2012/07/31

2012/07/30

PMF ピクニックコンサート

パシフィック・ミュージック・フェスティバル 札幌でのフィナーレは、野外コンサートです。



例年は、プログラムのアタマから参加してたのですが、とにかく暑いので、今年は夕方からの参加にしました。日陰が出来てて、楽でしたー。



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15:00-16:30 <レッツ・スウィング> の、途中から参加



■『キャンディード』から、Glitter and be Gay
ソプラノ:天羽明恵 新妻聖子ちゃんがクネゴンデ役のを観たことがありますが、クラッシック出身の方の歌い方は、これまた大きくて堂々としていて素敵でした。



■PMF賛歌~ジュピター~ 平原綾香ばりに、ソプラノ歌手の天羽明恵さんがリードしつつ、観客も一緒に歌いました。外で歌うのは気持ちいいけど、高音の出なささに哀しく・・・





17:00-19:00 <PMFオーケストラ演奏会>


まず、指揮のファビオ・ルイジ以下、オケのメンバー全てが茶色のTシャツを着ています。茶色・・・ 残念ながら、素敵なイタリアンなマエストロにも似合わないものがあったのかー!


地味でした。若者たち(オケ)ですら、素敵にみえません。


楽器とTシャツの色が同化してて、全体的に茶色の塊が舞台にあるように見える。良くない色よー。


■ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調作品102


ヴァイオリン:デイヴィッド・チャン、チェロ:ラファエル・フィゲロア


ソリストの2名は、マエストロのいるMETのコンマス、と首席奏者です。


この曲は初めて聴いたのですが、非常にスリリングかつロマンチックで、聴き所の多いものでした。ヴァイオリンとチェロの掛け合い、そしてオケとの掛け合い。


CDで聴いたら、この楽しさは半減でしょう。聴けてよかった。


■R.シュトラウス アルプス交響曲 作品64 TrV233


えー、面白い構成です。夜からはじめ、日の出、登山、森、小川、花畑、危険を抜け、頂上! そして、太陽がかげり、雨に嵐が!
その中で下山、日没、そしてまた夜。


1つの曲のなかで、アルプス登山をしている様子を描くというもの。途切れずに流れていくので、何度か今どこ?と思ったものの、ポイントになる特徴的なところがあって、見失わないようになってました。


で、打楽器奏者が担当した二つの音が面白すぎです。ひとつは、<嵐>のところで、風がヒューヒュー鳴る音を出す機械・・・ぐるぐる回転させて音をださせます。<ウィンドマシーン>と言うそうです。


もうひとつは、薄めのアルミ板みたいなものがつるしてあって、それをいきなりガラガラ振る!と、雷がバリバリ鳴る音になります。<サンダーシート>と言うそうです。トタン板だったかもしれません。


打楽器を越え、もはや効果音の人。


一緒に聴いてたお友達は、ツボだったみたいで、うふふふーと(声は出さない)笑ってました。面白いっ


こちらもまた、演奏を直接見たからこその楽しさ。


面白い選曲でした。



2012/07/29

Y探偵団は地道に活動

祐一郎さんが出てる雑誌と新聞を地道にリサーチして収集する活動をしています。団というか、個人活動だけど。ね。

大分、まとまってきた。

これ・・・どういう風にかけば分かりやすいのかしら。今は自分用にエクセルに打ち込んでるけど、エクセルの表はブログにつけられるのかな。なんか複雑になりそうだ。

新聞はそんなに要らない情報かしら。地方版とかは、まだ紙面を押さえてないのもあります。

2012/07/27

二都物語、井上&浦井

2013年の夏の帝劇は、井上芳雄&浦井健治



『二都物語』http://www.tohostage.com/nito/index.html



ディケンズ原作、ふむ、読んだことない。読んでみよう。



ざっと集めたあらすじでは、飲んだくれ弁護士:シドニー・カートンが井上くんで、ヒロインと結婚するフランス貴族チャールズ・ダーニーが、浦井くん



ぱっと思い浮かべると、役柄の雰囲気だけなら逆かなという感じがします。でも、カートン・井上くんの役のほうが、しのぶ恋の果てに、彼女のために浦井くんの身がわりになって命を投げ出すという役柄なのね。



仕方ないか。でもさ、でもさ、浦井くんは出来ると思うよ。飲んだくれの弁護士。



いやー、とりあえず帝劇にW主役的なポスターが登場するのかと思うと、浦井くんのキャリアもここまできたかー!と感慨ひとしお。きっと、素晴らしい演技を見せてくれるわ。



・・・でも、ざっくりあらすじを読んだだけでも、浦井くんの役どころは何だか情けない感じがしますけど、どうなのかしら? 
彼女のために身代わりに断頭台に行くって、全然ステキじゃないと思うんだけどなぁ



ああ、言っちゃった! 身代わりになるんじゃなくて、弁護士なんだから策を弄して助けてあげればいいのに・・・ こういう思い上がった彼女のため行動、好きじゃないのよねー いろいろ事情があるのでしょうけど 読んでみないとだね



芳雄くん、酔いどれの演技がんばってネ。



で、レミの新キャストはどうなったんですか。心臓に悪いわ・・・



『Love Never Dies』 一晩おいて、もう一考

昼メロ展開と、毒気が抜けたファントムに驚いて、それだけになってしまったのですが(昨日の記事ね)、一晩おいてみて、もう少し遠目で見直してみました。



『オペラ座の怪人』後日談として、オペラ座~ほどの完成度を求めなければ、それなりに見所や聴きどころのある作品といえるような気がしてきました。
オペラ座~の完成度が巣晴らしすぎて、これと比べるのもね。うん、そうだ。



LKだって、ストーリーは単純だし、Catsなんか、猫がそれぞれ自分語りしていくだけだし(でも泣いちゃうんだけどさ)
ストーリーが良いのも、大事なポイントだけど、ミュージカルはそれだけではダメなんですよね。面白いことに。



音楽が良いと、単純なストーリーでもある程度許せてしまう・・・ オー、ミュージカルマジック。



ファントムとクリスの声が良いことが条件になるでしょう。ばしっと歌いこなして、客席をうっとりとさせることが大事。歌えない人だったら、悲惨なことになるだろう。



でもって、この深みのない物語は、遊園地のアヤシイ雰囲気とか、貴族社会が本格的に終わって、マネーの時代になったのだなあとか、シシィの時代だなぁとか、単体のものとしてみたほうが、いろいろ気軽に楽しめそうです。



あ! そうだよ、ファントムなのにマントひらひらが無かったんだ! だから不満なんだわ・・・そうだわ。クリスのお墓の前のときの衣装も好きなのに、ああいう布地布っぷりの衣装は見かけなかった。



うーん。今回はマント系がなかったっす。アメリカめー。









2012/07/26

『Love Never Dies』 DVD見ました

オーストラリア版がDVD化されたのを見ました。








ほ、ほほー。



『オペラ座の怪人』を恋愛物語としてというよりは、
屈折しすぎて純情すぎるファントムと、意外としたたかなクリスティーヌの、気持ちのぶつかり合い、という目線で見てることが多いので、10年経った二人が、昼メロ真っ青の深い愛情を示しあう展開に、若干うろたえました。



前も書いたけど、いつの間にオトナの関係になってたんだよ!と、叫びたいわ。ひどい、実は・・・って、いくらでもつけられるんだね、ひどいわー。



キスされてフリーズしてた純情ボーイだったはずよ!騙してたのね・・・・うう。



あ、まぁそうだったとして。



うむむ、すごいメロドラマ展開に笑ってしまったものの、舞台デザイン、衣装、キャスト、ALWの曲、いいんだねー。この物語展開のへなちょこぶりが(と、歌詞かなぁ、歌詞かも)どうにかなればいいのに!



ロンドン版のCDと違う部分があるみたいですね。ラウルもロンドン版CDではもっと最低男の印象でしたけど、けっこういい人になってました。







■舞台・デザイン


大掛かりなセットで、妖しげな雰囲気が良い。フリークスたちがたくさん登場する演出も、ファントムが作った夢の隠れ家っぽくていい感じ。ここでは、ファントムも、たくさんのフリークスのなかにまぎれていられる。


このキラキラさが、アメリカの俗っぽさに良くあっていて、ここに馴染めない感じのラウルの貴族らしく浮いてるところが対照的。


■三角関係


ラウルとファントムとで、クリスを再び取り合う展開に。しかし、アメリカにやってきた時点で、すでにラウルとの関係は昔とは違ってしまっていて、恋愛と、結婚生活の違いってやつなのかしら? ラウルの望みで歌うこともせず。


クリスに選んでほしい二人が火花を散らして、彼女に訴えかける構成なので、これは若めのキャストのほうがすんなり見れそう。


祐一郎だったらどうかしらと思って考えてみたけれど、実年齢に近い雰囲気で演じたら、ストーカーもストーカー、愛のためっていうより、完全に執着っぽくて、良くない。
われらの祐一郎なら、そんな老いて見苦しい怪人にはならないかもしれませんが、それでもちょっと無理かも・・・


■子ども?


えーーー。ファントムが人殺しでなければ、麗しい展開です。この美しい子どもは、あの熱い一夜の結晶!的な・・・(ちょうどそんなロマンス小説読んだところだったので、ますます笑える)


笑えるのですが、<あの一夜>を思い出して二人で歌うシーン、色っぽくてよかったです。そんなに燃えたのかと。


しかし、10年の間にファントムに何が起こったのかが気になるよー!


すっかり毒気が抜けて、いい人っぽいんですが。滝行したとか、懺悔しまくったとか? 私が涙したあのファントムは、こんな腑抜けじゃなかったのに・・・ 憑き物が落ちたみたいに、ジェントルマンなファントム。


これに納得できるとしたら、<ALWじゃない人が、勝手にその後の二人の物語を書いてみた>ですわ。二つの作品は、当然、地続きなのだけど、私にはファントムの10年をすんなり埋められず。クリスは分かるんだけど。


何かもう、話の展開的には<ファントム>じゃなくてもいいんじゃないかと思ったよ。昔、すれ違って一緒になれなかった二人が、異国の地で再会。彼女が連れていた子どもは、実は彼の忘れ形見であった・・・ ハーレクイン?


ここに、顔が醜い男(しかも殺人犯)という説明が加わってるはずなのに、それがイマイチ機能してないのよねぇ


思い出って美化されるものだし。


グスタフが実は自分の子どもじゃないかと思い始めるファントムったら、可愛さ満点のヨロコビよう。ラストの連れ去られたグスタフを必死に探す姿も、いい父ちゃんだなぁって。
(だけど、だけど、ファントムは人殺しなんだよー)


■メグ・ジリー


目には映らない、隠れた美しさをたたえる一方で、心の底にある嫉妬心を描きます。それが、マダム・ジリーとメグ・ジリー母子。


そういう感情があったとして、何も声高に歌わなくてもいいんじゃ? 昼メロには欠かせない存在だろうけど、ますます『オペラ座の怪人』とは関係のない話として見たくなりました。


なんか、哀しいんだもの。


■歌詞


物語がめろめろドラマだとしても、もう少し歌詞がよかったらいいのになー。あまりに直接言い過ぎます。身も蓋もない。the beauty underneath て、そのままファントムの願望だもの・・・ そのまま過ぎ。
『オペラ座~』もわりと直接的だったかもしれませんが、でも、全体にファンタジーだったので、あまり気になりません。


この作品だと、登場人物がすごく等身大(人間らしい)に描かれているので、ファンタジーで補うどころか、どこもかしこもそのままの人間サイズ。であれば、歌詞に比喩を多く取り入れたり、言葉ではなく演技と音楽で観客に伝えて欲しいところです。


■音楽


さすが、ALWの美しいメロディが流れます。ただ、最後の賭けに使うクリスが歌うファントムの曲に、インパクトがやや足りないのが残念です。
燃える恋から、抑制があってしっとりと思い合う愛情ってことなのか。でも、2幕の肝のシーンだから、私の好みとしては、ジャジャンとコテコテに盛り上がってくれても良かったのよ。


私の好み、『アスペクツ・オブ・ラブ』は曲はきれいだが、ガツンとぶっ飛ぶ曲がないわ・・・と不満になる派です。
コテコテ盛り上げて、俳優たちもドヤー!と歌い上げてくれるほうが好き。


他でいいなと思ったのは


1幕>>
ファントムの 'Til I Hear You Sing
ファントムとクリスのあの夜の思い出ソング Beneath A Moonless Sky
ファントムとグスタフ(息子)が共通の感覚で盛り上がる The Beauty Underneath


2幕>>
ファントムとラウルが賭けをする Devil Take The Hindmost
ファントム、ラウル、マダム、グスタフ Devil Take The Hindmost (Reprise)


2幕より、1幕のほうが印象がいい曲がそろったのが問題かも。やっぱりクリスの曲が、独りよがりっぽい曲で終わってしまい、私をひきつけるビッグナンバーじゃなかったのが、痛いな。


■ということで
劇団四季が上演することになったら、この微妙な昼メロ展開が課題になりそうです。ラストはクリスの死だし。10年後の二人のことは、聞かないほうがいいかもー、なんて。


再会したファントムとクリスが争いつつ、好きだったのに!と言い合ってるところからのスタートなのが、不満だわ。それじゃ最初からファントムのことが好きなのに、ラウルを選んだことが間違いだったんじゃ・・・(だから、やっぱりクリスはしたたかな女なのだ)


ラウルも気の毒に。


DVDだけで判断するのは不当だなって思うので、一度は舞台にかかってるのを観たいですね。


2012/07/24

モスラには注意

通院がなかなか出来なくて、やっとアレルギー検査の結果を聞きにいけました。



とりあえず、一般的なアレルギー検査してみたところ、





とのこと。蛾・・・moth? 蛾の何だろう?と疑問がわくも、思いがけなくて聞きそびれて帰宅。調べたら、りんぷんが問題なんですねー。



空中を飛んでいるらしい。見えないけど。



ただ、これが咳喘息の原因ってわけでもないみたいだし、そうなのかーってところです。まだしばらく、タービュヘイラーをシューっと吸わねばならないみたい。
(咳喘息という症状の原因も、まだ良くわかってないのですって)



この間から、耳のなかでポンポン音がします。気圧・・・? 血流の音?





2012/07/23

この人がお前のご執心

昨夜のことであった。実家で鉄腕Dashを両親と見ていたところ、



ノーマットが効いた♪どこまで効いた♪



麗しい美声がお茶の間に~ きゃあ!



ふんがーと鼻息荒く、祐一郎が出て、歌ってるんだよ!



と得意気に両親に言ったところ、ご執心の祐一郎さんかーといわれたのだった。そうだよ、ご執心だよ・・・



<執心>ある物事に心を引かれて、それにこだわること。また、その心。執着。
(goo辞書より)



執着にはならないように気をつけている(つもり)のだけれど。



今夜は博多座、祐一郎トートは前楽ですね。来月、私も大阪にいきまっす。





2012/07/22

寒いのだわー

日中は日差しがあるので過ごしやすいものの、夕方以降は非常に寒いー。16度とか・・・ぶるぶる。ビールのみには行けない気温だよう。



土曜日はPMFの声楽コンサートにお出かけしてまして、お得すぎる1000円にて(PMFの学生が演奏し、歌い、指揮してるからみたい)有名どころのオペラのアリアや序曲を楽しみました。



年々、PMF参加者のレベルが上がってる気がします。指揮者にも女性がいたり、この先が楽しみな若手音楽家のみなさんでした。



家で再生するCDには、再現できない音の広がりと深さ、スリリングさがライブのよさですねぇ 29日には野外コンサートでフィナーレを見届けたいと思います。



あ、客席には芸術監督のファビオ・ルイジも来ていて、演奏を見守っていました。エレガントな方ですわ。



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実家付近の公園で、可愛そうなくらいに枝が払われちゃってる白樺。こ、これは・・・日陰もできないし、公園で遊ぶ子にも気の毒では? しょんぼり・・・





2012/07/20

何かが・・・

今日は寒かったっす、鳥肌たてながら出勤したー。もしかして、北海道は冷夏だったりする?



身の振り方を考えてました。何がいいのか、何がベストなのか。あまり損得で身の振り方を考えたことがないもので、試しに<損得>目線で考えてたのだけど、イマイチだった・・・



いやぁ、そもそも何が<損>で<得>かって問題だったわ。



ちなみに、今の職場を選んだのって、一般的には<損>のほうを選択してると言われるのだと思います。期限付きの契約だし、給料も低かったので。えへ。でも、違うことしてみたかったの。



私の幸せは祐一郎にあるんじゃないかなぁと欲望が叫んでいるわ・・・ ふう。損得より、<祐一郎>だったりして。





2012/07/18

レミのキャストはいつかな

近日公開、のままじーっと待っています。まだなのねー。



観劇と観劇の間、私はぼんやり人間になりがち・・・・ まぁつまり、だいたいぼんやり過ごしているんだけど、
7月はいい季節なので、けっこう出歩いてますが、花を眺めたり、映画のステキシーンをうっとり眺めたりしております。



テレビあまりつけないので、祐一郎さんCMもたまーーに遭遇しては、そのたびに驚いて彫刻みたいに固まって、じっと画面を見る、を繰り返し。おお、おいらも猫になりてぇよ。



財力があったら、私も自社CMに祐一郎さんに登場してもらって、ニャンニャン編とか、マント編とか、美しい手編とか作るんだぁ 
アース製薬は、会社って隠れ蓑で祐一郎プッシュよ。お目が高い。



久々に怒った

詳細は誰も聞きたくないでしょうから、省きます。

が。

久しぶりに、他人に向かって静かに怒りました。というか、電話だったので丁寧にお話していたものの、怒りがわいてきて、どうも口調がお怒りモード全開だったのねー。
��言葉づかいは丁寧でも、静かな声でも、ムキイーっと怒ってるのって、分かるものね・・・)

1ヶ月停滞してたことが、このクレーム電話でじゃんじゃん進みました。

最初からそうしてくれればいいだけなのにー。

あ、そうだ『マンマ・ミーア』取りました。9月から北海道四季劇場で開幕します。日本語のは見たことない(カナダで見た)ので、あのセクシー系のあたりをどうしてるのか、楽しみです。



2012/07/16

『リトルショップ・オブ・ホラーズ』7/13 新納さんのためー 

7/13夜公演@札幌市民ホール



相葉裕樹、フランク莉奈、新納慎也、
深沢敦、尾藤イサオ
池田有希子、麻生かほ里、歌山ゆき、千代田信一、屋沢誠



映画は観たことがあったものの、舞台版は初めてです。



新納さんの華麗なる動きを観たくて行きました。期待を上回る輝きを放つ、ニイロさんに拍手喝采。似合うわー、オリン:サディストの歯科医役は適役ですね。



白黒のリーゼント風ヘア、ぴったりの革のバイクスーツ、裏地が真っ赤な白衣、わかってるなぁという楽しい衣装を、さらっと着こなしていて、それだけでも楽しい。



しかも、ニイロさんは出すぎないのね!



主演の相葉さんを喰ってしまわずに、好青年らしさを引き出すような存在感。重々しくなく、かといっておふざけすぎず。
(たくさん笑いを誘ってくれましたが、ただの笑われ役ではなく、すがすがしく狂人で、なんとなくお茶目さん)



1幕であっさり死んでしまい、もう会えないのかしらと思ったら、2幕では別の役になって登場してくれて良かった。
意外とおじいちゃん役、似合ってるし。



主演がヘナヘナで歌えない人でも、脇がしっかりと楽しませてくれたわ。



ラストのオードリーⅡがびょーんと伸びて、本体に深沢さん、手前にラフレシア風のお花を頭にかぶった新納さんが登場して、おお、ラ・カージュ! 



札幌公演(ソワレ)で、大千秋楽だったので首都圏などからもたくさん相葉さん目当てらしき、観客が来てました。
途中、怪しく客席の脇通路を通って最前列に座ったと思ったら、しばらく後にセンター通路を通って会場外に出た方が・・・ びっくりした。


相葉さんは、アイドル路線のひと? あ、テニプリの人か(すごい偏見が入ってることをお詫びします)


好みは好き好きだしなぁと思うものの、フランク莉奈ちゃんが思いのほかきちんと演技も、歌も容姿も素晴らしく良かったため、彼のことが残念であります。
ど新人だと思えば、頑張ったね、といいたいけれど、そうでもないみたいだしなぁ


低音が出ないのが課題のようでです。莉奈ちゃんの広がりのある声に、きちんと対応できる基礎がないのね・・・


自分に全く自身がないシーモア役をするのに、俺カッコイイ!を消せてないわ。ちなみに、カーテンコールでの態度も、自分の実力わかってらっしゃるのかと不安になりました。
謙虚さは大事よ。


フランク莉奈


ロミジュリで初舞台でしたっけ? それにしては、歌がうまい。声質もマイクにぐっと乗ります。スタイルもよい、表情も大きくて、間の取り方もよかった(笑わせてもらいました)。


次、また舞台でお会いしたいなぁ 北海道出身とのこと。こんなかわいい子がいたのか。


能力的には新納さんとデュエットを歌ってほしかったけど、仕方ない。


深沢敦さん あっちゃん・・・


見かけより、若々しい声で歌うのですね! びっくりして聴いてました。血をくれよう~♪


ライフ編集長夫人の格好は、えーと、いつもの見慣れた深沢さんって感じの。うふふ。


ガールズ。
池田有希子さん、久々に。これまた主演を喰わないような引いた演技でバックを支える感じです。ストリートの衣装、もうちょっとかわいいか、カッコいいかでもいいのに・・・
最高にダサいのであった。演出だもんなぁ


演奏の方、お1人でキーボードで音楽を奏でてらした。スゴイ。舞台の上につくられた2階部分で演奏してたのですが、最後は激しく演奏なさり。お疲れ様です!


客席が寂しい感じなのが残念でした。その他、関係者っぽい感じのひとも。けっこう楽しいのにねー。


友人にはダンカンさんからいただいたご招待券を譲って一緒に観にいったのですが、楽しんでくれたようで良かった。


テレビに出てる人、か、そうでないか、なのだろうと思うんだけど(テレビに出てないと仕事ない人のように思う人けっこういる)打破したいわ・・・・あたしに出来ることないかしら、と思ったり。
全然、宣伝してるとこ観なかったので。PRも大事ですよね。札幌においては、今のところ、ファイターズやビール園に大きく負けている感があります、ミュージカル鑑賞。


2012/07/15

第23回 えべつ やきもの市にて、アイドル発見

新納さんが素敵だったわーの件はこのあとで。



14(土)、札幌市のお隣、江別市で開催の《やきもの市》に行ってきました。こりゃ楽しい~



アマチュアからプロまで300店以上がずらーっと露天で軒を連ねており、さまざまな方向の作品が一堂に。



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こちらは「陶処 瓊(北原 裕樹)」さんの作品。
きゃーっ カワイイ! ボケとツッコミみたいになってます。左のニコニコが私が購入し、右のツッコミさんはお友達が購入したもの。



さらに、上から観ても、カワイイ!



Sn3t0255_640x480ふふー。頭からハーブを出してみました。



で、足元にいるバットマンは、以前<うさぎ>を購入した「po-to-po」さんのブローチ。



TDV再演時には、張り切ってつけていきたいところです。リー君より骨ばっているわね。伯爵さまーっ



ぼんやりと観ていると欲しいものが溢れてしまうので、今回はさしみ皿、を狙っていきました。が、気に入ったものには出会えず。結婚して以来、刺身皿で気に入るものがなくて未だに探しているのです。



草の窯(中村裕)」さんの作品が素敵だなぁと思ったものの、刺身を盛るには小さめだったので、別の機会に窯元を訪ねてみたいと思います。カワセミが川岸にいる画のものが、涼しげで良かったの。



2012/07/12

蚊にも私にも

昨日から、足の裏がびりびりします。なんだろう? 神経に触ってるのかしら。

明日は、札幌で『リトルショップ・オブ・ホラーズ』公演だよー。お天気良くなってるといいんだけどね。

週明けまでには、祐一郎と猫のCM見れますように。→テレビほとんどつけないから見れてないっす。

そして、昨夜は蚊に食われたので、ついにアースノーマットを出してみた! そうです、我が家はアースノーマットですわ。いい客であります。
部屋の端に置いてつけたものの、人間(=私)にも良く効くノーマット♪なのであった。

息苦しくなって、止めた・・・ 効きすぎよ。





ジェット風船飛ばしてきた

昨日(10日)は、ファイターズvs.マリーンズ 5-1で勝利。



久々の武田勝の勝利を観れてよかったー。盛り上がりました。斉藤のバースデー登板に続き、勝利だ・・・!



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ビール半額デーだったので、クラシックとヱビスを美味しくいただきました・・・300円で飲めるのだ。安い!



ジェット風船も初体験、7回裏の攻撃前に飛ばすんですが、準備のために7回表になると周囲からシュコシュコ空気を入れる音。投手には気の毒な7回表かも。あまり集中して見てない人多そう。たまに、パン!と割れる音もしてるしね。



確かに飛ばすのは楽しいんですが、無くてもいいんじゃないかなぁと。



月火と続けて遊んでたら、さすがにぐったりしたわぁ 





2012/07/10

Sapporo City Jazz Ezo Groove2012 小林桂

小林桂、といえば「流し目プレイ」のイメージだけで聴きにいったのですが、予想以上の品のよい歌声に、うっとりして楽しんできました。



札幌の夏を彩る、ジャズ祭り。Sapporo City Jazz(http://www.sapporocityjazz.jp/



大通り公園のなかにホワイトロックと呼ぶ大型テントを設営し、飲食しつつジャズを楽しめます。モヒート!



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白い天井には映像が投影され、各テーブルにはキャンドル(風のLEDだけど)が置かれ、雰囲気だけでも満足できます。
大人になってよかったー!と叫びたいところ。ほんと、オトナのほうが楽しいことたくさんあるよなぁ



バックを務める演奏はしっかりと上品な音、ぽわわーんと夢見心地でした。



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超にわかファンでゴメンですが、CD購入者はサインしますってことで、いただいてまいりました。先月リリースされた最新作は、お父上との共作、父上のピアノの音もとても品があるのですね。



2012/07/08

今頃CSSとか眺めてみる

ブログのデザインを変えたいと思って、契約してるココログの方法を試していたら、私が作りたい画面には、基本設定だけではできないみたい。

大きく2つ変えたいけど、どちらか一方しか簡単に出来ないようだ。っていうのを、3時間くらいアレコレして確認した。お腹すいたー。

断片的には調べられるけど、そもそもの構成がわかってないので、ちょっとお勉強が必要な気が・・・

うまくいけば、もうちょっといい感じにできそう、かも。かもしれない。

↑バナー画像のぬいぐるみ(アントン君)が、おひげがあちこち向いてて気の毒なので、そろそろ新作を撮影したいところでもある。
これ、ロンドンのセントポール大聖堂の上から撮影したのです。



2012/07/07

リトルショップ・オブ・ホラーズ@札幌公演は、13日よ

ときめきを愛す私・・・ 祐一郎の博多座での大活躍を応援しつつ、しかし再会の日までは、どうにか生き延びねばなりません。



今日は『裏切りのサーカス』を観てきました。感想はコチラ()。ネタバレ含む。スーツのおじ様がたくさん登場、邦題が悪いんですが、大変よかったです。ふふふ。



来週はなかなかイベント続き、夏を実感します。さわやかで気持ちがいいわー。



サッポロシティジャズは、小林桂ライブ。
それからいまいち快勝しないファイターズ観戦。



13日(金)は、『リトルショップオブホラーズ』札幌公演です。お席に余裕ありのようですから、興味がある方は、ぜひお出かけくださいねー。あ、私は仕事の後に行くので、夜公演に行ってきまっす。



作曲は、トニー賞を先日受賞した、アラン・メンケン→美女と野獣、ノートルダムの鐘、リトル・マーメイドなど。





2012/07/05

『劇場版 臨場』 スペシャルドラマでもいいのだけれど

2時間スペシャルでもいいじゃないか、そもそもテレビドラマなんだし、とか言いつつも、ウッチーに久しぶりに会いたい~ということで、観てきました。



感想・・・うーん、テーマは重いし、映画ってことで事件場面、死体や検死、でも血だらけなところが多い。



見終わって、言うほど悪くなかったんですが、



ウッチーが普通に見えるくらいに、共演者の皆様も暑苦しい演技で、ぐいぐいと盛り上げており、筋をなぞるだけっぽいセリフと演出の薄さが、暑苦しさでカバーされている、という感じでしょうか。
長塚京三までもが、こってり演技を! わー!



その暑苦しいおじさんたちにも負けない、仕事に真摯に取り組む松下由樹が<お嬢さん>枠ではく、部下として存在しているのは好きです。
そういや色気のある女性って、いなかったなー。警察って男社会なのね。



ドラマを見てない人も分かるようになっていたら、良かったのにねと思います。



段田保則の低音ボイスが映画館で聞けたのは収穫。



しかし、ウッチーと高嶋弟が並ぶと、ついワイドショー的なことが頭に浮かんでしまい、残念であります。それぞれ1人ずつなら大丈夫なのかもしれないが、並ぶと ああ!って思っちゃったよー。



ところで、もう臨場は作られないってことで良いんですかね? あのラスト。リクエストが多かったら、まだ望みはあるの? ちょっと思わせぶりだったのが、気になります。(トート閣下がキスしにくるかもしれないわと想像。いや、自分で黄泉の国に?



ウッチーの私生活問題で吹っ飛んだらしいドラマの臨場で、ここに至る複線があれば、映画ももっと違うものに見えるのだろうなと思いました。



演技してるウッチーは好きだけど、脇が甘いわ!



笑顔が少なかったのが、私は残念だったなぁ 



あと、そろそろびしっと整った衣装での役もお願いしたいものです。だいたい、ぼさぼさ系ですよね。三つ揃えとか着てみないのかなー。





2012/07/04

誰だろうなー

うっかり『ブリジット・ジョーンズの日記2』を見てしまい、現在、コリン・ファース祭りです。



コリン・ファースを初めてみたのはたぶん、『ラブ・アクチュアリー』



ヒュー・グラント目当てで見てたら(もちろん、ヒュー様も、映画そのものも好き)
不器用すぎるコリン・ファースにめろめろになったという・・・ 



で、日本にこういう感じの俳優さんはいないかなぁと昼休みに、かなり真剣に考えてみたのですが、まだ見つかりません。



不器用そうで、誠実そう。
でも、見下したような表情もできる。
背はのびのびと伸びた感じ。
表情が硬いけど、笑うと超キュート!やーん。
声もいい。
がりがりじゃない。



ど-こ-に-い-る~?



竹野内豊が精一杯のところでした。うーん、文化の香りと年齢が足りないのだげど。誠実さも違うか。



2012/07/02

新キャスト近日発表

http://www.tohostage.com/lesmiserables



とのことで、ドラムロールがドコドコと鳴っている状態です。祐一郎・・・・大丈夫だよね? このロングランを完走するには、君が必要~♪ 



新演出について、全然確認してないですが(楽しみにしておこうかと)、でもこのPR画面を見ると、すごくライトがきれいなのねー。
セーヌ川の自殺場面も、星がきらっきらだし、ビジュアル度が上がってるのは分かります。



船のこぎ手にされる囚人の姿もあるし(ということは、脱獄シーンもあるの?)



『レ・ミゼラブル』映画も年末に公開されるので、さらに新しいミュージカルファンを獲得したいところでしょう。
わかるけど、関東以北がないことに、毎回のことながらしょんぼりもします。ヘリがなくなったサイゴンですら、津軽海峡を渡ってこないぃ!(まだ根に持っているのさ)



映画は張り切って見に行くつもりですが、たぶん冒頭から号泣してるでしょう。今、思うだけで熱いものがこみ上げてくるもの。



・・・先日、お友達からエリザの話を聞き、そこで禅さんの素晴らしさが大いに語られました。
シシィ役の歌唱に若干の不満がある私たち、ここは禅さんに「私だけに」を熱唱していただきたいものだ、と結論が出ましたーっ 



きっと歌えます。すっごく気合満点で歌い上げてくれると思う。見てみたい。



スピンオフ作品として、<フランツ・ヨーゼフ ザ・ラスト・エンペラー>どうでしょう。最期はトート閣下の胸に抱かれるの。



ルドルフなんか目じゃないぜー。なんて。





2012/07/01

はまなすの白い花

濃いピンクのハマナスはよく見かけるけど、白いのはあまり見たことがなかったです。きれいな緑色の葉に、真っ白な花が映えます。しかも、いい香り~。しばらくフンフン嗅いでました。
そうだ、去年、探そうとして忘れてたの、また探しにいこうっと。富田ファームが出してる<はまなすの調べ>という香水、けっこういい香りだよと教えてもらってたの。暑い時期に、爽やかかもしれない。



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さっき焼いたクッキー。



スマイルクッキーのはずが、余った胡桃を投入したせいで、スマイリーな線を入れられなくなり、地味なクッキーになってしまいました・・・。ありー。(http://www.1101.com/live/foodmood/index.html



Sn3t0242_800x600メイプルシロップで甘みがつけられてるので、食べやすい味でした。サクサクだ。



『エリザベート』5/13-3 平方ルドに救われた

ルドルフも、誰でも良かったわけじゃなかったんだなぁと前日(5/12)からの反省。



この日のルドルフは、平方元基さん。



懸命さがみえるいいルドルフでした。歌もしっかりと気持ちを乗せて表現していたし、声もよく出ていました。若くて、青臭い青年をりりしく。高音が、わりとセツナイ感じで、きゅーんとしましたよ。
低音もちゃんと聞こえてたし、新人とすれば、予想の上を見せてくれたということで、私のしょんぼりしていたルドルフへの思いが、復活、です。こうでなくちゃ!



体もしっかりとしていて、ダンス場面でも大きな祐一郎閣下に負けず、大きく大きく動いてましたー。ああ、良かったわ。舞台の方は、特にこんな巨大な劇場に出演するなら、あまり華奢でないほうがいいもの。



ハーケンクロイツの大きな布を引き下ろすとき、ぐいっと一度引いただけで落ちず、あらあら、とドキドキ。あれ、落ちなかったらどうするんでしょうね?
(この後は、閣下の登場シーンになるので、セットは回転するなら、落ちなくても続行可能かもしれないな)



■闇が広がる
2幕のお楽しみのシークエンスの頭ですからねー、ここでコケると泣きたくなるものね。でも、この日は大丈夫。



責任感が強く、皇太子の自覚もあるルドルフの、弱い面も少し垣間見れるような、そんなシーンになってました。いいね、いいー。



■独立戦争


もう、私のテンションはぐーっと上がってました。これで祐一郎は、思う存分、歌えるわ!


平方さんも、超ダンスの人というわけではないみたいですが、全身を大きく動かして、ルドルフの翻弄されるさまを見せてくれました。


■ぼくはママの鏡だから


いちおう、身構えて耳をそば立ててしまいましたが、そんなこと不必要だった。最後まで、しっかり歌いきりました。


はー、満足した!


少ない登場シーンでありながら、シシィへの打撃という点でも、トートとのデュエットの点でも、大事な役なのですね。


今後の活躍に期待します。


今回のオケの音、今までと違うなぁと思うことが何度か。


「憎しみ」では顕著だったと記憶しますが、ティンパニ?太鼓の音が大きく響いてたと思います。打楽器、リズム担当の楽器が鳴るのは好きなので、好きなバランスではあります。
躍動感が強まった感じ。


ふと思ってみたのは、ルキーニ役をずっと務めている高嶋兄さん、ワイルド系トートも出来そうだな・・・ ねちっこくてしつこそうだぁ 悪い男の魅力でシシィに迫る、などどうだろうか。


ということで、東京公演のエリザメモはこのあたりで終わり。次は名古屋で観劇です。