2006/01/28

『ベガーズ・オペラ』1/27

1/27 18:00@日生劇場 S席M列(下手)



会議終了後、猛ダッシュで駅へ。・・・開演に間に合いました。良かったぁ



今日の席は、前の方がけっこう大柄で舞台は観にくいや。ベガーズじゃないいつもの舞台なら大丈夫ですけど、せり出している分で引っかかってしまってるみたい。



休憩時に、廊下を坂元健児さんが目の前を歩いていきました。S席センターCかD列あたりに座っていたみたいです。ちなみに、カテコでのダンスでは舞台に上げられて踊ってました。



通算すると片手分通って・・・が、それも今日が最後~ まだ歌が頭の中をぐるぐる回ってます。これが一年の計だとすれば、間違いなくミュージカル地獄の一年になることでしょう。



ベガーズたちは元気。ウッチーもさらに声が響いていたよう。今日は収録のあった前回とはまた違って、エネルギッシュだが、リラックス(良い緊張具合)かな?



みんな役が自分のものになってきたんだなぁ 



あ、特に笹本ポリーは凄む時の動きや表情がお上品じゃなくって、良かった。高い声はもちろんきれいなんだけど、低音も音がきれいなまま出るんですね~ 顔が可愛すぎるので、ついお上品なイメージですけど、すっごいやさぐれた役もいつかやってほしいな。



誰の出番の時も、何の心配なく観ていられるって素晴らしい・・・ たまに、心配な出演者が混じってるとあら~って思う時がありますよね。そういうストレスがないって素敵!



ウッチーのお色気ビーム作戦は、もう最終段階。



千秋楽にはついに気絶者が出るかもね。ムフッ



仕上げというか、さらに練り上げてるようです。演じているってことを忘れます。女好きめ~デス。腰の動きやら、手の怪しい動きは何も言うことはありません。完璧です。



毎回、俺は女が好きだぁ! 
は言い方をかえているんですね。この日は好きだ、がややささやき風でした。もう、ホントに言わなくて分かってるって!



ねぇさん!」と上手の女性たちに視線を送り、男性には「にいさんっ!」とご挨拶。



SS席の女性をひざに乗せたとき、場内にはかなりの悲鳴が。悲鳴もあげるしもちろん笑うし、反応が濃い方が多かったみたい。
隣の奥様は、「あら~っ あら~っ」と、狼狽していた模様。思うツボ、のリアクションをする方で楽しかったなぁ



医者の薬でも死ななかったやつを・・・倒したやつがいる~♪
その名は WOMEN♪ WOMEN♪ WO~ME~N~♪



そんな女になってみたい・・・ 倒すどころか、すっかり倒される始末。



なぜか今日は最初からマクヒースは可愛らしく見えてました。何でかな? ただルーシーの愛を利用して脱獄するところだけは「ろくでなし」ですけど。



愛を利用してるっていうはっきりした悪意はなくて、愛されてる俺様には当然だろうと思ってるあたりが、マクヒースの愛らしいところかしら。



帰ってこないと分かってても逃がすルーシーの惚れた弱みと、すぐまた娼婦宿でいちゃついてるところを捕まるバカさ加減が笑っちゃいます。
イギリスの『好色一代男』 一生懸命の向く先が可笑しいんだもの。それが色恋の恐ろしさよ~



悪党組



村井ロキット、いやらしさが段々磨かれて来てますヨ。典獄が板について非常にナチュラル。



2幕のルーシー マクヒースを逃がしたことは、ポリー一家が儲けることになるんだ!と気づいたところで、



おおおおおっ!お前が惚れたからって俺が損するってのか! 



と怒りだすのですが、初めてきいたな、「おおおおおっ!」と興奮気味の入り方。この日のロキットは可愛い系だったのかしら。





高嶋ピーチャムが見かけも演技も特濃ソースなので、それをうまく村井さんが受けて落ち着かせてくれます。でしゃばらないのに存在感があって、素敵ですね。
バルコニーで一緒に座るベガーズ女性と、かなり肩組んで仲良くしてるのも・・・すてき。



餌を与えないで下さい



1幕後の休憩で、もうすっかり恒例行事になったモリクミ・モリーへの貢物の列です。五重くらいの人垣が出来てて、近づけず。紙袋が4つくらい?



題して、観光地の銅像じゃないんだから!



2階で、わりと水野さんがあぁぁぁぁ~♪と超高音ボイスを披露してくれるんですが、聞こえてこなかったような・・・ 



馬車を襲ってから、マクヒースが観客にお色気ビームを振りまく間に、ミセス・コークサーに変身するのか。忙しいこと。足首が細くてきれいな足でした。



これまた台本に組まれたらしい造幣局のマット2幕に間に合わず!ネタ。
この日マットが遅れた訳は、5列目にきれいな人がいたんだよ~&舞台が俺には高くてうまく上がれない、でした。ちゃんとトムが確認。あ、どうも~



トムとマットが話してるうしろでは、モリクミさんのもらったものをみんなで囲んで点検中。かなり素になりかけてる雰囲気です。いいのか・・・ 



ですが、客電オフ、芝居に入るとすーっとまた入れちゃうんだから面白い。





カテコ



観客と一緒のダンスの時、気づいたら坂元健児さんも舞台で普通のふりで踊ってました。モリクミさんにどつかれながら席に戻ってましたね。舞台では未見。大柄ってほどじゃないけど、見栄えする体格なんですねぇ 



客電が点いて、「本日は・・・」のアナウンスが入っても止まない拍手に応えて、セット3階(絞首台のあるとこ)に、内野&橋本さん登場!



わーい! 



橋本トム、「皆さんの熱気ムンムンムレムレで、熱いです!



ウッチーは、またまた「(橋本さんが)袖で練習してたくらい歌いたいって・・・」とフリまして、受けた橋本さんが歌ったフレーズは



待ってたよ(か?)ポリー ・・・言い寄られてないか
俺のポリーよぉ~♪



でした。はい、「俺の歌だ!」とウッチーが笑って、余興終りです。

マクヒース:内野聖陽  ピーチャム:高嶋政宏  ロキット:村井国夫
トム/フィルチ:橋本さとし  老役者など:金田龍之介 
ルーシー・ロキット:島田歌穂  ポリー・ピーチャム:笹本玲奈 
ミセス・ピーチャム/ダイアナ・トイプレス:森久美子



ジェニー:入絵加奈子  ミセス・スラムキン:高谷あゆみ
造幣局のマット:三谷六九  スーキー:山崎直子
くすね屋ネッド:水野栄治  ドーリー・トラル:山崎ちか
ペチコート・チャーリー:小西のりゆき  ボブ・ブーティー:Kuma
ジェミー:川本昭彦 鉤指ジャック:幸村吉也 ベン:照井裕隆
ハリー:村上勧次朗  ミセス・ヴィクセン:泉里沙  モリー:宮菜穂子
「もってこい!」:原田優一  「やってこい!」:小比木麻里



4 件のコメント:

  1. こんばんは。愛にあふれた詳細レポ、いつも楽しく読ませていただいてます。終盤段階でこなれた舞台になってるのが容易に想像できますね~。15日の1回きりのおぼろげな記憶にいろいろ貼り付けて補完させていただいてます(笑)
    もっと東京に近いところに居住していて 口開けて待ってる家人(自分もですが)がなければ手をあげさせていただきたかったんですよ~。でも無事に観劇なされて良かったですね。
    千秋楽はL列下手から観劇の予定です。しっかり目にやきつけてきたいと思ってます。

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  2. ぴーちゃん2006/01/30 17:30

    セルゲイさん、はじめまして。
    いつも楽しく読ませていただいています。
    私も同じ日に1階M列で観劇していたので、遅れて入ってきた人を見ては、セルゲイさんかも?と想像していました。
    間に合ってよかったですねぇ~。
    私の横をモリクミさんとウッチーが通って入場したにもかかわらず、モリクミさんの大きさと持っていたパンに目を奪われ、ウッチーを間近に見ることが出来ませんでした。(一生の不覚です。目を合わせて、私のことを見てくれた~と勘違いしたかったのに~)
    でも、でも、ほんと素敵なお芝居でした。
    千秋楽を見ることが出来るなんて、ほんと羨ましい。
    詳細な報告を待っています。

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  3. おお!とばしてますね~~。
    有給は消化するためにあるので、どんどん使っちゃって下さい(笑)
    千秋楽いかがだったでしょうか?お色気ビーム最終章はいったいどんなことに!?観客にチューとかしちゃってるんでしょうか(笑)
    それにしてもセルゲイさんの細かいレポには毎回感動してしまいます。休憩中にメモるんですか?ぜひレポべたなわたしにレクチャーして頂きたい!

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  4. セルゲイ2006/01/31 1:46

    ��あいらぶけろちゃんさん
    コメントありがとうございます☆
    楽しい観劇のお役にたっていればいいのですが・・・
    千秋楽、一緒に楽しみましょうね!
    きっと最高のテンションでやってくれると期待してます。
    私は2階の最前列からの観劇です~
    ��ぴーちゃんさん
    はじめまして☆ お読みくださってありがとうございます!
    わ、同じM列だったとは~
    この日はぎりぎりながら、老役者のセリフまでには着席できました。
    カテコもとっても盛り上がってて楽しかったですよね。
    失神しないように頑張って千秋楽を見て来ます。
    またお寄りくださいませ!
    ��うさみみさん
    観客にちゅー・・・ 救急車呼んで!ですよ、危険危険。
    えぇと、すっごくアバウトに休憩時にメモを取ることはあります。
    「ロキットひらひら」とか「トムこけた」とか(笑)
    あとで、何のことか分からないことも。
    大体、帰り道は反芻しながら思い出し笑いして歩いてまして、
    それが役に立っているんだと思います。
    一人観劇は妄想全開で帰路も楽しめるのがいいトコロですねぇ

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