2006/05/12

『エリザベート』5/10ソワレ-2

そりゃー、小さくて一生懸命な武田トートに一瞬心奪われてました。
あちらはあちらで、新トートを作っていくだろうし、えぇ、好きになりましたとも。



はー、でも大きい閣下は別モノだった。



大きいだけでも、舞台では威力なんだと痛感した次第。



ゆっくり余裕綽々(しゃくしゃく)で中央に進み出て棺からシシィを迎える祐トートを見て、アドレナリンが脳内を駆け巡りました・・・ 



美しすぎる!(人間じゃないオーラ発散中。美しいってことは顔立ちだけじゃないのです。と、念のためお断りします。贔屓目ですからねー



もう舞台の上はこの世ではなかったですよ。帝王閣下の支配する死の世界。



超然とした雰囲気から急にやる気に満ちた「俺様ソング」を歌いだすとき、ちょっと戸惑います。



スイッチ・オン。



おおぉれぇぇ・・・ さああああーーーっ(俺さ)」エコーエコーエコー。



催眠術にかかるなら、祐一郎の声がいい。
もとい、祐一郎の声ならば催眠術にもかかってやろう!



この声になら、騙されてもいいーっ 泣いてもいいですかーっ ゆーいちろーっ
魂の叫び



閣下のなかの熱い思いが爆発したようです。
そんなに熱心なわりにはのんびり待ってるなぁと思うけど、閣下の時間じゃ人間の時間よりゆっくり流れてるんだろう。



相変わらずロボットじみた動きになる閣下なのですが、しかしこの回の祐一郎はよく動いていた! 贔屓目? 



かなりキビキビした動きで、けっこうビックリ。武田トートから何か盗んだか。 



闇が広がる(リプライズ)』でも、いい動きしてました。



ルドルフが「我慢できなぁーい♪」と言った直後の閣下の顔といったら~



私はオペラでくらいついて見てたんですけど、歌舞伎役者のように、ぐわーっと目を見開いてて、驚きました。聞いたか?って表情になって、



王座に座るんだ~♪」と誘いかけましたねぇ



目をがっつり見開くのって、去年は全然気づかなかったです。前からだったのかなぁ ウッチーならしそうなことだと思うんですけど。









で、『最後のダンス』 私は最高に絶叫(もちろん心の中で)。



閣下、トートダンサーたちを意のままに操り花嫁を翻弄し、あげく背を向けて、階段を自信満々に上がって帰ります。



この時の振り返り方がよいのです。



ばさっと長いマント(ローブ?)の裾をひるがえして、ロングブーツと黒パンツのシルエットが見え、私は悩殺されました。



ロングブーツ、バンザイ! マント、バンザイ!



4 件のコメント:

  1. 私も5月10日のソワレを観てまいりました。たしかに今回の山口さんは進化してますよね。感じてるのは私だけではなかった・・。50を前にして開眼?!!そして「山口さんが・・・身軽に踊ってらっしゃる・・・。」と思わず・・・初めてのものを観た様な、かなりの動揺(・・・)を覚えました。進化し続けるトートがあるから、どうにもこうにもユーイチローさまから我々観劇側が離れられなくなるんですよねぇ・・・・・・困ったもんです。

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  2. セルゲイ2006/05/12 20:20

    pocoさん
    こんにちは~ コメントありがとうございます。
    ご一緒でしたか!
    キビキビ祐一郎は、贔屓目かなぁと思ってたのですが、
    pocoさんもそう仰るなら間違いないですね☆
    きっと一生懸命ダンスレッスンしたんだわー。
    常に向上心を忘れない彼がますますいとおしい・・・
    ぜひまたいらして下さいね!

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  3. はじめまして。
    リンクをあちらこちら辿ってやってきました。
    今年の山口トートは違います!やっぱり!
    TBさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

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  4. セルゲイ2006/05/15 9:15

    ��♪~さん
    こんにちは、はじめまして。
    妄想劇場におつきあいありがとうございました。
    やはり!
    今年の山口祐一郎はいいですよね。
    またまた同じご意見の方がいてますます有頂天です(笑)

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