2018/08/16

『サウンド・オブ・ミュージック』7/31 コンパクトな舞台版

@北海道四季劇場

マリア/平田愛咲 トラップ大佐/深水彰彦 修道院長/秋山知子

エルザ/高倉恵美 マックス/荒川務 シュミット/佐和由梨
フランツ/川地啓友 
シスター・ベルデ/久居史子 シスター・マルガレッタ/矢野侑子
シスター・ソフィア/西浦歌織
ロルフ/一和洋輔

リーズル/木村奏絵 フリードリッヒ/松下太陽
ルイーザ/松下姫良里 クルト/松田侑也
ブリギッタ/高森仁那 マルタ/佐藤愛
グレーテル/遊佐こまり

もちろん映画のSound of Music 大好き。舞台版は映画のように自然風景の壮大さはコンパクトに表現されるものの、そこは想像してねってことなんですね。

楽曲は何度聞いても色あせず、心に染みて来て。戦火の足音を感じつつも、家族の絆としっかり描いていて、ファミリー(子供むけの意味ではなく)にぴったりのミュージカルでした。どの年代でも自分を重ねたり、思い出がよみがえったりするような。

主演の平田さんは快活さと繊細さ、強さもあって、ぴったり。大佐役の深水さん、さすがの包容力ですし、マリアに惹かれる様子も自然で、大佐って天然さんかしら?というチャーミングさ。映画より二人が恋した様子が上手に描かれたと思いました。ダンスのシーン、良い!

子役ちゃんたちも上手です。はきはきしてますけど、聞こえにくいよりは良いしな。
年齢が実年齢とちょっと違うのかな?という子もいますが、7人の個性が分かれてて良かったです。とにかくかわいい。

音楽祭から修道院へ逃げこんでからの脱出も、うまくドキドキさせてくれました。

迫力満点に歌い上げるミュージカルも大好きですが、しみじみしちゃうこんな作品もいいよね。