昼メロ展開と、毒気が抜けたファントムに驚いて、それだけになってしまったのですが(昨日の記事ね)、一晩おいてみて、もう少し遠目で見直してみました。
『オペラ座の怪人』後日談として、オペラ座~ほどの完成度を求めなければ、それなりに見所や聴きどころのある作品といえるような気がしてきました。
オペラ座~の完成度が巣晴らしすぎて、これと比べるのもね。うん、そうだ。
LKだって、ストーリーは単純だし、Catsなんか、猫がそれぞれ自分語りしていくだけだし(でも泣いちゃうんだけどさ)
ストーリーが良いのも、大事なポイントだけど、ミュージカルはそれだけではダメなんですよね。面白いことに。
音楽が良いと、単純なストーリーでもある程度許せてしまう・・・ オー、ミュージカルマジック。
ファントムとクリスの声が良いことが条件になるでしょう。ばしっと歌いこなして、客席をうっとりとさせることが大事。歌えない人だったら、悲惨なことになるだろう。
でもって、この深みのない物語は、遊園地のアヤシイ雰囲気とか、貴族社会が本格的に終わって、マネーの時代になったのだなあとか、シシィの時代だなぁとか、単体のものとしてみたほうが、いろいろ気軽に楽しめそうです。
あ! そうだよ、ファントムなのにマントひらひらが無かったんだ! だから不満なんだわ・・・そうだわ。クリスのお墓の前のときの衣装も好きなのに、ああいう布地布っぷりの衣装は見かけなかった。
うーん。今回はマント系がなかったっす。アメリカめー。
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