ふふー。
すっかり心は落ち着いて、この舞台が大化けする日を楽しみに待とうという気分。備忘録がわりに思い出してみます。
あ、公式ブログで笹本玲奈ちゃんの初日カテコがアップされましたね。いやーん、祐一郎のマント姿がよく映ってます!
■プロローグ 1779年
なんといってもこの登場は最高! ビュゥゥーーーティフル!
真っ黒で長いマント、手には短いステッキ(この棒はなんて呼べば?)のシルエットがシンプルな舞台の中央で彫刻のようにポーズを取ってます。
そしてくるくると回る盆の上で、美しくほんのりセクシーに手が動く。しなやかにカラダもゆっくりと動き始める。動くときれいなドレープが出来ます~。
まだお顔は深いフードの奥・・・・ あなたは誰?
ボーマルシェが紹介・・・「影の主役、カリオストロ伯爵!」
すうーっと振り向き!
きゃーーっ
■♪「幻の黄金を求めて」
嵐が起きる 闇が光る 軌跡が生まれる~♪
昼は夜に 善は悪に 弱者は強者に 鉄でさえ黄金に変化する~♪
・・・幻の黄金をもーとーめーてーーー♪
ふふふ。最後のメロディがものすごぐ、ぐぐっと響いて気持ちよいです。
歌詞のわりには、まわりを威圧しない。軽々とやってます。眉間にシワをよせて革命を起こさせよう、とかそんな感じはないですね。実験オタクかなぁ しかも何だか爽やかさまで漂います(贔屓目?)。
マルグリットとラパン夫人を出会わせる。で、お姐さんたちが色っぽく踊り、マルグリットをパンツ姿からスカートに変身させる楽しい場面。
最後に! カリオストロもお仲間入り~ ニャー!
ナイス!おどけてるんだわね。いつの間にか後ろから入ってるんですよね。
■♪「もしも」
今度はマルグリットとオルレアン公を呼び出すカリオストロ。王妃マリーとフェルセン、貴族たちもみんな仮面をつけて、
隠せ仮面のした♪ 歌が始まります・・・。
カリオストロは外側の円に乗って左右にゆらゆら、神妙な顔してるのかなぁと思ったら下手に来たところで、ニカッ!笑顔! うきゃーっ
愚かな者には明日はない!!
■ギロチン・・・
回り舞台の外側の円がくるくる回ってきたと思ったら、何かが載ってます。落語の「めくり」に似てるなぁ。これこそ「ギロチン」。王と王妃はそれを挟んで立っている。
カリオストロ、舞台奥から再びしずしずと前に出てきたと思ったら、二つの首がみえる~♪ とか何とか叫んで、モモンガのように両手を広げ、だだだだーっとまた舞台奥に走って帰りました。妙にカワイイ。おじさんも走る~♪
■首飾り事件
プログラムのストーリーではオルレアン公は「カリオストロとボーマルシェ」に依頼して、となってます。私にはボーマルシェだけに向かって依頼してて、カリオストロが目に入ってないように見えました。今度また確かめてみたいです。
虚栄心、金銭欲、愚かさ、情欲、復讐心、憎しみ・・・ あら、あとひとつ何?
厚かましさ 。
↑とAoiroさんから教えて頂きました! 感謝です!
それを持つ者たちを呼び出し、まぜまぜ、回り舞台の上でするするっと「事件」が仕立て上げられ、あっという間に偽王妃の手に宝石が。
さぁどうでしょう? とカリオストロは満足気です。
事件の進行時の照明は青く、伯爵が悪徳ほどよくまざぁる♪と歌うと赤く。まぜまぜしてるんだなぁと分かりやすいデス。
この青いとき、伯爵はうきうきダンスを踊ってます。客席に背中を向け、カニカニ歩き。ひょいひょいと左右の柱からは火花だって出しちゃいます。軽やかっす!
♪「なんというセレモニー」
舞台は宮殿へ。国中から招待された貴族たちはこの大切な「臣下の願いを聞き入れます」日で集まっている。
そこで宝石購入で立て替えた分をお支払いくださいと言われる国王夫妻。そんなものは知らないと突き放し、ロアン大司教を逮捕。
ついで上手の階段でじっとしていたカリオストロは、マルグリットをこの場に引き寄せる(初日の手拍子はココで起こりました)。
事件を目撃した貴族たちは忘れないこの日を♪と野次馬っぽく歌います。・・・で、階段にいた祐カリオストロ、やおら舞台に立ったと思ったら大音量でなにごとか歌い(何て言ってるのか思い出せなーい)、すすっと舞台中央に。
ステッキをかざしたかと思ったら、パーン! ぴかぴか頭上で輝いてたフランス王家の紋章から火花が散って、舞台は暗転。
やった!決まった!
1幕終了~
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