2007/09/05

『レ・ミゼラブル』8/26 1禅さんジャベ

博多座の幕があがった。山口バルジャンは3連投、心身ともに健康で2ヶ月間を過ごせますように。小さな事故もありませんように!



私@北国のレミは思い出の中ー。



8/26昼
バルジャン:橋本さとし ジャベール:石川禅
エポニーヌ:坂本真綾 ファンテーヌ:山崎直子 コゼット:富田麻帆
マリウス:小西遼生 アンジョルラス:岸祐二
テナルディエ:三谷六九 テナルディエの妻:瀬戸内美八



禅ジャベ。ついに、初の!



24日の今井バルと禅ジャベで初見となりましたが・・・この日の禅さんのほうが断然すごかったので、禅さんはこちらで。
やはりバルジャン違いで禅さんを見たお友達が、相手によって全然違う!と言っていたので、私が感じた「おとついと同じジャベール?」というのも大ハズレじゃないんだと思います。



キーヨとだと、動きに幅が出なかったのかなぁ? 暴れん坊キーヨバルジャンですが、不測の動きってあまりなさそうですよね。ああ、もっと確かめたかったなぁぁ 禅ジャベ。



顔はちょっとうつむき加減。



ほんの少しだけど、うつむき加減なのでいつも表情には陰が。そして警棒の先は静かに下向きのコワイ男。アイツはいつもどじ!っていうような人には見えなかったです。
キーヨを追いかけてた日(8/24昼)は、かなり怒れる男という印象でした。最初からドロドロした怒りの感情をにじませてる感じ。



ところが橋本バルを追いかけてる禅ジャベは、表面上はとても静かな印象。違いすぎ!で、「違う!」も、怒りよりも・・・えー、なんだろうな怒りすらも通り越して、ただただ犯罪人を追いかけることだけが生きる証って感じ。



なのに、コワイっ



無関心なのか?というくらい基本、無表情なのに、どう見ても心のなかにはマイナス感情がぐるぐると渦巻いているよう。カツカツキビキビとした動きをしてるのに、とても粘着質のものを漂わせて歩いておられます。あぁコワイ。



右手に持った警棒の定位置は、手を下に下ろしたままするっと体の脇に付けたところ。これが基本姿勢です。
岡さまや今さんが、体の前に地面と平行にして(お茶席の扇子みたいだなぁと思う)持つのを見慣れていたので、けっこうびっくりしました。警察ジャベールをカタチじゃなく、態度で見せてくれるなんて、ブラボー! うーむ、さすが禅さん。



・・・7月に、右手をぴょっこりあげて私たちのハートを打ち抜いたときめき☆マリウス(命名はお友達のLちゃん。使わせてもらいましたー)と同じ人間が目の前にいるとは、信じられない~っ 



対決だー。



橋本バルジャン、ばたばた動くわけじゃないけど、セリフに合った動きをうまくやるんですよね。立ちはだかるジャベの前を通って行きかけ(ほんのちょっとだけ、前の進む)と、それにジャベが「嘘をつけ お前みたいな奴!」ってうまく歌がかぶさってくるの。



ここらへんの動きと歌の兼ね合いがやたらと絶妙な橋本×石川コンビ。



バルジャンが、ファンテのベッドを客席側を通ってベッドの頭部、そして椅子がある舞台奥側へと回っていきますがー。禅ジャベは、ほとんど場所を変えていく動きをしなかった気がします。じりじり追い詰めるけど、余裕ありそうでした。



牢獄で(ジャベ)/気をつけろ(バル) ジャベール! 
・・・俺はやるぞ!(バル)



椅子を壊した勢いでやや後退するジャベ、そのまま詰め寄っていくバル。腰を落としていたのに、ファンテに「これだけは誓う~♪」と一生の誓いをしたバルジャンは、椅子の木片もぽいっと捨てて、低めに落としてた腰もまっすぐに。そしてつかつかつかっと前進して、立ちはだかるジャベールを殴って叩きつけ、逃走。



↑ジャベールは捕まえる気、満々でした。倒されたのはとても不本意だったと思う。今ジャベはもう少しバルジャンの怪力に恐れを抱いてた感じでしたけど。



2幕の禅さんはまた明日・・・。



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