『RENT』 米/2005年/クリス・コロンバス監督 135分
このごろの手抜きな毎日を猛省。そんな映画でした。
No day but today~♪
何度もいうけど、ミュージカル映画の辛い点。感情たっぷりに素晴らしく最高に歌ってくれる人に拍手できない・・・ 感動をお返ししたいのに!
席はそこそこ空いていたので、音が出ない拍手のフリして誤魔化しつつ見ました。フラストレーションが溜まるです。
あらすじは公式HPをご覧くだされ。
■1989-'90の設定、平成元年ですね。
海の向こうでHIVが流行していたな、と思ってたような気がする。愛するフレディ・マーキュリーがなくなったのもこの時期(’91)です。
でもHIVキャリアだったり、ゲイだったり、そういう点についてはあまり気がまわりませんでした。
何せ、エンジェル&コリンズの素敵さに胸打たれてしまいまして。
社会的なことは、雨の帰り道を歩いているとじわじわーっと迫ってきましたね。タフな物語だけど、元気が出ます。だらだら過ごす毎日で、ゴメンナサイだ。
■さて、キャストは初演メンバーをほとんど呼び寄せたそう。
今でも十分、若者像をアピールできてると思うけど、10年以上前の彼らはさぞピチピチ弾けてたことでしょう。きっと尖がりまくってて、気合たっぷりで。それ、見れないのかなぁ
観たい~
モーリーン(イディナ・メンゼル)が恋人のジョアンヌ(トレーシー・トムズ)と式場でケンカになる場面、女同士のいやらしい感じとか駆け引きしてる感じが出て、好きだー。
で、特にイディナ・メンゼルの声が大迫力。体格もいいし・・・ 舞台で観たいよう。moo!
声だと、コリンズ(ジェシー・L・マーティン/どこかで見たと思ったら「アリーmyラブ」か!)教授、いい。
エンジェルとサンタ・フェ♪ 電車の中で踊ったり、一緒に暮そうと言ったり、素敵すぎだ。
I'll cover you って何て愛情たっぷりな歌なんでしょうか。この幸せな二人の背負う死の影を思うと、びえぇーん。うう、スクリーンが滲んでしまう。
全曲いいなぁ いいなぁと思ってました。受賞しまくった訳がわかりましたよー。
あと、マークの素直な歌声も、いい。
着心地良さそうな革ジャケとか、縞々マフラーとか、おしゃれってことじゃないんですが、かわいい。タンゴ、不器用そうに踊るのもいい人ぽくてにこにこ。
ロジャーと屋上で抱き合うのなんかWhat you Own♪、わたしも青春しなくちゃ!と盛り上がります。
■映画は映画。
目が少しずつうるんできたり、タイツが破れてたり、細かいところが観てる誰にでも伝わります。親切です。
ミュージカルは強い感情を歌やダンスにして観客に伝えるお芝居なので、細かい表情が見えると歌やダンスが画面に収まりきらない気がします。もったいない~っ
映画だからこそ伝わることもたくさんあったと思うけど、舞台は未見なので、かえって「舞台が観たい」気持ちに火がつくわ。
映画冒頭の、観客のいない劇場でスポットライトだけを浴びた8人がSeasons of Loveを歌うところにこそ、ミュージカルの強みがとっても出ていて、これだけでかなり満足でした・・・。
この曲に込められてることを知らない最初の歌なのに、涙腺が~ Love♪
あ、でもRent♪のシーンは、映画のほうがきっと面白く写ってそうだと思います。大勢の人が払わない!払うものか!と歌ってるのが可笑しかったんで。
実は、結構同じもの観てますよね!
返信削除何だか、嬉しいです。
��Bさせていただきました。
あ、でも試写っていいですねー。
返信削除私はレディスデイだったので、けっこう混んでるなかを
目頭を抑えて退席するのが恥ずかしかったです。
セルゲイさま、こんばんは~。
返信削除しつこいようですが、『RENT』ホンット最高だったよね。
冒頭の seasons of love はセルゲイさんの言うとおり、
まだストーリーを知らないうちから涙腺こわれました。
また見に行きたいです。
トラックバックしようと思ったのですが、
自分の感想があまりにも拙いので、恥ずかしくなってやめました。
セルゲイさんのは、ちゃんと書かれていて素晴らしい~。
ちなみに、わたしは試写会、応募したけど惨敗でした……(涙)
��マキマキさん
返信削除そうなの、冒頭のは感激しちゃいますよね~
人の声のパワーに圧倒されました。
劇場では涙を抑えてしまうのですが、これ自宅なら号泣でした。
そんな奥ゆかしいこと言わずにトラックバックしてくださいな・・・
感激レポートよかったのに!
よろしく★