2010/09/30

『エリザベート』9月-2 ミラクル禅フランツ

七変化、海賊から皇帝陛下(オーストリアもフランスも)、はたまた職務に忠実な警官、いやいや愛を見つけた堅物学生・・・、あ、研究ばかの教授にまで。



石川禅さーん。



シシィ役の朝海さんが、演技力というか、ううん、力技で少女時代を演じている。その後に禅さんを拝見すると、演技以上だわー。もう化けてるとしかいいようがない!



厳しいママのサポートつきで、生真面目な顔して職務をこなす青年皇帝。シシィとの出会いのときも、とってもお若い。
肌の曲がり角も過ぎた私としては、この輝きの秘密を知りたいものです。シシィよか唇もフレッシュ♪つややか♪ やーん。



○年目・・・とルキーニが言うたびに、登場する禅フランツも年を取っていくのが明らかなのですよ。年数が経っていくにつれ、貫禄が出てまいります。お髭も立派に、衣装も重厚に。体まで大きくなったかのように感じられてしまうのよ。



■いちばんミラクルなのが、声。いかにも年取った風になるのは、晩年の「夜のボート」で、それまでは少しずつ変化させていくのです。どうなってるんですか、微妙すぎて私には書きあらわせません、ごめんなさい。



でも、観た方はきっと分かってくれるでしょう。禅さんったら、ちゃんと少しずつ年を取っていくんですよねぇ



当然、歌そのものはお上手です。そんなの言うまでもないですね。
今回の2回聴いたところでは、最後通告されるところでも、皇帝らしく感情は抑えた態度のなかに、疲れた・・・癒されたい、愛してほしい、という弱気をチラ見せという高度な技を繰り出しておりました。たまらん。



一人にしてくださいって言われた後の様子も、陛下は受け止めている感じです。凹んでもいないし、怒ってもいないみたい。ただ、何が最善か考えていると言った風情でした。



1幕の最後、あの星型アクセでまばゆいシシィに心奪われ、私と共にいてくれるのか!と嬉しくなった次の瞬間、「私の人生は私のものー」とあっけなくフラれちゃう姿に、キュンとしちゃう。
君は強情な子が好みなのかい・・・ママみたいにさ。



皇帝としての責務を果たしたいというのは偉いのだが、女心までは気が回らなかったのよね・・・ 優しくしてたつもりだろうけれど、方法が間違ってます!嫁と姑なら、嫁の味方しなきゃだよ。それだけが残念なお方よの。



悪夢場面で髪を振り乱すまでは、シシィの横にいる人という感じの登場が多いのが寂しいところ。シシィの邪魔をしないように、陛下のお心を表現されてますね。大変に控えめです。



この場面、トート閣下・皇帝フランツ・ルキーニで私としては「祭り」気分。



ゆっくりと上着を脱いでルキーニに渡す姿が、お育ちの良い皇帝陛下らしくて面白いです。
トート閣下は余裕しゃくしゃくですが、何となくずっと皇帝をライバル視してたのかな?と思うような言い方。お前に出来ないことを、俺はできる! けっこうなライバル視では?



陛下の「ナイフだ!」はツライですね。ジャケットを脱いだ仕草と違いすぎの必死すぎる奮闘ぶり、これは愛ね・・・ 受け止めてもらえなかったけど。



何度も思うこと。禅さんのべたべたに甘い恋の歌(もちろん恋は成就ね)聴きたい。若い皇帝でもなく、老人の最後の訴えでもなく、実年齢に近い感じでヨロシク・・・うっとりしたいの。もちろん主人公で。



2010/09/28

エリーザベート! 求む、救済。→解決。

追記:おかげさまで、譲渡先が決まりました。ありがとうございました!



譲渡版に出す前に、先にこちらでお願いします・・・。念のために取っていたのを忘れていました。重複してしまったチケットです。



『エリザベート』
10/11(月)13:30開演@帝国劇場
B席、最後列(50番台)1枚。4.000円。

郵送料と、振込み手数料のご負担をお願いいたします。



席は端も端ですが・・・どなたか行ってくださる方がいたら、ご連絡ください。
メアドは右端「メール送信」を見て下さいませ。



本日は23時まで、明日は19時以降のお返事となります。



よろしくお願いします。



追記:おかげさまで、譲渡先が決まりました。ありがとうございました!







2010/09/26

『エリザベート』9月-1 初心にもどる

寝かせすぎたような気もしますが、9/4、9/5と観劇した『エリザ』メモ。



■何度目だとしても。



この作品を数年にわたって観てきたため、物語の進行そのものは分かっているんですよ。再演ごとに、衣装やセリフの手直しは多少あるものの(あと、聞き分けられてないけれど、きっとオケの音も)、基本、同じお話です。



次の音、次のセリフが分かっていることを確認して何が楽しいのかと言われますと、はい、なぞってないんですとお答えしたい。ほんとだヨ。



これは、私がかなりボンヤリしているのが影響してます。記憶力がちょこっとしかないので、いつでも新鮮。それと、いちおう新鮮な気持ちで観ようと心がけているせいもあるかな?



とまぁ、どうして何度も観ているのか、それを何故だか凄く考えてました。



・・・そんなことを考え始めた理由、それは。祐一郎が素晴らしかったから! 



観る度に進化している、その努力や真剣さが、涙が出てくるくらい今回の鑑賞時に感じられたの。手抜きしてるとか、手馴れた感じがないの。



このお方は、「帝王」とか言われていて、その名にはじない実力を持っている。私に遠征費をかけても大満足、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれています。



でもでも、きっと、祐一郎さんは、これが最後かもって思いながら舞台に臨んでいるような気がしてならないのです。



■それは、他の方たちも。



祐一郎メインで観ているので、とにかく祐一郎絶賛の2回分だったけれど、他のキャストの方たちも、目標の到達点が高い。ハードルが高いです。



それだけ、この作品には観客も含めて燃え上がらせるものがあるんですね。



■今回は嫁姑問題が気になりました・・・。人生相談だよ。



観ている自分の心が反映されているのか、今回は嫁姑問題が我が心を掴んでしまい、その意味ではシシィにものすごく同情してました。意外と初めてかも。



それまでは、夫婦の愛情問題レベルだったんですけど、『婦人公論』並みに、嫁と姑♪が気になりすぎだったわ。



両日とも朝海シシィ。


割と朝海さんは女っぽさより少女らしい生真面目さや傷つきやすさを残していると思います。なので、それが「お母様」と対立していくのが切なくてー。どちらの言い分も、それなりに分があるのが、どうにもならない・・・ああ嫁姑問題。ふふふ。


朝海シシィのステキなところは、お母様と対立しても、ドロドロ感が出ないところですね。あくまでも、私の自由vs.敵っていう捉え方のように思います。しかし、真っ直ぐでありながらどこかまだ人を信じたいという気持ちが垣間見えます。


例えば、フランツに最後通告する場面でも、これが彼を傷つけることは分かっているけれども、引けないんだっていう覚悟。「夜のボート」では、二つのボートよ♪って歌うあたり、フランツの気持ちを理解しているけれど、自分をころして合わせられないという言葉。


お二人とも、頑なすぎてじれったいわ。


シシィも皇后向きじゃないと思いますが、フランツだって向いてないんじゃ・・・お母様が排除できなくては、市民運動も操縦不可能でしょう。


母より嫁を大事にしなければ、とまさに人生相談員の気分で叱咤激励して観ました。政治的にシシィを利用するなら、お母様には引退していただくべきよ、フランツ!


そんなママ大好きなステキ・ミラクル禅さん・フランツについては、次回。


2010/09/24

くたくた1週間

何もしてないのに、なぜだ。休みすぎか。



職場のレイアウトが変わったので、右往左往して、無駄に疲れが増しているのもある。
自分のペースで動けなくて(傍目にはものすごくマイペースだったとは思いますけれど)、もやっとしている面もあり。



明日は歯列矯正の説明を聞きにいって、どうするか決めます。元気が残っていたら、着物の着つけ教室の相談にも行きたいところ。



と言うのは、オットがステキな反物を買いまして、いま、非常に着物熱が! 



私の着物は実家の箪笥にあるものでいいの。しかし自分で着れないのが大問題。ずーっと波が来たり去ったりしていた着物熱、そろそろ出してもいいんじゃないかと思うわ。背が低いことが嬉しいって、あまりないものね~(お下がり着れる可能性大なので)
とりあえず、木綿の着物でいいんだけどな。



では良い週末をー。



2010/09/23

1.2キロのいくら

今年はいくらが安いー。4腹を一気に漬けました。



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一日置いて、しみたら冷凍しちゃいます。道民に返り咲いてよかったことのひとつですね・・・いくら山盛り! きゃーっ



(参考までに、今日のお値段、100グラム275円。1.2キロで3000円少々 タッパー6個になりました)



2010/09/22

3位キープ

昨日(21日)は、札幌ドームにファイターズvs.バファローズを見に行ってました。



最後、ドキドキでしたが勝利!



こっそり応援してるBsの岸田投手が抑えに早めに出てきたのがねー、



今シーズン初の岸田観戦だったのに、こんな順位争いギリギリの試合ではこっそり応援もできなかったわ。それに岸田を打ち崩しての勝利だったので、ますます切ない・・・



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これ・・・お友達がくれた岸田消しゴム。Bsのグッズのセンスって! 昭和の香りがします。いずれにせよ、使いにくいしーっ 



2010/09/20

聴こえてなかった音がたくさんあった

画像が小さいですねぇ ま、いいや。今日、このヘッドホン(PIONEER 密閉型ダイナミクスステレオヘッドホン SE-MJ31-R)を買ってもらったんですがー。



タイトル通り・・・PCのスピーカー、ipodで聴こえてなかった音が聞こえるということ。
3000円程度のものでも、こんなに聴こえるものなのねーと感動したので、残しておきます。何かの参考になれば。
先日まで、iPod shuffleについてたイヤホン使ってたのだけど、耳に接する部分がもげちゃったのだ。



ちなみに、これは主にPCで音楽を聴くとき用です。
我が家は各自の部屋があるのにもかかわらず、二人して居間にPC持ち込んで作業しているので、相手の邪魔にならないようヘッドフォンが必要なの。



クラシック、オペラ、そしてミュージカルといった繊細な音を聞き分けたいときには、PCのスピーカーで聴くよりも息遣いが伝わってよいです。英語の発音を聞くときも、はっきり聞こえていいですね。
重低音好みの方にはお勧めしないかな。全体的に、バランス良く鳴ってますが、低音はドズンとは響きません。



あと関係ないけど、iPod shuffleが壊れたのでソニーのウォークマンを使ってます。
で、ソニーのノイズキャンセイリングイヤホン、私の耳には大きい・・・!



Sサイズでもぽろっとよく落ちます。これが案外、イライラしますー。改善望む。耳の穴が小さいなんて思ったことなかったけど、どうも平均より小さいみたいです。





『イリアス』-2 アキレウスの怒りとは

オットや息子を亡くした悲しみのほうが、より親密な感情。



イリアス、というのは英雄アキレウスの怒りを軸に描かれているというのですが、1幕でずーっとアキレウスが不貞腐れている理由が素直に理解できません。ううむ。



セリフを聞いていると、ちゃんと意味は分かるの・・・

ある日、ギリシア軍の総大将アガメムノンと英雄アキレウスが戦利品の女ブリーセイスを巡って争いになり、アガメムノンの横暴な仕打ちに怒ったアキレウスは戦線を離脱してしまう。



しかし、敵国トロイアの名君プリアモスの子ヘクトルが、祖国の名誉と存亡を賭けて決死の猛襲をかけてくる。英雄アキレウスを欠いて、敗走を重ねるギリシア軍を見かねたアキレウスの親友、パトロクロスはアキレウスに戦闘へ戻るよう懇願するが、断られてしまう。



そこで、パトロクロスはアキレウスの鎧を借り、自ら身につけ敵に向かっていくが、トロイア軍のヘクトルによって殺されてしまう。



親友の死を知ったアキレウスは、復讐を果たすためアガメムノンと和解し戦線に戻ることを決意、ヘクトルとの一騎打ちに臨む・・・。(※公式HPより引用)

そんなに面子が大事なのか!と仰天してるうちに、お話がどんどん進みます。



アガメムノンが自分だけ戦利品の娘を返すのがイヤだから、アキレウスの戦利品の女も戻したことがそんなに!? 
って、当時のギリシア戦士にとっては面子は命よりも一大事だったようです。そんな面子ってなに?とか考えてるうちにー、



アキレウスは女神であるママに頼んで敵のトロイアが勝つようにお願いしてしまうし(自分勝手・・・)、
そのせいでアガメムノンはゼウスに守られてるとの嘘の神託を信じて攻めて負けこむし。



ここで起こっている事態の展開には失笑状態に近いのに、それぞれの「怒り」「悲しみ」の底の感情には共感してしまうという二つの気持ちに襲われてました。



ただ、10年も戦争してることを思えば、不貞腐れるのもアリかなと思い始めたころ、事件。



トロイアのヘタレ王子パリスが、サシで勝負しろ!って自ら言ったのに逃亡したことで、急展開。しかしゼウスはトロイアに加担することにしてるので、パリスは逃げ切って勝負がつかず。
さらにトロイアは勝負に逃げたことを詫びるなかで、ギリシアの敵将を不意打ち・・・



人間の戦争に神が加担することで、何が何だか、ドロドロですよ!



そのなかで、ひとり筋が通った動きをするのがヘクトルでしょうか。次はヘクトルの父、さらにアキレウス、かな?



ヘクトル、男らしく強くてカッコ良かった。国と家族を守る男。池内さん、テレビのイメージが強かったけれど、声もボディもエネルギッシュで惹きつけます。クリンとしたヘアスタイルも、濃い顔立ちも、トロイアの人にぴったりでした。






オータムフェストとライオン

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さっぽろオータムフェスト2010。もうもうと立ち込める煙、美味しい北海道食材を焼いてますーっ 



会場の大通り公園には人がいっぱいでした。お昼食べちゃった後だったのと買い物の荷物が多かったので、今日は食べなかったんですが・・・まだ開催してるので、後日また行こうかと思います(10/3まで)。ビールもあるしねー。



100920 6丁目には、劇団四季のPRブースもありまして。LKサンバイザーを配布してました。会員カードを提示すると、ポスターもらえます。



専用劇場の建設も進み、建物がかなり見えて来てますヨ。



2010/09/19

『イリアス』-1 口承文学ということ

9/4夜公演@ル・テアトル銀座



内野聖陽(アキレウス) チョウ・ソンハ(パトロクロス)
木場勝己(アガメムノン) 高橋和也(オデュッセウス)



池内博之(ヘクトル)  馬渕英俚可(アンドロマケ) 
平幹二朗(プリアモス) 新妻聖子(カサンドラ) 



コロス:初嶺麿代 中川菜緒子 一倉千夏 飯野めぐみ 宇野まり絵



■文語調の言葉と、キャラクタ自身の言葉が混じりあう。



文語調のセリフは、物語を進行させる「コロス」たちのところと、闘いの場面で多く効果的に使われました。



また、アンドロマケなどは「わたしは○○と思いました」と自分を客観的な言葉で語る場面もあって、「語り」を視覚化している不思議な感じ。



コロスの文語というのは、たとえばー
小説の戦闘場面の文をコロスが担当し、闘っているキャラクタたちはそれに沿った殺陣を繰り広げます。



2幕冒頭の、アキレウスの怒り爆発の場面では(畳み掛けるようで面白かった)



「頭蓋骨が真っ二つ!」ジャン!(ドラの音)
「アキレウスの剣 ヘクトルに襲い掛かる!」ジャン!
「ヘクトルの剣 アキレウスに襲い掛かる!」ジャン!
(※セリフは記憶による。正確じゃないかも) 



女性たちが声を揃えて大音声、舞台ではアキレウス、ヘクトルが剣を交えます。
個別のキャラクタでななく、物語を語る声・・・つまり、天の声ですね。この声は、兵士の苦しみも、女神の声も、表現します。人間の声の力とか、リズムの生む呪術っぽさというのが感じられます。



視覚の面では、客席に向かわない立ち居地が新鮮でした。
二名が闘っている場面で、片方が背中を客席に向け、舞台奥に敵がいる設定。そして追われているほうが奥から客席側へ出てくる・・・



客席からみた正面と、キャストが見る正面とするところがズレていくのって、映像的だと感じました。
基本、文語調で語るので、俳優たちが真正面ばかり向きそうだなと思い込みしてしまうときに、背中を向けられたので、視覚的にインパクト大。そしてシルエットが美しかった!光と影よ!



小さな劇場のなかなのに、乾いて太陽が照りつける大地を幻視しましたね。舞台の奥に目線を向けると、無限のかなたも表現できてしまいそうだったの。





2010/09/18

イワンのおやつ

イワンのおやつ
旭山動物園

旭川ラーメン

旭川ラーメン
『みづの』常盤公園の近くにあります。ただいま旭川です。

生姜ラーメンというのが売りらしいので、頼んでみました。

期待しすぎだったのか?
味は…ふつう。まずくないですが、ぼんやりした印象の味。なんとなく生姜入りの醤油味に柔らかめな麺が。刻み生姜が載ってますが辛口ではないの。

コッテリが多いからアッサリ味が食べたい時に…でも。

3連休だったのね

職場でカレンダーを見て、気づきました。おお、これから3連休かー。土日祝が休みの感覚、まだ掴みきれてないらしい。



・10年ぶりくらいにアイブロウペンシルを買った。ずーーーーっと、パウダーだけだったのだった。1000円くらいのものだけど、かなり迷って決めた。



・ドラマ『ジョーカー』最終回を遅れて見た。あらー、錦戸くん刺されたのに運転!伊達さん替わってあげて!痛いって!
今回、堺雅人にめろめろでした。どこが良いのかと考えたら、声でした。声がいい。



・男女の問題は、内野家の問題ですからね・・・・ でもこれから舞台を見るひとは、ちょっと集中しきれなくて、残念かもしれません。イケイケのときのウッチーを見てきた感想は、連休中に残そうと思います。



『イリアス』は、池内さんとても良かったんですよ!あと、平さんね。
構成とかライティングもすっきりしてたので、こんな風に注目されるのが、悔しいであろう。



・急に空気が乾燥してて、お肌が乾いて焦った。前から気になっていたHABAのオイルを試してます。べたつかないけれど、オイルクレンジングは全く合わない体質なので、どきどきしている。万田久子みたいになれるなら使う!





2010/09/16

ウッチー!

おはようございます。内野くんのダメ夫な報道がー。がががーん。



イリアスの感想書く気なくすわ・・・ まぁ書くけど。私生活と芸術の表現ってくっつけてみないほうですが、でも、かなしいよ。道に外れることをするなら、人目に触れないようにしたまえ!



じゃ、仕事行ってきます。





2010/09/15

台北記10 毎晩お祭り士林夜市

まずはココへ行けとガイドブックにあったので、行ってみました。



士林夜市。MRT剣澤駅、大通りを渡ってすぐです。途中で地下鉄は外に出ました。



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ぎゅうぎゅう・・・ いきなり、牛肉の鉄板焼きの店があって驚いた。美味しそうだけど、とりあえずひと回り。



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お米食べたい、というのでエビの焼飯と、猪のレバースープを頼んでみた。チャーハンは普通なんですが、猪レバーはさっぱりめで美味しかったです。全然臭みが無いので、新鮮なのかなぁと思いました。



オーダーは机にあるメニューを指差せばOKですー。簡単。



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さらに店をハシゴ。次は牡蠣の卵焼みたいな・・・ もちもち、ふわふわの生地に牡蠣が入ってます。ものすごい勢いで、おばちゃんが目の前で作りまくってます。



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私たち、あまり胃袋が大きくないのよね・・・ 腹ごなししないと、もう次が入らない!



ので、屋根付きのところを出て、さらに先に進んでみます。こちらは服やコスメ、ジュース系のお店や屋台が並ぶエリア。入ったが最後、抜け道がなかったー、曲がり角まで人に揉まれながら進みました。



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この看板のお店、いくつも見かけました。チェーンなのね。愛玉の鍋がどーんとあって、美味しそうなのですが、不気味なカエルが・・・ カエル成分は入ってないよね??



いやいや、カエルのせいじゃなく、お腹いっぱいで頼めませんでした。食べたかったのだけど。



ジュースだけ飲んで、ふうう。小物も色々あったけれど、私の好みのものは売ってないなぁということで、また屋根付きのほうへ戻ります。



途中、ガラス細工を作ってるおじさんが居たので、じーっと見る。緑色の↑可愛いタイプがいたので、お買い上げ。これはあの子にあげよう。



それで、コレなんですけどねー。



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名前覚えてないんですが、甘くないクレープ生地に、左に映ってるサクっと揚がったモノ(小麦粉を揚げただけかなぁ 中身はないのです)を、
アイメイクがすごい無愛想なお姉さんがハンマーで・・・ガン!と叩いて砕き、お好みの味をつけてから、くるくる包んでくれます



激しい調理法に目が点。おいしいのかな? オットは花生=ピーナッツ。私は黒胡椒。



買ったはいいけど、やはりまだ満腹。



翌朝、帰りの空港で朝ごはん代わりに食べたところ、花生味は甘くて美味しかったが、私の胡椒は美味しいけれど、しょっぱくて却ってお腹が空きましたー。もし食べるなら、甘味系のリクエストをしたほうが良いかと思います。



オマケに、作ってくれるのを待ってたら、いきなり天井からゴン!っと何かの破片が調理台に飛んで来たの!
店のおばさんは飛びのくわ、ちょうど作ってもらってた中国人らしきお客は「なんじゃかんじゃー」とわめくわ、ビックリでしたわー。
ちなみに、この方は全種類オーダーというお大尽様な頼み方をしてました。おお、チャイナマネー!



・・・落ち着いてよく見たら、換気扇の羽が折れて飛んできた模様。



しかも!しかも、片付けたなと思ったら、さっと新しい羽を出して取り付けたんですよー。羽が割れて飛ぶのは、いつものことなのか? 店の作りも、店員もハードであった。



翌朝は、氷川きよしみたいな(自分でそう言ってた)朝からばっちりキメた、若いガイドさんが7時前に迎えに来てくれて、10時前にはあっという間に台北を後にしました。14時には、新千歳に到着。



近すぎる異国! 思ったよりもお天気が安定してて、なかなか楽しい旅でした。次は、マンゴー食べないとねー。大勢で行くと食事を堪能できるだろうなぁ



2010/09/14

台北記8 やっとバスに乗り、世界第二位の空へ

永康街から、台北101が見えてます。ので、上ってみることにしましたよー。



大通りを眺めていたら、「信義」行きの同じ番号のバスがあった、確認してみたら、大丈夫そう。乗ってみます。



車内アナウンスが良く分からないので、通過する通りの名前で見てました。このあたりかなってとこでボタンを押したら、ちょうど真下。9114_2



昼過ぎてから、また雲が増えてきてしまった・・・外に出る展望台は封鎖になってしまってましたが、記念に。とりあえず高いところに上るの楽しいしね。高速エレベーターは東芝製でした。あっという間でびっくり。 耳が痛いわ。



眺望はこんな感じです。窓際に寄って下を覗き込むと、さすがにクラクラしてきます。



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一回りして、翡翠のショップなどもひやかして、さぁ降りましょうと思ったら、先々にさらに翡翠や珊瑚のお店が待ち構えてましたー! もう終わりかしらと思って角を曲がったら、またまたお店! すごいな。



展望階ではけっこうオシャレを目指してつくってあったけれど、階下は商魂メラメラコーナーでした。だんだんお値段が下がっていく作りなのって、これなら買えるわを狙ってるのか・・・



チケット売り場のひとつ下の階にある書店、意外と面白いお土産が置いてます。
真っ赤にエンボス加工の「福」が入った袋とか、論語トイレットペーパー(ありがたいお言葉が印刷されているー)など。買い物欲求を満たせてよかった。



台北101には、一流ブランド店が入ってますが、私たちは用はない。隣には三越がどーんとあるのですが、同様に特に買いたいものはなく。



歩きつかれたので、いったんホテルに戻ります。



台北記9 足裏マッサージで回復

寝たいというオットに先にホテルに戻ってもらい、私は足裏マッサージしてもらうことにしました。



マッサージ店はたくさんあるので、見て気に入ったら入ろうとぶらぶら。途中で「台北天后宮」が見えたので、お参り。



91110電飾と赤いろうそくがきらきら眩しいところです。



オシャレなのとか、羽振りよすぎそうなのは苦手・・・、ホテルの目の前にある「足満足養生館」にしました。まったり温泉街の待合室みたいな雰囲気です。



まずは店の奥の足湯コーナーで10分。物置と兼用の場所のようで、誰かのウチに居る気になってきます。



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かわいいお姉さんが揉んでくれましたー。痛い!っていうのはほとんど無かったけれど、それでも痛テテと思ったのが2箇所。



・足裏真ん中あたり→さんさ神経(ってドコ? 調べたら顔の神経で、顎を囲ってる。おお、顎関節症と関係ありそう。)
・くるぶしの外側→生殖器(ぎゃー)



が、悪かったようです。歩きつかれたふくらはぎもモミモミ。



40分の1番短いコースで、1400元でした。ホテルに戻って、シャワー浴びてゴロゴロ休んでました。最後の夜は夜市に繰り出すのです。



台北記7 台風一過、朝は晴れ

3日目、台北市内をぶらぶらします。台風は台南を抜け、大陸方面へ行ってくれたようです。9112



ホテルのある西門から、徒歩で台北駅方面へ。熱い!さすがにぎらぎらしてきましたー。



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記念切手見たいので、大きそうな「台北北門郵局」へ。郵局自体も日本統治時代のものなのですが、郵便局の裏にもステキ建物が残ってます。今はクロネコさんが使ってますね。



記念切手販売コーナーがあったので、お花の切手を買って、お友達にハガキ送りました。



熱いが、さらに歩いて南下。「総統府」です。
入り口の案内を見逃して、遠回りしちゃいました・・・軍人さんじゃない感じのお兄さんがいたので、聞いてみたの。
正面からは入れません。裏手(北側)からパスポートチェックと荷物検査を受けてから入場できます。



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ただ見るだけかと思ってたら、ガイドと一緒に歩くシステムのようです。ちょうど日本人が10人くらいかたまって到着してたので、日本語ガイドさんと集団で内部に入ることに。



台湾の歴史、日本統治時代、現代と時系列で展示と案内版があります。あ、お手洗い借りました。キレイでしたヨ。



ここの内部にも郵便局があって、スタンプが可愛いとガイドさんが教えてくれたので、自分宛に送ってみました。まだ届いてないのー。



植民地時代の遺物をこうして使っているというのが台湾の人のおおらかさなのか、丈夫だからいいじゃんっていう現実主義なのか? 気にしないって感じなのかな?



周囲には背の高い建物を置いてないので、とてもゆったりと大きく威厳があります。レンガと白のコントラストも太陽光に映えますね。



バスかタクシーに乗ってもいいよねと言いつつ、結局まだ歩きます。「中正紀念堂



9113さすがに暑くて、バテバテ。衛兵交代を見るつもりだったけれど、待ってられないわとここは通過しちゃいました。暑くて誰も歩いてないよぅ!



バスの路線が分かればなぁと思いながら、さらに歩く。向かう永康街はどのMRT駅からも微妙に遠いの。うーん、疲れてきた・・・



到着、永康街。



永康刀削麺」でまずは腹ごしらえ。ふわふわした丸い塊が運ばれては、ひゅうんと飛ばされていってます。葱餅もつけて、225元。薄味でスープも美味しかったぁ



満足した後は、金華国小向かいの「永業書店」 ここでしばらく文房具チェック。小学校名入りの指定ノートらしきものが! 可愛い! お値段、たしか10元ちょっと。



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台北記6 小龍包

京鼎楼に向かいます(台北市長春路47号)。MRT中山から、徒歩10分ほど。この道の先にあります。



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8時についたのですが、小さな店内に行列が・・・予約したほうが良かったのかしらと思って並んでいたら、お店のひとに隣のビル2階にハイー!と連れて行かれました。



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写真がついたメニュー表(日本語説明もあり)と、オーダー用紙を渡されます。ので、食べたいものに個数を書いていけば簡単にオーダーできます。



カニ味噌入りの小龍包・・・ ああ、美味しかったぁ! さっぱり目で味付けも濃くないので、日本人好みではないかと。って、日本に支店あるらしいですよ。私たちの周囲も、日本人のサラリーマンが接待中って感じのテーブルがいくつか。



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二人だけだと、たくさんの種類が頼めないのが残念です・・・ サイドディっシュのはずの空心菜の炒めものだけで、余裕なくなってしまったのよ。烏龍小龍包も、デザートも頼みたかったのに!



91022あまりにお腹いっぱいだったので、こんな格好に。うひひ。



2010/09/13

台北記5 雨のキューフン

瑞芳駅前から、「金瓜石」行きバスで九份へ向かいます。15元でした。



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降りるのは「舊道」というとこなのは調べがついているのだが、車内アナウンスでは聞き取れないー。きっとみんな一緒に降りるだろう、と・・・・相変わらず適当な私たち。



がけっぷちのクネクネ道を、乱暴すぎる運転でぐいーっと上っていきます。コワイし酔うー! と思い始めたころ、降車ボタンがピポーンと鳴って、停車。
おお、バス停には「舊道」って書いてあるよ、皆様と一緒にわらわらと降りました。もし閑散としたバスだったら、運転手さんにココで降りたいって言っておくべしです。



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どんどんひどくなる雨、「阿妹茶楼」に避難、ついでに中国茶をのんびりいただくことに。91012



こちら『千と千尋の神かくし』湯婆婆の家のモデル、らしいです。ここまでの途中の細い道は、お父さんとお母さんが豚になっちゃったあたりに似てるとも思う。



最初に店員さんが見本を見せてくれて、その後は自分で淹れます。お茶の味は普通・・・ 山の水を汲んで使っているとのことでしたし、お茶も悪くないのかもしれませんが。まずまずと思います。お茶菓子も同様。揚げたてですが、小麦粉の味、餡の味がするとしかいいようがない。91013



かなり高価(二人で2500円くらいしたかな)なお茶タイムでした。雰囲気代ということで。



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少し、晴れてきましたー。ホントはこの先に見えてるテラス席から海を眺めるのがベストでしょうか。



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いかにも観光地らしいところと、鉱山が廃れた感じとが入り混じった、不思議な雰囲気の小さな町。山沿いに無理くり家を建てているあたりに、ゴールドラッシュ!の勢いを感じられます。



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栄枯盛衰ねーと言っても、何も気にしてなさそうなネコたち。キレイな子が多くて、可愛がってもらっているようです。



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商品の上にだって寝ちゃいますー。「阿原肥皂」にいた子。漢方成分配合の石けん買いましたヨ。いい香りだ~



ここはわりと若い観光客、修学旅行っぽい学生が多い町でしたねぇ。



夕日まで居るかどうか考えたところ、雨が強くなるかもしれないし、人が増えてきた(夕景を見に、4時くらいから団体バスがどんどんやって来た)ので、私たちは台北へ戻ることに。人ごみが苦手な二人でして。



で、ホテルでひと休みしてから、小龍包食べようということになりました。





台北記4 99年9月9日

待ってた場所よりずっと手前に止まったので、走る乗客たち。地元の人停止ラインが分かりにくいのか?9106



何だか見慣れた感じの車体だなぁと思ったら、日本製、東急車輌でした。そして・・・ 列車内は肉冷凍庫か!ってくらい寒いです。凍え死にそうでした。乗る方はしっかり防寒が必要なりです。



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そうそう、この日は、中華民国歴、99年9月9日。切符にも9が並んでます。見にくいかな、後ろの可愛いのは時刻表・・・ こりゃ可愛すぎですねー。



テレビでは、永久のキューにちなんで結婚ラッシュ!と役所から中継してました。海軍では集団結婚式もしてた。日本では苦しいキュウ、こちらではお目出度い日なんですね。



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あっという間の40分ほどで、「瑞芳」到着。ふつうの、小さな町という雰囲気。



2010/09/12

台北記3 簡単な路線なのに迷う

■台北車駅9104



10時半くらいに台北駅に着く。九份へは台湾高速鉄道「瑞芳」駅から、バスに乗り換えて行きます。



路線の起点、終点がよく分からず、ごにょごにょ地図と時刻表を見ていたら、通りすがりのおじさんがこうやって買うんだよ!と教えてくれる。



それはとても嬉しいのですが、乗る電車によって値段が違うので、結局、乗る列車が分からないうちは買えないのだった・・・ そして、私はどうも時刻表ってものがうまく読めない。



オットに任せて、しまいには「バスで行ってもいいしさぁー(行ければいい)」と言ってました。
彼は鉄道好きなので、どうにか乗りたいらしく、12時に次の「瑞芳」行きが出ることを突き止めました。おや、ずいぶん先じゃないか。



券売機で無事チケットを購入したあとは、時間があるので、、二二八和平公園、を少し見学。街のなかにある風光明媚な公園ですね。おじさんたちが昼寝したり散歩したりしてました。 あと、駅の1階に鉄道グッズのお店があって、楽しかったです。レトロな葉書などもありましたヨ。



ふー、ようやくこちら「自強号」に乗って出発です!





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10時を過ぎると、「瑞芳」行きが少なくなってしまってました。実は「基隆」からもバスで行けるのですが、今度はバスが少ないと聞いたので、迷いました。
鉄道経由で行くときは、時刻表を日本で確認しておいたほうが良いでしょう。私、時刻表が分からなくてきちんと調べ切れなかったのです・・・あはは。





乗る列車の種類が分かれば、券売機での購入は楽チンです。ドコからドコまで、と列車の種類を案内に沿ってボタンを押せばOK。







台北記2 龍山寺は仏像の避難場所

台南を通過しつつある台風情報と天気予報を見て、10日のほうが影響がないかもということで、2日目は台北郊外の九份(にんべんに、分の字です)へ。



■龍山寺
九份は夕暮れがベストというので、まずはホテルから近い「龍山寺」まで、てくてく歩いていきます。



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台湾の朝は遅いそう。通行人は少ない。でも工事の人とか散歩のおじさんや犬は起きてました。
台湾って犬が勝手にお散歩してるのね・・・ 首輪もしてない犬がテテテと歩いてます。誰かが飼っているのか、適当にいろんな人に面倒見てもらっているのか? 



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さて、ガイドさんいわく、日本の植民地支配の時代に神社に行くよう強制されたため、寺もかなり潰されてしまったそう。そのため、ここ龍山寺にたくさんの仏像が避難してきたのだそうです。



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どこを向いても仏像や神様だらけで、それぞれ参拝客たちは四方八方を向いて熱心にお参りしてます。



で、ここでは胡椒餅というのが名物らしいと聞いていたのですが、特に場所まで確認していかなかったので、販売してる店が分からず。



胡椒餅、食べたかったけど・・・・、逃しました。



台北記1 台風の横を抜けて到着

2010.9.8
新千歳空港→台湾桃園国際空港



日本列島横断中の台風の横を抜け、オットと台湾へ、直行便は近いー。



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台湾到着してMRT西門駅から徒歩5分程度のホテルでひといきついたら8時。さてどうするか。



イケてる書店らしいので、文房具を見ようと誠品書店敦南店に。
オリジナルのノートがあったのですが、特に心惹かれず。「・・・・・(いまいち)」の表情でややがっかりして店を出る私たち。



機内食で微妙な空き具合だけど、何か食べないと物足りないよう。MRT忠孝敦化駅へ戻る途中で、地元民でにぎわってた「吉馬陳蚵仔麵線大王」に入ってみました。



頼んだのは「蚵仔麵線」 豚の大腸と大きめ牡蠣とちぎれた細麺。
どんな料理かよく分からなかったので、1番お勧めしてるらしい写真のものにしたら、コレでした。サイズは小、45ドルだったかな?



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お店が混んでたので、ホテルに持ち帰って食べました。にんにくの香りがたまらん! 大腸はぷりんぷりんのふわふわで、牡蠣はどーんと入ってます。味は濃い目の甘辛しょうゆベースという感じ。



安い、うまい!と嬉しい満腹でささっと就寝ー。



■MRTについて
JTBからと、台湾の観光局からそれぞれMRTカードを頂いてたのが、すぐに使えて便利でした。先に入っていた50に、100ドル足したもので3日間ちょうど良かったですヨ。最終日の帰りだけ単票を買って乗りました。



3つの路線は大きな表示と色分けで間違いようもありません。乗り換えも分かりやすいし、出口案内も見やすい地図でした。





2010/09/11

胃袋活躍中!

胃袋活躍中!
久しぶりに満腹な日々を… 台風は私たちの横を抜けてくれたので、覚悟したよりもお天気は良かったです。

こちら今日の昼の刀削麺。柔らかくふわふわ麺が美味。

2010/09/08

台風の合間をぬっていってくるつもり

これから台湾、台北にぶらぶらしに行ってきます。



日本の真ん中に台風が・・・むむむ。一年で1番雨の多い時期らしいので、どうなるかという感じなんですが、小龍包!マンゴー!の希望が叶えば まぁいいか。



あっという間の土曜日には帰ってくるので、観劇メモはそれからにします。



なぜか、我が脳内ではさっきからヴァンホッパー夫人が踊りまくっているのだけれど、これって「ボン・ヴォヤージュ!」って言って欲しいから? 



では行ってきまーす。



2010/09/07

!!ネコ注意!!

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何のネコかと言うと、イリオモテヤマネコに注意してね!です。



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飛び出してくる最重要動物が、イリオモテヤマネコ・・・・



ここは西表島。
先日、オットが出張に行って撮ってきたのですが可愛いので載せてみます。ほとんど車も通らないのに、轢かれちゃうらしい(涙)
いっそ、車禁止はどうだろう? 



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橋でもお迎えしてくれてます。普通のネコくらいの大きさだというのですが、橋にいるコはそれよりは大きそうですね。ニャー!



『イリアス』ざっと感想

言葉にするのは難しいな、イリアス、じわじわーっと時間をかけてよかったなぁと思えた作品でした。



何せ、イリアスについてまるで知識がなかったもので・・・ 観ている間はセリフや動きの伝えるものを見逃さないようにと気が張ってたようです。



名前がとっつきにくいのが難点だけれど、衣装は色分けされているので、視覚的にはすぐにどちらの陣営か分かります。



ギリシア連合は赤系、トロイアは青系の衣装。
兵士、女神、といろんな役割をする女性たちは白(戦いの血にまみれています)。
そして、不吉な予言しかしないと避けられているカッサンドラが黒。



栗山民也演出。
『MA』での演出を髣髴とさせる、鋭角な舞台装置、シャープなライティング、生々しい人間の扱いが見られます。布も投げちゃってます!これ、印象的な使われ方でした。



で、気づいたのは、けっこう好きかもってこと。『MA』では、それまでハッピーエンディングのミュージカルに慣れていたせいで、かなり拒否反応だったのでしたがー。
こういう物語で観ると、シンプルさが良いと素直に思えました。もしかして、『MA』再演になったら見方が変わるかもとも思います。



さらに舞台上で演奏される不安定な弦の音が、この世界の理不尽さを表してました。メロディっていうより、「音」なんですね。



出演者たち。
豪華、豪華。私は内野聖陽&新妻聖子というので観にいったわけですが、平幹二郎さんが観れたのがとても良かった。特に派手な演技をするわけではないのに、全身から老王の風格が漲っていて、役者ってすごい世界だなとびびりました。



あと、アキレウスは前半は怒ってスネて闘わない分、ヘクトル役の池内博之さんが1番戦闘してました。とーっても、似合っていてステキ! 流血、心配でしたけど・・・



ウッチーは後半に見せ場がたくさんです。ヘクトルとの闘い、遺体の引渡しの場面までの迫力ったら。神がかった雰囲気なのに、肉体は人間という不思議なバランスでしたねー。



あ、ネタバレですが・・・
上手側の通路を歩きますヨ。ちょうど通路席だったので、キャー!っと見上げてしまいました。手の爪がね、短く切っているのが男の人っぽい。
太ももーっ(毛がない・・・いつも思うのですが役者さんたちはお手入れされてるのね? 私、もじゃっとしてても平気なんだけど



プロテインで肉体作りに励んでいるそうですが、もう少し日焼けたほうが良かったよー。白い!ウッチー、日焼けに弱そうだから塗ってもいいのでは。ただ、ものすっごい汗かいてたから取れちゃうかしら。滝ってくらい汗が流れてたのです。暑いものね。



それから聖子ちゃん、とても美しいカッサンドラでした。心の嘆きを歌にしたり、慟哭を叫びにしたり。長い黒髪と白い肌、赤い髪飾りが彼女の張り詰めた感じをよく見せてました。



とりあえず、さっと感想。



2010/09/06

2010『エリザベート』ざっくり感想

9/4と9/5のマチネを観てきましたぁ



4日/山口祐一郎トート、寿ひずる、阿知波悟美、田代万里生、小宮明日翔



5日/山口祐一郎トート、杜けあき、阿知波悟美、田代万里生、坂口湧久



というキャストでした。土日で祐一郎観れるのはココしかなかったし、多少は涼しいかなと思ったのですが、地獄の炎が・・・。暑かった。



■衣装、動きがよく見えるようになっていてマル。
黒しか着ない閣下ですが、こっそりおしゃれ派って感じでよかったです。ちょっと斜めになったり、あるいは後ろ姿では、さらに惚れ惚れする美しさでした。



■衣装以上に、軽やかなのが閣下ご本人。
前回公演のときも、おお!踊っている! と大変失礼な衝撃を受けた山口トート閣下。



今回は、衝撃の先の新地平ですーっ こんな日が来るなんて思いもしませんでした。



つまり、踊っていること自体に驚くのではなく(それ、ふ・つ・う!)踊って表現しているものに集中できますのよー。奥様ーっ



苦節何年・・・? ドスンドスンと重量感あった閣下が、これほどまでに軽やかに! 祐一郎さんの努力、私も見習って頑張ります。勇気ありがとうだよ・・・



あ、踊ってるだけじゃないですよ。



歌声は、優しくて傲慢でクールで。人じゃなかったわね・・・ あれは、神。



シシィを愛してるっていうのも、われわれの愛レベルじゃなんか無いですよ。真剣にシシィを誘ってるくせに、断られて嫌われても意に介しません。熱帯魚と人って感じ? 住む世界がちがーう♪、です。



あとね、小首をかしげるたびに、ぎゃーーっと叫んでしまいそうになる。キュートすぎて!



■マリオ、応援します。
初めて舞台上でマリオくんを拝見。すらりとして、顔も小さくて、表情豊かなのも舞台向きだと思います。



歌は当然、うまい・・・あとは、その声に感情をどうのせて表現していくか、ということで。



うあっ ハッ! などと、マイクオフのときの叫び声が2階まで届いてましたヨ。一生懸命、ルドルフ役を務めてたと思う。で、祐一郎が何でも受け止めてあげるよという感じで彼の慟哭も受け止めてあげてた様子がステキ。さすが祐一郎。



■朝海シシィ、進化中。
再演となったことで、余裕が出来たらしい。歌も聴きやすかったし、トートとの関係も前回よりメリハリをつけた気がします。
誰?の知らない人、結婚式後、娘の死、息子の死・・・それぞれの年齢のシシィが思う「死」についての態度が見やすくなったと思うの。



美人ですが、色気・・・とりあえず出さないようですね。男まさりなシシィって好きです。食事や旅、人生に鉄の意志が漲ってるものねー。



一路シシィで『エリザベート』見始めた頃、あまりに強情な人なのでシシィに同情できなくて、どう観ていいのかなって思ってたけれど、朝海シシィってわりと庶民派の雰囲気があると思いました。美人さんなのに、動きとかなのかしら? どこか可愛らしさが残ってていいなと思います。



■禅フランツ陛下、ミラクルで賞
青年皇太子時代から・・・ 登場するたびに、明らかに年取って行ってるの! ビジュアルはもちろんのこと、とにかく声がね!声が年取っていくの!



バカじゃないし、まじめだけど、不器用な人だなっていう切なさが満載でさ。おおらかな性格だったら、シシィも楽できたのに。



■ルキーニ兄さん、すごい。
毎日、毎公演、あの狂言回し役を担っているのに、ダレた感じにならない。手だれな雰囲気がないって素晴らしい。まじめなんだろうなぁ・・・と。



ミルクのターンは、映像もCMで使ってほしいと思う出来ですしね。



と、止まらなくなるのでこのへんで。あとはまたどんなにステキだったかをホジホジ思い出して書いておきますねー。









『エリザベート』9/5 楽日のお二人から挨拶

東京の暑さは痛いってくらいの日差しでした・・・暴力的。



さて、本日の9/5『エリザベート』昼公演、全然気づいてなかったけれど、マリオと阿知波さんが楽日でした。あらー。
カテコでのご挨拶、阿知波さんは元気に



ととのいました!
我が家のトイレと帝国劇場(だったかなぁ?)、どちらも<トートー>がいます



という感じのことを・・・ぷぷぷ。



マリオくんは、思いがこみ上げてしまったようで、すぐに話し始められず。観客席は気持ちが落ち着くのをじっと待つ。
オーディションに受かったはいいけれど、こんな拍手をもらえる日がくるなんて思いもしなかったとか。とても頑張っていたのは伝わるルドでしたものね。



楽日って知らなかったけど、「闇広(リプライズ)」の後、なかなか拍手が止まなかったんです。祐一郎が塩田さんとも息を合わせて、拍手の長さを調整してあげてました・・・優しいよねぇ 



あの場面、最後に閣下はルドの真後ろに立って両腕で肩をがちっと掴みますよね、あれを拍手がやむように使ってあげてたの。
「独立戦争」でも集中してましたよー。



昨日は、楽しく見たのでお友達にもぜひマリオルドを!とお勧めしてたのですが、叶わずです。機会があったら見てあげてね。



楽日の二人のせいだったのか、初っ端から祐一郎のお声の調子が良かったの。昨日はさすがに声の質としては疲労を感じたのですが。
しかも、朝海さんの雰囲気も良かったんですよー。面白いですよねぇ だから観劇が止められないんだよ・・・



祐一郎の渾身の真剣ダンスに感動、まるっきり祐一郎を知らない人が見たら、普通におじさん踊ってるって思ってくれると思う! あと、さまざまな場面での動きはキレが良かったです。



今年の祐一郎トートは重々しい閣下様っていうよりも、脂ののったお年頃のオトナ閣下という感じですねー。むふふふふ。



良い夢見ながら寝ます。



「セカンドバージン」に長谷川博己ね!

10月から始まるNHKドラマ「セカンドバージン」のCMが流れてて、うわぁー!とビックリ。



鈴木京香の相手役が長谷川博己さんだー。やっぱり、この方はたたずまいに雰囲気がありまくりだ・・・見なくちゃ。



舞台『トーチソング・トリロジー』(2006.11.2記事)で初めて観たときに、色気といい歩き方といい、とても舞台栄えする方だったので、また舞台で拝見したいなぁと思い続けてました。なかなか舞台は拝見できずですが。



NHK、いいキャスティングっす。



2010/09/05

イリアスは言葉の装飾

昨日のイリアス、アキレウスは主人公というより、物語の一部。
それぞれが悲しみ怒り…を背負って生きていました。

平幹二郎さんが見れたのが良かったわ〜 引き込まれました。池内さんもトロイア人扮装が似合ってます(演技も素晴らしい)

わが内野さんはまだアキレウスのキャラを模索中かなと感じましたね。
怒りで戦い始めたら神がかって凄かったです!

池内さんも互いに怪我なく無事に千秋楽までつとめて欲しい。
すでに池内さんが肘から流血して、それがウッチーの腿に…痛々しい…

新妻さん、美しい姫でしたよ! 黒髪に赤い髪飾り。
体力要りましたが観て良かったわ〜

で、これからB席からエリザです。

ヒュー!

マイラブ祐一郎さんは、暑いなかでも楽しそうにハプスブルグの皆様で遊んでおられました。

衣装軽やかな感じで素敵☆
しかも更に祐一郎さん、踊ってるし〜スゴいわスゴいわ!

アイシャドウばっちりで、(カラコンじゃないですよね…?)涼しく拝見!

あと気になるマリオくんは、良い声、良い見栄えを上回る…渾身の演技。ケホケホ、大映ドラマばりの!
善し悪しを言うより、なんかもうバランスを壊して進むので、ハラハラしながらも意外と楽しみです。

祐一郎、受け止めてあげてましたヨ。

隣の御夫人、いちいち祐一郎が歌うたびにウ〜ンハァ〜と唸りつつ見てました。ちょっと自重していただけたら嬉しかったです。祐一郎以外は寝てたし!

これからイリアスの内野さんにあって来ま〜す

はぁ暑い!

2010/09/04

5時起きで行ってきまっす

35度・・・おしゃれする元気も溶けてしまう気温だよなぁぁ 本州の女子の方は偉いわー。無理だぁ



汗かくの前提で、苦しくないカッコにしました。



さて寝ます。



2010/09/03

冷涼な風がたまに吹く夜

久しぶりにいい風が入って来てますーっ もっと吹いて!



明日の日中が涼しければさらに嬉しい。



でもって東京、暑いんだろうね、熱帯夜だものね。ひいい。



今回は空港-電車-劇場-ホテル以外は行かないので、出来るだけ涼しいところに長くいるようにします。



ただねー、30度の職場に慣れた分、冷房があるところに居ると肩こり頭痛が! 暑いよりマシなんだろうけど、難しいのう。



そうそう、髪を短くしたら、久々に「寝ぐせ(ハネ?)」でお目覚め。そういやそうだった、短いからハネるんだぁ
いろんな人から狙われてるらしい、フォグバー、青いのを買ってみました。シュッシュッシュュ!



2010/09/02

まだ見れないトークショウ

週末に、祐一郎×マリオのエリザを観るのです。それまでは、扮装して話すマリオは封印しておく・・・。



だってもったいない!  宣伝映像で話したり歌うマリオに釘付けだったのよ、私と友人Pちゃん。
顔力がありすぎて、好き嫌いじゃなくって、もう気になって仕方ないの。



こんなに気になっていたのに、ちゃんと舞台にあがるマリオに会うのは、今度が初めて。ファースト・インプレッションを大事にしようと言うわけであります。



ところで、暑すぎてまたアセモが出来ちゃいました。痒い。



昨夜も寝苦しくて、氷枕でしのぎましたわー。そいで、暑すぎてムキーっとなったので、髪を切って来ました。けっこう久しぶりの、おお、ショートって感じです。揺れるピアスとかしたくなりますね。



サイドを長めに残してたら、南田洋子みたいになってしまったので(いやん・・・老けてみえるわ)前髪も久々に作りました。ヨシ、ヨシ。



2010/09/01

きゃーっ 今夜の夢は『君』で

『10年先も君に恋して』♯1



ムフフフー、10年前のウッチーの可愛さったら無いわー。ミラクル! ありがとうNHK!



久しぶりにピュア青年な内野さんで(涙)嬉しすぎて顔がにやけたまま戻りません。うへー。うへへー。



出会って、好き好きっていう第一回の展開がシアワセな展開。相手役が上戸彩っていうのも、すっかり私はおじちゃん目線で見てしまうよ。こんな可愛い子が楽しそうにしてたら、恋するよねー。きゃー。



いきなり初デートが遊園地ってのも、凄すぎて何もいえないわたし。もはや今となっては思いつかない場所だ・・・ ピュアピュアー。



40歳のサングラス円山さん、タモリ・・・と何度思ったことか。あれはタモリメガネだよね?



脚本の大森美香さん、『不機嫌なジーン』でウッチーの魅力を倍増させてくれてた、というかウッチーならではの表現がすごく合っていたというか。



6回で終了、のコンパクトさが見やすいし。そのわりにCMがないので気持ちが途切れなくて良いですよね。