2005/08/15

『WE WILL ROCK YOU』

新宿コマ劇場 8/13 19:00



QUEENの曲で進行するミュージカル。フレディ・マーキュリーLOVE! オットと観にいきました。



演目内容と新宿は合ってるのか・・・コレは帝劇でしてもイマイチよ・・・広すぎるし豪華すぎる。このコマ劇場、いつもは演歌の殿堂で、来月は北島サブちゃんの座長公演です。座席は円形で見やすそう。で、私たちは何と最前列のど真ん中でした。字幕ついてたけど見れないくらい前。ガイジンの迫力バディに悩殺されまくり&アンプの振動で耳だけでなく全身痺れた。



客層は思ったより中年層、QUEENにリアルタイムで触れた世代が多いようです。ちなみにママァ~♪で有名な「ボヘミアン・ラプソディ」は私が生まれた75年の曲。けっこう昔だったんだ。う。



コマ劇場に「フレディの像」があるっていうんで、一緒に撮りたいと思いデジカメ持っていったんだけど、場内にいたフレディ、あまりに似てない。撮るの忘れて帰ってきてしまいました。ミュージカル演出でも登場するんだけどねぇ 劇場外にあるほうは、高いところ過ぎて一緒に映れず。



キャストはオーストラリア/ニュージーランドの俳優が主です。スカラムーシュ役のピパ・グラディソン・・・あまりに前で見たせいで少女に見えない貫禄。金属系の声だったので絶唱されると失神しそうな気分になりました(悪くないけど)。





遠い未来、ロックは禁止され、画一的な思想、ファッションでいる限り安全(「ONE VISION」)だが、反逆者は「KILLER QUEEN」に洗脳され抹殺される時代。しかし反体制のボヘミアンたちは地下に潜伏し、自分で曲を作り、自分で演奏した時代「ザ・ラプソディ」にあった、伝説の「輝ける7つの海」にあるという、ギターを探していた(それがQUEEN)。・・・そこへあらわれるイケてない「ガリレオ」。彼は何者か?  



と、こんな感じで話は始まる。けど、話はまぁ深追いしてはいけない(ひどいから)。演出もまだまだ改良の余地はやたらありそう。でもでも。ともかくQUEENだから目をつぶろう。同じようにABBAの曲で作った「マンマ・ミーア!」に比べるとそれらの練り方が弱いのが残念。でもすでにフレディが居ないという喪失感が余計に舞台を盛り上げるようだった。



ボヘミアンたちはロックスターの名前を拝借して名乗ってて、オジー・オズボーンとかブリトニーとか(男)、マドンナとかポール・マッカートニー(サー!と呼んでね)とか。お遊びで。志半ばで亡くなったスターのシーンには尾崎豊が出てたり、ガ・ガ警察のスーツは「コナミ」とか・・・ 日本向けにいくつかネタもあり。



最後は観客の手拍子にのって歌うアカペラのWE WILL ROCK YOUに反応してギターが現れたかと思ったら、幕! えぇぇ幕って! と、舞台に「〇〇〇は聴きたいか?」と文章、そりゃそうでしょう~! またあの曲を聴いてない!そこからはQUEENメドレーへとなだれ込み、スタンディングで楽しく歌い踊るのでした。あぁフレディのぴったりタイツでくねくねパフォーマンスを見たかった。 ミュージカルではぴったりもっこり衣装はないのです。残念だよ!



見終わった感想としては、QUEENのコピーバンドが総出演する学園祭。というあたりかしら。何度も見たいとは(\12.600)・・・、一度見れば満足だ。後は自宅でCDやらDVDでフレディの声を聴いてようと思います。



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