2006/11/01

『MA』11/1 世界初演初日カテコ

カテコ



動画配信もあるようなので、そちらが分かりやすいと思いますが。



上演中に叩き損ねた手のために、いまこそと拍手が起きます。
誰もまだ見たことがない舞台。拍手のタイミングが分からない。それに演出も繋がっていく感じが多くて邪魔になるのがコワい。で、拍手が難しかったデス



司会はボーマルシェ役の山路さん。「はい、拍手抑えて~」と身振り。



出演者を代表してマリーアントワネット役、涼風さんが挨拶。



私が印象に残ったのは、「舞台は一人ではできない、キャスト・スタッフ・・・観客、みんなで作っているのだと思う。演出家からは役を演じるのではなく、その人生を生きるように言われた。キャスト全員が人生を生きて千秋楽(東京の)まで臨みます



とか。



感極まり、言葉がぐっと詰まる場面もありました。やはり主役、周囲の期待も大きい舞台だったんですね。私もぐっと来ましたー。



で、我らが祐一郎さんといえば、上手の端っこ。他のキャストから2歩くらい離れたところに、ひとり引率の先生のような表情で見渡していたのでした。お父さんみたいよ?



そして山路さんが、脚本・作曲の「クンツェさん、リーヴァイさんももちろんいらしてます」と紹介。演出の栗山さんも一緒に舞台に上がりました。
上がるときに、新妻さんが階段までお迎えにいって手を貸していたのが素敵。



ほとんど笑顔のないマルグリットでしたが、新妻さんのとびきりの笑顔が拝見できて嬉しかったな。



全員で手をつないで礼。
クンツェ&リーヴァイのお二人からも挨拶があるかしらと期待してたのですが、今回はありませんでした。にこにこ笑ってらっしゃいましたヨ。



何度も大拍手に呼び戻され、3回目かしら、それまで上手端っこにいた祐一郎が真ん中で礼してます。つまりは、マリー様がいらっしゃらない。



最初の舞踏会の場面で着ていたブルーのドレスに着替え、晴れやかに再登場!



あ! マリー様だ! 



実はラストに真っ赤で大きな紙ふぶきが舞台に飛び交いまして、それが床に落ちたままなんですね。それを祐一郎が素敵マントをばっさっさと使って床のお掃除~



クコールちゃんのの上前はねたね・・・ ふっふっふ。



うきゃーっ 会場、沸きました!



やや苦笑というか、うふふと笑って涼風マリー様は祐一郎が掃いたあとを進み、舞台中央へ。祐一郎ったら、膝を折り、陛下!という感じでポーズ。



ひと仕事終えた祐一郎は山路さんに背中をぽんぽんされながら、満足そうに下手寄りの列に戻りました。



そして盛大な拍手。



袖に履けるとき、フェルセンがマリーさまの手をとってエスコート。ああ!ご主人がいるのにさ! 禅ルイ16世は「僕は・・・?」と寂しそうなお顔でてってってと袖に。



そんな様子をじーっと見ているのが祐カリオストロ。右手の人差し指をアゴにあてて、「僕の相手もいなーい」という仕草。拗ね拗ね。



お茶目キャラでいくつもりらしいですね。カワイイ。んもうっ



客電が付きます。



「本日は・・・」と場内アナウンスも入ったのですが収まらない拍手。
そりゃそうですよ・・・ 見てる間、大笑いも拍手もしにくかったのです。クンツェ&リーヴァイの挨拶も無かったし、もうちょっと。ね。



3回、徐々にアナウンスのボリュームが大きくなる中、鳴りやまない拍手。ついに紗幕まで降りてきました。負けないぞ!と拍手拍手・・・・
斜め前に『TDV』演出の山田和也さんがいたのですが、一緒になってずっと拍手してました。こういうの好きなのかも?



根負けしたらしく、もう一度幕があがりキャスト全員とクンツェ&リーヴァイさんたちも一緒に、礼。
ああ、やっと祐一郎が下手側に!



にこにこにこ。何て愛おしい笑顔なんだーっ



案外、スムーズに初日は終了したような印象でした。



歌の上手なみなさんではありますが、まだまだ歌を血肉にしてない。でもどんどん良くなっていくでしょう。祐一郎も遊びの余地がありそうなので、どんどん変化していくような気もします。下手側でも遊んでほしい・・・



そう、上手側のほうがオシイイです。祐一郎ファンならば。下手はフェルセンの視線が飛んで来るシーンがひとつ。マリー様は下手からのほうがいつも見えます。



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