2012/05/23

『エリザベート』5/12-5 瀬奈シシィの素直さ

ふー、いま、祐一郎がアース製薬のCMで歌ってるよ!っていうのを確かめたくてたまりません。提供番組を予約してみたよ・・・早く見たいなーっ



■さ、落ち着こう。



「最後のダンス」で洗濯機の底に放り込まれたような、あるいはスペースシャトルで大気圏外に飛ばされたような気分になっていました。深呼吸して、皇帝の義務ってやつ・・・とにやつくルキーニのお陰で現世に戻ってきました。



自分の幸せ諦めなくては・・・ フランツー!(ひどいー、言い様があるだろうにー)



哀しいなぁ



見送るキーヨの心が痛そうでした。守ってやれない、と娘にわびそうな勢いだわ。



■翌朝、5時。



恐ろしいご一行様がずんずん上手からやってきます。侍女たちの表情も怖い。ズジャズジャズジャ♪



瀬奈シシィの受け答え、とても素直でカワイイ。にこにこしてましたが、私には隠さない、という皇太后とフランツの間柄にうろたえ、ショックを受けた後はどんどん顔が強ばっていく。



でも、フランツが入ってきたときは、まだ自分の味方だと思ったんですよね。ここは牢獄よ、っていうけど、きっとフランツがシシィの気持ちを理解してくれてたら、もっと生きやすかったかもしれないなぁ



最初が肝心なのに! はー、フランツは真面目すぎるし、女心がちっともわかってないんだもの。豪華なネックレス以上に欲しいものがあったのにね・・・





■私だけに♪


Wシシィを聞いて、歌の好みとしては瀬奈シシィでした。(春野さんは、歌よりも演技や仕草が素敵だなと思う)
ただ、瀬奈シシィの庶民派ぶりが・・・・ せめて2幕では、さすがに山育ちのシシィもエレガントな皇后陛下になっていて欲しいのであった。


でもって、一路さん、涼風さんが凛とした自由を求める女性像だったとすると、瀬奈シシィはちょっと違った。


すごく素直に、皇太后とのゴタゴタと、味方してくれない夫への失望という現状が窮屈で、どうにか打開しようと、自分目線で立ち上がろうとしてる歌、という感じです。
ここが王宮でも、農家でも同じように歌いそうだなと思うの。やりたいようにしたいだけなのに!と。


一路さんの歌い方だと、聡明さがあったかなぁ 涼風さんは、闘志がめらめら、怒りが原動力かもしれない。
でも、この二人は、たぶんこの時にフランツに期待するのをやめたかもって思います。


瀬奈シシィ、なんとなく、まだフランツのこと見限ってないと思ったな。何でか分からないんですけど、カワイイからかな? 怒ってても、可愛気があります。


そしおて、このシーンでは、今までで一番、少女らしさを残したまま歌ったと思います。実際、とても若い花嫁なので、こういうシシィが初めてというのが意外なところですね・・・。


というわけで、瀬奈さんは登り調子の頃が似合う。で、春野さんは後半のシシィがとてもエレガントで素敵。でした。




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