2012/05/31

『エリザベート』5/12-8 庶民派のシシィ

ぜんぜん新鮮じゃなさそうな、ミールク!



そもそもの意図としては、庶民が苦しんでても、シシィは自分磨きに熱心でミルク風呂に入ってたんだよ、わーすごいね、っていうこと・・・なんですよね。



ただ、その後にあの<肖像画のままの皇后が!>の1幕ラストにつながっていくため、あまり非難しているようには見えないエピソードだなぁと不思議。
フランツもミルク風呂を非難しないし。ってか、フランツはシシィに怒る場面はないのだった。



新、青年ルドルフがミルクで踊っているのかどうか、いろいろ聞いてたにもかかわらず、うまく見分けられませんでしたー。踊ってたのかしら~?



あまりコブシを廻さない今年のルキーニ、『ミルク』でも同様でした。若く見えるんですねー、ねちっこく歌わないと。社会に不満を持つひとの叫びとして、すんなり入ってくるな。



とりあえず好きな場面なので、ダンスと歌を楽しむ。



■私だけに!



ああ、ほんとにさ、ちょっと共感してもこの<私よ!>には疲れる。そして、ここまで叫ばねばならなかった窮屈で重苦しそうなシシィの境遇を気の毒にも思う。



気楽にいこうよー



御髪をととのえて・・・ 皇帝が妻に会いにきたら、たぶん妻が出てくるよね。フランツ、いいのかこんなんで! 侍女たちにまで、珍しい・・・とつぶやかれちゃってるよ!



どうも照明もくらいし、ミルク風呂~♪のイメージで、夜だろうと思ってしまうんですが、シシィはものすごくめかし込んでるわけだし、実は朝とかなのか。





さて、瀬奈さん。


衣装はとてもきれいで、当然まばゆいのですが、何かが・・・何かが庶民派なのであります。


仕草が大きいのかなぁ 
全体に、サバサバ、ざっくりとした雰囲気があります。雄雄しすぎるというのでしょうか。隙もないしな。きれいだが、モテない子って感じです。
まだまだバイエルンの山で暴れてた頃が忘れられない瀬奈シシィなのだった。


歌、セリフからも庶民派の香りがいたします。全体的に、<自分を隠さない人>に見えますね。王家の人間なら、本心を隠すのが上手そうなところを、瀬奈シシィはいつまでも素直に心を見せてしまう人に見えます。


ストレートな気質に見え、時代劇的な雰囲気よりも、現代女性が似合う人なんだな、きっと。


ついで、見上げる禅フランツ。おお、ほんとに嘆かわしいこと。


そういや、フランツがジャケットの片方だけ、袖を通さずに落として着ているのは、当時流行の着方みたいですね。服飾史見てて気づきました


君が望むものは君のものだ・・・♪ そこまで捨て身にならなくてもよろしいのに!


禅さん、とても良いお声で聴き入ってしまいます。シシィはいくつの設定かな、禅さんはすっかり立派な皇帝陛下の容貌。


声も、若さは過ぎ去り、日々の公務の疲れものしかかるオトナの男性の声になっています。どうやったら、こんなに声の色を変えられるんだ?


祐一郎。


生きる意味を見つけてしまった・・・ とかいいながら、
生きるシシィを見るのが面白い閣下である。
生き抜いて、そして自分の胸に飛び込んでくるその時を待っているのが、楽しい閣下である。


扉から出て、階段を降りていくシシィの後姿を見つめるトート閣下。もたれてたたずむお姿も素敵!


やはり、このときも自分のものにならない悔しさなどではなく、何時いかなるときも生きることを手放さないシシィを認めているようにも見えました。


今年の閣下には、何があったのー。


自分のものにしよう、とかそういうエゴがなさそうよ。エゴの塊のシシィとは正反対ね。


ただそこにいて、シシィの人生に寄り添っているトート閣下。誘惑されながらも、はねつけられる<死>の存在。
より、<死>としての存在に近づいているのかもなぁ 恋愛モノじゃなくて、生きるモノ。


ラストの3重唱、響きました。


ここが楽しみで息をせずに見つめている。愛してる/エリザベート♪ と、愛の告白されてシシィが発するのが<わたしに!>


やれやれー、二人の気持ちは全然届いてないわよ!


あとね、瀬奈さんの扇を広げるとこが、アッパレ!って宴会でご機嫌になってるおじさんのような仕草でした。ああー。
よく言えば、あたしはあたし!と息巻いてるとも言えるのかもだけど、もう少し優雅に振舞っていただきたいです。



2012/05/29

『エリザベート』5/12-7 やさしさにつつまれたなら~、閣下

■ウィーンのカフェ



ギャルソンのエプロンが素敵・・・ 若干、まだカフェのみなさんの声が合ってないところがあったような気がしましたが、そのうち良くなるでしょう。



祐一郎がさー、普通に人間と混じってたように見えたんですよー。いやぁ、馴染んでる!



立ち姿が、やけに気合を入れた感じじゃなかったのよね。まぁ、すっときれいに立ってらしたの。それと、
君らの話を聞かせてもらおう」のセリフまわしが、とってもすっと出てた(芝居がからず、ナチュラルな感じで)のが、原因かと。
あとー、金髪が美しいから? 



キメキメの閣下も面白かったけど、今年の人間に合わせたナチュラルな佇まいも素敵ね~



岸さんと並んで、麗しいツーショットでしたぁ



■おばあさま! 加藤清史郎くん、よかったよ。



でも、小さいよー。









■エリザベート、泣かないで~♪


きゃーーーーっ


いやーーっ


優しすぎる歌声が!


クールな冷血閣下だったはずが、おおー、この場面では底なしに優しい歌声で誘ってました。夫に最後通牒を書かねばならない境遇、耐えているシシィに、もう十分に頑張ったよ、と闘いを認めるみたいな優しさがあったように見えました。


前回に父性のような気持ちが大いにあったとして(私は保護者みたいな閣下だなぁと感じてましたね)、今回のこの優しさは、称えるようなところがあったかも。


たびたび死の雰囲気が近づいているなかで、生きることをあきらめない不屈の闘志への敬意というのか・・・


というのも、すっかり弱ってるらしきシシィのローブに手をかけて、脱がそうとする仕草がありますが、これが全くいやらしくなくて、まぁどうしたこと?と疑問が湧いたのでした。さっきまで、今年の祐一郎はオスね!と鼻息荒く見てたのに。


そりゃ祐一郎は、あまり前からここで色気を出してくれない派ではあるけれど・・・
それにして、いたわってる?って思ったくらいに色気が薄かったです。(瀬奈さんも、ちょっとやさぐれてる人っぽく立ってたからかもですが)


なので、祐一郎トートのお楽しみ、お断りされて羽根ペンを床に刺す!の行為も、悔しさのあまり刺したように見えず。
この流れであれば、今日は床に刺さなくて良かったかもよ、というくらいに何だか優しさのある閣下でした。慈愛で包み込んでたのよ。いろんな引き出しがあるのねぇ、閣下。


でも、美しい後姿、長い脚、は堪能いたしました。うふうふ。


ウィッグも小顔効果抜群なので、腰からももにドレープ付きであやにかかっている薄い布も、取ってしまってほしいくらいだわ。ちょっと装飾が多く感じたの。すっきり見たかったーーー。


全体的に異形の存在ってよりは、かなり人間に近づいてた閣下なので、現代っぽいシンプルな装いも試してみない?と妄想してみたり。『シングルマン』のコリン・ファースの白シャツみたいなのとかさ・・・・ おっと、エリザが違った作品になりそうですね。


■瀬奈シシィと禅フランツ


禅さーん、哀しいフランツ。頑張っているけど、シシィが望むことではないのだ。悪い人じゃないけど、女心がわかってない方。
お可哀想な感じになるのが早まってないかしら。


君の優しさで僕を包んでほしい・・・♪


私が見てないところで、シシィはフランツに優しくしてたとは思えず、そうであって欲しい、というフランツの希望なのかなぁと思ってみてます。
言ってもわかってくれないからの最後通牒だったと思いたいけど、夫婦でこれってコワイわー。


ほんと、フランツはシシィのどこがいいんだろう。何もかもが違いそうだから?


瀬奈シシィ、閣下にあともう少しってとこまで踏み込まれて、ハッと気づいた後。いきなり元気が湧いてました。わりと、むきい!と反論してた印象だな。


生に必死なのは分かったが、まだ子供っぽいかもしれない。








2012/05/27

あのジーザスが祐一郎だったのか・・・!

今日は実家に預けっぱなしにしていたアルバム等を探してたのですが、捨ててしまったと思っていた過去の観劇・映画鑑賞・ライブ記録のファイルも発掘できましたーっ



ってか、昔からチラシをファイルして観劇のメモを残してたんだよね、あたい・・・(一年の総まとめも、ワープロで作成してあったもの。今と同じだよ)



1995/1/27@JRシアター(札幌駅構内) のジーザスが山口祐一郎でした。そっか、札幌で見てたんですねぇ・・・そうかー。



このときのJCSの感想は、とにかく怖かった、ということでした。歌がスゴイってのも分かったみたいですが、美声に酔いしれる余裕もないくらい、怖かったと記憶。
祐一郎が素晴らしかったので、痛々しいジーザスに集中していたのであろう。



ユダ/沢木順、マリア/保坂知寿、ピラト/光枝明彦、ヘロデ王/下村尊則



アンサンブルに<今拓哉>の名前も。



Sn3t0221

取っておくとこういう楽しみがあるのねー。いやー、ちょっと興奮しました。



そして、<祐一郎>を堪能してなかったかもしれない自分が悔しいっ うぉーっ 思い出したい、この日の『ゲッセマネ』!! 時よもどれー!



1995年1月、19歳でした。おほほほ。オットに会ったのもこの頃ねぇ・・・







『エリザベート』5/12-6 エーヤン!

■君の美貌が力になる~♪



言われてみたいなぁ まぁでも、美貌って衰えるから大変だよね、と。



皇太后に子供を返して!と詰め寄る瀬奈シシィ、お断りよって言われたあとの反応が、ムキィ!ドスドスーッ!っとかなり怒ってました。



でもって、またまたわかってない男=フランツが、ママの味方をするので、さらに怒るシシィ。



さすがに私も同情する場面です。世継を求められるだけのアタシ・・・女の子でも、とられちゃうし、ムッキー!ですよねぇ



美しい妻とともにハンガリーへ行きたいフランツ、ここの夫婦の会話も、もはや夫婦ではないわ。哀しいのう。



世継を産むこと、美貌の皇后であることが望まれたとしても、誰もシシィの心を受け止めてあげられてません。



■エーヤン、エリザベート!



何かが・・・前と違ってたように思ったのですが、何だったか思い出せないや。ハンガリーの人々の動き方かなぁ うーむ。



■岸エルマー、かっこいいー。


似合うよねー、濃い目のお顔もまたぴったり。で、足長いよね? すごくスタイルがいいわぁ 祐一郎が助けるテロリストとして、文句なしの存在感。あ、声もでかくていい。


この調子で、革命家さんたちを焚きつけるシーンで、エルマーと閣下のデュエットとかないものでしょうか。というか、岸さんと祐一郎のデュエット聞きたい。岸アンジョもカッコいい兄貴っぽかったけど、デュエットしないもんねぇ


いたぞ!


が、例年ならば高い声で<芝居がかった>ように言ってたトート閣下、今年はまたもクーーール! 声を張り上げることなく、せいぜい周囲10メートルくらいに聞かせる程度の音量で、短く簡潔に。


いたぞ!


どこまでもクールな閣下なのか? 大きなボディで、足の長い岸エルマーの盾のようにたちはがかり、ハンガリーの国旗色のドレスで喝采をあびるシシィを見てる。


■娘ゾフィー。


小さな棺を登場させる仕草も、これまた大げさなものではなくなっています。さーっと。すーっと。見てよ、小さい棺に君の子を入れてみたよ、っていう程度ですね。


なんて冷たいのだ・・・・


■決して許さないわー!


瀬奈シシィのここの態度、子供を亡くしたことが悲しくて怒っているんじゃなくて、<自分の人生>を邪魔してる死=トート閣下への怒りという感じです。悲しそうじゃないんだよね。


フランツは、すごく愛おしそうに小さな棺を抱いて舞台の奥へと消えていくので、対比が哀しい。


■二人で踊った婚礼の夜を覚えているだろう・・・


うわわわ、ぞくーっとしたの! これも、風呂場か鍾乳洞か!っていうエコーが凄かったです。まさに、ボワワワンと音が響いてました。夢シーンだからですか?


俺の腕のなかでお前は震えた 早く認めるんだ 俺への愛を・・・


ここ何度かの再演では、甘えん坊風だったりささやき紳士だったりした祐一郎ですが、今年の祐一郎はオトコだから! しかも、冷血のオトコだからさ! 


闇が広がる 皇帝は何も見えない 


美しい高音が、感情をこめない閣下の美声が続きます。シシィの前に現われたくせに、ただ冷たく言い放つだけの閣下。素敵すぎます。


お前はあいつを破滅へと導くのだーーーーーっ


ラストは、劇場が震える低音がびりびりと伸びましたー。悪いオトコ、冷たいオトコ、自分本位のオトコ、でもステキ。


2012/05/25

アースジェット・・・じゃないのが見たいんですけど。

そっちじゃないよう~ 録画してCMを張ってるんですけど、ヒロミ・ゴーが元気に踊るCMばかりを見ています。もしや、北国ではゴーゴーヒロミだけ?! どうしてだぁ



うう!と思っていたら、どなたかがYoutubeにあげてくれてましたー!感謝!



歌ってる~!



ノーマットーじゃないか~♪



さわやかハミングですねぇ 子供といるのが似合うよねー。振り向きざまの笑顔もたまらんですワ。
でも、衣装がちょっと暑苦しくないでしょうか・・・ 夏の話なら、もう少し薄着でも。



蚊取りグッズはほとんど使わないのですが(だってここは北海道、そんなに蚊もいない)何かのときには、アース製薬のものを選びまっす!



いつまでも祐一郎をよろしくー。





2012/05/23

『エリザベート』5/12-5 瀬奈シシィの素直さ

ふー、いま、祐一郎がアース製薬のCMで歌ってるよ!っていうのを確かめたくてたまりません。提供番組を予約してみたよ・・・早く見たいなーっ



■さ、落ち着こう。



「最後のダンス」で洗濯機の底に放り込まれたような、あるいはスペースシャトルで大気圏外に飛ばされたような気分になっていました。深呼吸して、皇帝の義務ってやつ・・・とにやつくルキーニのお陰で現世に戻ってきました。



自分の幸せ諦めなくては・・・ フランツー!(ひどいー、言い様があるだろうにー)



哀しいなぁ



見送るキーヨの心が痛そうでした。守ってやれない、と娘にわびそうな勢いだわ。



■翌朝、5時。



恐ろしいご一行様がずんずん上手からやってきます。侍女たちの表情も怖い。ズジャズジャズジャ♪



瀬奈シシィの受け答え、とても素直でカワイイ。にこにこしてましたが、私には隠さない、という皇太后とフランツの間柄にうろたえ、ショックを受けた後はどんどん顔が強ばっていく。



でも、フランツが入ってきたときは、まだ自分の味方だと思ったんですよね。ここは牢獄よ、っていうけど、きっとフランツがシシィの気持ちを理解してくれてたら、もっと生きやすかったかもしれないなぁ



最初が肝心なのに! はー、フランツは真面目すぎるし、女心がちっともわかってないんだもの。豪華なネックレス以上に欲しいものがあったのにね・・・





■私だけに♪


Wシシィを聞いて、歌の好みとしては瀬奈シシィでした。(春野さんは、歌よりも演技や仕草が素敵だなと思う)
ただ、瀬奈シシィの庶民派ぶりが・・・・ せめて2幕では、さすがに山育ちのシシィもエレガントな皇后陛下になっていて欲しいのであった。


でもって、一路さん、涼風さんが凛とした自由を求める女性像だったとすると、瀬奈シシィはちょっと違った。


すごく素直に、皇太后とのゴタゴタと、味方してくれない夫への失望という現状が窮屈で、どうにか打開しようと、自分目線で立ち上がろうとしてる歌、という感じです。
ここが王宮でも、農家でも同じように歌いそうだなと思うの。やりたいようにしたいだけなのに!と。


一路さんの歌い方だと、聡明さがあったかなぁ 涼風さんは、闘志がめらめら、怒りが原動力かもしれない。
でも、この二人は、たぶんこの時にフランツに期待するのをやめたかもって思います。


瀬奈シシィ、なんとなく、まだフランツのこと見限ってないと思ったな。何でか分からないんですけど、カワイイからかな? 怒ってても、可愛気があります。


そしおて、このシーンでは、今までで一番、少女らしさを残したまま歌ったと思います。実際、とても若い花嫁なので、こういうシシィが初めてというのが意外なところですね・・・。


というわけで、瀬奈さんは登り調子の頃が似合う。で、春野さんは後半のシシィがとてもエレガントで素敵。でした。




2012/05/21

『エリザベート』5/12-4 ご機嫌で歌う閣下、うきゃー

■結婚式



またここでも、トート閣下に操られているような人々がシシィのベールに巻かれて、うごめいている。キーヨもシャキシャキばっちり踊ってます~



瀬奈シシィ、かなり元気にハイ!とお答えに。ほんとに子供だったのね・・・・



祐一郎トートの表情を見てたのですが、うんうん、今回は保護者の顔じゃないな。あまりはっきりとした意味があるような顔じゃなかったです。
閣下が操っているシシィにつながってる、長い長いベールをばっと落とすのも、気持ち大いにが入ってるっていうより、フーン、結婚したかーっ、そう来たかって感じよ。



さっとベールを落として、ささっと帰ってしまった。あの法衣、すごく素敵なのにもったいないよねぇ 後ろの刺繍とかきれいなのに。



■やはりキーヨばかり見つめる。



結婚式のダンス、皇太后とペアなキーヨパパ。ダンサーってタイプじゃないのはよく分かったが、そつなく皇太后さまをホールド。ピクチャーポーズっていうんだっけ・・・な。うろ覚え。女性が背中を反らすポーズも頑張っておられました。



村井パパがほんと社交が苦手とか言いながら、ホントか?っていう雰囲気があったので、キーヨの一生懸命そうな様子にはほっとしますわ。



トートダンサーのみなさんの裾が回転して妖しくキレイ。


■変わった? 鉄琴に聞こえました。


「最後のダンス」直前の、閣下登場ののちシシィを夢のなかみたいに操るとこの音が、記憶と違って聞こえました。
前は(CDで聞いてみた)弦楽器・・・ヴァイオリンを爪弾いたみたいな音だと思うんですが、今回の音は鉄琴のように澄んだ音色に聞こえたのだ。美しさアップよん。


■最後のダンス


韓国のエリザでは、きらきらしいトート閣下が歌うとコンサートみたいに掛け声がかかると聞いたのですが、ホント? そういうのも楽しそうだな・・・


このときは叫びたい!って思ったー。


キャー!ぎゅあー!


日本で叫んだら、つまみ出されそうだし・・・何より他の方のご迷惑だものね。心のなかで絶叫してたんですが、ついウッカリ声に出てないか心配したわぁ


何かを吐き出さないと、この楽しそうに歌ってる美しい方を受け止めきれないのです。ヒー。


階段で片足をかけるときも、ぎゅーんと伸びて美しいわよ!


出だしは気のないフリ?と思わせておいて、どんどん熱くなる閣下。


トートダンサーを使ってシシィを動かしてるとき、今回の閣下はパワーアップ。気合いれなくてもシシィを操れてましたー。
念力を出すぞーっ うおぅっ> って感じで、気合入れてるご様子だったこともあるが、ささっと動かしてたよ。


で、やはり洞窟にいるみたいなすごいエコーなのであった。わわわーん。


シシィの手を取って、勝手にダンスする閣下。息があってなくて、身勝手な振る舞いがス・テ・キ。俺様~


俺と踊るさだめ~ン ニャ闇の中から~♪ 


王室が舞台のミュージルだってことを忘れそうです。
↑ンニャ って、この途中にはいる繋ぎの歌声が、演歌のコブシのようにも聞こえ、つまりサブちゃんのお芝居&歌のを見てるかのような、気持ちになる。


ので、ヤンヤヤンヤと掛け声出したくなっちゃうんだろうなぁ・・・


最後に勝つのは この俺さぁぁ~♪


さぁぁ~♪」 と、ラストの「ああああ~♪」の低音リピートには、何かトリップさせるような魔術があるとしか思えない。
頭が白くぼんやりしてきて、どこかに連れ去られそうな気分になります。ありとあらゆる脳内麻薬が噴出してるに違いない。


もー、なに? 音声学の先生とかに分析してもらったら分かるの? マジカル周波数とか出てるんじゃないかしら? これにはまったら、もう抜け出せないわー。


今年も、エイヤ!って何かを投げるのかなーと期待大で見つめておりましたら、ラストの大盛り上がりでは、ヤー!と持ち上げて、投げ出しました。元気玉・・・


盛大に歌い終わったあとは、無駄な動きとも言えるほど裾をババ!っと振り回して、黄泉の帝王でしたー!と見得を切ってから、お帰りに。


キマッター! 俺はやったぜー!


祐一郎~!! ステキ~!!


はぁ・・・思い出してたら、またぼんやりしてきたわ。ふう。こんなに大仰な歌詞やら動きに負けぬ、祐一郎さまの存在感が素晴らしかった。そしてまた、飛行機に乗ってきて良かったぁと嬉しくなったのだった。裏切らないひと・・・


2012/05/20

『エリザベート』-3 婚約したのは黒船がきた年

■杜けあき皇太后ゾフィー



前回よりもずっと杜けあきさんの皇太后、重々しく怖くなりました。



友人いわく、何歳になっても伸びしろってあるんだね・・・。ひずる皇太后に比べると、若いなぁ!って思ってたんですが、実際の若さと新しく作品に加わった新しさが、今回は落ち着いています。



低音も、無理して出した感じがなくなって、威厳が備わりました。



若さの面は良いように出ていて、若き皇帝の後ろでパワーを発揮する気合が漲っている様子。フランツを支えようと行動しているうちに、自分が皇帝になったかのような気持ちになっていたのかもね、などと思う。



■石川禅フランツ・ヨーゼフ



苦悩してます。あー、確か前回は、ここまで苦悩してなかったよ。若さを出して、頑張っている人っていう雰囲気が強かったような。なので、皇太后の意見を尊重というか、寄りかかってしまうのねーっと。



今回のフランツは、すでに苦悩でいっぱい・・・お可哀想!



目を見開いて、道を誤らないようにと気を張り詰めてるようです。その肩に、帝国の全てを背負って耐えているご様子。
きらきらの禅さんの目が、苦しそうな表情に浮かぶ。ううっ



しかしながら、今回もミラクル禅メイクは健在。もう、弟子入りして若返りメイクの秘密が知りたい。
だけど、禅さんはメイクもミラクルだけど、物腰や表情の動き、声の感触で若い男性になってしまえるのよね。素晴らしいものだ。



■バートイシュルの夏は暑い。


暑いのに別荘が・・・冬に行くところなのかといつも不思議。


瀬奈シシィ、元気にちょうちょを追いかけてます。ふーん、この場面だけでフランツがシシィがいい、と思ったとなれば、無邪気に遊んでる美しい彼女が、政務の苦悩から解放してくれるのではと思ったってことなのかな。


かわいいけど、こんなんで大丈夫かと思わなかったのかしら? 無邪気すぎない? それほど、つらい日々ってことなのか。


あなたが側にいれば
ささやかな幸せも掴めない・・・」と吐露するフランツに、シシィが屈託なく「私が掴める」に、フランツがシシィに求めてしまったものが見えます。人に頼ってもダメだよー。


愛している~って、会ってすぐに?!といつも驚くわ。やれやれですよ。


実際のところ、皇帝に欲しいって言われて15歳程度の少女が拒否できるわけもなく、ああ、ほんとにフランツは選び違えた!と思う。たぶん。


ここの動きが、変わってました。
首飾りをシシィにプレゼントするんですが、
これを君に 愛の証なんだ」上着から取り出して、シシィに見せる


もったいない」「つけてごらん」といいながら、シシィの手に持たせる


とても重い」手に持ったところで、重い、という。


で、着けてもらう。


以前は、「つけてごらん」と言いながらシシィに着けてました。で、首にかかった飾りを感じながらシシィが「とても重い」と。


今回のほうが、会話と動きがよりスムーズにマッチしたと思います。ほんのちょっとの差だけど、無理がなくなった印象。


■1853年、日本には黒船来航。


あまり歴史の時間を日本と並べてみたことはなかったのですが、皇帝陛下が婚約したころ、日本では黒船でびっくりしてたんですね。もう、ほんとに近代なんだなー。


男性の衣服はけっこう今寄りですが、女性たちがあのドレスなので、もう少し古めかしい感じがしてました。へー、でした。




2012/05/18

『エリザベート』5/12-2 クールトート

■さぁ!はじめよう!



なんて歯切れのいいルキーニなんだ。
これまで、怪しそうな声で「さぁーあ」って言ってたのが、ちょっと短気で真面目なプロジェクトリーダーって感じの声かけに。これも私好きだなぁ きびきびしてる。



心なしが、死者のみなさまのお返事も、ほんのりやる気が・・・気のせい? 死人のわりにはやるか・・・って意思がありそうに聞こえたよ。気のせいか・・・・



■ズドーン!



フランス人家庭教師といちゃつくキーヨさま。かわいい。ほのぼのとしてます。でも、やらしい感じではないですね。愛人とも本妻ルドヴィカとも、それなりに楽しくやってそう。バレバレですけど、ま、いっかって感じで。



ココにおいで!って腿をぽんぽん叩いてて、なにそれ、アタシもそこに座りたい!と客席の暗闇で念じた方は大勢でしたでしょうねぇ 私もそのひとりだものー。



キーヨはいい声だなぁ 包容力と温かみが声にあって、シシィの幸せな子供時代を象徴する声となりました。この大きなものに包まれて、元気に暮らしてたのにねー。







瀬奈シシィ、ここらへんは。


後半、おや、これも新しいシシィ像よねって思う瀬奈さんですが、ここでは可愛く猟銃を撃ってます。


■春風さんのママ、好きだ。


鼻高々~♪の 高い声や、のけぞり具合など、どれも素敵。きちんとした風ですが、夫マックスの遊びも、ま、いっかと思ってそうな明るさがあって、楽しいのよねー。


■落ちたー。


トートダンサーたちがくるくるっと閣下を取り囲むスタート、何度見てもキレイ。それから、シシィをすっと持ち上げるとこ。すごく高いですよね。きれいに上がってました。


「愛と死の輪舞」
あ、オープニングでもだったけれど、閣下のエコーがすごいです。風呂場か洞窟のように響きます。いくら黄泉の帝王とはいえ、ワワワーンとしすぎじゃないかしら? お陰で、脳がしびれてワワワーン。


シシィに触れそうになって、熱い!って表情をしてたときもありましたよね。今回は、そういう<君に夢中!>的な表現は強く出てません。閣下ほどの方が、このような娘に屈しているようなところは見たくなかったので、これくらいで丁度いいわ。
かわりに冷血かも、自己中かも、という人間とは違う存在感を見せてくれました。


逃げようとするシシィの手首をすっと掴む。力を入れてなさそうなのに、シシィ、逃げられず! コワイコワイ(あたしだったら嬉しくて抱きつきそうですけど)。
閣下が怖がっているようなシシィを見て、ぱっと手を離した後のシシィ。冷たい!って顔でしたね。


追いかけよう~♪と悦に入って歌い上げる閣下、シシィの心には届いてない模様。愛とか言いながら、勝手に好きになって追いかける宣言とは、ストーカーの誓い。


歌は若干のストーカーテイストを含むものの、一応愛の告白的な歌詞。だが、今年の閣下はひと味違う~っ


心が震えるとか言いつつ、少女に恋しちゃったかものしれない、その俺に震えるぜって感じだよ。
まさに、俺様、トート様。簡単に人間の娘に骨抜きにされちゃねぇ~ふふふ。たまにはこういうこともありだなって、そんな自分自身を面白く観察してそう。


コレっていう意思が強く現われてない祐トート、いい!いい!


■魂を返す。


右手に乗っけてたシシィの魂、そっと彼女の体に戻すトート閣下。最後にちょっとひらひらと動かして、抜かりなく送り返したようです。


舞台から去っていく歩き方も、威風堂々の歩き方(肩をゆったり揺らすような)で見せ付けるようなものではなくて、さっと歩きました。とはいえ、非常に美しい歩き方でありましたが。





2012/05/17

『エリザベート』5/12-1 ニューだわ!

5/12 マチネ@帝国劇場 1階A席



エリザベート/瀬奈じゅん トート/山口祐一郎 フランツ・ヨーゼフ/石川禅
ゾフィー/杜けあき ルドルフ/大野拓朗 少年ルドルフ/加藤清史郎
ルドヴィカ/春風ひとみ マックス/今井清隆 エルマー/岸祐二
ルキーニ/高嶋政宏



X列にいたのに・・・・閣下のまぶしさに、目がひりひりしたわー。暗いのにね、まぶしいなんて!
まぶしくて、ほとんどオペラグラスは使えないほどであった。はひー。



毎回のことだけど、
あたし、シシィには共感できないっていうか、むしろ苦手だし、物語はどうでもいいから、祐一郎さんだけ見る!>とか吹いてたくせに、
チャーラー♪と音楽が鳴ると、すっかりハプスブルグ家の滅亡を食入るように見てしまうのだった。クンツェ&リーヴァイめー、恐ろしい才能だ。



■ルキーニ、変えたのか。



年を経るごとに<芝居がかって・ねちっこく>なっていた高嶋ルキーニが、ここに来てスッと変えてきたとは。うーむ、新鮮な気持ちがします。



狂言廻し役らしく、ハプスブルグ家の物語から半歩下がったところに立っていました。これまでは、同じところに立ってた印象だったので、これだけでもかなりの変化に思えた。



さらに、歌い方もシンプル方向&セリフっぽく語る部分も多い。より演技が生身のリアルなものに。



おおー。



何だか、ルキーニにはルキーニの苦悩があるんだなぁ、などと考えてしまう。記号っぽく捉えていたルキーニが、ひとりの人間に感じたのでした。



いい出だしだ。





■キーヨが!キーヨが踊ってるぅ


そうだった、キーヨがパパなんだったわ(はあと)。祐一郎閣下より先に私のハートを打ち抜いた方、それが今井清隆さんでした。ステキだったぁ


レミで野獣のようにいすを振り回してるのばっかり見てたから、忘れてたけど。『パイレートクィーン』でも結婚式ダンスしてたっけ。あれもステキだったもんねえ


東宝版での面白い死者の振る舞いなんですよね? いわばゾンビダンス? を、素晴らしくキレのある動きで魅せてくれました。


■大野ルド&清史郎少年ルド


初見のお二人。このときは、大野ルドがヘナヘナ君とはあまり思わなかった。それなりに歌えるかも?と思ってました。・・・間違ってた。


清史郎くんは、レミでは見てないものの、過去の映像から比べると非常に声がしっかりと出ているー。いいわいいわ。
でも、小柄ねー。夜はぐうぐう寝たほうがいいのよー。
あ、私、夜7時から朝7時まで寝てたが、背はちっとも伸びなかったんだった


ルキーニが肩に乗せて、それから降ろしてちびルドを守ってる感じの姿が好き。いいね。


■黄泉の帝王、トート閣下!


トート閣下!


思わず、顔を下に向け手をかざす死者たち。ああ、わかるわー。私も同じ気持ちだもの。近づきたい、でも存在が大きすぎる!よね。


サーっと閣下が手を動かすと、死者の役者さんたちの衣装の衣擦れの音がしたりして、たまらない。


キャフーン!


ウィッグがステキなことになってるよね!(ここでオペラグラスの出番) 


おー、トップが短めでふわふわ立ち上がってる。サイドは地肌に近いほうはダークカラーになっていて、きゅっと後ろ側にあげているのか。しかも、顔周りの髪も短くなっている。で、後ろはツヤツヤのゆるいウェーブのブロンド。


うらやましいくらいの美髪。


これはいいウィッグになさった。とてもすっきり見える。ますます男前だ。
見た目がすっきりしたし、閣下がどちらを向いていてもお顔が見えやすいわーん。ありがとう、ヘア担当さま。


と、ニューヘアスタイルに見とれつつ、オペラで覗いた祐一郎閣下のお顔も、これまた非常にカッコ良くて、ウキーッっとなる。
カテコ映像でも見れましたように、ダークカラーのシャドウがしっかり入れてあって、目ヂカラ閣下でした。もちろん唇はつややか~♪


青いシャドウの閣下より、このメイクのほうが好きだわー。妖かし系じゃなくて、いい男だぁ


それに、棺のシシィをご開帳するところでも、何だか動きがスススーっと。あまりもったいぶらないのね。うーん、ますますいい感じだ。


このオープニングのシーンで、今年のエリザが<新生エリザ>と言うくらいの新鮮さを放っているわ、と確信したのでした。


すごいね、台本同じなのに・・・・ ルキーニとトート閣下の二人で、かなり印象を変えてくれました。いわば、再演する中でついていた、膜のようなものが取り去られたといった感じです。


ブラボー!


2012/05/16

『エリザベート』5/12 まずはざっくりと

いやー、どうしましょってくらいカッコ良かったですよ。奥さん、これは見逃せませんわよ!



あのね、ここ何度かの再演された中で見られた、
<大御所トート/おじさまトート/頑張るトート>などの流れは、今回はないのですわ。ええもう、そこの迷っているあなた(・・・誰?)、チケット確保に走るべきでっす!
身を持ち崩さぬ程度に、ね。迷っていたら行くべし、と。俺は胸を張って、声を大にして言うー



<>に書いたのって、私はずっとそう感じて見ていたのですが、皆さんはどうかな・・・いきなり不安になってきたぞ・・・



でもでも、何だろう? 全体的に



現役感



があったのです! っと、これは誤解を招きそうなので細かく書きます。



祐一郎さんはいたって現役の役者です。そっちじゃなくて



トート閣下としての振る舞いが、現役感たっぷりだったの。男として現役っていうのかな。年齢でいえば40歳ってとこね。若い~っ



シシィの自我への目覚めやら、孤軍奮闘を温かく見守っちゃったりしないのだ。へー、そうなの?ってくらいにクールでした。しかし、一方では、君ってすごく気になる子なんだよねって言って、追い掛け回してるの。妖しい方面っていうより、オスっぽく。



ふふ、今年の閣下ならシシィをベッドに押し倒すかもしれないわ・・・と思わせてくれる感じよ。キャーッ



あれ? 書けば書くほど、祐一郎さまの評判を落としてないか心配になってきたけれど、とにかくカッコ良すぎるからーっ ってことです。



でも、すごく何かが変わったってほどじゃないのが不思議。


最初に、あれ?って思ったのは、けっこう経ってからだと思う。「最後のダンス」 振りはヨイッショ!ってやってて、キマッター!と閣下に拍手喝采したのだった。


また書くけど、初日の祐一郎さん、ここものすごく楽しそうに開放的に歌ってました。のりのりー。


「闇が広がる」あたりだったかしら? 婚礼の夜を覚えているだろう・・・という、俺様ソングをこれまでになく冷たく歌ったのよね・・・ 甘えん坊でもなく、誘う感じでもなく、
とりあえず娘の命を奪ってみたんだけど、俺のこともっと好きになったかな?>と、聞きに来た風でした。好きになるわけないじゃん・・・


うん、さすが帝王は人間と思考が違うよねって思ったような。シシィも世間とズレたことを考えてるようだけど、閣下はそれ以上だな。


チャラい男じゃないんですが、軽やかだった。髪型も大いに役立ったかも。
サイドに暗い色を入れて、トップのふわふわや毛先は目映いブロンド。ちなみに、メイクもキラキラ! 目の下側にはシルバー(白?)のラインが。シャドウもぐいぐい入れてて、目元強調メイクでしたー。


そうだ、で、その後のウィーンのカフェのシーンの閣下も、状況を面白がってる感じが出ていて、前だと策を練ってる感じだったのが、今回は軽い感じになってました。革命家さんたち、とりわけ岸さんも背が高くスタイルがいいからかしら? 閣下は馴染んで並んでたわ。いいぞー。


御者台に乗るときも、2階から降りてくるときも、わりと普通に乗り降りだったので、動きがやたら軽やかになったのとはちょっと違う気がします。


ただずまいが、舞台でのあり方が、40才くらいのいい男っぽくなった・・・ はうー。こういう進化は大歓迎です。


2012/05/15

Rose Bakery

土曜日(5/12)のランチが美味しかったので、報告。



Rose Bakery 銀座店 ギンザコマツ西館7F



土日も9時~21時の営業時間ってのが、またいいなと思います。
今度は朝食いただきに来てもいいな・・・ 





エッグ・ベネディクトのランチセット。
ふわふわのポーチドエッグにオレンジ(レモンかも)風味のソースがかかっていて、爽やかです。



SN3T0207



さらに、Pちゃんオーダーのハイティーのセット。 



SN3T0209



パンがなければケーキを・・・!おほほ、ってくらいにいろいろ乗ってました。これも今度頼んでみたいな。



ヘアーがすてき

こんばんは、夢から醒めたくない月曜日でした・・・



下の画像、でかくてびっくり。ごめん。



さて、いろいろ変わってて良くなっていたりの今シーズンのエリザですが、今日はこれだけ書いておきます(もう寝ないとー)



平方さんの髪型は、ご自分の?? それとも、ウィッグなの??



石原良純風のぐりぐり茶髪に目が釘付けだったわ! お歌もダンスも、演技も良かっただけに、なぜその髪型か!と。
(ハーケンクロイツがうまく落ちなくて、ドキドキしちゃたけど。ホント、いい皇太子っぷりだった)



うふふー。祐一郎トートの髪型は良かったです。トップはふんわり、サイドはすっきり!







2012/05/13

終わりました

終わりました
祐一郎さんに会えて良かったぁ〜♪ と浮かれて歌いたい日曜の夕方です。

昨日の祐一郎さん初日、そして今日と、満喫しました。素敵だったぁ〜

初日は元気にご機嫌で、それがもう幸せ!

今日は平方ルドルフが立派な皇太子で素晴らしかったな。昨日の皇太子は…うう。頑張ろう。

けっこう変わってたのもあり、新鮮な気持ちで観劇しましたよ。

さて、空港に向かいますか。
アデュー!

2012/05/10

せいろがん、せいろがん・・・って効くのか?

うーむ危険だ・・・ 



初日カテコ映像と、祐一郎の古い記事を集めているのとあいまって、すっかり緊張が高まっておりまっす!!



隊長~ッ じゃなくて、体調・・・が危険です。



いつもの現象ですが、



祐一郎に会う(=観劇する)とお腹壊すんだようー。



謁見を許されたのは週末だというのに、すでにお腹が危険でござる。ひいい。





でもって、明日はとても寒くなると予報。6度? 腹巻だ、腹巻を出そう。



2012/05/09

沸騰・・・ 心の臓が・・・ううっ

祝・エリザベート開幕~



今回は、早々と観にいくのでダイジェスト映像を見ましたー。







はひー。久しぶりに見る祐一郎がトート閣下って、いきなりエベレスト頂上に連れて行かれたくらいの酸欠状態・・・ く、くるちい。



血液が沸騰して、耳がボーワンと遠くなったわ。ときめくと長生きするそうだから(自説ですけど)あたし、すっごく寿命が伸びたと思う! か、コーフンのあまり縮んだか。



何を<ヨーイショ!>って持ち上げて飛ばしたんでしょうねぇ→最後のダンス、「俺さぁぁ~♪」って。
石丸トートもねちっこくていいし、マテトートも日本語をきちんと発音しつつの演技には頭が下がる(衣装のドレープがいいですねー)。



でも・・・



祐一郎は違うの。全てにおいて規格外。



愛してマース。





2012/05/08

いよいよですね

エリザベート、9日に開幕ですか。



PR活動には祐一郎さんはあまり出なかった・・・奥ゆかしいわ。舞台で暴れちゃってくださいまし。



最後の調整中なのかしら?



これだけ何度も見ている私が思うのだから、ミュージカルに縁遠い人はもっと思うでしょう。コワイ・・・(!) 
このコッテリコテコテの舞台化粧を見て、行きたい!って思いにくいんじゃないかと心配になります。



幹二がとくにー、笑顔がコワイよう。黄泉の帝王役って、強く言っておくべし。人間じゃないからねー。
ラジオ聴いてて思ったのですが、やっぱり舞台に立つ方って、熱いですね。見た目すっきりで、うっかりだまされてました。この方も相当に濃厚な雰囲気が。いいぞー



ルキ兄は素でコッテリ度がすごい。あっぱれあっぱれ。



東京公演は祐トートだけなのが、ちょっと残念。マテさんも聴いてみたいんだけどな。



週末に向けて、気持ち上げていこ・・・ふふふ。









2012/05/05

人に歴史あり、祐一郎探偵団

やー、これはもう、アドレナリンが噴出して、静かにせねばらなん図書館にて、叫びたい衝動を抑えるのが辛かったわーっ!!



多少、ウププーッと笑ってしまったかもしれない。仕方ないさ、祐一郎だもん。



anan、with という女性誌における90年代初頭の祐一郎の扱いと、コメントが面白すぎて死にそうになった幸せなGWの土曜日でありました。



今日、私が見てきたものを挙げておきます。近くの図書館でバックナンバーがあればごらんになれますヨ。



  • an an 1992.5.29号(51p) コメントが、もうなんじゃこりゃです。


  • with 1990.7月号(223p)←隣には別所哲也さんがいるのだ。ああ、もう。


  • 週刊文春 1988.7.14(137p)
    週刊文春 1992.9.17(133p)


  • 婦人公論 1999.2.7 10-11p カラーグラビア★きゃっ


他にも、全国紙、地方紙の新聞記事を集めてました。雑誌はもちろんもっと他にもあるのですが、札幌市に所蔵がなかったの。



たとえ本人が言ったとおりでなかったとしても、記事には当時の<山口祐一郎>のあり方が出るもので、アグレッシブかつ天然素朴系という見方は、今にも通じるような気がしました。
今は、アグレッシブさを秘めつつ(でもけっこう見えますよね、舞台上では上も下もないぞっていう崖っぷち感が常にあると思う)、気配りの先輩で、天然系ってとこでしょうか。



あー、『カンパニー』やってたんですねぇ・・・ 
ブロードウェイリバイバル版の映像は見たことがあって、面白い作品でした。歌うの大変そうだけど、オトナの作品って感じだったな。見たかったー。



いやー、札幌で上演してたのを見逃してしまった自分を叱りたい! カッコよかったでしょうねぇ 



2012/05/04

白パン、ハイジの・・・

雨降りの一日は、掃除、洗濯、水槽の掃除、パン作り。



20120504
白パンといいつつ、全粒粉が半分くらい入ってますけど、初めてにしてはそこそこ出来たように思います。ちょっとイビツになっちゃったけどね。



下り坂、曇天

国会図書館から、確認の連絡が来ました。複写にあたって一部うまく写らないがよいか?などの確認でした。読めればいいです、とお返事したけど、どの程度の確認なのかなー。



中島公園で園芸市が始まりました。お散歩がてら行ってみたら、Sn3t0201
公園にマガモ、オシドリ、カモメがいたのでパチリ。あと、気が立ってるらしきカラスもたくさんいた・・・威嚇されたっす。



glee(アメリカのドラマ)が好きです。物語の筋は分かりやすくコッテリアメリカンな高校生の物語ですが、歌えば気分が上がるからー!



で、『カエルの王女さま』もいつか面白くなる?? と言い聞かせて見てるのですが(菊地美香さんも出てるしね!いつメインボーカル担当してくれるのかしら?)いつまでたっても、ドカーンと魅せてくれぬ・・・うぉぉ



気持ちを歌に乗せるパターンじゃなくて、練習で歌ってるわけね、だから、感情の高まりにより歌になる展開じゃないわけね・・・ 分かったけど、それじゃツマラナイ。



片瀬那奈のスタイルが素晴らしいわーっていうのがせめてもの楽しみって、寂しい限りです。はぁ





2012/05/01

咲いたー、さいたー

急に暖かくなって、いろいろと開花して、人も鳥も浮かれてます。



Sn3t0200



エゾヤマザクラもぱーっと咲きました。白樺や柳の新芽がぱっと開いて久々に木が黄みどりいろにー。
花壇ではチューリップ、スイセン、ムスカリが鮮やかに咲いてます。



うきうき。