんをたくさん見れたわけではないけど、かっこいい大人の女性が登場する作品が、もっと上演されるといいのにと願う。もったいない。
あと幕の向こうで、さぁ後半も楽しくね、って皆で言い合ってそうな雰囲気が伝わってきて、それも好きでした。

15 ♪星よ『レ・ミゼラブル』 (今拓哉)
安心の今ジャベ。しかし、本公演では今後会えるかどうか分からないと思うと、有難さが増幅されてくる。この今ジャベの「さぁ逃げていけ♪」の先には、祐一郎バルジャンが見えてるだと思って聞きました。2人の対決、もう一度見たいものです。
岡さまジャベほどには様式美な十字を切るわけではないが、決意ががこもった十字を切る今さん。

いま書きながら、2003年のライブ収録盤(祐一郎バル、今ジャベ、圭吾アンジョ ナイスラインナップ・・・)をものすごく久々に(1年以上聞いてなかったと思う)聞いたら、案外クリコレで聞いた今さんとの違いがないように聞こえます。違うんじゃないかな?と予想していたので、びっくりした。2015の声が全体的に骨太感がましているけれど、それでも2013もわりと骨太に聞こえるわ。おやまぁ

というのも、2005年に初めてレミを祐一郎&今で観劇したとき、今さんが華奢に見えてたので、声もそれほど骨太だという印象を持っていなかったんです。見た目に引きずられてた? 不思議だ・・・ うーん、でもやっぱり2005年当時は今さん、若かったのだと思う。人生の大半を賭けた警察官としての自分の生き方、という重みが当時はまだ薄かったのかも。
あ、祐一郎バルが登場(CD) なんで美しいバルジャンでしょう。タイムマシンに乗りたい。

16 ♪連れてきて『ジキル&ハイド』 (大塚千弘)
クリコレのすごいところは、素晴らしい楽曲を素晴らしい方が見事に魅せてくれていても、余韻たっぷりを許さず、さ、次!次!で畳み掛けてくるとこですね。アップアップしたまままラストまで持っていかれます。
牢獄から生まれたジャベール、の決意を堪能してたのに、次はパブ「どん底」でのルーシーの歌・・・ ほんと、ついていくのが精一杯です。
こんなルーシーが「どん底」にいたら、アターソンだってジキル氏だって通いづめちゃうね。

ちーちゃんは大胆に動けるし演じてくれるし、声もお肌もつやつや。若い出演者になるから、クリコレでは可愛い風かと思いきや、すごく大人のショウを作ってくれていて、演出・山田さんの配置も見事でした。

17 ♪君のそばで『パイレート・クィーン』 (山口祐一郎)
2月に見たときに、PQへの評価を変えることになった曲たち。
今回、新たな発見がありました。それは、歌ってる背景が「月夜の海原」だったということ。いかに祐一郎しか見てないかが分かるわー。ほぼ最後列の席だったので、全体を見ることが出来たのだった。

そして、この歌覚えて帰ろうと決意してたので、いまは歌える。フガ! 2月は半分くらいまでで、転調した後半のメロディが危なかったけど、もう万全だ。でもCD出してください。

けっこう毒々しいような、赤青って感じの配色のボタニカルな感じのインナー、手首で出ちゃうの?なライトブラウンのジャンパー。すっきりしたジーンズの腰にはゴールドのチェーン(何かの形のパーツがずっとついてる)、そして長くてまっすぐな足。靴は黒。
それから、素直で勇敢で優しいティアナンの歌声
つやつやな祐一郎の声が素晴らしくうっとりです。

いまはティアナン人形があったら買ってしまいそうなくらい(でもクリコレの扮装でお願い)好きになったわ。いい曲だってことを教えてくれてありがとう、クリコレ!

さようならー、ティアナン。重厚な大人の男じゃない、ヤングアンドヘルシーな大人の男って感じでした。こんな風に思われるグレイスは幸せ・・・

18 ♪究極の男『イーストウィツクの魔女たち』 (涼風真世、保坂知寿、大塚千弘)
しゅっとしてるね、っていうのは今回もちーちゃん言ってたな。デカ!は誰かが。
7日、涼風さんが(祐一郎のことを。髪がが長いねと言いながら)だいすきーって言うと、知寿さんがちーちゃんに「どう?」と振り、ちーちゃん曰く
えー、考えたことないー

・・・若干の沈黙が劇場内に。そうか、ちーちゃんは祐一郎は対象外だったのか(笑)ということが如実に感じられるお答えで、おお、伯爵さま、気落ちしないで!
お世辞でいいよねって言いそうなところを、なぜか直球で返した感のあるちーちゃんでした。
3人の掛け合いも、いい感じにこなれて来てましたー。

19 ♪街頭の下で『ミー&マイガール』(田代万里生)
「若い男の子~みっけ」ってちーちゃんが叫んだあと、知寿さんが「わかい?」
9日は、さらに「子犬みたいに・・・」って形容詞がついてました。子犬のような万里生。
万里生もキラキラ楽しそうに歌っていて、とても楽しい。とても言い声。万里生が待ってるなら、街灯の下に駆けつけたい。

芳雄くんが歌った曲が多かったのを思いつつ、声だけなら私は万里生のほうが好きかもしれない。ボリュームつけて高音域の声を出すときの差なんだけど。でも芳雄くんにはきらめきスター☆オーラがあるんだよね。
稽古場写真とか見てると、それほどとは思わないのに、舞台に立つとピカーンだ。細身なのにタキシードがあんなに似合うなんて!
エリザベートは、芳雄トートと万里生フランツの日で見れそうなので、比較できるの楽しみにしてます。

2015/03/21

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 4 伯爵さまのガウンからしろちゃん出た

10 ♪100万のキャンドル『マリー・アントワネット』 (涼風真世)
前回より、すっきりした歌い方になってたと思う。2月が「あなたまるで革命闘士ね」という勇ましき姿だったなら、3月は憂いが広がる美革命闘士。どちらにしても、カッコよさが際立ち、涼風さんの化け方はすごい(そしてどれも美しい)
リカちゃん人形みたいに、ふくらはぎから、ももまでの太さが同じって一体どういうこと? そしてどうしてあんなにつやつやして、大きな声が出るの? ねぇねぇどうして?

11 ♪ロクサーヌ『シラノ』 (今拓哉)
あれれー。可愛い白のパーカがデザインは同じだけど黒になってたよ。白いほうが断然ステキです! 黒でも今さんの爽やかうっとり姿には問題ないけれど、白いほうが歌の内容にも合ってたし、黒ドレスのヴァイオリンのKaoさんと絡むから、コントラストがついて良かったなー。
お歌はますます優しく、楽しげな様子でした。ラストの、あぁ・・・・・・ロクサーーーヌ♪ の歌い方がキューンですよ。ザザ役に推薦したい・・・(2014年クリコレで見て以来、今ザザに再会してくてなりません)
今さんは長くても3週間以上カットの間隔あけなさそうだな、と思いながらシャープなヘアカットを観察・・・ 短い髪のひとが好きなので、じーっと見てしまう。

12 ♪still believe in love『デュエット』 (保坂知寿)
前回、どんなミュージカルで歌われたんだろうって思いながらでしたが、今回はちょっと調べてみたので、脳内でカズさん横に立たせてみました。いい!
明るい歌として聞きました。可愛さ度があがってたー。やはりリラックスしてるのは大事ね。

13 ♪舞踏の間『ダンス・オブ・ヴァンパイア』 (今拓哉:教授、田代万里生:アルフ、山口祐一郎、吉野圭吾、大塚千弘)

震える弦の音を聞くだけで、でへへーっと顔に笑顔が広がっちゃうよねー。今さん教授&万里生アルフの2人も、息があって遊びも増えてる。確か9日のほうの公演で、登場シーンで先に行く教授の動きを真似して万里生アルフも続くんだけど、

今さんがムーンウォークを披露。ええ、もちろんカッコいい。で、万里生! 万里生ってこういうのスイスイ出来ちゃうタイプなのかと思ってたら、キャーー可愛いわ、全然できない子だった。単なる「すり足で後ろ歩き」を披露でした。かわいい・・・
客席とステージの間を万里生に足を持ってもらって、伯爵たちに見えないように(見えてる・・・)下手から上手へ移動。

祐一郎伯爵さまがじゃじゃーんと登場、拍手喝采、さぁ諸君良い知らせだ~♪ ああほんと、いい声で!
圭吾・馬鹿息子ヘルベルトがちーちゃんサラをエスコートして登場、父上にサラを引き渡して、あまりに嬉し過ぎて足から頭に震えがぶるぶる上がってきてるらしい。

あと2人の獲物が待ってるのだぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪
(これくらい、ナイスなロングトーンだったはずだ。クリコレは楽しそうに声を出すから嬉しいー)

ステージの台でチューチュートレインのダンスしてる教授とアルフたち。これはけっこういい、うまい。

ちーちゃんの後ろにたつ伯爵と息子、教授やアルフの動きも見ていたくて、オペラが出せないー。ってワイドに見てたら、伯爵がローブというかガウンに手を入れて、さっと出した! しろちゃん出した! きゃーっ さすが父上、わかってらっしゃる♪
ヘルベルト、嬉しすぎで、一瞬じーっとしろちゃんを見つめて、その後、父上の頬にチューした! ああん、愛ね、愛だわねー。(しろちゃんとは、本公演に登場したヘルベルトのお気に入りらしき、白いうさぎのぬいぐるみちゃんです。口から血が垂れてました

オペラなしの後方席だったので、詳細は分からなかったけど、耳に色がついてた(うす青っぽい)背中にも同じ青っぽいライン(ジッパー?)、本公演時よりも大きそう、という感じ。・・・手作りじゃないような、だったら買えるってこと?これ? 11月には売ろうよ! 買うから。

うさぎぬいぐるみでテンションがさらにガバーン、客席盛り上がってます。父上には可愛くチューしてったくせに、お城の仲間たちはガウガウ蹴散らしながら、上手から下手へぐるり移動。あ、可愛い年下の男の子見っけ♪ な表情のヘルベルト、きゃっきゃしながらアルフに接近。

それにしても、他のデュエットでは女性たちを支えるわけでもなく、全然役に立ってない手が、ちーちゃんにガブリするときは、猛烈にセクシーすぎて、白目剥いちゃいますわ

右手はちーちゃんの腰に、左手は彼女の腕を下から撫でるように持ち上げていって、ぎゅっと指と指を絡めて握り合うのよ~ はー、書いてても赤面してくるんだけど。
祐一郎、もっと他の場面でも出してくれていいのに・・・あ、あまりセクシーさを出すと後半まで我々の体力が持たないから、前半ラストに持ってきたのか? そうなの?

そうそう、この場面が前回の帝劇公演ではパネルになってて、顔ハメ写真撮れたんだよね。私、もちろん撮りました。独り観劇だったので、帝劇のスタッフさんにお願いして。今度も別Verで設置してほしい。

大コーフンしてるところへ、今度は下手でちーちゃんがガブリされたのを見て、失神するアルフ、そしてちゃっかり抱きとめるヘルベルトの寸劇が始まる@下手の最前列客席前。どこも見所で、まことに忙しい。
どうもどうも~とお礼してる万里生アルフが可愛いのよ。で、これもヴァンパイアだって気づいて上手に逃げてくけど、結局ガブリされる。ふふふ。ヘルベルト、父上と息子が頭につけてるコウモリヘッドアクセを首から外して(そんなとこに予備をいつも?笑)アルフに付けてあげました。

すっかりヴァンパイアな万里生、紳士的にすっと右腕を折ってヘルベルトに差し出してあげてさ、ヘルベルトは乙女だから(だよ)まずは、きゃっと恥らってお顔を隠したり。そしておずおずと、父上がくれたしろちゃんの小さな可愛い手をアルフの出してる腕にそっと乗せた・・・ これはリハしてるのかしら? ものすっごく、可愛いんですけど!

満面の笑みでステージに戻るアルフ&ヘルベルト、ちーちゃんを笑わせようと・・・してたかもしれない。ちーちゃんを挟んで下手側に伯爵。上手側後方にアルフたち。見つめあう伯爵とちーちゃんの後ろで、音楽に合わせて頭を左右に倒しながら見てる~ あ、伯爵様まで彼らと一緒に頭を倒してる~

可愛すぎて死ぬ!

角度的にちーちゃんは2人を見ないで、でも伯爵は2人が見えてるから、次の歌いだしでは、祐一郎も声が若干震えてた。顔が笑ってたもの。

でもって、アルフ&ヘルの2人が仲良く先に。これは前回と同じで、ヘルベルトがアルフのおしりをツルーンと下から上にナデナデして、アルフがきゃーっとなる。客席と伯爵たちに意味ありげな顔を向けてから、退場。

次いでちーちゃんを先に歩かせつつの伯爵退場。ドヤァ(目をめいっぱい見開いてポーズ!) 奥ではちーちゃんが、赤ロング手袋の手でおいでおいでしてる。
悠々と退場していく祐一郎、おお、さっきまで青年のような歌でティアナンだったというのに、こうなるともう、他の追従を許さぬ神々しさよ。

他の歌では祐一郎は華奢だなぁとつくづく感じる衣装だったのに、伯爵となると堂々とした雰囲気がものすごい。

これこそ、私の愛する祐一郎だなぁ・・・ 帰宅してから遠征費を冷静に計算すると、馬鹿ねって思う瞬間もあるけど、実際にここにいたらそんなこと思わない。馬鹿なんだけど、給料の使い道としてこれ以上の楽しみがあるだろうか。ないね、ないわよ!

諭吉一枚で、こんなに楽しく燃えられるの。私のからだは祐一郎への愛でできてるの、と言っておこうか・・・おほほー。

2015/03/18

休憩です

クリコレを思い出しつつも、眠いのよ。浦井くんのデスノート楽曲披露を見たり、眠かったり、タイタニックの出来栄えを聞いたり、眠かったり、初夏一歩手前の帯広に行くことにしたり、そして眠かったり。

眠い。春だな・・・

画像は先日行った、ペシェグラン(札幌赤レンガテラス内)のミルフィーユ。美味しかったわ。これで紅茶がポットなら、なお良い。

2015/03/16

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 3 大もじゃ小もじゃも出た

5 ♪すべてはあなたに『マリー・アントワネット』 (涼風真世、今拓哉)
マリーとフェルセンの視線が合わない構成になってることを確認。おお、哀しい! お互いに相手を見つめているけれど、合わないの。
安定のお2人なので、もうただただじっと聞き入ります。大人の2人。MA見たいなぁ(祐一郎カリオストロで)

6 ♪dinosaur in my heart『ソングライターズ』 (中川晃教)
未見作品。電子ピアノが運ばれてきて、白シャツ黒パンツのアッキーがすっと座る。弾き語りするのかぁぁ! 贅沢、ありがとう!
素敵でせつない曲だった。少しずつオケの音が加わって、盛り上がっていきます。ミュージカルでこれが聞けるなんて、再演されるはずね。
友達が好きな人を、好きになってしまった心を、恐竜に例えている。恐竜の尻尾がはみだしそう、などなど。

こういうアッキー(いや、どのアッキーもか)は、まさにアーティストというべき人物であり、この才能は神の子・・・ あまりに素晴らしくて、神々しい存在を感じさせられます。祐一郎とは全然ちがうギフト感が。2人ともどこか不器用そうな雰囲気があるのは似てるけど、祐一郎は本気で不器用そうだし(剣道してたのにねー)、アッキーは生き方がまっすぐそう。って勝手に想像。

7 ♪愛していると言えたなら『パイレート・クィーン』 (保坂知寿、山口祐一郎)
何となく、この時の祐一郎はカーデみたいの羽織ってたと覚えてたが、今回再確認したら明るい茶のジャンパーに、グレイ系の長いストール。だった。黒のワークブーツをゆるく履いて、海賊風。いんなーは、なにやら植物柄だ。祐一郎おなか出てない・・・(すごい)
知寿さんをさー、やさしく見つめてる表情が、もうね、もうね! す・て・き!

おしりからのラインがすっきり、カッコいいしさ、どうなってんの、もう。
首も細いし、手首も華奢っていうくらいほっそり。なのに衣装つけて悠々と歩くと、すごい堂々たる体躯に見えるのよ。膝下も長いしね(脛も細い)、外人体型よねー。

ラスト、並んで歌うお2人ですけど。祐一郎の表情が、たまに真剣すぎて無表情にさえみえます・・・。真剣なんだな。まぁお互いを思って歌うし、こちらの2人は向き合ってさえいるのに、歌自体が直接に伝え合ってる歌ではないので、間違ってはいない。
知寿さんの歌も、2月より伸びやかで安心しました。祐一郎は言うまでもなく、つやつやです。
乗り越えてきたこの旅路~ あたりからのハイトーン、耳福。
祐一郎がのどを開いて豊かに歌ってるときって、音符の指定してる音以外も一緒に鳴っているように聞こえます。弦楽器が鳴ってるみたい。それが振動に感じられて、全身が喜んでしまう。

8 ♪罪を着せろ『モンテ・クリスト伯』 (今拓哉、吉野圭吾、中川晃教、田代万里生)
男子ーズのカッコいい曲。アッキーが入ったらどんな感じかなーって漠然と思っていたら、あなた! 大もじゃ(吉野圭吾)小もじゃ(中川晃教)が並ぶのね~ (※ヘアスタイルがもじゃなのです) 可愛いじゃないかー、大もじゃ小もじゃ!

他の人には守備範囲っぽかったけど、アッキーのキイには低いのかもしれないね。少し歌いにくそうな出だしでした。7日よりは、9日のほうが楽に声が出てた。
悪い顔するアッキーが(じゃなかった、小もじゃさんが)可愛いのすー。ここに片桐仁さんを加えたい欲望が・・・(いうまでもないが、天然もじゃ様ですから)
普通にコワイ度が一番なのが、今さん。あいつが消えれば私は手に入れる~♪ 巻き舌も見事でした。

パーカッション&ベースのソロ。
おお、パーカッションがすごい面白くなっている。ドラム人形みたいな小さな子がパタパタ叩いてたり、神主さんが信司につかう、おおぬさみたいなものを振ったり。不思議だ。
別世界に行ってしまいそうな不思議な音でした。
ベースはカッコよかった。べべべん。
しずしずと降りてくるミラーボールが好き。用意してますよって感じで可愛い。

9 ♪サタデーナイト・イン・ザ・シティ『ウェディング・シンガー』 (アンサンブル)
それぞれ、大きく見えます。どうしても目がいく逢沢優さん(ゲイ設定なので動きが可愛いの)今回もきらめき度がアップ。活き活きと歌い踊ってたな。美肌ですね。
男女ともダイナミックに踊ってくれて、カッコいい。ウェディング・シンガーも再演しないかなぁと思っているんだが、今度は誰が主演になるか。

2015/03/15

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 2 さま、と呼ばれてる人。

3/7夜公演 OTは田代万里生。
2月も万里生だった。万里生に呼ばれてる・・・!(CD買ったご褒美か?)
基本同じ、ルグランさんとの思い出を語ります(2/21の観劇メモ)が、ちょっと豪華版に。あと1点付け足した。
 シェルブールの雨傘の思い出を語っている万里生の後ろを、こうもり傘を深くさし華麗に歩く男性が2人。最初は圭吾さん、次いでアッキー。2人とも万里生が傘の下を覗こうとしても、くるりとかわしてお顔は客席に見せませんでしたが、万里生が吉野圭吾さん、中川晃教さんでした、と紹介。楽しそうでいいな。

それから、付け足されたのは
マチネとソワレの間に、山口祐一郎さまから ゆうさまから すきやき弁当の差し入れがありました! 元気にパワフルにお届けします!
祐一郎に<さま>をつけるのは、もうデフォルトなのか。私が<さま>を付けて言うのは、最大級の尊敬をこめて(そして愛を込めて)言ってる気がしますが、万里生が言うのは何か・・・理由は・・・ 
ジャンルは違うけど、美輪さま、みたいなものに近いような。他に類似する者がいない、オンリーワン感がある。ってことでいかが。
でも、とても親しみを込めて言ってくれてると思うの。嬉しい。

3/9昼公演のOTお当番は、千弘ちゃん。
ソファから可愛い笑顔で振り返るだけでも、可愛い・・・! お話は「この森で、天使はバスを降りた」から
・諸先輩を差し置いてお話します。当番ですから、お許しください。
・初めてオファーを受けて主演した作品だった
・誰一人、正確にタイトルを言ってくれない
あとは、作品の紹介があったかと。
・先輩たちをお待たせするわけには行きませんので、と締めくくる。

1 ♪それが人生『ローマの休日』(山口祐一郎)
3月の観劇にあたって、私にはミッションがあった。赤いジャケットの下に何を着てるのか確認することだ。笑顔に惑わされず、その下のシャツを確認するんだ。
→黒白の抽象的な模様だった。植物風なのかしら? 最初だけはシャツシャツと思ってるが、あっという間に きゃーー祐一郎カッコいいー! となって、一緒に笑顔満開でうっとりしてるだけでした。あ、シャツというかTシャツでした。たぶん・・・(やっぱり曖昧になる)

とぅるるるるるーーー とるるるるー!
わざとなの? わざと可愛く言ってるの?? きいい、可愛いわよー! 2月よりも、楽しんでリズム取るのも自然だし、自分なりの動きに出来上がってる。
あれ? るるー!って言ってるかなぁという気もしたが、これももはや曖昧だ。だって、可笑しすぎて聞き分ける耳まで笑ってしまってるんだもの。

2月は 聞こえるかーこの拍手! だった部分で、トランペットの方がセンターに登場してソロを。それに対しての 聞こえるかー このペットソロおー! はーくしゅー! に変わってた。

いえーい! ちゃーおー!
チャオ!! 

2 ♪live in living color『 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 』 (田代万里生)
お肉効果だ!(9日も元気だったけど) マイクに息の圧が響く元気いっぱいで万里生が歌い踊る。アメリカンなこぶし入れてみたり。似合うわー。万里生をキャスティングして再演しないかな。アメリカンな雰囲気がすごく声に合っている。

オープニングでは紺色の艶のあるスーツで、ここから着替えてたのね。黒上下、タイトなジャケットの襟にラインストーン? 何かがきらきらしてた。ということに気づく。
万里生はとても良いです。フランツ(「エリザベート」)の晩年をどう演じるのか楽しみ。

3 ♪女神よ今夜は淑女でいて『ガイズ&ドールズ』 (吉野圭吾)
タンゴの足捌きみたいな仕草、あるときと無いときがある?(気がした) 半ばで、中央ステージ台にあがってる後ろ姿、ひらりとジャケットの裾を払って、帽子を余裕たっぷりに被りなおす。背中から素敵オーラが広がってます。

アンサンブルさんにも、やっと目を向けてみたところ。朝隈濯朗さん(一番背が高い方)が、このパートではキレイ。気障な男のダンスがすらりとした体にフィットしてました。
圭吾さん、ラストの Luck be a Lady tonight~!! の振りと声、特に好きだー。くるーんと回りながら歌うの。
でもでも、指さしで歌うとこも捨てがたい。16列目で見た友人は、ど真ん中でオペラに圭吾さんの視線が飛び込んで、自分に歌われてたみたいだったとウヒャヒャしてたのですが、18列目で見た私には、飛び込んで来なかったーーーっ 16列目めがけて、指差してたのね(ですか?)

4 ♪光よ照らして shine on me『この森で、天使はバスを降りた』 (大塚千弘)
7日夜、ちょっと歌詞を間違った。と思う。後半のあたり、生きていいと信じさせて♪、となるとこが、ちょっとモゴモゴしかけた。歌いだしから、いつも以上にすごく感情が動いてるなぁと思って見ていたけど、珍しい。
いま同じメンバーで上演してもいい雰囲気になると思うけどなー。ちょっと地味なのかな。
ヒールがブルーなんだなってことに気づく。水色でした。

2015/03/14

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 1 セットリスト

後半のクリコレに再び。客席もステージ上もリラックス度があがって、良い雰囲気になっていました。

山口祐一郎/涼風真世/保坂知寿/今拓哉/吉野圭吾/大塚千弘
ゲスト:中川晃教/田代万里生

きらきら王子の洋平くんを見れなかったのが残念。

3/7ソワレ OTはまさかの田代万里生
(2月の2公演も万里生だったので、ルグラン氏のお話を3回拝聴)
3/9マチネ OTは千弘ちゃん。

まずはアッキーVer.となってるセットリストをまとめておきます。

第1部
1 ♪それが人生『ローマの休日』(山口祐一郎)
2 ♪live in living color『 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 』 (田代万里生)
3 ♪女神よ今夜は淑女でいて『ガイズ&ドールズ』 (吉野圭吾)
4 ♪光よ照らして shine on me『この森で、天使はバスを降りた』 (大塚千弘)
5 ♪すべてはあなたに『マリー・アントワネット』 (涼風真世、今拓哉)
6 ♪dinosaur in my heart『ソングライターズ』 (中川晃教)
7 ♪愛していると言えたなら『パイレート・クィーン』 (保坂知寿、山口祐一郎)
8 ♪罪を着せろ『モンテ・クリスト伯』 (今拓哉、吉野圭吾、中川晃教、田代万里生)
9 ♪サタデーナイト・イン・ザ・シティ『ウェディング・シンガー』 (アンサンブル)
10 ♪100万のキャンドル『マリー・アントワネット』 (涼風真世)
11 ♪ロクサーヌ『シラノ』 (今拓哉)
12 ♪still believe in love『デュエット』 (保坂知寿)
13 ♪舞踏の間『ダンス・オブ・ヴァンパイア』 (今拓哉:教授、田代万里生:アルフ、山口祐一郎、吉野圭吾、大塚千弘)

第2部
14 ♪吹け、ガブリエル『エニシング・ゴーズ』 (保坂知寿)
15 ♪星よ『レ・ミゼラブル』 (今拓哉)
16 ♪連れてきて『ジキル&ハイド』 (大塚千弘)
17 ♪君のそばで『パイレート・クィーン』 (山口祐一郎)
18 ♪究極の男『イーストウィツクの魔女たち』 (涼風真世、保坂知寿、大塚千弘)
19 ♪街頭の下で『ミー&マイガール』(田代万里生)
20 ♪young and healthy『42nd street』 (涼風真世、吉野圭吾、指揮ー西野淳)
21 ♪すべて『三銃士』 (保坂知寿、中川晃教)
22 ♪港の見える広場『シェルブールの雨傘』 (大塚千弘、田代万里生)
23 ♪影を逃れて『モーツァルト!』 (中川晃教)
24 ♪持ちつ持たれつ『レベッカ』 (吉野圭吾)
25 ♪レベッカ I『レベッカ』 (涼風真世)
26 ♪こんな夜こそ『レベッカ』 (山口祐一郎、大塚千弘)
27 ♪good-bye『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(涼風真世、保坂知寿、大塚千弘、今拓哉、吉野圭吾、中川晃教、田代万里生)
28 ♪彼を帰して『レ・ミゼラブル』 (山口祐一郎)
29 ♪愛を広めよ『シスター・アクト』 (全員)

2015/03/11

ムッシュ 幸せをくださいました~♪

マリウスの気持ちがいま分かったかのようだよ。
クリコレ2、東京公演千秋楽、おめでとうございます。

この後の公演も楽しいものになりますように。

とりあえず名古屋なら飛べるかしらとチケット探しちゃったよ・・・

本日は、娯楽というものの大切さについてふわふわと考えてみたりしていました。生命維持には必要ない贅沢かもしれないけれど、心を元気にしてくれる大切なものね。


2015/03/10

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』2/21昼夜 6 涙腺決壊

さ、とりあえず2月分をまとめきってしまおう。

♪ブイドイ『ミス・サイゴン』 (岡田浩暉)
またもツライ曲だ。この曲を聴くたびに不思議な気持ちになる・・・美声コーラスで入る「ごみーくずー♪」 声の美しさと歌詞とのギャップがすごい。
少しずつ感情があらわになりながら、ジョンの後悔や自分の行いを正したいという思いが、チラリ見えるような。公演時のように、バックにブイドイや戦争写真が流れてました。
岡田ジョンも良かったですね。絶対いい人だろうと思わせる。何となくクリスっぽいけれど。

♪持ちつ持たれつ『レベッカ』 (吉野圭吾)
上手からするっと登場して、客席に下りる階段に脚をかけてふっと笑みを。レベッカでの圭吾さんのお姿を久々に思い出しました。そうそう! ギャンブルし放題!のあの仕草がカッコよくて、目がハートの形になった。足をクロスさせてるやつです(ボウリングのリリースした瞬間みたいな)
口は堅い、キュッ!(キュッ! お口チャックの仕草) のあたりは、客席降りで、マチネかソワレか忘れちゃったけど、お客さまの頭をぽんぽんしてて、これまたギャーッス!と私の頭からは湯気がしゅうしゅう。

それにしても、これだけ色んな曲を取り上げているのに、メルセデスって2回もいう圭吾さんが可笑しかったですー。

♪レベッカ I『レベッカ』 (涼風真世)
お歌は、公演時よりも若干歌い上げる(つまりダンヴァース的なじっとりしたところが薄め)感じ。ドレスは肌色に黒いレースが重なったセクシーなマーメイドラインなのかなー? 細いわー。
お見事ですわと思って聞き惚れていたところ、曲の最後でキメキメポーズしてくれて、コーフン! ジャン! ロングヘアを振り、腕をぐっと下へ広げる(うまく言えない)
とにかくこれはヅカなのですね、ヅカです、カッコ良すぎます!

♪こんな夜こそ『レベッカ』 (山口祐一郎、大塚千弘)
やったー! マキシム&わたし。背景にはわたしのパートには窓と風に揺れるカーテン。マキシムには暖炉。
ねー、ほんとちーちゃんの声は祐一郎ととっても合う。また共演してあげてー!
近づく二人、・・・祐一郎? 左手をちーちゃんを迎え入れるみたいに広げてたけど、その手はいま、ただ空に浮いてる気がするわ。腰とか手に添えたりしないの? しないのー??(たいへんに紳士である)

♪goodbye『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(涼風真世、保坂知寿、大塚千弘、今拓哉、吉野圭吾、岡田浩暉、田代万里生)
元気いっぱいに、ステージ奥から次々に登場してショウは終わり~♪とか言いながら、笑顔でグッバーイ、グッバーーーイ♪と私に言い聞かせにかかってる。イヤだぁぁ~
緞帳が下りてきちゃったけど? 

っていうか、っていうか、祐一郎がいない!

これじゃ祐一郎にグッバイできないようう(演出で何かあるのだろうとかすら考えられず、本気で泣きそうになってるお子様)
暗闇。

拍手がまとまりだし、手拍子になり始めた頃に、するする緞帳が再びあがり、真っ白なスポットライトの下に、白シャツに黒パンツの祐一郎が立っていました

一瞬にして息を呑む気配。みな静かになる。

♪彼を帰して『レ・ミゼラブル』 (山口祐一郎)
まさか、まさかここで祐一郎バルジャンに再会できるなんて、ちっとも思ってなかった。優しくて大きくて、もはやコゼットだけじゃなくて世界中の人への愛と平和をただ祈るバルジャンの、無私の祈り。
スタンドマイク(だったよね?)手には持ってなかったので。私の脳内では、祐一郎にお髭生えてましたし、周囲には学生たちが転がって、バリケードの中でした。

というのは、後になって言葉にすればのことで。

初見時のマチネの私→瞬間的に、驚き(嬉しい、びっくり、そしてその声の美しいことと言ったら!)のあまり両目から水がドバーン(犬の“うれション”と一緒だなーと思った。制御不能ってあたりが)しかし目を開けてないと、祐一郎が見れない、ああでも水が溢れて止まらないーっ おおう。

3月では前のめりな拍手が突撃してましたが、この日は(特にマチネ) 歌い終わったあとも、客席がまだ息をつけなくて、ほんの少しだけど何もない時間が流れ、ふっと息を吐いてから、ああ、素晴らしかった、って心に刻んでから、ゆっくり静かな拍手が流れてた。ブラボー!っていうんじゃなくて、ひとりひとりが感じられる数秒がありました。
そんな客席を優しく見てる祐一郎の表情が穏やかで。そして拍手を受けて、静かにお辞儀を。客席と一体になってたなぁ 思ってることが分かるという意味じゃないんだけど、お互いの嬉しい気持ちが劇場を満たした感がありました。書くとかゆいんですけど、でもそんな感じ。
これは開演してから間もなくて、私みたいに何もしらずに聞いた方が多かったからじゃないかと思います。

事前情報を持たずに行って、去年に引き続き山田さんの演出にまんまとはまれて良かった。

♪愛を広めよ『シスター・アクト』 (全員)
はううーっと泣きモードな私を置いて、急にシスターアクトである。山田さん、ほんと人のテンションを乱高下させてひどい(笑)
ドラムがズンドコズンドコ明るく入ってきて、私、全く付いていけてません!
泣くのはやめて未来へ歩き出そう~♪ って歌ってるよね。すべて言い当てられてるみたいです・・・
愛で心満たせ~♪ はい。満たされますーっ

キャストの皆さま、客席降りてらっしゃいます。神が地上に降りて来られたかのようじゃ・・・ 前方通路側の皆さま、ようございましたね。

さっきまで神さまと一緒にいるわ、の祐一郎がニコニコニッコニコで手を振っているのを見て、泣いて笑って大変なことになってました。
幸せすぎるー!

祐一郎が楽しそうに歌ってるのが一番嬉しいわ。声もつやつや、エロい伯爵も見れた。

MCもオープニング以外はなく、曲と曲の関連もないのに、終ってみれば表現者としての豊かさを贅沢に見せてもらった、クリコレ2でした。

はぁぁー

2015/03/08

死ぬほどカッコいい

クリコレ2、土曜のソワレ、明日の月曜マチネを見ます。

祐一郎があまりにかっこよくて(知ってるはずなのに。いちいちカッコいい!と驚く…)お腹を壊してます。
よくわからないけど、何やらものすごい波動がでているに違いなく、体が大変なことになっておりまする。

明日で私のクリコレは終わり(泣)! すでに半泣き状態ですが、気をしっかり持って劇場に行きたいですね。

ところで東京寒いよ〜 湯島の梅でも見に行こうかと思ってたが、寒くて諦めました。ぶるぶる。

2015/03/07

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』2/21昼夜 5 万里生のスーツ。しゅき!

♪街頭の下で『ミー&マイガール』(田代万里生)
魔女に追いかけられちゃった? 逃げてきたよの体で下手から出てきた万里生。グレーの三つ揃えのスーツ、良く似合ってるよね。首から肩のライン(しつこい)があまりにパーフェクトで見とれちゃう。
今回、万里生は芳雄くんが演じた役をかなり担当してるんですが、芳雄くんとは違った魅力で、良く似合ってます。
芳雄くんは、すぐに聞き分けられるあの声が、どう見ても主役の声。万里生はメインもサブもいける安定のテノール。どちらもいい。

♪young and healthy『42nd street』 (涼風真世、吉野圭吾、指揮ー西野淳)
圭吾さん、ボーダーTシャツに白パンツという爽やかな衣装。上手から登場し、指揮の西野さんにくねっと絡みつつ、
僕は気が狂いそう・・・なんとかして~♪
西野さん、え、オレ? 無理無理!できないよ!のゼスチャー。
回を重ねるごとに、ここも濃い目になっているらしい。

ところで、この歌詞すごいですね。
わたし若くて健康 とても若くて健康~♪
すごく若くもなく、それほど健康でもない私なので、スイマセン。このお2人がニコニコ笑顔で腕を組んで、この歌詞を可愛く歌うっていうのが、だぁー、すごい(何がってうまく言えない感じの。うわあって) しかも、別に痛々しいとか全くないんですよ。可愛いんです。だからすごいなって。
こんな歌詞を高らかに歌う42nd street 見てみたくなりました。

マチネでは何も言わなかったはずですが、ソワレでは歌い終わったあとに妖精さんが圭吾さんに“しゅき!”と超可愛く言った。小首かしげてとか! お、どうしましょドキドキっていう顔をした圭吾さんもまた可愛すぎる。

♪ただ、そばにいる『モンテ・クリスト伯』 (保坂知寿、岡田浩暉)
今回、独りでツライ曲ばかりの岡田さん。やっとデュエットね! と思ったら、これもツライ曲だった。モンクリの曲はさすがのハイカロリー揃いです。再演あるかしら?見たい。
知寿さん、これとても良かったです。岡田さんと声が合うのかな。ポップス寄りだからか。抑え目で心を押し殺したような抑制された知寿さんと、テンションあげてくる岡田さんとの大人のデュエット、良かったなー。ベージュ系?かな、衣装も綺麗でした。

♪港の見える広場『シェルブールの雨傘』 (大塚千弘、田代万里生)
おお、またも万里生が芳雄くんの曲。こちらは未見なので、比較は出来ないけれど、やはり万里生の強みは普通の人らしさからかけ離れない声だと思う。配役的にはトートじゃなくて、フランツになる声ね。

ブオオオー って冒頭に霧笛か汽笛の音がしてるんですけど、曲が始まってはじめて霧笛か何かだろうと気づいた。不吉な音で怖かったのよー。
ロングヘアのウィッグのちーちゃん、さきほどのスーツのままで万里生。

最初の挨拶で、ルグラン31才の曲と聞いたので、なおさらその才能に感銘を受ける形になりました。完璧な曲ってまれにありますね・・・・
心情、風景、物語の全てに完璧な曲。素敵なデュエットでした。

舞台上には、歌手2人のほかにダンサーとしてアンサンブルさん2人も。バレエを披露してくれていて、男性は逢沢優さんと女性のお名前まで分からなかった(分かったら追記)
小柄な逢沢さんがリフトしたり、すごいわ。で、手足もさほど長い体型ではないのですが、指先足先まで美しい。気になる人だ・・・

大学生のころ映画で見たのですが、今みると違う感想になるかも。2年も待てないわ、って当時は待てないかーと思ったけど、今は待てなくても仕方ないよって思えるな。

2015/03/06

明日、クリエ城の舞踏会☆

飛行機よ、無事に飛べ。鹿とか来ないでね。

新エリザベート。黄泉の帝王から大天使様に変わったらしい、若いトートが空を飛んでますね。シシィをツライ現実から、閣下が白魔術で誘惑するんでしょうか。
歌詞もリニューアルしなきゃダメじゃないかって気がしてきます。

とりあえず、帝王っていうか・・・プリンスのほうが似合いそう。

空飛ぶ大天使様トートに、皇帝陛下は勝てなさそうで気の毒になってきたわー。がんばれ万里生。

アッキーが入って、今度はどんな風になってるんでしょう。楽しみです。
スポンジ掲げないのかなー

2015/03/05

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』2/21昼夜 4 後半にきました。ティアナンを見直した。

週末に行くまでに終らないかも・・・

14 ♪吹け、ガブリエル『エニシング・ゴーズ』 (保坂知寿)
短いスカートで美脚が映えます。私にとって知寿さんといえば、美脚。この日の知寿さんは、絶好調の声じゃなかったけれど、明るく元気な役は似合う。
トランペット吹くみたいな手の振り、面白かった。

15 ♪星よ『レ・ミゼラブル』 (今拓哉)
今なのよ! Nowですよ! ジャベールに今さんの全てがマッチしてる・・・してるのに、キャスティングされてない哀しさよ。
やっぱりアダルトチームでレミゼすればいいんだ。

私が祐一郎に初めて会った2005年のレミゼ、ジャベールは今さんでしたが、この時の今さんは華奢で声ももっと細かった。バルジャンの相手役にはちょっと物足りない、と思ったものでした。
今ならー! 四つに組んで、申し分ないのに!

ちゃんとジャベール風コート着て、すごく馴染んでます。本役の歌は、特に歌の世界が広がるわ。
この今ジャベは、きっと淡々と黙々と仕事を鬼のようにこなし、ふと垣間見える空虚感がたまらなく良さそう。ああ、見たい見たい、今ジャベ見たい。
見れないものを見せてくれるのが、クリコレなのか? この評判を聞きつけて、本公演まで繋げてくれー。

16 ♪連れてきて『ジキル&ハイド』 (大塚千弘)
うははー。ちーちゃんに関しては、母のような気持ちで可愛い可愛いと見ているんですが、やせてない(太ってない、すごくいいふんわりボディだ)健康的な魅力をまたも発揮。かわええのう。
もし本公演でこの健康的なルーシーだったら、ハイド氏にも応戦できるかも(話が変わっちゃう) 場末の飲み屋で踊り子やら売春やら・・・という生活も、乗り越えそうな可愛さであった。
黒ミニスカ、ノーズリーブドレス。ニーハイなストッキング。トップは首の近くまで薄手の生地がぴったりきてて、この曲にしては意外と露出ない衣装にしたのねと思ったら、大間違い。
フリルが段々についてるスカート横には深いスリットがあって、椅子に脚をドン、と乗せたり、ひっくり返って開脚したりするたびに、ワーオ、太ももがあらわになる仕組みだった。
客席におしりを振り振りしてくれた日にゃ、可愛い頂点! きゃーー。健康セクスィ!
これは伯爵さまも誘惑されちゃうわー

最後の お・と・こ! も気持ちよくキマってアンサンブルさんも女性だけで構成してて、カッコよかったー。

17 ♪君のそばで『パイレート・クィーン』 (山口祐一郎)
おお、一瞬、圭吾さんに似てるよねーって思ったな。ジーンズの衣装のとき、すっきりした横顔の感じとか、おしりがきゅっとしてる感じとか、全体的な雰囲気なんだと思うんですが、似てた。やはり親子だから(TdV)。

あのねー。こんな名曲があったとは公演当時、気づけなかったよ。すごくドラマチックで素敵ロマンチック、切なくて、良い曲。

この間も書いたけど、ティアナンの若い海賊扮装に馴染めなくてねー。猛反省だよ。もう思い出せないけど、当時もこんなに素敵に歌ってたはずよね。普通の男の祐一郎が見慣れなかったせいもあるな。

どんなに愚かだろうと 生きてゆこう きみーのそばーでー♪

ウワーン。ティアナン良いね・・・いい男だ。なんで当時うっとりし切れなかったんだろう。

どんなに辛くてもいい 君を支えてゆこう
どんな愚かでもいい そばで君を守り抜こう

愛など捨てていけばいいんだ ←ここからの転調がドラマチックだった!
誓いさえも忘れただろう
こんな仕打ちできる君ならば
独りでいい 独り生きよう

違う 本当は
いつか わかる 信じて・・・

こんな歌詞だったのですね。PQのプログラム引っ張りだして歌詞確認したわー。
やっぱり笑えるのはどうしてかしらねー。ブサイクじゃないのに。ごめん、祐一郎。祐一郎の美点が隠されすぎてる扮装、とても真面目な顔して見続けてられないんだものー 色黒にしてるのがダメなのか? マツケンサンバのあの人に似ちゃうのがダメなのか?

18 ♪究極の男『イーストウィツクの魔女たち』 (涼風真世、保坂知寿、大塚千弘)
丸メガネにショートヘアの妖精さん、タイトスカートがPTAマダム風のちひろちゃん、カジュアルなのは知寿さん。
上手からきゃっきゃ言いながら入ってきて、前に歌ってた祐一郎について
男前!脚なっが! などいいつつ。
ありがとうございまーす。贔屓が褒められてるのは、素直に聞くことにしてます。
楽しそうに女子ーズは歌っておりました。

歌い終わって、下手にはけるときには
可愛い男の子発見! とちーちゃん叫んで走っていった。

で、万里生につながる。

-------------
ところで、私は日程の関係で見れなかったけど、ほうぼうで泉水洋平くんも妖精か時空を越えた存在だという話でもちきりですね。確か私より3つ上・・・お写真見るかぎり、むしろ若返ってる疑惑さえ。
何してるとあんなアラフォーになれるのだ。
いずみんの美容本とか読んでみたいものね。
-------------

2015/03/04

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』2/21昼夜 3 伯爵さまが一足早くご登場でっす

13 ♪舞踏の間『ダンス・オブ・ヴァンパイア』 (今拓哉:教授、田代万里生:アルフレート、山口祐一郎:クロロック伯爵吉野圭吾:ヘルベルト(馬鹿息子)、大塚千弘:サラ)

あのふるふる震える音を聞くと、キャピー!とテンションが上がりますよね。ジャッジャジャジャジャジャッジャッジャ♪ 伴奏オケのみなさん、すごい精鋭だなぁと感心した。この人数で、本公演と遜色ないいい音でてたー。

入ってきたのは、教授役は今さん、アルフレートは万里生。去年、カズさんが被ってたふわふわソフトクリーム状の教授帽子(ウィッグ)も同じものかな? 万里生の濃い表情が生きる場面だ。無言で、サラ救出のための相談などなどをしてる。

アンサンブルさんたちも、ちゃんと本公演の振りつけだったねー。

さぁ諸君、良い知らせだ! とびきりの収穫を得たぞ!

伯爵さまーーーっ
コウモリの羽のヘッドアクセ付きで、キメ顔して仁王立ち。待ってましたーっ

祐一郎の顔がリラックスして、笑顔(うふうふって感じの可愛い)で、とびきりいい声で第一声入ってた。伯爵的にも、喜びの歌だものねー。いやー、まぁ黒パンツに黒ジャケット姿なんですが、十分に美しい・・・

楽しもう、舞踏会だぁっ!

だぁっ!が、もう、どぅあぁ!ってくらい。どぅああー

ああ、そして後ろからはサラをエスコートして出てくる、ヘルベルト! 圭吾さん! やっぱりヘルベルトは圭吾さんが一番だ。お願い、11月は復活馬鹿息子をーっ

フライヤに使われてる赤いドレスに赤い長手袋のちーちゃん。初演の時はピュア健康セクシーそのものだったっけ。今は小悪魔要素が増えた感じ、大人っぽくなったわー。素敵。

サラの隣でぶるぶる嬉しさのあまり震えまくる圭吾さん、震えが細かすぎて可笑しすぎ、わたし笑い死にかける・・・。そして彼女は伯爵のもとへ。

おっと、ヘルベルトは可愛い男の子を発見♪ 万里生あやうし!
ステージ下の通路で逃げまくってますが、ついに見つめられ動けぬ。

父と息子は、同時にガブリちゅうちゅう。きゃーぁ

うひゃーっとなって目がどっちらけの万里生も可笑しいし、ちーちゃんの首すじに噛み付く祐一郎も見逃せないし、目が二個しかないなんてツライ。今さん教授をみて、心を鎮めてみたわ・・・
マチネでは祐一郎のみ見てて、ソワレでは頑張って周辺にも目を向けてたってところです。でもきっと色々と見逃しているだろう。

獲物が待っているのだぁぁ

ここのね、だぁぁ~♪の声、いいよねー。なんか超音波とかアルファ波とか、体がぶるぶる震えるものが出てる。

ヴァンパイア化した万里生は、圭吾さんが首にスタンバイしてたコウモリヘッドセットを装着。似合う。ヘルベルトと2人してきゅっとくっついたままチョコチョコとステージに上がり、伯爵とサラをにこにこ見てる。

求めた世界が始まる 理性はなくなる~♪

祐一郎のささやき声もいいー。いいー。やーーーん。

おー、ヴァンパイア化のちーちゃんが、ステージの奥からおいでおいでの手で誘っている。やはり大人になったよねー。悠々とそちらに向う祐一郎伯爵、ラストのジャジャン!のとこで、本公演のように目をがっつり(本公演以上か?)見開いて、アピール。って、何のアピールだよと思うけど、楽しいよねアピールにしとくか。

この場面にくると、あ、(トイレ)休憩だなーって気になるのは、もう習性ですね。クコールは出てこなかったけど。

うははー、楽しい! ほんと大好きだ!
この場面聞いてて思ったのは、しかし喉にはけっこう負担なのかなーと。公演回数をセーブするか、もうWキャストでもわたし良くってよ。
祐一郎が楽しんで主演続けるためなら。11月、どうかどうか全キャストが無事故で笑顔で千秋楽を迎えられますように。

今日のマチネにカメラが入ってたそうですが、さて何のためなのか。気になる。

(追記)
祐一郎のことばかり思い出してて書き忘れてた! 伯爵とサラより先に、ヘルベルトとアルフがぴたっとくっついて舞台の奥へ進んでいき、一度止まったところでヘルベルトが綺麗な手をひらーっと出して、アルフのおしりを下から上へ・・・撫でる、で、アルフ、ビヨヨンとなる。というのがあった。

2015/03/03

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』2/21昼夜 2 今さんの衣装にめろめろ。ロマンチックなうえに、かわいい・・・

いまのクリコレ、ゲストが岡田浩暉&泉見洋平くんに変わってますね。洋平くんはキラキラ星人☆
TdVで初っ端から顔から水が吹き出てたのは、雪が溶けた水なのだというご本人のご説明、おお納得ですわー(笑) 11月の再演に帰ってきてほしい。

8 ♪罪を着せろ『モンテ・クリスト伯』 (今拓哉、吉野圭吾、岡田浩暉、田代万里生)
男声だけの重唱が大好物なので、待ってましたー!の1曲。モンクリ、やっぱり楽曲いいですね。
圭吾さんの悪だくみ顔はキマリすぎ。岡田さんも、やっと1人きりじゃないパートで楽しそうに悪い顔でした。今さんの声も、こういう悪い人に合う! 頭がキレキレに良い悪い人って感じです。万里生も続いてイケイケに悪だくみ顔。
ともかく、こういう曲はカッコいいに決まってます。スーツ姿でしたが、脳内では勝手に扮装姿が浮かんでました。
めるせーでーすWO~♪ 圭吾さんの裏声が耳に残ってるなぁ

9 ♪サタデーナイト・イン・ザ・シティ『ウェディング・シンガー』 (アンサンブル)
パーカッションとベースのソロ。かっちょいい。
今回のアンサンブルさんたち、すっごい踊れます。素晴らしい!
なかでも逢沢優さん。目を引きます。小柄で、ボディがしっかり目で、だけど指先まで綺麗に踊っていて、この曲ではゲイの役ってことになってるらしく、かわいいアピールして踊ってる。かわいいなぁ
このあと、シェルブールで女性をリフトしてるのを見て、またまたビックリでした。
しっかりした歌声は聞き分けてないのですけど、アンサンブルさんたちのコーラスはきちんとしてるから、ちゃんと歌ってるはず。どんな風になっていくのか楽しみ。
自分が踊れないので、かっこよいわー。

10 ♪100万のキャンドル『マリー・アントワネット』 (涼風真世)
涼風さんが歌うのかー! さっき、本役のマリーで歌って、今度はマルグリットとは面白い。ベリーショートの髪型は少年みたい。妖精さんだもの。
痛々しさが印象的だった本公演のこの曲、涼風さんで聞くと歌詞に説得力が増してくるわ。

11 ♪ロクサーヌ『シラノ』 (今拓哉)
シラノ、2回観たはずだけど、これはシラノが歌ってるのかな・・・? とっても素敵な曲でした。ヴァイオリンのKaoさんがロクサーヌとして立って演奏する演出。
今さん!! もう!! とってもとっても美しかった。とにかくうっとりです。
いろいろと歌い分けられる方なのね。なかなか出演作を追いかけていけないのが、悔しい。
あと衣装、超絶キュンキュンでした。白の薄手のパーカ風で、手の甲までかぶる(指にひっかけるタイプ)長い袖で、ひらりひらり、ゆったり踊りながら歌っててー。
今さんの良さがじわじわと・・・・ スーパーマンじゃない男のカッコ良さなんだなー。次、とりあえず「貴婦人の訪問」で会えるのを待とう。

12 ♪I still believe in love『デュエット』 (保坂知寿)
ミュージカル曲というより、独立した曲のように聞こえて、あとでパンフみて『They're Playing Our Song musical』(邦題「デュエット」)からのものだと気づく。カズさんと共演してたのですね。カロリー高そうな作品だぁ
知寿さんのドレス、確か青系のきれいな色だった・・・(次、ちゃんと確かめとく)

あっという間に、まもなく前半おわりが近づく。そう、次はあれだ!

2015/03/02

ゆう様サプリじゃな

雷鳥社さんが嬉しい悲鳴を上げている・・・ 

3/2付けの<ニュース>
http://www.raichosha.co.jp/news/

<山口祐一郎様><祐一郎さん>と雷鳥社さんが書くのが、可笑しくて可笑しくて。

きっと、私たちが<ゆー様>と呼ぶのとは意味が違って、おそらく通常の“売上に貢献してくれたお方”という意味あいなのでしょう。
しかしHPのらいちょうくんイラストが可愛いもので、ついつい私たちと同じテンションで、社員さんが<祐一郎さま>と呼んでいるような錯覚をしてしまう。

あら、意外と同じテンションだったりするかしら?

こうなったら雷鳥社さんには、TdVを見に来ていただきたい。楽しいわよ!

2015/03/01

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』2/21昼夜 1 きゃーー(何その髪型)

2/21 @シアター・クリエ
昼)4列目センター 夜)14列下手側

山口祐一郎/涼風真世/保坂知寿/今拓哉/吉野圭吾/大塚千弘
ゲスト:岡田浩暉/田代万里生

心も落ち着いてきたことなので、思い出していこう。

この日のオープニングトーク(OT)の“当番”は、田代万里生くん。昼夜担当です。
話す内容は、ほぼ同じだったと記憶。

BGMは「シェルブールの雨傘」
あのカウチに背を向けて座る万里生に恋したかもしれないのは、内緒・・・言ってるか。
私はスーツ萌え(制服萌え)で、首すじから肩のライン、胸へのラインを美しく着こなす万里生は、本当に眼福でした。ちなみに、おしりもきれいなほうだと思います。えへ。
激しい表情(=豊かな表情表現)にも慣れたし、もう万里生を真正面で見つめても負けないわ!

・シェルブールを作曲したミシェル・ルグラン氏は当時31歳、自分と同じ年でした。
・デビュー作品の「マルグリット」(アルマン役)はルグラン氏作曲。
・数年前の来日公演に1人で行き、とても感激したので終演後にツテも何もないが、楽屋へ行って近くにいた女性にルグラン氏にお会いしたいと説明した。
(つたない英語で、と話していたけれど。マルグリットのアルマン役をしたました等等、たくさんアピールしたみたい)
・女性は氏の奥様で、最後は分かったわ、あなたは私たちの息子よ!と手を引いて、楽屋へ案内してくださった。
・お互い言葉でのコミュニケーションがうまく出来ない中、たくさんの曲を氏がピアノで弾いてくれ、ついにシェルブールを氏を肩を組んで歌った!

普段、私からみたらその楽屋にいるのが万里生なわけですが、そうやって音楽が繋ぐ交流をとても嬉しそうに話す姿に、笑顔になります。
いやー、いやー、万里生なぁ・・・声も好きだし、ああこれはマズイ。好きになりそう♪っていうか、いや、好きです、万里生。

OT終わり、出演者が次々と舞台中央にあるI形の階段つきのとこから登場。
フライヤーに使われてる衣装と同じかな(全員かどうかは記憶あやふや、でも女性たちは同じ)で、それぞれ上手下手でジェスチャーで軽くご挨拶。
圭吾さんが、アンダースローでボール投げるような、遠投するよな仕草を続けてたのですが、どういう振りだったのかしら。

えー、最後に登場したのが、祐一郎
みな盛装なのに、赤いセミショート丈のコットンコート、白いコットンパンツ、そして不思議なカツラ・・・の衝撃のあまりコートの下の衣装はちゃんと思い出せない。ウィッグが、長めの昔のペ・ヨンジュンさま風というか、かなり明るい茶(金茶にちかい)で襟足も長い、なぜ、なぜそのウィッグ!と混乱してるうちに、曲がスタートしてた。
ふぎゃー、祐一郎が左右に腰をふりふりしてる・・・! 可愛い!

1 ♪それが人生『ローマの休日』(山口祐一郎)
生で聞くのは初めてで!さらにふぎゃー!
昼の回では、シックなスーツで出てくるもんだと思ってたら・・・カジュアル可愛い衣装で、ウィッグが面白すぎて、ワワワーと思ってるうちにあっという間に終了。夜の部では、若干落ち着いて、
トゥルルートゥルルルー、ハイ! と、電話のコール音を自分で言って電話に出る小芝居も何とか確認できた。山田さん、分かってるぅ~ っていうか、祐一郎なにしても可愛いかも。これからは、ドジっこ的な部分も使ってあげてほしいわ。(ご本人は不本意なのかしら? でも可愛いは最近のおじさま俳優のポイントだもの、使ってほしい)

歌声はとにかく楽しそうで、“いーまー?クリエでコンサートやってるんだ、聞こえるかこの拍手!”
一度きりしかない人生♪ のフレーズにじーんとしつつ。
変えていくのは自分次第♪
笑われても 馬鹿にされても 夢を持たなきゃ生きていけない♪
いい歌詞だなー。
ラストの“そーれが じんせーーーーーい!!” も気持ちよく伸びて、元気祐一郎!
最後はちゃーお!とご挨拶して颯爽と退がる。
アンサンブルさんたちが上手側でコーラスしてる姿を確認したのは、夜の部でした。昼は記憶なしじゃった。

2 ♪live in living color『 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 』 (田代万里生)
日本公演は未見で、アーロン・トヴェイトのCDを聞いて好きな曲です。日本語で歌ってます。
個人的には、アーロンより万里生のほうが声に艶があるかも。テンポよい曲も似合う。登場した時と同じスーツでアンサンブルさんたちとクイクィっと軽快に踊っていて、とても素敵。

3 ♪女神よ今夜は淑女でいて『ガイズ&ドールズ』 (吉野圭吾)
カッコよすぎて、鼻血ブーブー。帽子を被って、ツキが逃げないようにと歌い踊る。
手をすっと横に伸ばすだけで、何でこんなに美しいのですかー。美手首にブレスレットが光る。コラボブレスかなぁ(確認しっかりできず)
このあたりで気づいたよ。今回のアンサンブルさんたち、すっごく踊れる! カッコいい! もちろんしっかりコーラスも入れてるし、お若い雰囲気できびきびしてます。これは男子アンサンブル&圭吾さん、で構成。

4 ♪光よ照らして shine on me『この森で、天使はバスを降りた』 (大塚千弘)
これは見たの。小品でキャッチーな曲はないけれど、出演者との相性もよく、せつないストーリーを爽やかにしっかりと演じてた千弘ちゃんを覚えてます。映画も好き。
短めの丈のワンピース、柄は森ガールな感じの。
久々に聞いたちーちゃんの声、マイクに良く乗るキュートな声。ほんわか。

5 ♪すべてはあなたに『マリー・アントワネット』 (涼風真世、今拓哉)
嬉しい!! 涼風マリーとなら、今さんフェルゼンとの組み合わせのほうがしっくりして好きでした。ドラマチックに歌う涼風さんと、実直さがにじむ今さんの落ち着く歌声(何度もいうけど、CDに残らなかったのが残念でたまらない)
涼風さんは登場時のアイボリーのドレス、今さんは白い海軍コート風の衣装。
良かったわー。ラスト改訂版のMAも見てみたいなぁと思っているけれど、なかなか上演しませんね。

6 ♪私という人間『ルドルフ』 (岡田浩暉)
機会がなく未見のルドルフ、美しくせつない旋律なのねー。見たい。岡田浩暉さんという方は、舞台で見ると案外(失礼ながら)魅力のある方です。CDで声を聞いてる分には、ふつう?と感じるけれど、役でそこにいるとやはり心を掴むなぁと。

7 ♪愛していると言えたなら『パイレート・クィーン』 (保坂知寿、山口祐一郎)
『PQ』についての私の記憶といえば、10代と言い張る祐一郎の若者扮装(・・・・似合っているとは言いがたく)と、客席に脚を広げて出産するシーンについての、どうにも腑に落ちない感(こっちに股ひろげなくてもいいじゃない) 2幕の祐一郎は素敵だった、あ、今井キーヨが1番しっくりしてた。です。
それが今回、こういう形で聞くと、あら? いい曲じゃない!
しくしく。そうかー、アイリッシュ風味を入れ込んだ、こんなにいい曲だったのに、色々なことに気が散っててちゃんと受け止められてなかったなぁ(反省)

知寿さんはエスニックな雰囲気でまとめた衣装で、ウィッグもソバージュ。祐一郎はラフな感じ。やーん、長い脚に似合うジーンズの腰にはゴールドのチェーン飾りを付け、さらっとカーディガンみたいのを羽織り、襟には長いストールを。背が高いから、長く垂らしたストールがばっちりよ。
→えええ、かっこいいじゃんか!
PQ上演時もこれくらいさりげないカッコよさを狙ってくれれば良かったのにー。あの時は学芸会の海賊だぞう!って感じでねー。フッ

さきほどの元気いっぱいとはうって変わり、美声な祐一郎を堪能。やさしく知寿さんの声をサポートする歌声に、じーん。後半の盛り上がってるとこも、何の苦もなく軽々とキーが上がっていく祐一郎は、さすが。おじいちゃんとか自分で言ってる場合じゃなくってよ、祐一郎! あなたまだ帝劇のセンターで仁王立ちしてていいの!

美しい二人のデュエットに聞き惚れて。にっと笑顔で知寿さんに腕をとらせて、ステージ中央の登場口から退出の演出だが、下手側に折れて去るときには知寿さんに連れさられていく風で笑わせてくれてました。おっとっと、って。

・・・いい子でしょ、祐一郎は。