ようやく聴けました。劇団四季『オペラ座の怪人(1988)』
通称東京キャスト盤
四季が最初に公演した時のキャストによるCDです。残念なことに廃盤! ありがとう、廃棄しないでいてくれた図書館&借りてくれた友よ~!
オペラ座の怪人/市村正親 クリスティーヌ/野村玲子
ラウル/山口祐一郎
おおう、鬼気迫る市村ファントム、美しい声で歌姫を演じる野村クリス、そして若い・若い・若い山口ラウル~ いや、みなさん若いんですが。
まずラウルが最初、オルゴールを手に「懐かしい歌を・・・」と懐古するとこをヘッドフォンで聴いて、にやけてます。うふ。「かわいいロッテは考えた~♪ 屋根裏のピクニック、不思議なスウェーデンの伝説」のセリフも堪能、今夜はいい夢見れそうっ。
怪人の隠れ家で仮面を取られて怒っちゃってから、いや、ラウルに「若造め!」と言ってから、恐ろしい程にテンションがトップギアな市村ファントム。 「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」なんか、誘惑どころじゃなくて、狂気うずまいてるよ?
コワイ! そうか、誘惑するつもりもなくて、隠れ家に連れてきたかっただけのようです。納得。
でも「ザ・ポイント・オブ・ノーリターン」では意外と落ち着いてクリスを誘惑してるのね。おっとこの後ラストは感情爆発のままいくのか! さらにテンション上昇! 自己愛らしきものを感じるのはなぜ? あ・・・野村クリスいいなぁ 高音がうつくしーい。
市村・山口・今井と全然違うものですね~ 山口ファントムは切ない感じ。今井ファントムは抑制して、最後に爆発の印象でして。
山口ラウルは石丸ラウルのような端正さより、素直な青年ぽい感じ(え、贔屓目?)。柳瀬ラウルはもっと普通に怒ったりしてる感じだけど、山口ラウルのほうが包容力あり。ほほほ。
クリス、(ファントムじゃなくて)ラウル様よ! と声援。前にロンドンで観たときはファントムが素敵で、よわっちいラウルよりファントムがいい~と思ったの。配役で変わるものなのねぇ
これ、受注プレスでもなんてもいいから再販しないかなぁ あと山口ジーザスのライブ盤とか~。売ってくれなくても鑑賞会とか・・・さ。だめ?
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