2004/03/31

東京動物園友の会

東京動物園友の会に入会しました。

【特典】
都内の動物園を会場にした例会(園長や飼育員の話、研究者の講演、見学など)・野外観察会・動物園ゼミナール・都立動物園や公園入場料が2割引・売店レストランの割引・会誌「どうぶつと動物園」毎月送付。
年会費¥3700

野外観察会でムササビやらカモシカやらを見に行くらしいんですよ! 昨年は沖縄の動物園見学もしたそうです。どうやら「現地集合・現地解散」みたいですが。素敵。私はアウトドアはあまり得意ではないのですが、動物は好き(猫が好き)。これを機会に虫とも仲良くなってみたいです(無理かなぁ)。








2004/03/30

新宿御苑にて

札幌から出張で来た友人が時間を作ってくれたので、お花見です。新宿御苑へは初めて行きました。団体の場所取りがなく、みな小グループでお弁当を広げています。浮かれた酔っ払いがいない、うららかな日中の花見、なんて幸せ!

画像はご存知「染井吉野」、気に入ったのは「駿河台匂」という東京由来の品種で、花は真白で芳香がありました。園内は、うすピンクの染井吉野、白い駿河台匂、鮮やかピンクの八重紅枝垂の濃淡、さらにモミジの若葉と青空と、それはそれは和む風景でした。

ところで札幌に咲く染井吉野と本当に同じ品種なのかしら。札幌ではGWに満開となり、満開といっても葉の奥にちらっと花があるのかな?という程度です。同じ名前なのが申し訳ないくらいに見た目が違います。どうなんでしょう? 

私は雪解け後に咲く水仙とクロッカスと土の匂いをかぐと、いよいよ春だなぁと思っていました。その後、梅と桜がほぼ同時期に咲くのです。あまり桜で春が来た!とわくわくしなかったように思います。小さなクロッカスの方が、無色の冬の後には、目に飛び込んできたものです。

桜はジンギスカンを食べるダシ扱いかもしれませんね。あ、ジンギスカン食べたくなった・・・

2004/03/27

スペイン料理じゃなくて地中海料理

一年間、児童を担当してきた3名で打ち上げしました。ガイドブックでチェックしたスパニッシュの店に行ったところ、禁煙席が満席。年度末&金曜日の夜、という時期をを甘く見てました。念のために予約すべきでしたね。



そこで第二候補のスパニッシュの店を探したのですが、無い~?! 念のため店に電話したところ「スペイン料理店から地中海料理店にかわった」とのこと。今来た道を引き返すと、ありましたありました。今日の東京はなかなかの寒さです、お腹も空いてしまったので、この第二候補に決定。



トラットリア ピエーノ 銀座7-2先 銀座コリドー街



スペイン・イタリアあたりの料理が混ざったメニュー。塩の効いた美味しい料理でした。こじんまりとしていてサービスの方の目も行き届きます。スペインのビール「エクスポート(黒ビール)」がアルコール度数7%で苦味もキリリと美味しかったし。パスタでとってもビューティフルなソースがあったのですが、3名の誰もその料理名を覚えていませんでした。不覚なり! 鴨のコンフィを久々に食べてにこにこ。大満足で帰宅です。



のだめ2巻、オット購入。はまったらしい。 



2004/03/25

野田恵だから「のだめ」だったのね

のだめカンタービレ 1巻 二ノ宮知子 講談社 2002.1 4-06-325968-4
��¥390)

☆☆☆☆(4点)

とうとう手を出してしまった・・・ すでに8巻目まで出ているので(これ以上本棚には何も入りません)怖くて、自制してたんですが。ジュンク堂マジックかもなぁ あの書店に行くと買い込んでしまう~ 

音大生である指揮者志望・オレ様千秋様と ピアノ科・のだめ が主軸となるようだけど♪ 怒るも泣くも喜ぶも、ストレートで気持ち良いー。「のだめー! 全然だめー!」って字で書いても面白くないですね。でもココらへん、かなりツボです。恋に破れたのだめのボロ雑巾ぶりが笑えました。出てくるピアノ曲など聞きながら読むのもまたヨシ。明日CD探そうっと!

2004/03/21

動物園とエンリッチメント

お天気になったので上野動物園まで。桜はまだ3-4分咲きです。

写真はゴリラ園。それぞれ、ちゃんと敷物の上に座っているのが面白かったです。真中にいる彼(彼女)は、さらに敷物を被っていました。四方からニンゲンが歓声を上げつつ覗き込むのが嫌なのか? 視線がさえぎられるので意外と落ち着くのかも。でも全く顔を上げてくれません~ 

さて「エンリッチメント」というものを知りました。
自然界にいる動物は起きている半分は食事に当てているので、動物園のように簡単に食べ物が手に入る環境だと、余った時間がありすぎるし刺激もない。そのため、イライラしたりなど悪影響が出てきます。このゴリラ園では餌を木のくぼみや、草の中に混ぜ込んですぐに取れないように工夫してあるそうです。人も退屈は辛いもの、ただでさえ人目にさらされる環境にある動物たちには、良い給餌方法だと思います。餌やりの工夫の他、施設の工夫も含まれます。

参考 市民ZOOネットワーク
2003年度エンリッチメント大賞に、北海道の円山動物園釧路市動物園が選ばれていました。昨年度は旭山動物園も。
旭山動物園はオススメです! もし遊びに行くことがあったらぜひどうぞ。すいすい空を飛ぶように泳ぐペンギンやシロクマのダイビング、シロクマはさらにアザラシ気分で空気穴から顔を出すことも。そして地上16メートルで綱渡りするオランウータンがいます(これが大賞受賞)。

2004/03/18

火事ですか 救急ですか

館内整理日の本日、管轄の消防署から署員が来てくれ、訓練を行いました。

��通報訓練セット>という便利なものがあるんですね。セットに入っているのは通報用の電話と、指令センターの代わりの受ける側。119番をかけると消防署員の方が出てくれます。ただ、けっこう使い込まれていた機械で、うまく電話が繋がらず・・・ま、目の前に居るわけなので直の声で通報訓練しました。出火元の報告は各自の演出でOKというので、私は「ボイラー室」他には「職員用の灰皿」「事務室の給湯」「事務室のちゃんこ鍋」などなど。

それにしても訓練と分かっているのに、なぜかドキドキして○○区××町・・・ というのも精一杯になるもので。何せ図書館は燃料の宝庫なので一度出火したら、大変なことになります。まずは火の元の管理が大事ですね。

2004/03/16

円山応挙展

円山応挙展 江戸東京博物館(¥1200)

21日迄ということで会場は混雑。昨年、香川の金刀比羅宮表書院にある応挙の障壁画が素晴らしかったので、間近で見たいと出かけました。

「写生」「写実」にこだわった作品はとてもリアル。人間も良く表現されていたけど、動物が特に生き生きとしていて、ある鶏の衝立などは、あまりにリアルなので画から飛び出してこないように金網が張ってあったという(金網用のくぎ跡が残っている)。応挙は狗を好んで描いたそうですが、行方不明になっているもののなかには猫とか鏡餅に噛り付くネズミとかまでいました。

傑作なのは、敷物などになってしまった皮しか見ていない虎や豹も、想像しつつやはりリアルに見える画になっていること。毛並みなんて、さぞ手触り良さそうに見えました。触ってみたいほど。
「大瀑布図」は4メートル近い長さがあり、水が落ち岩にぶつかっている画のある下の部分1メートルほどは、床に寝かせて鑑賞したそうです。すると水墨画なのに画からは轟音が聞こえて水しぶきが跳ねているのが、目の前で見られます。滝壷の真下にいるような感じに!

日本画は近代化されてから「写実」へ、とばかり思っていたのは改めました。空気とか気、までも描こうとする写実が応挙でした。今回の調査で発見された画も多かったようです。海外に流れたものもたくさんありそう。出来れば金刀比羅のように相応しい環境のなかで、鑑賞したいものですが。

球体関節人形展

球体関節人形展 東京都現代美術館(¥1.000)

映画『イノセンス』関連、押井守監修。
入り口から奥に行けば行くほど、下品になっていく。前半は美しいわね、と見とれていられたが、後半は気持ち悪さとの闘いに~ そもそも「人形」は動かないのだけど、標本箱に入っていれば死体に見えるし、ベットに横たわっていると息してる?という気もしてきます。素材を見ると、ガラス・石膏・人毛・・・と! いやだー。そのあたりに、人形が死んでいるけど生きている、という脅迫感をもたらすのかも。

パンフに使用されている<吉田良>さんの作品を見て、4、5歳くらいの子供が「死んじゃったー」と言っているのは、素晴らしい指摘だった。それを聞いた若めの二人組みが「子供らしい」と表現していたが、この二人は生死は感じないでモノとして見ていたのね。タワシの心臓だ。
��マリオ・A>という人は、たぶん人形と生身の人の写真を合成していて、これまた違和感があって気持ち悪い・・・ <井桁裕子>さんのは、オジサン顔が乳児の体にくっついてて、性器だけは大人?とか。むむむ、わかりません。イヤだなぁと思いつつ、前半のただカタチのきれいな人形より、何かありそうで気になってしまう自分がイヤだったりして。
疲労困憊して会場をあとに。



2004/03/15

七人の魔法使い

七人の魔法使い ダイアナ・ウイン・ジョーンズ 徳間書店 2003.12 4-19-861785-6(1700)
ARCHER'S GOON by Diana Wynne Jones 1984

☆☆☆☆★(4.5点)

ある日ハワードとスサマジーの兄妹が帰宅すると、家の中に巨大な体の「ゴロツキ」が居座っていた。「アーチャーの使い」で「二千語」がアーチャーに届いていないので「書け」と脅かす。ハワードたちの父は作家で、スランプの時に、それからの脱出目的で冗談のように友人マウントジョイと、どこにも書いていない話を彼に二千語分渡す、という約束をしていた。ゴロツキはそれは最後にはアーチャーに届く、と言う。ところが脅かされへそを曲げたハワードの父は、原稿など書くものか!と抵抗。ゴロツキに出て行ってもらいたいハワードたちは原稿の行方を探し始めるが・・・

次から次へと出てくる「魔法使い」たちもそれぞれ「二千語」のために手を変え品を変え、笑っちゃうような嫌がらせをしてくる。最終局面、なぜハワードたちが魔法使いたちに狙われているのか?分からないところが一気にまとまって行くあたり、さすがの力技。私たちのいるこの世界が舞台のようなのに、するりと「魔法」が入り込み、だんだん普通じゃなくなっていく。自分勝手で言いたい放題のキャラクターたちが存分に叫び、騒ぎながら行動していく様は、楽しませてもらった。DWJらしく、とても爽快!
それから、8歳とは思えないスサマジー(すさまじい声を出すから。あだ名)の元気いっぱいな性格と、ボヤきつつ面倒をみるハワードの兄妹のコンビが、家族のつながりってこうだよね、と良い感じ。わりと性格の捻じ曲がった女の子が出てくるのがDWJ作品だが、スサマジーは兄思いで可愛いかったな。

2004/03/13

千尋

昨夜はオットの友人二人を加え、4名で谷中にある「千尋」という料理屋へ。魚好きの私には天国のような店でした。とても新鮮で旬の魚がお安くいただけます。カワハギの一尾丸ごと肝和え。たちポン。穴子てんぷら。鮪の肝の塩辛。思い出すだけでヨダレがぁ 我が家の定番の店にします。谷中でお食事の際には、オススメ。



「千尋」 谷中3-13-22



2004/03/12

イノセンス

イノセンス 監督/押井守 99分 2004東宝

☆☆☆☆

2032年の日本、愛玩用ロボット・ガイノイドが所有者を殺し自壊する事件が起きる。そこで九課からほぼ全身を義体化しているバトー、そして新しいパートナー・トグサの二人が捜査に当たる。
【ロボット工学三原則 人間の生命に危害を加えない限りにおいて、ロボットは存在しうる】この大原則を逸脱したのは何故なのか? 謎を解く過程でバトーらはさまざまなタイプの人に会い、その都度<私>というもの、を問い続ける。自分は「人形」ではなく「人」であるという確信は、危なっかしい思い込みによって、かろうじて支えられているのか。

<私>というものの存在を疑い電脳の中へ行ってしまった草薙素子の問い、ハッキングされて擬似体験を繰り返し見せらせることの、居心地の悪さ、は私たちが「現実」と名づけているもののを疑う行為だ。この映画は、「現実」って何だ?と観客への挑戦だろう。
さらにまた、押井監督の<私>というものとは? いのちとは?という探求に付き合う映画でもある。映画内では<私>=ヒトをヒトたらしめているものが、ゴーストと定義されている。どうやら突き詰めれば、ヒトがヒトであるためには肉体は不要らしい、それじゃ神様と同じじゃないか? 人は脳とその記憶を電子情報化したものだけで、果たして人だと言えるのか。生きている<私>を発見するためには、死者が合わせ鏡で必要。監督によれば人間にとって他者とは何かを考えるとき「他者として客体化させた機械」というコトバを思いつき、狂喜乱舞したとのこと。今回は他者が「人形」としてキーになり、つまり死者である。不安定で不完全な<私>を映し出すものが「人形」というわけだ。
私としては人間は肉体性がなくては人と言えない、と思いたい。肉体的に死なない人、だなんて永遠に在りつづけることも死と同じくらいに恐怖ではないか? 生が死の合わせ鏡でしかないなら、死なない=いのちがない、ということになる。こわい。こういう私のようなものは映画内では旧人扱いになるのだろうけれど。

ヒトと人形の表現の差はストーリーで大事なポイントとなるが、わざと「人形」らしく動くバトーやガイノイドの動きは素晴らしい。実写映画でのCGとCGアニメとの格差が縮まっていくに違いない。アニメはそもそも「人形」を描いて作り上げるものであることを考えると、この映画自体がアニメで映画をつくることを問うているのかも(この話に手をかけると深い穴が待っている・・・やめよう) で、人形が生きている(かのように)動いている、というのは、死体が動いている、とも言い換え可能であって、かなり気持ち悪い。突然動きを失った途端に「死」を見せつけるあたりも、なにやら怖い。

さて以下の引用は公式HPから。バトーらがこのようなセリフを連発しつつ、情報量の多い美しい映像で迫ってくる。
コトバに集中すると画面を見失い、しかしコトバの補完なく、画面だけでは全体が見えない・・・苦行のような99分。やはり鏡や生死に関わるものが多かった。「孤独に歩め・・・」は釈迦の言葉だったはず、でも村上春樹を思い起こさせる。全体的に文学部出身の私のツボ。ゼミのテーマにもオススメ。

□自分のツラが曲がっているに鏡を責めてなんになる
□鏡は悟りの具にあらず、迷いの具なり
□春の日やあの世この世と馬車を駆り
□シーザーを理解するためにシーザーである必要はない
□孤独に歩め…悪をなさず、求めるところは少なく…林の中の象のように
□その思念の総計はいかに多きかな、我これを算えんとすれどもその数は沙よりも多し
□忘れねばこそ想い出さず候
□秘密なきは誠なし
□生死の去来するは、棚頭の傀儡たり。一線断ゆる時、落々磊々
□寝ぬるに尸せず 
□未だ生を知らず焉んぞ死を知らんや
□何人か鏡を把りて魔ならざる者ある。魔を照らすにあらず造る也。即ち鏡は瞥見す可きものなり、熟視すべきものにあらず


2004/03/10

赤ちゃんも絵本

子どもが可愛いと思うようになったのは、つい最近のこと。図書館の児童担当となってからは特にそう感じます。今日は赤ちゃん向けのお話会です。立って歩けない赤ちゃんだって絵本をじーっと見つめ、言葉に耳を傾けています。私が言う言葉を真似て声をだしたり。世界には発見が満ちているらしい、と見ていて良く伝わるような真剣な反応がたくさんかえって来ます。楽しい・嬉しい・つまらない、と正直に見せてくれるので大変やりがいが。


2004/03/09

ディック・ブルーナ展

日付は前後しますが、7日(日)に甲府から着いた友人と板橋区立美術館で開催中の「ディック・ブルーナ展」へ。この日は寒くてちらほら雪も舞いました。美術館前にある公園では「梅まつり」も行われていましたが、かなり盛りは過ぎてしまっています。腹ごしらえしようとモンゴル料理の屋台で「シャルピン」をいただきました。平たくてもちっとした焼き餃子です。ジューシーで美味しい。

さて入り口にはミッフィーとボリスのボードが「一緒に撮ろうよ」と待っています。もちろん一緒に撮りました。入場前にちゃんとカフェ・ボローニャでランチ。ミッフィー型のフランスパン(一日限定20個)に激しく心が動いたものの、見るだけでがまんしてカレーセットをいただきました。食べてばっかりかしら。

すでに何度かブルーナ展は観ているものの、何度観てもにこにこしてしまいます。本を読む子どもをはっきりと意識した真直ぐな画と言葉は、とても安心感があります。そして長いミッフィー・シリーズの次回作ではなんと! きょうだいが誕生します。これから翻訳される段階だそうですが、速報ということで内容が紹介されていました。画の前には「きょうだいは男の子?女の子?」とアンケートボックスが。私も友人も男の子かな、と一票入れて来ました。ミッフィーたちは顔が同じ・・・なので「勘」。

先日朝日新聞でも「開館以来、最高の入館者・グッズ人気!」と記事があり、混雑を覚悟して行きましたが、館内は意外とゆっくり観覧できました。しかしやはりショップだけはコミコミです。ブラック・ベアのTシャツが欲しい!と思っていたけれど私のサイズは売り切れてました。がーん。気を取り直してポストカード・クリアファイル・レターセットを選びました。目録は買うつもりでいたのに、輸入版のディック・ブルーナの仕事を網羅した本(¥6800)が印刷も内容もずっと良くて目録はやめです。輸入版ならアマゾンで探そうと、今回は見送り。最後は買ったばかりのハガキを使い、出張郵便局でミッフィー記念消印を押してもらいます。友人とお互いにハガキを投函して帰りました。届くのが楽しみです。

2004/03/08

ジブリ美術館

甲府から来た友人と念願の「三鷹の森ジブリ美術館」へ行ってきました。月曜日の10時入場のチケットだというのに既に人の列が。これで入場制限してるとは恐るべし~。

今回はユーリー・ノルシュテインの仕事が企画展示されています。館内映画館の土星座で彼の「キツネとウサギ」「霧の中のハリネズミ」のアニメーションを両方を観ました。
キツネとウサギ」は刺繍された登場人物たちを一コマ一コマ撮影したとのこと、映像がほのぼのしてます。お話は欲張りキツネに木の家を奪われたウサギとその仲間たちのやりとりが何とも可愛い。ロシア語のナレーションも暖かくて素敵でした。特にクマは私のお気に入り。ウサギの家を取り返してやる!と花のリースを作り気障なポーズでキメるものの、気性の荒いキツネにたじたじ、ウサギを抱えて逃げかえる様子が! グラビアンスキーやウィルコンの絵本もそうですが、東欧の作家がつくるものは、色合いにもみられるような哀愁と希望が静かにまざりあって表現されているように思います。

アニメの原理を立体造形で見せるアイデア、ジブリスタジオにて作品が作り上げられる過程、ジブリでチャレンジしているオーニソプター(松田恒彦さん制作・鳥型のグライダー)実験飛行などを見ていると、宮崎氏の夢を後ろから覗いている感じがしました。すっかり私達のあたまの中ではジブリの音楽が鳴り響き、「ラピュタ観たい!」と言い合ってました。秋に公開予定の『ハウルの動く城』のハウルも気になりますが、今までの作品でイチオシはやはり「パズー」よね。信頼できて頼りになるし、気障じゃない~。

��時に退場するまで、カフェには昼と帰りぎわの2度行って大満足です。「やせっぽちのカツサンド」「麦わら帽子のオムライス」などいただきました。料理に付いてくる旗もいただいて・・・。もちろん混雑したミュージアム・ショップにも突撃、友人はプレイヤーを持ってないのにノルシュテイン作品に惚れたらしくDVDを購入(これを口実にプレステ買うのかな?)私は仕事用のエプロンに付けようと「ジジ」のピンズやお皿などを選びました。
「土星座」の上映作品がジブリのものになったら、また行きたいものです。その前に『天空の城ラピュタ』借りてこようかな。


2004/03/05

セルゲイ通信Web版スタート☆

紙版、年賀状版と出してみた「セルゲイ通信」ですが、拡大版としてblog始めます。日々のこと、読んだ本、観た映画、食べたもの、旅などをつれづれ書いていく予定です。