2015/03/23

『クリエ・ミュージカル・コレクション2』3/7夜.3/8昼 6 怒涛の後半、カロリー高い詰め合わせ

20 ♪young and healthy『42nd street』 (涼風真世、吉野圭吾、指揮ー西野淳)
冒頭の、圭吾さんによる指揮者・西野さんイジリ。上からぐいぐい助けて助けてと押し込み、西野さん座り込んじゃう。で、勝手に指揮してる圭吾さんでした。
でもって涼風さんの可愛さに磨きがかかってました。戦前の香りのする歌詞をこんなに可愛く歌うなんて、素晴らしい。
2人とも歌ってる間、ぴょんぴょん跳ねてて、やだもう可愛いんだけど。
歌い終わったら終ったで、涼風さんはテヘっと小さな頭を圭吾さんに寄せて。

7日、とてもすきですこころから。とってもすきですこころから。ありがとうございます、かえりましょ。と基礎英語翻訳みたいな会話。
9日、すきです♪ すきすきすきすき♪ すきすきすき・・・(いいながら軽やかに1人で下手にはけていく涼風さん→ 取り残された圭吾さん→ステージのライト消える→
まっくらだ、どうしようかね・・・(笑)暗闇のなかで下手にはける圭吾さん。
でした。

21 ♪すべて『三銃士』 (保坂知寿、中川晃教)
7日に聞いたとき、いい曲だし二人の雰囲気もいいし、でも! こんな曲あったっけ・・・? ハテナハテナ。
帰宅してプログラム見たら、あったよね。うん。でも覚えてない。
私が覚えてるのはね、三銃士のテーマソング「ひとりはみんなのために」と「クリスタルの天使」だ。くりすたるのーてんし!面白い曲だった。

アッキーの衣装がぷちぴちなのが気になった。白シャツにベストみたいの着てるんだけど、それがぴったりすぎないのかなぁ

ステージの台にあがった知寿さんに、台の下から見上げてるアッキーの図。なのだが、知寿さんがかなり前かがみで手を伸ばしてるのを、ぎりぎりのあたりから手を伸ばすアッキー。もちょっと近づいたらお互いに楽なんじゃ・・・? 一生懸命、かわいこちゃん(アッキー)を助けようとしてるお姉さまの図にしか見えませぬ。

知寿さんはこういう曲ぴったり。いたずらっ子みたいな顔して歌うアッキーをニコニコ見つめながら、お姉さんって感じでお相手してあげてる風です。恋の歌のはずだが、なにやら楽しそうだったのが印象的。
アッキーの声は天の調べかという煌き。この子の喉はどうなってるんでしょ。

22 ♪港の見える広場『シェルブールの雨傘』 (大塚千弘、田代万里生)
ぶおーぶおー(何の音なのか未だに分かってない。霧笛?)
きりりとした表情の万里生と、今にも泣きそうなのを我慢してるの顔の千弘ちゃん。並んだ雰囲気もいい、声の相性もほんといいわー。
アルジェリア、の国名をこんなに美しい声で聞くなんて思っても見なかったね・・・ 激戦地なのか、アルジェリアは。

名曲すぎて何もいえねぇ です。完璧な曲、そして2人のデュエットも完璧。
バレエを披露する逢沢優&佐伯理沙さん(やっとお名前分かった) 踊れる出演者の特性を生かしての歌の世界をより強めるいい演出でした。

23 ♪影を逃れて『モーツァルト!』 (中川晃教)
さっきもキラキラのアッキーを見たばかりだが、後半は豪華アッキー続きだ。2014のクリコレ、私は聞く機会がなかったこの曲。

背後に映る大きなアッキーの影が、不安定に動いています。本公演にはしばらく立っていないアッキーなのに、初演からの時の流れを感じさせる大人のヴォルフガングでした。
いろんな経験したねっていうヴォルフ。普通の息子でいたいより前に、あまりにアーティストである自分をコントロールできなさそうなヴォルフだろう。けれど、そのなかで親や妻や世間、お金とに翻弄されてそうな現実の姿もちゃんと見えたわ。

アンサンブルが加わってからの瀬戸際感も凄まじかった。クリエにいることとを忘れそうだったな。心捨てれば、忘れられるのか、影から自由になりたい! ひりひりした。

東宝版じゃないアッキー版M!作ってみたらいいのにー。

24 ♪持ちつ持たれつ『レベッカ』 (吉野圭吾)
ショウストッパーだったアッキーの余韻が濃く残るが、山田演出は間を置かぬ。暗転、次!

おなじ男性ソロで、この後に出るのはやりにくいんじゃないかと思ったら、さすが圭吾さん。上手の階段のとこに座って、面白い顔しつつ、お客さまの視線を自分に引き寄せる。
まだ何もしてないのに、ここからは圭吾さんタイムに切り替わったよー。

きゃーびあー ぷちぷちぷち・・・

圭吾さんは圭吾さんで凄かった。エンターテイナーであった。ヤングアンドヘルシーで堪能した肩幅やら腕の筋肉が、スーツだとすっきりしちゃうのね~

25 ♪レベッカ I『レベッカ』 (涼風真世)
レベッカ様に全てを捧げてるダンヴァースさんが、静かに登場。これ初見の人で涼風さんを知らない人なら、好き好き♪歌ってた人と同じって気づかないかもしれない。
何も言うことはありません。のみこまれましたー。

26 ♪こんな夜こそ『レベッカ』 (山口祐一郎、大塚千弘)
祐一郎は対象外、というちーちゃんを思い出す私だった。が、ちーちゃんはプロなので、マキシムへの想いで心が震えちゃってる子にしかみえないから問題なし。
ここまでの楽しそうに歌う祐一郎のまま、ここもゆったりとして、楽しもうという態度で安心して2人の声に身をゆだねていた。
そして、またも。ちーちゃんを迎え入れたかのように出した祐一郎の手は、実は何も作用せず、おそらくただちーちゃんの腰の後ろで浮かんでいただけだろう、たぶん。紳士にもどった(伯爵さまのときのあの手のエロさは何だ!というお話)。

レベッカも再演しないかな。祐一郎で!

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