2012/07/30

PMF ピクニックコンサート

パシフィック・ミュージック・フェスティバル 札幌でのフィナーレは、野外コンサートです。



例年は、プログラムのアタマから参加してたのですが、とにかく暑いので、今年は夕方からの参加にしました。日陰が出来てて、楽でしたー。



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15:00-16:30 <レッツ・スウィング> の、途中から参加



■『キャンディード』から、Glitter and be Gay
ソプラノ:天羽明恵 新妻聖子ちゃんがクネゴンデ役のを観たことがありますが、クラッシック出身の方の歌い方は、これまた大きくて堂々としていて素敵でした。



■PMF賛歌~ジュピター~ 平原綾香ばりに、ソプラノ歌手の天羽明恵さんがリードしつつ、観客も一緒に歌いました。外で歌うのは気持ちいいけど、高音の出なささに哀しく・・・





17:00-19:00 <PMFオーケストラ演奏会>


まず、指揮のファビオ・ルイジ以下、オケのメンバー全てが茶色のTシャツを着ています。茶色・・・ 残念ながら、素敵なイタリアンなマエストロにも似合わないものがあったのかー!


地味でした。若者たち(オケ)ですら、素敵にみえません。


楽器とTシャツの色が同化してて、全体的に茶色の塊が舞台にあるように見える。良くない色よー。


■ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調作品102


ヴァイオリン:デイヴィッド・チャン、チェロ:ラファエル・フィゲロア


ソリストの2名は、マエストロのいるMETのコンマス、と首席奏者です。


この曲は初めて聴いたのですが、非常にスリリングかつロマンチックで、聴き所の多いものでした。ヴァイオリンとチェロの掛け合い、そしてオケとの掛け合い。


CDで聴いたら、この楽しさは半減でしょう。聴けてよかった。


■R.シュトラウス アルプス交響曲 作品64 TrV233


えー、面白い構成です。夜からはじめ、日の出、登山、森、小川、花畑、危険を抜け、頂上! そして、太陽がかげり、雨に嵐が!
その中で下山、日没、そしてまた夜。


1つの曲のなかで、アルプス登山をしている様子を描くというもの。途切れずに流れていくので、何度か今どこ?と思ったものの、ポイントになる特徴的なところがあって、見失わないようになってました。


で、打楽器奏者が担当した二つの音が面白すぎです。ひとつは、<嵐>のところで、風がヒューヒュー鳴る音を出す機械・・・ぐるぐる回転させて音をださせます。<ウィンドマシーン>と言うそうです。


もうひとつは、薄めのアルミ板みたいなものがつるしてあって、それをいきなりガラガラ振る!と、雷がバリバリ鳴る音になります。<サンダーシート>と言うそうです。トタン板だったかもしれません。


打楽器を越え、もはや効果音の人。


一緒に聴いてたお友達は、ツボだったみたいで、うふふふーと(声は出さない)笑ってました。面白いっ


こちらもまた、演奏を直接見たからこその楽しさ。


面白い選曲でした。



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