2015/03/22

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 5 私はティアナン@クリコレを愛す

本日は名古屋公演の千秋楽、指揮の西野さんがドラゴンズファンということで、♪young and healthy のお遊びでは、ドラゴンズマスコット人形が圭吾さんにいたずらされてたとか。ますます楽しく盛り上がっている模様・・・
みなさま楽しんで来てください~

私のクリコレ思い出コレクションは、後半に入りまーす。

14 ♪吹け、ガブリエル『エニシング・ゴーズ』 (保坂知寿)
そうそう、やっぱり表情に余裕ができて2月より楽しそうな知寿さんでした。客席の反応も一緒に楽しんでますって表現してる人が増えてます。
多少不満があるけれど、劇団四季が叩き込んだ基礎は確かなものだな、凄いなと感心する。四季時代の知寿さんをたくさん見れたわけではないけど、かっこいい大人の女性が登場する作品が、もっと上演されるといいのにと願う。もったいない。
あと幕の向こうで、さぁ後半も楽しくね、って皆で言い合ってそうな雰囲気が伝わってきて、それも好きでした。

15 ♪星よ『レ・ミゼラブル』 (今拓哉)
安心の今ジャベ。しかし、本公演では今後会えるかどうか分からないと思うと、有難さが増幅されてくる。この今ジャベの「さぁ逃げていけ♪」の先には、祐一郎バルジャンが見えてるだと思って聞きました。2人の対決、もう一度見たいものです。
岡さまジャベほどには様式美な十字を切るわけではないが、決意ががこもった十字を切る今さん。

いま書きながら、2003年のライブ収録盤(祐一郎バル、今ジャベ、圭吾アンジョ ナイスラインナップ・・・)をものすごく久々に(1年以上聞いてなかったと思う)聞いたら、案外クリコレで聞いた今さんとの違いがないように聞こえます。違うんじゃないかな?と予想していたので、びっくりした。2015の声が全体的に骨太感がましているけれど、それでも2013もわりと骨太に聞こえるわ。おやまぁ

というのも、2005年に初めてレミを祐一郎&今で観劇したとき、今さんが華奢に見えてたので、声もそれほど骨太だという印象を持っていなかったんです。見た目に引きずられてた? 不思議だ・・・ うーん、でもやっぱり2005年当時は今さん、若かったのだと思う。人生の大半を賭けた警察官としての自分の生き方、という重みが当時はまだ薄かったのかも。
あ、祐一郎バルが登場(CD) なんで美しいバルジャンでしょう。タイムマシンに乗りたい。

16 ♪連れてきて『ジキル&ハイド』 (大塚千弘)
クリコレのすごいところは、素晴らしい楽曲を素晴らしい方が見事に魅せてくれていても、余韻たっぷりを許さず、さ、次!次!で畳み掛けてくるとこですね。アップアップしたまままラストまで持っていかれます。
牢獄から生まれたジャベール、の決意を堪能してたのに、次はパブ「どん底」でのルーシーの歌・・・ ほんと、ついていくのが精一杯です。
こんなルーシーが「どん底」にいたら、アターソンだってジキル氏だって通いづめちゃうね。

ちーちゃんは大胆に動けるし演じてくれるし、声もお肌もつやつや。若い出演者になるから、クリコレでは可愛い風かと思いきや、すごく大人のショウを作ってくれていて、演出・山田さんの配置も見事でした。

17 ♪君のそばで『パイレート・クィーン』 (山口祐一郎)
2月に見たときに、PQへの評価を変えることになった曲たち。
今回、新たな発見がありました。それは、歌ってる背景が「月夜の海原」だったということ。いかに祐一郎しか見てないかが分かるわー。ほぼ最後列の席だったので、全体を見ることが出来たのだった。

そして、この歌覚えて帰ろうと決意してたので、いまは歌える。フガ! 2月は半分くらいまでで、転調した後半のメロディが危なかったけど、もう万全だ。でもCD出してください。

けっこう毒々しいような、赤青って感じの配色のボタニカルな感じのインナー、手首で出ちゃうの?なライトブラウンのジャンパー。すっきりしたジーンズの腰にはゴールドのチェーン(何かの形のパーツがずっとついてる)、そして長くてまっすぐな足。靴は黒。
それから、素直で勇敢で優しいティアナンの歌声
つやつやな祐一郎の声が素晴らしくうっとりです。

いまはティアナン人形があったら買ってしまいそうなくらい(でもクリコレの扮装でお願い)好きになったわ。いい曲だってことを教えてくれてありがとう、クリコレ!

さようならー、ティアナン。重厚な大人の男じゃない、ヤングアンドヘルシーな大人の男って感じでした。こんな風に思われるグレイスは幸せ・・・

18 ♪究極の男『イーストウィツクの魔女たち』 (涼風真世、保坂知寿、大塚千弘)
しゅっとしてるね、っていうのは今回もちーちゃん言ってたな。デカ!は誰かが。
7日、涼風さんが(祐一郎のことを。髪がが長いねと言いながら)だいすきーって言うと、知寿さんがちーちゃんに「どう?」と振り、ちーちゃん曰く
えー、考えたことないー

・・・若干の沈黙が劇場内に。そうか、ちーちゃんは祐一郎は対象外だったのか(笑)ということが如実に感じられるお答えで、おお、伯爵さま、気落ちしないで!
お世辞でいいよねって言いそうなところを、なぜか直球で返した感のあるちーちゃんでした。
3人の掛け合いも、いい感じにこなれて来てましたー。

19 ♪街頭の下で『ミー&マイガール』(田代万里生)
「若い男の子~みっけ」ってちーちゃんが叫んだあと、知寿さんが「わかい?」
9日は、さらに「子犬みたいに・・・」って形容詞がついてました。子犬のような万里生。
万里生もキラキラ楽しそうに歌っていて、とても楽しい。とても言い声。万里生が待ってるなら、街灯の下に駆けつけたい。

芳雄くんが歌った曲が多かったのを思いつつ、声だけなら私は万里生のほうが好きかもしれない。ボリュームつけて高音域の声を出すときの差なんだけど。でも芳雄くんにはきらめきスター☆オーラがあるんだよね。
稽古場写真とか見てると、それほどとは思わないのに、舞台に立つとピカーンだ。細身なのにタキシードがあんなに似合うなんて!
エリザベートは、芳雄トートと万里生フランツの日で見れそうなので、比較できるの楽しみにしてます。

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