2012/03/30

ベストステージ5月号

読みましたー(買ってない・・・)



いい写真だった。あまり見ると手が震えて、雑誌を落としそうだったので、チラチラ見つつも文字を必死で追いかけました。



部屋の片付けを予定してるので、ここは我慢かと今日は購入せず。エリザの記事だけ欲しいのよねぇ
瀬奈さんの祐一郎さんへの評価が、ああ!というものだったのが、嬉しかったです。そうと分からないようにするのが、良いところだよねー。
ご自分だけステージ上にいるときなんかは、客席をしっかり見渡してくれたりするし。



週末は暴風雪の予報。どうしましょう。でも、もう、ニットは仕舞うぞ・・・仕舞うんだ・・・



2012/03/29

『ジキル&ハイド』-4 かわいいルーシー!

って、怖い台詞・・・ ぞぞぞ。東京公演もおわりました、早いなぁぁ



さて、ルーシー役は濱田めぐみさん。言わずもがな、劇団四季で大活躍され、退団されました。
2005年の『李香蘭』の川島芳子役で拝見してます(当時の記事はこちら★) あまりのカッコ良さに惚れたらしいです。



アダルトチームだった前回のマルシアとの比較になってしまうのですが、若々しくて新鮮だった点もあれば、物足りないような気がしてみたり。



「新たな生活♪」New Life~と歌う姿は、あぁホントに新しい生活が目の前に見えている!という未来ある娘に見え、とてもみずみずしい。



ジキル博士を訪ねてきたところも、スレてなくて可愛かったです。



<どん底>での「連れてきて♪」のシーンは、私が3階から見たせいなのか・・・色気が足りなく感じました。真正面から見えたら、けっこうお色気バーンだったのかなぁ。
私の印象だと、ワルぶってる子って感じかしら。それはそれで、いたいけで、キュンとしそうですけれど、状況的にはここはスレてて欲しいところでした。



しかし、衣装はなかなかの露出。思い切ったわ!



意外と下半身がしっかりめなことに驚きつつ(お顔がすっきり華奢な感じなのでー)いいね、むちむちで、とこっそり拍手。マルシアのように見せることに慣れている感じがないのも、実はドキドキするポイントだったかしら。



あとは、ダンスの動きに場末のお色気感が出てくれば完璧でしょう。楽しみにしてます。



とりあえず、まずは初々しかったよってことで。



■歌については大満足で、たっぷりと歌っていただいて嬉しいっ


これも、マルシアの歌も好きだったなぁと思いつつ聴いてたのですが、濱田さんのちょっと裏返る台詞まわしというか、こぶし回し・・・が、頑張っている子、という感じに聞こえました。あ、保坂知寿さんの言い方、歌い方のクセに近いか。


あまりこぶしが効いてるタイプは好みではないのですが、役柄によってはぴったりハマることもあります。ルーシー役にはぴったりー。


ルーシー役の表現という点では、今後、どういう風に肉付けしていくのかなぁと思ってます。私が見た二日目では歌はがっつりと歌い、台詞は台詞で、というように感じられました。これから、ですね。


たまにバズーカじゃない歌い方も織りませながら展開すると、さらに魅力的と・・・思います。


うふふ、だけど現時点でも大満足だったんだけどね。でもきっと、濱田ルーシーはもっと素晴らしくなると思うので、期待してます。


■片思いルーシー


これは面白い発見でした。アダルトチームのころは、ジキルとエマは父と娘みたいなカップルだった・・・・コホコホ。ですが、今回はちゃんとした片思いのルーシー嬢。せつないのう。


優しくてイケメン(!)なジキル博士にぽわーんとするのは、当たり前よー。でも、彼には美しく気品あふれる婚約者がいたのだった。玲奈ちゃんエマが相手では、完全に片思いであろう。


この片思いも、淡い初恋のようにきらめきつつ、心にほんわりと火が灯ったというもので、アタシのものにしたい!などというドス黒い感情ではないのでした。かわいいのよね、ルーシー。


2012/03/27

ミュージカル制作する?

「ミュージカル・劇場解体新書 制作テクニックからマネジメントまで」








まだ途中なんですが。タイトルでは経営的なことが中心なのかしらと思わせておいて、実際は“ミュージカルとは” “オペラとの違い” “劇場の構造”など、基本のき、の話が多そう。



・・・制作しちゃるー(ただし宝くじが当たったら)と思って読み始めたけど、ちょっと違ったわ。



ただ、ミュージカルの発展の流れがとてもざっくりと図入りで書いてあって、見やすいです。これはいい点。図が多いのはいい。



最後のページに、日本を代表するミュージカルの俳優20名、と紹介してあります。このラインナップが不思議ラインナップ(確かにみなさん有名な20名ですが、基準が分からなすぎて頭のなかが、ぽやーっと。祐一郎は入ってなかったヨ、っと



2012/03/25

『ジキル&ハイド』-3 殺害場面

カンテラがゆらゆれと動く市民のシーンが印象的だったところ、おお、カンテラが・・・ カンテラ・・・みえない。



セットは、半円状の2階建て回廊が登場。導線が広くなって、役者さんたちは大変かな。ジキル博士のお屋敷が広く見えるようになったけれど、屋外シーンは、そのぶん多少せまく圧迫感がありました。



冒頭の、父への思いを語る場面が新曲? 長くなってて、理事会開始が遅くなりました。あ、ジキル博士は理事会にあまり遅刻してなかった!
なぜ、この精神の病を治療したいのかという理由付けが分かりやすくなったかもしれません。哀しい場面ですしね。



新演出で、見所になるのは<殺害>の場面だと思います。まだ、こなれてない感じでした。終盤、もっといい流れになることを期待。



鹿賀ハイドのときは、目の前に立つだけで相手を圧倒してました。見るからに凶暴そうで、危ない!男でした。アハハハ!って笑うの好きだったんだよなー、すっごく馬鹿にして楽しそうで、良かったんだけど、石丸ハイドはなかったです。



■殺害方法が変わりました。



1幕で殺される司教(若泉亮)、ロープに吊り下げられた荷物が次々に落下。必死に逃げるも、炎に追いかけられて死亡。ひいいー。





<どん底>で天井から降りてきてたロープが・・・SM的な宿ですか?と気になっていたのだけど、司教殺しのために使ってました。<どん底>ではインテリア・・・?


物語的に殺され方が、というよりも、舞台の保安的に非常にどきどきしてしまいました。襲われる方が真上の状態が見えるので、避けられるはずと思いながらも、事故が起きませんようにと祈ってしまう。


炎もけっこうボッと上がってて、なかなか派手です。火の出るタイミングがちょこっと微妙で(笑) 司教、逃げれたよって感じ。
その辺は今後いいタイミングに安定してくるでしょう。


2幕での殺害。
2番目はプループス卿(KENTARO)・・・おお、目をぐさっと刺されて死亡です。ぐっさり刺されました。残酷だなぁ


この辺で、鹿賀ハイドが殺す相手をはっきり意識して憎しみを込めて追いかけてたけど石丸ハイドは快楽殺人者っぽさが強く感じられるなと思ってました。


端整なお顔立ちのせいか、殺人技法が凝ったからか?
うーん、技法が凝ったせいかな。残酷さは石丸ハイドが強いけど、恐ろしさは鹿賀ハイドがより深かったように思います。


続く3番目、サベージ伯爵(石飛幸治)。これは随分変わりました。
鹿賀ハイドを目撃してる伯爵は、ハイドが目の前に登場して迫っただけで死亡だったのが(<何もしないのに死んだ>。すきでしたけど、コレなくなっちゃった)、
背後から首を絞めて殺害。


うわぁ 怖いと思ってる時間が長くなったんじゃないか?


より、派手になりましたが、道具が増えた分、ハイドの怖さが薄れたかもしれません。天井から下がる荷物に目が行って、ハイドの恐怖感が半減したような。


今のところ、鹿賀ハイドの殺しのほうが上手かった、とは思います。でも開幕したばかりだったので、比較するのは申し訳ないですね。



2012/03/24

ガラガラドッシャン

昨日、というか今日の午前3時ころのこと。



夜更かしして、寝ようかなぁなんて布団に入ってうとうとしてた頃に、隣か階下のお部屋あたりでドン!ドン!と大きな音。



そして、ガラガラドッシャーン!バリーン!



・・・食器棚を倒したイメージな音。



こんな時間に何事か! 引越し準備で倒したのか?夫婦喧嘩とか、暴れん坊が? 



警察よぶ? 



身構えて、次の動きを待っていたんですが、シーンとしたまま。眠かったこともあり、気づいたら寝ちゃってました。



で、さっきマンションの入り口に行ったらいつものガラス戸がダンボールで養生されてました。ああ、朝方の音は玄関を壊したのかー、納得。



なぜ壊れたのかは分かりません。酔っ払いが鍵を忘れてご帰宅、酔った勢いで壊したとか?
救急車の気配は気づかなかったけど。



2012/03/22

『ジキル&ハイド』-2 踊るアターソン

けいごさーーん!



お久しぶりですー、スタスタ歩いていて(なんとなく心配して見てしまってた)、さらに踊ったー!



踊るアターソン、でした。



私の観てきたアターソンは、石川禅さん、戸井勝海さん、そして吉野圭吾さん、の3人です。



いずれも、温かくジキル博士のよい友人でありましたが、圭吾さんほどダンシングしてた方はいませんでした。
<どん底>のダンサーに混じって、うきうき踊ってましたー。わぁ~



ってか、<どん底>では一番楽しそうです。楽しむときは楽しまないとね、という態度が、世の中とうまくバランスを取っているらしい人物にふさわしい態度だったかと。



どちらかといえば、女性相手にはお堅い印象のジキル博士(しかし、石丸ジキルはそれなりに女性の扱いが出来そうな雰囲気でしたね)と、対照的なアターソンの柔軟な雰囲気が引き立てあっていたのではないか。



いやぁ、もう何よりも、圭吾さんが歩いて、踊ってたのが嬉しくて。
町の雑踏にまぎれつつ踊っていても、圭吾さんはどこにいるか、ちゃんとすぐに分かります。タメと動き出しのタイミングが緩急ついてて、とてもキレイ。ほわぁ



あとね、圭吾さんってシリアスな演技も良いんですよね。こんなに華麗に踊る人だけど、とてもとても繊細な表情とやさしい声。


実験に没頭、婚約者もかまわずに籠る友人を心配する姿が、優しくてじんわりだった。
この薬を取りにいって来てくれ!と(→自分で行けよ、って思っちゃうよね?)頼むジキルを、君を信じているから大丈夫だな?って顔して、お使いに行ってくれるんですよー。


やさしい。


エマが心配して会いに来たときも、エマをなだめて帰しておいてから、執事プールを問い詰める。カッコいいっ


そんな優しい友達思いが伝わっただけに、ラストの銃声が強く胸を撃ち抜きます。ううっ


自制しきれない以上、エマへのジキル博士の気持ちがわかっているだけに、撃つしかなかったのですよね・・・哀しい。


苦しいアターソン、だけどすうっと立つお姿が美しすぎでしたねぇ 細身のスーツで、客席に背中を半分見せながら、すっと片手をまっすぐに出して、射撃。画のようじゃのう、と泣きながらもうっとりと。





2012/03/19

『ジキル&ハイド』-1 フレッシュフレーッシュ、で歌える~♪

ジキル/ハイド:石丸幹二、エマ:笹本玲奈、ルーシー:濱田めぐみ
アターソン:吉野圭吾、ストライド:畠中洋、プール(執事):花王おさむ
ダンヴァース卿(エマの父):中嶋しゅう



KENTARO、石山毅、石飛幸治、若泉亮、岡田静、山田展弘、寺元健一郎、二宮優樹、吉田朋弘、
松岡美桔、島田彩、やまぐちあきこ、山中美奈、関谷春子、岡村さやか



指揮:塩田明弘



歌唱に関しては(エマの父以外・・・・)聞き応えがあって、なおかつ鹿賀さんジキルのころよりも全体的にフレッシュに~



若い歌えるメンバーが揃ったのは、嬉しい点。初日あけた二日目の観劇のためまだまだ手直しがあるところでしょう(ジキルのかつらが変わったとか)。



アンサンブルも時々バラけてましたが、でも、これはどんどん良くなるとおもう。



(えー、エマの父に歌ってよいって決めたのは誰ですか。これだけいい役者が揃って、音をはずしまくって玲奈ちゃんと父娘のデュエットだなんて、ひどい。しんみりしたいのに、げげっと驚いてしまって、気持ちがさめるわ・・・)



■石丸ジキル/ハイド
前の方=鹿賀丈史、があれだけ濃い目だったので、どんな風に?とどきどき期待しつつ。



冒頭の理事会に登場した姿。あの微妙な長髪が似合っているわ(前の方との個人比) おおー。



ハイドが現われたときのザンバラ髪も、ばさばさじゃなくて艶っとストレートで、ビジュアル系バンド的な麗しさが。おおー。



とにかく、見目麗しいです。それだけで、新しいジキハイを感じましたー。
(あ、しかし鹿賀ジキハイも大好きでしたよ~)



理事会での態度などからは、情熱はあるが若さゆえに世渡り下手な青年の姿です。アターソンとのやりとりも、若者らしくとがってます。
最後まで、若者のいきおいを感じさせてくれました。







■変身について。
鹿賀さんは、はっきりとジキルとハイドを二つの人間としてまったく違うように表現してました。それはそれで、面白かった。が、うっかりすると滑稽に見える恐れがあったと思います。
あの「対決」シーンは、真剣であっても、いや、熱演であればあるほど、何故だかどうにも笑いのツボに刺激が来たものなぁ


石丸ジキハイは、彼のひとつの体に存在している二面性のうち、凶暴性とか欲深さ、嫉妬心が自制せずに出てきたら、という感じです。


「対決」のジキルとハイドがせめぎ合うシーンでは、テンポが上がっていくにつれ、ジキルとハイドの垣根がなくなって、ひとつになりそうな方向で進みました。どちらが勝つのかが分からず、どきどきする!これは新鮮! 現代的な表現だなぁ 


多重人格のように表現してもいいし、理性や思いやりの心がなくなったら?という風に見せても良かったんですね・・・ 映画版のジキハイでも、石丸的なアプローチじゃなかったはず。いいですねー。


■LOVE
これも、フレッシュな配役のお陰であろうか。とにかく、今までは婚約者エマよりも、はるかにルーシーの存在が大きかったです。エマにはいいデュエットがあるのに、活かしきれなかったんですよね。
ヘンリー&ルーシー>と、エマ。


ところが玲奈エマだと、ヘンリー&エマ>そして片思いのルーシー、という形。2人の愛を感じられて、LOVEあふれてたぁ
エマの静かながら、芯があって、まっすぐにヘンリーを愛してる姿がりりしくて美しかった。


今回観て、本来的には、愛する婚約者をもつ悩める科学者と、彼をほのかに思う娼婦の関係だったのだなーと思いました。
だからこそ、ハイドになって娼婦のルーシーに執心するのがありえない衝撃な訳だ。


Take me as I am ありのままの♪
やっと、このテンションあがるこってりメロディを歌ってくれる二人が揃った・・・・神に感謝!
うっとりの愛の歌。


ヘンリ~、花火終わっちゃったぞう~(圭吾アターソン★)  って、言っちゃうよね。二人が仲良くて。


全体的にも、ヘンリーとエマの恋人たちの物語。そこにハイドの出現という事件が起こり、悲劇的なラストを迎えるという二つの大きな物語がぐっと交差していく構成なのが、際立つように。
ラストの花嫁に抱かれるヘンリー、が納得です。ラブストーリーとして観れちゃうの。


■にくらしい人
人間って欲張りですよねぇ その分、理事会メンバーの憎憎しさが薄くなったかもしれないと感じました。


もっと下衆でごうつくばりで、見栄っ張り、浮かれた人々として頑張ってほしい。
鹿賀ハイドが、仕事人みたいに殺害していくの、けっこうカッコよかったのです。こんな奴なら、ひどい目にあっても・・・と思わせるくらい憎らしい人たちであってほしい。


2012/03/18

日本海はザバーン

お彼岸なので、ある人に挨拶に行ってきました。ご家族とも一年に一度だけですが、近況報告などを。
生きてるのは、楽しい。苦しいかもしれないけれど、生きてるだけで嬉しい。



きつい坂道の途中で、タイヤがパンクしたことに気づいた。ぎゃー。
友人の車だったのだけど、びっくりしたわ・・・ でも、事故も怪我もなくてよかった。JAFありがとうー。



・今日は天気が荒れ模様。小樽-銭函の海は、白波がざっぶん。春はどこ~



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暗いなぁ どうも写メの腕があがりません。銭函の「大坂屋」という蔵を改築した喫茶店。



ステキでした。コーヒーも、パイも美味しかった。古い家具がたくさんあって、居心地よかったです。



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現役のジュークボックスもありました。また行ってみたいな。



2012/03/17

『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2nd Season』-6 見過ごすのかぁ~!

♪最後のダンス(トート:パトリック・シュタンケ)



ほおー、2年前とは色気が違う! パトリック、すっごくセクシーに歌うようになったわ。ささやき声をしっかり安定させられるようになってました。これはいいー。



巨大なボディも、まぁこれはこれで、声には必要なんだし、ガタイのいいトート閣下というのも見てみたいものだなぁと思いました。
私、ドイツVer.の舞台は未見なので、トートがどういう振る舞いをしてるのか分からないのですが、死へと誘うのは同じなのよね? パワフルな閣下だなぁ



日本語だと、俺さぁ~のとこ、ハイトーンボイスでがっつり決めてくれましたー。



♪夜のボート(エリザベート:一路真輝/フランツ・ヨーゼフ:石川 禅)



鉄板のお二人で、ただただ見とれ、聞きほれていた。ここでも、一路さんの年齢を重ねた感じがいい方向に発揮されていて、じんわりしちゃう。



ミラクルすぎる禅さん、今度は皇帝陛下・・・ 生真面目すぎて、責任を全うしようと努力するごとに、妻との距離が広がってしまった人。



そうそう、2幕ではチェック柄のスーツからタキシードに衣装を変えていたのでした。温和なお顔ですが、ボディは鍛えていて厚みが増しているので、タキシードの胸の厚みがス・テ・キ。



両足を広めにあけて、仁王立ちしてる禅さんを見ると、「一瞬、祐一郎さんみたいなの!」と言ってたお友達の気持ちが分かります。堂々となさっていて見惚れるわぁ



♪闇が広がる(トート:山口祐一郎/ルドルフ:山崎育三郎)


言葉はもう要らないよね・・・ と、いいつつ。祐一郎は、やはりお相手がいるとものすっごく元気溌剌。育三郎くんと、ヨーシコイ!的なデュエットを繰り広げてました
前半のお1人版と同じ祐一郎とは思えんですよ。気持ちが入って楽しそうでっす。


『エリザベート』もシシィに共感しなくても、名曲揃いでわくわくする演目だわー。


立ち上がれよ~♪ 王座~! にどきどきしながら、楽しみましたよー。祐一郎、やっぱり図抜けていいよねー。すきすきー。


・・・帰り道、『エリザベート』東京以外にも行きたいわーと決心してました。ただ、博多に土日の二日だけで行くのは時間的にも厳しいってことで、名古屋に行きマース。


♪影を逃れて(エンディングVer) 全員 
(ヴォルフガング:パトリック・シュタンケ/山崎育三郎)


3時間近く、クンツェ&リーヴァイの作り出す世界の曲だけで構成して、飽きないとは。むしろ、見事な作品ばかりだということを強く感じられる濃厚なプログラムでした。


ラストもパトリックのハイトーンボイスががっつり入って、大満足気分です。みっちり、たっぷり、祐一郎さまのトークがなかったのは、残念といえば残念だけれど、これだけ聴くことができたので、大満足ですわー。


それと、最後はスタンドマイクを使ってずらっと舞台に並んでたのだけど、祐一郎と禅さんが並んで立って歌ってたんですよね~ なんてステキなツーショットだ!これ写真欲しいね、 麗しい・・・


■カテコ


終了アナウンスが何度も中断する形で、3-4回のカーテンコール。鳴り止まない拍手のため、祐一郎がはーい、じゃん! と拍手を一緒にまとめたんでした。にこにこしてて、その笑顔にメロメロな客席でした。


最後は超高速・御手振り ぶんぶんぶんぶんぶんっ


ありがとー!楽しかったです!


調子がいまいちだったとか書いてごめんだよ。ごめんよー。1公演のなかでも、調子がじょじょに上向きってところが、とても祐一郎らしい。
スタート時点でも、ちゃんとレベルを保っているのだけど、後半にむかって調子があがるスロースターター型よね。


DVDも楽しみ。




2012/03/15

『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2nd Season』-5 とても元気になった祐一郎

■エリザベート
♪私だけに(エリザベート:一路真輝)



何度も見ていたからでしょうか。一路さんって歌い方にクセがあって、少し苦手に思ってたのですが、他のキャストに変わって比較できるようになると、あれれ? 意外と、私、好きだったのでした。
真面目さとか意思の強硬なところがあっても、中がとても繊細な雰囲気があって、一路シシィも良かった・・・ 完全にシシィスイッチがあるって感じの堂々たる歌いっぷりです。



久しぶりに拝見できて嬉しいっす。声も力強くでていて、さすがの貫禄でした。



♪ミルク(ルキーニ:山崎育三郎/アンサンブル)



いやこれは、若い子に言われると腹立つわ&可愛いわ、という育三郎のルキーニでした。
妙にいろっぽく、ざいこなーし・・・と登場。
からかってるような仕草と声、やるなぁ育三郎!



2010年は、今さんルキだった(このときの観劇メモはこちら)と思い出しつつ、軽やかにきらきらと歌ういっくんがまぶしい。



クリエの舞台が狭いこともあって、本公演のようなダンスではなかったものの、面白い振り付けがついてました。



うーむ、それにしてもこんな印象深い曲を繰りだすリーヴァイさん、すごいわね。哀愁がほのかにただよう曲調とか、盛り上げ方が手が込んでで、感激指数がぐいぐいあがるー。





♪私が踊る時(エリザベート:一路真輝/トート:山口祐一郎)


祐一郎~! ものすっごく活き活きしてました。分かりやすいお方よ。一路さんを見つめる目が、いたずらっ子みたいだった。よし、やったる! ってこと?


ほんっとに勝ち誇った顔の一路シシィ、それを包み込む眼差しで受け止めてるトート閣下。うぉぉー、いきなり『エリザ』観にいきたい気分、がーっと出てきました。


私の脳内では、三色のドレスを着て馬車の前で自信満々なシシィが見えます~<邪魔しないで!>の言い方が、素晴らしく高慢ちきでした。いいわー。


俺だけが自由を与えることができる・・・


どんなに強く拒んで見せても いつか俺を求める
手をとって 俺と踊るんだ 俺が望むときに 好きな音楽で


ジャーン!


歌い終わった二人、反目しあう恋人たちって感じではなく。むしろ競争していい試合だったなと互いをたたえ合ってる風。体育会系にみえました。さらに言えば、祐一郎のほうがとてもとても嬉しい&楽しそうに大満足の表情でした。


はぁ~ 1幕とは別人のような溌剌としたお声で、ドカーンと歌ってくれました祐一郎・・・そんなにコンサート形式が苦手か!(得意じゃないように見えまする)


この曲って、天下を取った気分のシシィと、それをやさしく見守るトート閣下という、乙女の夢な関係だよねぇ~ こんなにイケイケの女、思い上がるなって捨てられちゃいそうなのに。閣下はそれもOKで、待っててくれると言ってくれてるんだものー。いやーん。


そういえば、微動だにしないマイクを持つ手、というのが2010年での驚き発見だったけれど、今年はそれほど感じなかったわ。私の目が慣れてしまったから? 今年はわりと動きをつけてたような・・・・気のせいかしら。これはDVDで確認。


2012/03/14

『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2nd Season』-4 はみ出る人が好き

♪神よ、なぜ許される(コロレド大司教:山口祐一郎)



ジャー、ジャーン! ああ、この音を聞くとテンションが上がるわ! ダースベイダーのテーマくらいわくわくするぅ



頑張りすぎてたかもしれません。サービス満点な
おろかな男が作りっ だっ すっ!」であった。わなわなと。ふひー、息するの忘れるわ。祐一郎、大丈夫かな?



吹っ切れたのか? 馴染んだのか?
ともかく、前半でのいまいち感は消えてまして、元気に歌うぞって感じで出だしからいい調子で入ってました。
舞台とは違って、ストーリーとは切り離して、歌重視だったかな。前回のミューコン時の衝撃よりはマイルドだったけど、祐一郎ありがとう~



パトリックのロングトーン、果てしなく続きそうなくらいにすごかったので、歌手もアスリートなんだなぁとつくづく思いました。筋肉とか、肺活量とか。



祐一郎にしか歌えないものがあるし、声の大きさだけが魅力ではないのですけれども。



代名詞って感じでもある部分なので、高音も明るく響くパトリックと一緒に聞くと比較してしまうのでした。ちょっと寂しいような気分になるが、いろんな年代にしか出せない音があるんですよね。


で、いくら丈が長めとはいえ、ある程度普通の格好した状態で、ライトがまぶしい天井に向かって(神さまがいる)きりりと視線を向けて、上から目線の歌を歌うのは、受け取るほうもなかなか大変でした。
私めの修行不足で。どうしても、真剣な表情と、クリエの会場とのギャップが埋められなくて、聞き入りつつ、笑っちゃうよう、へんてこな気分のまま聞いてしまった・・・ 好きなのに、どうしてつい茶化したくなっちゃうんだろう。ごめんよー。


このはみ出ちゃう感じが、祐一郎はいいのよねぇ 調和してないとかじゃないの。不器用そうなところが、応援したくなるのだわー。


音楽のぉ~ まぁあ~じゅううう~つうう~♪


肺活量がドイツ人青年よりコンパクトだったとしても、祐一郎の素敵さは変わらないわ! この声は他の誰も出せないもの。


♪影を逃れて(ヴォルフガング:山崎育三郎/アンサンブル)


この曲が色っぽい曲だって理解したのは、育三郎ヴォルフのお陰なのでした。


死ぬのは怖くない自由に生きられたら 生命のある限り 求め続ける
たおやかなシンフォニー 女の肌のように  響きのヒダに触れて 僕は 震える


この歌詞を芳雄くんが歌うと、ぜんぜん違うものに聞こえてたなー。芳雄くんは、薄い刃物みたいな自分の才能に切っ先を向けられているような緊迫感が強かったか。


父から見たヴォルフはずーっと子供のままだけど、ヴォルフはしっかり成長して、音楽と女性とワインの味わいを同じテーブルに載せていたのねー。官能のヨロコビといいますか。


ヴォルフが音楽に対してどういう気持ちがあったのか、想像の余地が広がる歌の表現で、この点では育三郎ヴォルフに軍配を上げたいところ。


オトナの男の立場から、それでもなお自由になりたい!と叫んでいるの。


いっくん、ソツなくこなしてるように見えるけれど、もしかして化けるかもしれないなぁと期待してます。笑顔で壊れてる怖い役とか、やってほしい。声に色気があるわ・・・


■たらら、たらら~レベッカーーッ
武岡さんの『レベッカ』口ずさみでした・・・ たらら、レベッカーーッ!




2012/03/13

『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2nd Season』-3 育三郎が大活躍

休憩時間に、ぼうっと思っていました。何たる幸せだ~ 



と、周囲からDVDの予約する?との声が。え?? 思わず聞き耳→おお、国際フォーラムと大阪公演のが収録になるのね。
7月に発売予定とのこと。大阪では観客がいない状態で収録だったようですね。いたほうが盛り上がるだろうけど・・・ 貴重すぎる祐一郎の映像が我が家に!はうー。



■モーツァルト!
♪ここはウィーン(アンサンブル)
武岡さんが名曲の宝庫、ほぼ全部です!というだけあり、まこと全て名曲です。手抜きはひとつもなく、どれも隙のないストーリー展開にふさわしい音楽がつけられていて。



♪僕こそ音楽(ヴォルフガング:山崎育三郎)
育三郎のヴォルフ、いいなぁ M!本公演でも温かい等身大の青年らしい人物になっていて、素晴らしかったし。
それにしても、細いよ、いっくん。体力持つのかしら? 顔がつるつるらしくて、ぽやーんと見とれてしまった。
赤いロング丈のジャケット、ポケットが2個ついてたりで(上下に並んでるの)良いなぁ ほしい。



♪モーツァルト!モーツァルト!
(男爵夫人:一路真輝/コロレド大司教:山口祐一郎/アンサンブル)
オケの音がまたいいのだわ。ベンベンベン・・・ 帝劇ではオケのみなさまの音がどれだけ再現されているのやら。もったいない。



一路さんの男爵夫人は気品あり。でもって、さらにやるき出した感じの祐一郎も加わりますー。
合唱部分で祐一郎の声が聞き分けられて嬉しかったなぁぁ~ 省エネ歌唱なのかとも思うものの、溶け合いかけてるけど、聞き分けられました! でへ。



♪心を鉄に閉じ込めて(レオポルト:石川禅)
今回のミューコンでの一番の収穫は、これだったかも。


前半のキュート★フランク、そしてフランス国王ルイとも、違う・・・ 違うのが信じられないわ。そしてどの役であっても、表現もお歌のどちらも素晴らしいだなんて。どうなってるんでしょ。


禅さん、やっぱり市村さんのあとが継げますねぇ この調子でザザ役もどう?


♪終わりのない音楽(ナンネール:土居裕子/レオポルト:石川禅)


まだまだ現役感のあるレオポルトもいいですね。そして、自分が手に出来なかったものを息子に託している罪悪感が、垣間見えるよう。父親のエゴまでがこの短い歌のなかで見えました。はー、禅さんのこれからが楽しみでたまらないです。


♪ダンスはやめられない(コンスタンツェ:新妻聖子)
スローテンポで歌い始めたので、前半はしっとりめ。テンポがあがった後半は、ピアノの音がリズムを刻みながら、ラストへ。


ヴォルフの妻である自分、夜遊びしたい自分、不安から逃れたい自分、それらが混ざりあったコンスタンツェ、諦めつつも隠された怒りがほとばしるような聖子ちゃんのコンス。
歌える人がこの役をやると、ヴォルフとの恋愛が、父親との対立の場面でもぐーっと軸になるはずなんだよね・・・ アイドル枠はやめて、実力のある方にキャスティングしてほしいー。


♪チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハ‐トに(シカネーダー:山崎育三郎/アンサンブル)
ステッキを持って、育三郎@シカネーダー。おおー、これはコンサートならではの楽しみ。いっくん、サービスしてくれてますね。かわいいシカネーダーでした。


♪何故愛せないの?(ヴォルフガング:パトリック・シュタンケ)※ドイツ語


・・・パトリック。またまたロングトーン選手権でぶっちぎりです。トランペットとか、金管楽器が高らかに鳴っているような声ですわ。マイクなしでもOKかも。


舞台を右へ左へと動きながら赤ジャケットで熱唱。エネルギッシュで才能が溢れてる風のヴォルフに見えました。


♪星から降る金(男爵夫人:土居裕子)
あ、衣装がいかにもなドレスで素敵になりました。イヤリングか髪飾りが顔の周りでふわふわしてて、不思議な飾りだったな・・・


わりに、この役の方は高音域で歌っていますが、土居さんのやさしい温かみのある声も、慈愛を感じられて良いものですね。ただ、ヴォルフを自慢したい男爵夫人という意味では、やさしすぎるのかもしれません。



2012/03/12

『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2nd Season』-2 ほとんど本公演見てる気分

■マリー・アントワネット
♪ILLUSION~或いは希望~(カリオストロ:山口祐一郎)



調子でてきたかな? ♪幸せの風景って、ささやきのまま終わってしまうので、ドーンと祐一郎らしさを期待する私には、物足りなさが残ってたらしい。ふふふ。キター!って感じですね。



スーツ2号は、ジャケットがロングコートになってました。シャツは光沢のある渋めのワインレッド。少し衣装を思い出す余裕でてきました。



出たしから内股でキメて、上方向をぎらっと見つめて世の中を動かそうとしてたわ。ライトがまぶしいのか、ものすごく目を細めながら。



ううーん、スーツで内股・・・・私のなかの笑いスイッチがオンになりそう・・・(ダメダメ、真剣なのだから、オフのままで!)



全体的に、ああもう、これだから祐一郎は可愛い的な心境です。一所懸命に歌っておりまして、でもって体の動きと歌がセットになっているので、それでスーツ内股での熱唱なのです。
不器用さんで、いとしくてたまらんー。



ジャジャッジャッジャ。



この世に不条理あふれる限り 私を求める人間たち~♪ (それは私よー、祐一郎~



どこまで どこまで行く人間よ・・・
望んだのは 自由なのか それともすべて幻(まぼろーーーしっ)か!



ありがとう! キマったよ!



さきほどよりも気持ちよく歌い、祐一郎は去っていきました。やったー! 祐一郎の規格外なとこがすきだよ。はみ出ちゃう感じが。



♪100万のキャンドル(マルグリット:新妻聖子)


もう何も言葉はないです。上演中の聖子ちゃんを思い出しながら、さらに磨きかかったマルグリットの表現にただ、吸い込まれた感じでした。
初演のときは、とにかく怒りが先にたつマルグリットでしたが、今回は、切なさや悲しさに満ちた歌でした。打ちのめされているけれども、どこかに希望を捨てない強さを秘めたマルグリット。静かな拍手が送られました。


♪流れ星のかなた(アニエス:土居裕子/マルグリット:新妻聖子)


あたしは今『MA』の舞台見てるよね、って広い世界が目の前に展開しているようでした。歌声で、あの『MA』の世界を作り出してしまう出演者の力に圧倒されます。
聖子ちゃんの胸いっぱいな顔を見てると、じわーっと涙が出てくるわ。


♪神は愛して下さる(アニエス:土居裕子)


土居さんのやさしい声には癒されます。シスターの服みたいな色あいのグレーでラインがすとんとまっすぐな衣装。体のラインがでるほうが、きっとお似合いなのに・・・と余計なことが気になる。


♪もしも鍛冶屋なら(ルイ:石川 禅)


ミラクル続きであります。ますますうるうる目な禅ルイ陛下、私をドキンとさせたきらめきから、国王としての重責とただの父親で家庭人でありたい、個人のルイとの葛藤で苦悩している陛下へと。


今、また『MA』が見たくなっている自分が・・・ 
初演を見たときの、「暗い・・・つらい・・・」から、その先へと続く人間の希望のようなものを感じながら、見たいと思う。私がオトナになったのかしら?
ブレーメン公演での変更点を伺うと、それなら見たいと思うように。


♪心の声(マルグリット:新妻聖子/アンサンブル)


聖子ちゃんも、やった!な歌い上げてのラストでキメました。気持ちよさそうー。


■武岡さん、曲名を忘れる。ふふふ。あわてて譜面を確認してあげる西野さん。でもすぐ思い出せた。


♪なぜあなたは王妃なのか(フェルセン:パトリック・シュタンケ)


パトリック&通訳のために聖子ちゃん。
チャラいキャラにすべく「キミ キャワウィーネ!」「マジデー」と仕込まれてました。そんなパトリックのほうが可愛い。でかいけど(祐一郎とは方向性の違う でかさだ)


しかししかし、2年前とはぜんぜん違って表現力がぐっとついてた! すばらしーい。


お友達から聞いたのですが、今年(去年なのかな?)のドイツでの人気投票で1位になったのですって。いつも2位だったらしい。うん、うん、このいい声に表現力がつけば1位になれるんだね。


♪すべてはあなたに(フェルセン:パトリック・シュタンケ/マルグリット:新妻聖子/アンサンブル)※英語


白タイツのパトリックを思い浮かべつつ、若い青年の声が切なく恋人に想いを伝える歌に聞き入りました。英語版の歌詞は、日本語よりも素直に愛を語ってるのねー。
聖子ちゃんと並ぶと、サイズが違いすぎて大きさがまた際立つわ~ 


苦しみの彼方に(フェルセン:パトリック・シュタンケ/マルグリット:新妻聖子/アンサンブル)※ドイツ語


ドイツ語になると、パトリックの声が自信にみちたものに。ドイツ語の特徴っぽい発音に触れるたびに、歯切れのいい歌声ととても合っていて、ドイツ語習いたくなる。発音は英語より楽だと聞くけれど、ほんとかしら・・・ グーテンターク!


伸びやかで美しい楽器を思わせるパトリックの声の響き。低音もきれいに出るのですね。これは、本公演を見てみたくなります。ドイツ行きたいー。


ドイツ語でのアンサンブルさんたちのコーラスが、これまたきれいに音が響く。さらに、切ない聖子ちゃんの声が加わります。


息切れって言葉はパトリックにはなさそうってくらいの、広がるラストのロングトーン。今日のロングトーン選手権はパトリックの優勝
今も耳に残る、高く天上までも届くような、フラーーーーーイ!


断頭台のマリーの姿とマルグリットの悲しみでの幕切れから、フェルセンの想いに包まれるラストなら、少しは救われるというものです。


■余談
Patrick Stanke でyoutube検索してたら、ゲッセマネ歌ってるのとか、ラダメスとか。ジキハイでのお姿も見つかりまして(熊みたいー)、見入っちゃったなー。大きな体が生み出す迫力ボイス。


・・・だけど、Lady Gaga歌ってる(Sommernacht des Musicals 2011)ホイル包み状のパトリックにズッコケたわぁ でもどんな格好してても、いい声でカッコいい!


2012/03/11

『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2nd Season』-1 マキシム、スーツかっこいい・・・

3/6夜@シアタークリエ



山口祐一郎/新妻聖子/石川禅/一路真輝/土居裕子/
山崎育三郎/パトリック・シュタンケ



武岡淳一(司会)
安部誠司/杉山有大/武内耕/中山昇/松澤重雄/横沢健司
石田佳名子/石原絵理/河合篤子/鈴木結加里/真記子/水谷祐紀



指揮:西野淳



センター3列目に座り、まさに見上げ続けた3時間。夢のような3時間。
久しぶりに、全身で音の洪水のなかにうもれ細胞大活性、体中が喜んでました。何たる贅沢なのかー。



オープニング曲を4つ。
『エリザベート』 ♪プロローグ 我ら息絶えし者ども
東宝初演、初日の録音が流れる。皇后本人が望んだんだ! 
初演からこのクオリティなお兄ちゃんが凄いと思うわ。たった一人でこの役を務めてお休みもなしだなんて、拍手。
『モーツァルト!/M!』 ♪奇跡の子
『マリー・アントワネット/MA』 ♪もう無くすものもない
『レベッカ』 ♪夢に見るマンダレイ



司会を担当した武岡淳一さんがおっしゃってたけど、オープニング曲だけで物語の世界が目の前に広がって、そのなかに誘われていきますね。
と、同時にアンサンブルさんたちとオケの方のクオリティの高さにも、改めて恐れ入る。この4曲を聴くだけで、毛穴がきゅーっと!気持ちが上がって、震えてきましたものー。





■『レベッカ』
♪幸せの風景(マキシム:山口祐一郎)


ぎゃーーー。ぎゃーーーっ
私がアメリカ人だったら(すごい偏見)失神してたろう。キャー!


静かに下手から進んできて、やさしい笑顔で舞台に立つのは祐一郎。明るめなグレーのジャケットにシャツを開いた首にはスカーフをあしらっていた・・・ような。ようなって、ぼーっとしてて、いまいち記憶があやふやなのですわ。DVD出たら確認できるかな、っと(7月に発売決定で嬉しい嬉しい)


オープニング曲の連続でテンションががっと上がったところに、祐一郎の、それも静かな歌を持ってくるとこがニクイ!このー、このー。


曲は静かで、祐一郎の声もずーっとやさしいのに、私の心は素敵!手もキレイ!どうしよう! (どうもしなくていい・・・)と激しく動揺。
だけど、微妙に祐一郎がマキシムになりきれないような顔をしてるような気がして、こそばゆい気分になる。コンサート形式では、なんだか路に迷ったような。


後も思ったけれど、いつものテンションで歌うと、この劇場のサイズをはみ出ちゃいそうで。サイズ感のズレが。見てる私のほうが修正できず、困った気分になってたのかなと思いますー。ごめん、祐一郎。あなた素敵すぎるんだ。


♪永遠の瞬間(わたし:新妻聖子)


いやー、聖子ちゃん(聖子ちゃんって感じじゃなくなってますね、すっかりオトナの魅力)の声は、素晴らしい。どこにも無理がなくて、感情表現も細やかで、押し付けがましくない。
<わたし>、のマキシムを思う切なさが胸に満ち溢れました。すっかり切ない気分に浸る。


ここからしばらくは、声も体力もアブラののる時期なんでしょうね。聖子Ver.でレベッカも見てみたくなるわー。おどおどの後ろから、積極的な雰囲気がでるのかも?


♪レベッカ(ダンヴァース夫人:一路真輝/アンサンブル)


一路さん、大きな眼がさらに開かれて、ぐわっと。硬質な声とあいまって、非常に恐ろしげなダンヴァースでした。レベッカ信者である様子がすごくて、これまた凄い熱唱でありました。同姓愛を思わせるような執着した雰囲気もみなぎっていて、素晴らしい。
この役、お小さいころから、そばにいるのだし、これくらいの年齢の方が担当すると、迫力が増すのですね・・・
一路さん年齢を重ねたあたり、素敵でしたわー。


♪誠実さと信頼(フランク:石川禅)


チェック柄の三つ揃え(ジャケットなし)、明るい栗毛色のウィッグ・・・・(髪型が気になる!)の禅さんが、おめめキラキラでご登場。やーん、目がうるうるー。


しかも、この曲を19歳って感じで歌った! かわいい禅ちゃんVer.。さっそくミラクル禅だよー。アイドルのようだ・・・おお。


事前に友人から聞いてたのに、やっぱりドキ★っとしたのは、ラスト。
「きいっとぉ~♪」の直前、帰ろうとした足を止め、ふっと振り向き笑顔ぴかーっ きゃーっ、ドキドキするからやめてー(やめないでー)


♪今宵マンダレイで(アンサンブル)
これ、こういう曲だったっけ?と思ってました。黒いドレスとタキシードのアンサンブルさんたちが、狭い舞台のおかげて、抑制された動きのなかで歌ってたのですが。
舞台見てるときは、一夜限りの刹那的で浮ついた貴族の雰囲気を感じてたけど、格調高く聞こえたの。


衣装と演出でこうも違うものかしら? 面白い~


ちなみに、個人的に中山昇さんがもっと活躍してほしい、と最近よく思うので、彼に注目して見てたかも。素敵でっす。。


♪レベッカⅡ(一路真輝/アンサンブル)


この出だしの音を聞くと、で、出た!と叫びたくなるなぁ それだけ、印象的な登場曲ですよね。気持ちがどんどん上り詰める極まり感といい、すごい曲だわぁ


蘇れ、ここはマンダレイ! ジャン!


ひいい、いやもう、息するの忘れちゃうんですけど。豪華、豪華です~ 


生きてて良かった、飛行機に乗ってよかった、と毎度おなじみの気分でしたー。遠征組は手ごたえあると報われたって思いますよね。ね。




2012/03/08

衝撃は去り、全身にみちみち

こんばんは、アサイチの便で帰ってきて、そのままお仕事にいくのは、出来るビジネスマン気分でした・・・ちがうか。



フォアグラ3枚重ね級の二日間だったので、鼻血が出そうです。とにかく受け止めきれないほどのものを受け取り、ただいまじわじわーっとやっと味わっているところ。



とりあえず、眠いので寝ます。一路さんのダンヴァースが怖かったのよう~(とても良かったと言いたい)とかいろいろありますが、まずは寝ます。



そうだ、ミューコンのクリエ千秋楽の劇場前をちょうど通ったときに、パトリックがファンとハグしてましたー。でかかった。
禅さんは颯爽と去っていった・・・ 髪型がワイルドなのね!



2012/03/07

NEWジキハイ!

ふひ〜 こちらもカロリー過多の演目。

石丸ジキル&ハイド氏、気合いが爆発で良かったです! ぐわ〜っと!

しかもビジュアル的にもステキだった…

ハイドの黒髪ロングがうっとりよ☆ 恐いしオスなんだけど、惹かれる〜 きゃ〜っ!

今回は笹本&濱田のお二人も、強く激しく熱唱。それぞれが深い愛をみせてくれてます。
玲奈ちゃんがホント一途で芯があったなぁ

怪我の後で心配してた圭吾さん、駆け足やらダンスやら動いてました。どうか無理はしないで。
でも群衆のなかにいても、キレのある動きが直ぐに分かるんですよね。うれしかった。

��階客席で演出の山田さんが観てました。始まったばかりだから、少し手直しもあるのかな。

たまにコーラスでバラつきがあったけど、新演出もいい感じに派手です。

あ…エマ父は音程がミラクルでした。唯一の問題。

貴族には見えないしなぁ
替えて…お願いします。

若返ったジキル博士、良いですよ!

散歩

散歩
あたたかいわ〜

東京駅で降り、皇居をぶらぶら散歩。北に抜けて九段下まで歩いて、築土神社へ。けっこう歩きました。

東西線で西荻窪まで来てて、ただいまランチです♪

2012/03/06

はああ

こんばんは、やっとミューコン聞きました。

みなさん素晴らしくて、魂がどこかに飛んで行ってしまった。

カロリーの多いプログラムで、はなぢどころか貧血ですわ。西野さんもくたくたになるわね…

祐一郎はひとりだと若干の迷いが? 調子今ひとつと思ったけど、デュエットだと元気そうで良かった★ 可愛いひとだ。
カテコでとびきり笑顔だったのが、嬉しいです。

フィナーレの禅さんと並んでスタンドマイク前にいるのが、贅沢過ぎでスニッカーズ5個レベルでちた。

聖子ちゃんはまた表現が広がってたし、育サブロくんはキラキラ。パトリックの1/3くらいの幅だ〜可愛いが細い。

ミラクル禅さん!

��9才から70才まで違和感なくて、ますます素敵♪
収穫はやはりレオポルトか。靴の紐も結べないくせに!って言って欲しい。

パトリックはぐっと大人の声になってて素敵に…
色気がありませんよう。

いや〜エナジーチャージした!

らんらんと

こうふんしてきたなぁぁ 眠れないわー。こまった。



関東方面はお天気が悪いのね・・・ 折りたたみの傘を荷物に入れました。
靴は、まだ春物を出してないので、ブーツで行くことにした。ブーツじゃないと我が家から出られないし。







2012/03/04

時が来た~♪

今夜はとても美味しい料理をいただいてました。エネチャージ!



火曜日はようやくミューコン、その翌日はジキハイです。平日なのでスケジュールがきつきつですわ。気合、気合。



どちらもただただ楽しみたいと思ってます。あ、でもジキハイは新演出なんですよね。石丸ジキル博士がどういう風になるのか、濱田ルーシーのアダっぽさも楽しみ。玲奈エマはきっと気高く愛情深いエマじゃないかと。そして圭吾さん、早く舞台に元気に立つ姿を拝見したいものです。



それにしても、この時期、特に服装に困る・・・ 
こちらはまだ冬靴じゃないとダメだけど、東京は急に暖かい日があったりして、暑かったりしますね。難しい。



2012/03/01

10000 steps

春がきたー いいお天気で(5度くらいあった?)気分よくて、今日はたくさん歩いた。まさに万歩歩いた。4-5キロか。歩きすぎてぐったりした・・・



早くスニーカー履いて、ずんずん歩きたいのう。土のにおいももうすぐ嗅げる~うふふ。



ミューコンに行かれた方の、うっとりぽわんとした/あるいは目が醒めて大変なご様子がいくつか届きました。そうかー、そうかー。



いま、新しい業務のことを覚えてる最中なんですが、エリザで進化し続ける祐一郎を思い出して、アタシも進化しようと・・・大げさだけど。そうやって祐一郎はお役に立つ方なのであった。



踊ってる祐一郎を思い出すと、かなりハッピーになれる。拍手。