2006/10/11

『ペテン師と詐欺師』10/11 聖子さんそれだけですかーっ

高田ジョリーン



えええええええーーっ



1幕で「オクラホマ!」って叫んでおしまいですか? そんなの勿体無い!勿体無いですって!



聖子さん、とっても舞台栄えしますし惹きつけます。さすがです。おみ足の美しいことったら。



歌もいいし。これだけ出来る人をこんな一場面で終わらせていいんですかー? せめて2幕でもからんでいただきたかった。
意味なくてもいいから「オクラホマ♪」って歌ってほしかったわ。



この場面、すごく楽しい。カウボーイ、カウガールと一緒にヨーホー!!と踊り歌います。
結婚したらあなたもオクラホマを気に入るわ!と、オクラホマの魅力をアピール。鹿賀ローレンスは、たじたじ。



で、ローレンスは何とかこの人の話を全然聞かないカウガールと結婚しなくてすむように、フレディをバカな弟に仕立てます。
結婚したらこの弟がいつまでも付いてくるよ、と。



半パンにヘンな髪、どうやら女性を襲ってしまいそうな性格(明るいけど~ 鉄のパンツだぞ、が殺し文句)、大きな熊のぬいぐるみにお下品な仕打ち~っ(書けません~)、あと木の車に乗ってワァーと暴れたり、さすまたみたいなのを振り回したり。



さすがのハイテンションアメリカンガールも、恐れをなして逃げていったのだった・・・ だんだん、大人しくなっていく聖子ジョリーンが面白かったデス。



たぶん、これは回を重ねていくほうがアドリブも入りますよね。
聖子さんももっとぐいぐいからんでくれるかもしれません。東京のあと、大阪、名古屋と行きますし、さらに盛り上がってくれると嬉しい。



愛華みれミュリエル



暇がたっぷりある大金持ち。でも世界のどこかにいるかもしれないただ一人の人を、いつも求めている。支払いっぷりが大胆。



華やかで似合ってました。ところどころで登場して、話をちょこっと難しくさせていく役。ほどよい加減でうまくはまってましたヨ。間のとり方がナイスな方でしたっ



歌も素敵だったし、踊っても美しいっす。ただのバカなお金持ちにしなかったのが良かったですね。



鶴見辰吾アンドレ



一番まともな役だったかも。警察署長でありながら、ローレンスの片棒を担いでます。問題がおこって殺人をほのめかすけど、全然悪そうじゃない。



後半、愛を語る場面はかなりドキドキしました。オ・ト・ナ♪ いやーん。





こういう普通の男女が出てくるミュージカルもいい。



帝劇だとコウモリ号だの、革命だのと大掛かりなものになりがち。今回は小さめの劇場にふさわしいスケールで、いい演目。



時々、鹿賀さんが祐一郎だったらどうかしらと考えてみました。



3枚目に走らないでダンディのままで、たまに素っぽい演技も必要。10年前なら、市村さんがやったフレディ役のほうが良さそう。今は・・・・どうかなぁ 鹿賀さんよりもコミカルになりそうですけどね。 



ここんとこヨーロッパ製作のばかり見てたので、けっこう新鮮。



まだB'wayで上演してるみたいですね。HPはコチラ。 日本語訳詞でも韻を踏むように工夫してましたが、英語はもっと踏んでそう。ジャズ風あり、カントリー風あり、アメリカっぽいミュージカルでした。



ダンスパートと歌のパート、セリフだけのパート、バランスが良かったです。コン・ゲームとはいえ、複雑な物語ではない分、キャストの魅力で引っ張っていく感じ。ということで、日本のキャストはかなり良かったんだと思います。



銀河劇場、3階席の注意



初めて上の席で見たんですけど、1階とは雲泥の差! びっくりした。3000円しか違わないなら、1階をオススメします。かなり高い位置から見下ろす感じだし。これなら3000円以上の差額つけてほしいです。



音って上に上がってきますよね、だから3階だと残響なのかたまってるのか、聞き取りにくい部分も多かったんです。



で、最前列でした。手すりがいいところに目線を横切りました。オイ! 微妙にアゴを伸ばしたり縮んだり、疲れた。選べるならここは座らないほうがいいです。3階は2列目から座りましょう。





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