2006/11/02

『MA』11/1 まとまらないの

涼風マリー様



贅沢にすることが自己証明、オットにも愛情表現として大臣罷免を訴える。未成熟な女の子のままなんだなぁという出だし。
2幕の子供と引き離される場面は辛かった。絶望ってこういうことかと思わせる迫力でした。



歌も上手だし、かわいいし。・・・シシィ役いけますよね、ちょっと可愛すぎるけど。と関係ないことを想像。



場面ごとに違う衣装、髪型です。贅沢といっても、女のひとはこういうのに弱いのよー。コスプレ魂がむくむく出ました。私も着てみたい・・・



新妻マルグリッド



渾身のマルちゃんに大拍手! 原作では正義もなくして暴徒化していくコでしたが、舞台ではアニエス修道女とともに理想の世界、暴力のない正義を求めています。



涙が出そうになるのはマルちゃん目線が多いか。



井上フェルセン



出番が少なく(すぐアメリカに行っちゃう!)、なぜこの王妃を愛してしまったのか分からないけど。彼がまっすぐにマリーを愛していることは伝わりました。



抑えてきた気持ちをぶつけるシーンは若い井上くんのほうが爽やかに見られるのではと。(今さんゴメンなさい)
彼もまた時の流れの前で、無力なただの男。無力さと心の中で戦っている真摯な感じが良かったです。



歌! もう『MA!』を引き合いにだすのはやめます。大昔のことだ
静かに破綻なく低く静かに響く声がとっても素敵。
大人らしく、マリーをたしなめる風(実際にはしないけど)の様子も良かったですー。



山路ボーマルシェ



渋いっす。軽妙洒脱って熟語で言ってみました。
いい感じに肩のチカラが抜けた役(に見える)。でもって案外歌が多いんです。活躍してます。



物語を進行させるので歌い上げ系ではないです。セリフとして言葉と状況を客席に伝える役目のある歌ですね。押し付けがましいところがなくて、難しいところですが、ホントうまい!



ハァ・・ 疲れたヨ・・・」ってちびっと呟くとこ、お茶目さん。



権力にもワンワンワン♪と尻尾ふり。犬になっちゃう山路さんは必見。お金さえあればやりますぜい、という人物のわりに憎めない役で。それがいいんです。



春風さん、林アキラさん、tekkanさん。



バスティーユの後のフランス情勢を語る3人の場面、面白かったです。マリオネットみたい。春風さん大好きなんです。本当に芸達者な方です。美しいけど、3枚目もいけて。



アキラさん、ローアン大司教役のときの赤いくちべにがぁ~ ぼくちゃん・・・ぷぷっ 司教以外の役での髪型がC-C-Bのドラムの人でした。たとえが古くてナンですけど。



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