2009/05/16

『シラノ』5/13アフタートークイベント-1

充実した『シラノ』観劇直後の、主演、鹿賀丈史、浦井健治によるトークイベント。
記憶を頼りに・・・、あくまでも私の記憶なので思い違いなどあるかもしれません。ご了承くださいませ。



場内アナウンスで、「休憩を挟みまして・・・・鹿賀丈史、浦井健治、司会、フジテレビアナウンサー軽部真一・・・」と案内があり、場内笑い。軽部アナの顔が目に浮かぶと何となく笑いたくなるよね。ふふふ。



■まず、軽部挨拶。
□3回しかないトークイベントがあると知って来た方?
少数挙手。あれ~そんなものか。
□知らずに来た方?
多数、おおー。大変ラッキー!



■扮装のまま、鹿賀、浦井登場。拍手!
軽部:さっきまで、シラノを演じていた鹿賀丈史さん、浦井健治さんです!
(鹿賀さんに向かって)いかがですか?



鹿賀:鼻取りたい。日に日に取りたくなっています。
軽部:痒いんですか?
鹿賀:(鼻があるので)声の聴こえ方、出し方が変わってきた。しっかり糊でついているから、普通の自分じゃない気分。
影響はあるだろうと思っていたけれど、思った以上に影響は大きい。



直後、扮装のままということで、いきなり軽部アナは鹿賀さんに「鼻」攻め。とりあえず、「また鼻について聞くことにします」と言って、



軽部:クリスチャン役、浦井健治さんどういう気分?
浦井:自分は2幕で死んじゃうので、その後はお客さんと一緒に涙を流して見てます。観客のようになっています。



軽部:今日で10公演目です。手ごたえはいかがですか?



鹿賀:「シラノ」は良くできた作品、色々上演されてきたものを、ミュージカルにしています。
ブリッカス(台本)、ワイルドホーン(音楽)二人の美しい世界で、これまでと違うと思い、自分なりのシラノが出来るかもと思った。



曲、ホンを読んで名作の持っている深さを、ミュージカルでやる難しさを感じている。
古典であっても、しっかり・・うまく出来たことはない(名作をミュージカル化するときは、ということだったと思いマス)。音楽を入れて表現しきれないことが多い。
しかし、この作品はうまくいっているのではないでしょうか?
(場内から拍手!)



軽部:(台本に)言葉をたくさん入れるように言ったそうですが?
鹿賀:芝居-歌-芝居-歌(レミゼのような作品と違って)となっていて、どちらかだけ良いのはイヤだった。対話形式の歌のとき、言葉を入れるようにと・・・



軽部:(言葉が増えるということで)自分を追い込むことにはなりませんか?
鹿賀:表現できてない苦しさよりも、ずっといい。
(このあたりで、「今日は声が出なかった、大変申し訳なかった、と仰ったような。私がそうかなと思うのはラスト、声が絞られた感じでしたけど、それは劇の状況に合っていて、全然悪くなかったんですよ。
表現できないよりいい、って、きゃーっ カッコ良すぎな鹿賀さんでした!) 



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