2006/05/12

『エリザベート』5/10ソワレ-3 まだまだ祐一郎

今年の祐一郎は動きが良い、に1票入りましたので、そういうことにします!



今年の祐一郎はキレとタメがいい。
相変わらず贔屓目だってことは忘れないでね



動きの良さを感じたのは、2幕初めの戴冠式~『私が踊る時』のあたり。



御者な閣下、まずは御者台にあがるときの足がささっと上がってました。うん。
さらに、ムチさばきもキレ味するどい。ムチ振るってるように見えないけど、キレ味はある。



それと、青年ルドルフに甘くささやきかけるトコ。ハシゴをよいしょっと降りてくるとこね。昨年は、よいしょ、よいしょってな雰囲気があったのですが。



皆様! 今年はけっこう素早くハシゴから降りてきてると思うのです。
これからご覧になる方のご意見も伺いたいところであります。



あと、ルドルフに「ハンガリー国王!」って焚きつけるとこ、閣下はもう一度御者台に上りますね。そこから降りるとき、なかなか素敵にタタっと着地に成功してました。
かなり軽やか。



去年が重かったのか、今回が調子いいのか、定かではありませぬが。次回もできればキビキビ閣下でお願いしたいです(次は5/19マチネ)。



実は、お疲れな顔に見え



2階席からだったので、最初はオペラで祐一郎を凝視してたんですが、メイクのせいなのか、照明か、はたまた年齢によるものか、単にお疲れなのか。



目の下にクマかなぁ ともかく目がお疲れな雰囲気。いやーん!



こんな閣下は見たくないやい、とその後はほとんどオペラは使いませんでした。女優ライト点けてあげてください。いくら黄泉の帝王とはいえ、ちょっと気になりましたヨ。



しかし2幕からは案外持ち直してきたような気もしてます。表情が出てたしなぁ 『悪夢』の閣下は、いい顔してナイフをちゃっちゃと、もてあそんでました。



今年も羽ペンは重要



これ突き刺すんだよう、と『最後通告』でペン片手に登場の閣下。途中手放してシシィを黄泉の世界へと誘いますが、フラれる時はすかさずペンを握りしめ・・・



ビュー!スパッ!



とってもきれいに刺さりました。おめでとう。



フラれて「あぁ!」って感じに片手を上げるのが、妙にオカシくて。ツボに入りそうでコワイ場面です。どうも大袈裟すぎやしないかー。



甘えんぼさんじゃないかも



昨年、どうにも可笑しかった『闇が広がる』の出だし。ささやき声というのか、甘えんぼさん声でした。



むふふ、今回の祐一郎は甘えんぼ声は隠してました。かといって、クールな声とも言い切れないのですが、今回の歌い方のほうがいいと思う。もっとクールな声も希望・・・



衣装



昨年と(たぶん)変わらず。黒いけど微妙にお着替えはしているのよね。



結婚式での司祭に化けた閣下の赤いローブが1番見栄えがして好きです。あとは御者に化けたときのもこもこ毛皮付きコマントもいい。着てみたい。



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