2011/01/31

『モーツァルト!』-2 猊下!猊下!猊下!

■人間味が増した猊下。



猊下には、猊下の信じる世界があって、そこに彗星のごとく登場したヴォルフガング。才能に恋してるかのような眼差しに、ギャッフン。ううう、ヴォルフ愛♪でしたーっ



いいなぁ・・・



ここんとこの祐一郎さまのお声を聴いていると、またひとつステージが変わっているんだろうなと思います。



私が久々に「山口祐一郎」の名前に触れ、衝撃を受けたあの年(2005年の春だった・・・遠い目)あたりは、まだバズーカ歌唱の後編ってあたりでした。
ただ、最近は、キメのバズーカとささやきの混合編。それはそれで、アハンと酔いしれちゃうんですけれどね。



大音量じゃないところで、酔わせる男、に変身中かなぁと。



そのせいもあってか、ヴォルフとの最初の場面、ナイフ・フォーク・ピカ!では、権力で押さえ込む猊下像から、余裕かましてヴォルフを遊ばせている悪い大人っぽいです。すべて、猊下の御手の中。
しかも、余裕かましてるくせに、音楽の才能には畏怖の念をも抱いているという。とても人間味あふれる猊下になりました。



劇場内の「待ってましたぁ!」な雰囲気に、見事に応えるマントさばきといったら、お見事です! アリガタヤー。



ホント、これは練習のたまものかってくらいにきれいに裏地の金色がびらーっと翻りました。B席までまばゆい反射光が来たかもです。



主役じゃないときって、楽しそうですよね・・・ 素直だわ。



2011/01/29

『モーツァルト!』-1 ふつうの、青年

2010/12/22(マチネ)@帝国劇場 天井桟敷のB席から観劇。



ヴォルフガング:山崎育三郎 
アマデ:黒木璃七 男爵夫人:香寿たつき



レオポルト:市村正親 コロレド伯爵:山口祐一郎
ナンネール:高橋由美子 コンスタンツェ:島袋寛子
コンスの母:阿知波美 アルコ伯爵:武岡淳一
シカネーダー:吉野圭吾



■育三郎ヴォルフ、評判どおりのふつうの、男子っぽさがあり。



芳雄ヴォルフが(今回見ることは出来ず、残念)芸術家の苦悩のほうにウェイトがあるような表現なのに対し、
育三郎くんは普通の、父に愛されたい男の子の成長、を伸び伸びと表現してくれました。



いやー、つまりは歌に関しては、もはやレベル以上だなと驚きました。レミゼで拝見したときは、上手いけれど、ぐっと引き込む感じはまだだなと思ったから。



ちょっと見ない間に! 歌での表現と、仕草と表情がきゅっとひとつにまとまって、B席の私のところまで、ヴォルフの自分の生み出す音楽、自分の才能に翻弄されてしまう青年を好演です。



あと。意外と、育三郎くんの声質って温かみがあるんだなぁと発見できた。この先も、色んな役が出来そうと思います。
今度のレミゼで、どのくらい変わってるのか、更に楽しみになりましたー。



■恋愛上手!!



おおお、芳雄ヴォルフよりここは素直でいい流れがあったのー。(今年の芳雄くんはどうだったのか、ぜひ知りたいですねー)



コンスタンツェを抱きしめて、ベッドに持っていくとこ。 いま、すごくそんな気分なんだねとバシっと分かりました。うふふ。



デュエットも、相手を押しやらない歌で、とっても良かった。ああ、コンス役の島袋さんの声が残念だったのが、悔やまれる。もったいないよー。
市村パパとのデュエットも、二人の愛情がにじみ出ていて、胸が熱くなりました。



■ダンス、ダンス、ダンス。



ビシビシっと決まってるダンスではないあたりが、ふつうの男子的な演出のひとつかもしれません。



バック転は、うわあ!びっくり!すごい!



それがいかにも、楽しそうでいいんですよねー。シカネーダー様とのダンスも、汗かきながら楽しそう。生きてるぞっと、全身で。



お尻ネタは・・・・ 武岡さん、頑張ってくれましたね。アホなヴォルフが似合ってましたよー。





おはしのぼうや

少々遅い新年会、前の職場の方たちと小さな新年会を開きました。なごむわー。飲み会は楽しい。



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で、シドニー土産まで頂いて、どうもありがとうの日です。↑ティータオルと、矯正箸。だそうです。



お箸、・・・矯正しなくても大丈夫なので、取り箸として活用しようと思います! バンザーイ。







2011/01/27

UN JARDIN EN SUR LE NIL

昨年の夏にしつこく嗅ぎに行ったときは、イマイチと思ったのに、今ころ、キタ!気がしてしまい、購入してしまいました。



夏はなぜダメだったのかしら。夏向きの香りっぽいのにー。



付けたてより、中盤から残り香のほうがうっとり。





ところで、話が違いすぎますが、先日の川島選手@サッカー日本代表GKの勇姿に胸打たれ、というか胸打ちぬかれてしまいました。私も抱き付きに駆け寄りたかった。



顎が強そうな、がっちりタイプにめっぽう弱いのだったわ。



これからも守護・神で居てください! 



赤毛のアン、いかが

昨日、北海道四季劇場で上演の『赤毛のアン』の席を取ってたのですが、2作品もご招待を自分だけ見るのは欲張りかと思い、母に行ってもらいました。



楽しかったなら、よかった。



『赤毛のアン』って、オトナになってから読むとマリラ&マシュー目線で読めて、またひと味違いますよね。あらすじを思い出すだけで、涙が出ます。



(ご招待だと伝えた返事に、母は「オークションで15000円くらいになってた!」と情報くれました・・・。わー、しかも私の席のほうが良席だった。わーっ)



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さて、スイートピー。これとフリージアって、冬が旬なのでしょうか。この時期、良く見かけます。



ふわふわで、かわいい。そして、やさしい香り。



2011/01/24

大河ドラマ、もう本能寺

『江』



トヨエツの織田信長がカッコいいのに、来週は本能寺という事態に悲しみを抑え切れません。早いー。はやいよー。殿ぉ~



洋装がお似合いでござりまする。ああ、渋いいい男たちが、どんどん消されていく!



江姫さまは、今のところ役の年齢がいくつなのか分からないので、かまとと嬢ちゃんっぽく見えますが、この先年を取ることを考えての、かまととであろう。



江の目を通した戦乱期から安定期の歴史を描く、ということでいいのね? 衣装がきれいなので、今のところわりと楽しんで見ています。



2011/01/23

『抜け穴の会議室~Room2~』

Team申 第4回公演 佐々木蔵之介×大杉蓮 



@パルコ劇場 2010/12/23昼



Room1にあたる公演は未見、事前情報もほとんど見ないで観劇。けっこう時間が経っているけど、書いておきます。



私の目的は、佐々木蔵之介を堪能する、にあったので、非常に良席からの観劇に感激・・・! チケットを取ってくれた友人のGちゃんと見たのですが、二人とも目がハートであったことでしょう。



怒った顔の後の、笑顔。もう、ヤメテー! 破顔一笑という大きな笑顔にめろめろです。



白い衣装も爽やかに着こなし、東北弁も可愛いのでした。
顔も小さいし、首も長くて細いのだけど、しかし体格はひょろっとしてそうで、しっかりとした感じだったのが意外。・・・脱いだわけではありませんが。



対する大杉蓮さんは、反対にテレビで見るよりもがっちりしている印象です。あと、けっこう汗をかいてらした。



この世とあの世の間の部屋。二人は何かしらの関係があった。



自分が何者であったのかもぼんやりとした冒頭から、徐々に明かされていく二人の関係。何度も生まれ変わり、輪廻のなかで、時には女にもなり、別の人生を歩みながら、何度も交錯していたのでした。



雨宿りでであった二人、親子、夫婦、などなどなど。その時々に、何か思い残したものがあるようです。
で、過去生が書いてある本に一緒に触れると、その記憶がもどるらしい(舞台上では、暗転して、二人が過去を演じます)。


夫婦だったことがありましたよ!と東野(大杉蓮)さんが嬉しそうに報告してくれたので、それは楽しみ!と期待したのに、葛西(佐々木蔵之介)のほうが拒否、演じてはくれませんでした。がっかりよー。
(前回の「抜け穴~」では軽くあったようですね。今度DVD見せてもらおう)


特に重いのが、親子で。父・大杉蓮、息子・佐々木蔵之介。


息子を思うつもりが、自分の考えを押し付けている父と、反抗したいけれど、家出する勇気のない息子。そして、不幸な事故が起こる。


親子でケンカするのはいいけど、女の私としては残された奥さんであり母が気の毒でー。後半、また別の人生を送る大杉蓮と交錯するので、彼女は長生きしてくれたと分かるんですけど、それって男子の夢というか。


君たち、彼女にものすごく悪いことしたと反省したまえ!と思いました・・・ 反省してたと思うんだが、それまでの父子の確執が激しくて、いまいちだったわ。


脚本も男性なので、これは男の子のほうが実感が強くわく感覚なんだろうなぁと。


重苦しいテーマを、重々しくしない。


その重さが、すでに過去のものであることも大きいのか。そんなこともあった、と言い合いしながらも受け入れていく二人。輪廻の流れから一時離脱しているかのような部屋で、立ち止まり、振り返る。


自分のことだけれど、過去生であるからこそ、少し客観視も出来るのでしょう。


また、新しい生を得た二人。


ラストでは、また新しい別の人間となって雑踏のなかすれ違うシーンがありました。さわやかです。配達中?の蔵之介の格好がこれまたカッコよかったので、清清しく見終わりました


ちなみに、私は輪廻はあまり信じないほうです。というか、輪廻・・・イヤだ。私のまま、これで終わりたいわと思うんですが、イヤじゃないですか?


さわかかなラストもあって、どろどろした負の感情さえもアリ、とキレイにまとめた感があって、それは私はあまり好みません。


どろどろは、どろどろでいい・・・ 父殺しの葛西は、次の生では医師になって、東野(父だった人の生まれ変わり)の娘を助けてるのですよ。ああ、キレイな・・・


父殺しの感情は、そこまで簡単に乗り越えられるものだろうかと疑問がありました。


全体的には、軽いセリフの応酬が、重苦しいテーマをうまく進めていたバランスは面白いなと思います。


2011/01/22

ヒヨドリも芯を残す

種子島でロケット発射が見たいなぁ・・・ 今日は久々に札幌も快晴です。いい気分で、洗濯や掃除をしてました。



しながら、録画しておいたミラノ、スカラ座の特集を見る。行きたい・・・・! 素敵すぎました。



命短し、恋せよ乙女。



忙しい毎日でうっかりしてました! そうですよ、そうなんですよ。いい子のフリなんかしてなくてもいいんですよ。



では、コーヒー買いに出てきます。





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芯も残すし、皮も残す・・・ グルメちゃん。 





2011/01/19

さっぱり

けっこう短く髪を切りました。ショートボブ程度から、ショートになった感じです。



さっぱりしたけど、帰り道の首筋がスースーして寒かった。風邪引かないようにしないと・・・



明日は出勤時間よりも早く家を出て、病院です。インプラントの準備。オペ(オペと言われたのー、インプラントは手術らしい)のための検査。



早く終わったら、一度帰宅して、ゴハン食べてから夜勤に出まーす。



というわけで、早く寝なくては。



今夜は空に隙間があって、明日には満月の月がとてもキレイに見えてました。



2011/01/18

ゾローゾロー

ゾロ・ザ・ミュージカルの熱い様が、北国で雪に埋もれている私には刺激的すぎて、眩しい。



この灼熱に胸を焦がしたい! 行く予定はないけれど、こんな感じ・・・?などと、勝手に雰囲気を想像してなぐさめております。



ダンスにアクション、恋、てんこ盛りですよね~ 



そういえば、先日見た『エビータ』はダンスっていうか、あれはー、体操っぽかったな。ダンスじゃないや。



アルゼンチンの男女の出会いシーンには、アルゼンチン・タンゴを取り入れると雰囲気抜群なのに!センセイ、次の改定時にお願いしまーすっ



リンゴが入ってた

レミゼの日程は少し目途が立ちました。



ところで、ナビザの落選記録がまた伸びたんですけれども!久しく当選の文字を見ていないよ。発売日に気合一発かしら・・・



4月に祐一郎に会えるのか、まだ未確定でっす。110118



昨日のガレット・デ・ロワのフェーヴ、出てきましたよー。ふふ、うさぎの足元に置いたリンゴ、これが入ってました。かわいー。



2011/01/16

王様ケーキ

リヴゴーシュ・ドゥ・ラセーヌの「ギャレット・デ・ロワ」



道幅が狭いわーといいながら、小樽から札幌にもどる途中、滅多に寄らない札幌の元町駅近くの洋菓子店のことを思い出し、雪の壁にはさまれていたお店まで行ってみました。



1月ということで、王様ケーキ! galette des rois 



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オットと二人で1/4を頂いたのですが、まだフェーヴは出てきませーん。



今日も通行止めの悪天候

今日も通行止めの悪天候
札幌〜小樽の高速道路は雪のため通行止め。なかなか解除されません。

温泉に浸かって回転寿司で満腹の帰り道なうです。

ライオンキング@札幌

札幌のライオンキング、本日から会員予約でした。

初日のチケットは、回線がつながった5分後には売り切れの案内…!

とりあえず二回目の公演を取りました。

方言のところがどうなるのか楽しみです!

《したっけね〜!》と言っていただけないかしら? カワイイと思ってるんだけど、いかが。

無事にチケット取れたので、これから小樽にお寿司食べに行って来ま〜す。

2011/01/15

最優先事項

4号の棒針で編んでいるマフラー、進まないーっ ううう。 糸はふわふわのベビーアルパカです。お正月にユザワヤで半額になってたので、購入しておきました。



簡単二目ゴム編みなので、テレビ見ながらでもいいのは楽なんだけど。進まないわ・・・110115



オットに編んだマフラーが、ムシに食われちゃったので、また編んでいます。月末までには仕上げたい。



育三郎ヴォルフの感想、書いてないもんね・・・





2011/01/13

京都ミステリー

えーと、書かずにはおられないので、書いておこう・・・



NHKドラマ『フェイク』の衣装とヘアが気になって、もう事件どころじゃないのですけど!



お二人とも、キレイな方なのだから、いくら美術系の変人と刑事と言っても、素敵に見えないようにしちゃうのは如何なものか。



ああ、特に南野陽子の髪型が、気になって仕方ない。あそこに武器を隠してるとか何か? 80年代のロック☆スターのようだわ・・・ 事件現場であの広がる髪はいかんぜよ。



財前さんのお洋服も、髪型もやっぱり似合ってなくてイヤなんだよー。いつもチリチリ鈴が鳴ってて、うるさいし。熊よけじゃあるまいし。



刑事モノはいまやテレビ朝日が熟練の域ねー。NHK、テンポがのんびりです。あと、引き付け力が不足しているかと。美術ばかりに凝っても面白くないと元も子もないよ。







煎餅に挑みながら、表を見る

硬いものを食べると歯が(歯茎が、なのか)痛い。痛いけど、痛いと思いながら煎餅にかじりついている自分・・・・食い意地の勝利。食欲、おそるべし。



4月のレミゼの日程について、考えすぎて具合悪いんですけどー。というのも、今の職場は土日祝が休みだけど、春から勤務体制が変わるかもしれないらしいので、ウンウン唸っています。



土日にしておくのが無難かなと思うものの、混むからねー。



保険に平日も抑えておくべきか?などとグルグルしちゃってるの。祐一郎のとこだけ、とりあえずマークした表をスケジュール表をじっと見つめてまっす。



2011/01/12

金具が冷えると、歯も冷えるのかな?

毎日寒い・・・でも風があまり吹かないので、そんなに辛くない。



歯列矯正、のんびり準備してましたが、昨日ようやく上の歯にブラケットの一部が付けられました。



これからインプラントと抜歯もあるので、まだまだですけどね。ところで、これは接着剤で付けるんだねぇ~ それと、ワイヤをきゅるきゅる巻きつける医師の手が職人ぽくて面白かった。



今まで以上に、食事するとあらゆるものがブラケットに堰きとめられて、モゴモゴするわー。食べ終わったら、歯磨きに走るって感じです。



ピアスしてる耳とか、金属が冷えて耳たぶが冷えちゃうんだけど、歯も冷えたりする? バカ笑いしてたら、何だか歯がすーっとしたわ・・・



先日、坂本龍一のソウル公演をユーストで生中継で見てて、今まで巨匠(というか、有名人)だからと敬遠しててもったいないことしたーっ とブルブル震えてしまいました。



そんな私を救って!と敬愛しているというお友達に聞いたところ、入門ならコレと言われたので
/04 (初回盤) 」「/05 」を聴いてます。



ライブでも演奏してた“Aqua”など。うっとり。



2011/01/11

『エビータ』1/8@札幌-2

■渋谷さん・・・



マガルディ役、私は2回目です。小物っぽさとかが、うまーく出てます。チンケな男・・・という役なので、もっとぐいぐい田舎っぽく歌ってくれても大歓迎なんですが、わりとさくっと歌います。



歌については、芥川英司さん(現:鈴木綜馬さん)がCD『35ステップス』で歌ってたのが、どうにも最高すぎて、多少物足りなく思ってしまうのが残念。このバージョン、凄すぎて爆笑よねー。



■高木ミストレス



この役、不思議。追い出される少女、昔のエビータの面影ってことなんだと理解してますが、衣装といい、歌い方といい、すごくピュア。しかも耐える女って歌詞で、何だこれは。ピュアな少女に、俺は知らない~♪ って答えるのも可愛そう。



高木美果さんが、ここだけ歌ってるなんて勿体無いし! 



■エビータには体力気力が必要。



演じるほうも、見るほうも。野村玲子さんについては、やっぱりピークは過ぎたのねと思いますが、それでもねじ伏せてくるパワーが侮れません。道産子俳優で、ということなのでこれ以上は望まないわ。



私としては、ペロンが福井さんで、チェが芝さんだったことで、歌声についての満足は得られた・・・ なので、野村さんの声の質については気にしすぎることなく、見れました。



ペロンってエビータのことちゃんと愛してた?!とびっくりしたのが、かなりの収穫で、それって福井さんのキャラによるのかなと思います。いい人って感じなんだもの。



『チャリティ・コンサート』 あなたのための女・・・♪ のとこ、以前はペロンを手に入れるためのくどき文句みたいに思ってたけれど、これも違ったー。



つかの間の一夜に愛を分かち合うより、二人が求めるのはもっと大きな願い♪ これをちゃんと捉えてなかったよー。ゴメン。



歌詞よりムーディな演奏に気が取られてました。反省。



そうか、ちゃんとペロンに、共闘して、のし上がろうと話しかけてたのね・・・ その上で死に際のエビータへの情を見せるペロンが効いてくるわけだ。そうだったのねー。



■新演出



2回目だった(と思うんだけど)ので、どこがどうって、ちゃんと分からなかったんですが、数箇所はナルホドと思いながら見てました。とりあえず、舞台セット変わったんだなとか。



エビータの演説、バルコニーのとこも役者さんたちが客席通路に出てきて、エビータァ!って感極まって叫んでて驚いた。いやー、労働者じゃなく、チェが降りてくれたら嬉しいよ。



エリートのゲームのとこも、ブラッシュアップって感じでしょうか。ここは音楽含め大好きなので、ぐふふと笑ってみてます。音楽が止まらないうちにサッと座るラストのとこ、場内のおじさんたちも笑ってました。



あと、衣装も違いましたねー。まぁ良いのでは。



これは前もかしら、舞台にすごい傾斜がついててぎょっとしました。あそこで踊るダンサーの皆さん、腰を悪くしそう・・・お気をつけて!
エビータもぐぐーっとせり上がるし、前に出てくるし、落ちないかが心配でどきどきしました。



■もしも、生オケだったら。



テープでの上演のときはいつも思うことだけれど、今回は特にもったいなく感じました。タイミングとか、役者同士の呼吸で歌いだすような曲も多いですよね。



だから、当日の客席との雰囲気も含めて生オケで歌ったら、ものすごい効果を生むんじゃないか。もっともっと劇的に、エビータの駆け足で燃える人生を見られるんじゃないかな。



2011/01/09

『エビータ』1/8@札幌-1

北海道四季劇場のこけら落とし公演、1/8 13:00開演



エビータ、野村玲子
チェ、芝清道
ペロン、福井晶一
マガルディ、渋谷智也
ミストレス、高木美果



高木さんのほかは道産子メンバーで。



■野村エビータ



もう、低音が響かないのね・・・ ところどころ、かすれたりも。イケイケで美声を聴かせる高飛車なエビータも素敵ですが、今回は全て含めてこれが野村エビータ!という気迫が漲っていて満足しました。完璧に歌えないことも、かえってエビータらしいような気がしたのです。



本当は、ちゃんど声を出して、言葉ものせなくちゃいけないのよね? ね、四季の団員の方は。だけど、舞台俳優に必要なのは、それだけじゃないなって思わせるパワーがありました。気合で乗り切ってらしたようなので、最終日までご無事で、と祈ってしまった。



しかし、細いなぁ 細い体から出るアグレッシブすぎる行動力、声、発言に圧倒されましたワ。



夢見るというより、過剰すぎる上昇志向で、ああ、すごい。
このスゴイ女を演じるのですから、大変。病に倒れて、床に倒れこんでいる時であっても、誰より生きたいと叫んでる姿が、哀しくて印象的でした。



■福井ペロン



いやーん! 全く情報取らずに、当日「本日のキャスト」を手にしたときの衝撃。まぁ想像は出来たけれども、実際に拝見できるとは嬉しすぎました。テレビカメラとかがロビーになければ、小躍りしたのに。こっそり笑顔に留めました。



何度も書いてるけど、やっぱり福井さん素敵・・・ ぽわわわーん。
ちなみに、前回観たときはペロン役が下村尊則さんでした。ぷっ、全然違う! えー、福井ペロンのほうが男として素敵。
下村さんは、妖しく素敵すぎで・・・・、ね、ね。



福井ペロンと結婚してもいい、とか思った。











福井さんったら、まず、体格が、ボディが素敵。軍服がお似合いですっ


冒頭のエビータの棺を見送る静かなたたずまい、ヨダレ出るかとおもった。あと、軍服を脱ぎ捨てて労働者たちを煽る場面の白シャツ姿。そでをまくっていくのも、たまりません。ノック・ダウン!カーン!


それから、当然お声。オトナの落ち着きもあると同時に、青年の香りが残っているの!


弱気を見せるときがあって。亡命したいって俯いてつぶやくのが、情けないっていうより、ああもう私がついてなくちゃ~っ て気にさせられます。母性をくすぐるタイプ・・・母性ない私ですら、くすぐられちゃったよう。


軍部がエビータにそっぽ向いてるのを、彼女の働きを忘れちゃいけないって説得しようとしたり、寝込んでるエビータに病気は良くなるって言い聞かせるとこも、福井ペロンが言うと本当にエビータを大事にしてくれてるのねって思えました。二人にしか分からない絆があるんですね。


野村エビータが常にぎりぎり張り詰めた糸のよう緊張感をみなぎらせているので、福井ペロンの落ち着いた雰囲気といいバランスでした。二人してテンション高いと付いていけなさそうだけど、うん、ちょうど良かった。


■芝チェ


お久しぶりー、芝さん。前回の観劇時より、ねちっこさが薄れていた気がしました。ロックっぽさが控えめというか。慎重に歌ってたのかな。エビータへも、ぎらっとした批判的な態度っていうよりも、慈悲を感じました。
野村さんの声の状態のせいかな? それとも、芝チェの変化だったのかな?


歌では、エビータについで聴かせてくれますねー。これまた良い声で引き込まれます。芝さんは安定してる方だわぁ 男子部とのダンスもキマってました。惚れ惚れシマス。


チェのお姿を見ながら、ああ、タガーを見たいと思ってました。セクスィ~


2011/01/08

北海道四季劇場、設備の感想

1/8『エビータ』にて、劇団四季の北海道四季劇場はこけら落としとなりました。



■クローク
13:00開演、12:30開場ということで、開場まもなく到着だったのですが、先にお入りになっていた(開場が早くなっていたのかも)方たちで、もうクロークが満杯だという。



えええー。クロークお断りされたのは初めての経験でした。



この先もこういう日が多くあると、困るわーと。道民のコート、防寒度は本気よ!持ってると暑いから預けたいの・・・



■お手洗い
ズババーンとたくさん和式、洋式とご用意してありますので、ご婦人の皆様、焦らずとも大丈夫です。
入口→出口と、一方通行になっており、空いてる場所も分かりますわ。ご安心ください。



■客席
舞台は軽く半円形のように開いています。客席も両サイド席が広がっていますね。長方形ではないです。



公演後に端っこの席に座ってみたのですが、うーん、私は出来れば端っこに座りたくない。
料金は舞台からの距離で分かれていますが、いちばん高いS1の端っこに行くくらいなら、A席のセンターのほうが臨場感があるのではと思います。



(端からみてると、役者さんたちの視線からいつも外れてる気分になりませんか? 私はそれがいやなの。あ、帝劇の端から観劇してる気分みたいです)



それから、私は11列目センターでしたが、前の席のおじ様にけっこう視界を遮られました。
私の列までが緩やかなスロープで、すぐ後ろの12列目からは、1列ごとに階段になっていたので、もしかしたら、1列後ろからのほうが視界が遮られにくかったのかもと予想してます。



椅子は背あては低めだけれど、座面がわりと広いんじゃないかな? 帝劇より(また帝劇でゴメン)すわり心地は良いということで。



■音
音割れもなく、ミュージカル上演には問題なさそう。昔のJRシアター@札幌みたいに、列車の音がすることもなく。





■大通りからの行き方



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地下鉄、大通り駅から劇場へ行く場合、駅の地下コンコースに「オーロラタウンをまっすぐ、テレビ塔から」という案内が表示されています。



それに沿っていくと、ライオンキング階段に到着。オーロラタウンの行き止まりの階段が、画像のものです



ここを上がっていくと、テレビ塔の地下1階に出ます。で、エレベータか脇の階段でさらに1階に上がるんですがー、階段が狭い。エレベータを待つのも、もったいない。



で、画像に入ってませんが、このライオンキング階段の下、すぐ左にも、地上に出る階段があります。足が悪いなどの方でなければ、左にある階段から地上に出たほうが楽ですヨ。出たら、右方向ですー。



もしくは、バスセンター前駅の出口まで地下通路がつながっているので、そちらを歩いても良いですね。





北海道四季劇場、まもなくオープン

北海道四季劇場、まもなくオープン
あら〜 開場直ぐに着いたはずだけど、クロークが満杯で断られました… 北国のクロークは広めにお願いします!

『エビータ』
エビータ、野村玲子
チェ、芝清道
ペロン、福井晶一
マガルディ、渋谷智也
ミストレス、高木美果

ここは山奥か

いいえ、わが職場をでたところー。



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木立が幸いしたのか、敷地を出た途端に地吹雪というか、吹雪というか。おお、来たな、冬! でした。



でも、帰り道にいいなぁと思ってたバッグ。キプリングのJARITAが30%オフだったの。
なにせ、10年以上愛用してきたバッグに、ついに穴が空いてしまってて、いくらなんでも恥ずかしいわねと思っていたのです。言い訳?



キャー!っと駆け寄って、手に持ったり荷物が入るか試したりとチェックチェック。うふふー、2010年の限定色だったという、ピンクのを買いました。



・・・こんな悪天候の日は、しっかり斜め掛けして歩かないとね。転ぶもの。



2011/01/05

ロボコップだった事件

4日、テレビ東京で放送の『サウンド・オブ・ミュージック』放送だって楽しみにしてて、



当日、おお、予約してから仕事ぉ~と番組表を出したものの、ない、ない、ない・・・



映画はあるけど「ロボコップ」だったんだよ!!



仕事始めの日に、大変なショックでした。ががーん。なんで、北海道は、ろぼこっぷ・・・



関東の皆様は見れたのでしょう。おめでとう!









2011/01/04

日常が襲ってくるよー

まだ初詣に行ってないうちに、正月気分も尻すぼみ・・・ お元気ですか。



今日は(あ、もう昨日だ)私の実家へ顔をだしてきました。あー、もう仕事が始まるだなんて、ひどい。しかも、いきなり夜勤ですってー。



頑張ったあと、8日は四季劇場でこけら落とし公演に行ってきます。もう、それが楽しみでたまらないわ。私の熱源。



さて、↓こちら、最近見つけてウフフと楽しんでる映像です。猫が撮影した、猫の日常ムービー!
人間のこと、見上げてるんだなぁって思うと、ますます可愛い。



猫、飼いたいな・・・





2011/01/02

あけましておめでとうございます☆

あけましておめでとうございます☆
今年も楽しく観劇に励みたいと思います!

羽田空港は今日も快晴、まもなく北国に帰ります。

さっきまで初売りセールに突撃して、靴を2足購入してました〜 ヨシ!