2005/08/30

アンデルセンは失恋王

図書館勤めで月曜休みのK嬢とぶらぶら。



三越でオニツカタイガーの衣類があったので動けなくなり、7分袖が欲しかったのに長袖Tシャツ購入。またピンク~



同じ9階で藤倉英幸さんの絵を販売してたので見せてもらう。JR北海道の車内誌でも活躍している方で、ちぎり絵が良いのです。久々に見て満足。



ブックオフへ行きミュージカルものをハンティング。割引セールしてたけど対象外の10-15年ほど前の劇団四季(札幌公演)のパンフレットを5点ほど。コーラスラインですばらしく踊る下村サマを見て喜ぶ。だんだんキャスト写真が濃くなっていくのが可笑しい・・・ 石丸幹二は生まれた時からきっとさわかかだったに違いない。涼しくなったら神田にもハンティングに行ってみよう。



さらに西武で開催のアンデルセン展へ。



安得仙=アンデルセンの生涯を遺品と共に紹介し、後半は現在アンデルセンの童話に絵を描いている作家たちの原画を紹介。日本に紹介された頃の本もあって見応えありました。題名が「マッチうりの小娘」!とかね。



私のツボを付いたのは(要約すると)美青年ではなかったが年を取ってからは独特の風格がつき尊敬を集めた、です。岸辺シローか橋爪功かという風貌でしょうか。ものは言いようよね!



185センチもあってダンサーになりたかったが門前払いされて落ちこんだとか、人目ぼれした女性に素敵な詩を送ったけど振られたとか、15才年下の女性にも振られたとか・・・ 猪突猛進型の熱い人だったようです。旅好きで旅先からスケッチを添えて手紙を送ってくれたり、切り絵がすばらしく上手だったり。そんな面も。アンデルセンの話に悲恋ものやロマンチックなものが多数あるのは、彼の人生の反映なんですね~ 



30才までは母はアル中になったとか学校を何度も退学になったとか。評価されなかったのが、30才頃~亡くなるまでは大変評価され、最後は国葬でした。年表見てたら日本で天保の大飢饉のころにアンデルセンが女優に失恋してましたヨ・・・ 別世界の話のようだ。



あとは安野光雅の絵が良かった。太田大八も好きなので原画が見れてよかったな。「絵のない絵本」の挿絵を描いた佐々木マキの私家版や原画もありました。プリントすると色が全然再現されてなくて物足りない。



苦労人だったけど大成した人。で独特の風格あり。アンデルセンを身近に感じる展示でした。



2 件のコメント:

  1. こんにちわ。pinnaと申します。
    西武のアンデルセン展、人柄が見えてきてとても良い空間でした(^_^) 本当に、「猪突猛進」という言葉にうなずきます。
    彼が作った作品の中に人情味溢れる童話がいくつもあるのは「そういうことだったのか~」って、私もなんとなく納得しちゃいました(^^;)

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  2. セルゲイ2005/09/02 2:09

    勝手にもの静かなイメージだったけど
    歌も踊りも自信あり!というのに
    おどろきました。
    もっとPRの方法も楽しそうな感じにすれば
    いいのになぁ・・・
    いい展示でしたよね☆

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