2005/07/31

コリアンな日

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イトコと新大久保で待ち合わせ、コリアンデイです。画像は「スンデ屋」のスンデスープ(スンデとは、豚の腸に具をつめて蒸したもの。 詰める具は春雨と豚の血のかたまり、もち米と肉など)で、とーっても美味しかった!全然臭みがなくて、さらっとしたスープ。スンデ自体もほのかに甘味があって、是非また食べたいです。カクテギも美味しかったなぁ 二人でおなかの限界まで食べ、満足!



あとは、違法コピーに違いない韓国スター☆のグッズの店で、ヨン様の微笑みに囲まれつつ、でも私はイ・ビョンホンがいいわと確認したり、アジアンフードの店でお買い物したり、私は初のドンキホーテに入ったり、韓国農協の店でキムチ買って荷物からキムチ臭がぷんぷんしたり、都会の安らぎスポットな神社で小顔の狛犬に挨拶して人懐こい猫と遊び(蚊に食われた)、ホストクラブの看板チェックしたり・・・ 暑くて汗が滝のように流れたけど、ぶらぶらして遊びました~



2005/07/29

『ライオン・キング』

うおおおおおぉ~!



の、「ライオンキング」C席にて東京では劇団四季初観劇。舞台上部がやや見切れるので、プライドロック頂上の俳優の顔が見えませんでした。全体は良くみえます。



7/28 スカー/下村尊則 シンバ/友石竜也 ティモン/藤川和彦 プンバァ/イ ムヒョン ナラ/上田亜希子 ザズ/雲田隆弘 ラフィキ/康理愛 ・・・ほか。



集中しきれなかった・・・なぜって観劇中に地震が!こわかったよう。公演は中断なく進んだけど、係員が扉前に待機してたりして落ち着きませんでした。



さらに、あまりに傾斜のきついC席で見ていたせいもあり、結果、舞台に入り込めず。例えるなら盛り上がる人たちを一歩離れてみてる気分・・・しくしく。



さらに血筋で決まる王なら別にスカーでもいいじゃん、とか(下村さんあやしいオーラで素敵)、シンバ役は胸筋維持必須ね、とか不埒なことを考えたり、遊び場面とシリアス場面のつながりに置いていかれたり。



やはりもうちょっと近くで再観劇してみないとな。歌声やダンスはとっても素晴らしい!でも何せ子ども向けの話。ストーリーには目をつぶらないといけないのね。



あ、舞台変換の裏側がちらちら見えたので、それは面白かったです。ラストの闘いシーンでは、巨大な幕(カーテン?)の裏を、だだだだだーっと一生懸命走る役者たちが良く見えた。下村さんも走ってた~



パペットというアイデアの面白さ。どこを見るのか迷うんじゃないかと思ったけど、役者の表情とパペットを同時に楽しめるって不思議でした。スカーおじさんのパペットがくいっと戻るところとか、おお~と感心です。ハイエナたちは私の席から見ても怖かった!なんであんな風に動くのかしら。練習大変そう。



ティモンはホントにアニメから飛び出したみたい。演じた藤川さんのきれいな高音と江戸弁に参りました。草となかよしだしね☆ プンバァとの掛け合いも良かったです。



シンバは、うーんバカ♪ですか。 小さい頃からナラがお姉さんみたい。素直なのが良いところだけどね。ロマーンスが生まれたところは、それなりにドキドキしました。理性より本能に見え・・たよ。で、もうベビーが生まれたの? は、早いわね。



お目当ての下村スカーおじさんですが、カーテンコール(10回はあったかな。長かった)ではセンターで、一番スター☆らしき貫禄を出しまくってました。しなを作って策略を行う仕草が、とてもよろしい。手の動きやら肩も腰もくねくねで(セクシーとは違うような)、仁王立ちになったらなったで、変幻自在の魔法の声で魅了されました~ 満足です!

「実は14年前の『李香蘭』の初演のときに、どうしても(男装の麗人の)川島芳子役がやりたくて、通し稽古をやったことがあるんですけれど、女装して男装するという不思議な生物になったために、印象も悪かったらしく、14年間この3作品に声がかかりませんでした(笑)」  「シアターガイド」より。





やりたい役を間違えてるよ。今度は『異国の丘』の九重役?下村さんだと何が起こっても死ぬことはなさそう・・・



2005/07/28

明日は下村スカーおじさん

Zazu, why am I not loved?



明日は、「ライオンキング」 下村キング・スカーです。楽しみ☆ よく通勤自転車のお供に聞いてます。ブロードウエイ盤より劇団四季盤の方が(言葉のニュアンスもよく分かるから?)楽しくて好き。声のキャラ立ち度も上なんじゃないかな~ 下様!





ところで、今日は職場で「ファインディング・ニモ」を上映。レンタル10数万というフィルムを私が上映したもので、ちょっと手が震えた。もしフィルムが切れたら、とか穴あけたらって、事前に注意されてさ。緊張するじゃないのよー。※16ミリフィルムの講習受けてライセンスもっているのです。



締め切った会場が暑いので、体育館用の巨大扇風機を中学校から借りてもらったりしつつ、何とか終了。



吹き替え版だったので、パパは木梨憲武、ドリーが室井滋。特にドリーは、魚なのに室井滋の顔ばかり浮かんで大変~(「やっぱり猫・・・」のレイちゃんみたいなキャラだった)。



どこから見てもディズニー!な愛と勇気をたたえる映画で、安心して見てられます。つまらないといえばつまらないけど、ま、それがディズニーらしさか。



切れなかったし穴も開けなかった。良かった。



2005/07/25

『三文オペラ』

ベルトルト・ブレヒト作 千田是也訳  



来年1月に内野聖陽(マクヒース役)主演で日本初演となります(『ベガーズ・オペラ』)。見たいなぁってことで、まずは原作(というのか戯曲)を読んでみました。※1928「三文オペラ」初上演。



岩波文庫表紙の案内によれば

ブレヒトが音楽家クルト・ワイルと組んで、オペラの革新、戯曲と音楽との新しい結合を試みた作品。ロンドンの警視総監と結んだ盗賊の首領マクヒィスが、多くの冒険ののち、絞首台に上るかわりに爵位と褒章を授けられるという皮肉なテーマを展開、「裕福に暮す奴だけが安楽に生きられる」社会を徹底的に批判した

警察トップと仲良しこよしの色男で女好きの盗賊が、その女関係から追われることになって・・・ 逃げりゃいいのに、娼婦宿で別の女といちゃついて、さらに窮地に追い込まれ・・・ 



1920年代には貧富の問題ってもっと切実だったんだよね。でも今の私が読むと、社会問題の面より→全部女が原因か!でした。切れるんだかバカなんだか・・・憎めない。 



このマクヒィスがすべすべの革の手袋をしている、という描写があって、それがもう、きっと気取り屋がお似合いなウッチーにぴったりに違いない。うまいこと言って、女といちゃいちゃですよ! これは観たい~ 数々の素敵な役を演じているウッチー、とりわけ色物もガチンコで演じてくれて、とっても大好きだ。ぐふ。



ウッチー関係で。 NHK-FMの青春アドベンチャーで『モンテ・クリスト伯』が8/1から再放送です。所属している文学座でモンテ・クリスト伯役を演じたんですよね。MD用意しとこうっと。



2005/07/24

ネコがネコが・・・

うぉぉ、こわいよう。



動物園でお散歩」の7/14の記事です。こんなところにネコが~。何でだぁ





こわいといえば、今日の地震もこわかったです。



仕事してたら、ゆれた?と思った次の瞬間に、がたがたっとたて揺れ。で、横ゆれ。本もドミノみたいに倒れていたし、外壁についている看板がゆがんでハズレそうになっていました。撤去しないと危なさそう。



地震の衝撃のためか、しばらく胃がヘンな感じでした。



 


2005/07/21

666枚の写真

イタリア旅行のメンバーA嬢とオアゾでディナー。



札幌組の撮った写真が私のところに回ってきました。K嬢は666枚撮影とのこと。ダミアン・・・? 旅行報告も進まないわー。早くヴァチカンの日を終わらせなくちゃね。



ホントにくっきり鮮やかな青空! 2月くらいならミラノ1都市旅行とか行けるか?と、かなり真剣に想像。って、Aちゃん まだ新婚旅行に行ってなかったんじゃ・・・ といいつつも、カフェでまったり、お買い物ぶらぶらの旅をしたい♪ (まだ旅の借金も残っているというのに!)





2005/07/20

『モーツァルト!』②

S席が得チケで割引料金になっていたので観にいきました。2階席センターです。



前回は8列目だったので、舞台全体で見ることが難しかったのでした。おー、今日はよく見えます。舞台上に楽譜が書いてあったんだね~ 気づかなかった。舞台奥も見えるので、あ、待機してる・・・とか見えたりして。



2階席だと余計に感じたのが、帝劇の音響がもう少し高音&大きな音に耐えるものになってほしいということ。割れあり。井上くん、山口さんあたりの熱唱シーンで割れてました。残念。あと、エコーかなぁ これはもう少し抑えて欲しいかも。響きすぎて聞き取りにくい面もあります。





シカネーダー役の吉野さん、高音がきつかったみたいでしたけど、他のダンスや観客との関係がやはり良かった。



貴族たち・遊び人らを伴なって歌い踊る場面が多いのだけど、こういうのは離れて見ると動きが分かりやすくて楽しかったです。コンスタンツェ役の西田ひかるさん、マイクに助けられているとはいえ今日のほうが気持ちがのっていたかも。



ヴァルトシュテッテン男爵夫人(言いにくそう!)、久世星佳さん。衣装がさすがにお似合いなのだけど、声量が・・・ どーんと出ていると尚由。ヴォルフガングを父離れさせ、自分で起き上がれと叱咤激励する役なんだし。低音は素敵なのだし。ファイト。



うふ。コロレド祐一郎猊下が、上の方を見て歌うと目が合う!(・・・妄想) きゃぁ!



ダース・ベイダー登場音楽みたいに、猊下登場の時もベース音がベンベンと流れるのよ~ 権力や支配を感じさせる音ね。



そしてお待ちかね『神よ、何故許される』。 ここで謎の動き。モーツァルトの楽譜を見ながら、テンポをとってるみたいに体をちゃっちゃと動かしてる演出なのです。猊下の麗しい佇まいに合わないような。でもただ譜面みて歌うとつまんないからなのかしら・・・ね。



音楽のまぁじゅうつう~!」あたりで、あぁ素敵!!と私は失神しかけます。スポットライトのなかの猊下が観客をぐっと引き寄せる瞬間だわ。上からだと、長ーいマントを引きずる様子も見れて満足。あのマントさばきには、ジュディ・オングも悔しがるに違いない。



内股悶絶は抑え目演出で、馬車の急発進による頭ゴッツンが激しくなってました。御髪もそんなに乱れず。うーむ、怒りんぼの子どもみたいに衝立を倒すのがおかしくてたまらんです。



ヴォルフガングは今日も井上くん。声、出てますね~ 飛び出せ青春!な動きがやや恥ずかしい。妻とのベットがカチカチで・・・頑張れ青年、と応援してしまいます。ぎゅっとくっついてほしいなぁ だめ? 何だか器械体操の途中みたいに見えるのよ。



『影を逃れて』とか、胸がきゅんとなります。歌詞がいいなぁ ラストのモーツァアルト!モーツァルト!のとこも。大勢が歌うのって迫力があって、好きです。人の声の力ってすごい。



余談ですけど、世界史にうとい私。シカネーダーやヴォルフガングが、フランス革命の影響で、民衆のためにドイツ語の分かりやすいオペラを作ろう!と言うのね。モーツァルトとフランス革命って今まで繋いで考えたことなかったわ! お恥ずかしい。



で、おお、アンジョラス! と思うのは私だけじゃなかろう。違うミュージカルに迷い込みそう。民衆の歌が♪。



歴史年表で見ると、1789のフランス革命、翌年『魔笛』完成、死去。日本だと松平定信が財政難を建て直そうとしてる時期ですわよ。素直にびっくり。こういうお勉強なら楽しくていい。



来月の中川さんの公演も楽しみです。



2005/07/17

と、とれた。

『エリザベート』山口祐一郎公演日



イーチケットの追加販売ってことで、仕事が休みだったことを感謝。さらに気持ちを静めるためにシャワーを浴び、お祈りしてPCの前へ。のはずが、・・・実態はぎりぎりの時間でシャワー浴びたので、髪からしずくをぽたぽた落とし、バスタオルを巻いただけ、というとてもヒドイ格好だったけど。おほほ。



ま、でも気合が通じたのか取れました! 一緒に行く方の分も取れたのでホッとしたわ。9月は帝王トートに翻弄されてそうです。



先日買った山口版エリザのCDを聴いてます。祐一郎さんは他の役者とのバランスの面では、うっかりすると独走態勢になるおそれが懸念されまする。贔屓なので、これは祐一郎さんが悪いんじゃなくて、歌唱力やら存在感の問題かと。だって、ホントに大きいんだもん。



ぴあの『ミュージカルワンダーランド』もうふうふ言いながら、見てます。市村正親×山口祐一郎 いひ。内野聖陽トートもビジュアルでは軍配があがるわ・・・妖しくて楽しみ~



2005/07/14

寒かった

寒いんだか、蒸し暑いんだか・・・良く分からない東京の天気です。



仕事の後、北千住の「萌蔵」で同僚と飲んでました。ウチからだと自転車をゆっくり漕いで30分くらいです。小さな店ですが美味しかったデス。



美味しいお酒を片手に、アリジゴクのような恋愛話とか、ミセスの心得とか、仕事場でレヴォリューションを起こすための準備などを、大盛り上がりで話しました。





さて、これから宿題書かなくちゃ~ できるかなぁ



2005/07/12

『スター・ウォーズ EP3』

2005年 アメリカ 141分 監督/ジョージ・ルーカス



☆☆☆☆



観た・・・! と言いたくなる完結。



んー、特撮のすごさっていうよりもフルCG→ほとんどアニメ、な画面だけど。重低音がずどーんと響く効果音は迫力ありました。アナキンの暴走LOVEがこの話を進める原動力ですが、愛を語るよりも戦闘シーンの連続で満足。EP1、2と伏線ばかりでもやもやっとしてた霧が晴れた気分です。



スー・ハー・・・とあの音が響いた時、ダース・ヴェイダー誕生に立ち会っちゃったよ、と言いたくなる。そうか、そうか、あれじゃぁ仮面やら機械なしじゃ生きていけないね。ヘイデンくんのの美しい顔が、どんどん苦痛にゆがんでいくのも辛かったなぁ まであんな色に~



彼がベイダー卿になると分かっていて観つづけるというのも、成長を見守る親のような気分だ。愛のためだと思っていたのに、いつのまにか道を反れて、弱みにつけ込まれちゃったじゃないの~。ばかばかばか。 



たとえ愛する人を救えても、犠牲が大きすぎるわ、冷静になって!そんなにパドメが大事か~ 大事なら、子どもを諦めるって手もあるんじゃないのか~と、いろいろ彼に念を送ったけど聞いてくれなかったヨ。とほほ。



結果、パドメは・・・・・なのに、なんでその後もシス卿の側にいるんでしょうか。謎です。 



「お前を憎む!」でこの先やってくの? カナシイ。



裏切ったのはお前なのだ、アナキン 



師のオビ=ワンの哀しさもねぇ すでに力では自分を超えたと評価する弟子だったけど、精神の鍛錬は足りなかった。オビ=ワンは自分自身と戦ってたね。タラップに逆光で立つ姿なんて、素敵すぎ。



ちなみにオビ=ワンが乗ってた巨大爬虫類、すごかったです。あんなのには乗りたくないよー。戦ったグリーバス将軍のライトセーバー多刀流って、笑っていいとこだよね? 強いんだか何だか。



さらにヨーダ。ヨーダ・・・ 衣装もキュートね。潜伏先があんな沼地だったのかぁ 人生色々だの。私もクワイ=ガンとお話する秘密を知りたいです。ぜひ。



でね、忘れちゃいけない、R2-D2。いつにも増して健気で勇敢で強い~。なんて可愛いやつ! 私、ドラちゃんより欲しくなったよ!(使い道少ないか) 戦うR2-D2をもっと見たかったなぁ 





・・・ベイダー卿が黒マントで歩くと、実は祐一郎さんが入ってるんじゃないかと勘ぐってしまいました(いよいよ妄想が激しく・・・)。ベイダー卿は戦う人なのでマントが地面スレスレだけどさ、もっと長くてもよくってよ☆ 実はもう少し姿勢良く歩いて欲しかったりして。  





最近のEP4、5の再放送で、意外とルークって顔は悪くないのか? と思い直したことだし(でも全然好みじゃなくて、ハン・ソロが大好きなんだけど)、飲み物食べ物を用意して、SWマラソンしたくなりました。マニアに同席してもらって、細かいネタとか聞きながら~



2005/07/11

『モーツァルト!』

僕は音楽、音楽は僕だ!



井上芳雄/西田ひかるのマチネでした。カード会社の貸切公演で、席番号による抽選でサイン色紙のプレゼントあり(ハズレた)。



井上くんはのびのびと天真爛漫に飛び跳ねながら、ヴォルフガングを歌って踊ってました。噂どおりの爽やかさで、この先、低音がぐぐっと響くようになるとさらに素敵でしょう。



ともかく井上くんのヴォルフガングは若さが弾け飛んでました☆ 



シカネーダー役の吉野さんの華麗なダンスも良かった。シカネーダーって、当時オペラ「魔笛」でパパゲーノを演じたモーツアルトの友達だったわね、と遠い記憶を辿ってしまった。パパパパパ♪ 劇中でちょこっとこの歌を歌ってくれたら楽しいのに。





今まで知らずにいて御免なさい、市村正親さんはさすがの歌声でした。息子の才能を自分の手のなかで掴んでいたい、父親としての心と音楽家としての嫉妬心も少しあるような。姉ナンネール役の高橋由美子さん、あの小さい体からよく通る声が出るものです。安定感あり。



アマデ役の女の子、セリフのない演技をずっとしてるのに、姿勢とか立ち姿のきれいな子でした。特にヴォルフガングを払いのけて仁王立ちになるシーン、ペンで体を傷つけるシーンは、背筋がすっと冷たくなりました。よかったよ。







で、猊下です。山口・コロレド猊下! 登場すると(私の目はLOVEフィルター付きか・・・)舞台が締まるなぁ 何せでかいし。歌えば場内がびりびり響き、オペラグラスも出る出る(私も8列目だってのに双眼鏡)。



噂の「猊下内股で我慢! 御髪が!」も、数少ないお笑い場面として楽しませてもらいました。他の出演者は直球で演じているので、ココは・・・お能だと、狂言みたいな気分か。



コレクションの一つとして、ヴォルフガングを大変評価している、ついては我が元へ、というとこでは、もっと自分勝手な嫌なやつでもOK。私の耳のせいかなぁ、どろどろした暗さをあまり感じないので。ま、ここを暗くしなくても基本は暗い話だけど。



歌以外では、真っ赤なマント(裏はぴかぴかの銀色)を翻したり、階段に片足上げたり。女といちゃついたり! ぴかぴか十字架付きの黒衣装もでっかい石付きの指輪も似合ってるなぁ 



あは、猊下が舞台にいるときは井上くんが目に入らないヨ・・・。猊下の自信満々な動きのなさが、ぴょんぴょん跳ね回る井上くんと対照的でいいし。



ええと、まとめると。



モーツァルトの生涯を、残っているエピソードや、父と息子、才能と生き方、男と女、などの相対する問題を絡めつつ、現代的な音楽で物語を進めて行くもの。彼と同じく我々のなかにもある(かもしれない)問題に刺激を与える作品、です。



シカネーダーの出る群舞とか舞台装置の全体とかも見たくて、得チケでまた取っちゃいました。猊下にまた会えるしね



2005/07/09

『バットマン ビギンズ』

Batman bigins 2005年 アメリカ 140分 監督 クリストファー・ノーラン



☆☆☆☆



「人間は中身で決まるんじゃない、行動で決まる」 



うーん名言。他にも名言集のようにいろいろ語ってくれました。



今までの映画バットマンとは違います。スーパーヒーロなアニメの実写路線じゃなく、生身の人間であるブルース・ウェインが中心。メイクばっちりの敵役もいません。アメコミ原作のなかでは、かなり内的で異色かも。ブルース様はいつも心痛めておられるのであります。



バトルシーンも、超人だから強いのじゃない、なぜ軽々と飛べるのか、高くジャンプできるのか、銃に撃たれても大丈夫なのか。そしてなぜBATこうもりなのか、なぜあんなコスプレ野郎なのか。それらのワケが示されます。



納得できるし、正義についての考えも真っ当。ダークサイドと理想、それぞれを知っているヒーロー。いい男だ☆



・・・ちらりネタバレあり・・・



あ、ケン・ワタナベが出演ということで観にいったのですが。えーと・・・こんなんでいいの? 道理で弱かった訳ね。そういうことなら殺陣があまりかっこよくなかったのも分かるし。



で、リーアム・ニーソンが!というのはかなり素直に驚きました。それより、ゲイリー・オールドマンが出てたんで、そちらの方が「実は!」なんじゃないかとずーっとずーっと期待して観ちゃったヨ。こういう役もいいもんだね。



スターウォーズ/EP2が私の嫌いなLOVEに走ったけど、これは違った。良かった。オンリー・ユーの恋愛じゃなく、人への信頼という愛でした。一人の人への愛だけで動機付けしちゃうのって思い込み強くて苦手だ。



それにしても、『宇宙戦争』『ミリオンダラ・ベイビ』『バットマン』と観るたびにモーガン・フリーマンが登場してきて、びっくりします。名脇役のポジション確立っすね。



エリザ結果報告

係の人が、並んでいる私たちへ販売終了した日をその都度お知らせしてくれます。あぁぁ、早々に祐一郎閣下の日は売切れ! 残っているのはウッチーの日というのも、ねぇ。ウッチーも素敵だけど・・・



私の10人前で窓口販売分終了・・・・・ううう。というわけでダメでした。私の運も購入権ゲットまでで、その順番までは及ばず。無念であります。



あとは補助席分が出るかもしれないですね。出すかどうかは前日の6時に決定するんだそうです。うまくすれば、まだチャンスはあります。再演でも追加公演でも、そのあたり熱く希望デス!



エリザ中間報告

朝7時少し前に帝国劇場着、今日は『エリザベート』窓口発売日です。私で260人目。



まず朝8時までに並んだ中で、チケット購入順を決める抽選が行われます(つまり一番最初に並んでも、抽選でハズレを引くこともある)。今日は2300人が集まったけど、確実に購入できるのは150人目までで、多めに当選者を決めるので250番目までが購入できるかもしれないアタリです。で、私は210番目・・・ 最大購入の4枚ではなく、2枚ずつくらいなら私のところまでチケットは残ってるはずですけど、係の人によれば難しいみたい。



11時過ぎにまた帝劇に行けばいいので一度帰宅して、CNプレイガイドのキャンセル分にアタック~ で、で、A席だったけど山口祐一郎のチケットが取れました! 神様ありがとう!ありがとう!



ではでは、チケット購入の希望を胸にまた出かけてきます。その後『モーツァルト!』のマチネを観て来ます~



2005/07/07

mixi 参加してみます

友人からのお誘いが続いたので、登録してみました。さて、一体どんなものなんでしょうか。<山口祐一郎>というテーマで集まっているところを覗いてみました。楽しそうです。

Italia Vaticano編 3

1 サン・ピエトロ大聖堂へ

クーポラへ昇ってもゆっくりできない時間になってました。聖堂内を焦らず拝見しましょうということに。

時間は6時過ぎ、天井近くの窓からは低くなった太陽光がビームのように差し込んでいます。思わず口を閉ざしてしまうような雰囲気がありました。カトリックの総本山というので、豪華絢爛なのかと思っていたけど、全体的には規模が大きいせいもあってすっきりした感じ。

2 ミケランジェロのピエタ
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以前、不届き者がいてマリアの指を折る事件があったそう。お陰で今は、10メートルも離れた上に強化ガラス越しに見るしかありません。夕暮れの優しい光のなかに置かれた像は、月並みだけど「石には思えない!」 静止しているようで、ある哀しみの時間の流れを含んだようで。切ない気持ちになりました。
・・・これ、ミケちゃん23歳の作品ですってよ。

3 バルダッキーノ
ベルニーニ作、聖ペテロの祭壇の上にある天蓋(バルダッキーノ)です。高さは20メートルも・・・でかい(十字架まで入れると29メートル)。ねじれねじれの柱には、ベルニーニ家の「蜂」がぶんぶん飛んでいました。ヴァチカンに置くものに自分の家の紋章をつけるのって、いいの? 国民性ってことなんでしょうか。

4 偉そうだった
それは静かに始まりました。パイプオルガンと聖歌隊、ミサでした。信者でないので後方から見学です。幸せを願う気持ちはあるんだけど、組織化されたものや様式化されすぎたものの前では、身構えてしまうなぁ

で、ミサが終ったので司祭(だと思います)らが内陣を横切って彼らの部屋へ戻るわけです。私がある彫刻を眺め終わったので別の方向に行こうとしたところ、スーツをぴしりと着こなした警備の人に無言&手で「来るな」と制されました。でもこの時すぐに、なぜ制されたのか分からなかった・・・ので、踏んじゃいけないものでも踏んだのかと勘違い。それらしき床のレリーフを避けてまた行こうとしたら、再度制されました。で、ようやく、司祭が通るので道を空ける、というのを飲み込めたのでした。だって、理由を言わないんだもん。理由なく威圧的に制されて、けっこう嫌な気分だったし。

5 STOP
A嬢も、体格のよろしい黒人の警備にやんわりと厳しく「STOP」と低い声で言われたらしい。だけど「いやぁん」と何だか嬉しそう。聞くと懺悔するお部屋に入ろうとしたら、いけません、と注意された模様です。あなたったら厳しい系もお好き? 何を懺悔しようとしたの?(ただ写真撮りたかったんだよね)。

6 Card from Vaticano
クーポラへはまたの機会に。満足して聖堂を出た我々は、最後の目的「ヴァチカンからお手紙」に励みました。独立国家なのでココで投函すると、ヴァチカンのスタンプがつくのです。あ、でもイタリアの切手を貼ってココから出す&ヴァチカンの切手を貼ってイタリア国内で出す、いずれもOKなんですけどね。
聖堂外の階段に座り、スイス衛兵が守るゲートを目の前にしながらせっせと書きました。一緒にいる旅の仲間へも。家に帰ったあとのお楽しみです。旅先からのハガキは出すのも頂くのも、大好き。

一心不乱に書いていたら、やられました。IMG_1456蚊がいるなんて、想像してなかったです。「2箇所も。かゆいよう」、と訴えたら、ヴァチカン担当のK嬢が 「ローマ時代からここら辺は沼地で、蚊がたくさんいたらしーよ。いまも多いんだって」とトリビアなお答え。うう、それ出発前に聞きたかったよう。

7 夕暮れのヴァチカンにさようなら。
ずいぶん並んで歩いた一日でした。シルエットになりつつあるヴァチカンに別れを告げます。さ、あともう一箇所、サンタンジェッロ城を見ましょう。

2005/07/04

こちらはKDDIデス

土日、ずうううーっとPCと電話にひっついてました。『エリザベート』の一般発売日だったので。イープラス、ぴあ、CNプレイガイド・・・事前の抽選でも取れませんでしたけど、またも取れず。東宝テレザーブも初日の土曜日は朝から終了時間まで「KDDIデス」か「NTTデス」というアナウンスを延々と聞きつづけてました。でもって昨日午後、テレザーブに繋がったわぁと思ったら「売切れました。」とのお答え。そうよねぇ・・・

発売の二日目、日曜の朝に。あら「みどりの窓口」でも扱ってたのねと今さら発見、駅は歩いて3分なのでとりあえず聞いてみたけど、全日完売。むう。ぴあの店頭に並んだ方が、ちょっとは確率上がるのかなぁ どうなんでしょう。

さて、来週は始発に乗るか・・・

2005/07/02

『宇宙戦争』

2005年 アメリカ 114分 監督 スティーヴン・スピルバーグ

何でこんなに人が?と思ったら映画の日でした。それなら、と観ることに。

映像や宇宙人造形に新鮮さはなかったけど・・・頭を空っぽにして破壊シーンを楽しむ。トムの涙がたくさん(これで涙の貴公子~?)で、ダコタちゃんの絶叫演技に関心(でもさとすぎて、ちょっと可愛くない)、宇宙人たちが用意周到に見せかけてツメが甘いのを笑う。あとは・・・1.000円でよかった。大画面でよかった。

えーと車輪ぐるぐるは一休みポイントかなぁ あんなに強力なビーム出せるのにねぇ やっつけ仕事っぽかったぞ。



2005/07/01

魅せられて日本

タナボタ企画「Nothing but Japanese 魅せられて日本」@日本青年館



林アキラ(むかしNHKでうたのお兄さんだった)・岡幸二郎・伊東恵里・堀内敬子



岡さんが女装してミュージカルを歌う・・・というのが恒例だったようですが、今回は違ってました。前半は北原白秋などの童謡、浅草オペラ(エノケンとか)、古賀政男(丘を越えて、東京ラプソディなど)、後半は大歌謡ショー!オールディーズから平井堅まで。



岡幸二郎の声を聴きに行ったのでした。高音も低音もきれいに響く美声でしたよ~ 今まで公演したミュージカルのいいところを集めた「タナボタ企画のCD」を買ってみました。あぁコレが女装して美声を響かせたという。わ、岡さんがシシィより美しい(エリザベートのパロディね)っていう役してますヨ。なんかすごいものを買ったわ・・・



ゲストの女性二人も、実力者で素敵でした。伊東恵里さん、硬軟使い分けて芸達者でした。あと、音楽はドラムとエレクトーンのみ!! エレクトーンってバカにできないね。あらゆる音が出てくる~



私は直前に思い立ったので2階席。特に歌謡ショーに突入すると、一糸乱れぬ手拍子の「手の動き」を上から見れました。しっかり椅子に座った割と妙齢のお嬢様たちが、ちゃっちゃと手を打つ様子が壮観でしたねぇ
岡さんが美声だっていうのはしっかり確認したので、祐一郎&幸二郎のレミゼに行きたいな、と思いマス。