2006/06/29

ただいま

箱根から帰ってきました。



富士屋ホテルは古い建物の匂いがして、スタッフは落ち着いてて、料理はおいしくて。



ちなみに宿泊は超お得プランの一人8800円だったのでした。えへへ。普通に泊まると同じタイプの部屋は2万以上するみたいです。



母校の大学も古い建物だったので、ちょっと思い出しましたヨ。似た匂いがしてました。俗世を離れてのんびりリラックスできて良かったです。
あとは奈良ホテルとか、軽井沢の万平ホテルとか? リゾートホテルをめぐるのも楽しいかも。



箱根だし、と大湧谷まで行ってみたんですが、大型観光バスからの人がたくさんいるし、ガスで息苦しいし、暑いし! 
すっかりあっという間に俗世にまみれてしまった・・・・ がっかり。整備されすぎてる自然を売り物にしてる観光地が憎い・・・憎いのだ。けっ



帰りは横浜に寄って、ずっと買い足したいと思っていたANTSHOPへ。フリーカップと、小皿2枚を買いました。ケーキ持ってきてくれたら、お出しします。よろしくね!



帰ったら、PCが届きました。オットはいま使用しているものもまだ使う予定があるという。さて2台のデスクトップをどうやって置けばいいのやら。



いいや、古いのはとりあえずダンボールに入れちゃおう。



大湧谷

大湧谷

観光客でいっぱい。ガスで息苦しいです。早々に退散することにしました。

2006/06/28

菊の間 ¥110000

菊の間 ¥110000

菊の間 ¥110000

菊の間 ¥110000

一泊11万円也
ジョン・レノン一家も宿泊したそう。白檀?のいい香りがします。

館内ツアーに参加して面白い話を聞きました。ココの二代目は日光金谷ホテルの次男を婿養子に迎えたんですって〜
しかもこの二代目は一時期、帝国ホテルの支配人も兼ねたそうですヨ

凄腕のようです。

箱根到着です

箱根到着です

箱根到着です

うす曇り。
��906年建設の部屋に泊まります! 天井が高い〜
館内にある浴場でひとっぷろ浴びました!

♪アワハウス、みんな居るのが好き!

カテコでみんなで踊り歌うらしい。で、ここだけでも覚えてれば楽しめる!と新納さんがブログに書いてました。ココね。



♪OUR HOUSE ,in the middle of our streets! が、



♪アワハウス、みんな居るのが好き!



と訳されているそうな。あぁー けっこうオリジナルの音に似てて面白いかも。



成志☆16歳コチラで。



今日、帰宅してから観劇する30日に休暇取ってないことに気づきました。げげげ。早退しないと間に合わないのに~。ばかー。いや当日でも取れるんですけど、ね。



さて、通勤の友はドイツ語で熱唱の『TdV』のCDです。こんなお仲間も多いのではないかと思いますが。



2幕目の長い長い伯爵のソロに涙ぐんでます。ドイツ語でも、何でも切ない気持ちがぐぐっと伝わるんですよ! 



で、こう言っちゃなんだけど、このCDの伯爵より、色気も哀しみも祐一郎が勝るはずだ。ムフフ。



と妄想する一方で。東宝ブログで配信された祐一郎の声は、一度聞いたあとは封印してます。えぇ、劇場でびりびりと打ち震えたいと企んでます。



明日、あさっては箱根温泉。帰ってきたら7月の予定をば。観劇の日が同じだったら、声かけてくださいね~  



2006/06/27

裸でナンパされた二人

25日の続き。



お寺を二つ観れば、けっこう疲れます。シメの温泉は「はやぶさ温泉」 お寺からもすぐのところ。ゴンザちゃんの情報によれば



鯉の口から温泉がどばどば出ている温泉だそう。



非常にアットホームな雰囲気の玄関、奥の座敷ではカラオケが・・・ さて、\500で日帰り入浴できます。



湯船を覗くと、巨大鯉が反り返りながらどばどはお湯を吐いてました! コワイって。大量賭け流しです。自噴42度、すばらしい。
そしてそのお湯の描く放物線の下では、おばちゃんが背中を熱心に向けて打たれてました。



ちょっとびっくりしながらも、高アルカリ(9.95ph)って美肌?といいながら浸かる私たち。さらに、露天風呂に行き、ますますのんびりぬるめの湯に浸かってました。



あぁいい気持ち~っと、立ち上がると。ぎゃーっ 道路が見えるんですけど! 



さて、ここからが楽しい事件。



さすがにじっとり汗をかいてのぼせそうになったので、私とゴンザちゃんは上がることにしました。私が洗い場で顔を洗ってたら、隣に座ったおばさん(うーん65歳~?かなぁ)に、



息子のヨメを探してるんだけど。と言われた。
で、私は露天風呂に人が残ってたかを聞かれたと思ったんですよ、そうでしょう?ね? なので、まだお二人いましたよ、とお答えしたわけです。そしたら



あなた結婚してるの?



ですってよっ! えぇぇぇーっ 裸でナンパされたよ・・・しかもおばさんに。あぁぁ、それはそれは、と面白くて。あいにく幸せなんです、と言ったら、おばさんはまだ諦めなかったのでして。



あなたのお友達は結婚してらっしゃるの?と!



こりゃ面白い、ということで曖昧に答えておいたら、おばさんは裸のまま先に行ってるゴンザちゃんを探して脱衣所へ行ったのでした。



ややガッカリした顔で帰ってくるおばさんを見てから、うへへーっと笑いを堪えて脱衣所へ行く私。



嫁に来ないか~♪って、生まれて初めて言われたわ・・・裸で。しかもおばさんに。どんな息子だろうか・・・



ゴンザちゃんによれば、
もう新居はあるのよ、だそうです。興味のある方は、はやぶさ温泉へ行ってみよう~



あ、あと掛け流しなので温泉水は飲料OKです。でもそのままの生ぬるいのは、ものすごーーくマズイ! うえぇ。 
冷えたのが売店で売ってたので飲んでみたら、普通の水じゃないかー。美味しい。ダイエットにも効果ありだそう。ふふ。



助手席でだらだらとして、美味しいものを食べ、温泉に浸かってのんびり楽しい2日間。



塩山の駅でゴンザちゃんとお別れし、
5時ちょうどの♪あずさじゃなーくて、かいじで帰ります~♪」ありがとう!



ところで、帰りの「かいじ」は混んでました。指定にしたら、3人組みのおばさまたちに囲まれ(すでに向かい合わせの席にされてた)ました。



どうやら、東京から化粧品を販売に来た帰り。彼女たちはポストがあがると、実入りも多くなるシステムらしい。ふむ。いいものを売るんだけど、話し方っていろいろあるから、と本日の反省会をずーっと開催してくれました。ふむ。



成分をしっかり覚える派、私の肌を見れば分かる派、折衷派。ふむ。



しかもお値段がけっこうするらしい。へー、おばさまたちのお肌。ふーん、きれいっていうよりきれいにしている、という感じ。



今回は積極果敢なおばさまたちに良く遭うなぁ しばらく聞いてたけど、眠くなったので新宿まであとは爆睡。帰宅後もあっという間に寝ました。



またね~♪ ゴンザちゃん。



2006/06/26

これで大河の準備万端だな(うそ)

山本勘助情報を求めて甲斐の国へ行ったわけですが、勘助が実在したのかどうかまで怪しむひとがいるらしく! ま、信玄情報があれば・・・



25日



小雨。くもり女なのに・・・ でも小雨だから、ね。



昨日「ハイジの村」で買った白パンを朝食に。ヨーグルト、サラダ、コーヒー。至れり尽せりの食事をご馳走になりました。朝から幸せいっぱい。



ますは「ほったらかし温泉」へ。あっちの湯と、こっちの湯があります。「こっちの湯」を選択。晴れてクリアな日ならば富士山もどーんと見えるそうです。あと、日の出を拝みたい人のために早朝から開いてます。



くもりにて、何も眼下に見えず。空もどんより。しかしまたまたぬるい湯につかり、なぜか咲いてるコスモス(秋の花じゃないの?)と、ラベンターを眺め、足をもんだりしつつ過ごしました。じわーっと汗が。



そうこうしてるうちに、雨が大粒になってきたので上がる。いいタイミングで入れたかも。



ここの売店で食べたかった「温玉揚げ」「ぶどう酢ジュース」を。とろり温玉は、上品に食べようとするとかえっていけない。黄身がスカートにぼとり・・・



気づいたら昼食時間だったので、さらに「とうもろこし」を追加。あまーい。お店のおじさんに「塩かけると美味しいよ」といわれるが、何となくそういう習慣がないので遠慮した。しかしこんなに甘いなら、塩味もほしくなるかも。



実家で食べる茹でとうきびを思い出してみる。そもそも茹でるときに塩が効いてるので後からかけたりしなかったですね。



案外、甘いとうもろこしはお腹おっぱい、というか胸やけ。一本食べきることも久しぶりでこの後ずーっと後を引くのでした。



「乾徳山 恵林寺(えりんじ)」



Img_2758_sanmon武田氏の菩提寺。



しんとうめっきゃくすればひもおのずからすずし」と、暑い日に父がよく言ってましたが、これを言って火定した人(快川和尚)がいるなんて、おそろしいことです。



火をかけたのは織田信長。武田氏を滅ぼした織田軍が、匿われていた者の引渡しを要求、拒否すると僧侶100名あまりもこの三門に追い詰めて火をかけた・・・そうです。



そりゃ呪われますよねぇ



うぐいす廊下や国指定名勝の庭園も見学できます。



・・・名勝のわりには、かなりワイルドな庭園でした。伸び放題の樹もあり。何とかという山を借景してるらしいのですが、樹がとても高くて山は見えず。



さらに、信玄公宝物館で風林火山の旗とか、武田二十四将の掛け軸などを観察・・・ あれれ、勘助がいない。ひとりずつの掛け軸コーナーにはいませんでした。残念。



まだ撮影も始まっていないからなのか、盛り上がってる様子はなかったです。



唯一、織田・徳川軍を破ったのが信玄ということで戦法が研究されたんですねぇ 信玄堤をつくったりで、山梨の人には人気のようです。でも・・・ やはり血なまぐさい・・・ 



放光寺



Img_2763_hokoji_1 恵林寺のすぐ近くにあるのがこちら。



ちょうど花菖蒲と紫陽花が咲いてました。



お寺の感じは恵林寺よりも好きです。たぶん毎日使われている場所に私たちも見学に入れるから。お坊さんたちがいるのを見るほうが、いきいきした感じがします。



ひとやすみしたかったので、「抹茶付き拝観券」にしました。



団体さんがいたので、住職(らしき方)の案内を私たちも一緒に聞けてお得。 
なかでも「天弓愛染明王」がよく知られているそうで、普通の愛染明王は弓と矢を別々に持っているのに、こちらは矢を弓につがえ、天に向けているのです。



ゴンザちゃん、名言。
(愛染明王は愛の神様)日本も西洋も、愛の神様は矢を持ってるんだね~ キューピッドか! 二つの風貌がかなり違うので、私は気づかなかったヨ・・・。そういや、そうだよね!



あとは安田義定の悲劇を住職から伺いました(このお寺は義定が一ノ谷の戦いを記念して建てたの)。 
頼朝って嫉妬深いのね・・・ これでは人望なし。



のんびり見学し、ゴンザちゃんは愛染明王にえんむすびのお願いをし、お抹茶。



散ってしまったツツジの木を眺めたり、通された座敷の隣にあるお茶室を覗いたり。お寺オリジナルの落雁と一緒にいただきました。



しあわせ~♪



大昔にかじった裏千家・・・ 習いたいなぁと思うけど、オトナの習い事は資金が要りそうでなかなか。心が落ち着いて、やはりいいものでした。



花とやぎ。

日曜日はすこし降ったものの、25度の過ごしやすい気温でまずまずの甲府周辺でした。



ずっと運転してくれたゴンザちゃんありがとう~ あなたの愛車:豆吉のウィンカー、チェックしそびれたな。どこに行ったのかは彼女のHPでもお楽しみください。あ! 無防備な私が写ってたのね。無断掲載されたわ・・・



24日



高速バスで甲府へ。うとうと寝たので数回窓に頭を打ち付ける。痛い。



昼に甲府駅到着、ゴンザちゃんに迎えにきてもらう。暑い・・・この暑さは夏の暑さだ。さすが甲府。



専心庵」で十割蕎麦。限定モノで、粗挽きとのこと。田舎蕎麦大好きなので二人ともこれをお願いしました。
ここの蕎麦湯が「とても蕎麦湯とは思えない」ものだというので、楽しみ。



→これは蕎麦湯? そばがきの緩いのか、葛湯か、というくらいとろとろ~っ もちもちしてました。蕎麦のミラクル栄養がこちらにかなり溶け出してしまったのではないか、と惜しいくらいです。もったいない気がしたので、食べました(飲むって感じじゃないんだもん)。



おなかいっぱいになったので、「山梨県立フラワーセンター ハイジの村」へ。



素朴な疑問ですが、なぜハイジ? 実写版映画も公開されることだし、まぁハイジは好きなので楽しいわけですが。アルプスつながりかなぁとこじつけてみました。



薔薇が終わりかけながら、とても見事に咲いててじっくり見てあるきます。ウチのミニバラが一つずつしか咲かないわけを知りたかったヨ。
Img_2745_rose Img_2746_rose Img_2749_rose

















Img_2755_kid やたらと人懐こいヤギ。



ぼやっと寝てたんですが、頭をなでなでしたら起き上がり、もっと撫でて~とすりすりしてきます。



こんなに大人しいヤギは初めて会ったよー。



動物園にいるヤギは、けっこう凶暴な感じなのに。まだ子ヤギだからかなぁ このサイズなら飼ってみたい、と思う。匂わないし!



あと、子犬のヨーゼフちゃんも暑さに耐えて寝てました。ここのブログの「ヨーゼフ日記」可愛いです! 犬好きのかたにオススメ。



このむくむく犬にはつらい気候だろうなぁと、ちょっと気の毒な感じもします。



さらに、園内の施設をまわるスタンプラリーをしました。1箇所、「おんじの山小屋」がシークレットで、マップに載ってないんです。意地で探しました。ふふ。で、ペットボトルホルダーをもらいました。



車内にて。



世界名作劇場」について思い出してみる。案外、思い出せない。しかし『小公女セーラ』は今でもテーマ曲が歌える、とか自慢しあう二人。『赤毛のアン』はリアルタイムだったかどうか(たぶんリアルタイム)、あ、『ラスカル』は何度も観たなぁ



甲府市内のゴンザちゃんの新居へ。ひとやすみ。あら・・・素敵なかえるグッズ置き場がまだないのね。前の家では玄関が「みどりいろ」でしたのに~ 復活よろしく、ね!



晩御飯は、串揚げ「深澤亭」 
おいしい~っ 揚げ物は外で食べるに限るねぇ ソラマメがほくほくで幸せです。人気のお店らしく、私たちの後に来た方々は満席で入店できない方もいました。入れてよかった。



山梨県甲府市湯村2-6-16 055-252-1800



仕上げは「燈屋」 お風呂です。温泉ですが、スーパー銭湯といえばいいのかな。



ぬるめにゆっくり入り、傷が治りにくいとか給料が上がらないとか、だらだらと話す。会話内容がほんとまったりしちゃうなぁ



そしてまたおうちへ。



すっかり骨抜きになったところへ、フルーティなドイツワインとチーズを振舞われました。そして『ロード・オブ・ザ・リング』のテレビ放送を観る。



アラゴルンは正義すぎて鼻につくが、人間くさく、一生懸命守っているボロミアのほうが最近はいいと思う、と原作を再読中のゴンザちゃんが力説。
私もボロミア好きです。映画の役者さんの声も素敵で、すぐに死んでしまうのが惜しかったもの!



こっくりしかけた私、12時に就寝。布団に入ってから、10秒も記憶がないわ。おやすみなさーい。



2006/06/24

串揚げ

串揚げ

串揚げ

串揚げ食べて、温泉に入って、仕上げは牛乳〜
さらにいまからワインが開きマス。

県立フラワーセンター

県立フラワーセンター

ハイジの村 スタンプラリーをしてボトルホルダーをもらいました。
ひとなつこいヤギたち。

専心庵

専心庵

甲府にて。十割蕎麦で 蕎麦湯がトロトロ〜 葛湯みたいでした。

くもり女のパワー発揮

土日、甲府在住のゴンザちゃんに会いに行ってきます。



くもり女のパワーを発揮して、雨になりませんように。おねがい~っ



『トリック 劇場版2』

注意☆



ネタばれしてます。



☆☆☆



↑トリックの最高得点は第1シリーズ。泣いちゃう後半あたりは☆5つ。次は第2シリーズで佐野史郎が出た「サイトレイラー」の回の「ぞぉぉーーん!」に☆4つ。



で、今回の映画は☆3つ。つまり、いつものようにゆるーい「トリック」だったということです。いつものように面白かった。トリックファンなら1.000円の日にぜひご観覧ください。



矢部刑事/生瀬勝久 



誰にも絡んでないよーっ さみしいようーっ



上にはヘコヘコ、下には偉そう、な矢部さんが秋葉くんとだけ喋ってる・・・ さみしい。なので、事件には全く全く絡んでません。かき回すヒトが少ないので、事件がさっぱり見えてしまう。



筐神佐和子/片平なぎさ 



落ちるのが、案外あっさり。この間2時間ドラマで放送した名取裕子のほうがねちっこくて好きでした。片平さんはけっこうきれいなまま去っていった感じです。



よろしく ね!のフリももっと大袈裟にしてよくってよ。トリック自体は冒頭からネタ晴らししてくれてて、私もどうやったの?とびっくりしていたかった。



うえだじろう/阿部寛



んんーっ 今回の先生はいつにも増して大活躍。おそらくまた通信教育でマスターしたに違いない素潜りを披露(ジャック・マイヨールと対決して勝ったのか、おそるべし)。



おしり。



おしりー。 最後だからサービスですかね・・・ 前から見ても(だって教授は〇根・・・でらしっしゃる)、後ろからみても真っ白なブリーフが眩しかった☆



空は飛ぶし、目からキラキラは出るし、そりゃ大変なのでした。だけど奈緒子には意地悪言えるのが可愛いんですよねぇ もー。



学者とかにヨワイんで、うえだ先生はかなり好みです。こわがりですぐ気絶するし本も売れてないけど、それが可愛い。



山田奈緒子



大河ドラマで賢婦の役をやってるときに、うひゃひゃひゃ!って笑っててくれてありがとう。嬉しい。



我が職場のすぐ近くの奈緒子のアパート・・・ 建て替えだなんて。これで教授宅に居候か? 新展開? 第1シリーズで教授のマンションが登場してましたよね。マシンとかがあっていい感じだったけど、あれ以来登場しないな。



信者役の北村有起哉



おおーっ カツゼツがよろしくなくていいわ。しかも阿部寛のせいで、ひょろひょろ背が高いように見えないし。妖しさの出し方を模索してるうちに撮影が終わりました、って感じがしました。普通のひとだった。



じろう号携帯ストラップ



売店にあったので、買うかどうか5分も迷いました。迷って、今月は貧乏だから・・・とやめました。



2006/06/22

Happy Birthday

6月22日 誕生日おめでとう☆



阿部寛石川禅さんは同じ1964年、全く誕生日が一緒です。さらにもう一人『ダヴィンチ・コード』の作者であるダン・ブラウンも同じ生年月日。



中年ってわけでもなく、若者でもなく。いいお年頃で何より。シワとかね~ 好きです。



1966年になると(しつこい) 妖しく色気をしたたらせるせっちゃんこと斉藤和義も、今日が誕生日っす。



あ、ペーパー子みたいになってきたよ・・・。



『メタルマクベス』6/15-2 有起哉!

冒頭&ヨレヨレ終幕のウッチーは男っぽくて色気が舞台の上に漂ってました。



忘れそうになっててごめん。今回の素敵な人No.1は(・・・あー、と言ってもウッチーが一番なんですけど)北村有起哉さん。わーい。



まず衣装が黒革系じゃなくブラウン系だったので、目立ちます。
パンツの内腿と足の外側が黒×茶で切り替えになってて、ただでさえひょろっと長い足がますます長く細く見えます。



髪も赤毛で立ってて、とってもさっぱり。



80年代での役はダメ男なのに、2206年のグレコ役は冷静で忠誠心にあつい頼りになる男で! しかも美人妻までいるなんて、いいじゃないの~



悲しいけど、ひどい目に遭わされて亡くなった妻をお姫様抱っこして



初回よりも2回目のゆっきー(あ、有起哉くんのことね)は、頼りがい度が猛烈アップ。あと、最後のランダムスターを追い詰める場面では狂気に近づいてそうでした。今まで冷静なヒトだったので、静かに深く怒りをためてたんだなぁと。



それから、この日やっと気づいたのが1幕でレスポール王が冠くんから報告を聞いてる場面。



ゆっきーと未来くんが、吐きそうなくらいに頭をバンバン振ってて泣きそうでしたっ 誰よりも、この二人は激しかったのでした。見てるだけでくらくら。



だ、大丈夫なんですか?! いつも立ちくらみしまくってる私には到底真似できん。しかも未来くんは舞台の袖にゴロゴロ転がってって、どこまで転がっていったのか・・・









ちょっとカツゼツが悪そうな感じが、かえって誠実そう、とか一生懸命そう、とか思えますね。たぶん厭味だらけの役も、おなじ理由でうまくできそうだし。



『トリック 劇場版2』 での有起哉くんは、あの背の高さが目立たなかったのでした。それは阿部寛がいたから・・・デス。



今ごろかー

さっき、6/15のメタマク感想書いてみました。あまりに物語が巨大すぎて、何を書いたら感想になるのかも不安です。1週間経っちゃったんで、ちょっと気が抜けた感想になってしまいました。



英会話から帰ってポストを見たら、請求書が。
何だろう? すっかり身に覚えないだなんてフリしそうになった・・・ TdV2枚分の代金。きゃーっ、このこと忘れてた!! 



本気でスクラッチくじとか、削りたくなりました。一時期は楽しくて削ってましたけどね~ でも一番高くて3.000円くらいしか当たらなかったっす。



んー、引越は1月になりそう。
それから仕事探そうかなと。相変わらずのんびり考えてます。仕事くださいー。



でも、北海道夕張市倒産か、ってニュースにますます寂しさがつのります。どことも合併しなかったんだね。「夕張メロン」で名前は知られてるけど・・・・ 
札幌以外は過疎が進んでるらしいしー。まだ失業率の高い北海道らしいしー。



仕事くださーい。



こちらは先日通勤途中に出会った中猫ちゃん。Sa310026bike_2



やや目つきが悪いのは、私のことを不審者だと思ってるからだと推察します。









2006/06/21

『メタルマクベス』6/15

6/15 18:00@青山劇場 S席



10列目だと思ってたら、15列目でした。でもど真ん中の席で脇も奥も良く見えます。



ランダムスターとランダムスター夫人



冒頭と、ラストの殺陣場面のほかはランディがツワモノってことを忘れそう。
ガタイのいいレスポールずるむけ王は衣装も貫禄十分にしてあるので、余計にランディが王位についてもどこか小モノ感が漂うのでした。



大きな人間じゃない夫婦が野望に手を伸ばしている、背伸びした感じがずーっとずーっとありますね。切ない二人~



衣装はまぁまぁ色気があるんですけど、この二人はバカみたいに甘えあっても色気を感じないないのでした。もう、二人の間で色気とかは完結してて、むだに客席にアピールしなくていいらしく。



お色気なウッチーが好きな私としては、ココは物足りないー! 



1幕最初、エクスプローラーとガス欠バイクを押して~魔女の予言CDを聴くあたりのウッチーは上昇中!で期待してる色気が垣間見えてシアワセなんですけど。



王位に着いたあとの飾り



頭に載せているのは王冠? 飾りかしら。 
どう見ても第一印象が、葬式か幽霊か。あの△が、幽霊が頭につけてたりする三角形のものに見えます。狙ってるのか・・・マクベスだけど日本が舞台だからなぁ 勘違いも織り込み済みかもしれない。



じゅんさんはオペラで見ちゃ魅力半減



自分でも理由が分からないが、とても素敵な橋本じゅんエクスプローラー。



聞かせどころの「あの娘のブーツは豚の耳の匂い」なんか、青春?感じてしまう始末で、大丈夫だろうか私。



で、オペラで見ると魅力オーラが飛んでこないわ。
うーん。どうやらじゅんさんは動いて喋って歌ってこそきらきら光るようです。私に、オペラ越しのじゅんさんの魅力をキャッチするレーダーがまだない、ということでしょう。
修行してきますっ



息子を守ろうとするローラパパにぐっと来ちゃいました。



笑いのセンスは難しい



骨格は道を踏み外したバカップルの末路、という話ですよね。で、いろいろと話が装飾されているわけです。



装飾の一つに、笑いが。うーむ、ところがこれが私のど真ん中!に来ないのでした。個別には楽しくて笑ってますが、これ必要なのかなぁと思っちゃうんですヨ。
あー、こりゃ笑いのセンスないのかしら・・・・ 単に相性かしら。



今回ので好きだったのは、レスポール王がもたらす笑い。ベタベタなのは好き。でも、筋に関係ないのは好きじゃないと自覚しました。「冷やし中華始めました」とか。「1幕出てないのよ」とか。ホント、好みの問題なんですよね・・・。



「冷やし中華」みたいなのってすごく難しいですよ、タイミング悪いと感じたら乗り切れなくて。2回目の時は、中途半端な感じで入っちゃって、あぁ失敗したねぇと思い、そう思っちゃうとますますガッカリしちゃったのでした。



レスポール王の威風堂々とした感じのおかげで、周りのはしゃいだ部分が引き立ってるんですよね。みんな上條パパに感謝です。あと、彼が殺されるところはランディたちのありようがホント滑稽。哀れで。



殺意殺意殺意~♪



おぞましさとかより、ランディたちの追い詰められていく部分にものすごく焦点が当たっているので、どろどろした話にならないんですね。



でもって、めまぐるしい展開と音楽やら台詞のおかげで(腰は痛くてモゴモゴ動いてしまいましたが)4時間の長さを長いと感じずに見れました。これはすごい。



私の乗り切れない笑いもちょこっと取り混ぜながらも飽きさせないっていうのは・・・ どういう訳でしょう? 濃厚すぎだ! アンビリバボ!



そうそう今回の席は同僚のご友人経由で取ってもらった貴重な席だったんですが、帰路はそのお友達にまともにお礼も言えないほどにぐったりでした。降りる駅もうっかり通過ちゃいそうなくらいに、ぐったりで。



これを1日2公演する役者さんって、驚きです。尊敬しますーっ



カテコでウッチーがくるくるくるっと回転して下手に刷けていったのに、胸が熱くなりました。



うう、素敵! ライヴで再会したいです!



はしゃぐ男たち(特にウッチー)をチラっと見て「騒ぎすぎだって」、てな顔で苦笑している松たか子さまが、とってもクールビューティーでした。そのお肌は反則・・・



「メタルマクベス ライヴ」 7/19のに行けそうです。天使がまたもや舞い降りたのです! 観劇には逡巡して着ていかなかったあのTシャツ、今度こそ来て飛び跳ねます!



2006/06/20

温泉 温泉 OUR HOUSE

6月、早いなぁ 何で? もう下旬だよ。



今週末は甲府で温泉三昧の予定だけど、雨の予報なので楽しいドライブにならないかもしれない。
私はくもり女。そして「急に冷えたね、今日」という展開になりがち。



来週の平日は、箱根富士屋ホテル。



明治期に外国人向けに開業された・・・ 箱根駅伝で中継地点になってる・・・ 島田荘司の『ロシア幽霊軍艦事件』で登場した、富士屋ホテル。



ホテルの歴史が展示してある部屋もあるみたいで、楽しみ。あと蛍も見れるらしい。野外では見たことない!



そうそう、バーゲン予約したので、実はどの館に泊まれるのか分かってません。古いほうが当然嬉しいわけですが。



今月最後、30日はやっと「OUR HOUSE」 報告読んでると、ほんと楽しそうですね、アッキー! そして無理無理が面白いらしい「成志16歳」にも期待してます!



2006/06/19

オカイモノ♪オカイモノ♪

昨日のおそろしいモータ音にびびって、ふらりと立ち寄った(しかしかなり買う気満々だったかも)ビックカメラで、PC買いました。2年もお支払いするのだ。貯金のない31歳、非常にまずい。



でもってテレビ見れるのにしました。これでウッチー@山本勘助を録画します。



さて、PC内にあるデータの引越し準備しなくちゃ。



タナボタ企画の『Nothing but musicals ゴージャス~SHOWしま賞!!』、タナボタ企画さんに9/1分を取ってもらいました。いい席だと嬉しいなぁ



林アキラ/岡幸二郎 に加え、今井清隆/笹本玲奈/伊東恵里/シルビア・グラブ 
うーむ、ゴージャス。それにしても笹本玲奈ちゃん、こんなくどい(褒めている)メンバーの中に入っていいんでしょうか。彼女一人では平均年齢も下げられなさそうだし。



9月はのんびり月になりそうなので、楽しみにしておきます。



こういうことしてるから、貯金なんて出来ないのでして。欲望列車は爆走中。



ところで『ベガーズ・オペラ』DVDはもう発売になってるんですか? 相変わらずお財布が軽いので、しばらく購入見送りのつもりでいますが、気になってます。



昨日のくりくりヘッドの慈英に腰を抜かしました。



もう「喫茶ジャンバルジャン」のマスターじゃなくていいのか。撮りだめして今日みたいな日に続けて見てます→「吾輩は主婦である」。



猫背さんのアイメイクが重そうねー。 



2006/06/18

ぜんぶ梅雨のせい

いま、いま、まさに。PC本体から大きな(そして無理してる感じの)モーター音が聞こえてくるんですけどー。ブーンブーンブーン。いよいよこれは、ダウン寸前かい・・・?



いろいろお利巧にしてあげてるけど、もう6年使ってるからなぁ 来年までにテレビ録画できるPCに変えるのは決めてるんです。早くしないとダメかも。



それもこれも、梅雨のせいだと思う。



ここ1週間、猛烈に眠いのです。眠気が暴力的なのです。



昨日なんか、夕飯を食べたら眠くなって。いや、正確には食べ終わるころにはすでに眠くて。ちょっと横に、と茶の間でゴロン。気づくと1時間後。



それでもますます眠くて、ちょっと寝よう、と布団を敷いてタオルケットをおなかに掛けて寝てました。
それから「大丈夫?」というオットに「ちょっと寝てるだけだから」と答えたら、なんとすでに夜中の1時近く。3時間寝てた。



もうダメ・・・



せめて、と歯磨きしてパジャマに着替えて朝までオヤスミナサイ。



低気圧って、血管が押されて狭くなることもあって、息苦しく感じることもあるようですね。常時貧血な私も酸素供給が足りなくなってるんじゃないかと思います。



それで眠いの!



『音一会Vol.3』6/16-3 ドリーマー?

ライヴに休憩っておっとりだわねー。でも、これくらいゆっくりでもいいかも。歌ってるほうもひと休みすると喉も休まるし。



さて、お着替えしてきました。ピンク系カジュアルから、濃紺か黒のスーツ(ややカジュアルなデザインです)で、縞のシャツに縞のネクタイ(ゆるめに結ぶ)。髪型も分け目を作ってしゃきっとしてました。
前半のピンクのほうが似合ってたかも・・・ このスーツ、肩のあたりがあってないような気がしたんです。



後半~オリジナル曲♪など



宮廷詩人
何度も見る夢があるそうです。で、それをある日書き留めてみたら、1番が出来て、ばーっと2番も出来た、とのこと。
ばーっと、って・・・ 案外、大雑把な擬音語が好きなんですね!親近感を覚えました。へへ。ほかにも「ボーボー泣いた」とか。それ、私も今度使ってみる~



Top of the world
カーペンターズの曲を、楽しく。ウキウキな感じで踊る綜馬さんに、私はドキドキ。大人しく座ってていいのか! でも立てないし。また頭と肩をちょこっと動かして踊ったつもり。



夏の思い出
日本語とメロディがうまくあっている良い曲だ、と恩師に言われたことがあるとのことで、曲を作るときに思い出すそうです。
夏がくーれば思い出す~ はるかな尾瀬 遠い空♪



あぁ、尾瀬にも行ってみたかったんだけど。コーラスときれいに歌ってくれました。



シネマ・パラダイス Cinema Paradiso
「ニュー・シネマ・パラダイス」の曲に歌をつけたものを、日本語に訳してます。曲がきれいなうえに、けっこう日本語の雰囲気もよかったです。



卒業写真
荒井由実の。大学の追い出し会で、宴もたけなわになると歌ったそうです。で、ボーボー泣くそうです。



Winter child
ロンドンでミュージカルを観に行った時に、おしゃれして両親に挟まれて期待でわくわくでいっぱいの顔をした女の子を見て作ったとのこと。
今日が初披露!だったそうですねー。嬉しい。情景が浮かぶような詩的な曲でした。



宝もの
最後に。おしゃれして行くのよ劇場へ♪という言葉に、うっ。ゴメンナサイ。汗だく仕事着のままだわ・・・ きらきらしたカザルスホールにも、ちょっと恥ずかしいのにー。



アンコール♪
えーと、曲名がわかりません。June night♪という歌詞が出てくるのだけは覚えてるんですけれど。きっと有名なJazzだと思います、聞いたことはあったので。しかも、元はわりと静かな曲調なのをにぎやかな曲にアレンジしてました。



まさに、June Nightに聴けてよかったです(雨だったけど!)



お隣になったたま。さん、会場で会えた葉月さん、楽しかったです☆ 
夜でなければデートをお願いしたところ・・・&翌日仕事でなければなおよしでしたのに。



会場は、クラシック向けの場所なのでマイクからの声がぼわんぼわんとしてしまい、聞きにくいところもありました。ピアノと綜馬さんだけ、とかでも1曲聴いてみたかったです。



ささっと曲も作っちゃうんですか?綜馬さん。お話の感じとか雰囲気から、けっこうドリーマー(ポエマー?)だと判断しました。勝手に。そういう人ってことにさせてください。



ですが。このほんわか温かい雰囲気はいつもの舞台では見られないご本人の人柄なんですね。とても素敵。
きーっ!とか、何よ!とか呟きながら仕事してる自分を反省。日々を美しく過ごしたいものです。ええ。



来年も会えますように!



2006/06/17

『音一会 Vol.3』6/16-2 special thanks to

special thanks to 高嶋政宏



プログラムにこう書いてあって、何でかしらと思ってたら、場内アナウンスでした。エリザに引き続き、ですね。
携帯電話・・・お切り下さい。・・・のど飴を舐めたくなったときはバラードの時はご遠慮下さい。咳をしたくなったときは、死なない程度に(息が止まらない?だったかなぁ)我慢して下さい。歌えない歌はないんじゃないかと思われる鈴木綜馬・・・間もなく開演です



開演前に、客席を楽しませてくれた「(綜馬さんの)心の友・高嶋政宏」でした。



前半~ミュージカル♪から



Mamma Mia! 「Mamma mia!」 
マンマミア♪ ときらきらまぶしい笑顔でリズムを取りながら歌う綜馬さんに、目がハート。ピ、ピンクの衣装にもハート。
踊りたいけど椅子にしっかり座っているので、肩とか頭をちょこっとだけ動かして楽しむ。

Edelweiss 
「Sound of music」
英国風な発音にうっとりしながら、聴く。

They can't take that away from me 
「Crazy for you」
この曲、私も大好き~っ だんだんと盛り上がって椅子に座ってるのが大変・・・。この辺りで、すっかり綜馬さんのトリコでした。
2曲歌うとMC? とにかくお話が上手で楽しくて、しかも嬉しくなってきちゃうのです。人柄なのかなぁ ニコニコ。



Cafe song 「Les miserables」
「今日は旧マリウスが来てるので・・・やりにくいなぁ」と。
えぇぇ、どこにマリウスが? この時は気づかず、岡田さんか藤岡くんかしらと思ってました。休憩時に、両隣のお二人が石井さんと石川さんよ!と発見してくれて、メガネの禅さんをチラ見~っ さり気なさすぎな禅さん、素敵。石井さんはやはり目が大きかったのでした。



曲は、これはもう歌いはじめるとすっかりそこはフランス革命前夜! 
照明が優しく当たってるだけなのに、ここは帝劇かという思いがこみあげてます。暗闇にほほ笑みをのこして去っていく仲間たちが見えたわ・・・ 実はこっそり泣きました(バレてたか・・・?)

Thank you for the music 
「Mamma mia!」
歌う前に、音楽とダンスがなかったらどうしただろう、というような歌詞についてお話。今日、ここで素晴らしい仲間と一緒に歌えることを喜んでます、と。
私こそ、ありがとうの気持ちですっ

My heart will go on 
「タイタニック(映画)」
ホールの残響を楽しんでたみたいで、コーラスの4名と5人でアカペラでツーコーラスほど歌いました。綜馬さんのほんとのナマ声だぁ~ 

僕こそ音楽 
「モーツァルト!」
日本語で。オトナのヴォルフガングでした。

Tonight 
「West side story」
ラストのtonight~♪ のあと、会場は少しだけ静かでした。みんな夢中になって聞き惚れてて、じーんと余韻に浸ってたんだと思います。そして深くお辞儀をした綜馬さんへ、拍手が贈られたのでした。



=休憩=



『音一会Vol.3』6/16 却下っ

鈴木綜馬ライブ 音一会 6/16@日本大学カザルスホール



ただ今、職場では大掃除中。テカテカ汗をかいたそのままに、素敵なカザルスホールへ。



お隣の席はたま。さん~ いくらなんでもお隣だったとは!(事前に席をご連絡したのですが、私ったら自分の席を間違えて伝えてたのでした。数字も読めないコだと思われてしまったわ・・・
あやしく挨拶してしまい、ごめんなさい。でも楽しく過ごせました。ありがとうございます!



さらに、葉月さんにもご挨拶でき、充実。



客席には三谷幸喜さんと、お隣には堀内敬子さん。 あと、休憩中に両隣の方と見つけた(失礼)旧マリウス、石川禅&石井一孝さん。終演後に二人とロビーですれ違ってしまい、挙動不審者に変身してました。背、たかーい。



「却下!」というのは、MCでの発言。場所をカザルスホールに決めるまでの話。



最初は目黒雅叙園→俺がどこにいるか分からないんじゃ?お客さん、花鳥風月の文様ばかり見るのでは?→「却下!」
続いては、国立博物館→埴輪の前で歌うの?東儀秀樹もやったの?あの方の曲なら寝てもリラックスだけど、僕の時に寝たら傷つくっ →「却下!」



ということでした。



ここでバンド系の音を聞くと、ちょっと反響なのか残響なのか、かえって聞きにくい点もあり。でも舞台奥にはパイプオルガンだし、きらきらシャンデリアも下がってるし、椅子も座りやすいし、いいホールですね。



さてこれに限らず、エリザの話とか、ロンドンでミュージカル観たときの話とか、すごく楽しいMCなのです。楽しそうな綜馬さんを見てると、こっちもニコニコしますよー。



前半(何せ休憩ありのライヴですから)



オケ、バンド、コーラスはモノトーンのシックな装いで登場。



綜馬さんは、赤地にピンクのボーダーシャツにベビーピンクのフード付きを重ね着して、さらにその上に白いショート丈ジャケットを。パンツは明るいグレイのジーンズかな。



その服、かわいすぎだし!



カテコの笑顔は別として。振り返れば、エリザベートの可愛そうな陛下か、レミゼラブルの執着警部しか観てないんですよ。
だから、ものすごく爽やかにピンク系のカジュアルな服装でMamma Mia!を楽しそうに歌っている様子には衝撃が走ったのでした。



恋してしまいそう・・・ いや、もうあなたのトリコ。ソーマニアではないんだけどね。



明日も仕事につき、また後日のご報告です。





2006/06/16

渋さが加わったようでした

『メタルマクベス』6/15ソワレ 観てきました~っ



1幕までのランダムスター☆は若々しい感じなのに、2幕の王位についたランダムスターは、王らしい落ち着きと不安がまざりあって、より人間らしい色んなものがごちゃ混ぜになっている人物になってました。



でもって有起哉くんは、ますます頼りになる男に成長。



今日は午前中は地獄の会議だったので、けっこう消耗。思ったより疲れてたらしく、ランディ=マクベス内野が妻の死を医者から聞くあたりが、眠気のピークで・・・意識を失いかけました。何てことだ!



そうそう、会場に「嫌われ松子・・・」の中島哲也監督がいました。



感想は後日。



明日は鈴木綜馬さんのライブ。



雨ですねー。仕事のあとダッシュで。会場へ向かいます。



2006/06/15

明日はメタマク~

『メタルマクベス』東京公演はラストに向かってますね。私は明日、かなりいい席での観劇です。ふふふ。



劇場版『トリック2』観ました。このくだらなさは映画館より、テレビかしら。



しかし急にお気に入りに仲間入りの北村有起哉が出演してました。カツゼツ悪いけど、ズボンの丈が足りてないけど、阿部寛に負けないいい声でした~



ほのかな恋愛で抑えてほしい物語(↑この話もそうかな)『のだめカンタービレ』15巻。



ヘンタイよ、甦れ! お願いでしゅ。
大学にいた頃の話のほうが楽しかったんだもん。そして私は他人の恋愛に全然興味がもてない性格。どうでもいいよ、そんなのさー。



「祐一郎便り」を読んでると、祐一郎があまりに遠くにいることをひしひしと感じます・・・ 会報誌にあんなこんな文章を載せる勇気に恐れ入ります。面白い。若さの秘訣はそれか?



綜馬さんの文章読むと、あなたとは会話できそうだわ!とすがりつきたくなるわ。



『プルートで朝食を』

Breakfast on Pluto 2005年 イギリス



ニール・ジョーダン監督・脚本 パトリック・マッケーブ原作・脚本



キリアン・マーフィー/リーアム・ニーソン/スティーブン・レイ/ブレンダン・グリーソン/イアン・ハート



日本公式HP



☆☆☆☆



ニール・ジョーダン・・・『クライング・ゲーム』の監督。うぶだった私はずーっと女だと思って見てたのよねー。チラシの写真がきれいだったのと(ピンクだし!)、タイトルが気になったので、ふらふらっと入って見てみました。



IRAの活動が激しい70年代のアイルランドとロンドンが舞台。



主人公は教会に捨てられていたパトリック “キトゥン” ブレイデンやがて養子に出され、成長。



小学生の頃には、女性の服、メイク、ふわふわしたもの、きらきらしたものが大好きに。女装してる、というか、男性が好き、というか。



そして養母とケンカしたある日、ついに彼は「ロンドンで見かけた」という情報と名前を頼りに、女優のように美人だったというまだ見ぬ母に会いにロンドンへ行くことに。



最初に恋した相手はIRAの活動に協力しているロックバンドのヴォーカルで、ままごとのような付き合いをして、隠れ家に置いてもらったものの、彼らが隠していた銃を勝手に湖に捨てたため、彼氏は報復を恐れてトンズラ。
置いてけぼりのキトゥン。



さらにロンドンに辿りついてからは、いい人、悪い人に出会う。
仕事についたかと思えば合わずに辞めたり、街角に立って体を売ったり、傍目にはどんどん落ちていっているのでした。最後にはテロの犯人かと思われ厳しい取り調べを受けます。



母親に会いたいとロンドンに行き、ラストの故郷では父親(父親だって誰か知らなかった)に会え、和解もし、ようやく帰る場所を見つけたのでした。



ただ書くと、ダラダラしている映画のようですが、BGMは70年代の音楽で賑やかだし、物語の構成もよかった。



キトゥンが自伝を書いているように作ってあって、第1章「私は捨てられる」から、第36章「体が引き裂かれそう」となってます。彼の苦難の毎日を追体験してるような感じ。



登場人物がただの「悪人」だけじゃないのも好きだし、とりあえずハッピー・エンディングかなと思えるラストだったのもいい。



主人公キトゥンの登場がよくて、気に入ったな。
ピンクのフェルト素材の帽子を被って、完璧に化粧して道を歩いてくるところ。これをコマドリちゃんたちがピーピーと話すのが、かわいい~



化粧なしだと普通に男の人なのに、女装して化粧すると女性らしくなるのがすごいなぁ 美人に見えてしまう自分の目がこわい。



リーアム・ニーソン/神父



素敵~ 神父の服って素敵~ 憂いのある目元、真面目そうなのにいきなりヘンタイ男の顔にもなれる幅広さ、いい人なのか悪い人なのか、よく分からないあたりも謎でいい。



愛を求めた青年が、実は幸せは身近にあったのね、と冒険から帰ってくる話→乱暴に書くと。



貪欲に求めるんじゃなくて、ただ人と人を繋ぐ絆とか、愛情を信じていようと彼は思ってるみたいでした。バカなのかフリなのか・・・両方かも。



キトゥンのように見も心も美しくなろう、と握りこぶしを作ってしまいました。





2006/06/13

ボールペンと鉛筆

サッカーをNHK-BSで観てました。



15分くらいの間に3点入れられた日本、試合終了後すぐの司会&解説者(岡田さんと山本さん)の3名のがっくりした様子があまりに面白くて良かったですヨ・・・



「がっくりと肩を落とした」という表現が、比喩じゃなくて本当なんだわ!



これが実力ですか・・・



今はチェコvs.アメリカ 見てます。こういうFWが欲しい~っ コレル!



英会話のレッスンからの帰り道、いつも看板だけ見ていた「五十音」へ行ってみました。
Sa310024pen



ボールペンと鉛筆を扱うお店で、とっても小さいです。しかも幅2メートルすらないような細いわき道にあります。
隠れ家っぽい。



古いものから新しいものまで、オーナーの好みで集めてあるという感じ。こういうお店って、ときめくんですよね~



プレゼントにもいいかも。



ちなみに、私は鉛筆のほうが好きです。家でメモ取るのは鉛筆が多いです。



鉛筆は三菱の黄色いの(けしごむ付きの)が定番。
ボールペンは、あ、また三菱。Laknockが定番かも。



それぞれ100円くらいで買えますね・・・ お得。



なかなか肉筆で、という機会が減ってちょっと寂しいかも。加速度的に漢字は忘れるし、字も乱れてきてます。



「五十音」
東京都中央区銀座4-3-5松輪ビル1F宝童稲荷前



2006/06/12

右クリック♪であなたのもの

太っ腹な東宝が、先日の祐一郎ウインク映像を皮切りに、ますます楽しそうに映像配信を続けてくれてますね。ココ



こういう公式HPで見れる映像って保存できないんだと思いこんでたら、まぁぁ!



ただの右クリック(Win)でウインク映像は永遠に私のものよ♪



教えてくださったたま。さんと、たま。さんのダーリン!ありがとうございました!



吉野圭吾さんの映像は、なかなか色気がありました。くねくね耽美系ね。
そうか、伯爵と親子なんだったっけ。血は争えないわね~ おーっほっほ。



そして「いじれない」浦井くん、10年後にはいじってもらえるようになるといいね。うーん、爽やかめ!



ますますブログが楽しみになってます。リー君、なんとなく非力そうだと想像中。



身近にいた

去年、私の職場にアルバイトに来ていた方が仕事場に遊びに来てくれてました。



手元を見ると『マクベス』筑摩書房版



そうです、気になって尋ねると、数日前に「メタルマクベス」を観劇したとのこと! えぇぇ、全然お芝居好きとは知らなかったー!



しかも、7月のTdVも押さえているらしい。1番好きなのは市村正親さんだそうです・・・ こんな身近にミュージカル好きが居たなんて~



嬉しくなっていろいろ話してしまいました。さらに、今年アルバイトで来ている方は山口祐一郎ファンだと判明。いやぁ言わないだけで、けっこう居るものね。ん? ココだけ?



そして、私は8月にTdVを団体で観劇予定でして。
で、取りまとめて下さっている方から数枚のキャンセル分が出たとご連絡がありました。知り合いでいたら連絡してほしいとあったので、↑こちらの方などに聞いてみたところ、3名の手が挙がったのでした。すごーい。



というわけで、同僚4名並んで観劇することとなりました。不思議な気分だわ。



2006/06/10

禅さん・・・やっと。

ベスト・ミュージカル2』を今ごろ入手し、落涙してます。



禅さん、感情を表に出すような歌でも、美声が引き立つんですね!声に艶を感じます~



Why,God Why?(『ミス・サイゴン』) この独立した1曲を聞いてるだけで、『ミス・サイゴン』の全てが頭の中で盛り上がってしまい、激しく切ないっす。泣く。



思い出を胸にベトナムを離れよう・・・♪ いま♪



あぁぁ、舞台で聴きたかったです。きっと泣きまくりです。学生がやったミス・サイゴンですら泣いた記憶あり。



そして橋本さとしさんの『ジーザス・クライスト・スーパー・スターJCS)』



いますぐ、お願い。JCS演ってください! かつら不要だし!四季じゃないけど・・・



余談ですが、先日、’91に劇団四季がロンドンでジャポネスク・バージョンを上演した際の写真を見つけ、小さなヨロコビ。



※『ビバ!ミュージカル』扇田昭彦著 ISBN:4-02-256677-9



写真は小さいけどこの時のジーザスは山口祐一郎。白塗り歌舞伎風メイクの祐一郎(惜しい、モノクロだよー)が。シャープだなぁ



でもって、禅さんと橋本さんの「What you own(RENT)」もいい。
もしかしたら、ロック系の曲の禅さんのほうが好きかも。かすれたり、揺らいだりする声がいいんだものー。



剱持たまきさん、TdVのサラ役ですね。何度か拝見してますが、華奢な体のように華奢で繊細な声。うーん、このそよ風のような声で大丈夫なんでしょうか。かなり心配になった。



Take me as I am(ジキル&ハイド)」を、石井一孝さんと歌ってます。これ聴くと、日生で聴いた蘭々のほうが張りがあった、と。帝劇で大丈夫か・・・ガツンと歌っておくれよー。



それから・・・あのー。
1、2と銘打ってあるものにつづけて同じ曲が入るのってどうなんでしょうか。歌ってる人は別だけど、ミュージカルを聞かない人にも、というなら変えたほうが宜しかろう。と思います。



重なったのはこの曲、「君住む街で(マイ・フェア・レディ)」



2では浦井くんが歌ってます。これは1の吉野さんのほうが可愛らしくて好きでした。浦井運は「All I ask of you(オペラ座の怪人)」のラウルのほうが良かった。ラウル~



『Into the Woods』6/5-3 ソンドハイム

ブラック



悪人っていうよりも、それぞれの立場の違いで「悪」になってしまう、という関係性の物語でした。



魔女は独善的ながらあまりに明快に語るので、そういう考え方もありかと一瞬思わせられます。自分勝手に考えて行動すれば、私も魔女。



衣装



目の前を役者さんが歩いたせいもあるんですが、凝っててきれいでした。購入したプログラムにはお稽古中の写真しかなくて、本当に残念。



ブロマイドで欲しいのが、オオカミと、シンデレラの王子。またはバカ王子二人組のツーショット! 典型的な王子様スタイルでいいんですヨ。



あとは、シンデレラの意地悪な継母&姉たち。性根は悪いが、衣装はきれい。
諏訪マリー魔女の前後(おばあさん&若返り)も2枚組でほしいですね。



欲しいっていっても、そんなもの売ってないってば。



ソンドハイム、気になります。



どろどろ?人間の暗黒面を歌にするって興味津々だし。そして先日のメタマク会場でもらったチラシの山にそれは入ってました。



スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
市村正親/大竹しのぶ/宮本亜門・・・・武田真治・・・。
1/5-29@日生劇場



こりゃ観たいよ!



肉屋にお客を殺して、その人肉を売る理髪師、ですよね。わーお。



観たいけどさ、あたし居るのかなぁ東京に・・・・ 泣きそうなんだけどーっ 前半ならいけるかもね、松の内なら大丈夫か?
とりあえずホリプロオンラインチケットに登録だ。



それに、バートン(&ジョニデ?)で、映画化の話が進行しているらしい。らしいっすね。舞台観れなかったらこれを楽しみにしますけど。



『Into the Woods』6/5-2 チャーミング王子

実は配役については全然情報もたないまま観にいきました。ソンドハイム&宮本亜門というので取ったチケットだったんですよ。



そして先に登場した赤頭巾ちゃんを狙う「悪いオオカミ」に目が釘づけ。この声知ってる!(誰だっけ・・・? ガタイいいな、えぇー藤本さんか?)



頭部が完全にオオカミになってて、ボディは人風です。野性的な表情のオオカミに、オスらしい振る舞い(赤頭巾ちゃんを狙ってるわー)。



うぉぉ、このオオカミ、フロイトっぽい。男の象徴って感じですよ。



かなり私のハートはドッキドキ。水を・・・衛生兵。衛生兵~!



気になって、休憩時間にプログラムを買いに走りました。そう、藤本隆宏さんでした。しかもお腹に石を詰められた後は、王子様になってくれると分かって・・・
ここだぞ!衛生兵!



シンデレラを追いかける王子様に目がキラキラ☆ たぶんわざとですが、ディズニー映画風のメイク、衣装だったので、まさに「シンデレラの王子様」!!



長いマントひらひら(ご存知、私はひらひらにヨワいのです)、厚い胸板に素敵な足~ さすがオリンピック経験者は違うわ。目の前を颯爽と歩いていく王子にうっとりできました。



無駄に草むら前で、ぴょーんと跳ねて走り去るバカ王子ぶりも好き。2幕後半の言葉ですごく気に入ったのが、
私は誠実な王子になるのではなく、チャーミングになるよう育てられたのだ」ってのでしたね。



・・・筋金入りのチャーミング王子。



そしてなんと王子には弟がいまして。「ラプンツェルの王子」です。



話を知っている方は分かると思うんですが、彼はオリジナルでは素敵な王子じゃないです。ラプンツェルの塔にのぼって妊娠させちゃうし、目をつぶされてしまうので。



もちろん、弟君もぴょーんと跳ねて走り去ります。歌いながら、王子らしいポージングすることは忘れません。浮気相手は「白雪姫」・・・



『Into the Woods』6/5-1 巨木が動く

6/5 19:00@新国立劇場 中劇場 最前列(前楽)

作曲・作詞:スティーブン・ソンドハイム 台本:ジェイムズ・ラパン



魔女:諏訪マリー
パン屋:小堺一機 パン屋の妻:高畑淳子
ジャック:矢崎広 ジャックの母:天地総子
シンデレラ:シルビア・グラブ シンデレラの王子・狼:藤本隆宏
シンデレラの母・巨人・おばあちゃん:荒井洸子
ラプンツェル:早川久美子 ラプンツェルの王子:広田勇二
ナレーター・謎の男:鈴木慎平



執事:大森博史 シンデレラの継母:藤田淑子 シンデレラの父:二瓶鮫一
フロリンダ:花山佳子 ルシンダ:鈴木純子
白雪姫・牛:山田真由
眠れる森の美女・ミルキー・ホワイト:飯野めぐみ



演出・振付:宮本亜門

10列目が最前列。しかしかなり下手。
最前列が舞台と同じフロアになるカタチで、目の前を役者たちが歩いていくので、楽しい席~ たぶんドーランの香りだと思われる良い香りも。



舞台には直径80センチくらい?の巨木が8本~10本ほど。この巨木、おそろしいことに高速で移動しました・・・(電動式らしい。ヒューン!と) 
舞台奥にあったかと思ったら、場面転換で前に動いて来ます。



なので、センターの方は見えてたと思いますが、私の席からだと役者たちの位置によっては見えなくなるのでした・・・ それも森の中って気分が出ますけどね。



さて、初ソンドハイム。歌は語れ。せりふは歌え。



大劇場で歌い上げるのばかり観てますが、こういう小さいハコのほうが絶対にいいミュージカルも、いいですね~



メロディが乱高下って感じで(すごくきれいでしたが)、歌うほうは大変そう。問題外で外す人はいませんけど、ほんと大変そうでした。



バズーカじゃなくても、メロディを歌ってくれれば十分素敵なんだね、と思わせてくれましたヨー。少しでもズレると収拾つけるの難しそうっす。



グリム童話の物語をネタにしているものの全体としては大きな物語を作っていて、いいもの悪いもの・・・色んな面が舞台にあふれてました。
「シンデレラ」「ジャックと豆の木」「赤ずきん」「ラプンツェル」「白雪姫」「眠り姫」



魔女の諏訪マリー



昔話に出てくる魔女のように、きれいで怖い魔女。
最初のおばあさん魔女の時は特殊メイクでアゴがしゃくれてて! そして願い叶ってもとの美しい魔女に戻ったら、ワイルドなヘアスタイルにギリシャ風のドレスがすごく似合ってました。



歌も、魔女の歌うソロは絶唱系だったんで、余計に迫力が増します。



パン屋の小堺一機と高畑淳子



小堺さんの声は決して美声ではないですよね、ややしゃがれてるし。歌も似た感じになってお上手ってわけではなかったです。だけど一生懸命な小さなパン屋さんで、歌の雰囲気も人の良さそうな感じがでて、いい。



しかも会話のタイミングが慣れてるなぁ~ セリフっぽくなくて、非常にナデュラル! 演技してるけど、不自然じゃない。ナイス!



奥様役の高畑さん、『白い巨塔』DVD観賞が趣味の我が家では、早口の教授夫人ってことになってまして。失礼。早口夫人じゃなくてパン屋の奥さんでした。



なかなか子宝に恵まれない二人。実はそれは、オットの父(死んだと思われてる)が、隣の魔女から豆を盗んだことへの報復。そのせいで子どもができないようにされていた、と知ります。



ミルクのように白い牛、真っ赤な頭巾、とうもろこし色の髪、金色のくつ。
この4つを集めれば呪いを解いてやるといわれたものだから(しかも猶予は3日)、あわてて二人は森の中へ。



この二人が動き回ることで、ジャックと赤頭巾ちゃんが出会い、シンデレラやラプンツェルも絡みあってくるんですね。うまく出来てる~









2006/06/08

夏の香り(たまにはオトメ)

Sa310021_incanto ちょうど使っていたものが2つともなくなったので、新しい香りを探してました。



フェラガモ。どこかで既に嗅いだことがありそうな感じではあるんですが、ボトルがきれいだったから~



いつも鼻血たらしてばかりいるので、たまにはこういうオトメなことも書いてみようと。



2006/06/07

ぎゃーーーっ 祐一郎がウィンクしてる~

みみみ、みなさんの血は美味しいですかっ



クロロック伯爵からのメッセージ(公式ブログのココ)を見て、早速病院に行かねばと思いました(貧血治療)。



私のは薄そうなので、早速治療してきます!
そして美味しくなったら連絡しますっ 吸っていいっす!



だってー!



ミュージカル界のカリスマの下アングルからの映像・・・
お鼻が・・・カワイイ。 



いいのか祐一郎!



そして、ファン気絶必至



ウィンク!



ぎゃーっ きゃーっ ウィンクしてる! どーしよー! 
泡ぶくぶく吹きました。心臓も早鐘を打ちました。



TOHOもやるじゃないかー。



それから、この映像売ってください!(あ、メタメクみたいにプログラムに付けるとか!)



『ミー&マイガール』6/2初日-2

楽しい気持ちが今でも続いてます~。そして口ずさむ、ランベスウォーク♪



マリア公爵夫人/涼風真世



タカラヅカ時代の録画をテレビで見たことがありましたが、どんな感じなのか? 11-12月に控えている「MA(マリー・アントワネット)」のこともあり、興味津々でした。



失礼ながら予想以上に高低しっかり出ていて、素敵でした。案外、様子見状態だったので、まだ「MA」チケットを確保していなかったのですが。俄然、やる気になりました。出遅れちゃったなー。



というわけで品格のあるマリー・アントワネットになりそうで、また楽しみが増えました。



ご先祖様たちと一緒に、ヘアフォードの重みについて雄雄しく歌われるあたりも、存在感があって、よかったです。



そして。見習いたいデス、その美しい姿勢を。



ランベスに帰る決意をしたビルに、最後くらいは・・・とハグする場面は、うっかり泣きそうに。



笹本玲奈/サリー



可愛いし、歌もすでに風格すら出そうな・・・ 



2幕でビルを想って歌う曲、Once You Lose Your Heart♪ ビルを想うがゆえに、もう身分が違うからと身を引こうとしつつ、ビルへの気持ちを歌います。こんなに想い合ってるのに~っ 切ないわー。



1幕目では元気な(PRチラシでおなじみ)の衣装で、2幕目からはブルーを基調にしたものに変わります。ビルへの気持ちを抑えているみたい。



サリーは(ビルもそうかな)育ちは下町だけど、とっても気持ちがきれいな女の子でした。ビルが好きなら好きでいいのに~っと、もどかしい。もー、いいコすぎなんだから!



二人の相手を想う心に打たれたジョン卿の計画により、サリーはビルの前から姿を消します。そして素敵なプリンセスになってビルの前に現れるのでした。ここはサリーのシンデレラストーリーになってます。



階級ってものに馴染みがないし、このあたりは、ビルにあわせて上流風になるのか・・・、ちえーっと思いますけど。1937年初演だし、仕方ないところかも。



しばらくの間、すっかりプリンセスに変身したサリーはビルに自分だと名乗らず、顔を扇で隠して会話してるんですよ・・・。
この扇はエリザベート様のように高いところに一度上げてから、ざっと開いてました。前月だったこともあり、会場からは、お!っという反応が。エーリィーザベィー♪



サリーがビルと対面する場面、ちょっとテンポが。
井上くんがもっと驚くと思ったんですけど、反応が薄い・・・なぜだ。たまたま初日の緊張のせいだといいのですが。出来れば、もっといきいきした反応でサリーを迎えてあげてほしいっす。よろしくー。



ディズニー映画のように幸せが満ちてきました。



フィナーレは大団円の3カップルの結婚、ですね。おそろしいほどの大団円だ・・・ 
マリア&ジョンは、まぁ落ち着いたご様子。ジャッキー&ジェラルドは、愛すべきバカップル。



で、ビル&サリーですよ! いやー、かわいい。



この時、私はすっかりビルと踊っているのは自分になってましたね。サリーは私。はははっ (いや。もしかしたら、冒頭からサリーを自分に置き換えてたかも。だって、ほんと素敵なプリンスっぷりですから!)



カテコ



公式ブログでも観れますね。あ、玲奈ちゃんも泣いてたのか・・・ それは気づいてなかった。いやん、可愛いな。今ごろこれ見て私も泣いてしまったー。



挨拶が終り、幕が降りても盛り上がった場内からは拍手喝采で、最後はビルとサリーが下手から幕の前に来てくれました。



何が起こったかって、チューですよ~ サリーからビルへ。んもーっ



・・・これ以上、私の心臓をいじめないでおくれ、と思っていたら、ビルがサリーをお姫様抱っこしてまた下手へ去って行きました。



ふー。最後までプリンス!



2006/06/05

『ミー&マイガール』6/2初日-1 まぶしいからサングラス下さい

6/2 18:30@帝国劇場 1階X列(1階最後列)下手寄りセンター



いつものように色々書きますので、これから楽しみにしているという方はお気をつけ下さい。



井上芳雄:ビリー 笹本玲奈:サリー
純名りさ:ジャッキー 涼風真世:マリア公爵夫人 村井国夫:ジョン卿
本間憲一:ジェラルド(ジャッキーの恋人) 武岡淳一:パーチェスター(弁護士)
丸山博一:チャールズ(執事) 

10分前にロビー着、もっと早く来たかったー。2階席へ行く階段では出演者とオケの方が「ランベス・ウォーク」の振りを観客に教えてました。早めに行くべし。



人を掻き分け、扉に向かうと玉野さんや塩田さんが立ってらして。思わず楽しみにしてました、と話し掛けつつ席へ(ハイ!ってお返事してくれましたヨー



改修後の帝劇が気になってました。
席は千鳥配列とうらしい前後がズレている配置に変更されまして、これはかなり観やすくなりました。
これまでは前の席の方がチビッコでありますようにと願うばかりだったけど(背筋の伸びた男性だと不安ですが)、大抵の方であればまっすぐ舞台を見たときは、邪魔になりません。
なぜ今まで変えてくれなかったのだと言いたくなるくらい。



オーヴァチュア♪



オケの数名はロビーから客席を通ってオケピへ。指揮の塩田さんは下手袖から白いスーツで颯爽と登場。オケのみなさんも白で統一してます。



どろどろどろ~オバケじゃないよ、公式HPでも流れますね、ティンパニ) キーン! 
おっと、早速、ハウリングが・・・ ちょっと心配。



踊る塩田さんをお楽しみに!(クラシックの指揮者、佐渡裕さんをちょっと思い出しました)



で・・・で・・・ オケピが下がって行きました。あれれー、塩田さんの肩上しか見えなくなっちゃった。オケのみなさん、サヨウナラ。



プリンス&プリンセス



こんなこっぱずかしい言葉も、この二人ならありだな。夢に思い描く王子様のようだわ・・・



プリンセスにはこの舞台だと最後にしかお目にかかれないのですが、プリンス芳雄はべらんめぇ言葉でも、貴族のカッコでも、とにかくまばゆいのでした。サングラス欲しいくらい眩しかったです! とても魅力的。
あの赤いチェックのジャケットを笑いじゃなく着られるのって、それだけでまぶしい!



ME & MY GIRL」 
デュエット、長いテーブルの上でタップ、くるくるまわって可愛いわー。そして見つめあう二人に、もう照れ照れな私はオペラグラスで注視することが出来ず。
いやー、チュッて! きゃーっ 可愛すぎるんだけど!



見ているだけで顔がふふっと笑顔になる。楽しくて、可愛いシーンでした。



実は伯爵の血を引いている、というのがわかったあと。執事にこの屋敷全部があなたのものです、と言われ、食器や燭台を持てるだけ持って車に持っていこうとする二人。バルジャンになっちゃうヨー







歌、ダンス、タップ、手品、前転、帽子・・・



↑これ、井上くんが舞台ですることです。これは大変。初日のカテコでの挨拶に、稽古が大変で、とありましたが、本当にそうだと思います。



公式ブログや演出の山田さんのブログでも、ぐんぐん成長しているらしいとありましたが、きっと上演中も進化してるんでしょうね。



井上くんの声は、優しくて低めの声ほうが好きで。高いところをただCDで聴いてると、キンキンと聴こえることもあるものですから。



だけど!



舞台では、それが全然気にならないんですよね。むしろ、その高音が舞台ではすごくはっとして魅せられてしまう。
さらに動くと、きらきらしくて、まぶしくてたまりません~。スタイル良し。顔良し(お好みあれど、やはり素敵)。手足長いし・・・顔小さいし。



ビルは衣装もオトメ攻撃



1幕ではハンティング用の服、乗馬服、とオトメ気絶モードで登場。プリンスは乗馬服だよね! 2幕での正装は、とても似合ってて惚れ惚れします。きれいだ・・・



まぶしい井上ビルを見ながら、舞台に愛されてこの先もミュージカル界の真ん中で活躍するのだわね、と遠くをみやる私・・・ 札幌から応援するわ。ぐっすん。



唐沢寿明のビルは、きっともっと下町育ちをうまく出したんでしょうね。観てみたかったよ。



『メタルマクベス』6/1-3 王様バンザイ!

レスポールJr./元きよし 森山未来



歌うとけっこうしっかり目の声になるのでビックリしました。うーん、これは『BAT BOY』観とけばよかった! ね、マキマキちゃん。



八光り~♪ね。 親も役者、というメンバーもそこそこいるとこで熱唱・・・面白い。
Jr.は七光りかもしれない。王の子だというだけのレスポールJr.よりもひらひら衣装の元きよしのほうが印象に残ります。人形みたいに可愛いよ。



演歌は音割れ起きてますが、熱唱!ってことで、ま、いっか。グレコ/有起哉とのやりとりも真面目なのにおかしくて、うまい~っ



勇ましく闘ったのかというと、意外と知恵で勝負したあたりが今時のコみたいで、へーえ、と思ったり。勇ましいのはグレコ様でした。



その父。レスポール王=あるいは=ずるむけ王 上條恒彦



前に『マイ・フェア・レディ』を観たんですよ。でもあまりの魅惑の低音で、歌詞が聞き取りにくかったんです。なので、えー、上條さんってあんまり、とか大失礼なこと思ってました。



でも、撤回、撤回します。



ぴかっと光る頭に、重々しい王の衣装、豪快な役どころ。すごく似合ってて、肝心の歌といえば場内にびりびり響く迫力の声。すーてーきーっ! カッコいいーっ



ランダムスターに血まみれで問い掛ける姿、もっとはっきりみたかった。たぶん、二人ともいい顔してるはずなのに(15日までオアズケ)。



パール王/ナンプラー 粟根まこと



・・・ナンプラー? すごく違和感のある・・・お名前です。ナンプラーの役は「うーちゃん、うーちゃん」と呼ぶことなのね。孤高な感じすらします(粟根さんは粟根さんで、って感じなの)。
驚異のスーパーストレートの黒髪ロングヘアを見ていると、どうにもアニメとかで見た気がして記憶を辿りそうに。あ、有起哉ゆっきーも、アニメっぽかった。というか、あまりにすらりとしてて小顔で普通の人じゃなかったの。きゃー



めがね、外さないんですねー。



グレコ夫人/シマコ 高田聖子



この役どころだとあまり絡めなくて、物足りなさも感じます。しかし「未亡人哀歌」は名曲。迷曲。男日照りでカッサカサー♪未亡人になる前に、グレコを男やもめにしてしまう奥様なのでした。自分の予言ソング、歌います!ですね。



刺客にころれさた後、グレコがお姫様抱っこで舞台奥から現れた時は、悲しいのに羨ましいのでした。くーっ いいないいな。高田さんの美脚まで見てしまいました。眼福。





プログラム&CD



真っ先にプログラムを買ってから、休憩時間にCDがあることに気づく私たち。金欠すっからぴんなので、これ以上は買えん、とクチビルを噛み締めている隣では、マキマキちゃんがしばし熟考。私はそこで悪魔の囁き。ここでしか買えないってよ♪



ハイ、マキマキ様、CDお買い上げでした。ふふ。



『メタルマクベス』6/1ソワレ-2 きれいはきれい

ランダムスター夫人/ローズ/林B=松たか子



初めて舞台で拝見できました。テレビではかわいいのだけど・・・なんだかね、という感想が多かったのです。きっと可愛すぎるからだ。声が苦手だったり。



舞台では、華奢ですらりと(165㎝とか)してて、立ち姿がきれいです。テレビよりいい~ かわいすぎるところが見えなくて(失礼)、よかった。



ダーリン、ランディを恐怖政治風に焚きつけるところ、野心満々でいいわー。二人で、一つよーっ 1幕の衣装のほうが健康的な色気もあり、好きですねー。



2幕では幻影を見始めるランディ。CDばかり聴いて、私を見てくれない! こんなはずじゃなかったのに! というところから、彼女も夢と現実が絡まってきます。無意識が表面に出て来て、本人の自覚のないところで落下。あああ・・・



王殺しに手を染めたことと折り合いを付けられず、現実を見失ってきている妻を優しく抱くランダムスターに、じーん。いい人なんだよ、そういうところは。うっかり野望に乗ってしまったのよね。



私の体は虚しさでいっぱい♪ 
別に殺人じゃなくても、虚しさでいっぱいのからっぽの体ってすごく身近な問題で、はっと隠しているものを指摘されたような気分になります。恐るべし、宮藤~。



橋本じゅんさん。おしり拝見。



あ、ありがたや。怪しいコスチュームにはらはらとしていたら、おしりですか! なぜおしりで?



楽しみにしていたじゅんさんのちょっと甘めの美声(と、私は思うんですけど。あまり賛同者がいない)。「あの娘のブーツは豚の耳の匂い」で聴けました。ワーイ。



舞台向きの顔がモヒカンでよりビッグに見えますヨ・・・素敵っす。
しかも、けっこういいセリフいってくれて(王になったランダムスターに、もう昔みたいにはいかないよ、とか何とか)、やっぱりカッコいいんですけどー。



顔とか(相当失礼)何かが好きってことでは、全然ないのに。キメるとものすごくカッコいいところが恐ろしい人。舞台ではオーラが立ち上ってる気がします。声もいいしね(あれ?賛同者なし・・・)



北村有起哉 ほれぼれ。



借りて観た『リンダリンダ』で観て、気になってました。見栄えがする人が居るなと。勝手にゆっきーとか呼んでみましたが、同い年のようだ。若く見えますねー、いいな。



北村さんはグレコ役、かなりクールで冷静で、でも熱くて、家族も主君も愛するいい男でした。
でもって、衣装が動きやすそうで素敵なのです。他の人がレザー、鋲、黒で!という衣装なのに、ゆっきーはチャコールグレイのような、濃い目のグレイというか。パンツは足の内側が黒くなっていて、より細くて長い足を強調。
髪形もすっきりしてるし。きゃーっ



マクダフ北村(80年代)の時はぜんぜん素敵じゃないのが、またいいのかも。



2006/06/04

『メタルマクベス』6/1ソワレ 息が苦しい

6/1(木)18:00 新感線☆RS メタルマクベス@青山劇場 S席T列

原作:W・シェイクスピア 脚色:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり 音楽:岡崎司



ランダムスター/マクベス内野:内野聖陽
ランダムスター夫人/ローズ/林B:松たか子
レスポールJr./元きよし:森山未来
グレコ/マクダフ北村:北村有起哉
エクスプローラー/バンクォー橋本:橋本じゅん
グレコ夫人/シマコ:高田聖子
パール王/ナンプラー:粟根まこと
レスポール王/元社長:上條恒彦

感想の前に。
7月「LIVE! METAL MACBETH」決定に、小躍り中~ 
って、チケット取れんのか。
でも東京公演の18.19日はTdVのチケット取ってない!あたしってっばナイス! 
何度も言うが、チケット取れるのか~っ





この日はマキマキちゃんご一緒でした。会場に入ってすでに聴こえるメタル音楽に足が震えそう。
まずは買うべし、とオススメの多いプログラムを入手。見たいのに袋から出すのに四苦八苦・・・なつかしい・・・LP盤。



早速、ウッチーのページを見つめる。かっこいいーーっ うわーっ



一気にテンションが上がり、私は挙動不審者1号。で、開始のアナウンスのころ、ふと顔を上げるといのうえさんが通路挟んで隣に。通路側のマキマキちゃんは、挙動不審者2号に変身。



プログラムでは、松たか子の紹介に北海道の星(・・・)大泉洋。またしても血管に血が! 松たか子は俺に惚れて・・・。妄想仲間だったのか、洋ちゃん。こんな大役をやっちゃうなんて出世した。



そして、やっと私の初日の幕が(幕はない)。



スクリーンに映るメタルマクベスの文字と激しい音楽、この時点で息が苦しい。緊張のせいなのか、音のせいなのか、自分でもよく分からないし。



ラーンディーー!



この日はうっかり、オペラグラスを忘れて来ました。席は1階の最後尾の一つ前。表情の細かいところまでは分かりません。でも全体を見ようの回にしました。
これはまとめられません。以下に思ったことだけを書きます・・・



戦いを終え、早く家路に着きたいランダムスター将軍、ウッチー。



うぎゃっ、セクシーな黒い長髪にハード系の衣装、遠くからでも戦い終えた男の香りがしそうデス。ははー。



愛妻家というか、二人で一人のこの夫婦、子どもみたいな話し方になるの分かるわー。あれ、何であぁなるのかな 身に覚えが・・・ 面白いよぉ



確かに公演も半ば、声がかすれてきてましたけど、それがまた気合でカバー、シャウトでカバー、コーフンです。仁王立ちの将軍、いい太ももっす。2週間後は10列目から拝見拝見、ふふ。



ランディ夫人(松たか子)といちゃいちゃしてても、ベガーズみたいなモテ男じゃないのが新鮮でした。
他の女、っていうのが舞台にはほぼ出てこないし、出てこないところにはいるんだろうけど、ランディは妻を信頼している。こんな赤ちゃんな僕を受け止めてくれるのは君だけ~。



親友エクスプローラー(橋本じゅん)との間柄も、男同士の繋がりを冒頭でぐっと見せてくれますね。噂のチューしませんでした。嬉しいような寂しいような。
それが後半、親友の命を狙う狂気に走るところに行っちゃう落ちっぷり。人間の心のありようって面白い。



王位についたのち、影に怯えるランディが、一瞬、王殺しを積極的に言った妻へキレる場面がありまして。ま、すぐゴメンと謝るわけですが。



お前のせいだ、といってしまう自分が嫌になった。ランディはそういう背中で。観てる私は胸がいっぱい。悪人になりきれない「小さな私たち」に、そうそう!と。欲望は果てしないものだ、と自分を省みてしまう。己を知れってこういうことか?



最初の上昇中ランディと、2幕からの崩壊してく変化がすさまじく(奥様のほうが文字通りの急降下です)、そして「マクベス」結末は分かっているので、誰も俺を殺せない!って信じるランディが哀れなり。違うのよーっ



脚本



80年代メタルと2206年の世界の二つの世界をどう繋げてくるのか、楽しみにしてました。



うー、これはなかなか上手いやり方。



私が混乱せずに見れたのは、
メタルマクベスのバンドメンバーの名前が役者名に近いうえに、シェイクスピア「マクベス」の役名が一緒になっている(ex.マクベス内野/80年代のメタルバンドvo.)



が大きかったと思います。



どちらかと言えば未来の方がいかにも「マクベス」の舞台になっているわけですよ。で、こちらがメインの物語なのに、そこに「マクベス」登場人物の名前じゃなくて、ギターにちなんだ名前を付けている(ex.ランダムスター将軍、キャストは内野/2206年)んですね。



ふむふむ。名前はズラし、しかし物語の軸を残す。書くと分かり難いけど・・・、観たほうがすっと分かりましたね。



で、いじっているように見えて、骨格はどっしり「マクベス」なのが、選択眼あるなぁと思います、くんく。4時間を感じさせないねばり腰!
確かにもとの「マクベス」の持っている力もありそうです。込み入った話じゃないから。



でもあとは脚本のうまさ、演出のテンポのよさ(場面展開がすごくいいトコと、手直ししたいだろうな、と思うところがありマス)で、メタルでもミキハウスでも、全然問題なく「マクベス」であるというのが、かなり感動的でした。すごいわ。



それから、眠りを殺した、とか王殺しのテーマとか、とにかく学生時代に戻ったような文学部ポイントが高くて、帰り道でもコーフン覚めやらぬ、でした。すぐに眠れなかったです。



王殺し! レポート書かなきゃ!(アオキストの皆様、反応求む



2006/06/03

ジンギスカーン

帝劇で地獄から天国に戻り、今日はこれから三鷹の森ジブリ美術館です。



甲府から来ているゴンザちゃんと。10時の入場券で入り、出たのは4時。またも満喫してしまった。



館内の映画館、土星座では、ここしか見られない短編映画があります。
今日は『星をかった日』でした。



『耳をすませば』に出てきた物語世界のような、空中都市が舞台。時間に追い立てられた少年が一時逃げ込んだところは・・・。
美しい大人のさばさばとした女性が鈴木京香、少年は神木隆之介、カエル・メーキンソーは大泉洋、などなど。洋ちゃんはジブリのカエル担当になったのか。



絵がきれいで、音楽もよく、物語も切なさと前向きな気持ちが入り混じるような。すごく好きです。ここでしか観られないなんて~っ



ランチ フィッシュ&チップスサンド。美味しかった。
Sa310017lunch_1



「アードマン展」



今日のお目当て。ウォレスとグルミットシリーズなどを作っているアニメスタジオ「アードマン」の展示をしてます。(2007/5までの予定)



意外とクレイ人形が大きくてゴンザちゃんとも驚きました。25センチくらい? 15センチくらいかなぁと勝手に思ってたもので。



撮影に使ったセットや人形もあって、面白い!



日がな一日、グルミットの顔を作る日もあるわけですよね。職人だー。私もやってSa310014_stoneみたい。



あとはショップでかなり悩み、今回は我慢してみたり、映画のうまれる場所の展示で鉛筆のつまったガラス瓶を眺めたり、壁に貼ってある美ハウルに見とれてみたり。



「バルス」って言ってみたり・・・目がぁー!と叫んでみたり(手は私の)。



ジンギスカン



さて、さて。私もゴンザちゃんも道産子です。ジンギスカンに飢えている。



ここは2006/5の「散歩の達人」に掲載されてて行きたかったんです。JR北海道の社内ベンチャー事業だそうで・・・



Sa310018_rum1日限定25皿の北海道美深産の生ラムと、アイスランド産ラム(タレ)、カルビ。



お店でジンギスカンを食べるのは、札幌ビール園以外では初体験。七輪でカウンターで、というのが初めてです。吸煙設備なんかのない、青空で食べたいものだよ。



青空がないのは残念ですが、うーん。おいしーいっ



よくある羊肉くささがなくて、適度な噛み応えがありつつ、柔らかい。さっぱりしたラムです。でも甘いし。



肉が美味しいので塩で食べるのがお勧めと言われ、食べてました。



ただ、これだとジンギスカン食べた!って気にならないよね、ということでタレ付きを追加。そうそう、この味、これが馴染んだ味よーっ



シメには私はハスカップアイス(王道ですねー)、ゴンザちゃんが羊乳プリン。プリンは、濃厚な牛乳プリン、という味でした。これまた美味しい。



ラム肉が美容によいってほんとか?それなら北海道の女性は・・・ごにょごにょ、とゴンザちゃんが呟いてました。だけどジンギスカンとビールってセットだからね。ビール飲んだら美容効果はなくなりそうね。



「ひつじぐも」
吉祥寺南町1-1-8 けやきビルB1
0422-49-7850



隊長!惨敗であります!

無欲、無欲・・・とつぶやくあたり、すでに無欲とはかけ離れていたわけですが、さらに平常心を言い聞かせ(これまた当然、動転しててもクジは引けるんだよ)、本日のTdV8月分の帝劇取り置きチケット抽選に臨みました。



321番!!! ってなにさー



7:40に着いた私でまだF列、8:00の締め切りでもO列までしか人が居なかったのに(ここに居たのは700-800人程度のはず)。



大ハズレ。サヨウナラ・・・良いS席ちゃん。



ところがです。しょぼーん、と帰りかけていた私に女神がメールをくれました!



葉月さんからで、購入可能番号を引いたそう。で、ご自分は買いたい日は1日なので、私の分も購入してくださると! あなたは聖者だ♪



というわけで、捨てる神あれは拾う神あり。



24日はマチソワ決定です。この週はTdV週間ですね・・・



この後会った友人に何回観るの?と聴かれ、数えてみたら、まぁ不吉? 
13回。でした。減らした方がいいのかしら。



2006/06/02

プリンスっているのね

『ミー&マイガール』初日観てきました~



楽しい! 幸せ! 



王子さまが眩しかった・・・っす。詳細はまたも後日ってことで。明日は帝劇で運試しなのです。





えーと、開演前に、2階席に続く階段でお楽しみが。少し早めに行くのがおすすめ。



1幕ラスト、客席まで降りて来ますね。プリンスはオケピ端上手から降りて(45と46の通路)、S/A席を分けている通路を下手側へ来てました。



泣かないよ!って言いながら、カテコで涙ぐむプリンス芳雄くんでした。いやーーっ 眩しいったらないです。夢に見る王子がいるよ、そこに! という感じでした。



タップ、マジック、前転・・・ 早口言葉に、歌、ダンス。ものすごく大変だったと思うわ。



ミュージカル好きなのに、稽古中は嫌いになりました。でも、今日やっぱり好きだと・・・」という意味のことを。私も舞い上がっててよく覚えておりません。ごめん。



帝劇改修



おおお、確かに見やすくなりました。1階A席最後尾X列で観たけど、舞台中央ははっきりくっきり見渡せます。ただし左右(前列の人の頭ですね)、舞台袖が観にくかったです。



2列前に思いっきり前のめりの許しがたい御嬢ちゃんが。ムキーッとしてたら、そのコのすぐ後ろの方が注意してくれました。非常識なガキんちょめ。すっ転びたまえ。ふん。



でも、前に比べたら格段の差ですよ! 



そしてお手洗いが・・・とりあえず2階のは増えてましたわ、奥様。スイスイ列が進みます。素晴らしいです。



TdVチラシ



先日読売新聞にでかでかと掲載されたバージョンのチラシがあったので、数枚頂いて参りました。クリアファイルに入れてPC前に飾ってます。



2階の宣伝用TVで、TdVのPVも。



祐一郎クロロック伯爵が、美女の喉に牙をたてようとしている場面が! 



きゃーっ 伯爵! 私も首あけて待ってます! よろしく!



ランディー!!

やっと観てきました『メタルマクベス



4時間を感じさせない濃密さ、80年代と未来のリンクのさせかたが上手い! さりげなく重なってくるのが憎い、憎いわよ~っ クンクン。



・・・久々の重低音に、いまだ耳がじんじん痛いっす。きゃあああーーーっ!(一緒に叫びたい欲求にかられます。) ストロボ点滅、大音量で私の心臓は限界に近かったっす。不整脈起こしてたかも。息苦しかったー。



うっかりオペラ忘れて行ったこともあり、次回のために全体をよく見ることに。



もぉぉ、結婚するってなに? ウッチーは舞台の上で輝いてて、素敵だよ。シャウト!



松たか子さまは、後ろ姿がきれいできれいで、見惚れるばかり。狂気の頃は、切なかった・・・ 苦しい。



あ、じゅんさん、元気でした。オシリ拝見。美声も聞けた。未来くんの歌がいけるなぁと驚き、北村ゆっきーが素敵すぎて胸が高鳴りました・・・ スタイル良い!



明日は仕事なので、感想はまた後日。あぁ明日はミーマイ初日だ。メタルと古きよきミュージカル・・・ 落差あるわー。



そうそう、通路挟んで隣にいのうえひでのりさんが座ってました。何やらボードを持って、いろいろ書き込みながら、たまに笑いながら観てましたヨ。微調整するのかしら。



2006/06/01

『陽気なギャングが地球を回す』

2006 前田哲/監督 92分



☆☆☆



ネタバレあり 



佐藤浩市/大沢たかお/鈴木京香 スキスキってことで観てみました。どんな映画といわれたら、ルパンⅢ世のような・・・と。



原作も読んだのですが、キャラクタの性格が強調されてました。
話も少しずついろんなところを変えて、分かりやすく映画版に作り変えた感じです。



佐藤浩市/響野



想像してたのより、さらにへらへら軽くしゃべる人になってました。いじけて下くちびるを突き出すのも、ハートにきましたー(本当)。これだけで、満足したかも。



最近のヤバイ人オーラなし。役者ですねー。半パンにアロハ。困った大人だよって服です。真っ赤なコートを着てさらに存在感出して演説してくれて、目が喜びました。



大沢たかお/成瀬



が着る衣装、テカテカ光っててサイケなのだけど・・・ あともう一歩な感じで似合ってない・・・よう。
にやけた服を着るなら、顔もにやけてほしかった。顔はクールなもんで。着こなし方か、映され方なのか、お腹がふくよかに見えるのもいただけませんっ しくしくー。



真ん中分けオールバックに笑いのツボを押され、劇場内で思い出し笑いを隠すのが辛かったっす(素敵だったの、でも奥から笑いがこみ上げてきて~ 本当、素敵だったんですから)。



ガム、パン!って鳴らすの可愛いし。助手席の白いスーツの男ってのも、雰囲気良かったです。



鈴木京香/雪子



お姉様、素敵でした。おサイケな衣装もすっきりと着こなしてカツカツと(やや大変そうだけど)ピンヒールで走ってます。最近、この方を見ると髪を切ってみたくなります。土台が違うっ・・・



で、成瀬と雪子のキス。わー映画~! 久々にきれいな場面でした。うっとり。姿勢と立ち位置が美しく決まってます。



松田翔太



誰?って思って観たけど(出演してるドラマ見てないのばかりで)、きれいな顔。声が良かったです。セリフも聞きやすいです。



大倉孝二 
どんでん返しに使われるには、情けないままだったか。素敵な大倉さんは見れず、残念。



古田新太 
いつもの安心古田さん。楽しそうにしてました。パイロット用の帽子似合うわ。田中商店は原作よりも、すっきり健全風な店になってます。



篠井英介 
めがねが素敵な支店長。かわいい目隠しがチャームポイントでしょう。



時間を戻す構成って、ちょっと損した気分になります。



で、この手法が多かったのが、不満かも。使うなら、ここじゃなくて、あのあたりをもう一度、とか思ってしまうのも良くない。



オシャレを装ってるけど案外ドタバタ劇っぽいので、私としてはどちらかに寄った映画のほうが観やすいなと。コン・ゲームだと思わずに観ると楽しい娯楽作品です。



ただ銃を使ってるのは、フィクションでいいやと思うけど。大倉さんが・・・・えーん。かわいそうなラストでした。もうちょっと平和的なラストにしてほしい。娯楽映画ならね。



あ、和田アキコの歌は良かった。ラストシーンの陽気なギャングたちに合ってました。



明日は青山劇場

いろんなところでメタルマクベスのレポを拝見しているけど、どうにも全容は想像しにくい。未見なので、分かっちゃった気にもなれないのはいい事ですけれど、4時間。4時間、ね。
オシリ痛くなりませんように。



因みに、マクベス自体は予習済み。じゅんさん、元気に弾けてくれますように!



もー、楽しみですっ 明日のために、寝ます。