☆☆☆★
表題作は、エロマンガ島(バヌアツ共和国)に行って、エロマンガを読む。というゲーム雑誌の企画のために日本を飛び立った三人の男たちの話。タイトルはインパクトがあるけど、物語はとてもまっとうなまとまりが。もう少し文章にリズムがほしいけど、これがゆるゆる企画に合っているのかも。
異色って書いてあるので、これで長嶋有がいいとか、好みじゃないとかいいにくいけど、明るそうでちょっと温かいような『エロマンガ島の三人』とかより、乾いた話『ケージ、アンプル、箱』みたいなほうが好きだった。
表紙イラスト、挿絵は大好きなフジモトマサル。飾っておきたい表紙ー。
0 件のコメント:
コメントを投稿