2014/05/31

ビッグ・フェラー

久しぶりにマチソワ。長い芝居だけど、そんなに長く感じません。

2回目で、伏線やら皮肉さがパーっと浮き彫りになりました。

とりあえずウッチ−がカリスマ似合うなぁ。アメリカで成功し、アイリッシュ系としてはっきりくっきりした正義を目指していた。そしてその正義が状況の変化で捻れていく様がね〜

ウッチ−の衣装が素敵スーツで眼福。

成河さん良いですね。スベリながら喋らないといけないし、客席からは同調されなくてはいけない。

え、浦井くんは真面目で無口でピュアな男… 浦井的な役でした。1回目はウッチ−の迫力に霞んで見えてしまいましたけど、2回目はマイケルなりの葛藤が伝わってきました。よかったよかった。普通さが何より大事な役なんだと思います。
ビッグ・フェラーとの対比でね。
あと、衣装…オフな点で眼福?
フフ。

明日も観に行くよ!

2014/05/26

レディ・ベス千秋楽映像 大きい人の笑顔あふれる~

ふー、拝見いたしましたー。
 

晴れやかな日~と歌う祐一郎のお顔の晴れやかなこと! やはり祐一郎は、私にとって唯一のお方・・・! 
怪我もなく、体調を落とすこともなく千秋楽を迎えられて良かった。

対照物がないのに、祐一郎は大きいなぁって分かるのはどうしてかしらね? おおきい・・・

平野さん、カワイイご挨拶でした。9月までに女王の風格が身につくかしら? 頑張ってね。
映像でも笑えるくらいに顔が黒い(スペイン焼けか・・・)フェリペ平方王子、ライトで祐一郎のクールヘッ!がよく見えなかったのが、無念であるが、いい呼びかけよー。

翌日の花總さんのご挨拶も、一部編集された部分も含め(古川くんが「レディ・ベス」じゃなく「ロミ・・」と言い掛けてがっくりした話。続いての圭吾さんが「モーツァ・・・」と言い掛けてあげて、男前だったそうです。ナイスフォロー)いい雰囲気でした。
 

石丸さんは絶賛さわかやさんで、涼風さんは絶賛男前ボイス。禅さんは、どうしていつもかわいいことになっちゃうのか。

これから見る皆さんが羨ましいーーー。お楽しみに、です。


2014/05/23

東京公演、祐一郎おつかれさま。

おじいちゃんは幸せなのか・・・よかったよかった。しばらく、司会担当した育三郎くんの「山口様」で楽しく遊べそうです。やまぐちさま。意外と新鮮ですよ、新しいな! ゆうさまじゃないのか。

しばらく祐一郎には会えません。名古屋に行くつもりだけど、行こうと決めたのが遅かったので、まだチケット確保できてないのよー。取れるかなぁ心配。お休みの関係上、うっかり大楽の飛行機取ってしまったのだった。大丈夫なのか。


イモーテルではないけれど。一足先に東京公演の楽を迎えたみなさまへ贈ります。

公園の一角で毎年咲くスズラン。地面に這いつくばるいきおいで、香りを嗅いだわ。フガー、なんて素敵な香り。


2014/05/21

東宝のカウントダウンが我らをもてあそんでいます

http://www.tohostage.com/elisabeth/

昨日はあと2日と少々だったはず。なのに、勤務からもどって「1日」になってるのを見ようを開いたら、
あと10日 

に、増えてた

演出の都合上・・・という悪魔の言葉が浮かび、そして何かトラブルかと考え、いやいやもしかして、ものすごく意地悪な製作さんが我々をもてあそんでいる姿が目に浮かび。

やっぱり、まだカウントダウンしてますよというアナウンスは公式には見かけません。テストとかだったら笑えますが、何なんですかねー。

公式に出してないから、ゴメン間違えた、もいえないのかしら? 

あした、さらに増えたら。

怒るよー!

2014/05/20

東宝エリザベートも再演でしょうか

http://www.tohostage.com/elisabeth/

カウントダウンしてる・・・!

しかし東宝HPにもFacebookにもTwitterにものせていない、東宝様でした。相変わらず、鷹揚に宣伝なさるわよねー。

さて!

わざわざカウントダウンということは、やはりサプライズがあるということかなと思いますね。
いやぁぁl
ついに、この日が来てしまったのかしら? ゆーいちろーーー。

王子様から、芳雄トート誕生でしょうか。ああん、祐一郎はトートパパの役でいいから、黄泉の国父子物語も増やしてください。
トリプルキャストでもいいし。

笑顔で殺す浦井ルキーニ。しゃべり倒してそうな市村ルキーニ。
華麗なるステップ、トートダンサーよりも華麗な圭吾トートは、古川ルドの服を脱がしまーす。
ミラクルメイクで禅ルドルフ。この場合は、ぜひ祐一郎トートでお願いします。
岡さまシシィは準備万端。
近頃は盟友の石井一孝さんもシシィの扮装したというから・・・オカズのWキャストかしら?

はっ、脳内キャスト表がカオスになってきたわ。落ち着け落ち着け。

発表になる日は祐一郎はマチソワしてるから、ここで外れることはないだろうと冷静な分析をされている方がいて、おお、なるほど! そうであって欲しいです。
そして花總シシィ、平方ルドがあるのかな、と。

2014/05/18

よかったよ〜イベント☆

後半は切なさ溢れて泣いたわ。分かりやすく泣いたわ!

わずか50名のイベントに当選(JCB様に感謝)で、育三郎をゲストにミュージカル講座。
2メートルくらい先にいて、お互い近い!とドキドキのスタート。

初演ならではで、直前までの変更も多く、たいへんだけどリーヴァイさんに直接メロディ手直しされるなんて素晴らしい事だったと。モーツァルトにつくってもらうような事だと例えてました。

ベスが離れる決意のあと、うなだれるロビンの肩にアスカム先生が手を触れる場面も、公演数日前に歌が追加されたと。

祐一郎さんは、やだよ〜おじいちゃんやだよ〜と言いながら石丸さんと必死にお稽古だそうです。
既出のメロディで歌うので、歌詞が混じってしまいそうになるらしい。作詩王でるか…?

ターザンロープは小池先生の熱い希望。ほんとはロミジュリでやりたかったが、スタッフに総反対で断念したので、今回は絶対やる!と。
やってる育三郎も、地面から50センチくらいしかないので、早くベスの所に行けよ〜と思ってたようだ。

ロープ設備は稽古場にはなかったから、帝劇舞台上に入ってから練習で、公演の中慣れてきたとの事。舞台も回るし、かつ上下し傾斜もあるのが稽古場になくて、たいへんだったそうですよ。

あ、空港に到着。

アディオス!

きゃ〜

当たりましたヨ!

いっくんロビン良くなってる〜♪ 歌って踊れる役者の…アイドルだ!

平方フェリペも自分カラーが出てますね。ヨシヨシ。

何よりも大切なもの

それは観劇のチケット・・・

帝劇スタッフの方の計らいで、うっかりさんも入場させていただいています(よい子は忘れてはいけけません)。二日連続で忘れたのは、私ですーっ

ハズカシイ。

たまたま帰ってきていた夫を朝から動員し、席番号を連絡してもらえました。あああ。

昨日は花べス様と石丸先生。
何ですか! 気品と知性が香りますね・・・女王にふさわしいお方でした。アスカム先生も、夢物語的な祐一郎アスカムに比べ、非常に熱意あふれる(普通の人間らしい)存在感のある先生でした。

流れもずいぶんよくなっていて、物語の流れがくっきりしていたように思います。

さて、今日は男らしくなったとうわさのサブロビン。どうでしょうか。


2014/05/15

2000年はドーラン使わずの祐一郎

演劇ぶっく 2000年6月号(34p BACK STAGE TALK1)
入手したので、祐一郎チェックー。

舞台メイクについての小さめの対談でしたが、楽屋のお写真なのでお得感が!

2000年の祐一郎・・・「ローマの休日」の楽屋で取材受けてます。ブルーのタオル地ガウン姿よー。もうメイクは出来てるので、なんか顔と服が合ってなくて面白ですけどね。

この時点では、ドーラン使わず、パンケーキのみ。ペンシル、リップクリーム。
で、ジョー・ブラッドレイが完成しているようです。
普通の人の役だから、これくらいでいいらしい。

いまはどうなんでしょうね?

楽屋レポートとか、いまは裏側を見せないので、貴重な記事かも。見たい、でも見せない祐一郎の気持ちも分かるし。ああ、ふくざつ。

昨夜の『万獣こわい』堪能しました。成志センパイの衣装が一番いろいろで素敵です。感想はネタバレなので、少し寝かせてからにしようかな。

週末はWキャスト総比べできる組み合わせ。石丸アスカム、花總ベスにやっとお目にかかれます。 

2014/05/13

ライラックウォーター♪ といえばカズさんの声が浮かぶ

今日は曇天。ライラックがいつもより早く咲いている気がします。ライラック祭りの時期は、ライラック咲いてないよねってことが多いので。
ライラック祭りでも、ワインのめるのだなー。寄って帰ろうっと。何かと飲みたい札幌っ子よのう。


素敵な香りがたまらない。通勤途中のこの木の下で、毎日香りを楽しんでます。本当に素敵な香り。うっとり。
ライラック・ウォーター♪>って、カズさん(石井一孝)が『蜘蛛女のキス』モリーナの「She's A Woman」で歌われてますね。せつなくて大好きな歌。

さて、明日は『万獣こわい』@札幌です。きゃーー楽しみ楽しみ!

2014/05/12

東京から名古屋(前にやったことあったよ)

アルジャーノン(銀河劇場)から、ベス(中日劇場)。ってことで、飛行機とホテル確保しました。
相変わらず、肝心のチケットはこれから。エリザベートのとき(2012/08/21記事)同じルートで移動したっけ。
ちょっとわたしバカかもしれないと思いつつ、祐一郎さん突然不在の恐怖感が拭えません。出るというなら、お会いしたい。→やっぱりバカかもしれない。

札幌→東京→名古屋→札幌は、この時も疲れたなぁ(もうしたくない)って思ったのは覚えてるんですが、9月に3回往復するよりはいいかなーと思って。変わらないか? いずれにせよ疲れるな。気合気合。

こういうときの予防策としては、劇場近くか交通の便が良い宿にすることです。観劇以外はホテルで寝て体力快復をはかるのが良い。一度お風呂でリフレッシュも良いですね。足裏マッサージ的なものも、元気戻ります。よだれも出ます・・・

内野聖陽と浦井健治が共演!オレのための舞台! と叫んだビッグ・フェラーもいよいよ近づいて来ました。稽古の虫が集まって、稽古しまくっているらしいです。まぁすごい。

参考映画ということで、見たことあるのは『麦の穂をゆらす風』くらいでしたね(2006/12/22記事
なかなかツライ映画ですけど、見る価値はあります。

20年ほど前にロンドンに行ったとき、地下鉄のプラットホームに向って歩いていたら、駅員が何かアナウンスした途端、人が逆流してきて、何だ何だと思ったら<IRAが爆弾予告出したから、シャットダウンしてる>とマダムに教えてもらったのを思い出します。地元の人たちは、やれやれまたかという表情だったのも印象深い。

ああああ! あー、上演時間をイギリスの情報サイトで探してたら、ネタバレ的な一文を見てしまったぁぁぁ(ガガーン) まぁいいんだけどさ。ああ見ちゃった。まっさらな心ではもう見れない。しくしく。
いやー、それなら浦井くんがどんな演技するのか、楽しみすぎるけどね。

2014/05/11

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン Aaron Tveitがキラキラ



このあいだポチったCDの続き。

6/21-シアタークリエで上演される『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の福井晶一さんが、体調不良のため降板とのことで。残念です。無理なさってたのかしら? 
今井清隆さんが、パパ役からFBI捜査官役になってますね。戸井勝海さんがロジャー・ストロング役からパパ役にスライド。ロジャー役に、治田敦さんがキャスティング。

映画の雰囲気を舞台に移したのだったら、福井さん似合ってただろうなぁと思ってました。風貌はキーヨのほうがトム・ハンクスの外見には近いかもしれない。オリジナルと同じ演出なのかな? キーヨが踊るところも見逃せない気がする。絶対、カワイイ。

ベスの遠征と、ビッグ・フェラーの遠征の後では動けず(制服好きとしては見逃したくなかったが・・・!)、見ることはできないのでCDを聴いてます。
歌詞カードついてます、舞台写真もたくさんあってので、雰囲気がよく分かります。

ショウアップされた曲調、ジャズ風の曲も多い。オシャレなミュージカルという感じ。ああ、制服の男女が踊ってるー。見たいー。
主人公フランクは、Aaron Tveit 映画版レミゼでアンジョルラスでした。レミゼのときは、キレイな声ねーと思いつつ、私の好みはもうちょっと深い声かなと思ってましたけれど(Ramin Karimloo好み)
声質がすごく明るくてキラキラしているので、こういう役はぴったり

ラストはみんな楽しく笑顔なんだろうなぁと想像しちゃう音楽でしたね。

ちなみに、こちらも一緒に聴いてます。これはお買い得でした。彼の声がいいなぁと思うひとなら、聴いて損はないと。自分を形作った思い出の曲を成長順に歌っていて、曲紹介のMC部分も入ってるのが楽しかったです。キュート!



When I Was Your Man などは、オリジナルのBruno Marsより心地よいくらい。私の好きなShe's Always a Woman も素敵な声で。
こちらで聴くと、低音部もきれいに響いているのですよね。レミゼのアンジョって基本高音なのだなぁと改めて思いました。勢いに引っ張られて、気づいてなかった。

2014/05/09

StarS(井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎)が『岩谷時子賞 奨励賞』受賞

おめでとうございまーす!
StarSの3人が。岩谷時子賞 奨励賞 を受賞です。

CDデビュー(2013/05/08)から1年のこの時に、受賞ということでいろいろな縁や、さらなる展開へと広がっていきそう。

とりあえず、スピーチ記事でてたので、貼っておきますね。
http://newslounge.net/archives/127174

浦井くんが話そうとすると、微妙な空気に(ほんとに)なったのかしら? 映像で見れたらいいのですけれど。
浦井くんは真面目すぎて1周半しちゃうタイプですから! しかし今日の授賞式では、浦井砲は出なかった模様ですね。ふふふ、使わないことも可能。

そんな今日、友人から面白かったよーと教えてもらった『仮面ライダーアート展』に行ってみました。
(札幌エスタ11F プラニスホールで18日まで開催)

確かに、面白かった。かっこいいわぁ~ 原稿も展示されてて、それが熱くていいのよ。仮面ライダーが悪の組織によって改造されたバッタ人間という設定からして、自分の存在価値への葛藤が起こるのが分かる。

ヒーローモノは弟につきあって「ギャバン」くらいしか見てなくて、オトナになって、『仮面ライダークウガ』観たくらい。

そうよ、浦井くん見たくて全話見ましたよ! ちょこっとしか出なかったけど、面白い作品でした。しばらく、サムズアップしつつ大丈夫!ごっごとか、見ててくださいオレの変身!などと叫んで遊びました。おすすめです。
クウガはあまりバッタぽくないのですけど、石ノ森章太郎が込めた正義とは、暴力とは、というテーマがちゃんと描かれてます。目的が正義のためであっても、生じる暴力は正義と言えるのか?という。相手もまた、命ある存在なのだと。


ライダーさんたちが集合してます。クウガは奥のほうにいたので、全身撮れなかったのよう。
↓左側がクウガ。
全テレビドラマのOP映像を流していたコーナーがありまして、ふと聞きなれた曲が。そう、クウガのOP曲。No fear No pain♪ かめーんらいだーくうがー♪ やだ、まだ歌えたわ。

クウガマラソン(DVD借りて呑みながら見る会)は、こんな感じでした。
2006/1/17 2006/2/14  2006/3/21

楽しかったな。また見たいし。

クウガが2000年、いまの浦井くんを誰が想像したでしょうか。クウガマラソンで盛り上がった2006年の私も、想像していませんでした。
武道館満席にして、たくさんの舞台できらきらして。これからも、素敵な姿を応援していこうと思います。

2014/05/08

二都物語CDに泣く



先月、ポチったCDたちを聴いてます。(こんな感じ
A Tale of Two Cities

良かったわー、他のCDも全部よかったんですが、二都物語はこの中ではしっとりジーンとしちゃう美しい曲ばかりなので、思い出しては涙ぐみながら聴いてる。

カートンの俳優さんの声質が、すごく豊かに響く大男な声なのが意外ながら、チャールズとの区別がつきやすいのは、なかなか良い選択だったかも。
包容力ありそうな男っぽい男というイメージなので、こういう人が大切な人、とその家族のために究極の献身をする選択というのが、一層重く深く感じるなぁ

このJames Barbourさん、自分のアルバムでジキハイのThis is the momnent など歌い上げ系の歌も披露されていて、聞き終わったあとの満足具合が素晴らしいお声でした。



すみれさんも素敵なルーシーを演じてくれていたものの、CDのほうが歌唱力では上回るお声。聖女ですね。
マダムはめぐみさんのほうが、強烈で良いですよー。

当たり前ですが、オリジナル歌詞だと旋律と言葉がしっかり合っているので、ストレスありません。
シドニーがルーシーパパに、彼女と結婚したいのですと許しを請う場面で<あいしてーますー>って歌ってたかと思うのですが、<ますー>と音階が上がっていくメロディで、どうも締りがないわ・・・と不満だった訳詞箇所でした。
I Love Her> と歌ってました。直球訳だったのかー。英語歌詞なら、しっくりするんだけどね。

いつも謎ですが、東宝がCD出すと出さないの間には、何があるのかしら? 日本のキャストも最高だったわ!出して!もしくは、同じメンバーで再演してくださいー!

『レディ・ベス』もビミョウな組み合わせで突っ込むのはやめて、Wキャストで二つに振り分けてくれたらもっと嬉しかったなぁ(贅沢)

2014/05/06

『レディ・ベス』4/20マチネ この組み合わせ、好き

ベス:平野綾 ロビン:加藤和樹
メアリー:未来優希 フェリペ:古川雄大
ロジャー・アスカム:山口祐一郎
アン・ブーリン:和音美桜 キャット・アシュリー:涼風真世
ガーディナー:石川禅 ルナール:吉野圭吾

去年の初・ミュージカル観劇(二都物語で芳雄くんにメロメロ)に続いて、初・祐一郎となった友人を伴って。
2階A席、センター。

■前日は分らなかった、床面の装飾やライティングや背景の映像の美しさも堪能できた。星々が動くなかに立つ祐一郎、ますます偉大な先生という感じ。ぱああっと星が広がると、ホェーっとお口があんぐり開いたわ。わぁぁ、きれいきれい。
この舞台演出では、断然2階席のほうが効果を感じられました。

結論から言えば、恋人たちがお別れを決意し、ベスが戴冠するところで友人は号泣していたので、私としては大満足でした。祐一郎さんもいいお声だったので、私が心酔(祐一郎以外に使えないわ、こんな言葉)しているお方の元気なところを見てもらえたのが一番嬉しかったということで。

感動冷めやらぬ友人に、冬には芳雄くんと祐一郎さんが共演するよ!(M!)と耳打ちし、連れて行って~♪と言わせました。イヒヒ。東宝さま、お客様確保しましたよー(褒めてー)

■未来メアリ、ロミジュリでの爆発ぶりが見事だったので、楽しみでした。期待を裏切らない迫力の歌唱。体格がいいほうが、舞台映えするんだよなぁという当たり前のことを痛感する、吉沢メアリとの比較でした。どちらも持ち味が出て良いけれど。

吉沢メアリが、個人的なベスへの憎しみが強く感じられましたが、未来メアリは憎しみも去ることながら、よりカトリックへの信仰心からベスを攻撃しているよう。
自分はまもなく死に、ベスが王座に座るだろう、と和解の場面がありますが、吉沢さんは、この時も個人的な和解があったという感じ。未来さんは、和解したようでしていないところが印象的な去り方でした。

どちらも正解なんだろうと思うし、父の血脈を受け継いだ人間が自分の後継者であってほしいのも人情でしょう。反面、母や自分を追いやった元凶でもある点では、憎さは薄れるものではないでしょう。
女王としての格を持ちながら、女性としての一面もうまく見せるメアリの人物像だったと思います。

2014/05/05

『レディ・ベス』4/19マチネ-2 慈愛に満ちたアスカム先生、るんるんぐー

・育三郎ロビン。初見は育三郎ロビンからとなりました。この時は、いつもの育三郎な感じでチャラくて優雅ねぇと思っていた。そして、翌日加藤ロビンと見比べてみて、自分が加藤ロビンのほうが好みだと気づく。

育三郎ロビンへの不満というか、始まったばかりだし平野さんにテンポをあわせてるように見えたのだけど、ベスがこれまで親しんだ世界の外を見せる役割とすれば、ベスの住む世界の人と近いしい雰囲気じゃないほうが、ロビンの存在がきりっと立ち上がるのだと思う。
その点で、加藤さんの声楽系じゃない歌い方や、男っぽい雰囲気、話し方のほうが今のところ、リード中です。

でも、育三郎くんも深めてくる俳優なので(この点は、信頼してる)、優しくチャラく優雅なロビンでありつつ、ベスに知らなかった世界を見せてくれる役まわりを、素敵に見せてくれるんじゃないかなーと、期待。
しかし、チャラい風なのに筋の通った男ぶりとして見せるのって、加藤ロビンの直球派よりすごく難しいよ。いまはベスのこと愛しててもう恋なんてしない、とか言うけど、そのうち別の子と楽しくやってそうに見えるのだった。

ジャグリングに気をとられているのが、両ロビンともに頑張れ!でしたね。歌うたいさんなのに、ジャグリングまでしなくちゃいけないものなの?

幽閉されてるベスを探してくる、ロミジュリ的な演出。ツタでぶーんぶーんと飛ぶより、どう見ても壁をよじ登ったほうが早いと思います。恋人たちよ、気づいて。

ロミジュりにしか見えなくても、というか、もじっているんですよね? 家に縛られて愛が成就しないということを。ロビンのボーイズたちが、木の枝で二人を隠すのは、マクベスの演出のもじりか。シェイクスピア・イヤー(生誕450周年)だからかもしれない。
形式的な演出ですが、分りやすくロマンティックでわりと好き。女の子の憧れじゃ・・・命がけで自分に会いに来る男って。やーん、いいわねー。

・祐一郎アスカム先生!きゃーーー!
きゃーーー。
きゃーーーー。

ほぼ全編通して、穏やかで辛抱強く、公正さを求め、男女ともにその人間性を見つめる目。静かな眼差しのなかに、ベスへの愛情が広がっています。

冒頭の、ベスの生い立ちを語るシーンや、2幕にもあるベスが国王となるべき、という歌(プログラム買ってないので、タイトル分らないの)が長いシーンでしょうか。
後は、家庭教師としての登場場面。多くはないけれど、ベスの女王となるべき礎を作った人間であることが分ります。

2014/05/04

初日でたー(野球)

今季の札幌ドーム観戦、3回目にしてようやく勝ち試合が見れた。やっと花火見れたし、勝利のダンスもたどたどしく踊れました。ジン・ジン・ジンギスカーン♪

ラッキーなことにネット裏最前席というお席で見ることができまして、ゆったりハイバックのシートやらデリバリーサービスなどもありで、贅沢に観戦。ただし、ネット裏だけあって、ネットがチラつきます(贅沢だけど)


大谷くんもちかーい。対象物がなくても、大きくて伸びやかな体格とフォームだと分ります。オリックスの4番はヘルマン。

子供の日の企画で、キッズ・インタビュアーが大谷&佐藤選手へヒーローインタビュー中。

特に、女の子のほうはハキハキと元気があって、楽しいインタビューでした。将来アナウンサーになるのが夢なので、佐藤選手にそれまで現役選手でいてください、ヒーローインタビューしたいとのこと。いいねー。

男の子は大谷投手へ。勝ってくれないと自分たちのインタビューの出番がなかったので、勝ってくれてよかった、と。ナイスピッチング!と大物風の声かけなど(選手たちもニコニコ)

昨年も、キッズたちの鋭いインタビューが楽しかったのを思い出しました。プロのアナウンサーたちは、ほとんどの人が決まりきったセリフで聞くから、こんなインタビューは新鮮で楽しいね。

勝率5割復帰、最後まで優勝争いできますように!

2014/05/02

『レディ・ベス』4/19マチネ マイ初日はG列 オペラグラス構えよし

11日に初日を迎えた『レディ・ベス』 開けてから1週間という時期の観劇です。@帝国劇場

ベス:平野綾 ロビン:山崎育三郎
メアリー:吉沢梨絵 フェリペ:平方元基
ロジャー・アスカム:山口祐一郎
アン・ブーリン:和音美桜 キャット・アシュリー:涼風真世
ガーディナー:石川禅 ルナール:吉野圭吾


へなへなの出演者名の紙に憤慨しつつ(もっといいものを作ってあげて)このへん、東宝っぽいわねと思いながら着席。
ああ、お腹イタイ! やっぱりでしたねー、コーフン高まりすぎて腹痛起こしてました。

1階G列の周囲は、オペラグラスを的確なタイミングで構えるお嬢様たちがたくさん。FC席だったから余計に祐一郎スナイパーが揃っていたのかも。近いけど、祐一郎がでるとたまらずオペラ掲げる私。手とか、笑顔とか見たいんだもん。
近いわー。舞台化粧の香りがして、ますますテンション上がる!

この日は、ほとんど事前情報を入れずに観劇。観劇時の祐一郎さま配分が分っていないので、全部真剣に見てます。見終わって、これ意外とフェリペとルナールの登場以外は真剣モードで進行と気づきます。スペイン組が和ませてくれてるってことか。

■恋愛の分量、政治の分量、先生との分量、なかなかいい塩梅です。ロビンとのやりとりが、すこしダレる?と思ったけれど、翌日の観劇で思い直しました。ロビンとの関係のなかでの、ベスの成長ぶりがググっと見えるようになれば、ダレないと思われます。
公演回数が重なれば、もっと見栄えするでしょう。期待。

始まったばかりなので、平野ベス、吉沢メアリ様あたりの歌いっぷりが120%。気合が入っているのはいいけれど、見る側としたら、歌い方にメリハリが欲しい。しかしこれも、回数を重ねれば徐々に密度が濃く良い方向に変化するでしょう。期待。

・平野ベスに関しては、150%でも何でも構わないかも・・・ だって、とにかく可愛い。全部一所懸命歌唱でも許す!いやー、お人形のように可愛いお方で、めろめろでした。リボンで装飾されたピンクやパステルブルーの衣装が問題なく似合うなんて。可愛い上に声もいいのねってことで、このまま帝劇のアイドルになってくれないかなー。

と、思ってたら『M!』のコンスタンツェにキャスティグされましたね。楽しみ。

2014/05/01

ベス、まだほんわか味わい中

まだ花總ベスと石丸アスカムを見てないからなぁ(今月中にお二人とも見る予定)とか言い訳しながら、ほわーんと可愛いかった若い恋人たちとか、ツレナイ圭吾ルナールとお口が気になるガーディナー禅さんを思い出し中。

目新しさは少ないものの、初演でここまで作ってくるのはクンツェ&リーヴァイのコンビと東宝の意思疎通がうまく行ってたのだろうなと感じます。
若い女性が自分が負うべき責任を受け止めて、王座につくまでの心の軌跡を、架空の恋人ロビンを設定して、どろどろの政治物語から切ないキュンキュン物語にコーティング。うまい。

衣装やセットも非の打ち所がないキラキラで品よく。ルナール&ガーディナーも、アスカム先生もアテガキ?そうよね? というぴったり具合。
東宝の誇る(誇ってると思う)アンサンブルのハーモニーの完璧さも存分に。

GWキャンペーンだとかで、クリアファイルを入手してる方の話をチラチラとお見かけするのですが、東宝の商魂のなさ、そろそろ何とかしたほうが良くってよ。それ、最初から売ればいいのに・・・
持っててビジュアル的に嬉しいのは、無いようだけど、ルナール&ガーディナーの組み合わせかしら。Wフェリペも悪くないな。Wアスカム・・・祐一郎の写真が気に入らないの、どうしましょ。

グッズに関しては、いつもほしいものはありません、というのが私と東宝の関係だ。グッズだけなら、ディズニーワールドな劇団四季のほうが楽しいんだもの・・・
四季はたまに手ぬぐい作ってくれるし(ご当地手ぬぐいとかを、ちょこちょこと集めてる) 

そう、舞台写真がまだってことでまだプログラム買ってない。祐一郎の写真が(祐一郎だけが!)いまいちなレスリー・キーの写真。先生だからなのかしらねー、もっとセクスィ祐一郎を撮っていただきたかったわ。禅さんのように。かっこよく。あー、やっぱり先生役だからだったのかなぁ 

扮装撮影時のメイクもイマイチで、口が赤いからか、おばちゃんみたいに見える。しくしく。

とりあえず『レディ・ベス』は、祐一郎がほどよくたまに登場する仕組み(しくみ?)のおかげで、ストーリーに集中できるし、激しく腹痛にもならないし、いろいろキレイだしで、気に入ってます。