2006/05/08

『エリザベート』5/6ソワレ-2

一路真輝/エリザベート



どの角度から見ても美しくてため息。



あれれ、少女時代の側転がこの回はありませんでした。今日だけかな? 



行きかけたような気もしたけど、次回また見てみます。毎回くるくる側転するのも大変ですよね。



結婚式でトートの操る長いヴェールに引かれるとこ、下手のせり出しぎりぎりに。



司教のフリしてたトート閣下が顔を出すところがちょうど隠れるいい位置、しかし何てキレイな人なんだろうとドキドキしました。デコルテがまぶしいっ



鈴木綜馬/フランツ



近い。オペラなしでフランツの老けモードがよく分かる。幸せ。 
ヒゲの2段活用(チョビヒゲ→もじゃヒゲ)もじっくり見えて嬉しいわ。



ま、年齢的な部分でもチョビヒゲの頃が一番しっくりきてると思われます、声の調子もナチュラルだし。



先月まで機械人間みたいにバルジャン追いかけてたのに、すっかりヨワっちい人に変身してしまうのは、ほんとに驚き。
陛下にもそのしつこさを分けてあげられたらいいのに。



真面目で一生懸命で不器用な陛下~ 君の大失敗はシシィを選んじゃったことだ。



いつもナイトウエアの腰紐のタッセルが立派すぎで、カーテンを括ってるタッセルのようだと思うんですが、これも皇帝陛下のしるし。
カラダが細身なのでタッセルに負けないでほしいです。



エリザベートって見ればみるほど、自分勝手。陛下!目を覚まして!




先日読んだ『レプリーク』’04/7月 の対談にあったのですが。



タカラヅカで鍛えた階段下りのお陰で、一路さんは下を見ずに降りられるのに・・・ よく(特に!)綜馬さんが最後の一段を踏み外してたそうですよー。



で、一路さんがガシッと男らしく陛下の手を掴んであげてたらしい。愛ね~



ここの片方の肩にだけ軍服(でしたっけ)の上着をかける着こなし、素敵。



そうそう、段々悲惨になっていくフランツですが、カテコの笑顔にますますトキメキ。にこにこ笑って一気に若返りをはかります。かわいい。



高嶋政宏/ルキーニ



演技してることも忘れるくらい自分の血肉になってますよね。



帝劇だと上手下手の袖の端からちょっとしたせりだしがありますが、日生にはないのです。という訳で、端っこからの登場は、客席端からの登場に変更されてました。
舞台を注視してるので気づかなかったけど、もしかして普通の客席の扉から入ってきてるの? 



1階奥からだとアタマがかろうじて見える感じなのかなぁ



今日の記念品売りは、A列のお客さんがナイス反応。ちょーだいの手を出してあげたので、ルキーニの「あげないよ」でうまく笑いに。



ルキーニの衣装はボーダーのTシャツだったりして、カジュアルな雰囲気ですけど、結婚式では正装してますよね。で、シシィの着替えを手伝います。



でもって首飾りをポケットに仕舞う仕草が、私やたら好きなんですよ。何ででしょう、バトラーっぽいからかしら、すごく無駄のない動きで見惚れます。ヘン?



浦井健治/青年ルドルフ



やっと、やっと、『ミルク』での浦井くんを確認。ガツガツポットを鳴らし始めると奥なので見えなくて残念、踊ってる姿も見たい。



さてこの回では目が点の衝撃が。



マイヤーリンクでとおーっと踊ってるのを見て、あら今日は動きにキレが足りない。意外と腰から太ももがしっかりしたカラダしているんだなぁ とか思ってましたら、



うーん、トートダンサーにぐるぐる回された後だったか。



ズボンのおしりの縫い目が裂けました



黒系のズボンから見える白いモノに息が止まりそうに
(2秒後に あ、そうよこれは下着じゃなくてシャツの裾だわ、と思う)



この先はどうなるんだっけ、そうそう自殺しちゃうから何とかいけるわ、とおしりばかり気になってしまい。お陰で武田トートが妖しく死の誘惑をしてるのも、見逃しそうになるくらい。邪念のバカバカ。



はっと気づいて、武田トートの横顔と浦井くんの顔を見つつ、がぶりとしたキッス(長いよね、ね~ うっとり)に注目。一度、二度、キッス~。やーん。



身長差問題は浦井くんが腹筋と背筋でブリッジ姿勢をとることで解決です。
この姿勢でロング・キッスですよ、あっぱれ。



歌も踊りも、けっこう丁寧に歌ってたような感じでした。民族主義者たちの台頭で民衆に問いかけようとするルドルフ、切ないな。



『独立運動』の祭り上げられてすっかりその気で馬車に乗るルドの表情もいい! 素直ね。それを面白がって見ているトートがこの時ばかりは憎らしい~



村井国夫/マックス



ぎゃーーっ 家庭教師と不倫、というより・・・、えーと、いちゃつき加減が加速中。
いちゃついてるを超えて・・・えぇぇぇー? 何もそこまでしなくても。



あまりあからさまだと、エリザベートが敬愛する父親像ってのには共感しにくくなるわ。



自分勝手は両親から受け継いだな・・・シシィ。



だけどいい声。



ゾフィー/寿ひずる



去年からとは思えない貫禄です。威厳にもさらに磨きがかかってるし、声の張りも素晴らしい。存在感も増してます。



この手で育てたわ~ 皇帝陛下と呼ばれる日まで~♪



聞くと、じーんとしますけど、これだとシシィたちの子どもは取り上げたけど、フランツは自分で育ってたってことになるのでしょうか。んー。



カテコで、二人のルドルフと素敵な笑顔で登場してくれるのがいいですよね。



フランツに巣立ち宣言される時に、そっとフランツが手にキスを。戸惑って驚いてる皇太后様の顔がなんともいえないショックが現れてて、辛い。自業自得なんだけどね・・・。



プログラム



前回のより、今回のほうがいいです。稽古風景だけじゃなく、稽古場でのオフショット、カメラに向かって笑顔、のものも多くて和みますよ~



惜しいのは、武田トートの衣装はPRに使われてる網のものだけだってことですね。仕方ないのかなぁ 
間に合わないってことでしょうけど、今年の武田トートは来年のプログラムじゃなきゃ見れないじゃないか。腑に落ちない・・・



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