NHKBS2 「魅惑のスタンダードポップス」今日5/31 19:30~21:00放送。
新妻聖子ちゃんが司会してますね、ゲストに石川禅さんも登場です(前回、録画しそこねたので今日こそー)。
これから温泉にいくので。ビデオにお願いしてからいってきまーす。
しかしあいにくの、雨・・・
NHKBS2 「魅惑のスタンダードポップス」今日5/31 19:30~21:00放送。
新妻聖子ちゃんが司会してますね、ゲストに石川禅さんも登場です(前回、録画しそこねたので今日こそー)。
これから温泉にいくので。ビデオにお願いしてからいってきまーす。
しかしあいにくの、雨・・・
小雨どころかけっこうな本降りにめげず、わが家からずんずん歩いて円山動物園まで来ました。大分、赤ちゃんの頃の愛くるしさからやんちゃ盛りのホッキョクグマの双子。か、かわいい・・・かわいいよう。
ぼこぼこにやっつけて遊んでいるポリタンク、どうやら階段の上(ママと兄弟がいるとこ)まで持って行きたいらしい・・・30分は格闘。ずりずり、べこべこと振り回してます。
しかし、噛んで運んだり両手で持つなんてワザがないので、出来ないのだー。うぇーん
手前のコがポリタンク大好きのやんちゃな方です。とうとう諦めて自分だけ上に上がってきたものの、どうも不満があるのか・・・地面をぐいぐい叩いてました。いじいじ。
もう一頭はのんびりママの側が好きらしい。もうすぐねぐらに戻る4時の出来事でした。
円山動物園の子育て上手のララと双子のコの様子は、動物園職員におる「双子の白クマ赤ちゃん通信」でも。もっと素敵写真がいっぱいです☆
『やわらかい生活』監督/廣木隆一
寺島しのぶ 豊川悦司 松岡俊介 妻夫木聡 大森南朋
☆☆☆
躁鬱病を患っている主人公に寺島しのぶ、側にいてくれる従兄弟に豊川悦司。死にたいヤクザを妻夫木聡。ラストの豊川悦司の扱いが気に入らないので★3つ。いかにも映画っぽいのかもしれないけど、それじゃヤクザとのさようならがもったいないじゃないかー。妻夫木くん、良かったです。しかしゴハン食べさせてくれるトヨエツ、髪を洗ってくれるトヨエツで全て許したくなるけど・・・いかんいかん。きれいな手だ。
『恋愛睡眠のすすめ』監督/ミシェル・ゴンドリー
ガエル・ガルシア・ベルナル シャルロット・ゲンズブール ミュウ=ミュウ
☆☆☆
主人公の白昼夢のような、妄想世界を一緒に体験できる1本。現実世界とかみ合ってたりズレているのが不思議な世界でした。夢の世界はかわいい表現たくさんです。
『ラスト、コーション』監督/アン・リー
トニー・レオン ダン・ウェイ ワン・リーホン
☆☆☆☆
R指定の部分が宣伝されてしまってたのが惜しい!性描写っていうよりも裸のバトルシーンと言うべき激しい闘いでした。いやらしさはゼロ。暴力的で刹那的、先のない気持ちがぶつかり合っているようです。トニーの暴力、支配といった雰囲気に、ダン・ウェイの体当たりスパイ活動が絡んで緊張感あふれるストーリーに。
暗闇に座るトニーが三島由紀夫のようだったのも収穫。ダイアを嵌めさせて笑顔になっちゃうトニー、と、とりゃーっと車に飛び込む逃げるトニーが最高です。
『この森で、天使はバスを降りた』監督/リー・デヴィッド・ズロトフ
アリソン・エリオット エレン・バースティン マーシャ・ゲイ・ハーデン
☆☆☆☆
邦題が気に入りません。天使って見る前から主人公パーシーにバイアスかけてほしくなかった・・・
森が広がるギリアドの景色はきれいです。天使に救われたギリアドの町の人たちって言ってしまうとつまらないことこの上ないですね、パーシーこそが、自分の人生を掴みなおしていった物語だと思います。
『ジェイン・オースティンの読書会』監督/ロビン・スウィコード
キャシー・ベイカー マリア・ベロ エミリー・ブラント
☆☆☆☆
意外と良かった、という。登場人物の平均年齢が高めなので落ち着いた画面だし、恋愛が出てくるけど、うまく物語りに溶け込んでいて好感を持てます。読書会というアイテムも私好みでした。
『サマータイムマシン・ブルース』監督/本広克行
瑛太 上野樹里 予座嘉秋
☆☆☆
お友達に面白かった、と言われて観たせいか、期待しすぎたようです。繰り返しモノは気分が乗らないと全くダメなのね・・・しつこいよー、と思ったらダメです。
『パリ、ジュテーム』
監督/トム・ティクヴァ アルフォンソ・キュアロン ガス・ヴァン・サント コーエン兄弟 諏訪敦彦ほか
ナタリー・ポートマン イライジャ・ウッド スティーヴ・ブシェミ ジーナ・ローランズ
☆☆☆
諏訪敦彦という日本人名が監督に入ってて驚きました。ジュリエット・ビノシュの息子とのお別れの話で、切なくてきれいな映像でした。各監督が5分程度でパリをテーマに撮っていて、笑えるものから切ないもの、SF風味まで。
『グロリア』監督/ジョン・カサヴェテス
ジーナ・ローランズ ジョン・アダムス バック・ヘンリー
☆☆☆☆
マフィアの女が、組織が追う子どもを連れて逃げることに。情の深い心は奥に秘めて、表面上はクールに。でも、じわっと思いやりが見えるのが魅力。でも、ガンガン撃っちゃう迫力もあって、とにかくカッコいい。ヒール履いて逃走って、さすがマフィアの女。
職場の飲み会でした。おいしかったし、ぐびぐび飲んでたけど画像なかったので・・・函館に行ったときのを貼ってしまおう。これもおいしかったです。
函館ハンバーガー「ラッキーピエロ」のチャイニーズチキンバーガー!
これがあったら大手チェーンのは食べたくないよなぁって分かりますね、お値段もモス程度かな?
これは弟が食べたほうで、私は海老マヨでした。マヨネーズがおいしいって嬉しい1品。
さて、半分は優しさでできている・バファリンのサイトの「バファリス」ちゃんにお悩みを(ないけど、悩みは・・・)食べてもらおうと思ってアクセスしてるんですが、全然つながらないっす。
ちなみにバファリンとは相性が悪いらしく、優しいというわりに胃がやられてダメな上に、効きもにぶいのでイブ愛用。
@北海道厚生年金会館
ジェット団
リフ/田邊真也 トニー/福井晶一 アクション/西尾健治 A-ラブ/大塚道人 ベイビー・ジョーン/大空卓鵬 スノーボーイ/澤村明仁 ビック・ディール/鎌滝健太
ディーゼル/キム スホ
グラジェラ/恒川愛 ヴェルマ/村上智 クラリス/井上あゆみ ポーリン/蒼井蘭
エニイボディズ/木内志奈
シャーク団
マリア/笠松はる アニタ/増本藍 ロザリア/鈴木由佳乃 コンスェーロ/井上絵里子
テレシタ/高橋亜衣 フランシスカ/大口朋子 エステラ/原田真由子
ベルナルド/萩原隆匡 チノ/畠山典之 ベベ/水原俊 インディオ/新庄真一
アンクシャス/瀧澤虎太郎 ファノ/内御堂真 ニブルス/斉藤洋一郎
ドック/石原義文 シュランク/勅使瓦武志 クラプキ/牧野公昭
■ちょうどオペラばっかり見聞きしてたので、悲劇なところとか曲とか、クラシック系だなぁと感じました。緊張感があって、切なく美しい曲ぞろいだわ。あ、「クラプキ警部どの」Gee, Officer Krupke♪は楽しい。男子部アンサンブル、好きだな。
しかし、振り付けがただ事じゃないミュージカル作品。どうなってんですか。何であんなに足がひゃっと上がるのか。
プロローグ、ほとんどセリフがないなかで、ジェットvs.シャークの小競り合いがキビキビしたダンスで表されます。
それから女子部の「アメリカ」♪ あれだけ踊ったうえに歌うって!アニタ役の増本さんが美しくて情があって気風のいいねえさん。声も良いし、見とれちゃいますね。
■今まで、悲劇の面にばかり目が奪われてたんですが、今回はひと目で恋に落ちた二人を温かく見守る気持ちでした。
私、年取った・・・か?そんな一晩で結婚の妄想まで?という野暮なことは思わずに、舞台向けに凝縮してるんだと思えたんですよ。成長した、私。
マリア役の笠松さんの美声が、単に恋に恋する以上の強いものをうまく表現してたのも大きい!
健気さとも違う、年相応の女の子らしいところもあって、とても愛らしいチャーミングな女の子だったんですヨ。I have a love♪、清い愛の歌でしたねぇ 覚悟してる気持ちが見えて、女の子から一人前の女性のような風格まで出てます。
「すてきな気持ち」I feel pretty♪は好きな曲でした、うきうきした気持ちが素直に表現されてて可愛いの。
頼り甲斐がありそう~な福井トニーは、もう子どもの遊びはさ・・・というようなアニキ的落ち着きがありながら、マリアの前ではキラキラ☆うきうき、案外可愛いかったのが驚きでした。特に先入観は持たず観てたと思うんですが、思ったよりうきうきしてたのが面白かった。
■愛があればいいっていう話ではなかったようです。
ラブストーリーではあるけれど、それは作品の一部で。印象に残ったのはお互いを知らずにいるって不幸だよなってことですね。自分の中にある差別とか憎しみは自分で乗り越えていくしかないのか。
■なぎた武が混じってた。
もー、スノーボーイ役の澤村さん・・・顔やらヘアスタイルが「ディラン」やってる時のなだぎ武に似ててー! うっかり笑ってました。うーん、わざとじゃないんですよね???似てるんだもん。自転車には乗ってなくてよかったわー。
■おお、あっさり拍手。
札幌市民は拍手あっさり派でした。寂しい。
この回、私はかなり良かったと思ったので、気持ちをこめて拍手してたんです。カテコは1回、客電がついたのであっさりとさっぱりと皆様席をお立ちになりました。いいんですよ、いいんだけど、余韻もなくってちょっと寂しかったんだよう~。
■悪いのは大人っていう話じゃなくて
物語の主人公たちから見ると「大人の女性/男性」は自分たちの自由を束縛する存在ですが、物分りのいい子にしたいっていうのは、それなりに親心は汲み取れます。間違っていたけど。
それぞれ各自が、興味とか思いやりとかのため、または心配の先に決断をしますが、ほとんど悪い結果を引き起こしているのが悲劇。罰を受けて不幸になるという教育的な話しではなくて、判断ミスに近いのです、悲劇ですよね。
ベンドラ&メルヒールの二人は、性に関してオトナたちが隠し、あるいは「愛」とかのファンタジーで包んでしまって、必要なことを知らずにいたせいかもしれない。知らなければ、それをしないのかと言うとそうは言えません。
悪いことと、してはいけないことを区別しなきゃいけなかったんだな。責任取れないことはする資格なしってことですよ。←あ、説教みたいだ。
メルヒオールは知的には他の子よりも進んでいたけれど、知識と知性は違って、責任は取れない。自分の知に自信満々なんですね。苦い経験をすることに。
ベンドラはいい子だけど、親が囲いすぎて自分の身を守るための正しい知識をもっていなかった。彼女の母は、ベンドラを思ってもぐりの医者に中絶させたが、結果娘は死んでしまう。なかったことにすれば良いという大人的判断の結果は死でした。
ほかにも同性にときめく男の子たち、それからピアノ教師の胸が気になって悶絶してる子などがいます。それくらいいいじゃん、と今なら笑えるような気がしますが、この時代には許されないことだったのね。
世間や親からの視線(悪いことだ!とされる)から、自由になりたい!と叫ぶ姿は素直に共感です。そうそう、やりたいようにしたいよねぇ
爆発しそう!の叫びは、「今!」しかない子どもらしい様子です。過去も未来もまだなくて、今を生きてる女の子と男の子たちー。
(例えば・・・オトナになると明日仕事だから早く帰ろうとか・・・思いますよね。若い子は思わないよなぁ とにかく今が大事だもの)
私はとっくに思春期は過ぎ去ったので、誰かに感情移入することもなく上から(実際2階席でしたけど・・・)全体を観てる感じでした。
これが登場人物と同世代だと、もっと親近感が湧くのかもです。
善悪の物語で見ちゃうと、違ってしまいそう。そういう風に見てもいいんでしょうけれど、こういう状況を感じる、というか見ることでも十分良いのかなと思います。善悪にするとオトナ的視点に固まってつまらないですし。
5/14昼@劇団四季自由劇場(2階席)
ベンドラ/林香澄 マルタ/撫佐仁美 イルゼ/金平真弥
アンナ/松田佑子 テーア/有村弥希子
メルヒオール:柿澤勇人 モリッツ/厂原時也 オットー/加藤迪
ハンシェン/一和洋輔 エルンスト/竹内一樹 ゲオルグ/白瀬英典
大人の女性/中野今日子 大人の男性/志村要
■四季風味のよしあし
見終わって、思ったこと。暗いテーマながら、どん底感はなかった。
何せ、若者たちが主役なので、どんなに失敗してもまだやり直せるから!と見ている私が希望を信じることができます。それが良かったな。
原作の出発点は時代を濃く反映したものだったカも知れませんが、日本で、四季が上演すると普遍的な思春期の若者とオトナ、という誰もが通った道を強く思い起こさせるものになりますね。ひりひりして、切ないです。
何だか普段忘れてた遠き日のイタイ記憶が、当時の気持ち含めて押し寄せてくるようでした。イタイ!
ブロードウェイでの映像などを見ると、けっこう笑わせながら進行してるようですけれど、さすが劇団四季。終始シリアス、真剣な雰囲気を保ったまま最後まで上演してました。
これが別の制作だったら、特に性の問題などはもっと笑い演出にしたのかもしれないですね。性の目覚めって、当人たちには真剣な問題なので、笑いにもっていかない四季の姿勢はなかなか良い選択じゃないかと思います。
ただ、哀しいのがあのセリフの言い方ですよー。言葉を正確に伝えることもそりゃ大事でしょうけど!そろそろ時と場合によるかもと再検討していだだきたい。
歌ってるときのほうが、キャストの方たちの気持ちがガツーンと来ましたよ。いいのか?
能力の高い人たちなんだから、棒読み(にしか聴こえない)セリフをどうにかしてくださいまし。怪人だの古代の王やジーザスがちょっとヘンでも平気ですけど、ほぼ現代の若人たちがあの話し方はいただけん。見てる私のアゴまで疲れてきちゃったよう。
■バンドが舞台中央にいます。
小編成でいいですね。舞台真ん中にいるけど、物語の一部にはなってなくて、はまるで関係ないような立ち居地でした。
セットの背景は、教室のようなレンガ造りの壁。両端に出入り口。壁には偉そうな肖像写真、蝶などの標本がついてます。
舞台上左右にはベンチ席があって、アンサンブルさんも観客と混じって現代の格好で座っていました。突然立ち上がって歌うので、舞台上席にいたらドキドキしそう。
■曲もいい。
ストレートに溢れてくるまさに、春、の時代のカラダと心を表してました。静かな曲は、とにかくきれい。で、反発してるような曲になると、一気に激しくスパーク!
日本語歌詞でも汲み取りにくいところはなかったし、聴きやすかったです。
SWEET LADY JANEのシュガークッキー☆ 疲れてたので、頂いてすぐに食べちゃいました。ぽりぽり。
さっき録画してた「Mr.Brain」観てたんですが、面白くなくて途中でやめてしまった・・・
綾瀬はるかちゃん、よく見て!その人カッコ良くないよ? 共演者は豪華だけどなぁ 居るだけって感じがしました。CSIごっこかのう?
さて、よく寝たら『春のめざめ』の感想を。明後日は札幌で『ウェストサイド物語(ストーリーって言おうよー)』観劇デス。
■鹿賀丈史@シラノ・ド・ベルジュラック
軽妙な語り、軽やかな足と剣さばき、ガスコン魂で生き抜くシラノ。
男じゃないけど、想像するに男が惚れる男って感じなの?
いや、もちろん女子も惚れるけど、女子としては
「好きなら好きって言ってよね!(ロクサーヌを代弁してみました、というか私の気持ち)」だと思うので。
死の間際にこれだけは奪えない!と言うのが「心意気」 こころいきって何ですかねぇ 江戸っ子みたいなものか?
英語訳にはmy panacheとあるので、もうちょっと気取った感じなのかもしれません。「威風堂々, 見せびらかし, かっこ良さ(新グローバル英和辞典)」。
カッコつけも実力を伴った文武両道で、しかも皮肉屋というイケイケな男なのに、ロクサーヌに対してだけそのへんにいる男のように、遠慮がちになる弱点が何とも愛らしい。
若い頃は周囲とぶつかっていてもそれもカッコよくで、年をとると敵だらけになってて、というの、良くわかるなぁ
だけど「お兄様ならクリスチャンを危険な目にあわせないように出来る!」という、無茶なお願いには頷いちゃう。彼女が望むなら。にいちゃん、頑張れ。
さらに素敵なのが、恋敵(表明してないからライバルじゃないですけど)のクリスチャンから尊敬されてて、かつ、彼を見守ってあげるという器の大きさ。
鹿賀さんの年齢もあるのかしら、とても思慮深くて愛情あふれるシラノです。情けなくてロクサーヌに愛を伝えられないというよりも、もっと大きな愛を注いでいるようでした。
たぶん、シラノ本人はそう思って喪に服すロクサーヌに毎週会いに行くわけですよ。
でもねー、死ぬ前に告白するってヒドイ!黙ってるなら、墓場までだぞ!
↑送り続けた手紙を暗唱するというのがシラノの男としての気持ちの表れなんだろうなと思いますが、それに告白しなきゃドラマティックにならないですしね。その後のロクサーヌが気の毒だったりします。喪服は脱げそうもないですね。
恋愛モノはあまり興味が・・・と以前呟いてたんですが、これを観ながらちょっと違うなと思いなおしました。
私はラブいっぱいの幸せな人よりも、叶わぬ恋だの運命に翻弄される愛だのという障害あると、俄然燃えるらしい。シラノの心中を想像しては、心臓が痛い!と切なく悶えておりました。たまらないー。
■綜馬ド・ギッシュとぴょんぴょん
こっそり戦場に行かずにあなたの側に!と戻って来た腰抜けド・ギッシュが、いそいだ夜の結婚式を邪魔しないように、シラノはド・ギッシュを足止めしてあげます。優しすぎだー。
ここの歌、面白かったな。月から落ちてきたぁ!とか言いながら、ぴょん!ぴょん!と。おじさま二人が・・・・可愛いのう。
■鼻のせいか、衣装のせいか、とても見栄えしまくり。
鹿賀さんは、スーツ姿ばっかり見てたので(「ジキル&ハイド」「ペテン師と詐欺師」「ラ・カージュ・オ・フォール」)、いかにも扮装は初めてでした。似合います。
いつも猫背気味なのは、本人のクセかしら? 役柄かなぁ 普段は猫背気味、という感じで喋り倒してますね。
確かにセリフ噛んでるところとか、声が渋くなってるとことか、挙げようと思えばいくつかありました。でも、全体を見れば鹿賀さんがどれだけ全力で作品に向かい合ってるのかが感じられるし、共演者さんたちもぐいぐい引っ張られていい感じになってるんですよー。
さすが主役のオーラでした。
カッコつけで、カッコいいシラノにまた会える日を楽しみにしてます。
■ダンス・オブ・ヴァンパイア イベント告知でてますー。ココ☆
私は到底行けませんが、参加された方の報告は拝見したいものです・・・よろしくです。
■5/22朝日新聞夕刊に、山口祐一郎のインタビューが掲載されている!とお友達からさきほどメールが。
昇天しかけの画像まで貼付されてたので、ちゃんと見たい!とオットやら実家に電話してみたものの、誰も出ず。
他力本願はいかん、夕刊ならまだ売れ残ってるかもね、と面倒くさがりの私にはまずあり得ない夜10時のお出かけー。
コンビニまでてくてく歩き、クールを装って買って来ちゃいましたーっ 鼻の穴が広がってたかしら?
キャー!
ギャーーーー!!
最近見かけたなかでは、かなりカッコ良く撮られてますよー。重量感たっぷりのカーテンを開いて一体何のポーズですか。下から撮ってるせいで、すらり。スーツもぴったり。
私の脳裏には、「怖くはない~♪」と嬉しそうにお風呂覗きにくる伯爵様しか浮かびませんけどーっ お友達はジャケットがマントに見えてきたらしいっす。
■浦井健治@クリスチャン
シラノに憧れてガスコンの一員になったクリスチャン。きらきらの若者ぶりが素直に出てます。ロクサーヌにひと目惚れされて、すっかり恋に落ちてますが、そのあっという間に好きになってしまうのも、また若者らしく可愛いのでした。シラノはずーーとロクサーヌを想い続けてるので、そこも対照的。
騎士姿のクリスチャンにメロメロになるかと思って見に行ったのですが、意外と平気だったです(メロメロにされたのは鹿賀シラノの立ち居振る舞いのほうでした!)。同じ格好がたくさんいるからだろうか。クリスチャンのチャームポイントは、姿形より素直な様子かな。話す言葉の種類が少なくて、剣はいいけど愛の言葉はダメっていうところがキュンキュン~
「完璧な恋人♪」では、ひたすら、このびぼう~♪びぼう~♪ときらきらしく歌ってくれますー。うーん、ロクサーヌ、こんなコでいいのかしら・・・?
ともあれ素直に「美貌~」と叫べるだけの容姿に恵まれただけあって、ひねくれたところなし。とにかくピュアでまっすぐ、可愛いコです。
ただし、ちょっと・・・バカかもしれない。
このシラノに愛の言葉を語らせるバルコニーの場面など、自信満々のクリスチャンだったら、観客からは反感買いますよね。
あと、戦場から毎日シラノが交戦ラインを超えて、ロクサーヌへ手紙を送っていることを知り、シラノもロクサーヌを愛していると気づくあたりとかもー。
そのことをロクサーヌに打ち明けて、どちらを愛しているのか選ばせよう!とシラノに迫るのも、言い様によっては(先に惚れられたのは美貌の自分のほうだっていう)嫌味っぽいかなと思うんですが、浦井クリスチャンはそういうところは感じないです。
シラノのほうがタジタジだもの。愛にまっすぐ。一生懸命なのね。
トークイベントで、自分が死ぬ場面で目の前で鹿賀丈史が歌ってる!と思ってしまうと話してましたが、確かにあの鼻が目の前にあるってすごいかも。
■ロクサーヌ。朝海ひかる。
クリスチャンにひと目惚れしちゃう見栄えに惹かれる女子か?と思ったら、実はそうじゃないんだね、とシラノの目線で納得させられるのが物語の強いところだと思います。
確かに美貌に惹かれたようだけど(話もしてないのに好き!と騒ぐからさ)、意外とクリスチャンの良い所を見抜いてるようでした。
言葉を使って相手との関係を築いていく人物ってことで、シラノに近いとこも。
ド・ギッシュをうまく利用する場面は、女らしい戦術で、ウソのつけない私などは羨ましい面の皮です。
騙されてるわよ!伯爵!と綜馬びいきなので、つい思いつつ、女の細腕でもなかなかやるねぇと感心します。ヨシヨシってド・ギッシュをなだめてるところも、おお策士め~!
朝海さん、エリザベートでのぴりぴりした雰囲気よりリラックスした感じがしました。噂の美しいロクサーヌ、愛されるロクサーヌを素敵に演じてましたヨ。
なよなよしてない、意思がしっかりしてるキャラも良かったです。
■鈴木綜馬@ド・ギッシュ伯爵
綜馬さん、すっかり色モノキャラもどーんとお任せな俳優さんにー。
色モノと言っても、ま、そこは綜馬さんですから、とてもお上品です。知性もあるらしいのに、まったく男気なしという・・・シラノと反対の性格と言えましょう。
冒頭の登場、ロクサーヌを連れて芝居小屋に来るド・ギッシュ伯爵のもったいぶった歩き方を見るだけでも、お笑い担当ですか?という気取りっぷり。
お帽子を取るときの手が!あんなに気取りまくった手の動きはそうそうないと思うわ。注目してね。
それから、心のアルバムにいま光り輝いているのはロクサーヌ邸にやってきて、自信満々に口説くところ。死ぬかもしれません!と雄々しく言っておきながら、ロクサーヌの返事を(ロクサーヌの思うつぼで)自分に都合よく受け止めて、悶えてる姿が面白すぎました。
愛しいクリスチャンを戦場に行かせないために策をめぐらしているロクサーヌの誘導に、まんまと伯爵様がのっているのを、観客はおばかさんだねと笑うんですね。伯爵は真剣なんだけど、滑稽というワケです。
「それを今言うのですかー!(意味はこんな感じ)」とすっかりその気の伯爵・・・ ああ、女ってコワイわ。クリスチャンのため、伯爵はうまく使われちゃってます!
挙句の果てに「行け!」ですもの。うーん、恋する男は哀れ?
■見分けられないの、ガスコン!
ガスコン青年隊のみなさん、同じ衣装なんですよ。しかも帽子被ってるんで・・・なかなか俳優さんの区別がつかなかったなぁ・・・
ジキハイでの観劇時に私の心を掴んだ阿部よしつぐさん、最後まではっきり見分けられず。けっこうショック。中山昇さんは一瞬あれっと気づいたもののすぐに紛れてしまいました。佐山さんはお声でやっと分かったし。すぐに分かるのは林アキラさん(かわいい体型なので~)くらいな惨敗でした。
なので、途中で見分けるのを諦めて、青年隊をざっくり応援する体制にしちゃいましたよぅ。
1幕での100人の男に挑みに行くシラノを見送るみなさんの階段を使った隊列、V字飛行のようにキマってましたっけ。頂点にはシルエットのシラノ、ほんとキマりすぎ。
安全な場所から勝手な出動命令を出す貴族を、ケッと見てる姿などからも、隊員がシラノを中心とした絆でつながってるんだなぁという雰囲気がよく出ていて、それって女子には出ない男子の雰囲気ですね。新撰組みたいな感じか?
そんなガスコンな青年隊が拳を天にあげながら「ガスコン!ガスコン!」と歌ってくれます。とても良い~っ テンションがぐいっと上がるシーンでした!
1回だけの観劇だったことですし、出来るだけざっくり感想書きたいと思いますー。
シラノ:鹿賀丈史 ロクサーヌ:朝海ひかる クリスチャン:浦井健治
ド・ギッシュ伯爵:鈴木綜馬 ル・ブレ:戸井勝海 ラグノー:光枝明彦
どうしようかなって思ってる方は行くべきですよーっ 鹿賀丈史が苦手とかじゃなければまず大丈夫だと思うの。あ、あとWキャストの中河内さんの日も見てないですが、でも、大丈夫じゃないかな・・・と楽観。
■「シラノ」そのものが求心力のある物語。初めて「シラノ・ド・ベルジュラック」を見た私ですら、すっきりと理解できる構造です。
詩人で剣の名手のシラノ、自信にあふれ男気のある男なのに鼻のことで恋愛にだけは後ずさり。言葉、行動の全てに一本の太い芯があって、最期まで貫くのが最高にカッコいい!切ないんだけど、それがシラノが選び取った生き方。ロクサーヌに打ち明けられなかった大バカだけど、それがまたカッコいい!
シラノに憧れている青年クリスチャンは、美貌を持つ男だけれど心も素直な好青年。
さらに、クリスチャンにひと目惚れするヒロイン・ロクサーヌも、ただの恋する女に留まりません。自分を見守ってくれたシラノへの思いを表現するラストは愛情と知性があふれていて、とても素敵なのです。
イヤなヤツ代表のド・ギッシュ伯爵は、イヤなヤツなのに憎みきれない人間くささてんこ盛りのナイスキャラ。お料理をいかにもおいしそうに歌うラクノーも、さすがおフランスって感じで恋愛を盛り上げます。
■音楽。フランク・ワイルドホーン。
「ジキル&ハイド」の大盛り上がりの熱血メロディが大好きなので、期待大でした。
今回の音楽は、シラノの膨大な言葉をテンポのいい音楽で盛り上げていく軽快で愉快な雰囲気のパート、ガスコン青年隊との雄々しい歌(これ良かった!)、そしてロクサーヌへの思いをつづる美しいメロディがあります。
フランクに抜かりなし!です。
ジキハイの、どーだどーだという爆発系ではなくて、抑え気味な感じがシラノの人間性とよく合っているんですね。秘めた感じが美しいのです。
あー、「モンテクリスト伯」がスイスで開幕したんですね。こちらは爆発系の音楽のようです。演してほしいなぁ
■衣装&照明
とりあえず「騎士」のいでたちです。マントです~っ 活動的な長さではありますが、日生の舞台にたくさんのマント騎士が並んで雄たけびあげる場面など、私にはまさに天国・・・?目の保養? ありがとう!
シラノだけ、ちょっと色合いを変えてたりするのがお洒落でした。ふさふさの飾りをつけた帽子も粋です。
ロクサーヌの髪型が面白かったんですが、きっと当時の流行なんだろうと思って納得。朝海さんの衣装は、恋する女のときの白、喪に服している黒が印象的でした。
照明は、影の出し方がカッコいい。シラノが階段上にあがって背中を客席に見せて立つとこは、フォトジェニック!そのままハガキだなっていうキマリ方です。鼻を気にすること以外、シラノの欠点はなさそうよ。
2幕の落ち葉の場面あたりなどは、赤、黄の落ち葉に光があたって、散りつつも光を放つシラノそのもののような場面構成になっていて、こちらもハガキにしてほしい出来。
■役者、特にシラノ役:鹿賀丈史。
もーーーー。カッコよくて参りました。鹿賀さんって不思議なふしで歌いますけど、それが鹿賀シラノの語りとしてうまく合うんですよー。最初に演じる強みかも。山盛りのセリフも言葉から生まれてきたかのように、内から湧いてくるように歌ってしまうところもすごい。たまにヨレてるのも、愛嬌だなと思わせる魅力たっぷり。
ヤなヤツ代表のド・ギッシュ綜馬さんの気取りまくって笑われてるという役どころも、ハマってます。浦井クリスチャンの素直そうな立たずまいもぴったりだし。
友人ル・ブレの戸井さん、再演重ねていくともっとキャラの印象が強くなりそうな気もします。光枝さんもぐっと気持ちを集めるのが上手いですよね。で、みなさんお声が素敵で~
優しいお友達が代わりに購入して送ってくれたのです!ありがとうございます!
四季の会報誌で見たよりもいい出来でした。歌舞伎座なら手ぬぐいも似合うけど、四季もタオルよりこっちのほうがいいのに・・・かさばらないし、吸水抜群だし。
CATSとかライオンキングとか、絵になるよー。
さて、ここ数日、同僚や友人に「鹿賀丈史がどのくらいカッコよかったか」を言いふらして歩いてます。何度語っても疲れません。ええ、思い出すだけで元気になるくらい素敵だったんだもん。
普通の観劇メモはちょこちょこ書く予定・・・「春のめざめ」も、ね。
イープラスのムービーのとこにTDV出演者のメッセージが出てたのね。ココ☆
今日気づきました・・・まだの方がいたらどうぞ。
起きたままな祐一郎の髪型を見てると、顔の筋肉が緩んで仕方ありません。禅さんと息を合わせてコメント出してるのも練習したのかなぁとか!これはきっと練習したと思うな。
ぐっと!元気に!頑張りまっす!
今回の遠征でつくづく思いました。やっぱり好きなミュージカルを見てると幸せ物質がカラダを駆け巡る感じでしたよ。生きてるって素晴らしい~♪ですよ!
もうTDVのお稽古も始まってるようですしね。ウィルスに負けないで楽しい夏にして下さいっ
軽部:鼻をつけて大変ですね
浦井:28曲中、20曲が鹿賀さんが歌ってるので・・・
鹿賀:大変!オープニングからずっとシラノのソロが4曲続きます。
1、鼻のこと。2、貴族との闘い 3、ロクサーヌ 4、100人の男たちとの戦い
これで、シラノとはどういう男かを分からせようとしているんです。
軽部:2幕の(鹿賀と浦井の)ガチンコ・・・
浦井:鹿賀さんの背中が切ない。クリスチャンは何も言えなくなっちゃう。
鹿賀さんはシラノの感情を歌に埋め込むのがすごい。
男の心意気を感じながら、死にながら(クリスチャンが死ぬ場面を話してます)泣いています。
軽部:もっと話を聞きたいですが、鹿賀さんのお顔の限界が! 最後に一言お願いします。
(冒頭で鼻を取りたいと鹿賀さんが仰ったのを受けてですね~)
浦井:残すところ13公演。大阪、広島には行けなくて残念。鹿賀シラノが大好きです、心に刻んで歌って行きたい。
鹿賀:ジーザス・クライスト・スーパースターでデビューして36年。初出演で初主演だった。新たな出発、同じくらいの気持ちでやっています。
なぜなら、シラノは特別なものにきっとなる、しなければいけないと思っているから。
この年になって役に出会って嬉しい、目一杯やりたい。
鹿賀さん、浦井さん、ありがとうございました! 軽部アナも鼻攻撃、良かったですヨ。
■梅田芸術劇場のHPに日生での舞台画像が載ってました。コチラ☆
軽部:(10公演を過ぎたので)ハプニングは?
鹿賀:今日は声が出なかった。ごめんなさいね。
軽部:そうは思いませんでしたよ。
鹿賀:いつもはもっといいの!(可愛い言い方でした)
軽部:もっといいかもしれないので、また来なさいってことね。
※全然ダメってことは、全くなかったのです。良かったもの。
ですが、鹿賀さんとしてはまだまだ探っているところが多く、ご自身が気になる点が多い日だったのかもしれません。
ちなみに、椅子に座っている鹿賀さんの両足がとてもいい子らしくまっすぐ揃えてあるのが可愛いのでした。
軽部:鼻、ですが・・・ポスターとは違うそうですね。
鹿賀:大きさ、角度、出っ張りを改良した。ポスターはわし鼻でカッコいい感じで(撮影用なので)2時間かかってつけました。
シラノは、キュート、かわいいところもあると思ったので、(舞台用は)上向きのにしてもらいました。(と、鼻をくいっと上に向かせる。ブヒブヒ。)
軽部:触っていいですか?
鹿賀:抽選で、ってやつじゃないよね??
(観客が触るのか?と聞いてます・・・それも楽しいけど、軽部アナだけです)
軽部:おおー!柔らかい! 右、左、上!(と動かす鹿賀さん)
ゴムですか? ヒミツかな?
浦井さんもどうぞ。(何でだ!軽部~)
浦井:ええ・・・っ いいんですか? じゃ・・・
おお!柔らかい~
浦井くんが横に立ったので、顔を向けて「いいよ」って感じの鹿賀さんでした。相変わらず足がまっすぐ前なので非常に礼儀正しい御様子です。
鹿賀:やらかいでしょ。声を吸い取るのですよ。
聞こえ方が違っちゃうの。つい大きい声を出しちゃう・・・ついつい出しちゃう。
(材質は)分からないですが、ABCと3パナあって、これはAパターン。1番可愛いの。量産できるの!
※3パターンもあるってホントかなぁ? ふざけて仰ったような気もしますがどうでしょ。1番可愛いってのが良いですね。さらに鼻の話題が続きます。
鹿賀:1つの鼻で2公演(くらい)。がびがびになってしまう。15~20ハナ、ストックあります。
軽部:使ったやつはどうなってるの?
鹿賀:分からないけど・・・この鼻を1番見ていないのは、自分で、慣れてない。良く分かっていない。換えるのはスタッフの言うとおりにしています。
※意外と消耗度が激しいシラノの鼻。1パナ=約2公演、です。
もうちょっと続きまーす。
軽部:クリスチャン、シラノとはオモテウラですが。どんな手ごたえを?
浦井:クリスチャンのシラノへの尊敬と、自分自身が重なります。学ぶべきことがたくさんあります。
「僕がどれだけあなたに憧れているか知っていますか(初めてシラノに会った場面で)」というクリスチャンのセリフのところを、演出家の山田さんに「シラノじゃなく鹿賀さんに言ってみよう」と言われました。
(演技指導ってことで、きっと浦井くんの持っている気持ちを引き出すために言ったのでしょう。クリスチャンはそういう気持ちでシラノに対面したんだよってことですね)
※このやりとりの時、浦井くんへ話が変わったので、一休みって感じでストローを挿してあるペットボトル水から飲もうとする鹿賀さん。
お鼻を指でちょいと上にあげて飲む仕草がおかしくて、場内からくすくすっと笑いが。当然、浦井くんも話を止めてふふっと。
すでに半分を飲んだ鹿賀さんを見て、
軽部:この水の差がどれだけ大変かの差ではないかと・・・ 浦井さんも飲んでくださいね(すすめられるが、マイクを持って話をして、なおかつフタは開けられない様子の浦井くんでしたー)
鹿賀:同じですね。(自分も浦井さんから学んでいるのだ、ということでした)
軽部:浦井さんと初共演ですね
鹿賀:年のことは気にしない。同じ俳優です。アドバイスなんかもない。(むしろ)負けないようにちゃんとやろうと思う。彼がいることで安心する。頼ってきたりしない、そんな人じゃない、大人ですから!(場内、笑い。キャラ的にシラノに頼る役だけど、本人はそうじゃないよって感じでした)
軽部:今までと違うシラノですね、コミカル、笑えるという点が・・・それはクリスチャンが担ってるのでは?
一生懸命で、こっけい。おバカキャラ?どうやってますか?
(そうかなぁ・・・ 私の印象では、クリスチャンは一生懸命にやってればいいけど、シラノのほうがテクで笑わせてると思うよ)
浦井:必死ですよ!!
(クリスチャンは)「バカだってことがバレてしまう!」と言うのだけど、稽古中に椅子に座る場面で、座ろうとしたらそこに椅子がなくて(見当を外してしまったらしい)座りそこねて・・・床にしりもちをついた。
共演者たちに「バレたね~」と言われてしまいました。
軽部:(笑いながら)楽しいですか?
浦井:楽しいです!
充実した『シラノ』観劇直後の、主演、鹿賀丈史、浦井健治によるトークイベント。
記憶を頼りに・・・、あくまでも私の記憶なので思い違いなどあるかもしれません。ご了承くださいませ。
場内アナウンスで、「休憩を挟みまして・・・・鹿賀丈史、浦井健治、司会、フジテレビアナウンサー軽部真一・・・」と案内があり、場内笑い。軽部アナの顔が目に浮かぶと何となく笑いたくなるよね。ふふふ。
■まず、軽部挨拶。
□3回しかないトークイベントがあると知って来た方?
少数挙手。あれ~そんなものか。
□知らずに来た方?
多数、おおー。大変ラッキー!
■扮装のまま、鹿賀、浦井登場。拍手!
軽部:さっきまで、シラノを演じていた鹿賀丈史さん、浦井健治さんです!
(鹿賀さんに向かって)いかがですか?
鹿賀:鼻取りたい。日に日に取りたくなっています。
軽部:痒いんですか?
鹿賀:(鼻があるので)声の聴こえ方、出し方が変わってきた。しっかり糊でついているから、普通の自分じゃない気分。
影響はあるだろうと思っていたけれど、思った以上に影響は大きい。
直後、扮装のままということで、いきなり軽部アナは鹿賀さんに「鼻」攻め。とりあえず、「また鼻について聞くことにします」と言って、
軽部:クリスチャン役、浦井健治さんどういう気分?
浦井:自分は2幕で死んじゃうので、その後はお客さんと一緒に涙を流して見てます。観客のようになっています。
軽部:今日で10公演目です。手ごたえはいかがですか?
鹿賀:「シラノ」は良くできた作品、色々上演されてきたものを、ミュージカルにしています。
ブリッカス(台本)、ワイルドホーン(音楽)二人の美しい世界で、これまでと違うと思い、自分なりのシラノが出来るかもと思った。
曲、ホンを読んで名作の持っている深さを、ミュージカルでやる難しさを感じている。
古典であっても、しっかり・・うまく出来たことはない(名作をミュージカル化するときは、ということだったと思いマス)。音楽を入れて表現しきれないことが多い。
しかし、この作品はうまくいっているのではないでしょうか?(場内から拍手!)
軽部:(台本に)言葉をたくさん入れるように言ったそうですが?
鹿賀:芝居-歌-芝居-歌(レミゼのような作品と違って)となっていて、どちらかだけ良いのはイヤだった。対話形式の歌のとき、言葉を入れるようにと・・・
軽部:(言葉が増えるということで)自分を追い込むことにはなりませんか?
鹿賀:表現できてない苦しさよりも、ずっといい。
(このあたりで、「今日は声が出なかった、大変申し訳なかった、と仰ったような。私がそうかなと思うのはラスト、声が絞られた感じでしたけど、それは劇の状況に合っていて、全然悪くなかったんですよ。
表現できないよりいい、って、きゃーっ カッコ良すぎな鹿賀さんでした!)
早起き・・・ぬおお。
明日から2泊3日で遠征です。朝イチの便しか取れなかったため、8時発、9時半には羽田です。ビジネスマンのようだ。
はー、東京は25度かー、帰ってくる日の札幌は最低気温、5度の予報なんですけど!凍え死ぬ!
荷物は極力少なくしてるので、東京仕様(でも七部袖だから暑いのかなぁ)にしてます。着替えなんかないのです。カーデを脱ぎ着する程度だぜ。あはは。ちょこっと大きめのショルダーバッグ一つで行くのだ。※あ、下着は替えるけどね・・・
ライラックも咲き始めてます。
それから、北海道にはめずらしい沈丁花が咲いているお宅があって、毎朝くんくんかぐのが楽しみで・・・へへ。
東京にいたころを思い出します。寒いのはダメなのか、こちらでは見かけないんですよね。
■祐一郎さーーーん、10月の予定が立てられないんだよう~
とりあえず取っておくか、というのすら二の足を踏んでいる状態です。ぬおおお、困った。
むむむー。
■ところで『回転木馬』の感想ほとんど書いてなかったとさっき思い出しました。感想っていうか、うーん。時代を強く反映している作品は、難しいものですね。
あの話、暗いようで明るいようで、不思議な物語だったな・・・ 普通のひとの、普通の話っていうのも難しいものです。
吸血鬼だったり、力持ちのおじさんと革命とか、戦争とか、目くらましが多いと、たとえ共感しにくくてもそんなもんかと強引に思えたりしますが、普通の男女のこととなると、自分の考えと合わないことが起こってると、ついついムキになって怒りが湧きます。
ダメ人間だったよ、俺、とかいうのはけっこう好きなんですけど、反省すりゃいいのかっていうラストが拍子抜けだったの。星のかけらを渡すって、いきなりのファンタジーに戸惑ったままでした。
あと、親子モノはじーんと出来ても、男女の話には興味が薄いようです。
『レベッカ』も男女じゃなく、レベッカ(&ダンヴァース)vs.マキシム&わたし、の戦いという図で見てましたっけー。マキシム、「わたし」のこと愛してるんだかねぇと疑問もあったしな。ウン。
■どういうわけかトニー・レオン祭り続行中
『インファナル・アフェア』『ブエノスアイレス』を立て続けに観ました。
彼のような俳優さんを特に好きだ!と思ったことはなかったのに、どうしたことか非常に好ましく見ています。華奢な体に筋肉(見せ筋肉であって、肉体労働には不向きな美しい筋肉)、困ったような表情、だなんて・・・・眼中になかったのになぁ
次は『花様年華』。
■昨日の新聞で見かけて同僚にもご覧あれ!と周知報告した、ウッチー内野聖陽@みずほ証券の広告、TVでも放送始まりました。
新・証券会社のイメージってことは、信用イメージがウッチーにあるということですね。結婚効果!
全国の皆様には久しぶりの(いや、私にとってもでした)爽やかなスーツ姿~☆ 胸から青いスカーフひらひらっと。キマってます。
CM,ココで見れますー。
↓
http://www.mizuho-sc.com/company/cm_gallery/index.html
■今日、初めてコンシーラというモノを使ってみたのでした。
うぉー、なんというカバー力だー!
びっくり感激してしまい、日焼け止めとパウダーファンデだけ買うつもりだったのに、ついでにコンシーラと下地の2色目をお買い上げしてしまったのだった。A席1枚分って感じでした。ヒャー。
化粧は適当34歳でしたが、ちょっと進化。IKKOになった気分で塗ったわ。
ちなみに、全てRMKのものです。日焼け止めなど長年リピートしてますねぇ いやー、久しぶりにどーんと買ったものだよ。
『インファナル・アフェア』DVDで見てみました。
ディカプリオ&マット・デイモンでリメイクされた『ディパーテッド』を先に映画館で観てたので、ようやく違いが分かってどちらも面白さが倍になりましたよん。
ハリウッド版のほうが説明が多いというか、感情表現もストレートでとにかく分かりやすく作ったのねー。レオが二重生活に苦しむとか、精神科の医者が二人ともと関係を持っているとか、もう、コテコテ。ドンパチも派手でしたし。証拠テープのあたりなどもちょっとくどかったし。説明とか証拠好きですよね。
マット・デイモン(マフィアの手下だけど、警官)は、善人になりたいんだっていう葛藤はあまり表に出てなかったような。アンディ・ラウのほうが本当の警官になりたいっていうのがあって良かったの。
それに、どうしてもラブ絡めなきゃ気がすまないんだねぇ とほほ。
と言うわけで、ボス役の存在感はジャック・ニコルソンのほうが怖かったけど、潜入捜査官とマフィアの手下の関係はオリジナルのほうがしっくりしました。
あと、最初、へなちょこぶりが際立つトニー・レオンなのに、どんどんカッコよくなっていくのが恐ろしいですよ! ケリー・チャンじゃなくても抱きしめてしまうと思う。あの目はお色気の泉かってくらいに恐ろし・・・・くて、素敵☆
この調子でⅡ、Ⅲも見てみよう。楽しみ。
『この森で、天使はバスを降りた』だけがチケット未手配です。ギャ~ッ大丈夫かな。
帝国ホテルのパンケーキ付きがいいのか、ちょっとお値下げのがいいのか、未だに迷える子羊でしてー。
パークサイドダイナーのパンケーキって美味しいのかな? 私のパンケーキ価格からははみ出る豪華価格だけどなぁ
『シラノ』は鹿賀さん&浦井くんのアフタートークイベントを。
『春のめざめ』は、むんむんむらむらの思春期を四季がどう表現するのかが楽しみ。
日本にもtktsみたいのが出来たらいいのにさ。
あと、元気が残ってたらフォーエバー21に突撃してみようかなっと。あっけなく惨敗かもしれませんが、H&Mとハシゴできるんですよね。覗いてみるか。
画像は今日のおやつ。
青柳総本家の「カエルサブレ」 とーっても美味しかったです。かりっと焼かれてまして、アーモンドとピーナツも使われているので香ばしいんですよ。名古屋土産はコレでお願いします。かわいいし~
祐一郎はいまどこ・・・? この1週間くらいあまりPC周りにいないので、ユーちゃんどこにいるのかサッパリだ。元気でいればそれで良いですけど。ゲンキデスカー!
意志あるところに道あり、と呟いて寝ます。
↑最近、意志らしきものがないので、反省。やりたいようにやる、です。