2016/04/30

エドウィン・ドルードの謎 3 おむねがどきどきしてる~♪

前回投稿ののち、4/22のマチネも追加でみてきましたー。
この回、StarSの三人が観劇するという楽しい回で、今年のチケ運いいわーとまたデヘデヘと喜んでました。へへっ
そしてロワイヤル音楽堂ご一行は、現在大阪へ。私は脳内劇場で生き延びていくわ。
ゆうちゃま劇場もどんどん激しくなっている模様。おおお。
東京千秋楽で、綾ちゃんがまさかの“犬神家Vポーズ”して、共演者が慌てたという話が一番ウケたわー。弾けてるわー。

22日マチネのゆうちゃま&綾ちゃんは、お医者さまゴッゴ・・・ひゃー。
綾ちゃん、聴診器を祐一郎の胸にトントン当てる仕草して、
例のアニメ声で、
お胸がドキドキしてる~♪ 綾のことちゅきだって~♪ ごめんなさい♪ な感じ。
祐一郎、ホントに目がパチクリドキドキドッキリって顔で、一瞬セリフも出てこない!
ゆ・・・ゆるちゅーーーー!! 
そして二人で元気よくぴょんぴょん跳ねる! おばかちゃんだな!
・・・綾ちゃんのイヤリングが勢いあまって床にゴロゴロと落ちるし!(その後何気なく拾ってました)

今さん、またまたじーっと二人を見ていたが、意を決して聴診器を当てにいく・・・ところで、うりゃーっと足蹴にされました。不憫(笑)

つづき。

倒れるローザ、のところへ入ってくるクリスパークル牧師(コング桑田)、セイロンから来た双子たち姉・ヘレナ(瀬戸カトリーヌ)とネヴィル(水田航生)

入ってくるなり、インド全開の姉ヘレナ。瀬戸カトリーヌ嬢は非常に美人さんなのに、全くその美貌を使わずに演じているという・・・稀有な方よねぇ

あーんしーんして、くどぅあさいねぇ~ もー、うたーわなくて、いいですからねー

文字では再現できませぬが、何なまり?っていう喋り方。早速、座長のダメ出し入る。
座長:恰好でインド人ってわかるよ! 
瀬戸:プレビューだからいろいろ試そうかと。(でもずっとこんな感じを貫く瀬戸さんだった)
祐一郎座長:インド人もびーっくり!あーっはっは!
瀬戸:世代違うので何がおかしいのか

コレ言われたときの祐一郎の表情が、舞台上でこんなちっ!っていう表情みたのは初めてです! 若干フテた顔で。
しかしながら、とても品が。品があります祐一郎、上品にフテるの巻。流し目気味なのでかっこいいですっ

ついでコング桑田・クリスパークル牧師。すごい下町っぽいようなおっさん風にセリフを。わしゃ、とかなんとか。きゃーっと慌ててまた出てくる座長。
イギリスの紳士で!おねがいしますっ

で、ここあたりでヘレナが15日だったかな、カレーの食品サンプルみたなものを胸から出してアピールしてた。
・カレーが好きです!
・インド人は100%カレーが好きです!(2回くらい言った)
2回とも何かにこたえて言ってたんだけど、もはや会話の流れは思い出せませぬ。

座長:瀬戸マドレーーー
ヘレナ:カトリーヌです! へんな踊り踊る・・・(コングさんいわく、役作りのために習ったが身につかなかったインド舞踊、らしい)

牧師がジャスパーに双子を紹介。
・でたらめ手話でネヴィルに話しかけるジャスパー(言葉わかる!とネヴィル)
・幼稚園児に言うように話しかけるジャスパー(だから言葉わかります!とネヴィル)きみとーきみのーおねえさんわーごりょうしんおー、なくされたのぉ? あはは失礼だよ!

俺が殺したかもしれませんヨ・・・フフフ。不敵な笑い。ここで日替わりハンサムくんな動き。
・ヒロミゴーのようなジャケットプレイ/ロック歌手みたいな決めポーズ/ジャケット投げてる間に前転してジャケットを掴(みたいけど、掴めない)

座長:某ハンサム軍団より、水田航生! 

座長:なるほど言わせたら日本一!/とりあえず、コング桑田!
 
コングさんの紹介で、15日かな? ↑雑な紹介に不満を言うっていう流れで、「してんちょう!」って祐一郎に呼びかけた。
これは別の方のギャグらしく、あ、言っちゃったの顔してるコングさん。かなり素で笑ってる祐一郎! 笑いながら、もうもうって感じで木槌でぺしぺしコングさんをたたき始めた~
そして雑に紹介して去っていった。ふふ。

ネヴィルとジャスパーの張り合い。
・ジャスパー:ローザの胸にはパット8枚! ネヴィル:むしろ貧乳が好きだ!
・ランドレス君遊び/ラウンドワンくん、ランドセルくん。

ひと騒ぎ終わって、舞台には気が付いたローザ・パット嬢とヘレナ。眠っている間、ディスられていたような・・・というローザに、あんしんして! 事実を言ってただけ、と言いながらローザの胸元をのぞき込んで“8枚あったわ”みたいな顔に。

月の雫、ローザとヘレナで。
美しいな・・・ パットとカレーさんなのに!

2016/04/20

エドウィン・ドルードの謎 2 ゆるちゅー!

かわいい祐一郎に次に紹介されるのは、「昨夜アニメのアフレコを大満足で済ませご機嫌・・・可憐な平野綾!

お友達がお祝いしようとしてるとこに図々しく割って入る今ジョン・ジャスパー。
なんか近い・・・圧が。
君のお誕生日を毎年祝えるのが嬉しい云々、暑苦しく語る今さんに
平野綾アフレコ砲が!

じゃんねんにゃがら・・・甥のえどうぃんとけっこんしてえぢぷとへ・・・にゃっ!(私の耳に残ったセリフ)
すかさず入ってくる祐一郎支配人。ちょっとー! それは昨日のアニメのキャラでしょ??
にゃ!
テッテッテッテッテー!
(下手側にいる祐一郎に向かって、テッテッテと言いながらペンギンのようにテケテケ歩いて、祐一郎の胸のあたりに頭をこつんぶつけ、
あれ?ゆうちゃまがみえない?? 
いたーーーー! ゆうちゃまー、ごめんなちゃーい!
祐一郎「うんっ ゆるちゅーーー!」(両手を左右にフリフリしつつ)

書いてて頭痛くなってきたぞう。文字にしても破壊力ある・・・ 

まずね、綾ちゃんが可愛いのです。さすが声優さんだなぁといういかにもな声で。そいで、祐一郎の胸に!頭をこつんぶつけても!私の心に何の黒いものも広がらない!ワーイ! 
しかし黒いものが広がる俳優さんって、例えば誰かいるかな? 祐一郎への愛がない感じだと腹を立てるかもしれない。祐一郎は人間以上だから、だれでもOKか。

「平野綾に甘すぎます!」
このやりとりを呆気に取られた顔で舞台中央で見ていた今ジャスパーが叫ぶ。
「だぁってー、あの声でゆるちてーと言われてゆるちゃない男はいないだろー?」

・・・・・・(今さん何か考えた!)」
おもむろに上手に移動し、祐一郎に向かっていく!
テッテッテッテッテッテー!(妙な裏声出して)
頭こつん、しようとした瞬間に、祐一郎にどりゃー!と蹴られて床に転がる! 追加でさらに蹴られる!
灰皿もってこーい!」おお、野郎っぽい声に戻った。
さきほど今さんがふつうアルミのでしょ、って言ったとおりに、10枚くらい重ねたアルミ製灰皿をおりゃーっと今さんにぶつける(紐で連結されてる!)
なんか今さんが言うんだけど、取り合わずに下手に下がる祐一郎。

はああ、思い出しても可笑しすぎる。ゆる・・・ちゅ・・・! この先、何かシリアス場面で祐一郎が「許す」とか言っても、これが脳内で再生されてしまいそうです。
ゆうちゃま可愛すぎて、ワレ死ス・・・バタリ。

ゆうちゃまが去った舞台。芝居再開。
濃いめジャスパー先生と可憐な生徒。君の誕生日を待ちわびていた云々。
待ちわびていたですって、ジャスパー先生?
↑ここまでキャラ声で通してた綾ちゃん、すっと落ち着いた大人の女性の声で話し始めるので、それだけで可笑しい。
変声期は過ぎただろう(それってアニメ声からの変声ってことでいいのかな)などと会話し「モーツァルトを歌いましょうか?

モーーーーーーツァーーーール!
赤いひらひらした物体が下手から上手に駆け抜けていく!

再度同じセリフ。
モーーーーーーツァーーーール!
赤いひらひらした物体が上手から下手に駆け抜けていく!

再度同じセリフ。
モーーーーーーツァーーーール!
赤いひらひらした物体が下手から上手に駆け抜けていく!

なんすかーー! 今ジャスパー。
モーツァルトって聞くとつい・・・と小さくなって、ペコリして戻る祐一郎。
赤いマント、ちゃんと金の襟の縁取り(ただし長さが全然足りてません。せいぜい膝丈)を雑に背負って、舞台を駆け抜ける祐一郎。

今さんが言うけど、走ってる祐一郎、珍しい! 
レアだな! すごい風圧でしたよ!
王家の紋章でもめっちゃ走る??

基本的に、自分のネタをパロッてるのも、素直に楽しめるポイントかもしれません。カドが立たないよね。

再度、同じセリフから再開。「モーツァルトを歌いましょうか?
言った瞬間、下手をガバっと確認する二人。ふふふ。もう来ない。

ようやく、ジャスパー先生の変態さが少しずつ表面化していくー。
お誕生日のお祝いに曲を書いた、とか言いながら腕を取って離さない。きゃーーー、逃げてローザ!変態さんよ!

■月の雫 MOONFALL
ゆったりとしたソプラノ。とても美しいソプラノで歌ってくれました。
声量は多くないのだけれど、もしパワーがついてきたら、楽しみだなぁっていう素敵な声。レディ・べスの頃より安定してるように聞こえます。

本心だと思えるように、私に向かって歌ってほしい・・・
(うげげー、気持ち悪いー!)
歌え!私の天使よ!(しゃーっと白いマスクを顔に着けながら)
この粘着質な感じ、確かにあの怪人っぽいぞ!

気持ち悪いけどカッコいい今ジャスパー。気持ち悪い!と思いながらウヒャヒャ楽しくて笑い転げてる私。
ジャスパー、ピアノの前に座り、また演奏開始。鍵盤ないところで腕を振り回し(エア演奏?)ローザににじり寄るジャスパー!
先ほどよりも激しいテンポで! 盛り上がる音楽、頑張る綾ちゃん! 
こんなのダメ、もう・・・うたえない・・・ 
→倒れました。

このままちゃんとラストまで書けるかな(記憶が)
書いてるだけなのに、息切れしてまいりました。ゆるちて。

2016/04/18

エドウィン・ドルードの謎 1 つっかみは、おっけー!

4/14昼、4/15昼 @シアタークリエ

演出:福田雄一
出演:市長/座長 山口祐一郎、エドウィン・ドルード/壮一帆、
ローザ・バッド/平野綾、ジョン・ジャスパー/今拓哉、
プリンセス・パファー/保坂知寿、
ネヴィル・ランドレス/水田航生、
ヘレナ・ランドレス/瀬戸カトリーヌ、
クリスパークル牧師/コング桑田、
池田紳一 高原紳輔 横山達夫 堀江慎也
伯鞘麗名 遠藤瑠美子 福田えり 可知寛子

演出・福田雄一と聞いたとき、不安と期待が混じり合っていましたが、これは大成功! 
不安だったのは、Title of Showがあったからで、俳優にけっこう負担が大きい演出をするのではと心配があったから。テレビと違って、ミュージカルなら音楽があるので、グダグダさは多少割り引かれるかと思ってましたが。

そう、で、大成功!だった。
福田さんが、祐一郎のかわいさを十分わかっていて、しかも下品にならないようにしてくれた。良かった良かった。
FCイベやカテコでチラッと見かけるような、にっこにこがデフォルトの役なんて、私が見た演目ではなかったかも・・・・

感謝します~♪ 福田さん。

開演15分くらい前:横山達夫 堀江慎也 のお二人が、役者でーすと言いながら客席を巡回。
どこからいらっしゃいましたかー? 一番遠くから来た人を探せ!
北海道から行った友人が、手を挙げたけど当ててもらえなかったーと言っていたので、私も挙手してみました。15日は当ててもらえたよー(しかしこの日の最遠さんは、上海!すごい!)

■ようこそ THERE YOU ARE
冒頭からまたまたスリムになってる祐一郎(ゴハン食べてるのか心配なくらい)が長い足をすすっと出しながら、長い口上を。
祐一郎が笑顔でいっぱい喋ってる!ってのも新鮮だ。

役者さんたちを次々に紹介。「今拓哉!」「平野綾!」そっか実名でやるのか!
あまりに入れ子構造にすると笑いにくいからだなー。俳優さんたちにまつわるネタを入れるなら、本人名でするのが一番ですものね。 

語り口調はわりと下町風? これはイメージなんだけと、TDLとかでアトラクションの係員さんが話す口調に似てる。もう何年も言ってませんが、そんな感じ。

本日はプレビュー!というセリフを千秋楽まで言い続けまーす!」 OKですー。

The Mystery of!!!  Edwin!!! Droooooood!!!!

祐一郎の美しい発音と、帽子を入れると2メートル越えの麗しい立ち姿、パンパン!と合いの手で入る木槌の音。
うっとりー! かっこいいー!

ここで支配人役の祐一郎から、ロワイヤル音楽堂が、ディケンズの遺作となった未完のミステリ小説を題材に上演します、結末はお客様に選んでいただきますと説明。

ブーツを脱いで! 美しい片足をまげてもう一方の手で、その足をパーンと叩く。ああ何て素敵なのでしょう・・・あうあうあう。
ガン!ガン!呑みながらぁー! 祐一郎は呑まないのにねと思うと、無性に可愛い仕草である。あうあうあうー。

冒頭の座長口上場面から、全力祐一郎が堪能でき、幸せー。この二日で笑い皺がどーんと増えたかも(今さんの歌詞で「笑い皺に気を付けて~」って入ってましたね)笑いすぎると頬が痛くなるよ・・・ふふふ。

物語に入る前に、舞台奥へ向いて振り返る祐一郎。シルクハット姿をまたも堪能ポイント。ウンウン、そうなんだよ、後ろも素敵よね~

■おかしくなる A MAN COULD GO QUITE MAD
ジョン・ジャスパーを演じる今さんが颯爽と登場。お髭が似合う~! こ、濃いめだな・・・・
観劇前に、今さんの変態さんっぷりが凄いと耳に入っていたので、最初からいつ変態さんになるのかというヨコシマ目線
いちいち濃いめだけれど、まぁ・・・・まだそれほど変態ではない今さんだ。かっこいい。声も朗々と出ていて素晴らしい。
いま、いまこそジャベールに相応しい年齢だというのに!(クリコレで会えるかな・・・期待)

歌い終わりはポーズ決めて、拍手!
ハットと上着を脱いで、白シャツにベスト(後ろはシックな赤い生地なのがお洒落さん)姿の祐一郎が、下手からやってきて、ミュージカル界ではきれい好きと評判でーす、と今さんを評す。ずーっと曲がったまま壁に掛かっているローザの肖像画を直してご満悦顔の今さん。

壮さん登場! じゃじゃーん。
祐一郎が「退団後初のミュージカル!」初見のエドウィン・ドルード役の壮一帆さん。くるくる華麗に舞いながら、なかなかセリフ言わないのだった。

やぁジョン! おお、さわやかな青年声!
中性的な雰囲気の男装で、華があるわぁ さすがだわぁ
どこかで見たようなヅカ風の大げさな動きを駆使しながら、たまにセリフを言う・・・のが、可笑しい。
これ本物がやるのが最高に贅沢な遊びー。

華麗に踊りながらセリフを言う壮さんに対し、今さんは劇団四季・伝家の宝刀・母音法による発声で! ああ~あああああ~・ロオーザ・バッド うくつしき・うつくしき・ロオーザ・バァッド。てな具合。
私(もほかの方も)うひゃうひゃ笑い転げてます。
やっぱりここで聞いても異様な発音法だよねー。

このへんで、ちょっとー! 支配人がダメ出ししに登場。

「ささっとやってよー!」
今さんへ「セリフ変」って祐一郎が言ったら、「ちょっと昔の話だというから、こんな感じかなぁとオオって(母音法・・・)」か言い訳。
「壮さん、昔の癖が抜けてないよー」「いつもこんなかんじですっ(さわやか!)」

ああ・・・ああ・・・と大仰に(強風を受けて立つ人みたいな)姿で悲しみを表現してる今さんに、支配人「灰皿投げるよ!」
「そんなおおきなはいざら。ふつうアルミのでしょ!」 などと答えてる今さんの、平板なセリフ・・・

軽そうな大きな灰皿をパンと叩いて再開。

■二人だけさ TWO KINSMEN

おじと甥の歌。これも壮さんが振り付け考えたのでしょうか? ヅカっぽい気がした。
壮さんが明るく華麗にダンスなら、今さんはやや湿っぽく夜の雰囲気があったな。今さんの踊るときの手がキレイで!すごくすごくキレイです。(ザザも演じて欲しいぃぃ~)

祐一郎
目の肥えたミュージカルファンもだーいまんぞく!」
これでつっかみは、おっけー(はあと)

おっけー、のとこは両手でOKのOを作ってきゅっと体を曲げて。ゆ、祐一郎、福田さんから何やらされてるのー(キャー可愛い可愛い)

はーい、みーなさんもーつっかみはー
おっけー(笑)
客席もやらされました。ふ・・・祐一郎のかわいさには勝てないわ。
ほんとに・・・ありがとうございまぁす、と小さくなってお辞儀する祐一郎までがセットで可愛いっす。

お前は可愛いしか言えないのかと思うものの、だってー、ほんとうにー、可愛いんだもぉん・・・

エド謎における祐一郎の役は、可愛い祐一郎を披露する、に尽きる。
カッコいいのは、いちいち・いつでも・カッコいいので、可愛いっていうのは演出じゃない? はー、ほんとありがとう、福田氏。