2006/01/31

『ベガーズ・オペラ』千秋楽 1

1/31 13:00@日生劇場 A席(最前列)



楽しかったぁ! 



通いすぎた日生劇場~悔いはない~♪ どうか歌わせておいてください。
カテコでは心臓に激痛が走るくらいコーフンしてました。死ぬかとおもった・・・ ははっ



うーん、S席後方に座るなら、Aの最前列のほうが見やすいですよね。舞台との距離も変わらないし。今日のお隣はなかなかの高齢な女性、あきらかにウッチーにロック・オンしてました。休憩時にいろいろお話できて楽しかったです~



1幕



金田老役者の挨拶から。今までのなかでは、1番声に張りがあって、1番気持ちが乗っている老役者でした。そんな金田さんを見ているだけで、すっかり雰囲気は盛り上がっていきます。ホントに、今日限りなんだぁ・・・さみしい。



ベガーズ入場、あまりここで盛大な拍手が出たことはなかったけど、36公演をこなしてきた彼らに拍手喝采が! 拍手に応えて、それぞれ礼など。



トムの前口上、老役者からのはなむけの言葉、トムからの感謝のキッスは口に近かったっすね。大サービスです。



そして・・・



乞食の一座をお迎えください!
ドルドルドルドル・・・・・ジャーン!



ううん、すばらしいオープニング。このメンバーで作りますよって挨拶ですよね~



ピーチャム一家



彼が登場するときの音楽、いい!何の音だろう、チェンバロ風の音で、時代を感じる音楽です。



ぼうずは丸儲け~♪のとき、あたまの上に手をくるくるまわすのがけっこうスキ。



対角線に並んでピーチャムの座ってるカウチを運びます。乗るのも運ぶのバランスが大事・・・ あ、ピーチャムが座る前はウッチーが座って邪魔してます。ウッチーとはしばらくサヨウナラ。



モリクミ ミセス・ピーチャム。おー、今日もまたさらに元気いっぱい。



もともと、どんどんテンションがあがっていく場面なんですけど、勝手に結婚したポリーに怒って倒れちゃう場面で、2杯目のお酒でようやく正気にもどります。相当叫びつづけてたからなのか・・・



2杯目をカップに注いでもらったら、横になってるとこからすっと上半身を起こさなくてはいけません。1杯目、2杯目と同じなので、2回も腹筋。



たぶん叫びすぎで、腹筋が・・・ね。 



よっ!と起き上がろうとしたけど、起き上がれませんでした・・・ 
再挑戦してぱっと起きたものの、観客もモリクミさん自身も可笑しくて、笑いが~ すぐカップを飲む仕草に入れなかったのでした。なんか可愛かったです。



立ち上がるときも、ピーチャムとポリーが支えてるのによれよれだし、しょんぼり気味なので二人がモリクミ・ママの頭をなでなでしてあげてました。いい家族じゃないか~



もう、笹本ポリーは若さだけじゃなく、女っぽい欲望とか、しぐさとか。いろんな顔が見られるように。



ともかく可愛い上に、あの歌の安定感はなんでしょう。すごいです。



モリクミさんとも、後半のルーシー島田歌穂さんとも、がっちり向き合ってデュエットしてるんですからね~ ウッチーとの歌もいい感じだし、アクが強くないようで、きれいなだけではない何かがあるような声



待ってたよ♪ オレの内野マクヒース!



待ってたよポリー 天使の瞳はオレだけを見てるか♪
おれのポリーよぉ~♪



待ったわ! この歌もいい。家でも歌ってます。



まじまじと双眼鏡でウッチーを観ると、いやぁ痩せたよね? 顔が細くなったと思いませんか? 体重の変化っていうより、1ヶ月の汗が出たよねという締まり具合。そのアゴ触ってみたいなぁ・・・



危険を知らされて、しばらく身を隠すというマクヒースを想って歌うポリーの歌。最後は全員で



はるかな北の果ての地~♪ と。背筋がぞくぞくでした。



私といえば、セット3階にあがったウッチーにレンズを向け、ポリーを見つめる目をじっと見る・・・  けっこう切ないわ。ポリーしか見てないんだもん・・・ えーん。











お手伝い

同僚の引っ越し手伝いを。私の家から近くなりました。



手伝いといっても、3階まで荷物を上げていくだけ。荷解きはゆっくりするというので何もしていません。普段、本が入った箱を上げ下げしてるので、苦じゃないですしね。



引っ越し手伝いのはずが、ストレッチ用のトレーニングチューブが彼女の家にあり、



2ヶ月で7キロ落としたとの発言に衝撃!!! 



同じく手伝いに来てた同僚Kと、二人で熱心に運動。肩がひっぱられて気持ちいい~ 2.000円くらいで買えるみたいだし、買おうかなぁ 



そんな訳で。実はほとんど宴会してたような気が・・・ 



帰宅したら日付が変わってましたとさ。



2006/01/29

千秋楽~☆

らりらりら~♪



もう、何も言わないでください。だってミュージカルの神様がくれたんだもの。
『ベガーズ・オペラ』千秋楽
に行ってきまーす。
こんなにきっちり有給消化している年は初めて・・・。



ただ、観すぎのせいだと思うんですが、昨日の夢は「脱獄をなんとか企てようとしている」という物語でした。かなり脱獄には成功しかけてましたが、目覚まし時計が鳴ってその先は知らず。かなり実生活に侵食されつつあります。





ピーチャムのモデルであるジョナサン・ワイルドの伝記を借りてみました。訳がかなり時代かかってます。文末はなんと「ござる」です。ござる、って訳文は初めて。
1754年に改訂版が出版。



『集英社版 世界文学全集6 悪漢小説集』収録 
 「大盗ジョナサン・ワイルド伝」



ホッピーでハッピー

060128_184501   初・ホッピー!



プリン体ゼロ、ローカロリー~!



Kino Igluの上映「冬の森 星をかぞえに」に行く前に、モツ煮屋で一杯・・・あはは。



本当は聖路加病院に近いとこにある「やまだや」で食事しようとしたんだけど、満席だったのでした。土曜日の築地なのに・・・ クリームコロッケが美味しいんですってよ。次こそ。



で、食べたのは築地本願寺に近い「美豚」という店でした。ハツ刺しやらモツ煮やら、つくね、などなど。しかもカウンター席の隣では、まだ7時だっていうのに口からヨダレをぴろーんとしながら酔いつぶれているお兄ちゃんあり。



肝心の映画はすでに観たことがあったのですが、ユーリ・ノルシュテインのもの。



「狐と兎」「話の話」「あおさぎと鶴」「霧につつまれたハリネズミ」の4本。



ハリネズミも可愛いけど、「狐と兎」に登場する勇敢な雄鶏がいいんですよ~ 騎士か何かって感じで。パイプふかして、カッコいい。



060129_001501お土産には、CDとお菓子(ロンブル ドュ ノア制作 コック&デザイナーの女性二人組)。
もったいなくて、まだ食べてません。明日ね。CDも明日ゆっくり聴こうっと。



あ、ロンブル・・・では、ブローチを作ってまして、これがかなり可愛らしかった。お値段もふさわしく。見るだけで我慢。



2006/01/28

『ベガーズ・オペラ』1/27

1/27 18:00@日生劇場 S席M列(下手)



会議終了後、猛ダッシュで駅へ。・・・開演に間に合いました。良かったぁ



今日の席は、前の方がけっこう大柄で舞台は観にくいや。ベガーズじゃないいつもの舞台なら大丈夫ですけど、せり出している分で引っかかってしまってるみたい。



休憩時に、廊下を坂元健児さんが目の前を歩いていきました。S席センターCかD列あたりに座っていたみたいです。ちなみに、カテコでのダンスでは舞台に上げられて踊ってました。



通算すると片手分通って・・・が、それも今日が最後~ まだ歌が頭の中をぐるぐる回ってます。これが一年の計だとすれば、間違いなくミュージカル地獄の一年になることでしょう。



ベガーズたちは元気。ウッチーもさらに声が響いていたよう。今日は収録のあった前回とはまた違って、エネルギッシュだが、リラックス(良い緊張具合)かな?



みんな役が自分のものになってきたんだなぁ 



あ、特に笹本ポリーは凄む時の動きや表情がお上品じゃなくって、良かった。高い声はもちろんきれいなんだけど、低音も音がきれいなまま出るんですね~ 顔が可愛すぎるので、ついお上品なイメージですけど、すっごいやさぐれた役もいつかやってほしいな。



誰の出番の時も、何の心配なく観ていられるって素晴らしい・・・ たまに、心配な出演者が混じってるとあら~って思う時がありますよね。そういうストレスがないって素敵!



ウッチーのお色気ビーム作戦は、もう最終段階。



千秋楽にはついに気絶者が出るかもね。ムフッ



仕上げというか、さらに練り上げてるようです。演じているってことを忘れます。女好きめ~デス。腰の動きやら、手の怪しい動きは何も言うことはありません。完璧です。



毎回、俺は女が好きだぁ! 
は言い方をかえているんですね。この日は好きだ、がややささやき風でした。もう、ホントに言わなくて分かってるって!



ねぇさん!」と上手の女性たちに視線を送り、男性には「にいさんっ!」とご挨拶。



SS席の女性をひざに乗せたとき、場内にはかなりの悲鳴が。悲鳴もあげるしもちろん笑うし、反応が濃い方が多かったみたい。
隣の奥様は、「あら~っ あら~っ」と、狼狽していた模様。思うツボ、のリアクションをする方で楽しかったなぁ



医者の薬でも死ななかったやつを・・・倒したやつがいる~♪
その名は WOMEN♪ WOMEN♪ WO~ME~N~♪



そんな女になってみたい・・・ 倒すどころか、すっかり倒される始末。



なぜか今日は最初からマクヒースは可愛らしく見えてました。何でかな? ただルーシーの愛を利用して脱獄するところだけは「ろくでなし」ですけど。



愛を利用してるっていうはっきりした悪意はなくて、愛されてる俺様には当然だろうと思ってるあたりが、マクヒースの愛らしいところかしら。



帰ってこないと分かってても逃がすルーシーの惚れた弱みと、すぐまた娼婦宿でいちゃついてるところを捕まるバカさ加減が笑っちゃいます。
イギリスの『好色一代男』 一生懸命の向く先が可笑しいんだもの。それが色恋の恐ろしさよ~



悪党組



村井ロキット、いやらしさが段々磨かれて来てますヨ。典獄が板について非常にナチュラル。



2幕のルーシー マクヒースを逃がしたことは、ポリー一家が儲けることになるんだ!と気づいたところで、



おおおおおっ!お前が惚れたからって俺が損するってのか! 



と怒りだすのですが、初めてきいたな、「おおおおおっ!」と興奮気味の入り方。この日のロキットは可愛い系だったのかしら。





高嶋ピーチャムが見かけも演技も特濃ソースなので、それをうまく村井さんが受けて落ち着かせてくれます。でしゃばらないのに存在感があって、素敵ですね。
バルコニーで一緒に座るベガーズ女性と、かなり肩組んで仲良くしてるのも・・・すてき。



餌を与えないで下さい



1幕後の休憩で、もうすっかり恒例行事になったモリクミ・モリーへの貢物の列です。五重くらいの人垣が出来てて、近づけず。紙袋が4つくらい?



題して、観光地の銅像じゃないんだから!



2階で、わりと水野さんがあぁぁぁぁ~♪と超高音ボイスを披露してくれるんですが、聞こえてこなかったような・・・ 



馬車を襲ってから、マクヒースが観客にお色気ビームを振りまく間に、ミセス・コークサーに変身するのか。忙しいこと。足首が細くてきれいな足でした。



これまた台本に組まれたらしい造幣局のマット2幕に間に合わず!ネタ。
この日マットが遅れた訳は、5列目にきれいな人がいたんだよ~&舞台が俺には高くてうまく上がれない、でした。ちゃんとトムが確認。あ、どうも~



トムとマットが話してるうしろでは、モリクミさんのもらったものをみんなで囲んで点検中。かなり素になりかけてる雰囲気です。いいのか・・・ 



ですが、客電オフ、芝居に入るとすーっとまた入れちゃうんだから面白い。





カテコ



観客と一緒のダンスの時、気づいたら坂元健児さんも舞台で普通のふりで踊ってました。モリクミさんにどつかれながら席に戻ってましたね。舞台では未見。大柄ってほどじゃないけど、見栄えする体格なんですねぇ 



客電が点いて、「本日は・・・」のアナウンスが入っても止まない拍手に応えて、セット3階(絞首台のあるとこ)に、内野&橋本さん登場!



わーい! 



橋本トム、「皆さんの熱気ムンムンムレムレで、熱いです!



ウッチーは、またまた「(橋本さんが)袖で練習してたくらい歌いたいって・・・」とフリまして、受けた橋本さんが歌ったフレーズは



待ってたよ(か?)ポリー ・・・言い寄られてないか
俺のポリーよぉ~♪



でした。はい、「俺の歌だ!」とウッチーが笑って、余興終りです。

マクヒース:内野聖陽  ピーチャム:高嶋政宏  ロキット:村井国夫
トム/フィルチ:橋本さとし  老役者など:金田龍之介 
ルーシー・ロキット:島田歌穂  ポリー・ピーチャム:笹本玲奈 
ミセス・ピーチャム/ダイアナ・トイプレス:森久美子



ジェニー:入絵加奈子  ミセス・スラムキン:高谷あゆみ
造幣局のマット:三谷六九  スーキー:山崎直子
くすね屋ネッド:水野栄治  ドーリー・トラル:山崎ちか
ペチコート・チャーリー:小西のりゆき  ボブ・ブーティー:Kuma
ジェミー:川本昭彦 鉤指ジャック:幸村吉也 ベン:照井裕隆
ハリー:村上勧次朗  ミセス・ヴィクセン:泉里沙  モリー:宮菜穂子
「もってこい!」:原田優一  「やってこい!」:小比木麻里



2006/01/27

神様の言うとおり

ん~ ベガーズのチケット、どなたからもお手が挙がりませんでした。
そうか・・・何が何でも観てまいれ、というお告げですな。了解ですっ 会議が時間オーバーしたら、ぱーんと席を立って駅ダッシュします! 踊る会議よさらば。 



今日は、ウチで腹黒(って名前かわいそうだなぁ)K同僚とチーズフォンデュを食べました。
「仮面ライダークウガ」のCDをかけながら、たまに歌いつつ。完全独走~♪



イープラスのエリザチケ取りは、完敗。乾杯~・・・



2006/01/26

武田トートで・・・

●東宝ナビザーブ結果



武田トートの日、一枚。ふひー、でもとりあえず観れます。が、山口トートまでは遠いのぉ。
はぁぁ



●25日夜、「クラウディアからの手紙」@世田谷パブリックシアター 見て来ました。
はぁぁ
胸につまる話でした。佐々木蔵之介は良かったなぁ 声も舞台向きで素敵でした。



●寝不足が続いていて、久々に歯が浮くような感じに。えぇ、遊びすぎ。



●京都旅行のお土産



お家騒動は収まったのでしょうか「一澤帆布」から、頼んでいたバッグが届きました。
コレ↓
060124_100802



2006/01/25

1/23追記。カテコなど

カテコ



あっと、カテコの前に。出演者がそれぞれ乞食役者として挨拶してるようなダンス場面があります。



内野マッコリは、ポリー&ルーシーの二人と。なんちゃってバレエのような振り付けがお茶目さん。



私のお気に入りは、やはり悪党二人によるダンス。スクエアダンス? 若者には出せない脱力感がたまらない。



若者といえば、原田くん。片方の足裏を、反対の手でパン!っとたたくジャンプをしてくれます。も、眩しいわ。



拍手に応え、「全部持ってけ 泥棒!!」の振りつきの歌を歌ったあとは、観客とダンス。



これも一人ずつじゃなく、複数のひとを誘って輪になって踊っているようです。多くのお客を楽しませようということですね。



主演男優、マッコリさんの挨拶では



「乞食の一座ですので、お帰りの際はお手回り品にご注意」、などと言ってました。「客と一緒に良い時間を過ごせてよかった」というようなことも。



さらに山口ペプーシュさんたちが去って、客電がついたあとも拍手が止まず。それに応えて、



橋本トム&内野マッコリが登場! きゃーっ



もう1曲歌いたいなぁ、と(橋本さんが)ウラで言ってたんだけど」とウッチーがいうと



きゃぁーっ」と大拍手。では・・・と歌い始めた曲は



遥かな北の果ての地~♪」 



それオレの歌だよ!って突っ込んで、トムが「歌ってみたかったんだよう」といって、
歌終了~ あれ?



もっと歌って欲しかったばい。このお二人、通常のカテコでも抱き合ってるし、ここでもがっつり抱き合ってて、うらやましい・・・・(どのあたりにジェラシーを感じているかは複雑なんですけど。ウッチー、出演者とハグハグするの好きなんだな・・・)





この日、珍しく早めに着いたので、ロビーで待っていると。「レ・ミゼラブル」「エリザベート」の公演映像が案内向けに流れてました。



おお、祐一郎だ! 特にトート映像にはクギヅケ。ウッチーとはまた違う愛なのよ



ベガーズDVD化は嬉しいんだが、こっちもお願いしたいんだけどなぁ。ベガーズは、ともかく数年は再演予定がないってことなんですかねぇ 今回は東京だけの上演でしたし。



2006/01/24

『ベガーズ・オペラ』1/23

1/23 18:00@日生劇場 S席(F列上手側)



この日のマチネ・ソワレともに収録用機材が入ってました。見えた限りでカメラは12台。A・B列のど真ん中(4席分使用)にもカメラが設置のようです。あれで下からあおる画を撮るんだろうなぁ その他は観劇には差し支えないようにカメラを置いてました。



固かった初日から、何度か観てますが。今回はその集大成のような出来でとっても素晴らしかったっ



もう上演も終盤に来ているので、役者さんたちの動きや演技がどんどん練り上げられてるし、観客との呼吸も楽しくなっている。そこへ収録の緊張感が加わったら? むふー、良かったです。



これ、秋生さんの指摘なんですが、今日のウッチーは目の周りのメイクが念入りかも。彫りが深く見えます。モリクミさんのメイクが一段と念入りだな、ってのはすぐ気が付いたんですけれど。さすがウッチーへの愛が深い・・・



2幕のマクヒースの



俺様アピールタイム!(お色気バージョン)



ボックスから出て、SS席の前を通過しながら「女が好きだ!」というわけですよ。今日はじっくり眺めながら言ってました。でへーっと見つめながら。



すき・すき・すき・すき・・・・ ホントだヨ」と。
あと2列分進んでくれたら目の前だったのに。おっと欲深か~。



さらに、剣を振り回したりしつつも、お色気ビームをしっかり飛ばしてます(撮影用かしら。いつもよりさらに念入りなビームを撒き散らしてくれた) 



「リップちょっとなめて(ここ、「食べて?」どっちなんだろう)しまいたい・・・♪」のとこでは、XBの方の席に座り、その観客をお膝に乗せました。



うぐぐぐ。観てるだけの私まで目眩が! あぁミセス・ピーチャムじゃないけど息が荒く・・・



でもって、今日の薔薇の花はXA端っこの方へ。I love you☆



公演の前半くらいまでは、台本どおり、振り付けどおりの動きで、色男を演じている感じだったのに。終盤のこの日の内野マクヒースは、すっかり演技らしさが取れて、俺を見てくれ☆ とビームをぶっ飛ばしてました。マクヒースがしっくりウッチーにくっついたみたい。



私のお隣のおばあ様も(失礼・・・なかなかのご高齢の方だったの)、うっとりしてましたわよ。会場中のほとんどの女性の心の中では、悲鳴があがっていたはずだ。男性もけっこういらしたけど、どんな感じなのかな。色っぽい女性を見てるのは、私は好きですが。



娼婦のおねえさんたちの場面



今日の席はミセス・コークサー(男性の水野エドワードが演じます)が目の前です。素敵な胸をじっくり拝見(ハリボテお手製・荒い縫い目)。マイクに入らない声で、SS席とかS最前の観客に、けっこう話してます。「あれはウソよう」「やぁねぇ」とか何とか。



ちくびを摘まれて「あんっ!」っていう時の動きがけっこう好き・・・。かわいい。



マクヒースは女好きというよりも、うーん。女が好きな俺が好き、って感じね。すみずみまで自己肯定な人です。これはポリーの名セリフ
男も女も遊び人は自分だけを愛していて、その愛は他の愛では消せないの」ですね。ツボついてる・・・



で、マクヒースがジェニーらにハメられて、宿からピーチャムに連行される時の表情といったら、それはそれは気迫ある演技で、息が止まりそうでした。



あ、「アッハッハッハッハ!」って笑う声も顔もいいですよね。私の席だと、ジェニーのスカートに邪魔されて・・・ 声しか聞けなくて残念無念。



でれでれ、俺様サイコー!自信満々のマクヒース。監獄に連れて行かれたときも、ルーシーに逃がしてもらって、まだまだ余裕な俺様。
ふふ、よしよし女と遊ぼうかなぁ・・・で、ついに捕まり、脱獄の罪で死刑!



ここで初めて、自分が死刑になることに直面します。ここからウッチーの熱演がさらにヒートアーップ!



ぉぉぉぉぉおおおおおーーーーーっ!
(ウッチーのロングトーンだと思ってください、はい、想像)



キャプテン・マクヒースじゃなくて、ただの貴族じゃない・追いはぎで、貧乏な男が、そこに。ルーシーじゃないけど、「見てられない!」 



でもでも、すっごく人間くさい。泥くさい。素敵! やっと生身のマクヒースに会えたのに、ロープが首にかかってしまうのね。何てことなの!



どんどん悲惨なラストに向かって、追い込まれて行きます。ひっくり返されることが分かってても、いまこの時は、とっても胸がふさがって胃がきゅーっとするくらいにツライ。泣きそう。



あ、これって「ご婦人たちが あぁっんっていう牢獄の場面も」なんだっけ? もう、作者の思うがままです。



そうそう、お芝居はハッピーエンドでなくては☆ ね。



急展開の「恩赦だ!」 私もハッピーエンド信奉者なので、こういうの好きです。劇場を出るときにあまりに悲しいのってツライもの。じゆうだぁぁ!



でもって、意味もあるのかないのか分からないダンスに誤魔化されて、どんどん楽しい気持ちになってしまうのよね。お見事。



最後は悲劇とは限らない~♪ 
涙より明日をこの手に~♪



嫌なことはこの歌↑で乗り切ろう。
あるいは、「俺のこと言ってるぜ、大当たり~♪(悪党二人組による手のひらヒラヒラ、ソング&ダンス)」でもいいな。



さてさて、高嶋ピーチャムのひげは、ますます茂っておりました。もじゃもじゃ。立派です。一度も剃ってないっぽい。



モリクミさん、さすがに声がちょこっとだけ、かすれてました。ちょこっとだけ。でもって、ますますますますの、貢物。



ミセス・ダイのジンを飲もうペロペロは、ますます上手くなってるのでは・・・ ピーチャムへのチュウも、むきゅーっとバッチリです。大悪党のピーチャムも恐れるミセス・ダイのジン・キッス。恐ろしいことです。



黒い下着も「ぴったりだぁ」 この日は、ふつうな感じで感想を。
ファラララ~♪の3人揃い踏み、居るだけで可笑しいのに、振り突きで歌ってくれるんだから最高!



気になっていた2幕開始のネタ(造幣局のマット、歌に間に合わない!)は、またまたありました。橋本トムの仕切りだけじゃなく、他の役者さんたちの掛け合いまでも練られてきた模様。マチネでもあったのかな?



あと、村井ジェームスさんがゆっくり通路を歩いていたので、ジェームスさん!と声かけたらやぁ、と握手してくれました。あったかい手で、冷え性な私には嬉しいよう。黒い歯がかわいい。



上手側の良い点、おお、3幕の絞首刑を待つ場面で、原田くんとウッチーが一緒に観れるんだ。原田くんはつるつるっとしてるなぁ つるつる。



今日も「運命にカンパーイ!」ときれいに響き渡ります。さらに「この弾丸を金にかえてみせようか~」のところも、元気よく。すかーっと抜けていく声ですねぇ



橋本トムの「(罰を受けるのは)貧乏人だってことですっ!!」は、何度観ても胸に突き刺さるな。だって客席に指差しながら言うんだもん。おお、それってあたし?って思ってしまいます。浪費の罪で、とか・・・



えー、カテコ等ははまたあとで。
コーフンしすぎてたらしくて、風邪引きかけてます、お休みなさい。



2006/01/23

明日をこの手に~♪

1/23のマチ・ソワにはDVD化のための撮影機材が入ります(WOWOWでも放送とのこと)。



ソワレを、チケットを譲ってくださった秋生さんと一緒に観劇してきました。



席もかなり観やすいところだったのに加えて、収録ということで出演者のテンション高め、緊張感もあって、とっても良かったです・・・・ 充実。



舞台上の内野マクヒースを観ていると、すっかり顔がゆるんでデレデレ。だって素敵だったんですもの。胸がいっぱいです、えぇ。



女が好き・スキスキスキ☆ ホントだヨ☆ 



だなんて言われたら(もちろん直接言われた訳じゃない。幸運な方には目線キてました!) どうすればいいですか!! 



あぁーん、としか言いようがないでしょう! ね! ね!



このご報告はまた。今は余韻に浸ります~ アデュウ!



「ベガーズ・オペラ」チケ

ぎゃあぁぁーっ・・・ 会議なり。しくしくしく。 



『ベガーズ・オペラ』のチケットあります。

27日18:00~
 S席M列 下手側です。¥9.000



すばらしく良い席ではないのですけど、
もしご覧になりたい方がいらっしゃったら。ご連絡ください。
私の代わりに観てきてくださいませ~ お願いしマス。



都内の方なら手渡しも出来ると思います。夜になっちゃいますが。



連絡は、sergeifive@yahoo.co.jp まで。



さて、今日はDVD&WOWOW放映用の撮影日ですね。夜の部を観てきます!



2006/01/22

『グランドホテル』1/22

1/22 13:30@東京国際フォーラム B席(3階)



音楽もいい、出演者もいい!でもストーリーというか、構成がいまいち。ええー、もやもやしちゃうんだよなぁ 発散型な話が好きな私には、消化不良でした。しくしくしく。



大人向けと言えば聞こえはいいのだけれど。男爵の哀しい感じ、バカじゃないの?ってとこ、見たかったんです。



休憩なしで2時間。なかなかさっぱりした上演時間だったのも、「観た~!」という気分にならない原因かもしれない。観客の拍手も、乗り切れそこなった気分を表すような戸惑いを感じる拍手で・・・ 
悪くはないけど、けどさ~ という気分なんデス。



翻訳モノの宿命で、音楽とコトバがまだ乗り切れてない雰囲気もありました。何度か改訂されていけばもっと良くなるかも。舞台はドイツ・ベルリンの話だけど雰囲気はアメリカンなものを、日本語で歌う・・・ 頑張れ~



グランドホテル形式」という映画のジャンルを確立させた映画がもとになっており、それは、ある場所にいる複数の登場人物を、同時に描く・・・群像劇。



ふーん。映画を先に見たのが悪かったのかしら。きっとそうだ・・・



映画では、群像といいつつもガイゲルン男爵を中心に描かれてます。彼が追い詰められて犯罪に手を染めようとするところと、今までの遊びの恋をやめてグルーシンスカヤへの本当の愛に向かうとこの葛藤が、舞台より分かりやすかったなぁ

トニー賞 5部門受賞 (振付賞 演出賞 照明賞 衣裳賞 助演男優賞)
ドラマディスク賞 5部門受賞

1990年
アメリカンダンス賞  ドラマリーグ・ミュージカルシアター賞
アステア賞 最優秀振付賞 アウタークリティックサークル賞

↑オリジナルの受賞はこんな感じ。



■グルーシンスカヤ(バレリーナ)/前田美波里



初めて拝見しましたが、大柄で華やかな女優らしい女優。声が低いのも魅力かな。男爵と歌うとこでは、かえってその低いのが落ち着いた大人な風でよいです。かすれ気味だったのは、季節のせいか? 
白鳥の姿、きれいでした。



もう踊れない!と嘆くけど、男爵のために踊るわって、切ない。トウシューズを男爵が脱がせてあげてて、その足が美しいこと。バレエ効果か・・・



ホテルを男爵との新しい日々を思いながら去っていく姿がなんともいえません。この後、男爵が現れないときの失望まで想像しちゃう。泣かないで!



■オッテルンシュラーグ(医者)/藤木孝



義足の役って、腰に悪そう! 双眼鏡で見る顔は白塗りだわ、アザだわ、なかなかこわいです。狂言回しで、音楽のキューを出したり、他の登場人物の横にいて、ちょっと解説したりします。歌が少ないのが残念。



■ガイゲルン段男爵/岡幸二郎



岡さん・・・ ヒゲみると笑いたくなってごめんなさい。いかにもいかがわしい人に見えるんです。



深紅の薔薇に囲まれて、さらに空からは赤い花吹雪(花びらなのかな)。ひらひらひら。こんな演出がにやけた感じにならずに似合う(ハマる)のは、そうはいないよ。呆気に取られながらも、うっとりさせてもらいました。



薔薇を手にポーズをキメる岡さん(ココ)・・・お似合いでございます。ぷぷぷ。



死んでも想いはエリザベータ~ 薔薇をもってステーションにいるよ~ いろんな女の子と遊んでたけど、エリザベータとは本気の恋! 愛を知ったとたんに・・・哀しいわ。



ソロで音割れ起こしてたのは、岡さんだけ。声量ありすぎみたい。
あと、バーでジミーズと一緒にジャズっぽい音楽と一緒に踊ってましたが、タップらしきステップはやや苦手ですか・・・。



社交ダンスは紫吹さんをきれいに見せてました。でも大澄賢也のほうが、より魅せてたんじゃないかな。CMで歌ってるところを聞いたら、けっこうちゃんと歌ってましたしね。観てみたかったな・・・大澄男爵も。



白いスーツもグレイのスーツも小顔が際立ってた岡さんですが、グルーシンスカヤ様と一夜を明かした朝のシャツは着こなし切れず。てらてらなワインレッド色。おー。大澄男爵のほうが、きっとお似合いでしょう。勘違いホストみたいよ?



■紫吹淳(ハリウッドへ行きたい)/フレムシェン



彼女もタカラヅカ出身(男役)ってことで、キーが低め。声は好きだなぁ



ただそれが「男爵夫人よ~っ!」というきゃぴ☆な発言すると妙な感じ。上昇志向のあるコなら、もっと気が強いイケイケなタイプのほうが似合うかも、なんて思いました。



それにしても、足がきれいで! ヘンタイ社長もおさわり・・・げげげ。 彼女とジミーズとのダンス場面、楽しかったです。賑やかで。



■クリンゲライン(死にかけ会計士)/小堺一機



うーん、チャーミング。



映画ではもっとこっけいに描かれてたけど、小堺さんくらいが観ていて厭味じゃない。死にかけってとこは強調しすぎないで、有り金はたいて~人生を取り戻すんだ!に力点がありました。まさに人間万事塞翁が馬。



株で儲け、タキシードを作って、フレムシェンとダンス。命は期限付き(みんなそう)だけど、1番人生を謳歌してる人ですね。男爵と、大きなシャンパンを抜いて飲んで歌う。楽しい場面でした。



あと、男爵ファンで、彼が死んだことをフレムシェンと二人で偲んであげてるところ、よかったです。まぁ持ち上げすぎだと思うけど、男爵は恩人だから。



■ラファエラ/諏訪マリー



前田美波里に負けないオーラがある付き人。ソロでも存在感あり。映画の役よりも、ずっと意志のある役になっていて、グルーシンスカヤを長年かけて愛してきた情念のようなものまで感じる迫力でした。ちとコワイ。



■エリック/パク・トンハ



ソロパートがないのかと思ってたら、最後にちょこっとありました。やった! くらーくなってきた話を明るく引き戻してくれるし、日本語大丈夫だったし、しゃきしゃき動いてくれて、ほっとしたわ。さわやかで嬉しい。



エリザの皇太子衣装より、今日の赤いホテルマンの衣装が似合ってた~。色がいいんだろうな。パンツも細身だし、ラインきれいに入ってるし。うーん、ベビーが生まれてホントに良かったよ。



■プライジング(倒産寸前の社長)/田中健



いやらしい実業家、フレムシェンを買おうとする。ファンファン大佐とWキャストだったのが降板されてます。残念。
若いせいかまだぎらぎらしたヘンタイオヤジでした。ま、嫌なやつなのでぎらぎらしてていいんだけど。ダミ声が作り声な感じで、気になりますが、この歌は好き。



この道をゆけガアガアガア♪ 



倒産を免れようと、一か八かで商談の場で合併がうまくいったと嘘をつくとこで歌われるもの。他の素敵なシーンもいっぱいあるのに、このオヤジダンスが目に焼き付いてマス。ガアガアガア♪



貧乏人たち



ホテルで働く労働者たちが、ホテル客との対比で出てくるんですけど。あまり効果的じゃないんですよねぇ 別に出てこなくても良かったのではと思うくらい。ただ、グランドホテルというところが、別世界だってことなのは分かります。それと時代としては、このあとナチスに傾倒していく頃なので、そのあたりを出したかったのかもね。むー。



セット



2階構造になっていて、1階中央に回転ドア。その真上2階はバルコニーのような張り出し。これら中央部分を両脇から曲線のついた階段で挟んでます。オケは2階の奥に。



2階建て構造だったわりに、上下移動は少なめ? 移動してるけど、面白いなぁという使い方はなかったです。だいたい、回転ドアが見えてる1階舞台上を使うのが多かった。
たぶん、個人的好みで階段の上下に人が立ってる状況が好きなんです・・・ えぇ。



回転ドアが見えてるところがグルーシンスカヤの部屋って、気になるよう。室内って気分にならなくて、落ち着かなかった。もしや1階席から見てると、照明とかで見えにくくなってたのか? そんなことないよな・・・。



フォーラムCは、縦長で、3階から舞台までは遠いけどよく見えます。四季劇場(春・秋)のC席から見てるような、端っこ感が。見えるけど、寂しさも感じちゃう。



グランドホテルブログ



2006/01/21

ちょっときれい

060121_175801 雪は久々にみると嬉しい。



今日は仕事でした。ほんとは職場の隣の公園で遊ぶ子供たちを撮りたかったけど、お仕事中にて断念。



帰り道、ウチのすぐそばのお寺を撮りました。こんもり積もってます。



人も車も少ないので、静かでした。お客様も少なかった・・・



プレオーダーラッシュ



東宝ナビザーブで気合を入れて「エリザベート」の申し込み。
劇団新感線「メタル・マクベス」も会員向けが始まるというので、ツテを頼ってお願いしてみました。セゾン系でも案内が届いてたので、自分でも。



半年先のチケット取りに励んでマス。



明日は「グランド・ホテル」



岡男爵のヒゲに笑わないようにしなくちゃ。



複雑な気分



月9にも出たし、NHKでも主役だし、あの宗像コーチだって演じたのに!(だって着流しよーっ!) 来年の大河の主役なのに。



内野聖陽



いまでも、やはり、「なんて読むの?」 と聞かれる。「うちのまさあき」です。よろしくお願いします・・・ 



チャームポイントはほくろ。
演技はセクシー系、ヘンタイ系のみならず、好青年系(最近見ないけど)も可。あれ、順番が違うか。
細い顔に騙されてはいけない。がっしりした体も見どころなのだ。



2006/01/20

『ベガーズ・オペラ』1/20

1/20 13:00@日生劇場 ステージサイドシート(XA最後列)



ムフフ、最後尾で真ん中の席だったので連れ去られることはなかったけど(ちょっとサミシイ)、面白かった~ オイオイ何回行ったんだい、とか数えないように!



■ステージサイドシート■



お芝居を見る点では、会場内で1番見にくい席だけど。そのかわり舞台の中にいる・・・という不思議な気分でした。最前列とはまた違った気持ちです。





ちゃんと正面から観劇しておいたからこそ楽しい席になった感じ。前の人でけっこう見えないし、ライトが目に入って眩しいので見難いのでした。でも、バックステージでは、咳したりバタバタ走ってるんだなぁというのが聞こえて面白い!



これは前の方の席でも同じだけど、生の声がよく聞こえます。特にXAはモリクミさんがよく立つので、幸せ。いろんな声が出るんですよね。素敵でした。



見てる人しか分からない(or ステージサイドの客しかわからない)ような小ネタを散りばめながらお芝居してました。下手奥に陣取ってる作者トムのところには、みんな通りすがりに何か言っていくことが多くて気になった・・・



劇中劇のカタチだから、役者さんたちは3時間40分、気が抜けないですね。





■1幕-2幕の休憩■



席の周りには、小学生のマルコメ君とか白髪のご婦人がいらして、マルコメ君は来る人来る人に構われてました。羨ましいんですけどっ!! 私も子供になりたいよ~(身長だけなら小学生並なのにぃ) 
ご婦人は、お芝居が好き(あとたぶんウッチーファン)だそうで、楽しいわね!とお話しました。妙な連帯感が沸き起こる席でしたねぇ



それから、何人かの役者さんに「お尻痛くない?」と言われました。
2幕終りには、さすがに痛くなってた。休憩時にロビーの椅子に座ったらあまりに極楽で驚いたよ。これからあの席に座る方は、覚悟してください。痛いです。



貢物の行列がモリクミさんの前にずらーっと。
食べ物を与えないで下さい。動物園じゃないんだから・・・」とトム。
紙袋入りのものとか、お花も。2幕開始時には舞台中央に置かれてていつ片付けるのか心配になるくらいでしたヨ。



原田優一くんも、何やらプレゼントをもらってました。突撃でする勇気がなかったので、私は手を振っただけ~
彼は2幕アタマの酒場のとこと、馬車襲撃、あとマクヒースたちと捕まったときにソロがあって、なかなか良い役です。細い体だけど、しっかりした声。さわやかだし、活躍してほしい。



えー、2幕始まりに造幣局のマットが歌わない、とか歌い損ねた、ってのはもうネタですか。それともずっとネタだったの・・・?(でも初日はきっちり始まったからね) 
今日も、当然のようにマットが間に合わず立ち位置じゃないところにいて、しかも歌いもぜず。でした。



ちょっとちょっと!とトムが止めて、ライトオフ!&音楽!



次の観劇は23日。えぇ、DVD用の収録機材が入ってる日です。この日に、これするのかしら。遅れても面白いと思うけど~



■ロック・オン・ウッチー■



ずーっとウッチーにロック・オンし切れず。見えないポイントもあったしなぁ 1番良く見えたのが高嶋ピーチャムかな。次いで橋本フィルチ・トム。



2幕のおねえさんたちとの場面。これはね! 女好きキャプテンの独壇場なので、しっかり拝見しました。ハッ! 
女が好きだぁぁ~っ
女・女・女・女、あ、・・・女」と指差しつつ舞台へ。



下手席の前では、腰くねくねアピールと、お花のプレゼント。ハハァンと喜ぶマクヒースのだらしない顔といったら、でれでれ。
女と賭博ですっからかん、なんて。貯金ってなぁに?と呟く自分の姿とダブらせてしまいそうです・・・。



カウチに寝そべった時をはじめ、下手に向くことが多いので、じーと見つめられます。ムフ。ジェニー・ダイヴァーといちゃいちゃ始めても、よーく見えるわ。照れるよう。



そだ。ヒゲが伸びてるのが分かって笑えた。初日はちょぼちょぼだったけど、今日はけっこうしっかり伸びてました。(高嶋ピーチャムのヒゲなんか、立派。そのままバルジャンヒゲにもなりそう) ウッチー、毛が薄そうだもんな。



隣に座った方と話したんですが、ウッチー、観るたびに歌が上手くなってますよね! 
って、私は昨年のエリザしか知らんのですが。でも言う。
彼女が言うには、ホントどんどん芝居と歌がしっかりくっついてますます向上中らしい。そんなウッチーに拍手です!!







あとは橋本さんが大きくて素敵だったなぁ。すっごく近くて、近すぎて直視しにくいけど、チラチラと素敵な作者ぶりを観察です。髪を結わえたり外したり、忙しそう。
後光がさすようなライト位置に立つと、あの風貌なのでやはりジーザスだ。すっごく似合うだろうなぁ・・・



さっきプロフィールを見て、そうかそうかと自分に納得。なぜか気に入る人が1966年生まれ(私より10歳くらい上ってことね 因みに丙午・ひのえうま)が多い、ま、その前後がやたら多い。
橋本さんはドンピシャだ! あ、ウッチーは1968生、ピンポイントじゃないけど、いいところです。これ以上若いと、「若いなぁカテゴリ」に入ってもらいます。



高嶋ピーチャム、ものすごい。ポタポタ落ちて滝のよう。時々、その大量の汗をグレイのスカーフでくいくい拭いてます。



あのスカーフは毎回替えているのかとっても気になって~ 衣装も相当しっとり(びっちゃり?)してるはずだ! 肌に近いシャツとかは複数用意してくれてるのかしら。だといいなぁ・・・ ねぇ

マクヒース:内野聖陽  ピーチャム:高嶋政宏  ロキット:村井国夫
トム/フィルチ:橋本さとし  老役者など:金田龍之介 
ルーシー・ロキット:島田歌穂  ポリー・ピーチャム:笹本玲奈 
ミセス・ピーチャム/ダイアナ・トイプレス:森久美子



ジェニー:入絵加奈子  ミセス・スラムキン:高谷あゆみ
造幣局のマット:三谷六九  スーキー:山崎直子
くすね屋ネッド:水野栄治  ドーリー・トラル:山崎ちか
ペチコート・チャーリー:小西のりゆき  ボブ・ブーティー:Kuma
ジェミー:川本昭彦 鉤指ジャック:幸村吉也 ベン:照井裕隆
ハリー:村上勧次朗  ミセス・ヴィクセン:泉里沙  モリー:宮菜穂子
「もってこい!」:原田優一  「やってこい!」:小比木麻里



2006/01/19

オスカル様!

『ベルサイユのばら 愛蔵版』全3巻 池田理代子 
中央公論新社



遠い昔に読んだなぁというおぼろげな記憶だけが。デュ・バリー夫人との女の戦いとかは覚えてたけど、ポリニャック夫人とかは全然思い出せなかったな。最初しか読んでないのかもしれない。



当時の少女が胸を熱くしたって、よくわかるわ・・・ だっていまの私も泣きながら読みました。どのページでも、誰かしら、わなわな・ぶるぶる、または怒りで泣いているんですもの!



やっぱり誇り高すぎるアントワネット様より、近衛兵の礼装に身を包み、熱き想いを胸に秘めるオスカル様のほうに読み手も書き手も重点がありますね。



ただし、自分でなりきるなら断然アントワネット様。ひらひらドレス着てみたいし、オーッホッホと高笑いしたいから。



でもって、オスカルの行く末を案じるあまり、実はアンドレに肩入れして読んでしまうのだった。アンドレ、けっこう髪型が変身してて同じ黒髪系の登場人物と見分けがつかなくなることも。ごめんよ。
その素敵な胸に抱かれたい(by オスカル)と同じ感想デス。



二人が一夜だけ夫と妻になったとこ、涙でページが霞んだ。あぁアンドレーッ!(なんか、マンガとタカラヅカが頭の中で合体してる気がするが・・・) 



その後のアンドレの美しさと言ったら。アナタ。痺れるワ! それに、意地のように男っぽい面しか見せなかったのが、愛を知った女は強いけど弱いのよね。どのページでも滝のような涙を流してるんだもの。私もつられて泣くってば。もう。



最後はオスカル様がバスティーユ監獄を落としたのか・・・ すごい話になってたんですね、さすがオスカル様。愛と義に生きた!
ほとんどが死んじゃうお話のなかでは、なかなか大活躍して天国へ旅立たせてもらったのでは。



オスカル死す、の場面は特に胸いっぱい。「わたしも・・・しんだ・・・」ですよ。泣くわよーっ



あー、フェルゼンは最後に愛に殉じようと頑張るけど、時すでに遅し。髪型が好みじゃないので、まぁ頑張ってくれよ、と。真面目すぎて面白くないやつだったかな。



ついでに東宝の「マリー・アントワネット」のキャストがちらついたもので、涼風さんと井上くんで脳内で叫び合ってもらったんですが、まだイマイチです・・・ 
涼風さんの方があまりに落ち着いているように思えてしまい。



そういえば、「アンナ・カレーニナ」では、井上くんは一路さんと不倫するんだっけ。それを見たら、男な井上くんが見られるかもしれないですね。



オーストリアはマリア・テレジア死去のあとは、どういう政治をしてたのでしょうか。また不勉強がツライなぁ この後、エリザベートまでどう繋げれば? 



10000回

あら・・・ 最近カウントできるようにしたアクセス数が10000回を越えました。読んでくださっている方へ。どうもありがとうございます。



離れてる友人たちへの報告がわりと書き始めたけど、面影ははやどこへ? すっかり愛を叫ぶ毎日ですけど、よかったらまた読んでくださいな。



『nine the musical』のnew tokyo cast盤が届きました。



聴けば聴くほど味が深まりそう。2枚組ですが、まだ1枚目 「サン・セバスチャンの鐘」はぐっときます。切ない~っ 
別所哲也、やはり意外と(ゴメンナサイ)良いんですよねぇ ヨワイ面もチャーミングに演じています。別所バル、観てみたいけど・・・ね。



この感想はまた書きたいと思いマス。



『ベガーズ・オペラ』のステージサイドシート(20日)が私のところに! きゃーっ 



最前列ではないけど・・・ 面白い経験になります。楽しみ~!!



2006/01/18

身長2メートル

しつこく職場で「仮面ライダークウガ」の変身ポーズを披露しました。でもクウガ観賞マラソンに誘っても、全然興味ないのね・・・。きっとまた腹黒Kちゃんと観ます。



さっきネットの海を漂ってたら、クウガのプロフィールがありました。



マイティフォーム時は、身長2メートル、体重90キロ、キック力10トン、パンチ力3トン・・・



男の子向けのって「トン級」好きだよね。キック10トンだったら、地面壊れないのかしら。バイクのエンジンかけるときも気をつけないと破壊しちゃいそう。



だってバイクは警視庁の試作品で、一条さんが勝手に(事後了承を得ていたけど)五代に使わせてあげてるものだから。
名前は トライチェイサー2000(TRCS2000



クウガに合わせて車体の色が変えられる無駄な機能までついてます。時速300キロ。警察がそんなもの作ってどうするんだろう。



車体前にはクウガのマーク付き。これは五代くんが自分でペイントしてました。自分のマークを自分でTシャツやベストに縫い付ける男。それが五代雄介だ。器用。



バイクといえば、けっこうバイクの前輪で敵をぶったりしてます。



特に第4話では一条からもらったばかりのバイクをフル活用(やはり4話くらいまでってものすごく濃いな)。



建物内までもバイクで乗り込み、階段も、車の上も、いろんな段差も・・・どこまでもバイクで。ほとんどバイクに乗ったまま敵を倒した回でした。敵も逃げてる割りには、ここまでいらっしゃーい!うふふ~ とでもいうようにつかず離れずな距離で逃げてくれます。



・・・超人に変身してるんだから、バイク降りたほうが早いよ、ってのは言ってはいけない。クウガは俺のバイクテクニックも見てください!と思っているに違いありません。お上手でした。



五代くんが親指立て(大丈夫!のキメポーズ)たら、向かい合ってた一条さん、そのまま振りむいて背を向け、歩きざまに背中の五代くんに向かって親指立てをして無言のお返事してたっけ。



くうーっ カッコいい・・・ 一条刑事、シャイなんだなぁ



早く続き見たいっ



2006/01/17

俺について来い!

『仮面ライダークウガ』2000年1月~2001年1月まで放送。



DVDは、びっくりのハイビジョン撮影。何でも仮面ライダーの放送30周年にあたる年だったので、記念にってことらしい。



戦隊モノをちゃんと見てこなかったので、仮面ライダーの基本が分からないまま書いてます。詳しい方には許していただきたい。



見たのは、まず全49話のうち、1-16話まで。見ようと思った動機は
1.オダギリジョーが見たい
2.浦井健治が見たい



です。



クウガ:オダギリジョー 一条刑事:葛山信吾 
後半出てくる悪役:浦井健治



で、で、。何ですかこれは・・・・。こんなの子供向けに作っていいんでしょうか。



一緒に見た同僚Kと二人、きゃーっ!きゃーっ!ぎゃーっ! 
叫び声が止まらないんですけど。



五代&一条、愛のメモリー(はあと)



特に、4話までに私たちの脳内に二つの名言が刷り込まれました。もう5年も前のものなので、有名すぎで、言わずもがなですけど、書かずにはいられない。



「見ててくださいっ! 俺の!変身!」(五代)



「五代雄介!俺について来い!!」(一条)



アツイっす。



気を失った一条刑事を胸に抱き、夜明かしする五代。一生の不覚だという割りには一条刑事、嫌そうではない・・・。



でもって、かなりの確立で「五代雄介」とフルネームで呼ぶ一条刑事。
早朝でもリキッドアイラインがきりりと麗しい一条刑事。
初夏でもトレンチコートを手放さない一条刑事。
大型トラックも運転できる一条刑事。
何故かいつも単独行動する困ったちゃんな一条刑事。
「あれ、恋人できた?」と聞かれる一条刑事。



それもこれも、五代くんがいるからね!



その五代が親指立てて言うキメセリフが、大丈夫!」



妙な髪形でにっこり能天気に笑うオダジョー。大丈夫じゃなさそうでも、元気に言うよ。



名刺に 夢を追う男 五代雄介 2000の技を持つ男 と書く方ですから。大丈夫かもしれない。



2000個目の技が、クウガへの変身です。
あとは刺しゅうできるし、お手玉、バイクの運転、カレー制作、ボウガン、剣道、如意棒みたいので闘うし・・・ クウガになる素養はあったのでしょう。さすがヒーローになる男はひと味違う。



戦士としての心構えが足りないとボディが白いライダー(グローイングフォーム)。・・・なんだか、まさに脱皮したて? ピュアな雰囲気。



そして、みんなの笑顔のために戦う!とやる気になったら、赤いボディのマイティフォーム
さらに青いドラゴンフォーム、緑のペガサスフォーム。紫のタイタンフォーム



ボディの色が変わって、フォームによって得意技とか際立つ能力が違うってのは、かなりびっくり。面白い設定でした。



私はマイティフォームも捨てがたいけど、タイタンフォームのクウガが今のところ1番好きかな。



これが登場する回のイカ風の敵と、一条刑事と剣道の稽古場面とあいまって、なかなかポイント高い。



変身前の五代くんが、バイクからとおっ、っとひらりと降りるのもカッコよかったです。



黒い剣道着の一条と、真白な剣道着の五代(防具も真白)が打ち込み合ってまして、二人の熱い想いが~(あぁぁ)、
このお陰で五代くんは捨て身の戦術というのをマスターします。五代を見つめる満足気な一条刑事といったら。いとおしげ。



それから、周辺キャラもかなり面白い。



一条さんの帰りをひたすら待つ長野県警の亀山くん(報われぬ片思いなのよ)
初めてクウガとグロングを区別して、「撃つな!」と言ってくれた杉田刑事
国籍がわからないけど日本語が流暢なジャン(梅干大好き)



いつも登場する主要キャラの女性なのに、古代文字の解読で警視庁に協力しちゃう修士課程の桜子さん(五代くんと愛のタッグを組みそうなものだけど、一条&五代のカップルが強力。美人なのに誰ともラブ光線をかわさない)



日本は人材不足ね。修士論文書きながら、謎の古代文字を解読するのを待ってるんだから。おおう。





そうそう、もうひとつのお目当ての浦井健治くんは、まだまだ登場しません。



見ないほうが良かったけど、つい役名を見ちゃったよう。おおう、第2回のクウガマラソンにも登場しそうにない。しかもそんな役だったのか・・・ そうか、期待して待とう。



2006/01/16

俺の変身を見てください!

ついに見ました。『仮面ライダークウガ』



名づけて「クウガマラソンwith鍋と酒」 



職場の同僚・腹黒Kちゃんと昼間から鍋をつつき、酒を飲みじっくり観賞。とりあえず1~16話まで見ました・・・ 変身ポーズはだいたいマスターした。 



非常にヨコシマな妄想をかき立てる、五代雄介と一条薫刑事のお付き合い。朝まで五代くんが一条さんに肩を貸してあげるわ、恋人疑惑だわ、もう、もう!



大丈夫!



・・・チビッコが見るとは思えぬ内省的な面もあり、侮れませぬ。



眠いのでまた明日。



2006/01/15

『Shoes On!7』

Shoes On! 7 ファイナル公演@博品館劇場 1/14 17:30

川平慈英、本間憲一、藤浦功一
平澤智、玉野和紀
北村岳子、岡千絵、畠山眞葵

オットの母と妹さんの3人で、というか誘ってもらって観てきました。



タップダンスをメインに、ミュージカル風、お笑いもあり。2時間半、休みなし。



休憩になったらしたいことがありました。



きっちりタテヨコ升目に座席が並んでいる博品館劇場。そこへ前の高校生が前のめりで観ていたんで、舞台の半分が見えなかったんです。マナーだから、それやめなさいって言いたかったんだよう~っ 途切れることなくショウが続き、なんか動きづらくて言えなかった。小心者だ・・・ちぇっ



これはまぁマナーとは違うけど、なかなか激しい口臭ありの方が隣だったし(かなりツライ)、ロビーは喫煙所になってるし、あんまり環境が良くなかった。はー。



肝心のショウですが、それぞれが振付やダンサーや舞台俳優など、活躍されているメンバーということで、個人で好きなことをするのと、全員で盛り上がるところがあって楽しく観ました。



「シカゴ」「42nd steet」くらいしか元ネタは分からなかったけど。本間さんはフレッド・アステアが好きらしく、アステア風の華麗なタップを。きっちりスーツ着て踊るのっていいものですね。



ジエイと平澤智が、ジエイがウォーリー? 少年のカッコして怪しい英語でお笑いを。ジエイのハイテンションにおののく。サッカーのTVで見るジエイよりさらにテンション高いって。



気に入ったのは、タッピオンズ!(タップのチャンピオン・・・) 
男性たちで、クイーンのWe are the chamoiaonsを替え歌にして、舞台への熱い思いを込めて歌う! あのフレディが着てたようなぴったり短パンはいて、腰には愛するタップシューズ(電飾~!)。



見かけはふざけてるのに、藤浦さんの熱い歌にじーん。ふ、藤浦さんの名前に記憶があるなぁと思ったら、トートダンサーだったんですね。01公演が最後だったのでしょうか。ウチにある05公演のプログラムを見え返したら、あ、居ました。ぐいぐい飛んでたんだろうなぁ。



玉野さんもとりあえずお名前だけは。振付してたりダンサーだったりですよね。今度の「ミー・アンド・マイ・ガール」で振付担当とのこと。



その玉野さん、観客から5W1Hのお題を出させて、即興で音楽とダンスを踊るというのをしました。お題は



安土桃山時代の信州で玉野がバンドの楽器を全部演奏し、最後は指揮者になった



です。さぁどうぞ!



日舞か歌舞伎かという動きに蕎麦をすすり、タップで楽器を表現。おー、仕込みでしたかといいたいくらいの出来です。ぴたっと動きがキマるので気持ちよかった。



見ていて思ったのは、私の場合はダンスより、になるとさらに楽しい。とにかく。だから祐一郎がうまいダンサーじゃなくても、全然困らないのよう。Shoes On!はダンス中心で、楽しいけど何かが足りない気になるのだった・・・



そうそう、ジエイの歌声ってどうなんだろうと楽しみにしてました。ハァン!なヒデキ系っすか。話すときと同じ高めで。声は藤浦さんのガッツーンなのが好きだな。
渋くはない44歳。いくら舞台化粧といっても、それにしても濃かった・・・ 



2006/01/14

『ベガーズ・オペラ』1/13

1/13 18:00@日生劇場 A席(2階最前列)



小さいのから大きめまでハプニング盛りだくさん。



大きいの。



1幕のあとの休憩では、残り5分くらいからベガーたちのお客いじりが始まります。そして2幕のオーヴァチュアの演奏開始を合図にみんな舞台に戻ってきます。



しかしこの日は2幕開始に間に合わない人が・・・造幣局のマット、マッキントッシュ=三谷六九さん。
彼が2幕最初のセリフをいうんですけど、立ち位置まであと2歩のところでコケた。コケたまま立ち位置にずるっとよろけながらセリフを言い始めたものの、どうにも締まらない。あり~と思ってたら、作者トム(橋本さとし)が ちょっとちょっと!と止めた。



わはは、芝居を止めたよ!



さらに宮さん小道具マジで忘れちゃった!と横で騒いでるし。えぇっ、あ、このワインボトルで合ってるんだったよ、持ってた・・・ と混乱気味。



・・・どうしたの?とマットに聞く作者トム。マット曰く。
お客さんの椅子に座ってたら、その席の人が自分の席じゃないと思って困ってたから、アナタの席はここですよ、って教えてたら間に合わなかったんですよぉ~



だそうです。



じゃ、マエストロ!とトム。えぇと、オーヴァチュアのラスト4小節からお願いします!



ジャーッンジャーッン!!はい。今度はしっかり芝居が始まりました。



こういう時、舞台慣れしてるメンバーっていいなぁ 万が一、間に合わないことも想定してあるんだろうけど。
それにしても、うん、橋本トムの仕切りが良かったです。ブラヴォーでした!



さて、小さいの。



高嶋ピーチャムの真っ黒カツラがコート掛けからぽろっと落ちた。ここでも橋本フィルチがアイ・コンタクトを受けて、ちゃっと戻してあげてました。



それから村井ロキットと掴み合いのケンカしたあと、カツラがかなりずれてて笑えました。おっと、これはハプニングじゃないですね。



内野マクヒース。「女がいるからしゃきーっとするんだぁ」というところを、「女がいないと・・・」と言いかけて、「おんながいるから・・・」と言い直しました。ふふ。



あと、モリクミさんと金田さんがセリフ噛んでたか・・・ 橋本さんは最後のダンスのとき、コケかけた。



どうも全体的に、すっごくリラーックスしてたのです。ノリノリ。セリフも動きも勢いがあった反面、勢いつきすぎてコケたり噛んだりしてたんじゃないかな。舞台って生きてるの~ラララ。



今日のモリクミさんのもらったもの。「白い恋人」 





今日は2階席からウッチーのお色気ビームは受け取れるのか?というのが第一目的。



結論を言えば、けっこう届きました! むふ。やはりビームじゃなくて、オーラ系だと思うけど。しかも、1階後方にいるよりは、GCとか2階(A席)のほうがよく分かる気がする。



「男に惚れた女ってのは馬鹿だねぇ」と言いながら、観客が入ってるボックスから気障に登場するマクヒース。そこから、おねえさんたちを呼ぶまでの、



女好きキャプテンのうっとり自己主張コーナー! 
  ハッ! 華麗な剣さばきもあるよ



での、客いじり。むんむんですヨ。「ムフー、おんなだらけ・・・ ハハハーッ」 ここらへんの自分・愛マクヒースがあればこそ、その後のルーシーへの命乞いが効くんですね。



おねえさんたちに囲まれて踊ったり、目隠しゲームしたりするところも、あ、女のなかに男ひとり(・・・2名ほど女じゃないかもしれないけど)なんだというのが、視覚的にすごく見て取れて面白かったです。



はるかな北の果ての地 凍てつく白夜の大地も
二人抱き合った夜は 熱く燃え立つだろう~♪
・・・
旅を続けよう 世界の果てへと 生きてる限り 遠い場所へ どこか



この歌、耳に残ります。ポリーとマクヒースが歌う、分かれ際の愛の歌。あぁ素敵! 



マクヒースが最初に逮捕されて、牢屋に入ったあとに歌う歌。
逃れられるやつはいない・・・ウーーーーマン♪
って、いうの。女好きウラ応援歌みたいな詩だけど、メロディが哀しいの。これも好き。・・・私、この曲の最後の歌詞がwomanだということに、3回目にしてやっと気づきました。るーまん?とかって聴こえてて~ 何だろうってずーっと不思議だったの。ルーマンっていうイギリスにいる魔物なのかと! ばかばか。その魔物が女なんだってば、も。



森公美子、高嶋政宏を相手に、澄んだ声で歌うのが笹本ポリー。初日よりずっと良かった。吹っ切れたようで、のびのび。島田歌穂ルーシーとの哀しい二重唱も響き合ってます。
ホーホーレイホー♪ 夫を憎んだり愛したりする様子もさらに激しかった。ルーシーへの同調もぐっと際立ってたよう。



ルーシーといえば、ますます哀しさが増してました。切ない。女ギツネの願い♪ を歌うとこも愛を感じますね。あぁぁ。彼女の役が、一番感情移入しやすいし。





そうそう、もうひとつの2階席のメリットは、照明効果がよく分かること。



陰影のあるセット、床にうつる照明の色でも場所が分けられているのがよくわかりました。監獄は鉄格子風か石畳風とか。ジキハイの時も思ったけど、日生劇場はコントラストがきれいに見えます。帝劇は大きすぎるのか?



マクヒースの赤いコートも印象深い。ほかに赤いものを身につけてる人がいないので、とっても目立つちます。で、このヒーローの象徴のコートがなくなった時・・・処刑を待つ時、死を宣告されたハダカの人間になる。と。



いろいろな悪党が出て来て、人間の弱いとこを見せている割に、空気がねちねちしてない。乾いた風がぴゅうっと吹いていそうな。原作の雰囲気なのかしら。



罰を受けるのは誰だ!(貧乏人だ・・・) しくしくしく。

マクヒース:内野聖陽 ピーチャム:高嶋政宏 ロキット:村井国夫
トム/フィルチ:橋本さとし 老役者など:金田龍之介 
ルーシー・ロキット:島田歌穂 ポリー・ピーチャム:笹本玲奈 
ミセス・ピーチャム/ダイアナ・トイプレス:森久美子 ほか



ハプニング

■1/13 18:00~の『ベガーズ・オペラ』観てきました。



セリフ噛んだり! 間に合わなかったり! 落ちたり・・・ズレたりしてました。また書きまっす。あ、ウッチーのお色気ビームは2階席の私にも飛んで来たです。ふう。



■14日は『Shoes On! 7』を。仕事のあと駆けつけて・・・間に合うかどうか。ギリギリかも。



■久しぶりにスカート(ワンピース)着たら、太ももの内側が疲れた。普段、かなりゆるめてるんだな・・・ 





2006/01/13

神様またまたありがとう!

今回の日生バージョンのレミゼ。数々のプレオーダーの抽選に外れていたので、これ以上芝居に注ぎ込んではいけませんということか・・・と諦めかけてたんです。一般発売の明日は、仕事で挑戦もできないし。



でも今日、固定電話と携帯電話を左右の手に持ってかけていたら、カード会社の先行販売の電話に繋がりました! 



4月は予定が分からないのですけど、取っちゃいました。山口祐一郎バルジャンと、今井清隆バルジャンの2公演です。この日に仕事入ったら憎まれても休んじゃ・・・う・・・・
(ちなみに4/11 4/24)



諦めてはいけないですね。チケット未入手の方のところにも、きっと神様は来てくれるに違いない。観たいひとが観れますように。



『ベガーズ・オペラ』④

絞首刑となりハリボテマクヒースボディがセット3階から落ち・・・ しーん。



前半の明るい雰囲気はどこいっちゃったの~ と、マクヒースが絞首台にあがるあたりから、老役者・金田さんがいつのまにか舞台の真ん中へ。



老役者、これはひどい。お芝居はハッピーエンドでなくては・・・
作者橋本トム、世の中は決してそうじゃない云々。あれもこれもひどいことばかりじゃないかーっ 何だよう、とキレしまい、



恩赦だ!と言えっ 
と役者たちに捨て置いて、舞台に近い1階左最前ドアから外に逃げて行っちゃいました。しかも扉の外でも、俺がやりたいのは・・・となだめにきた島田エリザベスにぶちまけてます。ずーっとなんか訴えてて、ちょっと落ち着いてきたら下手端の舞台下の柱に寄りかかっていじいじ。メガネ外して泣いてる?



急に恩赦だ!ってことで、あわてて括られたはずのマクヒース人形が持ち上げられ、あ、生身のマクヒース=乞食役者名マッコリが戻ってきました! バンザーイ。



しかし作者トムはいじいじしてるし、もうこの先の台本はない。ないので、みんなからお前何かしろ、と内野マッコリが押し出されて舞台前へ。・・・何するの?



まだハンギングの太い綱が首にかかったままだったので、一人「うえっ」と絞首場面再演。ひどい、芸がないぞマッコリ。



さらに場を持たせようとマッコリ、演奏のペープシュに音楽!と。



カテコのように、次々に役者たちが前に出て拍手を貰います。ピーチャム&ロキットの悪役同盟も、一緒にでてきて悪党ダンスを踊ってくれました。ウッチーはポリー&ルーシーと3人で。



さぁハッピーエンディングだよ? みんなで踊ろう! 
役者たちがぐるぐる輪になって踊っていきます。もう何でもいいよ! 諦めの境地に達したのか、やっとトムも舞台に上がって踊り・・・。



あれあれという感じで、すっかり楽しい雰囲気に。ついにSS席や通路のお客様、お待たせしました、一緒に踊りましょう! それぞれお相手を誘ってダンスダンス♪ 足元が心配な金田さんも杖を使って、ダンス♪ 素敵!



初日はまだ客も固かったけど、10日は橋本トムが立って立って!とスタンディングをあおってくれたので、見てるだけの観客も立ってダンス気分を味わいました~



何度も何度も拍手に応え、手を振る乞食の一座。



心の奥に、「吊るされるのは誰だ」貧乏人だ、とかずしんとする言葉を残して、でもお芝居って楽しいよね、と思わせて、この一夜限りのオペラは幕を閉じたのでした。





初日のカテコは8日の記事に書きました。10日は、ウッチーが代表してご挨拶。



えー、千秋楽までさようなら
んん? これは決めてあったのかな、すかさずモリクミさんや高嶋さんから今夜だけの設定だから、と突っ込まれ。それにしても意味がよく分からないよ?
あ、乞食のオペラは今日だけの設定ですから、リピーターの方も初日の気分で楽しんでください



投げキスしてウッチーは去っていきました・・・ 楽しかった。



全編歌だけのミュージカル、に私も慣れてるんだろうな。でも、突然なぜ歌、の不自然な感じは全然ありませんでした。それよりも心の高揚を歌にしているんだな、と違和感なく。



オケじゃなく10名のバンド編成というのも、仰々しさがない理由かも。ビリー先生というのかな? 飲んだくれの小芝居もちょこちょこされていて、くだけた雰囲気です。



初日の、長いなぁという感想も、2度目はそんなに気にならない・・・ ウッチーが主人公だと思わずに見ていればいいのか。



お色気ビームも、やはり席によるみたい。下手4列目はちゃんとビームが飛んできた。やっぱり目線がガチっと合うとノックアウトされます。次の2階席からビームをキャッチできるのか楽しみにしておこう。



2006/01/12

『ベガーズ・オペラ』③

何度も裏切られたのに、愛するマクヒースの命のため、飲んで寝てる父親から鍵を奪って逃がすルーシー。上手にセット3階まで続くハシゴがあって、マクヒースはそこから脱獄して行ったのでした。



舞台中央に残る島田ルーシーは、愛ゆえの哀しみを歌い・・・ 
ブラヴォー!(ブラヴァ?)の掛け声。作者トムが出てきて、熱唱した乞食の島田エリザベスを称えながら退場~ あ、2幕目終り。



3幕



誰がマクヒースを脱獄させたか。ロキットは当然、娘のルーシーだと詰め寄る。誓って違う、と否定するものの、最後には自分が逃がしたと告白。



そこで怒るのかと思いきや、幾ら貰ったんだ、俺よりうまいことやったんじゃないかというロキット。なんかもう、ここまで仕事への責任感とかないと天晴れな気分になりそう。



さて、ルーシーを追い立てたロキットのところへピーチャムが。せっかくキャプテンを捕まえてもお前の娘が逃がすんじゃな。悪役同盟の二人の友情にヒビが・・・ 入りそうでしたが、俺たちがやりあったらバカじゃないかということで、ようやく仲直り。



で、で。女郎屋のおかみ、ダイアナ・トレイプスが来たよ!



モリクミさんはミセス・ピーチャムと二役してるんですが。ミセス・ダイ・・・ こわいよう。歌舞伎の隈取りレベルの誇張された顔のたるみメイク。目の縁は赤いし、クチビルは黒いし。しかも下からライト当てて、オバケごっこみたい。



濃いキャラなロキットも、ピーチャムもすっきりお上品に見えるから恐ろしいです。うぉぉ、ピーチャムにキッス~ うはは。



ここでミセス・ダイを悪党同盟2人が挟んで、3人で歌うの。ファララ~♪ ここも好きです。
そして彼女はキャプテンの居所についての情報を持っていたのでした・・・ 
おいおい、また女のところかよ!



さてルーシーは告白して緊張の糸が切れたのか、自分がキャプテンを逃がしたってことは、つまりキャプテンとあのポリーが一緒になるのを手伝ったってことじゃないか!と気づいちゃいました。そうだよねぇ 愛って愛って~



あいつだけ幸せになるなんて許せない~っと 急に気分は
リヴェンジ・リヴェンジ・リベンジ~♪
この歌、大好き。私も悔しいときに歌いたい。



むふふーとルーシーが取り出したのはネコイラズ。
カーン! あぁ~ら おっじょうさまっ! と、女の戦い第2ラウンド開始。ジンにネコイラズを混ぜて飲ませよう作戦です。



可愛くかよわい風のポリーだけど、やはりそこは悪党の娘。こんなに優しいなんてウラがあるわね、と注がれたジンを、ごめんあそばせっとルーシーのグラスに入れ返す。それをまた戻して、飲めと食い下がるルーシー。



あぁぁ、この場面のルーシーのポリーの気持ちに同情したり、怒ったりするのが切ないです。悪魔になりきれないところが可愛い人。



ポリー、飲むのか?というところで。うまいねぇ 再度逮捕されて、連行されてくるマクヒース。これで希望はついえた・・・と、ポリー。あいつを殺さなくて良かった、そんなに幸せじゃないもの、とルーシー。



あの赤いコートはどうしたの? すっかりヨレヨレの姿になってしまったキャプテン。あのきらきらしい輝きはどこへ? 追いはぎ仲間や娼婦たちも一緒に、真ん中のマクヒースを囲むように繋がれてます。2階席からのほうがこれはキレイに見えそうな場面ですね。



おおおおおおおおーー♪ 気づくとキャプテンがすっごいロングトーンを。じぃん。 
内心、拍手の嵐を送っているけど、非常にシリアスな場面なのでじっと見つめるだけ。もう、ウッチー素敵すぎる。



お別れを言いに来る「妻」たち。ポリー&ルーシー。アデューアデュー。ポリーの背中をそっと抱いて帰るルーシーを見ると、敵だけど同士なのね。



さらに子供を連れた女性たち4名・・・(あれ、3名だっけ) まさか俺の子供っていうんじゃないだろうな、見て早く殺してくれ!と叫ぶキャプテン。そりゃ自業自得ですよ、まったく。やや投げやりな様子で抱き合ってお別れ。



ついに。絞首台へ登らされ。ダーン! 落下! 



最悪で救いようがない結末! 凍りつく観客! そんなぁ!



しつこくまだ続。おつきあいありがとう。



2006/01/11

『ベガーズ・オペラ』②

2幕



の始まる5分前のチャイムのあたりから、乞食の一段がわらわらとロビーや1階2階の場内へ。



初日は村井国夫さんが奥様の音無さんとロビーでお話してました。モリクミさんはなにかお菓子を一列目の人にあげてたみたい?



10日は、舞台に来るモリクミさんを待っていたら、お腹すいた~ なんかくれよう~と登場。持って来たパンにはカビが生えてて、お陰で半分にやせ細っちゃったんだって。まぁそれは可哀相、ってことで、観客から、笹かま・せんべい・果てはいなり寿司3個入りパックをゲット! してました。ホントにせんべい齧ってた~



他の乞食たちもそれぞれ観客いじり。みなさん是非いじってもらいましょう。おっと、上手のバルコニー席には一般の観客が2名居ますね。いいなぁ いいなぁ(その訳は・・・)



そして2幕開始。



マクヒースの追いはぎ団が酒をかっくらっている場面。そこへ真っ赤なヒーロー・マクヒース登場。おおーっ!



紳士諸君!俺の(誠実?とかそんな意味の言葉)を疑うものはあるか。なんて言って一味の絆を確認。俺の心は1時間前から諸君とともにあった(うそだぁ ポリーといちゃついてたくせにぃ)、だが・・・ピーチャムと意見の相違ができた・・・。俺はしばらく身を隠す、だが仕事はきっちりやれよ!



身を隠すっていうか・・・ 女郎宿でお楽しみなんだけどね。



さて手下共は、キャプテンの指示通りに街道を行く馬車を襲撃します。そのへんにあった箱やテーブルを重ねて、即席馬車の出来上がり。スキンブルシャンクス。



御者は橋本さん。あ、橋本さん=トムは、ピーチャムの下で働いたり、女郎宿のボーイ役もするし、大忙し。



ここの襲撃場面も、たぶんGCとか2階席のほうが面白く見えるんじゃないかな。逃げる馬車に、追う盗賊団のチェイスが繰り広げられます。あら、馬車のご婦人は「街道の騎士(ただの追いはぎ)」にお熱らしい。ハンケチ振ってるわ。



この場面が終わると同時に。上手のバルコニーにスポットライトのマクヒース!(だからここに座らせられる2名が羨ましいのヨ~)



男に恋した女は・・・ ふふんと笑いながら。特に上手の最前列付近の方々に熱い目線を向けながら「俺は女が好きだ!」と宣言です。キャプテン、それはもうみんなわかってます・・・ 10日はXB席最前列にいた男性をどかして、連れの女性を口説き始めた。彼、にこにこしてみてるけどいいのか?



さらにキャプテン、女がいるからしゃきーーっとするんだぁ~っとカウチに寝そべって呟かれております。うーん、下手4列目の私には大また開きがよく見えるな。



そう、ここは女郎宿。いろんな所からキャプテンが好みの女を呼び寄せているのです。次々到着は8名の個性的なおねえさまたち。



まるで花嫁衣装のような真っ白なドレスのベティちゃん、コワイ。ぎゃっ キャプテンにちゅー! あとミセス・コークサーもなかなか素敵な衣装ですねぇ おっぱい型ドレス・・・ 女以外もイケるのか? どうなの? 宮さん演じるモリーの回転技も見所かしら。



おねがいしまぁす!にかなりの反応。私も・・・



おっと、舞台端で怪しい目つきをする、清楚な様子のジェニー・ダイヴァースーキーと結託してます。女にヨワイ彼がとろけて油断しきったところでを剣も拳銃も奪ったうえ、ピーチャムらに密告。キャプテンを売ったのでした。もー、全然逃げてないじゃん、キャプテン!  女好きで身を滅ぼすおバカさんだよ。



でもってようやく・・・ ニューゲイト監獄へようこそ! 猫背でいかにも卑劣な風貌の村井ロキットいいねぇ!



手錠にも値段があるんだぜ。鉄球付きは1番安いな。1番高いのはふわふわの真っ白羽付きの。10ポンドも払ったキャプテン、ふわふわをご所望だったが、ロキットは真ん中の普通の手錠をガッチリ嵌めていくのでした。ロキット、汚ねぇなぁ!



切々とわが身を嘆くマクヒース、と、そこへ3階から島田ルーシー・ロキット登場。衣装キレイ。姿を見つけるなり、あらゆる罵り言葉を浴びせ、あたしと結婚する約束は守らないんだ!こんなお荷物抱えて!(彼の子を妊娠してるの)嘘つき! 



女好きキャプテンは、さほどうろたえません。おいおい、ポリーは頭がおかしいんだよ。釈放されたら俺をものにしようとお前を騙しているんだぜ。俺を信じないのか?



そこへキラリーン☆指輪
あれ?1幕ではポリーにもそれ嵌めさせてたよね。しかも、同じおもしろポーズを取ってから指につけた。一体、そのチョッキのポケットにはいくつ指輪が入ってるんだ! 指輪を信じられない様子で見つめるルーシー。あぁ恋する女は甘い言葉だけで・・・



と、そんな幸せを感じた直後の悲劇。
あなたの妻よーっ と、駆け込んでくるポリー。あぁ今の愛の言葉はやっぱり、やっぱり、嘘だったのね! ぎりぎりぎり。



カーン! ルーシーvs.ポリー マクヒースの妻の座を争ってゴングが鳴りました。



掴み合い、平手打ち、床に転がり。激しい戦いが! 妻はあたしよね? とマクヒースに詰め寄る二人、身の置き所のないマクヒース。情けない顔して~(とりあえずルーシーが妻でポリーは頭がおかしいんだ、と言い張るキャプテン。ひどい男だぞ) 



あんたはあたしを愛してはいないけど・・・感謝はして



信じたいけど、でも現実も見えてしまうルーシー。こらえてマクヒースを逃がす時の言葉です。はぁぁ せつない。ルーシーの強い一面が見えるところでいいセリフですね。



すいません、すいません。長いですね。いつになったらこれは終わるのか・・・心配だ。



2006/01/10

『ベガーズ・オペラ』①

1/8ソワレと1/10マチネの感想を。
8日はS席M列(中央)、10日はS席D列(下手) どちらも1公演/日。



原作の『乞食オペラ』にけっこう忠実かなという印象。前に読んだ時の感想はこちら。よかったら参考に。もう1回読み直してみるつもりです。



全体の感想としては、やはり初日の8日は観客も役者も固かった。ぴりりと緊張感がありました。10日はそれが両者ともほぐれて余裕が感じられました。



どんどんネタバレしてますので、これから観劇予定の方はご注意下さい。



1幕



老役者:金田さんが汚れた舞台を客に掃除させてたりします。時間に余裕があるときは、早目に行くのがよろし。だけど私は2度ともギリギリ着席。



そして乞食たちに1日だけ舞台を貸すのだ、とか、乱暴者もいるから気をつけろとか言っていると、1階後方扉からわーっとベガーたちが入場。



10日の場合、ウッチーモリクミさんは下手側通路に。これ、演出で空けているのではない・・・?よね、中央ブロック5列目の2席が空席だったのです。勿体無さすぎ! 
そこへウッチーが座ったよ~ すぐ近くだ、ひゃーっ(私はレフトブロックの4列目)。モリクミさんはパンらしきものを手に・・・何も食べてないんだよ~とぶつぶつ言いながら歩いてます。おなか減ったらしい。



で、ミューズを称える文言を金田さんが述べ、いよいよベガーズ・オペラの開演!



まずは作者から挨拶。このオペラを作ったトム:橋本さとしさん。すっごく素敵。文学青年の香りがして、ボロは着てても心は錦、理想は高いようだ。
「ご婦人たちが「あぁ~ん」と身もだえする監獄シーンもあります♪」から、形式はオペラなのです!・・・などなどと謳いあげます。もちろん皮肉。 



普段はそんなにメガネに反応しない私なんですが・・・橋本さんのメガネ姿はいいなぁ



この最初の全員でのシーン、首吊りがだーんと落ちるところ。音楽と役者の配置は2階席から早く見たいです。ぐるっと円になってて、メインの音楽がばーんと入ってわくわくする!



そうしてようやく乞食役者たちが衣装箱から自分のものを取り出して配置に。
おー、ウッチーの真っ赤なコートもちゃんと取り出されました。あ、剣はそんなところに置いてあったのか。



舞台手前では最後まで島田歌穂・エリザベスvs.笹本玲奈・マーガレットが衣装の取り合い(激しい)。結局これはマーガレットが着てポリーの衣装になったのね。



舞台奥の3階分のセット、2階中央から、高嶋ピーチャム登場。ラテン男みたいな黒々としたロング巻き毛のかつら(きみはライオネル・リッチーかい・・・)に羽付き黒帽子、黒革ツギハギな床までのロングコート。だぁーっ、濃いい顔に似合いすぎ。



彼の仕事は盗品を買い取り、売りさばくこと。そして盗人を密告して密告料をもらうこと。



ついで、「俺の女房」森公美子ミセス・ピーチャム。居るだけで場が華やぐわ。紫色のドレスを膨らませて大変な迫力。
キャスティングを聞いたときは、高嶋&森が夫婦?と思ってたけど、これがしっくり来てます。くされ縁っぽい。



そのピーチャム夫人、お上流気取りの気取った娘の笹本ポリーが、追いはぎのキャプテン・マクヒースと結婚したというので気絶するほど嘆き爆発。



「結婚」ってのは愛情じゃなくて、取引だ!とお怒りの両親。夫婦ってのはどっちが先にたくさんお金を使えるか・・・、などなど、人生の教訓が多いな。結婚のダークサイドだよね。



ここからすでに笹本ポリー、両親からぶっ飛ばされてます・・・ 彼女が1番床に転がされてるんじゃないかなぁ 白い体に青あざいっぱいなのでは、と心配。



結婚しちゃったものは仕様がないから、早く未亡人になって遺産をもらえという両親。すごいな。あぁっ愛するだんな様の一大事、ポリーが助けてあげるわ!



というわけで、ようやく内野聖陽マクヒース登場です・・・ ここまで50分。ピーチャム家物語が長いよう。楽しいんだけどね。残り10分。



ただ、上手側からなら下手バルコニー2階にいるウッチーをチラ見できます。あと、ピーチャム夫妻による「弁護士は全部もっていく♪(正式な歌名知らず)」の踊りの時は、立って踊ってますので、けっこう見えます。この踊り、マスターしたい! やっぱDVD買うか~



しゃーっとヨコ滑りで自慢のコートをひらひらさせて出てくるマクヒース。



待たせたな!だ。



ポリーにこっぱずかしい愛の言葉を浴びせ(南原教授成分あり)、すっかり二人の世界。自分をミツバチに喩えて、お前は世界でひとつの花~♪ だとか。この時の手つきねぇ ひらひらひら。



ポリーといちゃつくのを観てると、なんだか涙が出そう・・・。うう。 



ウッチーファンは下手側がオススメ。長椅子に座った時に目線が来る~(いや、私が見つめやすいだけっすね)。ポリーとちゅーする時も、下手向いてるし。



他の観客の方はどうなんですかね? 私はちゅーしてるのは、ポリーじゃなくて私とだわ!というくらいの視線を送ってました。なわけで、嫉妬じゃなくて勝手に陶酔。ははは、幸せ。



自分の父親が密告しようとしてるから隠れていてね、とポリー。健気というより、愛は盲目って感じです。すっかりのぼせてる若い女の子ですね。バカっぽくてかわいい。



で、ポリー(と、会場内のかなりの女性ファン)をうっとりさせて、キャプテン退場。



1幕終り。



あのー、やはり。1幕の大部分はもうちょっと展開を早くしてもらいたいなぁ ピーチャム夫人の嘆きが多いのかな。ポリーののぼせ上がりっぷりもあとで十分にわかるんだし。



2006/01/09

『萬狂言 干支づくし』

1/9 『萬狂言 冬公演 干支づくし』@国立能楽堂 14:30



千駄ヶ谷駅から徒歩5分ちょっと。オットと高校サッカー決勝だね・・・と横目に見つつ、能楽堂へ。そういえば、狂言を能舞台で観るのは初めて。



お正月らしく「干支」にちなんだ動物のでてくる狂言が3つです。

一、鶏聟(にわとりむこ) 
聟:野村扇丞 舅:野村祐丞 太郎冠者:山下浩一郎 教え手:野村万蔵



二、犬山伏(いぬやまぶし) 
山伏:野村万禄 僧:小笠原匡 茶屋:野村萬 犬:吉住講



三、牛盗人(うしぬすびと) 
藤吾三郎:野村万蔵 奉行:野村萬 
太郎冠者:小笠原匡 次郎冠者:野村扇丞 子:野村虎之介

前半の二つは、セリフ半分にしても動きを観ているだけでも楽しい。
しかし最後のは奉行所でのやりとりなので、動きが少なくセリフに集中しなくてはいけません。・・・カックンと数回ほど意識が~



一、「聟入り」する男が、礼儀作法に通じた人に尋ねたところ、からかわれて「鶏の真似をすればよいのだ」と教えられます。真っ赤なトサカのような烏帽子まで貸してくれたりして。意地悪! 
素直な男は舅の家につくと、コッコッコケコッコー!と手足をばたつかせてご挨拶。びっくりした舅ですが、からかわれたのだと気づきます。そして素直な聟に皆の前で恥をかかせてはかわいそう、と家の者に「笑うな」と命令。
さらに自分にもトサカ風烏帽子をつけで、コッコッコケコッコー!と扇をひらひらさせながら踊るのでした。



最初に聟の鶏挨拶を見たときの驚き方が傑作。「あれは何だ!」ってひっくり返ってましたよ~ 
で、二人一緒の鶏挨拶では、それって闘鶏! 聟が舅に向かって飛び掛って蹴りだしてました。



笑いというのものの奥深さを思ってしまいますねぇ。真面目にやればやるほど、端からみると可笑しい、というのがけっこう好き。



二、茶屋のお茶に難癖つける暴れん坊の山伏と、常連の僧が対決。人食い犬を先に祈祷でもってなつかせた方が勝ち、という勝負に。
僧に肩入れしたい茶屋が、この犬の名前が「とら」だと教えます。お経に「とら」の名前をいれて勝ってもらおう作戦なのです。



それにしてもお経といって「とら~とら~とら~とら~とら~」と言い続けるのって・・・



人食いには見えない可愛い犬でしたけど、「とら~とら~とら~とら~とら~」と僧がいうと、くるっと僧に向いて、とってもいい子に変身。
あぁ文字で表現できないんですけど、交互に招き猫の手をしてて、いやぁ可愛い。



最後は無理やりなつかせようとする山伏に犬が襲い掛かって逃げていってめでたしめでたし。



あ、犬は「びょうびょうびょう~」って鳴いてました。他の時もびょうびょうって聞いたことがあるような気がするんだけど思い出せず。



三、うーん 記憶が。牛を盗んだのは私です、とか何とか。奉行にいろいろ話すところが抜けてます。あいやー。ま、親孝行の話なんだというのはとりあえずわかりましたけど。



子の役ででた虎之介くんが、子供の声を独特の言い方で張り上げるので頑張れ~と思うものの、いかんせん聞き取り難いのでした。



罪を許されて喜ぶ藤吾三郎:野村万蔵さんの舞い姿がうっとり。素敵~



実のところ、もし踊りを習うならバレエより(あれ年齢のせいかしら。タイツ姿は厳しいしな・・・)日舞に興味あり。足腰丈夫になりそうだしな。外国で披露してみたいです。





国立能楽堂は座席も肘掛があるし、前の人は邪魔にならないし、良かったです。欲をいえばトイレの便座を温かいのにしてほしい・・・ ひんやりは嫌いだ。



2006/01/08

『ベガーズ・オペラ』初日

1/8(日) 17:00@日生劇場 S席



いまだコーフンしたまま。何をどう言えばいいのか。しかもウッチーラブな秋生さまにも会えて素敵な日でした~ 



幕は開いたばかりなので細かいお楽しみについては書かないでおきます。開演から終演まで、さらに休憩時間も気が抜けませんヨ。とだけ。

マクヒース:内野聖陽 ピーチャム:高嶋政宏 ロキット:村井国夫
トム/フィルチ:橋本さとし 老役者など:金田龍之介 
ルーシー・ロキット:島田歌穂 ポリー・ピーチャム:笹本玲奈 
ミセス・ピーチャム/ダイアナ・トイプレス:森久美子 ほか

M列からの観賞。座席も千鳥配列なので見易い。舞台がせり出しているせいもあるでしょうが、想像してたより近くて嬉しかったです。ほとんど双眼鏡使わずにウッチーへ目線ロック・オンしつづけられました。あは。



真っ赤なコートに心奪われ。顔の印象よりがっちりしてる素敵なボディにも、そしてウッチーに似合ってるのかがよくわからなかったヒゲにも。持っていかれました。ハート。



うう、娼婦のお姐さんたちとあんなことやこんなこと・・・ キスキスキス!



あぁ今夜の夢に出そう。



予告してたお色気ビームですが、今日の印象をいうと、あまり客席に全体に向けてビームは出てなかったような。特定のラッキーな観客には照準あててたけれど。



たぶんビームじゃなくて、お色気オーラ・・・? 男が惚れる男・マクヒース!の部分のほうが今日は気になってました。お姐さんたちとの場面は当たり前っぽいけど、男に囲まれてるところ素敵だった~   



さて、こんな風にマクヒースばかりが脚光を浴びる展開なのかと思ってましたが、たしかにクヒースは物語の軸になる人物だけど、登場する主要キャストたちがそれぞれに見せ場があります。



ピーチャム夫妻の悪徳な商売っ気。ミセス・ピーチャムvs娘の.ポリー、妻の座を叫ぶポリーvs.ルーシー、マクヒース&その追いはぎ団たち、マクヒース&娼婦たち・・・などなど。



見せ場には歌があり、ピーチャム&ロキットなどは楽しい振り付けもあり、いい! ほんと曲が良かったです。でもってみんな上手いので、歌うわよ、歌うわよ、と身構えないですーっと楽しめるのでした。



ウッチーもトートの時は「歌うぜ~」な雰囲気が強いけど(たぶん私の側の気持ちで身構えてる)、こちらではその緊張感を感じずにいられました。あんまりヒデキ☆歌唱じゃないしね。聴きやすいです。ま、そのヒデキは時々あらわれてくれますけどね。



ああっと、詳細はまたにするとして・・・



特にXA XB席の方。ダンスです! ウッチーと踊れた女性、最後は一緒にスキップしながら席に返してもらってました。ひゃーっ 羨ましいを通り越して、見てるだけで倒れそう。



これからステージサイドシート(特に最前列)でご観覧のラッキーな皆様は、素敵な乞食とダンスが出来るかもしれませんよ! いやー羨ましい!



S席の前方に村井国夫ロッキットのご夫人、音無美紀子さん(とたぶんお子さんたち二人)が。村井さん似の、息子さんかなぁという人も舞台に連れて行かれて踊ってました。



サイドシートのダンスだけじゃなくて、他にもかなりいじられてました。どんどんいじられるといいですね。私のいたM列にもやってきて、おしゃべりしてました。2階席でも楽しく何やら起こっていたみたい。



いつ幕が降りるのかなぁと思ってたら。あ、そうか終演になっても幕が降りないのか・・・ ボロ劇場ということになっているので幕なしなのでした。



何だ何だという感じでフィナーレ感が高まるので、拍手拍手。



拍手のなか、私がすっごく気に入った、ふんどしだって~♪の歌を、お茶目なフリ付きでもう一度全員でやってくれて、もちろん足元が心配な金田さんもちゃんと出て来てくれました。



その金田さんから客席に一言あったのだけど、拍手がやまずに前半は聞き取れませんでした。しかもコーフンしすぎてて後半も何を仰っていたのかすら思い出せない! ごめんなさい・・・。



ウッチーからも何かあるのかな?高嶋ピーチャムに前に押し出されてきたと思ったら、くるっと踊ってまた戻っていきました・・・。何か言ってほしかったよう。でも眩しい笑顔を見たのでそれで満足です。



最後、場内アナウンスが入ったあとも拍手が続き、ようやく1階の後方に座ってらした(と思われます)演出のジョン・ケアードさんや衣装、照明、舞台などなどのスタッフも舞台へ。



マイクが用意されていなかったので、モリクミさんが自分のマイク(顔の横に出るように頭から装着しているアレね)を使いなさいよ~っと顔を差し出します。



マイクのある・・・モリクミさんの横顔に顔をくっつけるジョン・ケアードさん。
初日を見ていただいてありがとうとか何とか。で、
森サンの近くに行きたいと思ってたので念願がかないました、と言って抱き合ってました。



そうそう、上演時間が長いです。



17:00~18:00 (20分休憩) 
18:20~19:25 (10分休憩) 
19:35~20:45 ※カテコ含む   計 3時間40分



正味3時間。時々気を抜きながら見るのもいいかも。ボックスにいるウッチーを眺めるとか・・・あまり息抜きにならないか。



再演になるときに、もしかしたら短くなるかなぁと(期待)。



いえ、中だるみというのはなかったものの、マクヒースが絞首刑に!という点に前半から焦点が向くようにしていくとか。いまよりもう一息分でも短くした方が印象がさらにぎゅっと締まってくると思うのです。

テレビ番組情報
NHK BS-1「週刊シティー情報」1月14日(土)18:00~にて「ベガーズ・オペラ」特集を放送致します。ジョン・ケアードのインタビュー、舞台稽古の模様などが盛り込まれる予定となっております。(公式HP 宣伝室ニュースより)



ベガーズ・オペラ お譲りシマス

いよいよ初日の『ベガーズ・オペラ』です。夕方観てきます!



※お譲りしますチケットの譲渡先が決まりました(1/13)。
 ありがとうございました!





2006/01/07

ベガーズのチケット

HPでは完売になっている『ベガーズ・オペラ』ですが・・・



東宝のチケット売り場では残席ありでした。けっこうまだ日によっては席も選べる模様。諦めてる方がいたらもったいないので、書いておきますね。



東宝テレザーブ 03-3201-7777 9:30~17:30



くまのすけ様より譲っていただいた初日のチケットをじーっと眺めてます。今日のリハはどうだったんでしょうか。観にいった方の報告待ちしてます。



というわけで、いまから明日のウッチーお色気ビームに備えて早く寝るとしよう・・・



2006/01/06

みそじの決意

昼は調布の伯父宅へご馳走をいただきに。みぞれ鍋の変化形で冷えた体があたたまりました。



そうそう、伯父のマンションから日活の撮影所が見えます。いまは月9「西遊記」の撮影してるはず~。しばらくじっと見つめてたけど、スター☆は見えぬなり。



ひと休みしてから、イトコHちゃんと深大寺へ。あ、初詣でになるな。それにしても今日も冷え冷えとしてるのう・・・



寒いのもあって、さっと手を合わせておみくじ引きに。実は去年、2回も「凶」を引いたんですよ。何も悪いことはなかったけど。さて今年は~? 



」 「あらそひ事かち也」だって。ふふん、ナビザーブまた外れたけどな!ふっ



そして鬼太郎茶屋をひとめぐり。ペーパークラフトのねずみ男が良かった。「おやじ汁」も好きっす。



さらに深大寺植物園方面へ。途中に「森のギャラリー」経営のカフェがあるので、ひと休み。クレーム・ブリュレとチーズケーキ。服も置いているお店2階に行きたかったのに、商品入れ替えで入れず。また今度ね。



ひと休みのはずが、ゆったりソファで寛いじゃったので動きたくない・・・ 結局、植物園には行かずにそのままのんびりおしゃべりしてました。



夜はイタリア旅行でも一緒だったA嬢と新年会。



銀座のファンケルのビルにあるレストランで食べてみようと思ったら、満席。サッポロビルにある「蔵人」にしました。カウンター席にしたら、ちょうど銀座4丁目の交差点を見下ろす場所でした。和光の時計塔も見えて、なんかオ・ト・ナ。



今日の話題は「私たち落ち着いたよね」。うーん相当落ち着いてますね(10年前に比べたら・・・っす)。他人の色恋の話はかなりどうでもいいし、きいきい怒らなくなったわ。



あとは英語はマンツー・マンがいいらしいよ、ということで決意表明し合ったり。英語そこそこ会話が成り立つようにしておきたいんだもん。キング・オブ・ホビーはまだ取得できず。おおう



英語修行の目的は、私はロンドン&N.Yでミュージカル漬けしたい! 彼女は本場イギリスでゴルフしたい! でした。何か楽しい目的がないとね~



元気をもらった1日でした。Thanks!!



『人間になりたがった猫』

1/5 18:30@文京シビックホール 大ホール S席

ステファヌス:松下武史 ライオネル:山崎義也 タドベリ:渋谷智也



ジリアン:花田えりか トリバー:佐藤夏木 スワガード:川原洋一郎

文京区はお金持ち~。素敵なホールでした。座席には後側へ傾斜がついていて、楽ですね。



「劇団四季のファミリーミュージカル 人間になりたがった猫」というものを観てみました。猫好きなので、どんなものかなと。会場には子供がたくさん、というか子供向きにオトナが混じって観にきてるんですよね。



そういえば、劇団四季の専用ホールはこじんまりとしているので、こんなに大きなところで見るのは初めてです。もっと小さいところで上演したほうが合う構成なのかもなぁ



子供たちは歌ってる場面では集中するけど、セリフだけの場面、ラブな場面、などではややダレている様子。でも思ったよりは静かに聞いてました。



魔法使いに飼われている猫のライオネル(人間の言葉を話せる)、「人間になりたい~」とお願い。人間嫌いの魔法使いから、罰として2日間だけ人間になることに・・・



ストーリーは公式HPを見ていただくとして、さすがに話は子供向け。人間っていいな!でした。私はさぁ 猫にもどったほうが良かったと思うよ?



山崎ライオネルは小柄でまぁ可愛いです。声もさわやか。冒頭のフサフサ毛の猫の姿、ヒゲがぴょんっと長くて毛並みもきれい~



強気で勇気もある、ジリアン役の花田えりかさん。マコ役で以前拝見したんですけど、今日もやはり面白いイントネーションでセリフを言います。何だろうか、訛りなのかな? 発語をきちんとしようとするあまり、強弱がヘンテコになるのかしら。居心地がどうにも悪くて、最後までむずむず~
NHKの歌のお姉さんだって、ここまでじゃないような。



悪役スワガードは川原さん。隊員とともに 「あぁん ジリア~ン!
側転するし、踊るし、楽しい! 曲も振り付けも衣装もスワガード隊のが1番好き。マント好きってだけでなく、ロングブーツ好きってことも確認できました。



ライオネルの喉をなでて子猫ちゃーんっていうのも可愛いし。



あと、火事場面で、(たぶん)落下していたはずの屋根が、川原さんの頭に乗っかってたんじゃないかな。自分で叩き落としたように見えたのだけど。



さぁみんなも一緒に歌ってね!」 とライオネルが言うと、スクリーンに歌詞も映し出されるサービスまであるんですよ。隣席のお母さんは元気に歌ってました。一人観劇な私は歌いたかった(歌いたいよ~)けど恥ずかしくてモゴモゴ・・・



ステファヌス博士は最後の挨拶のとこで、舞台袖に去るときに前にいた佐藤トリバーにぶつかってしまい、エヘって顔して退場。いろんな場面でライオネルに忠告してくれるので、探すのも楽しみですね。いい人だよ。



さてヒドイ目にあわせたスワガードの命をすくうことで、悪人のみならず周囲の人間の心までも変化させるライオネル。姿は人間になっても、心は猫のままだったはずなのに、2日間でとても「人間らしく」なっていたのでした。嬉しかったり、悔しかったりしながら。



すっかり私はオトナ。予定調和すぎる展開と、かなりゆっくり目のセリフの前に、心躍る瞬間は少なかったです。もちろん楽しんだけどさ、次はチビッコのために席は譲ります。



何でライオネルを「人間のままで」とお願いするのかが納得できないんだもん。ココで共感できないって致命的。人間の言葉がしゃべれるなら、それでいいんじゃない? あの毛並は大事にして~ 



それに猫の心だったら、人間になりたいって思わない・・・かも。高貴な猫がそんなこと思うのかな(猫を讃美しすぎか。いいの、猫・最高!大好き!)



テンポがゆっくりなので、ずいぶん邪念が沸き起こってしまいました。そうは言いつつ、かなり楽しんだので、満足してます。



2006/01/05

メイド・イン・東京

060105_223101 東京八王子の中島酒造場「日出山(ヒノデヤマ)活性」



フレッシュなお酒♪ 生のにごり酒です。



オットがいただきました。しばらくこれで晩酌です。



2006/01/04

寒かったんですか

どうりで今朝は寒いと思った。あまりに寒くて、自転車のスピードをあげられませんでした。風を切ると寒さが増す! 



ひーっ



6日間、暖房を切っていた職場は冷えに冷えてました。ボイラーがガッコンガッコン燃えても、クーラー入れてるんじゃないの!というくらい寒い(ちゃんと暖房~)。セーターにセーターを重ね、コート着用、マフラーぐるぐる巻きで仕事をしましたヨ。



ちなみに本ももちろん冷え冷えになってて、まるで冷蔵品。触りつづけさらに芯まで冷えました。ぶるぶる。



確か、職場環境って18-28℃じゃなきゃいけないんですよね・・・ 



今日は18度もなかったに違いない。人事院に訴えるぅ。



2006/01/03

ペンペンペンギン

箱根駅伝を最後まで見届けてから(すごいデットヒートでしたねぇ)、上野動物園へ。



14:30からキングペンギンがお散歩するらしいので。
いつもは、木曜日ごとらしいです。



img_2468_pen



10ぴき(頭?)くらいのキングペンギンがてってってと歩いてきます。



北海道の旭山動物園でみたペンギンの散歩は、雪の坂道なので腹ばいになって滑ったりするのが面白かったけどね。あいにく雪がないので素直に歩いてました。



ふーん、歩くのかぁ そういえばこの間も歩いたような気がするなぁ くわっくわっ!



img_2461_dog
風が強くて寒かったので、川上犬をちょこっと見て退散。年間パス買ったから何度でも来れるのです。あ、川上犬は長野県の天然記念物で全国に300頭しかいない貴重な犬だそうです。むくむくして可愛かった~ しかしその不幸な歴史は・・・コチラ



せっかくなので、靴でも探そうかしら、と銀座方面へ。気に入るものがない。池袋ならあるかなぁと移動して、見つけました。



オトナの必須アイテム(今まで持ってなかった・・・)黒いパンプス。と、ピンクのパンプスの2足を手に入れて帰宅。これでバーゲンの成果あり、ってことにします。



初夢

元日の夜に見たものが「初夢」でいいんですよね?



夢で会うのは何ヶ月ぶりでしょうか!



祐一郎が私の目の前に! きゃーっ



しかも歌ってた! 喋ってた!(嬉しすぎて内容は忘れた)



祐バルジャンに会えますように・・・



2006/01/02

初笑い・初芸術

31日からオットの実家へ。紅白マラソンで最後まで見ました。耕史くんのアレ、しばらく言われるんでしょうか? 



元旦は、お節、おやつ、ごちそうで胃袋がマラソン状態でした。食べ過ぎ!
合間に『φは壊れたね』森博詞 『カリオストロ伯爵夫人』モーリス・ルブランを読了。前者は肩透かし、私には面白くなかった。後者はかなり楽しく読み、青年ルパンのファンになりましてよ。



2日は、初笑い&初芸術。



9時半、オットと上野鈴本演芸場に前売りを買いに。すんなり買えました。



10時入場なので上野公園を散歩しようかと思ったものの、雨になり引き返した。一緒に見るイトコHちゃんとは会場内で待合せ。
11時開演。当日券も売れたみたいで立見あり。襲名後の林家正蔵さんを拝見したかったので、第一部にしました。



今日の番組は、顔見世興行という感じで、次から次へと落語・漫才・手品・曲芸などなど登場しては去って行きます。かなりあわただしいです。



みなさん、平日も来てね☆ と仰いながら去っていきます。ハイ、今年はもうちょっと行きたいなぁとは思います。



さて前もかなり私のツボにハマる方らしくて可笑しかったのですが・・・今日も私のお気に入りは古今亭菊丸さん。にーっと笑った顔を見てるだけで、緩んでくるんですけど~。
それから桂南喬さん、あ、三遊亭歌之介さんの訛りいっぱいの語りもちょこっと聞けました。



肝心の正蔵さんですけど、テレビで見知っていると妙なフィルターがかかってしまうのかもしれないです。面白いけど、普通に。次は古典を聞こうと思います。



トリは三遊亭円歌。「中沢家の人々」のさわりをほんの少しだったけど聞けました! オトナの毒についていくのが大変だわ~ 笑ったけど! これは通して聞いてみたいものですね。



東京国立博物館
「博物館に初もうで」060102_162301 1/2~1/29



本日2日は東博の入館料がタダなのです。雨だったし、落語のあとは動物園じゃなくてこちらへ。



エントランスには大きな生け花もあって華やかです。飾られた梅がとっても良い香りを放ってました。



特別展示では、干支の犬にちなんだものを集めてまして、埴輪から、浮世絵、刀、刺しゅう、などなど。円山応挙の犬も見れますよ~



そんなに数は多くないけど、楽しいです。



で、私の疑問は「何でみんな垂れ耳なの?」です。犬は垂れ耳、という決まりだったのかもね、と思いたいくらいにどれもこれも垂れ耳犬です。江戸も後半、洋犬を描いたものはピンと立ってるんですけどね。立てると猫と区別しにくいからか・・・ むむー。



それにしても昔からモチーフになってる割りに、かわいい!と叫ぶようなものは少なかったですねぇ 犬の顔が人間風なのも気になるところ。
自分の干支の年には忘れずに行こう(うさぎ)。きっと可愛いものがたくさんあるに違いない。



最後はお約束でミュージアム・ショップで新製品チェック。



Tシャツ好きなHちゃんは、新柄のものをお買い上げ。私は今月のウッチー祭りのため自粛・・・ でも「ろばのペンダントヘッド」にクギヅケでした。えぇぇ、青銅色でうつむき加減なろばで、かわいい。また次回まで待ってね~