映画は安い… 嬉しい。
きのう2006年のカンヌパルムドール受賞作品『麦の穂をゆらす風』を観てきました。
どうしようもない悲しみがありました。何かがちょっとだけ違うだけで、最悪の悲劇に陥るんですよ…! 心底恐ろしいことです。
『MA』でも辛いように私は(肉体的なのも精神的なのも)痛いのとか怖いものは苦手でして。震えながら観てきました…
隣の席の方は上映10分で号泣(ちょっとうるさい)。
私は喉の奥をきゅうきゅう締め付けられて脳は恐ろしさでチリチリ痛かったです。
暴力から逃げたかったけど逃げられない。意を決して暴力に立ち向かったはずなのに、気付けば暴力の行使者になってしまう。
愛しあってるのになぜ?
いい映画でしたヨ。泣くためじゃなく平和のありがたさを抱き締めるために。
アイルランドの歴史というのも知らなかったな。あと自分の制服好きも軍服だけは気を付けておこうと反省。あれはいけない。
主演のキリアン・マーフィーはよかった。前作も素敵だったし。けっこうファンかも。
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