2012/03/29

『ジキル&ハイド』-4 かわいいルーシー!

って、怖い台詞・・・ ぞぞぞ。東京公演もおわりました、早いなぁぁ



さて、ルーシー役は濱田めぐみさん。言わずもがな、劇団四季で大活躍され、退団されました。
2005年の『李香蘭』の川島芳子役で拝見してます(当時の記事はこちら★) あまりのカッコ良さに惚れたらしいです。



アダルトチームだった前回のマルシアとの比較になってしまうのですが、若々しくて新鮮だった点もあれば、物足りないような気がしてみたり。



「新たな生活♪」New Life~と歌う姿は、あぁホントに新しい生活が目の前に見えている!という未来ある娘に見え、とてもみずみずしい。



ジキル博士を訪ねてきたところも、スレてなくて可愛かったです。



<どん底>での「連れてきて♪」のシーンは、私が3階から見たせいなのか・・・色気が足りなく感じました。真正面から見えたら、けっこうお色気バーンだったのかなぁ。
私の印象だと、ワルぶってる子って感じかしら。それはそれで、いたいけで、キュンとしそうですけれど、状況的にはここはスレてて欲しいところでした。



しかし、衣装はなかなかの露出。思い切ったわ!



意外と下半身がしっかりめなことに驚きつつ(お顔がすっきり華奢な感じなのでー)いいね、むちむちで、とこっそり拍手。マルシアのように見せることに慣れている感じがないのも、実はドキドキするポイントだったかしら。



あとは、ダンスの動きに場末のお色気感が出てくれば完璧でしょう。楽しみにしてます。



とりあえず、まずは初々しかったよってことで。



■歌については大満足で、たっぷりと歌っていただいて嬉しいっ


これも、マルシアの歌も好きだったなぁと思いつつ聴いてたのですが、濱田さんのちょっと裏返る台詞まわしというか、こぶし回し・・・が、頑張っている子、という感じに聞こえました。あ、保坂知寿さんの言い方、歌い方のクセに近いか。


あまりこぶしが効いてるタイプは好みではないのですが、役柄によってはぴったりハマることもあります。ルーシー役にはぴったりー。


ルーシー役の表現という点では、今後、どういう風に肉付けしていくのかなぁと思ってます。私が見た二日目では歌はがっつりと歌い、台詞は台詞で、というように感じられました。これから、ですね。


たまにバズーカじゃない歌い方も織りませながら展開すると、さらに魅力的と・・・思います。


うふふ、だけど現時点でも大満足だったんだけどね。でもきっと、濱田ルーシーはもっと素晴らしくなると思うので、期待してます。


■片思いルーシー


これは面白い発見でした。アダルトチームのころは、ジキルとエマは父と娘みたいなカップルだった・・・・コホコホ。ですが、今回はちゃんとした片思いのルーシー嬢。せつないのう。


優しくてイケメン(!)なジキル博士にぽわーんとするのは、当たり前よー。でも、彼には美しく気品あふれる婚約者がいたのだった。玲奈ちゃんエマが相手では、完全に片思いであろう。


この片思いも、淡い初恋のようにきらめきつつ、心にほんわりと火が灯ったというもので、アタシのものにしたい!などというドス黒い感情ではないのでした。かわいいのよね、ルーシー。


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