2006/07/25

『TdV』7/23マチネ 絶好調☆祐一郎

『ダンス オブ ヴァンパイア』7/23 12:00@帝国劇場 2階S席(上手側)



この回の祐一郎は完璧! 言葉もありません・・・



出し惜しみ感ゼロ、迷いゼロ、客席への目配せは完璧(ちゃんと2階S席の私のオペラにも目線が来たわ~ きゃーっ)。



共演者のみなさんもきりっと締まってて、とっても良かったな。



浦井くん、ますますへなちょこくんになっててカワイイし。教授はリサイタル♪をとても楽しく聴かせてくれるし。クコールさんはますます可哀想で涙モノだし。



まずは1幕サラのお風呂破り。



ごきげんよう~♪ ごきげんよう、伯爵!



ここまで観てると、絶対お風呂時間を狙って誘惑しに来てるんだなと思えてきた。



しかも、きっと覗いたのは今回が初めてじゃないよね。もっと幼い頃から狙っててさ、時々歌声催眠とかかけてたかもな。充実したころに襲おうとじーっと(永遠の命にとっては一瞬だったかしら)待ってたんだわ。



若い娘好きでストーカー・・・・ あははー。



でもって、ただ誘惑しても面白くないから破壊力のある誘い方を使ったんですねー。何もかも見られちゃったらすっかり混乱してよろめいちゃうわよ! 数百年かけて習得した手練手管? いやらしーっ やーん。



鼻の穴をむんむん広げて、誘惑シーンを見てたんですが。



祐一郎の表情がとっても楽しそうで、見てる私もシアワセ。
自分の言葉に自信があって、揺らぎがなくて、開幕したころよりものすごくリラックスした雰囲気ですばらしいです。恐怖で誘いかけてるんじゃなくて、魅惑的なヴァンプの世界を語ってる感じになってきましたねー。こっちのほうが好き!



狭い風呂場を左右にきびきび動いて回り込む伯爵。むんむん。その気にさせて~♪って気分でしょうね、サラは。



城へ到着 1幕終盤



何度観ても、そのたび心臓が早鐘を打つのですけれども・・・・ ダンダンダンダン!



アンサンブルの方がすーっと場内を歩きまわり、静かに歌い・・・そして、ホネホネ巨大パネル(城門ってことですね)が、じゃーーーんと左右に動いて、



ややうつむき加減の伯爵(お着替え済み)が、赤いライトに照らされて独り立つ。美しい!



呆気にとられている教授とアルフに大演説ソングを♪ ご自分の世界に酔いしれてるようです。
さて、この老いぼれと若いのでどう遊ぼうかな、とか。若いのはヘルちゃんにあげよう、好みっぽいなとか思ってるんですよーっ 余裕だわ。



「こうもりの研究♪」 で両手を小さくパタパタするのなんか、もだえちゃう可愛さなんですけどーっ 



でもって、アルフレード♪と呼びかける声も。いい・・・ スポンジで彼の心はすっかり伯爵のものっすね。



もぞもぞとスポンジを取り出す準備の祐一郎の動き、あまり探してる雰囲気をださずにさりげなく出そうとしているのが、面白くてじーっと見ちゃいます。



アルフには、恐怖で洗脳しないで、父のような包容力で惑わそうということで。



だけどアルフに呼びかけるだけなのに、この熱唱はどうしたことか! 
あああ! 輝くスポンジ!



この日、他の場面でも感じたのですが。
祐一郎への拍手は本当にみなさん聞き入ってたと思います。間髪入れない拍手っていうより、ほわっと余韻を感じて、あ、拍手しよ、と思うちょっとだけ間があく感じでした。1秒もないけど、一瞬しーんと。



東宝さま、CDを出すときのノートには1幕の最後で見栄を切る祐一郎を入れてほしいなぁ あ、一度歩きかけて、もう一度じゃん!っと振り向くなんて、もう最高だわ!



ホントは映像も出してほしいけどさ・・・ 



0 件のコメント:

コメントを投稿