2004/03/08

ジブリ美術館

甲府から来た友人と念願の「三鷹の森ジブリ美術館」へ行ってきました。月曜日の10時入場のチケットだというのに既に人の列が。これで入場制限してるとは恐るべし~。

今回はユーリー・ノルシュテインの仕事が企画展示されています。館内映画館の土星座で彼の「キツネとウサギ」「霧の中のハリネズミ」のアニメーションを両方を観ました。
キツネとウサギ」は刺繍された登場人物たちを一コマ一コマ撮影したとのこと、映像がほのぼのしてます。お話は欲張りキツネに木の家を奪われたウサギとその仲間たちのやりとりが何とも可愛い。ロシア語のナレーションも暖かくて素敵でした。特にクマは私のお気に入り。ウサギの家を取り返してやる!と花のリースを作り気障なポーズでキメるものの、気性の荒いキツネにたじたじ、ウサギを抱えて逃げかえる様子が! グラビアンスキーやウィルコンの絵本もそうですが、東欧の作家がつくるものは、色合いにもみられるような哀愁と希望が静かにまざりあって表現されているように思います。

アニメの原理を立体造形で見せるアイデア、ジブリスタジオにて作品が作り上げられる過程、ジブリでチャレンジしているオーニソプター(松田恒彦さん制作・鳥型のグライダー)実験飛行などを見ていると、宮崎氏の夢を後ろから覗いている感じがしました。すっかり私達のあたまの中ではジブリの音楽が鳴り響き、「ラピュタ観たい!」と言い合ってました。秋に公開予定の『ハウルの動く城』のハウルも気になりますが、今までの作品でイチオシはやはり「パズー」よね。信頼できて頼りになるし、気障じゃない~。

��時に退場するまで、カフェには昼と帰りぎわの2度行って大満足です。「やせっぽちのカツサンド」「麦わら帽子のオムライス」などいただきました。料理に付いてくる旗もいただいて・・・。もちろん混雑したミュージアム・ショップにも突撃、友人はプレイヤーを持ってないのにノルシュテイン作品に惚れたらしくDVDを購入(これを口実にプレステ買うのかな?)私は仕事用のエプロンに付けようと「ジジ」のピンズやお皿などを選びました。
「土星座」の上映作品がジブリのものになったら、また行きたいものです。その前に『天空の城ラピュタ』借りてこようかな。


2 件のコメント:

  1. 「甲府の友人」です。
    ��P開設おめでとう。
    先超されたね。
    ブルーナ&ジブリ、楽しかったね。
    「セルゲイ通信」でレポートしてくれて嬉しいです。
    今後も色々な楽しいレポート、楽しみにしているよ。
    プレステ2購入に迷うゴンザでした。

    返信削除
  2. セルゲイ号2004/03/16 21:49

    ゴンザ様、初コメントありがとうございました。
    君の「階段登頂記」など楽しみにしてます。

    返信削除