■今年の祐一郎は動きが良い、に1票入りましたので、そういうことにします!
今年の祐一郎はキレとタメがいい。
(相変わらず贔屓目だってことは忘れないでね)
動きの良さを感じたのは、2幕初めの戴冠式~『私が踊る時』のあたり。
御者な閣下、まずは御者台にあがるときの足がささっと上がってました。うん。
さらに、ムチさばきもキレ味するどい。ムチ振るってるように見えないけど、キレ味はある。
それと、青年ルドルフに甘くささやきかけるトコ。ハシゴをよいしょっと降りてくるとこね。昨年は、よいしょ、よいしょってな雰囲気があったのですが。
皆様! 今年はけっこう素早くハシゴから降りてきてると思うのです。
これからご覧になる方のご意見も伺いたいところであります。
あと、ルドルフに「ハンガリー国王!」って焚きつけるとこ、閣下はもう一度御者台に上りますね。そこから降りるとき、なかなか素敵にタタっと着地に成功してました。
かなり軽やか。
去年が重かったのか、今回が調子いいのか、定かではありませぬが。次回もできればキビキビ閣下でお願いしたいです(次は5/19マチネ)。
□実は、お疲れな顔に見え
2階席からだったので、最初はオペラで祐一郎を凝視してたんですが、メイクのせいなのか、照明か、はたまた年齢によるものか、単にお疲れなのか。
目の下にクマかなぁ ともかく目がお疲れな雰囲気。いやーん!
こんな閣下は見たくないやい、とその後はほとんどオペラは使いませんでした。女優ライト点けてあげてください。いくら黄泉の帝王とはいえ、ちょっと気になりましたヨ。
しかし2幕からは案外持ち直してきたような気もしてます。表情が出てたしなぁ 『悪夢』の閣下は、いい顔してナイフをちゃっちゃと、もてあそんでました。
□今年も羽ペンは重要
これ突き刺すんだよう、と『最後通告』でペン片手に登場の閣下。途中手放してシシィを黄泉の世界へと誘いますが、フラれる時はすかさずペンを握りしめ・・・
ビュー!スパッ!
とってもきれいに刺さりました。おめでとう。
フラれて「あぁ!」って感じに片手を上げるのが、妙にオカシくて。ツボに入りそうでコワイ場面です。どうも大袈裟すぎやしないかー。
□甘えんぼさんじゃないかも
昨年、どうにも可笑しかった『闇が広がる』の出だし。ささやき声というのか、甘えんぼさん声でした。
むふふ、今回の祐一郎は甘えんぼ声は隠してました。かといって、クールな声とも言い切れないのですが、今回の歌い方のほうがいいと思う。もっとクールな声も希望・・・
■衣装
昨年と(たぶん)変わらず。黒いけど微妙にお着替えはしているのよね。
結婚式での司祭に化けた閣下の赤いローブが1番見栄えがして好きです。あとは御者に化けたときのもこもこ毛皮付きコマントもいい。着てみたい。
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