2006/01/20

『ベガーズ・オペラ』1/20

1/20 13:00@日生劇場 ステージサイドシート(XA最後列)



ムフフ、最後尾で真ん中の席だったので連れ去られることはなかったけど(ちょっとサミシイ)、面白かった~ オイオイ何回行ったんだい、とか数えないように!



■ステージサイドシート■



お芝居を見る点では、会場内で1番見にくい席だけど。そのかわり舞台の中にいる・・・という不思議な気分でした。最前列とはまた違った気持ちです。





ちゃんと正面から観劇しておいたからこそ楽しい席になった感じ。前の人でけっこう見えないし、ライトが目に入って眩しいので見難いのでした。でも、バックステージでは、咳したりバタバタ走ってるんだなぁというのが聞こえて面白い!



これは前の方の席でも同じだけど、生の声がよく聞こえます。特にXAはモリクミさんがよく立つので、幸せ。いろんな声が出るんですよね。素敵でした。



見てる人しか分からない(or ステージサイドの客しかわからない)ような小ネタを散りばめながらお芝居してました。下手奥に陣取ってる作者トムのところには、みんな通りすがりに何か言っていくことが多くて気になった・・・



劇中劇のカタチだから、役者さんたちは3時間40分、気が抜けないですね。





■1幕-2幕の休憩■



席の周りには、小学生のマルコメ君とか白髪のご婦人がいらして、マルコメ君は来る人来る人に構われてました。羨ましいんですけどっ!! 私も子供になりたいよ~(身長だけなら小学生並なのにぃ) 
ご婦人は、お芝居が好き(あとたぶんウッチーファン)だそうで、楽しいわね!とお話しました。妙な連帯感が沸き起こる席でしたねぇ



それから、何人かの役者さんに「お尻痛くない?」と言われました。
2幕終りには、さすがに痛くなってた。休憩時にロビーの椅子に座ったらあまりに極楽で驚いたよ。これからあの席に座る方は、覚悟してください。痛いです。



貢物の行列がモリクミさんの前にずらーっと。
食べ物を与えないで下さい。動物園じゃないんだから・・・」とトム。
紙袋入りのものとか、お花も。2幕開始時には舞台中央に置かれてていつ片付けるのか心配になるくらいでしたヨ。



原田優一くんも、何やらプレゼントをもらってました。突撃でする勇気がなかったので、私は手を振っただけ~
彼は2幕アタマの酒場のとこと、馬車襲撃、あとマクヒースたちと捕まったときにソロがあって、なかなか良い役です。細い体だけど、しっかりした声。さわやかだし、活躍してほしい。



えー、2幕始まりに造幣局のマットが歌わない、とか歌い損ねた、ってのはもうネタですか。それともずっとネタだったの・・・?(でも初日はきっちり始まったからね) 
今日も、当然のようにマットが間に合わず立ち位置じゃないところにいて、しかも歌いもぜず。でした。



ちょっとちょっと!とトムが止めて、ライトオフ!&音楽!



次の観劇は23日。えぇ、DVD用の収録機材が入ってる日です。この日に、これするのかしら。遅れても面白いと思うけど~



■ロック・オン・ウッチー■



ずーっとウッチーにロック・オンし切れず。見えないポイントもあったしなぁ 1番良く見えたのが高嶋ピーチャムかな。次いで橋本フィルチ・トム。



2幕のおねえさんたちとの場面。これはね! 女好きキャプテンの独壇場なので、しっかり拝見しました。ハッ! 
女が好きだぁぁ~っ
女・女・女・女、あ、・・・女」と指差しつつ舞台へ。



下手席の前では、腰くねくねアピールと、お花のプレゼント。ハハァンと喜ぶマクヒースのだらしない顔といったら、でれでれ。
女と賭博ですっからかん、なんて。貯金ってなぁに?と呟く自分の姿とダブらせてしまいそうです・・・。



カウチに寝そべった時をはじめ、下手に向くことが多いので、じーと見つめられます。ムフ。ジェニー・ダイヴァーといちゃいちゃ始めても、よーく見えるわ。照れるよう。



そだ。ヒゲが伸びてるのが分かって笑えた。初日はちょぼちょぼだったけど、今日はけっこうしっかり伸びてました。(高嶋ピーチャムのヒゲなんか、立派。そのままバルジャンヒゲにもなりそう) ウッチー、毛が薄そうだもんな。



隣に座った方と話したんですが、ウッチー、観るたびに歌が上手くなってますよね! 
って、私は昨年のエリザしか知らんのですが。でも言う。
彼女が言うには、ホントどんどん芝居と歌がしっかりくっついてますます向上中らしい。そんなウッチーに拍手です!!







あとは橋本さんが大きくて素敵だったなぁ。すっごく近くて、近すぎて直視しにくいけど、チラチラと素敵な作者ぶりを観察です。髪を結わえたり外したり、忙しそう。
後光がさすようなライト位置に立つと、あの風貌なのでやはりジーザスだ。すっごく似合うだろうなぁ・・・



さっきプロフィールを見て、そうかそうかと自分に納得。なぜか気に入る人が1966年生まれ(私より10歳くらい上ってことね 因みに丙午・ひのえうま)が多い、ま、その前後がやたら多い。
橋本さんはドンピシャだ! あ、ウッチーは1968生、ピンポイントじゃないけど、いいところです。これ以上若いと、「若いなぁカテゴリ」に入ってもらいます。



高嶋ピーチャム、ものすごい。ポタポタ落ちて滝のよう。時々、その大量の汗をグレイのスカーフでくいくい拭いてます。



あのスカーフは毎回替えているのかとっても気になって~ 衣装も相当しっとり(びっちゃり?)してるはずだ! 肌に近いシャツとかは複数用意してくれてるのかしら。だといいなぁ・・・ ねぇ

マクヒース:内野聖陽  ピーチャム:高嶋政宏  ロキット:村井国夫
トム/フィルチ:橋本さとし  老役者など:金田龍之介 
ルーシー・ロキット:島田歌穂  ポリー・ピーチャム:笹本玲奈 
ミセス・ピーチャム/ダイアナ・トイプレス:森久美子



ジェニー:入絵加奈子  ミセス・スラムキン:高谷あゆみ
造幣局のマット:三谷六九  スーキー:山崎直子
くすね屋ネッド:水野栄治  ドーリー・トラル:山崎ちか
ペチコート・チャーリー:小西のりゆき  ボブ・ブーティー:Kuma
ジェミー:川本昭彦 鉤指ジャック:幸村吉也 ベン:照井裕隆
ハリー:村上勧次朗  ミセス・ヴィクセン:泉里沙  モリー:宮菜穂子
「もってこい!」:原田優一  「やってこい!」:小比木麻里



3 件のコメント:

  1. セルゲイさん、お帰りなさい!お疲れ様、SS席(別名・裏方席?)堪能されてきましたか。よかったですね~
    キャストのみんなと同じ舞台に立つ仲間のような気になりますよね。それから一緒に座っている観客同士も、ミョウな連帯感が。(笑)
    ��幕始まりの“ちょっとちょっと・・・ライト・オフ&音楽!”は、定着しましたか。遊び心が演出を変えていくなんて底なしに楽しいですね~
    まだ初演・・・わぉ~、この先も目が離せませんね~『ベガーズ』
    ��3日は、よろしく~です!!

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  2. オイオイ何回行ったんだい、と数えそうになりました(笑)。
    楽しそうですね~。
    毎日のように愛を叫んでいて羨ましいっす。
    ところで1968年生まれの人が好きって、ひょっとして、ダンナ様くらい、ということでは・・・?
    お芝居への愛に見せかけ、こっそりノロケ!?
    ・・・まぁ、これからもレポート楽しみにしてますので、愛を叫び続けてくださいね~。

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  3. セルゲイ2006/01/21 18:39

    ��秋生さん
    (気分だけは)裏方席を楽しんで来ました!
    わりとフツーにキャストの方たちが話し掛けてくるので
    かなりドキドキしましたよ~
    ��3日、2幕がどうなるか楽しみですね☆
    よろしくお願いします!
    ��ゴンザさん
    数えてはいけない!呪われるデス。
    ついついポチっとボタンを押してチケットが増えていたのです。
    愛と欲望の暴走列車♪ 進行・・・
    んん? のろけじゃないよう~

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