■杜けあき皇太后ゾフィー
前回よりもずっと杜けあきさんの皇太后、重々しく怖くなりました。
友人いわく、何歳になっても伸びしろってあるんだね・・・。ひずる皇太后に比べると、若いなぁ!って思ってたんですが、実際の若さと新しく作品に加わった新しさが、今回は落ち着いています。
低音も、無理して出した感じがなくなって、威厳が備わりました。
若さの面は良いように出ていて、若き皇帝の後ろでパワーを発揮する気合が漲っている様子。フランツを支えようと行動しているうちに、自分が皇帝になったかのような気持ちになっていたのかもね、などと思う。
■石川禅フランツ・ヨーゼフ
苦悩してます。あー、確か前回は、ここまで苦悩してなかったよ。若さを出して、頑張っている人っていう雰囲気が強かったような。なので、皇太后の意見を尊重というか、寄りかかってしまうのねーっと。
今回のフランツは、すでに苦悩でいっぱい・・・お可哀想!
目を見開いて、道を誤らないようにと気を張り詰めてるようです。その肩に、帝国の全てを背負って耐えているご様子。
きらきらの禅さんの目が、苦しそうな表情に浮かぶ。ううっ
しかしながら、今回もミラクル禅メイクは健在。もう、弟子入りして若返りメイクの秘密が知りたい。
だけど、禅さんはメイクもミラクルだけど、物腰や表情の動き、声の感触で若い男性になってしまえるのよね。素晴らしいものだ。
■バートイシュルの夏は暑い。
暑いのに別荘が・・・冬に行くところなのかといつも不思議。
瀬奈シシィ、元気にちょうちょを追いかけてます。ふーん、この場面だけでフランツがシシィがいい、と思ったとなれば、無邪気に遊んでる美しい彼女が、政務の苦悩から解放してくれるのではと思ったってことなのかな。
かわいいけど、こんなんで大丈夫かと思わなかったのかしら? 無邪気すぎない? それほど、つらい日々ってことなのか。
「あなたが側にいれば」
「ささやかな幸せも掴めない・・・」と吐露するフランツに、シシィが屈託なく「私が掴める」に、フランツがシシィに求めてしまったものが見えます。人に頼ってもダメだよー。
愛している~って、会ってすぐに?!といつも驚くわ。やれやれですよ。
実際のところ、皇帝に欲しいって言われて15歳程度の少女が拒否できるわけもなく、ああ、ほんとにフランツは選び違えた!と思う。たぶん。
■ここの動きが、変わってました。
首飾りをシシィにプレゼントするんですが、
「これを君に 愛の証なんだ」上着から取り出して、シシィに見せる
「もったいない」「つけてごらん」といいながら、シシィの手に持たせる
「とても重い」手に持ったところで、重い、という。
で、着けてもらう。
以前は、「つけてごらん」と言いながらシシィに着けてました。で、首にかかった飾りを感じながらシシィが「とても重い」と。
今回のほうが、会話と動きがよりスムーズにマッチしたと思います。ほんのちょっとの差だけど、無理がなくなった印象。
■1853年、日本には黒船来航。
あまり歴史の時間を日本と並べてみたことはなかったのですが、皇帝陛下が婚約したころ、日本では黒船でびっくりしてたんですね。もう、ほんとに近代なんだなー。
男性の衣服はけっこう今寄りですが、女性たちがあのドレスなので、もう少し古めかしい感じがしてました。へー、でした。
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