2013/06/30

岩手県は広い気がします

見かけの距離より、時間がかかりそうな山道。海岸線もくねくね。



来月後半に、花巻空港利用のレンタカー移動、3日間。龍泉洞(泊)→浄土ヶ浜→宮古(泊)→遠野、というルートで岩手県にお邪魔してきます。



海の幸が楽しみ。ホヤとか、ウニとか。うふうふ。



岩手情報、随時募集中★ これ食べなさいとか、ココに行ったらどう、などなど。



『二都物語』読んでます。



レミゼで冒頭から死にそうになりながら読んだのとは対照的に、時々くすりと笑いながら展開にドキドキしつつ読めてます。地名になじみがあるのも、読んだときに頭に入りやすいんでしょうね。ニューゲートとか、タイバーンとかね。






2013/06/28

アース渦巻香2013 しっとり美しくマッチを消す男

咳も収束してきました。



さ、またまた素敵な方がご登場です。



こちらも。
『女神の恋』の裸足でシューズ、でノックアウトのみなさまー。浴衣からチラ見せのおみ足も、美しすぎですよねー。






マッチをあんなふうに優雅に颯爽と消す方が他にいるでしょうか!いいえ、居ませんわ!(反語例文)



あ、仕方ないことですが、商品がどーんと出てきて、祐一郎さんが見えなくなるのが寂しい・・・贅沢ですが。



2013/06/23

せ、咳・・・

低気圧なのか、それとも気圧が変化したのが効いたのか、疲れたのか。



原因不明ながら久々に咳喘息の症状で転がっていました。映画は見てきたので、感想書いておこうと思ってたけど、息苦しいので断念。



『二流小説家』
映画が三流で、どうにかしてよ・・・でした。隆也が、「遺留捜査」の糸村さんにしかみえない後半、いつ3分くださいと言い出すかとひやひやしたわぁ



『ギャツビー』
すべてがフェイクっぽい画質と演技なので、そういう演出なのだろうと納得させて帰宅。豪華さを出そうとして、かえって安っぽい画面になったという・・・あれれ。
レオはあと10年前だったらぴったりだったと思う。あれれ。
ヒロインに深窓の令嬢ぽさが足りなくて、ティファニーのジュエリーも輝ききれず。あら残念。
トビー・マグイワイアとエリザベス・デビッキ、よかったです。ジョエル・エドガートンも嫌な感じがよかったが、帰宅して、私と同い年と知りお口あんぐりでした。あ、レオとも同じですね。あれー、白人の方は年取ると貫禄がすごいわ。







2013/06/19

若旦那、大忙し

アース製薬さんがいなかったら、私の夏は暗黒だったにちがいない。



新Ver.ということで。さっそくYoutubeにアップしてくださった方が・・・! 昨夜、繰り返し若旦那祐一郎の働きぶりをつぶさに観察しました。みなさま感謝しております。



働き者ですわー!!








第三弾。
若旦那様から、ご一行さまへ歓迎の歌などがあることでしょう。いっそ、若旦那ワンマンショーでもいいわ。いや、それがいいー!! ゆーいちろー!



たのむよ♪(ぽちっ)スイッチ入れてっと♪」が可愛すぎるし、「明日もがんばろっ(えいっ)」なんて、が、頑張るわ!あたし頑張る!とこの世で一番か二番に嫌いな「頑張る」宣言しちゃうほど。



はぁ、指示を出す手の動きがエレガントねー。ここで働きたい。



「若」旦那ってことは。「大」旦那さまがいるのよね・・・ちがうの? 誰かしらね~? イッチーか、御大か(最近知りました。鹿賀さんが、ファンから御大と呼ばれてらっしゃるのを!さすがです)



しかし、この内容・・・祐一郎ファンへの贈り物としか思えません。アース製薬には、同士がおられるとしか思えず。とりあえず、我が家にはアースノーマットが2個あります、とご報告しておきます。




2013/06/18

週末はこんな感じ。

「女子会」っぽい感じを装ってみました。かわいいカップケーキをSATCをマネっこして、かぶりついていただきました。スペインワイン(赤)との相性も良くて、なかなか。



画像撮ったあとは、ただの<明るいうちから飲み会>でっす。



20130615
朝方の3時まで喋ってしまい、外に出たらカラスたちにギャーギャー鳴かれました。怒られた?



そして日曜は、札幌ドームでファイターズvs.カープ 勝ちましたーやったー!
(最後、どきどきしたわ・・・だって、1点差で満塁の大サービスするんだもの)



20130616
今週の目標は、睡眠十分に取る。「ギャツビー」と、「二流小説家」見る。あー、レオはもうちょっと若かったほうが良かった気がするけど、目の保養しにいくんだ。



祐一郎復活の日(その日はちかい!にちがいないわ・・・)のお祝いも、早くしたいわぁ 



2013/06/15

『レ・ミゼラブル』5/10昼-4 駒田テナの安定感

福井さんに会えなさそうな私ですが、先月のレミも楽しかった探しするんだー。



はい。駒田テナルディエ
微妙に不安定さをつむぎだす新演出版レミゼにあって、あなたはますます素敵なのね!と透徹の星空で北極星(一番動かないものねー)を見つめるジャベール殿の気持ちです。駒田さんの磐石感、安心感、ありがとう!



テナ夫妻、10日はご夫人が浦島りんこさん、11日夜は谷口ゆうなさん。で、私の好みはゆうな夫人です。こわかった・・・・!



りんこ夫人は、ちょっと可愛さが出るのですが、この演出では可愛くないほうが映えそうです。あくまでも、非情なるご夫妻でしたもの。
小鳥ちゃんとか、目が見えない人への仕打ちとか、分かりやすく弱肉強食なテナルディエのお宿でした。



ゆうな夫人は、可愛さを封印し、ドスをきかせるわ、リトエポちゃんとリトコゼちゃんへの態度の変わりようとか、完全なる児童虐待。ブラボー。



モリクミさん夫人も楽しいけど(今回は見れませんでした。スリムになった夫人)、テナ夫妻は愛嬌より、バルジャンとは全く違う目で世界を見ているひととして生きてほしいの。なので、谷口ゆうな夫人の悪人ぶり、好きです。



<わるいひと>という記号になっていたテナ夫妻を、<本気で情け容赦ない者たち>にリニューアルしてました。コゼットが可哀想っていうレベルを越え、早く助けなきゃ!と俄然、バルジャンを応援気分。



しかも、この夫妻に育てられたエポニーヌ・・・さぞ地獄の日々で育ったに違いない、と想像できます。そのわりに、可愛げがある子に育ったよねー。だからこそ、マリウスの腕のなかで死ぬときの笑顔がつらい。死ぬことより、マリウスに抱かれているほうが素敵に思えるのね。ウウッ 







宿屋の歌のとこ、私が見た日は特に手拍子などはなかったのですが、今はどうでしょう。ここらで客としても一息入れたいとか思いつつ、このオヤジに拍手するのって、ヒトデナシに拍手するみたいで躊躇するわぁ・・・ってところ?


衣装の見栄えは良くなりました、他の衣装もそうですが、発色がいいです。絵画っぽい色合いというのかしら。


映画では歌われなかったテナルディエの名曲、dog eats dog 日本語歌詞だときっちり対じゃないけど、オーバチュアのLook down look down♪が思い起こされる、


only the moon looks down/ the harvest moon shines down♪ うーん、いい曲。


悪人なのに一瞬、神々しくさえ見えるマジック。神さまなど、居ても見てるだけだ、と自分のみを信じる強さ。すごい。この一瞬に、テナルディエの生き方が凝縮されているよね。
(映画版で削除された。逃げるスリリングを消さないようにということだろうけど、残念だったなぁ カッコイイのに)


というわけで、以前より愛嬌成分がかなり減ったテナ夫妻の生き方ですが、こっちのほうがゾクゾクして良かったな、と。




2013/06/13

こ一時間ほど、キャスト表と時刻表を凝視

福井さんブログの微妙なお顔(ここです)を眺めてたら、(こうなったらジャベでもバルジャンでもどっちでもいい)みたいわーと思い立ち、飛行機の時間とキャスト表を穴があくほど見つめていました。胸アツの文章と画像がうまく繋がらないんですけど・・・福井さんとしては、OKなのかしら? もっとカッコいいはずだわーっ



でね、夏は飛行機が高いよね。夏休みのばかぁっ



夢やぶれたので寝ようと思います。福井さんにはまた会えるはず、と言い聞かせる。



博多は距離的にほんとに遠い。1泊しても遠い。行きたいのですが。
大阪、季節的に北国育ちには地獄であろう・・・
名古屋、うーんうーん(キャストの組み合わせがぁ)







2013/06/11

『レ・ミゼラブル』5/10昼-3 コ、コゼット?

レミゼを見始めた頃なんか、コゼットのことは刺身のツマ(それ以下か・・・ひどいわたし)くらいに思っていたのでした。あ、いたのか程度で。失礼でしたね、裏声高音でビブラート効かす方も多くて、人形みたいねと思ってました。



新演出のコゼット、もしこれが初見だったら、こういう<外に出て行きたい女の子>と受け取ったと思うのですが、あまりに急に積極的な肉食系女子に変わったように見え、ついていけません。



・バルジャン、お迎えで着せたドレスは喪服じゃないのねっていうか。ドレスでもなくて、外套ってことかな。色はきれい。
・成長したコゼットの衣装、これもマリウスと色が揃っていて、きれい。きれいだけど、あ、パパに保護されてる聖少女っぽさが少し薄れた。



・何じゃそれ(ぷぷぷ)と笑っていたはずの、マリウスと手と手を合わせる演出が消えました
チューしたよ! 日本人のつもりで見てたら・・・フランス人だった!と気づかされました。フランス人、フランス人だもの。



・そのうえ、コゼットったら屋敷の裏にマリウス連れ込んだーーーっ わぁぁl!!
(積極的すぎて、顎あんぐり)



・悲鳴を聞いた!と駆けつけたパパに対して。
愛してるけど、私は真実が知りたいの!という切実な旧版のイメージとは違い、反抗期の嬢ちゃん、親につかっかるの図、に見えます。
庭のベンチに座って、足をブーラブラさせてたんですけど・・・・お行儀悪い。



旧も、反抗期といえば反抗期だったはずですが、そこには父親への愛情が確実に感じられました。お互いに思い合っているけれど、子離れする時期が近づいているんだなって、(バルはまだ気づけてないけど)観客には判るような。



人形みたいなコゼットはつまらないかもしれないけど、バルジャンが命をかけて守る、と誓った娘がこんなアバズレ風なのはかなしかったのー。まぁアバズレは言いすぎだろうけど、修道院育ちで世間ズレしてる嬢ちゃん、を維持してほしい。
コゼットは、おとなしそうに見えてけっこうしたたかね、というくらいの、これまでので十分と思うな。もうちょっと、天然に可愛い感じ、を残してくれたらと思います。



■マリウス~♪ 原田マリ、初めてでした。


硬めでしょうかね。落ち着いてます。エポニーヌの気持ちもなんとなく気づいてるかも・・・なんて思える落ち着き。


ふざけて~♪のとこ、兄ちゃんの雰囲気でした。天然系マリウスのほうが割りと好きなもので、原田くんはアンジョのほうが好きかも。
天然系の金字塔は禅さんマリウスで、ついで泉見マリ。藤岡マリも、私には天然系。みんなかわいい
声が、こんな声でしたっけ?という低めに抑えてたのですが、他の方はどうなんでしょう。天然系マリだと、もっと<カワイイ>声だったかと思うのですが。


・窓に石。割れなくて良かったね・・・(私だったら、石投げてくる学生なんて、行儀悪くて会いたくない
・塀を上りかけて、下りて。のドタバタ演出は無くなりました。なるほど。


・エポニーヌとの重唱は、やっぱりいいよね~ 切ない。切ない。


硬めマリウスは、恋に落ちたあたりはイマイチでしたが、戦い終わり、一人残ってからが良かったです。あ、もう大人になったねと思えます。家の財産を使って、貧しい人のために活動して行けそうな、現実対応できそうな雰囲気です。これもまた良し。


■昆エポニーヌ。
大幅な変更点は気づきませんでした。歌のなかにエポニーヌの感情が込められている分、変更しにくいのかも。


想像したように、ちゃんとエポニーヌしてました。自分色を出しにくい役なのかもしれないですしね。昆ちゃん、高音がきれいな方と認識しているのだけど、マリウス同様、歌声が低め設定です。どうだろうか、これ。


なぜミュージカルを観にいくのか、の一つに<素敵な歌声に浸かりたい>というのがあるので、あまりに声の美しさよりリアルさを求めるのは、好みではない。時と場合によるのはもちろんですが、オペラで言えば名アリアですよ・・・美声で聞きたいなぁ


■上原アンジョルラス。
カフェ(地下になりました)に遅れてくるマリウスからの、一連の流れ。


アンジョが一学生っぽかったよと聞いていたものの、上原アンジョだったせいか、十分に目立っていました。上原アンジョ,いかにもなキラキララ系じゃないのに、存在感と艶があるというのかしら。学生でありながら、カリスマリーダーっぽいのですよね。カッコいい。華があるわー。あたしもついて行きたい!と思わせる存在感です。すてき。


賛否あります、あの大八車。私はガーンと衝撃を受けつつ、<無駄死に感>がより強烈で、悪くないと思います。逆さ吊りも衝撃的ですが、回さなくてもいいじゃん・・・(可哀想!拍手とか辛い→演技に対して拍手したけど、でもちょっと変よね)と思っていたので、流れとしては新演出のほうが納得できます。


無駄死に感が強まった上に、女性たちの悲しみの歌が入ります、ますます虚しさが増幅されていいんじゃないかしら。


理想のために死んだと賞賛する気はないのだけど(生きて社会を変えるほうがいい、マリウスにはしぶとく長生きしてほしいもの)、戦いが無意味だったようにばかり見えるのが、何とかならないのかとも、同時に思います。その辺は、観客の気持ちに任せるということでしょうか。


2013/06/10

『レ・ミゼラブル』5/10昼-2 鎌田ジャベ、また会いたい

■緊急登板2、鎌田ジャベ。



福井バルに会えなかったことは残念ですが、鎌田ジャベが見られて良かったともいえます。とっても良かった。(札幌出身、私と同郷の方ということで、今後も応援しましょ
プロフィール見ると身長175センチとありますが、華奢ながら弱々しい感じはなかったです。



確かに、翌日見た川口ジャベのほうが、役への理解を表現に出来ています。ただ、この短い期間でここまで出来るのであれば、次は正式にシジャベとして凱旋してほしいものです。



カラダの線がほっそりしてるのとか、感情をあまりださない感じでしたので、今ジャベ(ちょっとマイルド)風味。



自殺、のところで突如崩壊するタイプ。混乱のあまり、冷静な顔して狂気に飲み込まれていく感じというか。哀しみを強く感じるジャベでした。



自分への怒りに苦しむ禅ジャベのように激しいジャベも良いし、理想の自分の幻想に生きる岡ジャベも良い、そして、崩壊するまで普通の顔している鎌田ジャベも、良い。
とりあえず、歌声に関して言えば、映画のラッセルジャベより鎌田さんのほうが、説得力ありました(よっぽど、私、ラッセルジャベに納得できてないのだな・・・)



■ヌ、ヌンチャク?→足枷でした。



対決のところで、チャランジャランと金属の触れる音がしていて、ジャベが両手で鎖を広げていたので、まさかの、ヌンチャク!と初見の日にびっくり。翌日ちゃんと見たら、足枷でした・・・



力持ちって知ってたのに、なぜ1人でくるか!といつも以上に不思議なジャベである。いきなり足枷をジャラジャラ言わせるのは無理があるよ。警棒だよ、警棒。
鎌田ジャベが細身なので、余計に勝ち目なしの雰囲気が強い。吉原バルも、まったく眼中になしのツレナイ態度。必死に、俺とお前は同じなのだーと叫んでますが、やはりジャベの耳には届いてなさそうです。
バルジャン、とにかくコゼットを助けに行かねば、という思いでいっぱいのよう。



この回については、対決の声の掛け合いは、迫力少なめ。こういうとこは、もうちょっとギア変更して、気合入れた声のほうが良かったですね。



そして、椅子も壊さずに素手でジャベールをぶん殴って行きました。気絶させた後の、申し訳ない表情をするバルジャン、後半のジャベールを逃す場面へとつながりそうです。


そういえば、仮釈放のとき、荷物や服は地面に投げられてませんでした。囚人の待遇改善されたのか。


■ワンデイモア。
実は、アンジョルラスが台車に乗ってるよりも悲しい変更点でした。


隊列の動きが複雑になったのなんか、どうでもいいの。
バルジャンが、コゼットにあげた人形と、司教さまにいただいた燭台を大事にトランクに詰める場面が!なくなってしまいました。うわぁん。
ここまで、どういう気持ちで過ごしてきたのかが端的に判るシーンだったと思うのですが、なぜ無くなったのでしょう。マリウスとの新しい世界を思いながら、側にいる父への愛情もあるコゼットのはすが、わりとマリウス>>父ちゃん。って感じの動きにみえました。イヤイヤ風。


ここで燭台ださないでいたら、最期の場面でともした蝋燭が盗んだ燭台なのが、伝わりきらないのでは? 
心のよりどころなんだと思ってましたが、見える形での信仰心がなくなったのが残念です。信仰であって、目標であって、あれはただの物じゃないはずだが。うーん。


ジャベールの腰に巻いてた赤い布も無くなりました。シュっと巻いて学生たちの列に混じるの好きだったなぁ 地味~に混じっていったな。


やるのはナイフか!
バルジャンに復讐しろとやけっぱちなジャベ殿。意外と死にたくないって思ってそうに見えました。
何も判ってないな。
これね! 吉原バルのいいところ、この言い方がとっても良かった。


またご登場の祐一郎バルなど、つい高貴な雰囲気がかもし出される関係上、このセリフが<判っているひとから、判ってないひとへ>という風に見えるのです。そういうつもりで言ってないのかも、と思いつつ、祐一郎バルがつい立派に見えるから。


だけど、前述のとおり吉原バルは叩き上げの方ですので、ものすごく謙虚に聞こえるんですねー。面白いな。
自分も判ってる訳じゃないけど、君は俺のことを判ってないし、君を憎んでもいない、ただ静かに生きたいだけなんだ・・・というように見えます。すごく困っているように見えるの。殺したいなどと思ってないんだ、と。


この<俺も君も普通の人>なんだっていう吉原バルに、ジャベが衝撃受けてます。
職業的人格と、自分自身を一致させようと努力してきたジャベールにしたら、それは単に職務だし、職務は理解してるから、君そのものを憎んでないんだというバルの理解が、思いもしなかったことだったのですねー。


ジャベールの髪型が美しいポニーテールじゃないせいかのかもですが、セーヌ川の上で取り乱す警部殿の乱心のさまが、旧版よりもぐっと迫ってきたように思えました。この点でいえば、<芝居がかった>旧版のジャベよりも、鎌田ジャベに関しては好印象です。


でもって、ワイヤで吊るされてたのかな? 虚空に飲み込まれていったジャベールが可哀想でなりませんね・・・ 愛を知っていたら! さようなら、ジャベール。


うーん。新演出版が始まったばかりなので、この先の変更も多々あると思いますが、バルジャンとジャベールが表と裏、のような雰囲気が薄かったです。
どのあたりに原因があるのかが、うまく判らないのですけれど、ひとつはジャベールの屈折感が足りなかったからかな(→だとしたら、公演重ねると変わるかも)


良くも悪くも、ジャベール殿も<普通の人>らしさが強かったかもしれません。
希望としては、<普通の人>であるけれど、ちょっと異質な感じ、が出ると更に良し、と。



2013/06/09

『レ・ミゼラブル』5/10昼-1 キャス変で吉原ジャベ

バルジャン:吉原光夫 ジャベール:鎌田誠樹 マリウス:原田優一 コゼット:若井久美子
テナルディエ:駒田一 M・テナルディエ:浦島りんこ エポニーヌ:昆夏美
ファンテーヌ:和音美桜 アンジョルラス:上原理生
ガブローシュ:加藤清史郎 L・コゼット:近貞月乃 L・エポニーヌ:北川真衣20130510



映画も観てない(さらにミュージカル自体も初)という友人とともに、2階席からの新演出版レミゼ、初観劇。



→福井ジャベ&吉原バルで取ったものの、福井さん怪我などなどなどのため、キャス変となった公演でした。



心配しましたが、友人いわく、展開が速かったけど(話の流れは)判ったよ、とのこと。音楽で盛り上げるミュージカルは気にいってくれたようで、そこは良かった。



変更点について、もっと詳細にレポしてくださっている方もたくさんいることですし、私の記憶も若干怪しくなっているので、雑感メモメモ。



■セット
左右の袖の先、客席のほうにも町並みが作られてました。ワイド画面。


旧版で舞台前面の地面から顔を出すテナ夫妻が、上手側の建物窓から歌いだす。
ガブローシュが、下手建物の上で歌う。


右に左にいろいろ観なくちゃいけなくて、疲れました。群像劇なので、いつも色々観てたいのに、さらに首を動かさないと観れないところから演技されると、ああ!全部観れない(泣) イヤじゃないが、必須というセットでもないような。
回転バリケードがない分、こういうところで高さを出したのだろうと解釈してます。


年と場所、出なくなったのねー。街並みの背景をリアル系でだすなら、出しておいてもいいんじゃないかしら。


下水道の背景映像が、グイングイン動いて、目がまわりそう。旧版は、何も背景になかったのに、水の音と照明でうまく見せたなと改めて気づく。そうしたいなら、すればいいさ、と思います。背景がリアルでも、物語がリアルになるわけではないのは、覚えておいてほしい点です。


■地面掘ってない。
船でも問題はないけど。地面ほじほじしてる祐一郎バルが好きだったなぁと思い出す。


ザッバーン!リアル波映像に、いきなり驚きます。東映の映画が始まる気がする・・・


■バルジャンの髪型。
吉原バルしか観てないのですが、五分刈り、傷あり。他のバルジャンはどうなのかしら。


■音・・・音が。
きれいになったと聞いてました。確かに。流れるような音色、まさに<映画のサントラ>という感じです。全体的な感想でいえば、


もの足りません・・・!!


聞きなれているから、というのが大きいのかしら? オーバチュアのド・ドーン!の、あの一音の迫力がこぎれいな音になっていたのは、旧版が遠くに行ったことを体感しました。さみしい。
太鼓、ずーっと役者さんが叩いてるんですね。それはそれで、面白いと思いつつも、地響きみたいな金管とドラムの畳み掛けるような音が好きだったのよ。


いろいろ旧版と音が違ったはずだが、独白のとこで、キラキラキラ~♪という装飾音が聞こえた気がします。どの歌詞のとこか思い出せないんですが、今度行けたらちゃんと聞こう。


■吉原バルジャン、いいなぁ
大きい。熊のように、のっしのっしと大きくて、いい。


歌声、彼を帰して、の不安定さが払拭されれば(しかし緊急登板なので贅沢な希望)全く、心配なく見れます。


演技の熱さは、(好きでしたー)別所バルのようで。声質は、今井バルに近い。ですが、時折高く広がっていく声を聞くと、祐一郎のこともふと浮かびました。後述します鎌田ジャベと同じで、ものすごい伸びしろを思わせます。これからも長く演じていただきたい。


市長殿。
これまた祐一郎バルと比較してしまったのですが、すごく叩き上げっぽい! いいですね。最後まで、一生懸命に生きている人、という雰囲気をまとっていて、颯爽として登場する市長ではないの。そこが吉原バルのすてきなところ。


裁き。
逡巡するなかに、普通に思うであろう<捕まりたくない>という保身がぐっと見えるあたりも、おお、いいねと思います。この時点では、とにかく別人として生きて成功して、人を助けて、ということで神にむくいようとしてたよう。


吉原バル、最期にいたるところまで、俗人さを捨てない人間くさいバルジャンだったかも。


父親として。
コゼットが<そこまで大事にしたい娘さんだろうか・・・>だったので、コゼットのため~♪とこっそり去るバルジャンが不憫。ハエ殺して遊んでた子(コゼット)だから、やっぱり逞しいのかもしれません。
→コゼットを現代風にしたとか聞きましたが、これ時代劇だよね?


不憫さでいえば、今回はエポニーヌのほうがストレート不憫な子でした。


若いだけあって、最後まであまり死にそうになかったですが、最期、に関しては実年齢が高い方のほうが馴染むのは仕方ないですものね。と、また祐一郎バルの素敵な死ぬ場面が脳裏に浮かぶ。この場面がしっくりくるまで、演じてほしい。


旧:まぶしいピンスポットに照らされるバルジャン、愛するコゼットマリウスに託して、安らかな神の国へ旅立つバルジャン。心なしか、まばゆいスポットライトのライティングも変更されてたような。自信ないけど。


ええ?と思ったのは。お迎えが来たときに、スッ!ヨッシャ!と非常にすばやく立ち上がったので、し、死んだはずだが・・・と一瞬疑わしく思えたところです。もうちょっと、生きてる感を消したほうが宜しくありませんか。他のジャベの死に様を見てないので、演出なのか吉原さんのみなのか不明ですが、気になる。


さらに、良く頑張ったねという顔で迎えに来てくださった司教様に、やっぱりドモ、オッス!と言ってそうに、さくっと頭を下げたところ。長く険しい道だったはずだが、え、司教さまにその挨拶?? 私が新人教育係りだったら、もっと恭しくお辞儀なさい!って怒るわ。


ワイルド系ながら、歌声のなかに繊細さもあって、とても今後が楽しみでした。最期、でいきなり元気だったので出かけた涙が戻りそうでしたが・・・
四季で拝見したときは、暴走族さんだったので、こんな方だったのねと目からうろこが落ちた感じがしてます。詩人なブログの文章も気になる方です。




2013/06/07

肩こり脱出

レミゼのことも書いておきたいと思いつつ、全部たどるといつまでかかるのやら。週末にお掃除に飽きたら、ちょこちょこ書いてみようかな(お天気がいいらしいので、掃除したい)



視覚をリアルにしただけじゃ、物語はリアルにならないのよね・・・ ああ、やっぱり書き出すと止まらなくなる。今日はやめとこ。



ここ10日くらい、ものすごい首・肩のコリで歩くたびに響いて泣きそうだったんですが、だいぶ楽になってきました。何だったんでしょうね。ストレスかなぁという気もします。



自主浦井祭で、今日は『薔薇とサムライ』2幕観終わりました。



浦井くん普及活動したいのですが、これをいきなり友人に見せるのは、どうも私の<浦井くんってこんなに素敵>がうまく伝わるか、なんだか心配・・・



エリザのルドルフあたりが、王子なの~♪でいい気がする。可愛いなら、アルフレートでもいい。蜘蛛女のキスのヴァレンティンでもいい。
しかしシャルル殿下ー。カッコよさがチラリのチラリズムで、テンションの高さばかり目に付きそうだわ。私は好きだけど、でも古田新太がセクシー担当だし(ふとももー)、StarSコンサートDVDから始めたほうが良さそう。そうしよう。



ものすごくサボっていた簿記のお勉強再開、いや・・・浦井くんが簿記1級と聞いて。すっごく難関というか、難しいはずだよ。尊敬。
ロジックで考えるの得意なのかしら(あんなトーク展開してるけど。実は) 簿記、私は最初の一歩を始めたとこ。







2013/06/05

きらきらきらきらきらきらきらきら★

6/1昼の浦井健治FCイベントは、和やかで楽しく、かつ、浦井くんが眩しすぎてお人形のようにきれいで、このまま死んでしまいたい・・・。



・浦井くん、けっこう言葉を言い間違えるのねー。Taboo14とか・・・(ほんとはTatoo14)
・舞台ではしっかりした体格にみえるのに、目の前の君はほっそりしている。何で??不思議です。
・顔が近すぎました。あまり近いと、焦点合わなくなるかと思いました。
・前日までは、「こうしたい」と思っていたけど、全てぶっ飛びました。魂抜けた。
・浦井くんが輝くために、いいお客になって観るわね!(ダメなときはダメというわ・・・うーん、そんな日はないと思いますが)
・落ち着いてお話してると、年相応の男性なのです。真面目で一生懸命。それから、愛!
・ますます大きな俳優になりますね。応援してますーっ
・きゃー! てか、可愛い笑顔だったぁぁ にこにこ。
・お隣同士になったファンの方たちとも、楽しくお話できました。ありがとうございます。



↑翌日、友人Gちゃんとヱビスビール博物館で駆けつけ2杯の美味しいビールを飲んで、すっかり酔っ払いになり。ひたすら、SrarSと浦井くんのキラキラさを語る一日を過ごしていました



あ、嘘だ。
土曜日の夜も、友人Lちゃん相手に、StarSと浦井くんのキラキラさを語りました。



お相手してくれた二人には大変感謝。満足です。



ひとり浦井祭@札幌会場ってことで、『薔薇とサムライ スペシャルed.』を入手して、シャルル様のテンション高いお姿を拝見しておりますよー。いま、1幕終わったとこ。



ゲキシネでも観たけど、浦井くんだけをフォーカスしてみると、さらに面白いことになってるのが良くわかるわぁ



観終えてから、「あなたと浦井健治」を観ますっ 楽しみ楽しみ!!



そういや、レミゼの感想も残しておかないとねー。なんか、またキャスト降板なのね。いい舞台を作っても、こういうことがあると、台無しになってしまう。



2013/06/03

『三大ミュージカルプリンスコンサート StarS』5/12-8 フィナーレ

■Bridge Over troubled Water 



静かに、力強く。自信に満ちて。歌声のなかに真摯な姿勢が現れるというか。3人の声が重なって大きく広がっていく。



大丈夫だから~僕はいつも君の側にいる~♪ ずっと~♪



このフレーズは耳に残ってます。3人が側にいてくれる、と心強くなれる。
とってもキレイなハーモニーでした。音階の変化にそって、自分の心も上昇していくみたい。



■This Is The Moment



CDで聞きなおすと、ちょっと印象が違いました。コンサート会場で聞いたときは、ミュージカル寄りの編曲だったんですねー。CDのほうが、ポップスアレンジで。
舞台で歌われる、熱い感情の歌とは違い、ゆったりと優しい曲でした。



やさしい曲で、終わったので・・・
なんとなく、燃え尽きた感が足りないーっ



拍手拍手のアンコール。
たしか、アンコールの時に。育くん舞台にもどってきて側転したー。とっさに慌てて、怪我防止のために支える姿勢になる芳雄くんのやさしさが、またまたじーんだったっけ。



芳)今日はお客さんに感動させられっぱなしで。あっという間で。たのしかった!
健・育)たのしかった。
育)おわりたくないっ



芳)はずかしいけど・・・熱いものが。StarSって、俺の青春だな!って。
(何歳でも青春は青春!みなさんもですよー!)



■アンコール~Gleam



最初に聞いたときとは、もう違うわ!(私この曲、知ってる~踊れる・・・と思う!)



きゃーっと大歓声が沸いて、立ち上がり。きらきら★いっぱいで、みんな楽しそう! 私たちも楽しすぎるーっ



テンション上がったまま、この気持ち、まだおさまらないーっ 拍手!拍手!



芳)StarSで良かったね。名前・・・プリンスリーだったかもしれないんだよね。
この三人でよかった!
コンサートでさらに絆が・・・

育)お茶目な部分が多いけど、メールしたり、忙しいなかカフェにあつまってミーティングして。
自分たちで全て考えて・・・
お二人の取り組みをみていて、今の位置におられるのは・・・素敵な二人とステージに立てて誇りに思います。

健)(ろれつが回っていない!)こんな二人に支えられて。お二人にどれだけめいわくをかけたことか・・・
育)健ちゃんがいないと、この空気にはならないよ。


ひとしきり、健ちゃんがこれまでお客さんを何に例えたか(失敗例)を挙げる。蛾、線香花火。


育)(そんな健ちゃんは)StarSのムードメーカー!

健)人間ってあったかいな。人間ってなんだって出来るんだな!
お客様の愛をこれだけ感じたら、ぜったいに後悔させない舞台を見せなきゃいないっ


拍手ーっ!!


このままじゃ終われないよねーってことで。もうい1曲ですっ


バンドメンバーと、ダンサーさんたちを呼び戻し。あ、揃ってTシャツだー。


■アンコール2~今ここにいること


イマココー!!!!


楽しすぎて死ぬかもしれないと思いながら、サイリウム振り回しますよー!


途中で育くんが、ジャンプ!ジャンプ!って叫んでて、必至のジャーンプ。してみた。


何度も、イマココにいる奇跡、って会話のなかでも話していたけれど、3人が考えて作ってきたものに、私たちが反応することで、完成したよね、という自負のような。ちょっと誇らしく感じました。


帝劇では、ジャンプしたりきゃーって叫んだりしないけれど。
みんなの心のなかには、ジャンプしたり歓声をあげるキラキラ★もたくさん詰まってるんですよね~♪


アンコール曲でも、客席リズム指導員:育三郎先生。がリズムを逃さないように、リードしてくれてました。ありがとう、育くん!
育)LOVE YOU!! ダイスキデスッ
芳)ラブユーッ


ありがとうございましたーーーっ


何ももらさずにDVD収録してほしい~ 素敵すぎた。素晴らしすぎた。


カーテンコール(というのかな?)何度もまたステージにもどって、挨拶してくれる3人。


芳)この熱い声援があれば、またもどってこれると!


2013/06/02

アワアワ〜

アワアワ〜
今日は友人とビールでお喋りな一日。浦井くんたちのキラキラ加減を押し付けアピールしてきました☆

さて、札幌に帰りま〜す。