10/26
朝食は茶粥。
外が見える席で幸せ。お腹にやさしい食事でした。
昨日の夜も、今朝も満腹。少しは腹ごなししなくては、とホテルの外をぐるっと回ってみました。
素敵な概観に見とれて足元をよく見て歩かないと、ふんふんふん♪を踏んでしまいそう!
実は昨日から、私のイトコ(東京在)も同じ奈良に遊びに来てました。時間があったらお茶しましょ、といっていたのですが・・・お腹いっぱい食べたりしてるうちに会えず。
■ようやく「第58回 正倉院展」
9時会場。少し前に到着。
で、ここのエントランスで、ばったり会えたんです、イトコと~ しかし博物館内でお話も難しいし、彼女はイヤホンガイドを借りていたのでお邪魔もできず。旅の成果は東京で!
思い焦がれておりましたわ。アナタ。正倉院さま、と言いたくなるくらい憧れでした。教科書で読んだのが最初だったと思います。あとは井上靖さんの小説とか。
ペルシャから割れずに運ばれてきた・・・「瑠璃杯」 ああもう、うっとり。ロマンでした。
そして憧れのすべては「螺鈿紫檀五絃琵琶」あたりに集約されます。見てみたいーっ
ところが今回は螺鈿がひとつも出陳されませんでした。
「螺鈿」が!!!
きゃーーっ ナゼなのーーっ??
お楽しみ、と出陳リストはあまり見ないで行ったらこの有り様。私の大好きな「螺鈿」がないだなんて、あんまりの仕打ちです。ぐっすん。
ま、でも「馬具」の展示は面白かったです。ベルトなんか、今のとまったく同じですヨ。ざっと1500年以上も変わってないんですね~
木製の鞍も見事なカーブが作られていて、職人の技に感嘆。細く短い短剣が二つあったのですが、こちらは出来れば拡大鏡付きで拝見したかったっす。ガラス越しではなかなか見えませんので。学芸員さん、ご配慮お願いします。
古文書が多く、読む力がないためにささっと通り過ぎ・・・ などしてたら、1時間あまりで見終わってしまいました。
午前中いっぱいかかる予定だったのに。
気を取り直して、ショップへ。ミュージアムショップは、いつもの奈良博のグッズよりも素敵でした。小さなファイルとか、ハガキ、便箋など購入。
あまりに早く終わったので、本館の展示も少し拝見です。
仏像は寺で見るほうが好きだな。埃の香りただよう薄暗いとこで見ると、コワいくらいですよね。
■東大寺広くて大仏だけ見ました
みな、一度は見ている「るしゃなぶつ」。なので、二月堂まで歩く気力が失せてました。
ここまで来たし、と一応ご挨拶。熱心に見てたら首が痛くなりました。
金ピカだったアナタにもお目にかかりたいものです。
さて、ここの鹿たちはかなりスレてます。
鹿せんべいを買った瞬間に、わらわらと鹿たちが寄ってきて、さっさとチョーダイ、と迫ります。気が早く荒い鹿なら、ダーンと後ろ足だけで立ち上がってチョーダイ! 危ないなー。
襲われるのが嫌なので、誰もせんべい買わず。この牡鹿は、どろんこ遊びに夢中♪ ワイルドな俺、を演出したいんだと思うわ。
下の眠そうな鹿は、博物館前にいたコ。とても大人しくて、鼻筋にさわっても怒りませんでした。
■カナカナ
バスに乗ってならまち方面へ。行きたいと思ってたカフェなのです。イトコは昨日の夜にこちらへ来たそう。
並んでいるのも食事してるのも「女子」ばかり、というオトメあふるる場所でした。
ふふふふーーっ
美味しかった!
えびカレーが非常に美味しかったです。これはオススメします。ちと並びますけれども。
左のはgachaさんが頼んだチキン系、右の二つが私とマキマキさんが頼んだえびカレー。
もう一度食べたいなぁ あのカレー!
2階には小さなお店があり、掘り出し物を探すのが楽しくなりそうなところでした。
■ぶらぶら
食事のあとは、ぶらぶらしながら奈良ホテルへ戻りました。
ティーラウンジで珈琲を飲みつつまったり。
少し早めに京都に向かおうと決めたのですが、近鉄奈良駅には大勢の人が。これは雅子妃を見送ろうとしてるものたちね。
あと1時間後に来るというのを聞いて、そこまで待てるかーっと京都に向かいました。
で、疲れてたんで、電車内ではこっくりこっくりしてたんです。そして、ふと気づいて顔を上げたら目の前のおじさんがぷっと笑ってだんデスーっ はずかしいわーっ
どうやら3人で寝ちゃってたので、笑ってたみたいです。
■ねこたち。
奈良の市街地には猫がたくさん住んでました。大きな公園があるからでしょうね。人も猫も、のんびりしてました・・・