2006/06/01

『陽気なギャングが地球を回す』

2006 前田哲/監督 92分



☆☆☆



ネタバレあり 



佐藤浩市/大沢たかお/鈴木京香 スキスキってことで観てみました。どんな映画といわれたら、ルパンⅢ世のような・・・と。



原作も読んだのですが、キャラクタの性格が強調されてました。
話も少しずついろんなところを変えて、分かりやすく映画版に作り変えた感じです。



佐藤浩市/響野



想像してたのより、さらにへらへら軽くしゃべる人になってました。いじけて下くちびるを突き出すのも、ハートにきましたー(本当)。これだけで、満足したかも。



最近のヤバイ人オーラなし。役者ですねー。半パンにアロハ。困った大人だよって服です。真っ赤なコートを着てさらに存在感出して演説してくれて、目が喜びました。



大沢たかお/成瀬



が着る衣装、テカテカ光っててサイケなのだけど・・・ あともう一歩な感じで似合ってない・・・よう。
にやけた服を着るなら、顔もにやけてほしかった。顔はクールなもんで。着こなし方か、映され方なのか、お腹がふくよかに見えるのもいただけませんっ しくしくー。



真ん中分けオールバックに笑いのツボを押され、劇場内で思い出し笑いを隠すのが辛かったっす(素敵だったの、でも奥から笑いがこみ上げてきて~ 本当、素敵だったんですから)。



ガム、パン!って鳴らすの可愛いし。助手席の白いスーツの男ってのも、雰囲気良かったです。



鈴木京香/雪子



お姉様、素敵でした。おサイケな衣装もすっきりと着こなしてカツカツと(やや大変そうだけど)ピンヒールで走ってます。最近、この方を見ると髪を切ってみたくなります。土台が違うっ・・・



で、成瀬と雪子のキス。わー映画~! 久々にきれいな場面でした。うっとり。姿勢と立ち位置が美しく決まってます。



松田翔太



誰?って思って観たけど(出演してるドラマ見てないのばかりで)、きれいな顔。声が良かったです。セリフも聞きやすいです。



大倉孝二 
どんでん返しに使われるには、情けないままだったか。素敵な大倉さんは見れず、残念。



古田新太 
いつもの安心古田さん。楽しそうにしてました。パイロット用の帽子似合うわ。田中商店は原作よりも、すっきり健全風な店になってます。



篠井英介 
めがねが素敵な支店長。かわいい目隠しがチャームポイントでしょう。



時間を戻す構成って、ちょっと損した気分になります。



で、この手法が多かったのが、不満かも。使うなら、ここじゃなくて、あのあたりをもう一度、とか思ってしまうのも良くない。



オシャレを装ってるけど案外ドタバタ劇っぽいので、私としてはどちらかに寄った映画のほうが観やすいなと。コン・ゲームだと思わずに観ると楽しい娯楽作品です。



ただ銃を使ってるのは、フィクションでいいやと思うけど。大倉さんが・・・・えーん。かわいそうなラストでした。もうちょっと平和的なラストにしてほしい。娯楽映画ならね。



あ、和田アキコの歌は良かった。ラストシーンの陽気なギャングたちに合ってました。



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