2007/09/11

『レ・ミゼラブル』8/26昼-4橋本バルジャン

キャストが発表されたときの驚き、嬉しさを思い出しますね。



まさに、NEOバルジャン誕生か! と。ダーティー・バルジャン? とか、囚人時代はさぞ最低な感じだろう・・・などなどなど。そう、ご本人が「ネオ・バルジャンとして!」と言ってましたし。



ところがどっこい。役者さんってすごいなぁ、すごいなぁ。舞台のさとしバルジャンは、とても情に篤く、繊細で、強くて。
いやーーっ パパになってからは、さらに娘☆命。毎回、ハナミズだ涙だと大変な目に遭わされました。



つもりか!!



祐一郎がまたあの地獄へ!で叫んでた感じで、さとしさんは(罪を犯す)つもりか!! が叫びポイント。慟哭の「バルジャンの独白」は、最初に見たときから、バルジャンでした・・・ 余裕ありの演技ではないけど、いっぱいいっぱいとは違った、素晴らしい集中力。



悪そうなバルジャンになるかと思ってましたがー、悪いっていうより、あまりに純粋って感じ。パンを盗んだのも、妹の子のため~♪ で、牢獄ですっかり正しさを見失ってしまったんですね。
で、つばがビュンビュン飛んでくる目の前の司教様からのお言葉を聞いたあと、とても大事そうに燭台が入ったカバンを地面に置くのが印象的でした。



さとしさんはすっごく素敵な声ですよね~。マイラブ祐一郎の美声とはまた違う魅力。この日、黄色い紙を千切って放り投げたときの「生まれ変わるのだーっ!」は、長ーい長ーいだーっ! でした。むふふ、いい声でしたっ



市長だ♪



各バルジャン、ここでの変身っぷりに初見の方などは同じ人だとしばらく気づかないくらいだという・・・
さとし市長殿は髪型も若い感じがしたんですが、気のせいか? 顔がすっきりしてるので(細長いともいう)全体のシルエットも細長い~ きゃーーっカッコいい!



信じられない・・・



禅ジャベが目を丸くしてましたねぇ あんなに細いのに!(たぶん違う・・・) さとしさんは、助けるものはいないのか?と尋ねつつ、最初っから自分でやろうと思ってたぽい。と、思う。だって、市民に振り返りつつ上着に手をかけてますもの。
けっこう乱暴に放り投げるさとしさんが好きでした。えへ。祐一郎は丁寧に放ってるほうかと。



苦悩するさとしバルジャンの姿、ジーザス?といいそうになります。風貌は囚人のときなんかは、そのままエルサレムに行けそうだし。
雑念ってものがなさそうな、修行僧のように見えるときもありました。市長になってからは、特に清貧を貫いてそう、とか、もう勝手に日常を想像する楽しみが1番沸くバルジャンでした。好物はなんだろう?とかさ。



博多に行ってしまったので、私の回想はちびちび続く。



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