2012/03/13

『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2nd Season』-3 育三郎が大活躍

休憩時間に、ぼうっと思っていました。何たる幸せだ~ 



と、周囲からDVDの予約する?との声が。え?? 思わず聞き耳→おお、国際フォーラムと大阪公演のが収録になるのね。
7月に発売予定とのこと。大阪では観客がいない状態で収録だったようですね。いたほうが盛り上がるだろうけど・・・ 貴重すぎる祐一郎の映像が我が家に!はうー。



■モーツァルト!
♪ここはウィーン(アンサンブル)
武岡さんが名曲の宝庫、ほぼ全部です!というだけあり、まこと全て名曲です。手抜きはひとつもなく、どれも隙のないストーリー展開にふさわしい音楽がつけられていて。



♪僕こそ音楽(ヴォルフガング:山崎育三郎)
育三郎のヴォルフ、いいなぁ M!本公演でも温かい等身大の青年らしい人物になっていて、素晴らしかったし。
それにしても、細いよ、いっくん。体力持つのかしら? 顔がつるつるらしくて、ぽやーんと見とれてしまった。
赤いロング丈のジャケット、ポケットが2個ついてたりで(上下に並んでるの)良いなぁ ほしい。



♪モーツァルト!モーツァルト!
(男爵夫人:一路真輝/コロレド大司教:山口祐一郎/アンサンブル)
オケの音がまたいいのだわ。ベンベンベン・・・ 帝劇ではオケのみなさまの音がどれだけ再現されているのやら。もったいない。



一路さんの男爵夫人は気品あり。でもって、さらにやるき出した感じの祐一郎も加わりますー。
合唱部分で祐一郎の声が聞き分けられて嬉しかったなぁぁ~ 省エネ歌唱なのかとも思うものの、溶け合いかけてるけど、聞き分けられました! でへ。



♪心を鉄に閉じ込めて(レオポルト:石川禅)
今回のミューコンでの一番の収穫は、これだったかも。


前半のキュート★フランク、そしてフランス国王ルイとも、違う・・・ 違うのが信じられないわ。そしてどの役であっても、表現もお歌のどちらも素晴らしいだなんて。どうなってるんでしょ。


禅さん、やっぱり市村さんのあとが継げますねぇ この調子でザザ役もどう?


♪終わりのない音楽(ナンネール:土居裕子/レオポルト:石川禅)


まだまだ現役感のあるレオポルトもいいですね。そして、自分が手に出来なかったものを息子に託している罪悪感が、垣間見えるよう。父親のエゴまでがこの短い歌のなかで見えました。はー、禅さんのこれからが楽しみでたまらないです。


♪ダンスはやめられない(コンスタンツェ:新妻聖子)
スローテンポで歌い始めたので、前半はしっとりめ。テンポがあがった後半は、ピアノの音がリズムを刻みながら、ラストへ。


ヴォルフの妻である自分、夜遊びしたい自分、不安から逃れたい自分、それらが混ざりあったコンスタンツェ、諦めつつも隠された怒りがほとばしるような聖子ちゃんのコンス。
歌える人がこの役をやると、ヴォルフとの恋愛が、父親との対立の場面でもぐーっと軸になるはずなんだよね・・・ アイドル枠はやめて、実力のある方にキャスティングしてほしいー。


♪チョッピリ・オツムに、チョッピリ・ハ‐トに(シカネーダー:山崎育三郎/アンサンブル)
ステッキを持って、育三郎@シカネーダー。おおー、これはコンサートならではの楽しみ。いっくん、サービスしてくれてますね。かわいいシカネーダーでした。


♪何故愛せないの?(ヴォルフガング:パトリック・シュタンケ)※ドイツ語


・・・パトリック。またまたロングトーン選手権でぶっちぎりです。トランペットとか、金管楽器が高らかに鳴っているような声ですわ。マイクなしでもOKかも。


舞台を右へ左へと動きながら赤ジャケットで熱唱。エネルギッシュで才能が溢れてる風のヴォルフに見えました。


♪星から降る金(男爵夫人:土居裕子)
あ、衣装がいかにもなドレスで素敵になりました。イヤリングか髪飾りが顔の周りでふわふわしてて、不思議な飾りだったな・・・


わりに、この役の方は高音域で歌っていますが、土居さんのやさしい温かみのある声も、慈愛を感じられて良いものですね。ただ、ヴォルフを自慢したい男爵夫人という意味では、やさしすぎるのかもしれません。



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