2014/07/31

飛べー

札幌市民の夏のお楽しみ、大通り公園ビアガーデンで一杯飲んできました。おいしい。


ところで、明日の夜に東京に移動して、土曜日から宮崎県にいくのですが。

台風が。

条件付フライトの可能性ありのようだ。高千穂もご来光どころじゃないかも。高千穂峡の散歩とか危ないかも。

2014/07/29

しんぱいないさー

心配なので歌うんですが、まぁどうにかなるとしか言いようがないものね。なるようになる。なるー。

今週末は、宮崎県へ行ってまいります。宮崎県、暑いですね、きっと。高千穂でボート漕ぐんだと楽しみにしてたら、乗り場への階段が落石のため通行止めとのこと。がーん。

ここ20年くらい、自分はうお座だと思ってたんですが、鏡リュウジによれば<みずがめ座>だった。そうなのか。どっちでも都合のいい事しか見ないからいいけど。

何で20年くらいかというと、もっと前は<みずがめ座>と思ってたからです。
これからは再び<みずがめ座>のとこを読むことにします。


市村正親さんが病気のためサイゴンのエンジニア役を降板、はー。でもでも、初期で見つかってよかったと思って、しっかり治してしっかり休んで、お子様とも遊んで元気いっぱいで帰ってきて欲しい。
そいでもって、ビューティフル♪ってかわいく言う市村ザザに会いたい。

2014/07/27

セルゲイ・ナカリャコフ  “ad absurdum” 日本初演を聴けた幸せ

PMFミュージック・フェスティバル2014 @札幌 Kitaraホール

私、セルゲイと名乗ってますけど、勝手にこの方のお名前を使わせてもらったのです。

セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット/フリューゲンホルン奏者)

10代でデビューして、NHKの朝ドラで演奏曲が使われたこともあって、当時はけっこうな人気が(いまもあるけれど、たぶん)
北海道の地方都市(北広島市)にも演奏に来てくれて、喜んで聴きに行ってました。数年は札幌にも良くいらしてたかと思う。

で、相当久々にナカリャコフ氏の演奏が!ということで行ってきました。

もーう!!素晴らしくて!
日本初演だった Widmann Trumpet Concerto“ad absurdum”

訳すと「帰謬法」だそうですが、=背理法。うーむ。
https://www.youtube.com/watch?v=7SVpOeiqiRI ←ここでちょっと聴けます。こんなのがひたすら続く曲です。

とにかく、スタッカートの連続なうえに常識的に息継ぎできるようなポイントがないので、噂の循環呼吸を駆使している模様。演奏しながら(吐きながら)吸ってもいる・・・そんなことできるのかと思うけれど、ナカリャコフ氏は出来る。出来るので、この曲が献呈されたのですね。

CD収録されてないみたいで、残念です。

Widmannの曲で技巧を見せ付けたあとは、柔らかなホルンの音色でほぐされました。モーツァツトらしい旋律が溢れるホルン協奏曲 第4番 でした。

トランペットも歌うように演奏できるんだなぁと思ったのが、最初の出会いでした。もちろんビジュアルも素敵でしたし。
美青年から美中年といったところでしょうか。いまだに素敵な風貌でした。

そうそう、ミュージカル『M!』を観てしまったあとでは、ヴォルフファングが身を削ってこの明るい曲を作ったのだなとしみじみしちゃうようになってしまってます。一点の曇りのない曲で、本当に神から与えられた才能と思いますね。

タカラヅカ体験 観劇編3『ラテン・グルーブパッショネイト宝塚』 怒涛のフリルと羽と電飾の乱舞

CD買いそうな勢いです・・・・ てらい無くど真ん中にヅカ伝統芸を投げ込まれ、打ち抜かれた感があるわー。

さて、30分の幕間は、もちろん購入していた弁当をもぐもぐ。合間に、友人と全てがカッコいいでコーティングされていたのう、などと語り合う。もったいぶって死ぬとか、素敵。

第二部は、第一部のスーツで嫉妬劇、から一転、キラキラのラテン!

ねー、だから本当にうまく出来てるわ。一部のミュージカル部が見た目に地味だったりしても、二部でキラキラさせてバランス取れるものね。

宝塚のショウアップされてる出し物って、二回に一回はラテンかもと思うくらい映像でも良くお見かけしてました。そして、大好きですよー!
トップに近づくにつて、フリルや装飾品が増えていくわ。

あと、前方から<皆さま、いまよ!>と拍手が先導されるのも、おお、これについていけばいいのねという安心感があります。いつもは好きなときに拍手しますけど、タカラヅカにおいては客も演出の一部かもしれないと思い(勝手に)先導の方に素直について、拍手拍手拍手してました。

言われるがままに拍手してると、行動が気分を補強しますね。ものすごく楽しい気分になっていく。
後半なんか、次々拍手しなくちゃいけなくて、拍手酔いしそうでした。

精悍ねー!
いやーん、みなさんどうしてそんなにダンスが上手なの?? すごいわすごいわ。

衣装はキュートな娘役だけど、男役さんとともに、激しいダンスを展開。きびきびしてて気持ちいい。ダンスパートが続いているときは、男役よりも男気を感じたわ。面白いものだ。

キメキメポーズで舞台の階段上に立つ柚希さんのシルエット。ほわわー。そのたびに、<出たー!>とコーフンのあまり脳が溶け出しそう。

ひじ下とひさ下で幾重にも層になっているデザイン、トップになるほどに枚数が増える。マンボなデザイン(正式名が分かりません) 踊るときに邪魔そうだけど、超いい笑顔でダンシングしてくれます。

カポエイラを取り入れたダンス。きゃーーーっ 柚希さんったら、こんなことも出来ちゃうのですか。カッコいいでごわす。きらめいておりました。楽しんでねーという気持ちがあるんだなぁ

羽が二段構え
トップは羽も二段構えなのですね。風を受けて歩くの大変そうだな(そうは見せないけれど) 息つくまもなく次から次へきらびやかな演出で笑顔がまぶしいお嬢さんたちが、ジャジャーン!と舞台上で踊りまくるので、私もう、後半は息切れしてました。ま、まだ出てくるのー!と思いながら観てた。

賑やかで良いわねー。でも、満腹すぎてよれよれしてきたよーっ

受け止め可能なキラキラをあっという間に越えたものが、目の前で繰り広げられて、もう大満足です。

ヅカ初心者なもので、タカラヅカを語る言葉がどこにも装備されてないのよ、私。というわけで、ひゃー。かっこいいー! ぎゃーーーー!!
くらいしか言えずに溢れかえるきらきらをまともに受けて、すっかりノボセて劇場を出たのでした。

あ、観劇後に写真撮ったの。スタジオでは(たぶん)星組さんのCDが流れてて、なんのCDかなぁ スタジオで売ってたら買いそうだよと思ってました。スタジオでは販売してなかったので、なんのCDかは分からなかったけど。シェイシェイ!って叫んでる声が入ってたから、台湾公演関連かなと思うんですが、探せなかったー。

あと、淡い色合いの迷彩柄風の衣装で柚希さんと夢咲さんがダンスする場面があったのです。私はあの衣装、素敵だなぁと思って見ていたのですが、何人も(ほんとに!何人もが!)お手洗いやカフェで、酷評してたので、ヅカファンの指針ではダメなのかと驚いた。シャープに見えない、って言った方が2人もいたけど、十分細かったと思うの。ハードル高いわー。

ふう、という感じで。大してレポも出来ません。
案外、みなさんガッツ溢れるダンスだし、歌も思ってた以上にとっても上手だし(ごめんなさい、偏見あったわ)、気分あがります。

日常でウダウダ悩みがあるなら、宝塚を観て元気もらうがよい。東宝やら四季だと作品によっては却ってダメージ受けるけど、タカラヅカは基本がキラキラ夢の世界のようですから、大丈夫でしょう!

今度は東京の宝塚劇場にお邪魔したいものです。てへ。

2014/07/23

タカラヅカ体験 観劇編2 『The Lost Glory -美しき幻影-』 全部親切に教えてくれる・・・

オットー・ゴールドスタイン/ 轟 悠
イヴァーノ・リッチ  /柚希 礼音
ディアナ・キャンベル / 夢咲 ねね
ウォルター・ライマン / 十輝 いりす
ロナルド・マーティン / 紅 ゆずる
カーティス・ダンフォード / 真風 涼帆 ほか

お弁当を購入し、劇場ロビーで早々にプログラムを購入(ぽっきり\1.000、幕間では売りに来てくれてた)し、さっそく席に座り、じっくりと眺める。

す、素晴らしい! なんなの、この親切すぎるプログラムは。観る前から観たかのような錯覚さえ覚えます。どの場面に誰が登場し、何が起こるかがくっきりはっきり記載されてるのねー。これでお家に帰っても、どんな話だったかすぐに思い出せるわ。

あらすじ読んでて、どこかで聞いた話だねと思う。『オテロ』(オペラのほうだ)あ、『オセロ』かー!と隣の友に言うと、いまごろ?という顔だった。さっき公式HP観たら、オセローを下敷きにと書いてありました・・・。そうか、知ってたのか。

オセロは、悪役(柚希さん)の悪役に徹したいやらしさ、冒頭はヒーローだった男(轟悠さん)が嫉妬でわが身を蝕んでいく脆さ、その狭間で、オットへの愛を貫く悲劇のヒロイン(夢咲ねねさん)の3人の、三者三様の人間ドラマです。そこへディアナの元彼がからんで、ラストに爆発。

というわけで、筋立ては簡単です。それを1時間少々の物語にぐいぐいと押し込んでしまう手際のよさ。飽きない程度で終るのか。2時間ドラマのような説明的なセリフも親切だなぁと思えばいいのだな。

観終わって考えてみたが、サブタイトルの「美しき幻影」はちょっと意味が分かりませんね。たぶん、イメージ映像と同じだな。イメージサブタイトルです。

そうそう、舞台は20年代のNYとなっていて、グレート・ギャツビーな衣装やセット。音楽、冒頭の曲は素敵なジャズテイストで、おお!と期待に胸が躍ったのですが、それ以外の曲は歌謡曲風で、これまた日本語が無理なく心に染みわたるメロディ・・・とことん親切である。

鑑賞すべきは、それよりもステージ上のカッコいい概念の皆さんのカッコいいお姿。または、カッコいい概念を演じる男役さんを、うっとりの眼差しで見上げる超かわいい娘役さん。

轟悠さま・・・ついにおめもじいたしました! 華奢なお方なのね・・・ 

フラッパーという割には上品なディアナ(夢咲ねねさん)と結婚しましたー、と新ビル建築発表会で言っちゃう、妻ラブなのだった。くうう。
お、大人の男! ぎゃーーーっ(カッコよすぎて死にそうになった) 移民の子だった過去を振り返る胸キュンシーンもあるわ。妻への疑念に毒されて苦しむ姿も! 苦しませてごめんなさい、とか謝る私。

苦悩する男を見てるのも苦しくて嬉しいという。
女子のヨワイところてんこ盛りですのねぇ 今回は大人の男という役柄か、オラオラと攻めてはこなかったけれど、それでも、落ち着いた佇まいの後に見せる、愛した弱みってあたりが、私の胸をキュンキュンさせてくれました。

夢のお人が歩いてる! 実在してるけど、実在してないみたいだよう。ふふふ。

柚希さん。華やかな顔立ちの方で、明るいイメージでした。
この役は、逆恨みして上司を周到な策略で破滅させようとする人なので、笑っても「フッ」って具合です。

ことあるごとにズボンのポケットに手を入れ、タバコをやたらカッコよく吸って、椅子に座るときは完璧な角度で足を組みます。

ここまでカッコつけて歩いたりタバコすう人、久々に観たわ! 素敵! スタア!

最後、策略のために騙したディアナの元恋人に3-4発撃たれてしまいます。死にそうになりながら、上司は実は自分に全てを譲るつもりだったと聞かされ、ガーンってなるのですけど、誰も救急車呼ばないし(当時ないのかな?)医者も呼ばないし、手当てしないのが気になります。撃たれてからが長いのも、なかなか死なないのも、劇的ですねー。エポニーヌ並です。

基本は、愛。全てが愛ゆえの苦しみでした。あ、歌詞にも愛が何度も登場して、愛もてんこ盛りです。

逆恨みからいろいろ画策してるわけですが、最後が案外あっけなかったなぁ ただ、勝ち誇って私が勝った!と言いよる姿が切なかった。あのあたり、もうちょっと必死感があると、その後の実は・・・の展開がもっと効いてきそうです。ま、まだ二日目だったから仕方ない。

夢咲ねねさん。
フォロワさんに、ねねさんのファンの方がいて、いかに可愛らしいかをツイッターで目にしていたので、初見なのに妙に親近感がありました。この方がねねちゃんかぁーと。

でも、すごいね、娘役さんの身体能力ってすごいよね。
ダンスシーンで、柚希さんや轟悠さんと踊ってるんですけど、男役のひとの前を移動するとき、顔を隠さないように腰を落としてるのね? 側にいるときも、基本<見上げる>角度をキープするから、やっぱりかなり腰を落としてる。
女性同士だから、ホールドされてるような動きしてても、これ自分で自分を保持してるのね・・・

フォロワさんの言うとおり、とっても可愛かったです。お歌もダンスも素敵でしたー。

目を引いたのが、十輝いりすさん。長身で、とても舞台映えしてました。
次のショウ仕立てのときは、歌とダンスも見れるわと期待してたものの、柚希さんと真風さん以外は、判別がいまいち難しく。たぶん、この大きな人がいりすさんよね?という感じで見てみる。

ピンクの派手な衣装で踊ってたのが、そうじゃないかと思ったが、いまいち自信なし。

みなスーツ姿で、シックな男役さんたち。かわりに娘役さんたち、特に夢咲さんの衣装がどれもこれも素敵でした。ウェディングの真珠たっぷりのとか、サロンで撮影してる衣装も、ダンスシーンでのセクシードレスも。目の保養。

人数が多いので、群舞シーンはとても贅沢というかたっぷり感がありました。

男/女とわけるため、男役の方たちの声のピッチを低くさせるため、娘役のピッチが高いのだなぁ お互い歌うの大変そうです。お一方、音程が不安定になってた方以外は、案外女声のみでも大丈夫なものですねー。すごいなぁ

確かに、私がミュージカルが好きなのはたっぷり歌唱を聞きたいというのがあって、その点ではタカラヅカはちょっと物足りないのだけど、その他がたっぷりというか受け止めきれないくらいのたっぷりなので、歌メインと思わなければ、十分満足です。
歌によっては、おお、きっと聞き惚れるということもあるのでしょうしね。私がヅカ的な耳の使い方をマスターすれば、もっと楽しめるポイントがあるだろうし。

2014/07/22

タカラヅカ体験 観劇編1 その前に。

@宝塚大劇場(宝塚) 7/19昼

オレンジ色の屋根が可愛らしい宝塚市の劇場、ついに来たー!!

さて、内容についてというより、まずは私と宝塚について思い出してみましょう。それはそれは遠く離れていたのだった。地球の反対側くらい離れてました。

幼少期、「宝塚歌劇」というものの存在を知るも、当時の私にとっても、古めかしさを感じさせるたたずまいでした。大衆演劇を越えたなにやらコテコテしたメイクで、女性だけで演じる劇団。なぜ女性だけ?? 不思議だ。

途中、大地真央級のスーパースターを知るけれど、もちろん観劇したことはない。印象も特に変わらず。

数年前あたり。ミュージカルにどっぶりとなり、東宝系ばかり観ていると、宝塚出身の女優さんも多いので、以前よりは拒否反応薄れる。基礎があるのねーと感心することも増える。
たまに、ショウ形式のステージで元男役さんたちが当時を彷彿させるカッコいい動作とかカッコいい流し目とかを披露してくれ、キャー!っとなってた。カッコいい。この人たちカッコいい。もしかして、みんなコレを観にいくのか??

しかし、男は筋肉!すね毛、胸毛!と思っているので、なぜに女性が男性の役をやるのか、そして独特の美意識は理解できない・・・(永遠にヅカスイッチとジャニーズスイッチは入らないと思ってた)

ただ、一路真輝トートのDVDを借りた私、そこで轟悠さまのルキーニに出会う。
これは!!! カッコよすぎるーーーっ!!!
轟悠さまになら抱かれたいわとか思いました。カッコいいを通り越して、どう考えても男らしきお色気がとんでもなく噴出していて、DVDでこれなら、生はどうなってるのかと鼻血レベル。

前置きが長かったけど、とにかく人生初・宝塚は<轟悠さまが出演している、大劇場公演>にしようと思ってたんでした。
で、何度かチャンスがあったけれど、いろいろ踏ん切りがつかなかった。それと、キラキラしたものは好きだから、もしかしてハマったら破産どころじゃないと、ちょっと怖かったのもあるよ・・・

のですが、<祐一郎さん突然降板ショック>が私を変えましたね。やっぱり行ける時に行くべき。いつかと思ってたら、二度とチャンスは来ない!

ついでに変身写真の先輩である友人も誘いたいと思っていたので、二人の予定と私の<轟悠さまがいる大劇場>が合流したのが、この7月の『The Lost Glory -美しき幻影-』だったというわけです。

ふー、前置き長い。
あとね、なぜ男の役を女性たちが演じるのか、腑に落ちぬ・・・と思ってたんですけれど、実際に見てちょっと分かったよ。

宝塚の舞台にいる<男>っていうのはジェンダーな男性のイメージ、しかも女性が夢に見る男性のイメージを究極の様式美に高めたファンタジーなのね。だから、筋肉とか胸毛のある無しはどうでも良いポイントであった。男の真似をしてるんじゃなかったんだねー。

大事なのは、あくまでも<理想の男>的な役割を背負って、カッコよいターンやカッコよい笑顔や、カッコよい何かいろいろなことを全身で演じるトップスター☆のカッコよさを堪能すれば良いのだな・・・

別に男の格好しなくても、カッコいいならそれでもいいくらいだもの。物語を上演するにあたっては、男/女、に分けたほうがやりやすいってことなのかなと。

いまや日本では死滅したかに思えたか弱き乙女を守る男ストーリーが、ここには残ってたわ・・・もう、伝説とか神話を見てるとしか思えない。

娘役の方の、トップに向ける眼差しの真っ直ぐなことといったら! あれは、観客がスターに向けてるまなざしを補強しますね。娘役は舞台上の人だけど、半分は客席の眼差しを取りだして見せているかのようでした。

カッコいいの粋であるトップスターを頂点したピラミッド型のスターシステム、その頂に顔を向ければ、きらめくスターが笑顔で銀橋を歩いてくるのねー。はぁぁ~

本物の男じゃないのに、という見方はまるで間違った色眼鏡でしたわ。あれは男じゃない。男らしさを身にまとう、カッコいい人という概念が歌い踊ってたんだと思う。

さて、次は内容について・・・振り返ってみます。

2014/07/21

タカラヅカ体験。メインはSalon de Takarazuka ステージスタジオ

観劇よりも念願だった宝塚大劇場内にある【Salon de Takarazuka ステージスタジオ】

私、自分で行こうと思ったときにどんな感じになったのかな?って気になって検索してたので、参考に載せますっ メイク&扮装後は、誰?状態よ。

最後の利用者だったため、スタッフさんもゆっくり対応してくれたように思いますが、16時からスタートして写真受け取ったのが18時でした。
後の予定はあまりキツキツにしないほうが、スタッフさんも利用者も焦らずに済みそうですね。ちゃんと、予定があるのかどうかは確認してくれました。

予約して行きました。人気なので飛び込みはまず無理かと思います。

1、受付で衣装、写真のサイズ、枚数などを決めます。
舞台メイク、衣装2着、A4写真各1枚で、¥16.200(税込)でした。 ※2014.7現在

2、下はペチコート、上はチューブトップ型のアンダーウェアを渡されるので、着替えます。撮影時はブラ紐があっても下げてくれます。

3、自分の(薄いけど)メイクを落とし、ミラクルメイクスタート。
メイク終わりまでが30分くらいでしょうか。手際いいです。

下地にピンクとか、ダブルアイラインの紫とか、影を入れたら鼻筋がびょーんと出現したり、もう面白すぎて目がランランしてました。
肌作りは、大胆に作業していってましたが、アイメイクはとっても繊細で、8割くらいを目に割いてましたねー。付けまつげは、マブタの真ん中くらいだった!

付けまつげをつけたあとからの、微調整に時間を使ってくれていて、左右バランスとか大きさを丁寧にメイク。目の大きさも自由自在・・・ 私の小さな目が2-3倍に! すごい。

下のまつげは、描くんだなぁ~ 娘役メイクは、垂れ目気味、まゆ頭も離れ気味でした。

4、衣装に着替え、カツラを乗せます。小道具は幾つかあるみたいなので、選ばせてもらえました。友人が先に撮影し始めてたので、待ってる間は椅子で待機。

5、撮影。チビッコ(154センチ)な私は、スタッフさんが<中>と言ってた台に乗ります。背が高い方はどうやって調整するのかな?

2014/07/17

タカラヅカに向います

きゃー、コーフンして目がギラギラしてくるよぅ

ついに轟悠さまに会えるー。会えるー。

トートバッグに2泊分の荷物をまとめたあたり、ちょっと自分を褒めておきたい。コンパクトに出来ましたで賞。勤務後、空港に直行するので行きは旅行カバン封印。

着替えもマスカラもちゃんと入ってるのだよ。オペラグラスも入れたし、3年前のだけどガイドブックも入れたわ。

遠征してると荷物が小さくなっていくね。
※年々、重いものを持ちたくなくて軽量化が進んだ。


2014/07/13

BBC Radio 2 Audience Award 2014


The Times 4月をぱらぱら見てたら、こんな広告が。OLIVIR AWARD BBC Radio 2 Audience Award 2014 受賞をうけての。

微妙に無表情なリトル・コゼットが受賞してるのが可愛い。

夏あそびモード

こんにちはー。はっと気づいたら、7月-8月は遊び過ぎな予感がします。

週末ごとに、金曜日の勤務後に飛行機に乗って関東やら関西やら九州方面へ。合間に観劇。
平均以下の体力が持つのか、カレンダーをしげしげ眺めて心配になってきました。

一人旅ではないので、気をつけないとね・・・ 梅干でも持っていくか。

11日の札幌ドーム。WE LOVE HOKKAIDOシリーズで、ご当地グルメの投票「なまらうまいっしょグランプリ」をしてました。
私は足寄町の鹿肉コロッケを食べてみたので、そちらに1票。

生憎、試合は12-2、満員の客席が総ガックリでした。いいときもあるんだけど、まだチーム力の底上げ完了できてないのだなぁ

そして楽しい目標が出来たので、そちらに顔を向けていこうと思います。仕事探しまーす。

2014/07/08

圭吾さんがテレビにーっ 急げ、見てくれ!

こんばんは、昨夜見逃していた「しゃべくり007」、1週間のみ無料配信なので、さきほど見ましたっ 14分過ぎくらいから、コーナー始まります。登場は18分後くらい。

神田沙也加ちゃんの、会いたい人に吉野圭吾さん。2枚目から3枚目までをこなす、実力派俳優です!と紹介してもらってからの、憧れの王子様☆

地上波に、吉野圭吾さん!!

日テレ いつでもどこでも http://cu.ntv.co.jp/007_20140707/
1週間のみ無料配信(7/14 夜9:59まで)

やーーーん。ドキドキ顔(ちょっと照れつつ)登場の圭吾さん。す・て・きー! 沙也加ちゃんをリフト(お姫様抱っこ)とか、いいわぁいいわぁ~

みんな、見ろ!

ヘンテコな堀内健のダンス&歌に、華麗にあわせてステップ&シング♪

はぁぁぁ~ 立ってるだけで、キマってました。足のポジションが完璧です。これで歌って踊ったら、そりゃもうカッコよすぎですって。

ジャム♪ の間合いが良かった。普通にテレ顔になる堀内健がかわいいわ。そうよねー。照れるよねー。

今年ブレイクするよ!ってオデコ(くりいむの・・・)の人に言われてたけど、テレビ的に圭吾さんが消費されるの、ちょっと嫌だ・・・イヤだぁぁ 周知されるのは嬉しいんだけど、これ以上は悔しい。

劇場で!
お席から!
圭吾さんの素敵なお姿を、堪能してくださいませ。

テレビ的な平均値から飛び出ると、イロモノ扱いじゃない?大丈夫? 映像でヘルベルトお風呂シーンが出たら、すんごいことになりそうでした。出なかったけど、

でもこれで、私が飛行機に乗って有休つかって観にいく理由がわかってもらえたわね。即興でこれだもの。役がついたら、どんだけカッコいいかという。
そいで、こんな風にすっごく素敵な人々が歌って踊ってくれるんですよ、素晴らしすぎるわ。

まとめサイトにまとまってた。http://matome.naver.jp/odai/2140464761455236301
配信が終ったあとは、これでお楽しみください。

沙也加ちゃんは声優志望でもあったのね、だから吹き替えの声が安定してたんだな。アナ雪は見てないけど、宣伝映像など見てると、セリフの部分も上手ですよね。

ふう、なんか祭りだったわぁ 圭吾さん、出演ありがとう。

2014/07/06

いつも行列してるカフェでパフェ

札幌駅パセオ内の「よつ葉ホワイトコージ」 を、毎日横目で見ながら通勤してましたが、この間、本州から友人が帰省(つまり彼女も道産子だけど)してたので、いい機会だからと行ってみた。


左は私が食べた:ハスカップ、ヨーグルト、はちみつのパフェ 友人のは忘れちゃった。
甘ったるくなく、さっぱりし過ぎず。ほっとするような安心の味わいでした。シナモン、アップル、レーズンだっけな?

疲れたときは、いいかもね。
新千歳空港、スカイツリーにも支店あるのか!知らなかったよ。

その後、16時ごろからパブに行き、北海道限定ビールであるクラシック飲みながら、22時ころまで喋ってました。長居したわー。
特に意義のある話もないが、久々に顔を見ながら話せたのが嬉しかったな。


先週は非常にヘビーな1週間だったので、彼女とのお喋りで元気になれました。

他にも、新しい扉を開けている友人からメールをもらったり。好きなように生きるべきよね、とつくづく思う。人生は短い。自分の人生は自分で楽しくしたい。幸せは歩いて来ない、名言だなぁぁ

私も、(小さいけど)ちょこっとずつネジを巻いて行こうー。

2014/07/01

『宝塚ファンの社会学 スターは劇場の外で作られる』宮本直美

もう少ししたら、大劇場で星組さんの舞台見るので、読んでみました。先日WOWOWで見た『銀河英雄伝』はマントがバッサバサで、私、もしかして宝塚いけるかも・・・と恐怖。これ以上、興味を広げてはいかん。宝塚の娘役さんたちが高音で歌うのは、男役さんたちと区別できるようになんだねー。
(私、ものすごく宝塚に関しては初心者というか、ほぼ何も知らない)


さてこの本ですが、ご本人もあとがきに書かれていたが、社会学、というところまでは到達せず。ただし、「ファンクラブ」と宝塚のスターとの関係、経営側との関係、ファンクラブ内部の関係を細かく記載してあり、何もしらない私には、ほほーと唸ってばかりの1冊。

「ファンクラブ」とは東京宝塚劇場の前で、おそろいのジャンパーを着て、きっちり並んでいるあの方たちの活動も含まれる組織のことで、ジャンパー(とか、スカーフとか)はスタイリッシュであることよりも、同じファンクラブであることがきちんと分かることが大切とか。あ、この人垣は「ガード」というのか。

劇団主導というか、劇団主催のファンクラブでないというところからして、私は仰天して読んでました。しかし、私設だけれど、劇団に届け出していて、チケットを割り振りしたり、生徒(タカラジェンヌさんたちですね)さんとのお茶会を催したりする。

なので、一般のファンと生徒さんとを区切る人垣をつくるためにも、「ファンクラブ」ですよっていう印が必要なのだという。どんなに先に一般ファンが最前列にいても、「ファンクラブ」さんたちの人垣がそれよりも前に出るそうです。・・・・いい面もあるだろうけど、どうなんですか、これ。早く来たってムダなのですね。ちょっと嫌だ。
まぁ熱狂的なファンにもみくちゃにされる生徒さんを守ろうということで、このような形になってきたと作者は見ているのですけれど、そんなの劇場側がどうにかしないのですか。

ほぼ公認だが、いわゆる劇団運営とはちょっと違う「ファンクラブ」システム。どうなの?って思いつつ、読み進めていくと。

ファンクラブの活動そのものがスターを押し上げる一面があり(全くないとは言い切れない)、だからこそ贔屓の生徒さんがより高みに上れるよう、入り待ち出待ち(ガード)、連日の観劇、お茶会出席、グッズ購入などなどなど。

宝塚内部の、スターシステムについても詳細に説明されていて、スター路線に乗ったからといってそのまま組のスターになるとも限らず、組替えなど、けっこうスリリングな出世システムがあるとのこと。
でもって、今の組内部の序列・・・・というものが、舞台の演出上もきっちり反映されるということで。
ファンのみなさまは、上演が始まると、劇団の意向を演出上の差異から読み取るのだそう。へええ。

これを読んでからWOWOWで宝塚の舞台を観ていると、なるほど!と膝打ちまくりです。登場順、スポットライトの当たり具合、衣装のキラキラ具合、セリフの量、歌の量、歌いだしの順、すべてが序列ー!

そうだったのかー! 眼からウロコですね。常識?

ラストにトップスターが出てくると、出たー(きゃあ)ってなります・・・そういう演出だったのね。

劇団側からすると、この自主的なファンクラブ活動こそがファンを劇団に引きつけるための装置にもなっているのね。まだ駆け出しのころから応援してもらうのは有難いし、目の肥えたファンならば新人さんへアドバイス的なことも伝えられる(指導ってことじゃなくて、ファンの意見、ファンの見方を知る機会になる) 
スター路線となってくる生徒さんへの熱気をファンクラブが醸しだすこともあるでしょう。

生徒を見境ないファンからも守ってくれるファンクラブなんて、有難いわよね・・・そうよね。一般人は少々損した気分だけど、劇団、生徒、ファンクラブにはみなメリットあるのね。

そしてびっくりなことに、ファンクラブ内も、生徒さんのように、貢献度によって序列が発生している。ひいいい。チケット購入額、ガードへの貢献など。確かに、良席が割り当たると思えば頑張るのかもしれないですが。同じ生徒さんが好きならば、当然仲良くしつつ、でも席位置で微妙に思うところが生まれるんだろうなぁ

さらにさらに、生徒さんの組内での位置が、相互のファンクラブの序列に反映される・・・ ひいい。もしくは音楽学校を卒業したときの成績順・・・ひいい。

あんなにキランキランの夢の世界の宝塚が、こんなにも序列社会を築きあげていたとは。

ご贔屓のためなのか、ファンクラブ自体が生きがいなのか、区別するのも大変そうですが、とにかく時間も財産もけっこう必要でしょうね・・・。 楽しく出来るのなら、楽しい活動かもと思います。

が、私は公平に抽選でいいや・・・

今まで何だろうと思っていた「総見」もこれで分かりました。きっと生徒さんからの目線がぐいぐい飛んでくるのですね。
(祐一郎もファンクラブ席に目線飛ばしてくるので、これは嬉しいのが分かる!)

育てるゲームじゃないが、宝塚もトップになった日に卒業の日を思う、去る日がいつか来ることが分かっているからこそ、集中的にのめりこんで応援することも可能なのだと作者の意見でした。

退団後は、それまでのようなガードもないし、応援してた人であっても情熱は落ち着く人がおおいらしい。そうですか。そうですか。

著者の宮本さんは、実際にある時期にあるファンクラブに所属して活動していたとのことで、内部から見た「ファンクラブ」とは、という1冊となっています。私のように、宝塚・・・ファンクラブ?という方は興味深く読めると思います。
ぜひ、「社会学」として読み解く論文もいずれ読みたい。期待しています。

ISBN:978-4-7872-3326-4

青弓社