山本勘助情報を求めて甲斐の国へ行ったわけですが、勘助が実在したのかどうかまで怪しむひとがいるらしく! ま、信玄情報があれば・・・
■25日
小雨。くもり女なのに・・・ でも小雨だから、ね。
昨日「ハイジの村」で買った白パンを朝食に。ヨーグルト、サラダ、コーヒー。至れり尽せりの食事をご馳走になりました。朝から幸せいっぱい。
ますは「ほったらかし温泉」へ。あっちの湯と、こっちの湯があります。「こっちの湯」を選択。晴れてクリアな日ならば富士山もどーんと見えるそうです。あと、日の出を拝みたい人のために早朝から開いてます。
くもりにて、何も眼下に見えず。空もどんより。しかしまたまたぬるい湯につかり、なぜか咲いてるコスモス(秋の花じゃないの?)と、ラベンターを眺め、足をもんだりしつつ過ごしました。じわーっと汗が。
そうこうしてるうちに、雨が大粒になってきたので上がる。いいタイミングで入れたかも。
ここの売店で食べたかった「温玉揚げ」「ぶどう酢ジュース」を。とろり温玉は、上品に食べようとするとかえっていけない。黄身がスカートにぼとり・・・
気づいたら昼食時間だったので、さらに「とうもろこし」を追加。あまーい。お店のおじさんに「塩かけると美味しいよ」といわれるが、何となくそういう習慣がないので遠慮した。しかしこんなに甘いなら、塩味もほしくなるかも。
実家で食べる茹でとうきびを思い出してみる。そもそも茹でるときに塩が効いてるので後からかけたりしなかったですね。
案外、甘いとうもろこしはお腹おっぱい、というか胸やけ。一本食べきることも久しぶりでこの後ずーっと後を引くのでした。
■「乾徳山 恵林寺(えりんじ)」
「しんとうめっきゃくすればひもおのずからすずし」と、暑い日に父がよく言ってましたが、これを言って火定した人(快川和尚)がいるなんて、おそろしいことです。
火をかけたのは織田信長。武田氏を滅ぼした織田軍が、匿われていた者の引渡しを要求、拒否すると僧侶100名あまりもこの三門に追い詰めて火をかけた・・・そうです。
そりゃ呪われますよねぇ
うぐいす廊下や国指定名勝の庭園も見学できます。
・・・名勝のわりには、かなりワイルドな庭園でした。伸び放題の樹もあり。何とかという山を借景してるらしいのですが、樹がとても高くて山は見えず。
さらに、信玄公宝物館で風林火山の旗とか、武田二十四将の掛け軸などを観察・・・ あれれ、勘助がいない。ひとりずつの掛け軸コーナーにはいませんでした。残念。
まだ撮影も始まっていないからなのか、盛り上がってる様子はなかったです。
唯一、織田・徳川軍を破ったのが信玄ということで戦法が研究されたんですねぇ 信玄堤をつくったりで、山梨の人には人気のようです。でも・・・ やはり血なまぐさい・・・
■「放光寺」
ちょうど花菖蒲と紫陽花が咲いてました。
お寺の感じは恵林寺よりも好きです。たぶん毎日使われている場所に私たちも見学に入れるから。お坊さんたちがいるのを見るほうが、いきいきした感じがします。
ひとやすみしたかったので、「抹茶付き拝観券」にしました。
団体さんがいたので、住職(らしき方)の案内を私たちも一緒に聞けてお得。
なかでも「天弓愛染明王」がよく知られているそうで、普通の愛染明王は弓と矢を別々に持っているのに、こちらは矢を弓につがえ、天に向けているのです。
ゴンザちゃん、名言。
(愛染明王は愛の神様)日本も西洋も、愛の神様は矢を持ってるんだね~ キューピッドか! 二つの風貌がかなり違うので、私は気づかなかったヨ・・・。そういや、そうだよね!
あとは安田義定の悲劇を住職から伺いました(このお寺は義定が一ノ谷の戦いを記念して建てたの)。
頼朝って嫉妬深いのね・・・ これでは人望なし。
のんびり見学し、ゴンザちゃんは愛染明王にえんむすびのお願いをし、お抹茶。
散ってしまったツツジの木を眺めたり、通された座敷の隣にあるお茶室を覗いたり。お寺オリジナルの落雁と一緒にいただきました。
しあわせ~♪
大昔にかじった裏千家・・・ 習いたいなぁと思うけど、オトナの習い事は資金が要りそうでなかなか。心が落ち着いて、やはりいいものでした。
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