2007/09/01

『レ・ミゼラブル』千秋楽5 緊迫のプリュメ街

この調子でいけば、12月までだってレミの話? 妄想劇場で生きよう・・・・



もう大人よ♪



ここでこんなに切なくなるなんて、私も成長しました。



千秋楽は菊地コゼット。やや感情表現が平たいかなぁと思うけど(他のコゼットに比べたらね)、思いあってる親子なのに、それぞれの暗い過去がいままでの完璧な関係に影を落とし込む場面です。大事です。
ここで2人のすれ違いがあるからこそ、最期にコゼットがバルジャンに感謝と愛を伝えるとこが、とても輝きます。あ・・・いま書いても涙がー! パパ!



緊迫にどきどき



玲奈エポニーヌに一目ぼれのコゼットの屋敷に連れてきてもらった泉見マリウス。泉見くんの歌って感情豊かですが、オケとの連携が素晴らしくて血圧が上がりました。



自己紹介のとこで、膝をポンポン払ってからジャケットをきゅっと直すのは泉見くんですね。そして全身でコゼットへの気持ちを伝えようとする初々しい姿、かわいい。
心は愛に溢れて♪ のイントロが美しく、感動的に入ってきたんですよ。私の心もにじ色。



緊迫するのはテナの一味が襲撃にくるところですけれども、すごい迫力だったのです。まずは、駒田テナが怖かった。で、玲奈ちゃんが必死に大きな声でけちな暮らしさ~♪と歌い始め、ついに悲鳴をキャー! 
いやー、ここでも駒田さん怖かったなぁ このアマなめるな!って自分の娘に言うなんて。下手に玲奈ちゃんをぶっとばしてました。



一味がまだ見えてるうちに、泉見マリと菊地コゼットが手に手を取って走りよって・・・(うう、エポニーヌを考えるとツライですね
奴らは逃げたよ
助けてくれたね、エポニーヌこの子が案内してくれた
誰かの足音/隠れよう♪

隠れちゃうあたりが若いのよねと思うんですけど(勝手に侵入するなんて紳士の振る舞いじゃないし)。素直なコゼットが門扉越しに挨拶するのも、運命の残酷さをわずかな時間で見せてくれます。ひとりさ♪



隠れよう♪までのやりとりが、一瞬の隙もない感じでキャストとオケがぐいぐい緊張してて、息もつかせぬとはこのことか!と。これは泉見くんのドキドキ演技が一番みんなを引っ張ったような感じです。大変だーっていう雰囲気を出すのがうまいのね。



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