2005/08/31

『妖怪大戦争』

2005年 124分 監督/三池崇史 



☆☆☆☆ 



あ、あ、小豆ずきずき~♪



きちんとしたお話じゃないと嫌な人にはオススメできません。私は楽しかった。ストーリーは・・・と書く程でもないので公式HPをどうぞ。



印象に残ったことをいくつか。



ずっとデビュー当時の印象のままだった宮部みゆきの現在の姿と声でダブルパンチ。年月が経っていたんですね。すっかり落ち着いてたのね~



川太郎役の阿部サダヲ。勝手にサダヲでした。誰もサダヲに絡んでくれないけど素敵☆ 小豆とぎも絡んでくれないんだもんね・・・



一体誰にサービスだ。私?いや要らないなぁ・・・ 神木君のお着替えシーン(半ケツ付よん)! ろくろっ首が顔を舐めちゃった、川姫のぬるり太ももをナデナデしたり! ホントに少年向けすか? 刺激的な夏に違いないよね。



おおう、豊川悦司。眉毛なくて老けて見えるわ。ゆるい妖怪&人間に比べて加藤様はシリアスです。低くて良い声だ~ 立ち姿も素敵☆ そしてスーツの裾をばさりとひるがえしてターン!でもでもあの歌が♪ ずきずき~! 



神木君も妖怪も世界を救おうだなんて少しも思わず、個人的な理由で闘ったり集まったり。あんなに怒ったのに大人になって見えなくなったり。いかにもな展開(by川太郎を避けていくひねくれ加減がいい。



水木しげるの言葉(正確なじゃないけど)「戦争はいかん 腹がへるだけです」で「妖怪大戦争」の意味をひっくり返した感じだった。それこそ大事よね! ご飯食べて楽しく生活することがいいのよ!



2005/08/30

アンデルセンは失恋王

図書館勤めで月曜休みのK嬢とぶらぶら。



三越でオニツカタイガーの衣類があったので動けなくなり、7分袖が欲しかったのに長袖Tシャツ購入。またピンク~



同じ9階で藤倉英幸さんの絵を販売してたので見せてもらう。JR北海道の車内誌でも活躍している方で、ちぎり絵が良いのです。久々に見て満足。



ブックオフへ行きミュージカルものをハンティング。割引セールしてたけど対象外の10-15年ほど前の劇団四季(札幌公演)のパンフレットを5点ほど。コーラスラインですばらしく踊る下村サマを見て喜ぶ。だんだんキャスト写真が濃くなっていくのが可笑しい・・・ 石丸幹二は生まれた時からきっとさわかかだったに違いない。涼しくなったら神田にもハンティングに行ってみよう。



さらに西武で開催のアンデルセン展へ。



安得仙=アンデルセンの生涯を遺品と共に紹介し、後半は現在アンデルセンの童話に絵を描いている作家たちの原画を紹介。日本に紹介された頃の本もあって見応えありました。題名が「マッチうりの小娘」!とかね。



私のツボを付いたのは(要約すると)美青年ではなかったが年を取ってからは独特の風格がつき尊敬を集めた、です。岸辺シローか橋爪功かという風貌でしょうか。ものは言いようよね!



185センチもあってダンサーになりたかったが門前払いされて落ちこんだとか、人目ぼれした女性に素敵な詩を送ったけど振られたとか、15才年下の女性にも振られたとか・・・ 猪突猛進型の熱い人だったようです。旅好きで旅先からスケッチを添えて手紙を送ってくれたり、切り絵がすばらしく上手だったり。そんな面も。アンデルセンの話に悲恋ものやロマンチックなものが多数あるのは、彼の人生の反映なんですね~ 



30才までは母はアル中になったとか学校を何度も退学になったとか。評価されなかったのが、30才頃~亡くなるまでは大変評価され、最後は国葬でした。年表見てたら日本で天保の大飢饉のころにアンデルセンが女優に失恋してましたヨ・・・ 別世界の話のようだ。



あとは安野光雅の絵が良かった。太田大八も好きなので原画が見れてよかったな。「絵のない絵本」の挿絵を描いた佐々木マキの私家版や原画もありました。プリントすると色が全然再現されてなくて物足りない。



苦労人だったけど大成した人。で独特の風格あり。アンデルセンを身近に感じる展示でした。



ジョー!

050829_180601 来月公開のSHINOBI



札幌シネマフロンティアにオダギリジョー仲間由紀恵のサイン入りポスターがあります。・・・画像撮るときズレちゃったらしい。失敗~



主題歌があゆだったり、椎名桔平がロング銀髪だったり(閣下!)、大真面目すぎて笑えるんじゃないかと心配したりですけど、ジョーがいいならヨシ。



本当は「妖怪大戦争」観に行ったのでした。感想はまたあとで。



ハスカップのムース

050829_094501自らの誕生日のため腕をふるったパティシエR嬢。おすそわけで頂きました。 酸味と甘みが程よくて、目と舌のみならず脳内にまで幸せが広がった・・・ 東京にいるとなかなか彼女のスイーツが食べられない。うう、悔しい~



この日は4名でランチからディナーまでを語り倒しておりました。間にハンズメッセの視察を隈無くしつつ。札幌で買うこともあるまいというようなポンプを購入。でもかわいいからいいんだ。



1.我は如何にして祐一郎に溺れたか 2.祐一郎の美声を聞け 3.ガンダムシリーズとアジア性(夢から醒めた夢と共に) 4.仕事が嫌になったら 5.我が将来とは 6.結婚・・・? 7.健康第一 8.イタリア報告



もっといろんな話をしたけど、大きいところはこのへんだったかなぁ 祐一郎の話していいよって許可ありだったから、えぇもう語りました。聞いてくれてありがとう・・・



ふう。とにかく楽しい一日でしたっ



2005/08/28

マンモスのお尻

本日ランチは前職場の同期などと@北広島。ものすごくゆっくり食べました。おいしかった。



その後、北海道大学総合博物館



マンモスの臀部を見に。



050827_161301 愛知万博で現在展示されているマンモスと同時に展示もされていたもので、北大が予算を取り展示のための条件をクリアして実現したとのこと(本日まで)。北大は調査にチームを送っているんですね。



で。この博物館はタダです! 万博じゃお金払うし並ぶし大変でしょうねぇ おまけに写真も撮り放題。学生(研究生?)とか先生だか学芸員もいて、たくさん質問もできました。



見にくいけど真ん中あたりでぴろんと飛び出ているところがしっぽ。その下にある穴お尻の穴です。



たぶん性別はオス。マンモスは寿命80年だそうですが、このマンモスが何歳なのかは不明。横の展示ケースにはマンモスの肉片もありました・・・。にくへんって言い方が素敵。毛もちゃんと残っているのですが、くるくる巻き毛の部分や直毛部分が混じりあってたのが面白い。固そうな毛ですね。



1万年も前に死んでしまったマンモスちゃん、まさかお尻だけ人目に晒されるなんて思いもよらなかっただろうなぁ グッズ売り場では、もうマンモスハガキは完売してました。倒木したポプラで作ったストラップとかもあり。北大も変わって来てるなぁ050827_170101



こちらはは北大構内の中央ローン。久しぶりに歩いたけどとても気持ちが良かった~ 



ここでジンパ(ジンギスカンパーティーの略)したっけ。あぁジンギスカンも食べたいよう。









2005/08/27

『秘太刀 馬の骨』①密命

NHK金曜時代劇 秘太刀馬の骨。ウッチー27才~の役。



俺のここに火が付いた! 



私のハートにも火がついた! と答えておいた。デコがきれいだ、ウッチー。



基本的な演技は水戸黄門ばりの明瞭さで進みつつ、音楽は悲しげに鳴くトランペットで、美術は和洋折衷へんてこゴシック、さらにおもしろCG奮発。金曜時代劇はけっこう思いっきりが良い演出にテンポもいいですよね。今回もすかっと楽しめそう~ 



笑ってくれと言わんばかりの小技まで・・・ 近藤正臣の「ごぉーん」とかさ。音でかすぎるだろうよ。手をなでなでとか。はい、母上!とか(毎回きっとまぶたの母とかが出てくるんだな。これってかわいいのか・・・な?)。



そしてウッチーのアップ、スローモーションになる殺陣、何ですか何ですか。ウッチーファンへ送るサービスショットの連続っ ありがとうNHK・・・



第一回は若さあふれる27才を演じました。前の家老を殺した馬の骨と言われる幻の秘太刀(剣術といえばわかりやすい)の使い手を捜すため、技を受け継いだ可能性のある弟子たちと毎回手合わせをしていくことに。



そうそう、これから対決していく相手の一人に北海道を拠点に活動中、NACSの音尾琢真がいました。どんな役なのか見てみたいものです。NHKもいいとこついてるよ。



2005/08/26

学校指定の靴みたい?

050825_182001 今日は天気が良いので札幌駅前周辺をぶらぶら・・・。と、歩いていたら春に買った靴、どうも合わなくて皮がむけた。夏中履いたスニーカーもボロボロだし(言い訳)! 大好きピンクのラインが入ったコレを買いました。オニツカタイガーです。・・・中学校の指定靴みたいにも見える?



駅前に移転した札幌紀伊国屋書店本店にも寄ってみましたヨ。2フロアなので巨大ってほどでもないんですが、医学書と美術系が多いのかしら。広くて案内が見にくかったです。児童書コーナーはコンパクトだけど自然科学の本が案外あって楽しかった。本屋だけど日当たり良好で景色も楽しめるんだね。



何も帰省して買うこともないのにレプリークビズも購入。週末に会う友人に祐一郎インタビューを見せるのだ。はははっ



2005/08/24

人生8ヶ月

050824_133701 中学時代からの友人たちとおしゃべりに。暑い暑い群馬から一足先に帰省していたTちゃんと&人生8ヶ月のそうちゃんとも再会です。



腕や足がむっちむっちで、でもほっぺが最高におもち~ 今のうちだと言いながらチュウ。ふふふ。



関東の暑さに慣れてしまったのね・・・今日は七分袖でちょうど良かった私。道民にはノースリーブの気温だったみたいでした。慣れってスゴイな。





2005/08/23

さむい・・・いや、すずしい。

かろうじて「夏」のうちに札幌に帰省してます。でも暖かいお茶が欲しい気温だ。050823_152501



ところで猫って私が久々に帰っても無関心でサビシイです・・・



寝てるの邪魔しないでヨという顔してました。



これは花も恥じらう17才イライザ(人間風だともうすぐ90才位)。歯がもう一本もないの~



ウッチー@青春アドベンチャー

HNKFM「青春アドベンチャー



『モンテ・クリスト伯』(1996の再放送)

出演:内野聖陽 高橋長英 内山森彦 早坂直家
勝部演之 高橋克明 山像かおり



あらすじ:「巌窟王」物語で有名なアレクサンドル・デュマ原作の名作小説をオーディオドラマ化。無実の罪で孤島の岩の牢獄に幽閉された船乗りが、脱獄に成功。名前と身分をかえ、陥れた者達へ復讐を果たす冒険活劇。

ラジオドラマはヘッドフォンで聴くに限ります。ウッチーのささやきやら叫びを3週間にわたって楽しみました。シアワセでございました☆ 特に第7回は愛人昔の恋人と話す場面があって、きゃあーっと悶えるのみ。ラジオって妄想スイッチフル!



それにしても爽やかなウッチー。1996年というと朝ドラ『ふたりっ子』に出た頃だ。まだ私の愛するヘンタイぶりはお茶の間に振りまいてない・・・。



文四郎サマできりりとしたかと思えば、コーチ!で悩殺着流し、最近は気障な教授もテンション高くこなすんだもの~。目元涼しく、声も素敵。さらにコスプレ系も大真面目にイケる・・・



 ブラボー! 



テレビでは、このごろ色物続き。嬉しいような、困ったような。しかし今週末から始まる時代劇 『秘太刀 馬の骨』は、溌剌な感じか。ビデオ録画用意しなくちゃ。



2005/08/21

祐一郎のラウル~

ようやく聴けました。劇団四季『オペラ座の怪人(1988)』 



通称東京キャスト盤



四季が最初に公演した時のキャストによるCDです。残念なことに廃盤! ありがとう、廃棄しないでいてくれた図書館&借りてくれた友よ~!



オペラ座の怪人/市村正親 クリスティーヌ/野村玲子 



ラウル/山口祐一郎



おおう、鬼気迫る市村ファントム、美しい声で歌姫を演じる野村クリス、そして若い・若い・若い山口ラウル~ いや、みなさん若いんですが。



まずラウルが最初、オルゴールを手に懐かしい歌を・・・」と懐古するとこをヘッドフォンで聴いて、にやけてます。うふ。「かわいいロッテは考えた~♪ 屋根裏のピクニック、不思議なスウェーデンの伝説」のセリフも堪能、今夜はいい夢見れそうっ。



怪人の隠れ家で仮面を取られて怒っちゃってから、いや、ラウルに「若造め!」と言ってから、恐ろしい程にテンションがトップギアな市村ファントム。 「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」なんか、誘惑どころじゃなくて、狂気うずまいてるよ? 



コワイ! そうか、誘惑するつもりもなくて、隠れ家に連れてきたかっただけのようです。納得。



でも「ザ・ポイント・オブ・ノーリターン」では意外と落ち着いてクリスを誘惑してるのね。おっとこの後ラストは感情爆発のままいくのか! さらにテンション上昇! 自己愛らしきものを感じるのはなぜ? あ・・・野村クリスいいなぁ 高音がうつくしーい。



市村・山口・今井と全然違うものですね~ 山口ファントムは切ない感じ。今井ファントムは抑制して、最後に爆発の印象でして。



山口ラウルは石丸ラウルのような端正さより、素直な青年ぽい感じ(え、贔屓目?)。柳瀬ラウルはもっと普通に怒ったりしてる感じだけど、山口ラウルのほうが包容力あり。ほほほ。



クリスファントムじゃなくて)ラウル様よ! と声援。前にロンドンで観たときはファントムが素敵で、よわっちいラウルよりファントムがいい~と思ったの。配役で変わるものなのねぇ 





これ、受注プレスでもなんてもいいから再販しないかなぁ あと山口ジーザスのライブ盤とか~。売ってくれなくても鑑賞会とか・・・さ。だめ?



2005/08/20

すごいヨ 連覇!

駒大苫小牧 



夏の甲子園連覇 



おめでとう!



仕事でしたが、1時-2時はお昼休憩だったのでテレビにかじりつき、2時以降は小さな音量にしてるラジオでちょこちょこ情報を仕入れ、9回表だけは「ごめんなさい」でラジオにしがみついて応援。



去年は優勝するだなんて信じられなかったけど、今年はありえることだと思えるとは・・・ 2週間前に運んできた優勝旗をまた持って帰るんだね!



今ごろ道新(道民の新聞、北海道新聞)は号外出してるだろうなぁ、私も表情も見たい、ってことで休憩室にあるテレビを見に行ったら、ちょうど試合のダイジェストが流れてました。それ観てたら目の端に涙が。ううっ 



あの池田もPLもできなかったことと聞くと、その大変さが分かるというもの。メンバーが入れ替わるのに2連覇って(プロ野球でも大変なんだし)努力と運の賜物でしょうか。この夏のことはしばらく語られることでしょう。あ、NHKのインタビューで、林キャプテンが「雄たけびを!」に答える前の「はぁ・・・」がめんこかった。



今夜は祝杯!でビールです。



2005/08/17

祐一郎がヴァンパイア!

ヴァ、ヴァンパイア!!



東宝HPのココ。とか読売のココに速報出てました。



大阪でのレミゼ、取ろうかなぁと悩んでたけど吹っ飛びました。遠征は控えて、こっち観たい!

一方、吸血鬼役の山口は得意の歌で圧倒する。華麗にマントをひるがえし、美声を響かせる。「和音が悲しげなのに、リズムが楽しい曲がたくさん出てくる。慣れるまでに体が分解しそうだが、いい詞が付けば気持ち良く歌えそうです」

うぉぉ、想像しただけで鼻血ブー!です。幕が上がるまで一年あるのか・・・ 妄想しすぎてしまいそう~ 



市村正親は「狂言回し」な役で、吉野圭吾は女性的な物腰な役? こちらも楽しみ。原作はロマン・ポランスキー監督『吸血鬼』(1967)だというので、上演までに一度観ておこうと思います。



2005/08/16

『モーツァルト!』③

今日はB席から観賞。Sの端に座るより、Bの方が全体が見えていいこともある。



初、中川晃教ヴォルフガングと木村佳乃コンスタンツェ、ヴァルトシュテッテン男爵夫人は香寿たつき。



んんーっ 中川くんいいなぁ 歌い方も動きの感じも、この演目なら井上くんより気に入った。LOVEな場面もいい!(井上くんだと「体操」に・・・) 井上くんはザ・ミュージカルな王道、中川くんにはロック魂があるというか。シャウトしたとことか、きゅううん~



最初の赤い貴族が着るコートをナンネールに見せびらかすとこ。脱いで振り回したら階段から床に落っことした・・・ 階段にいるからさくっと拾えなくて、ドキドキしました。何度目かで拾えてよかった。



井上ヴォルフは飛び出せ青春、明るく元気。追い詰められてからも、光を探すような。で、ずるさとかもありそう。 中川ヴォルフは元気さより、真剣&純粋に生きているのに加え、じぶんの内面の暗い面を見つめてるような影が感じられました。声のせいかなぁ? うーん、井上くんちょっと猫背だったっけ。中川くんのターンがきれい。髪型も似合ってるよ。  



今日は市村さんが調子良かったかな。借金の金額を読み上る時の「あぁぁ・・・」が好き。



ゴホ、木村佳乃サマ、セリフの所はいいんだけど歌うと苦しい。高音は出るけど、低音になると出ず。音符の上下についていけないようでした。訓練すれば出そうな気もするので、頑張ってほしいです。西田ひかるより演技では良かったと思う。声はつらいけど中川くんとうまくかみ合ってたし。



山口コロレド猊下は夏やせ? 顔がほっそり見えたです。 馬車でもよおすシーン、3回観た中で一番すてきな内股でした!ヨヨヨと。衝立ができるまで長く感じたわ。髪の毛も乱れて相当大変なことになってたらしい。



「神よ、何故許される」でも調教できる! 叫び具合が今日のツボ。あと前回、謎だった体をちゃちゃっと動かす はなかったです。ゆったり構えて歌ってた印象でした。何せ猊下だからね、ちょこまか動いちゃいけないのよ。



「モーツァルト!モーツァルト!」のような場面で横からすすっと舞台に出てくるのを見てると、何でこんなにスムーズに歩けるのかと。四季仕込みなのかしら。毎度思うけど、市村・山口の場面を見るとファントム登場と言いたくなります。だけど随分とファントムよりもでかいラウルだったのね。CD復刻しないかなぁ~お願いだぁぁぁ!



8/18に「モーツァルト!」の05年キャストによるスタジオ録音盤(ハイライト)が出ます。いずれお財布がヨシと言ったら買おう。2002年の井上盤がとりあえずあるしな・・・ 



2005/08/15

『WE WILL ROCK YOU』

新宿コマ劇場 8/13 19:00



QUEENの曲で進行するミュージカル。フレディ・マーキュリーLOVE! オットと観にいきました。



演目内容と新宿は合ってるのか・・・コレは帝劇でしてもイマイチよ・・・広すぎるし豪華すぎる。このコマ劇場、いつもは演歌の殿堂で、来月は北島サブちゃんの座長公演です。座席は円形で見やすそう。で、私たちは何と最前列のど真ん中でした。字幕ついてたけど見れないくらい前。ガイジンの迫力バディに悩殺されまくり&アンプの振動で耳だけでなく全身痺れた。



客層は思ったより中年層、QUEENにリアルタイムで触れた世代が多いようです。ちなみにママァ~♪で有名な「ボヘミアン・ラプソディ」は私が生まれた75年の曲。けっこう昔だったんだ。う。



コマ劇場に「フレディの像」があるっていうんで、一緒に撮りたいと思いデジカメ持っていったんだけど、場内にいたフレディ、あまりに似てない。撮るの忘れて帰ってきてしまいました。ミュージカル演出でも登場するんだけどねぇ 劇場外にあるほうは、高いところ過ぎて一緒に映れず。



キャストはオーストラリア/ニュージーランドの俳優が主です。スカラムーシュ役のピパ・グラディソン・・・あまりに前で見たせいで少女に見えない貫禄。金属系の声だったので絶唱されると失神しそうな気分になりました(悪くないけど)。





遠い未来、ロックは禁止され、画一的な思想、ファッションでいる限り安全(「ONE VISION」)だが、反逆者は「KILLER QUEEN」に洗脳され抹殺される時代。しかし反体制のボヘミアンたちは地下に潜伏し、自分で曲を作り、自分で演奏した時代「ザ・ラプソディ」にあった、伝説の「輝ける7つの海」にあるという、ギターを探していた(それがQUEEN)。・・・そこへあらわれるイケてない「ガリレオ」。彼は何者か?  



と、こんな感じで話は始まる。けど、話はまぁ深追いしてはいけない(ひどいから)。演出もまだまだ改良の余地はやたらありそう。でもでも。ともかくQUEENだから目をつぶろう。同じようにABBAの曲で作った「マンマ・ミーア!」に比べるとそれらの練り方が弱いのが残念。でもすでにフレディが居ないという喪失感が余計に舞台を盛り上げるようだった。



ボヘミアンたちはロックスターの名前を拝借して名乗ってて、オジー・オズボーンとかブリトニーとか(男)、マドンナとかポール・マッカートニー(サー!と呼んでね)とか。お遊びで。志半ばで亡くなったスターのシーンには尾崎豊が出てたり、ガ・ガ警察のスーツは「コナミ」とか・・・ 日本向けにいくつかネタもあり。



最後は観客の手拍子にのって歌うアカペラのWE WILL ROCK YOUに反応してギターが現れたかと思ったら、幕! えぇぇ幕って! と、舞台に「〇〇〇は聴きたいか?」と文章、そりゃそうでしょう~! またあの曲を聴いてない!そこからはQUEENメドレーへとなだれ込み、スタンディングで楽しく歌い踊るのでした。あぁフレディのぴったりタイツでくねくねパフォーマンスを見たかった。 ミュージカルではぴったりもっこり衣装はないのです。残念だよ!



見終わった感想としては、QUEENのコピーバンドが総出演する学園祭。というあたりかしら。何度も見たいとは(\12.600)・・・、一度見れば満足だ。後は自宅でCDやらDVDでフレディの声を聴いてようと思います。



2005/08/14

『亡国のイージス』

2005年 127分 監督/阪本順治



☆☆☆



セットを作った人たちと、真田広之に。



ネタバレありです。





原作を読んだオットと、未読の私とで観賞。



サスペンスの醍醐味を楽しむためには、荒唐無稽さは、そのままにしておいて、現実世界の状況とくっつけない方がいいのにー。監督の意思だろうけど、日本の社会に繋げたら、話の突飛なところが気になってしまう。



例えば人物の背景、状況とか。父の暴力のために母が自殺した、ってあれだけのシーンじゃ分かんないよう。寺尾聡の副長が首都にミサイルを向ける根拠と、部下を引き連れてこれた理由もよく分かんない・・・。純粋に絵空事として作ってほしかったデス。あ、これはたぶん私のせいだけど、制服モノだと大物以外が同じに見えて、しばらく人物の見分けがつきません。もっと名札映して~っ



真田広之の役は「仙石せんにんごちょう」なんですが、せんにんごちょうって漢字すら伍長?までしか分からず、この人の仕事はなんでしょうかと初っ端からハテナ。因みに正解は先任伍長=部隊における海曹士の勤務指導ばかりでなく、特に若い隊員については健全な生活を親身に指導し、また、海曹士の士気の高揚及び融和団結の強化に関して指揮官等に意見を具申する だそうです。



でも一番困ったのは、冷血な工作員のヨンファがあの場面で仙石の息の根を確実に止めずにいることね。それまで百発百中だったのに、ここだけ弾が急所を外してるし。あと、背中向けるか? んんんー、そりゃ仙石が最後に勝つんだろうと思って見てるけど、それにしても甘い。 女工作員も思わせぶりだったが弱かったなぁ・・・ あんなすぐ負けるなら要らなかったんじゃない?



でも真田広之バンザイ!って目線で見ると楽しいです。意外と顔が引き締まったままだなぁとか、背中も素敵とか、目がきれいとか、声もいい!とか。撮影では一番ツライ目にあっただろうなぁとか。



他にも谷原章介は、このところ情けないエリート役ばっかりね、吉田栄作の小顔&足の長さに今更驚いたヨ、佐藤浩市のスーツ高そう、とか思いながら見てたりしました。



そうそう、真田広之と佐藤浩市は同じ1960生まれ。一才下に中井貴一。40歳を越えると雰囲気で随分違って見えるものですね。芸歴のせいか中井>真田>佐藤 かと。



2005/08/13

井上トート・・・もありかもー

誰でもピカソ、10時からだった。ゴメンナサイ。



ちょこっとだけど、コロレド猊下・トート帝王の祐一郎あり。内野トートは触れてくれなかった・・・寂しいなぁ おお、トート閣下が井上ルドルフにちゅー!のシーンも。来月が楽しみで浮かれ気味だ。



ゲストで出た井上芳雄が、『エリザベート』でトート「最後のダンス」のワンフレーズを歌ってました。



たとえ泥だらけで無精ひげを生やしてても、爽やかな貴公子でいそうな井上くんトート! 



でもさ、もうちょっと男っぽくなったら、トートいけるんじゃない? これ、けっこうありうるんじゃない? ってか、いつの日か是非!期待します!



2005/08/12

日暮里駅の北斗星

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今まで全然気づかなかったのですが、日暮里駅にある橋(何て言うんだっけ。線路をまたぐ橋のこと)に「北斗星」とか「スーパーひたち」とか新幹線の図案がついてました。北海道がらみでちょっと嬉しい。再開発でどんどん駅前が変わっています。これは無事残るのかなぁ



昨日、実家からお裾分けでエビスビーが届きました。しばらく楽しい夕食になるわ・・・ 父さん感謝感謝、代わりに美味しく飲むよ!



何となく思い立って、iTunesをダウンロード。再生時の音がきれいかも。先日スタートした日本のミュージックストアはこれからですね。安くて簡単でいいけど、まだミュージカル系が全滅っぽかった。がっくりしてUSのストアを見たら、たくさんあって買いそうに・・・ 



ところで、今までリアルプレイヤーで聴いてたものをiTunesで聴こうとファイルをコピーしたら、文字化け。コードが違うとか何とか~ 手打ちで入れなおすのが案外早いか←私はまだまだアナログ派なり。



今晩12日夜9時。テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」 で小池修一郎特集。井上芳雄らも出演。祐一郎の歌う場面も映らないか?と期待して、録画スタンバイ済み。



2005/08/08

夏バテかなぁ

近況幾つか。



ここ数日、非常にだるいだーるーいーーー!です。体がどーんと重い。



いわゆる夏バテか。体温上昇を抑えるために、心臓が猛烈に働いてるらしいですね。なので体力のない者はへとへとになるとか。そりゃ私のことだよ。



ところで、昨日の夜中にまた地震。怖くてやだぁ~と叫びながら起きた。でも職場の人たちは気づかなかった派多数。えぇぇ、けっこう繊細なのか、私。



「趣味の王様」あるいはキングオブホビー(同じだってば)に挑戦します。マニュアル本を買ってきました。資格取れたらまたお知らせします。



2005/08/04

悪に魅了された夏

四季劇場「春」前にこんなものが。



下村スカーに肩組んでもらえます!



(パネルだけどさ・・・)050804_115502 誘い文句は



「悪に魅了された夏」! 



ただし会員向けのプレステージトークです。ぜひとも魅了されたいけど私はまだ準会員~ しくしく。



愛をありがとう~

『夢から醒めた夢』 8/4 アンコール公演(マチネ)



ぎりぎりの050804_115402 5分前に着いたのでロビー・パフォーマンスはゆっくり見れず。う。でもピエロは撮った。35度のなか大変そうだが、とりあえずその場にいたパフォーマーに手を振りつつ席へ。



今日はまずまず・・・のB席から。はー、泣いた泣いた。会場中が泣いてた。前列の一見ざ・とらぶりゅうのボーカルの人、のお兄ちゃんも鼻をじゅるじゅる(かんで欲しい・・・)させつつ号泣。観客のこころにある勇気、友情、親子愛、好奇心・・・ねたみ・・・ いろんな感情を、幻想のなかで見せてくれた。夢の配達人、ありがとう!



愛をありがとう~♪ 



ハラハラさせたり友情がきらめいたり。死んだあと、母親にさようならをちゃんと言いたい女の子と、入れ替わるピコ。天国か地獄か? 霊界空港で繰り広げられる白い天国行きのパスポートをめぐるやりとり・・・それに、オリジナルミュージカルの強みで、日本語のリズムがきれいにメロディにのってて心地いいです。作曲は三木たかし(津軽海峡冬景色♪のお方)、歌謡曲ぽい。歌いやすく、聴きやすいのです。



吉沢梨絵ピコが、絶品で! 元気いっぱいな優しい女の子そのもの、ダンスも歌もいい~!なんてかわいいの! 有賀光一の「メソの過ち」は、あぁ!ダメだよ!な場面だけど、盛り上がる曲に熱唱が光って良かったぁ。三枝デビルのオネエ言葉、野中万寿夫さんの華麗なヤクザ歩き~ くーっ、半纏が似合うヨ。暴走族は吉原光夫さん、初めて見ました。大きいなぁ シンバやってたんですね。似合うかも。



「二人の世界」のスモークの演出、振り付け、素敵☆ 女の子の友情っていいよね、うぉぉ ! 前後になってポーズするとこ、真似したくなりました・・・ 帰り道、この歌を歌いながら踊ってる3-4歳の女の子が。かわいい~ 家でもピコ!マコ!って歌ってるんだろうなぁ



心に響く度では、先日の「ライオン・キング」より上でした。戦争や飢餓で死んでしまった子どもを登場させたりして、社会派なところも。+愛と勇気盛りだくさん。子ども向けという点でもこちらもオススメです。ウエットな日本らしさもあるしね!



2005/08/03

コスプレ☆の威力

今日は薪能を観ました。台東区の文化行事で、浅草寺裏手の境内で行われます。



で、これを逃すと今年は浴衣を着ないまま終わる!ということで、オットと二人で着て行きました。観終わって浅草寺の写真なんかを撮ってたら、観光客(聞いたら韓国から)に写真撮ってと頼まれたのでした。あ、いいですよ、撮りましょうというと、いや一緒に撮りたいってことで・・・。おー、見ず知らずの人の思い出に二人して映ってしまいました。私もそういうことをする旅行者なので、ヘンな感じでした。民族衣装バンザイ! いつか海外も着物で歩きたいなぁ まずは名古屋帯で練習しなくては。



「田村」 坂上田村麿の信仰と武勲を表現。修羅能のなかでも珍しい勝ち戦で、めでたいんだそうです。田村麿の衣装が、さすが武勲をたてた武士。衣装の金色はまばゆく、面も凛々しいし、くるっと空中回転までする荒々しさ。カッコよいです。



「樋(ひ)の酒」 狂言。主人が、酒好きの太郎冠者・次郎冠者を隣り合った蔵にそれぞれ閉じ込め、これでひと安心と出かけるが・・・(次郎冠者の蔵には酒がある。主人は彼が下戸だと思い込んでいる) 酒に目がない二人が、蔵の窓に樋を渡してうまい酒を飲んでしまうという話。発声が分かりやすく、楽しく観ました。狂言って食べ物がらみが多い? 意外とあしらい上手に主人を笑い飛ばしているあたり、庶民だよなぁ



「胡蝶」 胡蝶の精が旅の僧の前にあらわれ、様々な花と戯れることができるが、春早々に咲く梅の花とだけは縁が薄いといい、僧に成仏させてほしいと頼む。これはとっても優雅で美しかったです。梅の花と戯れるようになったと歓び舞うところでは、衣装が水色の着物にオレンジ色の上着をさらに重ね、頭には蝶モチーフの冠をつけます。けっこう背の高い方でしたが、妖精に見えるんだから面白いです。



2005/08/01

ドカベンも読んでみようかな

『栄冠は君に輝く』asahi.comのココ 錦織健の迫力歌唱で試聴できます♪



去年は山奥ドライブしながら、決勝戦をラジオで聴いてたのでした。・・・甲子園にいたかったよ。



サッカーは楽しいし競技人口も多いけど、45分間緊張しっぱなしなのがつらい。その点、野球とか相撲は集中と弛緩OKがあって見やすい。あと、野球は球をゆっくり追えるし、展開も予想しやすいな。都道府県代表というのも、応援したくなる点です。



駒大苫小牧、プレッシャーすごかったでしょうね。優勝旗をチームで返還ってすごい! 



ほぼ日刊イトイ新聞にて、「おらが夏の甲子園」連載開始。楽しい。